BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第119話 感想  エー!?

2016-04-13 11:51:56 | UQH/ネギま!

いや、もうすべて最初のタイトルページのところの、

ネギ、ユエ、のどか、ラカン、アル

の姿に持って行かれたw

あとのページの刀太争奪戦はもうどうでもいい感じw
てか、夏凛、キャラ変わってない?
それと、最近のしつこいキリヱ押しは、みぞれたち三人との間で、乙女の争い、に持っていくための布石だったわけね。
なんとあざとい展開w

ともあれ、そちらのはっちゃけた感じを、全くそんな風にとらせない不穏な描写が冒頭のネギの場面なんだよなぁ。

しかし、これ、一応、宇宙空間だよね。
だとしたら、ネギ以外の人たちは基本的に、始まりの魔法使いが創りだした幻影かなんかなんだろうな。

でないと、ユエとのどかが、昔のままの姿、ってことにはならないものね。
まぁ、このあたりは話が進まないことにはどうにもならないけど。

でも、この感じだと、例の武闘会で、早くもネギ一行が乱入、ってことになりそう。
意外と展開は加速するのかも。

しかし、この感じだとネギがラスボスかぁ。

むしろ、ネギ救済をとっとと進めて、もっと大きな話に進むのかな。

うーん、気になる。

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甲鉄城のカバネリ 第1話 『脅える屍』 感想

2016-04-08 19:05:51 | Weblog
いやー、凄いね。
ようやく、今季、見れる作品が出てきた。
一時はどうなるかと思ってたよ。

とりあえず、絵と音のクオリティは頭3つぐらい抜けてる。
ストーリーは、もちろん、今後だけど、十分期待できそう。

もちろん、監督の経歴からすれば、進撃ルートとギルクラルートの両極端の2つのルートがあるわけだけどw

でも、その意味では、この『カバネリ』は、1クールだというのが、むしろ救いかな。
余計なことはする余裕はないから、加速してガンガン行きそう。
それにそもそもこの先、例の列車で逃避行なのか、理想の地を目指すのか、わからないけど、とにかく一直線に加速していくはず。

だから、物語展開はとてもストレートになるだろうし、その事自体が、この列車設定であからさまに約束されているから、かえって清々しい。

で、進撃のゾンビ版的な設定とかね。

今回の生駒による半ば自死を覚悟したカバネ・ウイルスの撃退過程からすれば、それこそ進撃のエレン同様、ウイルスがもたらす力だけを今後利用するのだろうし。

多分、無名もウイルス感染者、というか、ウイルス能力者なのだろうね。
最後に彼女がカバネと対峙するとき、首のスカーフ?を取り除いたところで目が光った描写とか。

生駒が推測していたように、脳にウイルスが行き着かなければカバネ化はしないようだから、逆に言えば、脳へのウイルスの浸透をコントロールできれば、カバネの力を利用できるということなのだろうね。まぁ、わかんないけどw

でも、無名がウイルス感染者だったからこそ、彼女に対してはウイルス検査をしなかったのだろうしね。

いってしまえば、無名がウイルス能力者1号で、多分、生駒が2号。

そのあたりの秘密も、例の列車で旅を続ける間に、先にその謎に迫った人たちに遭遇したりしてはっきりしてくるのだろうけど。

ただ、カバネ・ウイルスを意図的に脳に浸食させて異能を引き出すのだとしたら、当然、その利用には時間制約があるはずで、どこかで時間制限から来る、ヒリヒリした展開も出てきそう。

ともあれ、無名は兄?に、生駒は(死んだ)妹?に、それぞれ執着をもっており、それが生き抜く原動力になっているところはいいね。

そして、それゆえ、彼らには彼らなりの事情から、目の前の状況を突破しようという意志が垣間見られて。

いやー、そういう葛藤とか、複数の人びとの間の意志や目的の齟齬って、大事だよね、物語展開上は。

だって、みんなしてものわかりが良かったら、そもそもドラマにならないじゃん。

どう見ても、生駒はウザキャラになるのだろうけど、でも、ああいうウザさは、とりあえずは肯定したいけどね。

それぞれの理由を持ちあわせていながら、危機的局面においては連帯する、というのが、お話としてはかっこいいと思うけどな。

まぁ、その点では、たしかに進撃っぽい。

で、進撃の巨人を等身大にしたのがカバネ。
というか、和風ゾンビ。

で、ゾンビものにはつきものの、一体どうしてこのゾンビは生まれてきたのか、という問は、通奏低音として本作でも流れ続けるのだろうな。ちょうど、進撃で、なぜ巨人がつくられたのか、を問うのと同様に。

