私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

セブンイレブンスイーツ ホットク あんこ

2023-07-04 21:10:57 | なんということはない日常

韓国屋台のお菓子「ホットク」は、ホットケーキの中に甘い餡が入っている物と紹介されることも多いが、私の印象はシナモンのパンチがなかなか効いている間食のイメージだ。アレンジバージョンも色々あるが、シンプルに甘い餡でシナモンが強めが一番美味しいと思っている。

コンビニで手軽に食べられるのがちょっと嬉しい。

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ホットクをホットケーキにたとえるのは、分かりやすくキャッチーという事なのだとは思うが、ホットケーキと思って口にすると、「皮の雰囲気がかなり違う」という印象を持つ人も多いのではないかと思う。シナモン風味の味推しの方がいいような気がするが、あの街角で焼いている雰囲気を表現したいとなると、街角のホットケーキと言いたくなるんだろうか・・・

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ホットクの「ホ」は漢字の「胡」、トクは韓国語のお餅の事。この「胡」は中国の東方に住んだ異民族の呼称で、ホットクは、中国の「胡」の人々から韓国に伝わったお菓子との意。最近は米粉等のアレンジバージョンもあるようだが、中国の小麦粉圏から伝わったお菓子だから基本系は小麦粉なんだろう。

 


みんなの嘘 第9,10話

2023-07-03 20:53:37 | みんなの噓 韓国ドラマ

投身自殺した新聞社の女性とサンフンが連絡を取り合っていた事を知り、既に埋葬していた彼女の遺体を掘り起こし、再度検視を行う事を独りで決めるテシク。

病弱な母を思い、地方の派出所勤務を申請しているテシクとは状況が違うチーム長は、強く反対するものの、チーム長を飛び越して遺体を掘り起こしたテシク。チーム長も自分よりテシクの方が捜査能力が高い事は分かっているはず。ただ上層部から捜査を止めるように圧力がかかっている事がどんな事なのか分かっており、家族がいる彼は腹をくくる事は出来ないのだ。

ソヒと彼女の行動を洗い出すテシクは、サンフンと彼女が廃線になった駅で本を見ながら話し込んでいた事に興味を持つ。そのほかの書類も探し出す二人だが、手に入れたUSBをチェックしょうとPCに差し込んだもののイン室長はソヒのPCさえもリモートでチェックしており、秘密裏に行動することは殆ど不可能なのだ。もちろんリストは流出してはまずいもので、彼女のPCはクラッシュしてしまう。USBを届けるべく車を走らせる彼女を止めるには交通事故を装うしかない。なんという常套手段・・・


更にチームメンバー達はこっそりと捜査を続けようとするものの、テシク達のチームには監査チームの捜査が入る。投身自殺した女性が調べていた内容は全て新聞社でなかった事にされ、ソヒの父が所属していた政党の党首はソヒの父が亡くなった事で、一気に次期大統領候補と目される。大きなお金が動き、それを逃したくない大きな権力を手にした者たちにとって、一介の警察官など取るに足らないものなのだ。
チームは実質上解体となり、6か月の停職となったテシクだが、見張りの目をかいくぐりソヒとともに調査を継続しようとする。ソヒの記憶に残ったUSBのデータのリストに名前のあった人間を探そうとすると、幼いながら肺がんで命を落とした子どもの遺族にたどり着く。更にソヒは、自分の所属する政党の党首がなんとしても新事業の法案通過に執着していることとその条文の中に土地購入の企業はJQグループと定めている事に気づくのだ。

土地とお金と利権・・・これらを得るためになんとしても情報の流出をなんとしても防がねばならない人間が行うのは、情報を手に入れた人間がそれ以上声を上げられなくすることだ。
そのためには人を殺める事も躊躇している場合ではない。テシクに罪を着せ、まだ未来がある若者の命を奪う事も厭わないのだ。


怪物

2023-07-02 19:29:25 | 映画鑑賞

クリーニング店で働きながら、一人で小学校高学年の息子を育てる母。息子に平凡でも幸せになって欲しい彼女の思いは、息子が学校でいじめを受けているのではという疑いを持った事から大きく揺れ始める。片方だけの靴を履く息子、普段使っている水筒の中になぜか入っていた泥水・・・シングルマザーの彼女を不安にさせるには十分すぎる事象だ。

事情を聞きたい、確認したいという母の思いは、校長をはじめとする教師たちの多くを語らずやる気のない形ばかりの謝罪の前に空回りするばかりだ。「誤解があった」という言葉だけでは分からない息子の学校での様子。

そんな単発的に語られる一つ一つの出来事が、二人の少年の目を通して、連続性を持ち鮮やかな色を持ったエピソードになって語られる後半。それぞれの事象が見る者によって全く違う真実として語られていくのだ。ただ、全員がその出来事に真摯に向き合うか否かは、また別の問題だ。

少年二人が自分たちなりにその出来事に向き合っているのと比べて、周りの大人たちの熱量にはばらつきがある。わざとばらつきがあるように描いているようでもある。勿論全員に熱量が必要なわけでもない。それが現実であるかもしれないが、それでももっと別の描き方もあるのではと思ったりもする。何故校長があんなにも不可解な言動を取るのか。そこに何か意味があるのか。それを見ている私が判断できる情報はあったんだろうか。自分で何かを探すべき映画であることは分かるし、私自身はそれ自体に全く拒否感はないのだが、ただもう少し何かヒントがあっても、・・・と思う部分があった事がちょっと引っかかった。

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諏訪をロケ地にして撮影された映画はとても多いとの事。私が見たことのある映画でも、「白ゆき姫殺人事件」、「俳優 亀岡拓次」は諏訪がロケ地だった。諏訪湖や霧ヶ峰と風光明媚な場所に恵まれ、晴天率の高い諏訪は、撮影と親和性が高いようだ。


個人情報 中国が監視強化する件がちょっとだけ気にかかる・・・

2023-07-01 20:43:10 | 日の目を見ない会社員のブログ

中国、改正「反スパイ法」施行 不透明な邦人拘束に懸念深まる

今日、7月1日、スパイ行為の摘発を強化する改正「反スパイ法」が施行された為、ニュース番組でも取り上げれていたが、会社員として個人的にもっと気になるのは、中国で個人方法を中国国外に持ち出す際の規制が6月から強化された事だ。

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今週の月曜日、反スパイ法の件と一緒に中国が個人情報の国外持ち出しについて強化し始めたという記事が新聞に掲載されていた。

勤務先ではかなり規模は非常に小さいが中国と関係のある部署もあり、私も以前は現地法人と拙い英語でメールのやり取り等する事もあった。そんな事もあって、記事の「個人情報を中国の外に持ち出すには、本人への告知と個別の同意取得をした上で所定のひな型に従った契約を結ぶことが必要」「中国の子会社等が持つ従業員や取引先、顧客等の個人情報を日本の本社の担当者が業務システムを通じて閲覧する場合も域外移転とみなされる」という部分を、どの程度の大きさとどの程度の真剣さでとらえていいのか気になる。

何かのトラブルの渦中に放り込まれたら「名前も住所も年齢も従業員の個人情報ですよ」と言われるのかな・・・・等と、考え過ぎとも思えるような事が気になる。