うーん、これはまた、なんとも面倒くさいルートに入ったな。
すでに、この世界におけるベストシナリオのハッピー・エンドを知ってしまっているから、何が来てもバッド・エンドに決まってるわけだけど、それにしてもねぇ。。。
しかも、これに合わせて
登校地獄の解除
アリカ
エヴァの雪姫化
第9魔法の正体=「ヨルダの御手」
といった、細かいけど宙ぶらりんになっていた、ネギま!の頃も含めての積み残しのネタが扱われるとは・・・、いやはやw
まぁ、どれも後付の設定なんだろうけど。
前回の感想で触れていた「火星の白と金星の黒」の問題は、ヨルダの血脈、という一言でまたさらっと扱われてしまってわからずじまいだけど。
まぁ、「金星の黒」の話は、きっと今後の、ネギ・クローン計画、すなわち刀太製造計画の途中で明らかにされるのだろうけど。だって、金星と火星の両方のバランスが取れた唯一のクローンが刀太のはずだから、それまでに失敗作が多々、あるってことだよね。
しかし、それにしても、今回のネギくんはねー。
ここまで来ると、フェイトの衛宮士郎みたいだよね。
正義の味方になりたがりの、頭がおかしくなった人。
自分だけが世界を救えるという信念がもはや呪いになってしまった人。
エヴァが最後に、お前の幸せはどこにある?と問い詰めたのは当然だし、その問いにそれでも平静を保ちながら返答しているネギくんは、もう十分、狂ってるよなー。
もっとも、千雨が落命した時点で、すでに一回、壊れちゃったんだろうけどね。
むしろ、千雨が命を張ってまで自分のことを救ってくれたのだから、その犠牲に報わなければならない、ってことに執着せざるを得なくて、もはや妄執になってしまったんだろうね。
そうして、むしろ、然るべき「死に場所」を探して、その後の人生?を生きた、と。
だって、さらっと書いてあるけど、40年だよ、40年。
その間、ずっと、地下に潜って魔法の知恵をしかるべき要人に伝えつつ、それを悪用しようとした人たちを返り討ちにあわせてきたんだから。
ほんと、これ、もう狂人のレベルだよ。
良くも悪くも、ネギくんには、常に傍らにセコンド役が必要で、その第1号が明日菜、第2号が千雨、そして第3号がエヴァ、ってことだったわけで。
彼女たちがリミッタとして機能していた。
逆にいうと、物語の構造は全然変わっていない。
もっといえば、ネギくんが全く成長していない。
なんていうか、このネギくんのロボットぶりが、今回の話でなんとも言えないくらい、いやーな気持ちにさせられたところかなぁ。
マジで、ネギくん、君、キモいよ・・・、って感じ。
周りに大勢、そのことを突っ込んでくれる人がいたから、なんとか今までは誤魔化してこれたけど。
そういう意味では、ネギま!も随分、だましだまし書かれた物語だったんだな、って痛感。
まぁ、教訓的に言えば、子どもの主人公が成人した世界はやはり描いてはいけない、ってことかね。
まぁ、次回、第9魔法を発動させて、ネギくんは精神を拉致されるんだろうけど。
どうなるんだろうねー。
そういえば、小太郎はどうしてるんだろう?
不死者じゃないから、もうこの世界で亡くなってるのかね?
あのいかにもヤバイネギの横に彼がいないのはちょっと不思議だった。
あとは、今回ので、エヴァから雪姫へどうして変化したのかも、一応わかった。
エヴァからすれば、最初は、本当にフラフラのネギくんに肩を貸すつもりであのサイズになったのだろうけど、その姿がネギにとってはアリカを思い出させるのと、エヴァにとっては、ネギとの関係をリセットするための一種のアヴァターだったんだろうな。
いわば、エヴァの別人格。
それでもって、あの姿を結局40年あまり使い続け、その結果、ナギへの想いとは別に、ネギへの想いも生まれたし、実際、その想いが徐々に大きくなっていった、ということなんだろうな。
まあ、あの状態でも、この世界の中では、刀太が初恋の相手だったという事実があるから、一応、彼らの「血」に惹かれ続けている、と強弁すれば、三人に懸想しても、まぁ、おかしくはない設定wにはなっているけれど。
ただ、どうなんだろうなぁ。
多分、ネギま!読者の多くは、UQHで明らかにされたネギま!最終回を補完するハッピー・エンドの様子だけが描かればそれで十分で、今回のような話なら、やっぱりUQHのようなアナザーストーリーはいらなかった、というようになる気がするなぁ。
これくらいだったら、まだ、「超鈴音とザジと行くネギま!未来の旅」くらいのスピンオフぐらいで良かったような気がするw
やっぱり、平行世界の話、別の世界線の話、というのは、おしなべて蛇足にしかならない気がする。
いや、ネギとエヴァが出てくれば、そりゃ、話がどうなるかは、気になるよ。
でも、どれを読んでも、結局のところ、これじゃない、という気分に落ち着いてちゃうんだよね。。。
ということで、UQH、この先、どういう形で締めるんだろう?
