BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第15話 『俺の妹がこれで最終回なわけがない』

2011-05-31 15:56:15 | おれいも
いい終わり方だよね。

実は、前の14話の配信からの間、原作のラノベにも手を出してしまっていて、あろうことか、この最終話の部分(5巻の四章)は一昨日読んだばかりだったw

いやー、15話の配信時期を知っていたら、読まずに済ませたところだけど、失敗したw

幾つかちょっと違うかなと思うところはあるけれど、基本的には原作通りの最終回じゃないかな。

桐乃が落ち込んだところを京介がLAまで迎えに行く。
それだけの話なのだが、全話までの黒猫ターンがある分、桐乃と京介の気持ちが深まる。
というか、これだけ見ると、黒猫がかませ犬のようにも見えるわけだけど、まぁ、それはご愛嬌。

いい最終話ではないか、ということになる。

・・・なんだけど、まぁ、タイトルにあるとおり、「最終回なわけがない」ということで、多分、第二期はやるのだろうね。

桐乃が不在の間というのは、要するに京介が黒猫らと独自に親交を深める場であったわけで、この先、新たな人間関係の距離感のもとで、物語を進めていくことになるのだろうから。

ちなみに、原作は6巻までしか読んでいない。7巻、8巻はこれから。

と、原作のことを言っておきながらなんだけど、このお話は、原作よりもアニメのほうが全然いい。

だから、第二期があるなら、この先読まないほうがいいのかもしれない。

いや単純に京介の印象が原作とアニメでは全然異なっていて、アニメから入った方からすると、京介の内面や心の叫びはアニメぐらいのもので丁度いい感じ。原作は正直、京介の語りは鬱陶しい。桐乃じゃないけど「ウザイ」w

というのを、この最終話を見ながら思ったのだった。
ということで、7巻、8巻、どうするかなぁ~。

逆に言うと、アニメは上手く演出してると思うし、多分にそれぞれのキャラのCVの人たちの演技や(彼らの過去の作品で演じた)雰囲気で上手くアレンジされているのだと思う。

ということで、CVを中心にした劇団の演目としてアニメを見る、というのも一つの方法なんだな、と強く感じたところ。

とまれ、第二期が始まったら、きっと観るのだろうな。
それぞれのキャラが勝手に動いてくれそうな予感がして、単純に楽しいんだよね。

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花咲くいろは 第9話 『喜翆荘の一番長い日』 + 岡田麿里無双をちょっと

2011-05-30 10:51:40 | Weblog
うむ、盛り上がってきたね。
末脚を示す、というには、本作は2クールだから、9話でこれ、というのは十分速いと思うけど。

何がうまいかって、緒花視点ではバラバラにみえていた喜翆荘が、女将さんの不在によって求心力を取り戻し、再び緒花視点で見て、十分な結束を得て「一番長い日」を首尾よく乗り切る。

その一方で、緒花を中心にして、徹やコウを介した「人間関係」の不安定要素が埋め込まれた、ということで。

とりわけ、コウの一件は、視聴者だけが知っていることなので、当然この先、見る側をそわそわさせる要素になる。

簡単にいうと、一旦結束したようにみえた作中の人間関係が、今後、ある一件で瓦解する可能性をもった、ということで。ドラマとしては王道展開w

同じ岡田麿里による脚本/構成の『あの花』であれば、ここまでが「超平和バスターズ」が結束していた頃の話で、その心が散ってしまったところから『あの花』の第一話が始まる、という感じ。

そういう意味では『いろは』と『あの花』とでうまくバランスが取れてることになる。

それにしても今期は岡田麿里無双だな、全く。

ちょうど今でてる『Cut』に彼女のインタビューが出てるけど、脚本というレベルで見ることを普通にさせてくれる点で、彼女の存在は大きいと思う。

一つ一つの作品を見れば、割と古典的なドラマや演劇の脚本に近いと思うので、彼女だけにこれだけ注目が集まってしまうのはどうなのか、という気もするのだけれど、それはさておき、彼女をきっかけにアニメの脚本も脚本家として普通に語られるようになるのがいいと思う。

ただ、映像作品で脚本家に注目が集まる時というのは、その映像ジャンルの物語が紋切り型になっただけでなく、他の映像を構成する要素も月並みになってしまったときなんだよね。