そういうわけで、実は、この作品は、物語構成からして、王道中の王道。

だから、よっぽどのことをしないかぎり、コケないはず。

それにしてもキャラ原案、美樹本晴彦とは、大御所というか、おっさんというか。
ものすごいのを持ってきたな。

でも、あの線の多さは、今だったらテレビレベルでも表現可能ってことなのだろうな。

てか、無名の動きは、まんま進撃の立体機動だしw
進撃、すごかったなぁ。
早く、続き、やらないかなぁ。

ともあれ、1クールやって劇場版に至る道まで、ほぼ決まったような作品だから、大船に乗ったような気持ちで、楽しみにしたい。

それにしても、主人公二人が、というか、ヒーロー、ヒロインの二人が、聞いたことのないCVというのもいいね。
エレン役の梶をバイプレーヤーに置くのもうまい。
監督のテイストが決まっていると、配役にも説得感が出ていい。
CVも俳優のように扱えるから。
そういう意味でも、大事な作品だと思う。

あと、和風ゾンビ、ってのは、ジャパニメーション的露出を海外にしていくうえでも一つの王道なんだろうなぁ。
スチームパンクの日本版。
あ、それもあって、大御所・美樹本晴彦なのか。

いろいろと納得の布陣w

次回が楽しみだ!


(追記)

いきなり追記だがw

カバネ・ウイルスの能力者のことが「カバネリ」らしいw

ヒトとカバネの間にある存在。

いやー、まんまだけどねw


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絶対ナル孤独者 第3巻 ― 凝結者 The Trancer ― 感想

2016-04-04 10:40:30 | SAO/AW
すっかり忘れていた川原礫のもう一つのシリーズ。
忘れていた分、あ、出てるんだって気づいたら、あれよあれよというまに一気読み。
もしかして、もはやSAOやAWよりも面白い?

・・・というわけで、まずはスペース、空けときます。


































































ともかく、今回は

「ミノルくんがなんだかラノベの主人公みたいになってきている……!」

という、作者あとがきが全てかなぁ。

てか、読者の感想先取りするなよ(苦笑 !  

でも、なんていうか、AW初期の頃の面白さを髣髴とさせる展開で。
やっぱり主人公が、自分の役割を自覚して積極的行動に転じる、という場面は読んでていいねー。胸熱だよw

もっとも、そんな通過儀礼は、どの話も一回きりの儀式なので、ここで使ってしまったら、あとはどれだけ、この後の展開を加速させて、敵である(ということになっている)《組織》の片鱗をちらつかせていくかによるよね。

あきらかにリキダイザーにしても、ミノルのアイソレータにしても、能力がチート過ぎ。

ていうか、ミノルが《殻》の潜在能力を開花させようと右手を叩きつけているところは、まんま、AWのシルバー・クロウの心意技の特訓そのものだし、自らの力に目覚めたミノルに瀕死のスウが投げかけた「希望」という言葉も、そのままAWじゃないか、ということで、要所要所の展開が、まんまAWじゃん!、とは思ったけどね。

このあたりは、マンネリととるか、わかってやってる作者の様式美ととるかで、評価は分かれそうだけどね(苦笑

今回は許容範囲w

にしても、スウのキャラはよかった。

最後にいきなり(一時?)退場してしまったのがなんだけど、これはなんとか戦列復帰してほしいかなぁ。アクセラレータよりもずっといいよ。

まぁ、アクセラレータみたいのとスウみたいのをダブルヒロインとして振り分けるのも、また作者の様式美ということで。

もっともよくよく考えれば、この《絶対ナル》の世界は、SAOやAWが背景として使ったVRMMORPGの世界を、アバターとリアルという具合に2つの世界に振り分けるのではなく、一つの世界として扱ってしまおう、ということだよね。

で、そのもっともらしさを近年の「現代物理学」の知見を盛り込むことで確保しようとしている。

その意味では、これは川原礫版の『魔法科高校の劣等生』でもあるわけで。

なぜなら、物理学的説明のもとで、超常現象を正当化するわけだから。

で、お兄様と違うのは、川原礫の場合、そうした「超常の力」を与えた創造者はどこか別の世界にいる、ということで。

《絶対ナル》の世界でいえば、一応、宇宙からの飛来物、ということになっているから、SAOの茅場晶彦ポジションのゲーマスポジションにいるのが、一応、宇宙人?ということになっている。

