選挙戦が始まって、何をしたら選挙違反になるのかわからない
そこでどうしても及び腰になってしまうが
今回の国政選挙で地元の選挙区以上に気なるところがある
「パーマ屋の息子」対「名家の御曹司」の戦いが展開されている
四国のある県の選挙区だ
彼の娘は「お父さんが総理大臣になったら、絶対世の中は良くなる」
と自信を持って口にしている
政治家は「清濁併せ持つ」ところがないと駄目だと言われるが
彼は正面突破の正直で正論を愚直に訴え続ける
その真っ正直さ故に異端児的な感じを受けるのは
如何に今の政治がおかしなことになっているかの現れだ
この政治家に注目したのは、一部の人には有名なあの映画がきっかけではない
例の「不正統計問題」の国会での質問を見て「これは誰だ?」と驚きを覚えたときだ
冷静で事実に基づき、わかりやすく、論旨もスッキリしていて、
とんでもなく頭の良い人だとびっくりして、名前を忘れないようにインプットした
その後、彼の質問タイムはできる限りネット中継で確認するようにしている
政治家は真っ正直な人よりは、清濁併せ持つ人のほうが良い
とするのは、ある意味そうかも知れないとも思う
だが、人はどうしても楽な方に流れる
その清濁のバランスの判断はいつの間にか崩れてしまう
このバランスを保ち続けるには、全人格的な人間性が重要なポイントとなる
現時点で彼は仲間に恵まれ、誠実正直一本で突っ走れているようだ
つい、頑張れ!と選挙区は違うが応援したくなる
同じ日に新城市では市長の選挙が行われる
ここにも真っ正直な性格で強行突破を目指す人物
(必ずしも政策がベストとは言えなくてもその正直さはわかる)
と、前任者の方向性を継承する人物の戦いが起きている
その二人の戦いは市民の投票の判断基準が「彼らのしてきたこと」
から推察されるより良い方の可能性であれば良いのだが
残念ながらそれを知るにはひと手間以上の時間を要する
(彼ら二人は市議会議員だったので、一般質問とか議決の判断で方向性はわかる)
この手間を市民自身が惜しまずに行い、その上で判断するというのが理想だが
そうしてくれないかな、、と切に思う