私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

還魂  第19話

2022-08-29 21:31:48 | 還魂(かんこん) 韓国ドラマ

最終回を前にストーリー展開も慌ただしくなってきた。

結界に閉じ込められて、力を使えば皆が死んでしまうというジレンマを抱えるムドクと、何とかしてここからでなければならないと方法を探るウク、そして誰が魂を入れ替えた人間なのかで疑心暗鬼を生じている宮廷内。

魂を入れ替えた人間に反応する犬を荼毘に付した後の遺骨でその人間をあぶりだそうとする総帥のパフォーマンスに引っかかってしまう王妃。そこにチョヨンンとダングが占いの村で探して来た王妃の命火を消さないために何年も巫女の体の中で生きながらえてきた本物の王妃が戻って来るのだ。

王妃の姿をした巫女と巫女の姿をした王妃の激しい罵り合いだ。刀がぶつかり合う戦いよりもこういう口撃の方が何倍も怖く、そして醜い。

王妃の方は「若い姿が欲しい」という割と短絡的な欲望の成れの果てだが、巫女の方は、ウクの父であるチャン・ガンにより祖先から受け継いだ秘法の呪術が書かれた経典を取り上げられた上に、チャン・ガン本人はその経典から魂の入れ替えを学び、チン家の長女を助けるという名目の元、氷の石を持ち、その魂の入れ替えの術を自ら行っていたのだ。ミイラ取りがミイラになったくせに、自分だけ良い思いをしていると巫女の恨みつらみが止まらない。更に実の弟でありチン家の婿となった弟が自害した事でその怒りは頂点に達するも、その怒りを一身に受けて結界の中にいる者たちが命を落とさないようにしたのはチャン・ガンだ。。。

私はチャン・ガン役のチュ・サンウクが見たくてこのドラマを見ようと思ったのだが、まさかこんな特別出演とは思わなかった。王と魂を入れ替えた者とし暴走しながらも、息子であるウク(チャン・ガンの体を借りているものの、魂的には先代の王の息子ということか・・・)を庇い、王妃とともに最終回の前の見せ場を一手に引き受けて、一瞬にして身体ごと消えるというびっくりするような退場だ。

ウクは当初の思惑通り、すべてを世子の手柄にして自分はムドクと幸せに暮らそうとするのだが、世子は、自分が王になる星の元に生まれた選ばれし者でないことを知っているし、世子のそんな思いを操って再び一発逆転を狙うチン・ムがいる。

呪術と帝王後継者対決が複雑に絡み合って、最終回にもつれ込むんだろう。。。



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