でも、このあたりはまだ本当にそうかはわからないよね。

で、とにかく、地表では《特科》と《組織》の小競り合いが続き、そことは違う次元でそんな争いをそもそも生み出した創造者=ゲーマスの存在の探求が背後に常に控えるようになる。

そういう意味では、ホントAWの焼き直しだよね、《絶対ナル》は。

もっとも、これはAWの感想で何度も書いてきたことだけど、アバターの世界とリアルの世界の2つの世界を往復するという設定は、巻が進むにつれて、うっとおしいものになっていかざるをえない。

なぜなら、どうしたって登場人物の数が増えていくので、その増えた分、必ず2つの新しい世界を描かなければならないから。実際、AWのここのところの間延び感といったら半端ないから。

それに対して、《絶対ナル》の世界は、とにかく2つの世界にわけずに、一つの世界に統合して話をさくさく進めるために、ITとは異なる理屈として物理学をもってきた。

ただ、そうすると、ほとんどジョジョのスタンド対決みたいな話になってしまうんだけどねw

リキダイザーの攻撃なんて、スタンド能力の応用に近いしねw

そういうありきたりの展開をどう避けるかが、川原礫の勝負どころなんだろうな。

そう思うと、冒頭で付け加えられた「原発事故後の世界」という《微パラレル》設定も、この世界を強制的にSAOやAWとは異なる、断絶のある世界なんだということを強調するために出してきた方便なんだろうな、と思う。

ロボットというギミックの登場もね。

なんたって、SAOなんて2000年代初頭に書かれたものだから、設定だけでいったら、もう十数年前のものになってしまう。

もちろん、現実の技術はようやくVRが出てきたところだから、これからSAOの世界がリアルになるということなのだけど。

でも、現実になったら、絶対想像の方が負けるので、それとは違う世界に「加速」して乗り込まないと、即座に陳腐化してしまう。

そのための、設定がMMORPGから現代物理学への転換なんだと思う。

で、その背景的ギミックを外せば、物語の中身は恐ろしいくらい川原礫節でw

なにしろ、能力の発動条件が、その人が過去に抱えた「トラウマ」だからね。
それ、AWのまんまじゃん!

もっとも、こんかいの《殻》の能力拡張のきっかけを考えると、トラウマをむしろ、その人に固有の個性の発動条件に転用しようとしているようには見えるから、ちょっと捻りが加えられるのかもしれないけれど。

ともあれ、まとめていえば、AWの抱える物語上の問題点をいろいろと解除して、すっきりさせたものが、この《アイソレータ》の物語のように思える。

まぁ、だから、ミノルはラノベの主人公、してしまうのだけどw

となると、ミノルがどのタイミングで闇堕ちするかだよなぁ、次のステージは。

今回の戦闘で、スウを傷つけることが想定されているにもかかわらず、その事実を告げずに任務につけられたことに対して、相当ミノルは憤ってしまったようだから、そのあたりの《特科》への不信感が、次巻以降の物語の鍵になるのだろうなぁ。

ともあれ、1巻を読んだ時はどうしようかと思ったけど、3巻で化けたね、この物語は。

なので、もはやかつて書いたものの、予定調和の消化試合にしかなっていないSAOを書くよりも、この《アイソレータ》の物語を、勢いがあるうちに書いたほうが作者的にもいいんじゃないかな。

SAOには固定ファンがわんさかいるから、多少、出版が滞っても待ってくれるでしょ。

AWにしても、相当モタモタした展開になっているので、《アイソレータ》の方で「加速」したほうが受けもいいと思うんだよね。残念ながら、AWはもうSAOのようには新規ファンを開拓できそうには思えないから。

あ、でも、もしかしたら、AWの世界の秘密に、SAOのアンダーワールドだけでなく、《アイソレータ》の世界の話も関わってくる、というような超展開もあるのかもしれない。

だとしたら、三作が歩調を合わせて進むという方向もあるのかも。

ただ、その場合、4巻はまた来春ってことだよねぇ。。。

でも、スウとオリヴィーがどうなったのか、気になるのだ。
早く続刊を望む!

てか、SAOはもう飽きちゃったんだよなぁ。正直なところw

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