テレビドラマであれば、野島伸司、北川悦吏子、宮藤官九郎、等々。

出演者が人気アイドルでほとんど変わらない、とか、舞台が東京で変わらない、とか、映像的にお金をかけられないから大して変わらない、とか。そういう時に、脚本家に注目が集まる。ストーリーの安定さなり新奇さなりを期待することができるから。

同じように新機軸を示せるのなら、堤幸彦のような映像の方の新奇さでもいいのだけど。

で、何を言いたかったというと、岡田麿里無双の背景には、アニメ表現自体がちょっと煮詰まってきてるってこともあるのかもしれない。それは『いろは』の8話にあったサバゲーのようなエピソードの挿入を見ると感じる。そういう要素もないとアニメとしては視聴を引っ張ることができない。あるいはBDを買ってもらえない、とか。その中で脚本で何とか物語を立ち上げる。

・・・とちょっと、脇道にそれてしまったけど、『いろは』はその意味では、次回以降がやはり楽しみ。今までは序章に過ぎなくて、ようやく作品内世界の登場人物の関係性や彼らを取り巻くメカニズムが説明されたから。ここから先は、そうしたゲームのルールを視聴者の方も共有しながら、さて次回はどうなるのかな、と多少なりともあれこれ次の展開を考えて見ていくような気がするから。

『あの花』とあわせて、いい感じに物語が動き始めた気がする。

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魔法先生ネギま! 326時間目 『目覚めのフェイト』

2011-05-25 16:03:31 | UQH/ネギま!
あれれ、これはもしかして、フェイトはいい奴だったフラグかな?

ちょっと後出しジャンケンっぽい気がするものの、ラカンとの拳のやり取りだけで人間っぽくなったような描写に疑問を感じていた者としては、なるほど、と思わせる展開。

まぁ、回想シーンでなるほどねぇ・・・と思わせるのは『ワンピ』的王道展開として納得しようw

というか、「フェイト=運命」という彼の呼称(自称)にも彼なりの「人間を志向する」意志が込められている、ということなわけだ、なるほど。

しかし、今回は細かいところでいろいろとネギま!世界の背景に関する情報も出されていたね。

ゼクトたちが逃げ出した先は「地球」で、そこでは純然たる魔法世界の住人であるラカンはやって来ることができない。

じゃ、そこで仮初にも実体化できるアルはどうして?ということになる。
アリカの腰に本の姿をとっていること自体、妙に精霊風ではないかw とかね。

それをいったら、地球でも実体化できるフェイトたちはどうして?ということになる。造物主が魔法世界も作ったのだとすると、それとは異なる「設計思想」で創り上げられた、と考えたほうがいいわけでしょ。

となると、同じく造物主が手をかけたことになっている、エヴァの誕生も関係してるのだろうな。というか、エヴァの「氷の魔法」も使っているのがいたね、17だっけ?

というか、地球での実体化は気になる。
だって魔法世界の問題は「実体」のなさ、なわけでしょ。
で、それが可能な人造生命体ってよくよく考えたら凄いことで。
要するに人間そっくりなロボットなわけで、茶々丸の先行機種ともいえる。
だとすれば、吸血鬼エヴァは、いわば改造人間なわけでしょ。

あとは大戦から8年後ということは、この頃にはネギは生まれていたのかな?
このあたりのタイミングも気になるところ。
地球が舞台なのに、詠春がいないのもね。

さらに、この時点で、墓守の主、はどこにいたのか。

この間33巻見直していたら、墓守の主はポヨと旧知の仲だ、と言ってるところをみつけて、そうなると、魔族はおそらく最初から魔法世界の話に絡んでるわけだよね。

そして、地球編の魔族といえば京都のフェイト初登場の頃からの話でしょ。

この「魔」がどう絡んでくるのか。

それにしても、フェイトが気づかないうちにナギの薫陶を受けていたかも?という展開は、続きを待つしかないが、ビミョー。

フェイトがネギに固執するのが、ナギの息子だからという要素も垣間見えるからで。

ある意味で、フェイトが、僕こそはナギの意志を継いでいる、つまりはナギの子供だ、というふうに勝手に思ってしまう展開もあるように思えるからで。

精神的養子が現実の嫡男に嫉妬する、みたいな内面になると、
それはちょっとねぇー、と思う。

しかし、栞は思っていた以上に、重要な役回りになってきたね。
さすがは、明日菜の黒子を行うだけのことはある、ってことなのだろうか。

あれ、でも、栞がいるってことは、今回の終わりは魔法世界だったってこと?

