「あれっ、すごい。見てみん、電線に鳥が、、!」
窓越しに外を覗いてみる
「そんなのはいつものことでは、、、本当だ、すごい」
「いつも、こうだったっけ?」
「注意して見てないからわからないけど、こうじゃなかった気がする」
木曜の朝のルーティン、近所の子どもたちとの小学校への付添のときも
「見てごらん、すごいね」
「ほら、ここに糞のあとが」
「本当だ、よく見るとあちこちに糞のあとがある、気をつけなきゃね!」
不意に、先日の和歌山の水道橋が崩落したのは鳥の糞のせいで腐食が進んだせい
とのニュースが頭に浮かぶ
解説によると、鳥は歯がないから胃のなかの強い酸で食べ物を消化しているとか
その酸の痕跡が糞に残って、金属を腐食させている、、とのことだ
連想は拡がって「電線にスズメが3羽止まってた」歌い出す歌も思い出した
誰だったかな、、志村けんかな、、どうも違うような気がするし、、、
そうか小松政夫か、そうだ、小松政夫だ
そこでググってみると「デンセンマンの電線音頭」という歌だった
以前、豊橋の広小路では夕方になるとムクドリが大量にやってきて
傘をささないと糞攻撃の被害にあいそうになったことがあった
あれはその後どうなったのだろう
どうして鳥が今朝あんなに集まっていたのかわからない
世の中には、わからないことにあふれている
新型コロナの感染者数が急激に減った理由も、実はあまり良くわかっていないらしい
こんな風に、人は現象だけを感じて過ごしていく
まずは平和な一日の始まりだ
感じるだけでは賢くならないけど、ま、いいか