正直なところ、前回といい今回といい、ネギが出てくると圧倒的に画面が締まるし、そこにエヴァが絡んでくると、もう、全くUQHとは別作品で。
いかにUQHがユルユルのダラダラした展開かがよくわかる。
結局、UQHのキャラって、全く魅力的じゃないんだよな。
そのことをわからせるために、ネギま!のキャラたちが再登場してきているようにすら思える。
今回なら、あやかが一瞬でも出てくると、あー、なるほど、と思うものね。
ネギま!キャラの、キャラとしての厚みをひしひしと感じる。
九郎丸とか三太とか、これだけの厚みを与えられるか?読者に。
キリヱですら、結構微妙な厚みしかないと思うよ。
その意味では、エヴァの存在感も段違いだよね、やっぱり。
ということで、ともかく、次回、どうなるか。
まぁ、悲劇的結末を迎えることだけはもう確定しているから、それをどこまで裏切るか、ってことになるんだけど。
しかしなぁ、やっぱり、あのまま、ネギま!の最終回周辺で、ハッピー・エンドになったナギ救出作戦をちゃんと描いていたら、ネギま!というのは、無理矢理でも、広げた大風呂敷を畳んで大団円を迎えた傑作!というように、普通に称賛されていたと思うんだけどなぁ。もれなくバッド・エンドまでついてくるなら、やっぱ、いらないや、って思っちゃうよ。
すでに、この世界におけるベストシナリオのハッピー・エンドを知ってしまっているから、何が来てもバッド・エンドに決まってるわけだけど、それにしてもねぇ。。。
しかも、これに合わせて
登校地獄の解除
アリカ
エヴァの雪姫化
第9魔法の正体=「ヨルダの御手」
といった、細かいけど宙ぶらりんになっていた、ネギま!の頃も含めての積み残しのネタが扱われるとは・・・、いやはやw
まぁ、どれも後付の設定なんだろうけど。
前回の感想で触れていた「火星の白と金星の黒」の問題は、ヨルダの血脈、という一言でまたさらっと扱われてしまってわからずじまいだけど。
まぁ、「金星の黒」の話は、きっと今後の、ネギ・クローン計画、すなわち刀太製造計画の途中で明らかにされるのだろうけど。だって、金星と火星の両方のバランスが取れた唯一のクローンが刀太のはずだから、それまでに失敗作が多々、あるってことだよね。
しかし、それにしても、今回のネギくんはねー。
ここまで来ると、フェイトの衛宮士郎みたいだよね。
正義の味方になりたがりの、頭がおかしくなった人。
自分だけが世界を救えるという信念がもはや呪いになってしまった人。
エヴァが最後に、お前の幸せはどこにある?と問い詰めたのは当然だし、その問いにそれでも平静を保ちながら返答しているネギくんは、もう十分、狂ってるよなー。
もっとも、千雨が落命した時点で、すでに一回、壊れちゃったんだろうけどね。
むしろ、千雨が命を張ってまで自分のことを救ってくれたのだから、その犠牲に報わなければならない、ってことに執着せざるを得なくて、もはや妄執になってしまったんだろうね。
そうして、むしろ、然るべき「死に場所」を探して、その後の人生?を生きた、と。
だって、さらっと書いてあるけど、40年だよ、40年。
その間、ずっと、地下に潜って魔法の知恵をしかるべき要人に伝えつつ、それを悪用しようとした人たちを返り討ちにあわせてきたんだから。
ほんと、これ、もう狂人のレベルだよ。
良くも悪くも、ネギくんには、常に傍らにセコンド役が必要で、その第1号が明日菜、第2号が千雨、そして第3号がエヴァ、ってことだったわけで。
彼女たちがリミッタとして機能していた。
逆にいうと、物語の構造は全然変わっていない。
もっといえば、ネギくんが全く成長していない。
なんていうか、このネギくんのロボットぶりが、今回の話でなんとも言えないくらい、いやーな気持ちにさせられたところかなぁ。
マジで、ネギくん、君、キモいよ・・・、って感じ。
周りに大勢、そのことを突っ込んでくれる人がいたから、なんとか今までは誤魔化してこれたけど。
そういう意味では、ネギま!も随分、だましだまし書かれた物語だったんだな、って痛感。
まぁ、教訓的に言えば、子どもの主人公が成人した世界はやはり描いてはいけない、ってことかね。
まぁ、次回、第9魔法を発動させて、ネギくんは精神を拉致されるんだろうけど。
どうなるんだろうねー。
そういえば、小太郎はどうしてるんだろう?
