大相撲を生で見たことのある人は、みんな同じ印象をもつようだ
テレビではやたらと長く感じる仕切りが
生の現場ではあっけないくらい進んでいくものだと
野球でも似たようなことがあって
テレビでは牽制球などのために鬱陶しく感じる時間が
生で見るとスイスイと進められていくように感じたりする
サッカーではコーナーキックは生の場で得点の匂いをすごく感じるが
テレビではあまり入りそうな気がしない
同じ場面でも生と画像を通しては随分印象が違うということだ
話は飛ぶが、動物園に行って久しぶりにキリンを見た時
「キリンの首は長い!」と当たり前の事実に改めてびっくりしたことがあった
また久しく海を見ていなかった時は「海は水でいっぱいだ」と思ったりした
自分は行ったことはないがピラミッドを見た人は
「でかい!」と改めて実感するらしい
実際にその場を体験するということは、無意識に体全体で何かを感じて取れているのかもしれない
最近、人はあまりにもバーチャルな経験で、全てわかった気になっているのではないか!
と思うことが多い
実体験とか実際にそこに行って見るということは
「百聞は一見に如かず」の諺の通りで、想像以上の情報を得られると思う
ということで、生の体験は大事ということ
何かに驚くという感覚がまだ自分に残っているうちに
行きたいところ、読みたい本、聞きたい音楽は、、
幸いなことにまだある