私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

紙がなくなるのは大変だ・・・

2008-07-30 21:43:55 | なんということはない日常
株券電子化まであと159日ということで、今日の日経新聞朝刊には全面広告が4ページほどにわたって掲載されていた。

電子化対応には

①電子化がスタートする前に、証券会社を通じてほふりに預託する方法
②紙の株券のまま電子化の日を迎え、発行会社が指定する金融機関につくられる「特別口座」で管理する方法

の二つの方法があり、①か②かどちらかお好きな方を選んでいただいて結構ですが、便利なのは①ですよ~と軽い感じで全面広告では紹介されていた。
が、実際の現場の温度はこんな感じとは全然違うと思う。

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全面広告の内容に嘘はないけれど、特別口座が開設されるのは、ほふりになっていない株券の行き場がないから、仕方なく特別口座が開かれるというニュアンスが非常に強いと思うし、実際キチンと名義書き換えしていれば、株主の権利は守られるだろうけれど、特別口座に入ったままでは売買が出来ない。

ほふりになっていない株券は自分のものだけれど、自由になりませんよ~だから是非ほふりに!というニュアンスで説明されることが普通だし、実際「ほふりになっていないと大変なことになります」というちょっと脅かした感じのパンフレットもあるらしい。(私は実際に確認したことはない。又聞きしただけではあるが、話の詳細からして、かなり信憑性が高い話だと思った。)

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仕事の関係で、どうしても確認しなければならず、証券会社の持株会担当者や信託銀行の証券代行部の人に嫌がられながらも、根掘り葉掘り何度も電話して確認しながらこんな風に感じていたところに、軽い感じの全面広告を目にしたのでちょっと驚いてしまったのだ。

私が確認した内容はちょっとイレギュラーケースだったのだが、一様に担当者の口が重くなり、内容を確認するのが大変だった。
「おっしゃるとおりなんですけれどね~決まっていないんですよ」
「確かにおっしゃるとおりなんですけれどね~本当に決まっていないんですよ」
裏に大きな大人の事情がある問題らしかった。

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株券電子化までは159日だが、北京オリンピックまではあと10日。

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