不死者じゃないから、もうこの世界で亡くなってるのかね?
あのいかにもヤバイネギの横に彼がいないのはちょっと不思議だった。
あとは、今回ので、エヴァから雪姫へどうして変化したのかも、一応わかった。
エヴァからすれば、最初は、本当にフラフラのネギくんに肩を貸すつもりであのサイズになったのだろうけど、その姿がネギにとってはアリカを思い出させるのと、エヴァにとっては、ネギとの関係をリセットするための一種のアヴァターだったんだろうな。
いわば、エヴァの別人格。
それでもって、あの姿を結局40年あまり使い続け、その結果、ナギへの想いとは別に、ネギへの想いも生まれたし、実際、その想いが徐々に大きくなっていった、ということなんだろうな。
まあ、あの状態でも、この世界の中では、刀太が初恋の相手だったという事実があるから、一応、彼らの「血」に惹かれ続けている、と強弁すれば、三人に懸想しても、まぁ、おかしくはない設定wにはなっているけれど。
ただ、どうなんだろうなぁ。
多分、ネギま!読者の多くは、UQHで明らかにされたネギま!最終回を補完するハッピー・エンドの様子だけが描かればそれで十分で、今回のような話なら、やっぱりUQHのようなアナザーストーリーはいらなかった、というようになる気がするなぁ。
これくらいだったら、まだ、「超鈴音とザジと行くネギま!未来の旅」くらいのスピンオフぐらいで良かったような気がするw
やっぱり、平行世界の話、別の世界線の話、というのは、おしなべて蛇足にしかならない気がする。
いや、ネギとエヴァが出てくれば、そりゃ、話がどうなるかは、気になるよ。
でも、どれを読んでも、結局のところ、これじゃない、という気分に落ち着いてちゃうんだよね。。。
ということで、UQH、この先、どういう形で締めるんだろう?
正直なところ、前回といい今回といい、ネギが出てくると圧倒的に画面が締まるし、そこにエヴァが絡んでくると、もう、全くUQHとは別作品で。
いかにUQHがユルユルのダラダラした展開かがよくわかる。
結局、UQHのキャラって、全く魅力的じゃないんだよな。
そのことをわからせるために、ネギま!のキャラたちが再登場してきているようにすら思える。
今回なら、あやかが一瞬でも出てくると、あー、なるほど、と思うものね。
ネギま!キャラの、キャラとしての厚みをひしひしと感じる。
九郎丸とか三太とか、これだけの厚みを与えられるか?読者に。
キリヱですら、結構微妙な厚みしかないと思うよ。
その意味では、エヴァの存在感も段違いだよね、やっぱり。
ということで、ともかく、次回、どうなるか。
まぁ、悲劇的結末を迎えることだけはもう確定しているから、それをどこまで裏切るか、ってことになるんだけど。
しかしなぁ、やっぱり、あのまま、ネギま!の最終回周辺で、ハッピー・エンドになったナギ救出作戦をちゃんと描いていたら、ネギま!というのは、無理矢理でも、広げた大風呂敷を畳んで大団円を迎えた傑作!というように、普通に称賛されていたと思うんだけどなぁ。もれなくバッド・エンドまでついてくるなら、やっぱ、いらないや、って思っちゃうよ。