私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

フェイフェイと月の冒険

2021-05-02 19:33:53 | 映画鑑賞

亡き母から聞いた「月で一人恋人を待ち続ける女神チャンウーの物語」を思い出として大切に胸にしまっている少女フェイフェイ。

しかし月餅店を営む父が再婚を考えている事にショックを受け、自らロケットを開発し、母が話してくれた女神チャンウーに会いに行く事にするフェイフェイ。フェイフェイが月で見つけた女神が住む世界では、女神チャンウーは月餅をモチーフにした護衛に守られ、地球上と違ってキラキラと自ら発光する物体たちが活躍する不思議な世界だ。

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フェイフェイが暮らす街は中国ののどかな様子が非常にクオリティ高く描かれているのに、宇宙に行ってからは、カラフルな蛍光色溢れる場面がかなり人工的に描かれている。宇宙空間をどうやったら夢の国にそしてポップな空間に描けるかをチャレンジした結果なのだろう。好みが分かれるかもしれないが、私はそのプヨプヨとした自ら発光するその雰囲気が嫌いではなかった。全く異なった画面の雰囲気を一つの映画で見られるのは楽しいものだ。

ディズニー出身のアニメーター@グレン・キーンが監督故、ディズニーのミュージカルアニメ感満載だ。遊び心もあり、女神チャンウーが歌って踊る様子は、チャイニーズ版k-popかと思うようなパワフルさだし、フェイフェイが自転車の籠にウサギを載せて漕ぐ様子はE.T.へのオマージュだろう。

ストーリーはかなり子ども向けなのだが、音楽も印象的で、ゴールデンウイークに楽しむにはピッタリの映画だった。

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フェイフェイのキャラクターデザインが中国というより若干東南アジア系だったのがちょっと不思議だった。

ムーランとの差別化を考えたのか、それとも子供っぽさを引き出そうとして別のアプローチだったんだろうか。

 

『フェイフェイと月の冒険』予告編2 - Netflix


女の子はなんでもできる!

2021-05-01 20:06:16 | なんということはない日常

子どもの頃、雨の日は幼稚園へ行くのが憂鬱だった。50年以上も昔の事だけれども、今でもはっきり覚えている。

理由はとても単純だった。クラスの中で私だけ黄色の傘と長靴だったからだ。

幼稚園児の私には大問題だった。

皆仲良しの友達と「同じ色の傘だね。」だの「キャラクターが一緒だね」などと賑やかにしているのに、ひとり黄色の傘と長靴で浮いているのだ。

男の子で黄色の長靴の子がいたような気もするが、ちょっとからかい気味に「なんで女なのに黄色なんだ」と聞かれても私も返事のしようがない。むすっとして傘を振り回したりするものだから、乱暴な態度を先生に怒られたりして踏んだり蹴ったりだった。

「女のは赤かピンクの傘と長靴、男の子は青か黒の傘と長靴なのに、私はなんで黄色の傘と長靴なんだろう」

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勿論両親に不満をぶつけた。両親(特に父親は)「黄色だったら、妹でも弟でもおさがりに出来るだろ?赤やピンクの長靴だったら弟にはおさがりに出来ないじゃないか?」と非常に現実的な言葉を幼稚園児の私に返してきた。母からは「女の子だから〇〇とか男の子だから○○なんて決まりはないんだから、そんなのは無視していればいいのよ」とも激励された。

私もそれは分かった。家では「女の子だから○○しなさい」などと言われた事は一度もなかったからだ。

ただ幼稚園では違った。「ゆみこちゃんは女の子なのに黄色の長靴だよ。」などと先生に報告する子がおり、先生も「あら本当ね。」とその子の言葉に返事をするだけで、私に対してはなんのフォローもしてくれなかったからだ。

子どもながらにフォローしてくれない先生に心の中でがっかりして、無視したりしたので、更に先生に良く思われないという悪循環だった。今なら心の内を説明も出来るが、当時はただただ仏頂面をして幼稚園に通っていたはずだ。

あの頃の私にこの本をプレゼントしてあげられたらよかったのに・・・と思う。

 

 

 

 

 


緊急事態宣言下のゴールデンウイーク3日目・・・

2021-05-01 19:38:44 | コロナ禍

東京で1050人感染 2日ぶり千人上回る

夕方から雨風が強くなり、夜空に稲妻が走っているようだが、午前中は非常に天気が良かったので掃除、洗濯と慌ただしく過ごす。

スーパーにも行くことなく過ごしたので、接触者はゼロだった。接触して誰かに迷惑をかけるかもしれない・・・という心配がないのは、一人暮らしのいいところだ。

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ただ、一言も話すことなく1日を過ごしたわけではない。

午前中、掃除と洗濯の合間に、大きな地震にびっくりしながらも、Skypeで韓国語のレッスンを1時間程行う。

2週間に一度のレッスンをSkypeで行うようになってから1年が過ぎた。

当初は「(一度目の)緊急事態宣言が過ぎたら、また会ってカフェでレッスンしよう」などと話していたのだが、

「カフェでも、話している人はあんまりいないよね。コーヒーを飲んでいる人はいるけれど、一人で勉強している人が殆どだよね。」「スタバの横並びの席はパーテーションがあるから話は難しいよね。」「向かい合った席にはパーテーションはないけれども、1時間も話続けるのはやっぱり廻りの人に迷惑だよね」などとなかなか踏ん切りがつかなかった。

そうこうしているうちにあっという間に時間が過ぎ、三度目の緊急事態宣言が出てしまった。

こうなると、カフェで行う対面レッスンを大丈夫と思えるきっかけは何だろうと考え込んでしまう。

「もうワクチンを打ったから大丈夫」と言える時まで、カフェでのレッスンは無理ではないかなと思ったりする。