となると、最初の地球の場面では、一体何をやっていたのだろう?

結局、謎の幾つかは解明されたものの、ここにきて、更に新たな謎も登場してくる。

ともあれ、こういう展開だと、逆にネギま!はしばらく終わらないのかな、もしかして?、という気分にもなってくる。

とにかく、フェイトが自らを「フェイト」と名乗るようになるくだりが、おそらくはこの回想編の肝だろう。その事件の描写を心して待ちたいと思う。

この調子で行ってくれーw

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魔法先生ネギま! 造物主=始まりの魔法使いについて

2011-05-22 22:11:35 | UQH/ネギま!
34巻が出たのでちょっと前の巻も読み直していたのだけど、
この先は、やはり造物主=始まりの魔法使い、が誰か、ってことに焦点が当たるのだろうな。

前の巻の描写で行くと、

ナギが、イケメン造物主を倒して、
でも、その魂か何かがゼクトに憑依?して、
造物主としてフェイトを起動した。

で、そのゼクト造物主を多分10年前にナギが突き止めて、また倒した。
ただし、その時からナギの消息が不明である、ということからすれば、
その造物主魂が今度はナギに憑依した、と考えるの妥当なのだろうな。

ただ、ナギ自身は、前回、イケメンからゼクトに憑依するさまを見ていたから、
憑依後のことを考えて、封印ないし凍結の手立てを考えていて、
それをアルに委ねていた。

そのアルが麻帆良学園の世界樹の下にナギを封印した、ということか。

ただ、そうなるとわからないのは、

もしもアルが封印をしたのであれば、何故、そのことをネギには伝えなかったのか。

多分、魔法世界にネギをやることで、ネギの魔法力のアップを期待したかったから、
ということなのかもしれない。

そうすると、ラカンと偽エヴァによる闇の魔法の特訓も理解可能。

また、ナギが造物主として麻帆良学園地下に封印されているというのであれば、
万が一のために、エヴァを麻帆良学園に縛り付ける形でナギが魔法をかけたことも理解できる。

とはいえ、そうなるとわからないのは、エヴァが倒したといっている、
彼女をヴァンパイアにした人物が誰だったのか、ということ。

イケメン造物主よりも更に前だから、イケメン造物主とは異なる人物でないといけない。

それから、やはり気になるのは魔族の存在。
それは、そのまま、ザジやポヨの話にも繋がる。

うーん、だから、実は、物語の向かう先は大分はっきりしてきてはいるのだけど、
その一方で、わからないまま放置されている伏線的疑問も結構残っている。



● 魔族の関わり 特にザジ、ポヨは誰の意志で登場しているのか

● エヴァのヴァンパイア化の目的はなんだったのか

● 魔族がネギの村を襲ったのはどういう経緯からか

● ネカネが明日香似なのは全くの偶然なのか というかネカネとは誰なのか

● フェイトの登場が京都だったのはなぜか

● その後、魔族がネギたちを襲いに麻帆良学園にやってきたのはなぜか。誰の差し金か

● 超鈴音は関わってこないのか 茶々丸の「空飛び猫」はどうやって届いたのか

● 超はどうしてネギの時代にやってきたのか 造物主が誕生する時代にやってきてもよかったのではないか

● パクティオカードやアーティファクトは誰が作ったのか どうやって送られてくるのか

● フェイトらが封印された造物主を復活させようとしているのは何故か

● フェイトらはどうして人間を傷つけるのを禁忌としているのか


などなど。


むしろわからないことが増えてきている感じで、これだけの内容を投げっぱなしのまま、果たしてネギま!は終われるのだろうか、という疑問も生まれてきている。

というか、そもそもネギ君はどうやって魔法世界崩壊を救おうとするのか。
実証実験は済んでいる、というのだから後は規模を大きくして実行するだけなのだろうし。


そうそう、ユエの記憶はいつになったら完全に戻るのか。
彼女の記憶が完全に戻らないのは、何か、物語進行上の意図があるのか。

というか、魔法世界を救う方法まで考えてしまえるネギが、ユエの記憶喪失についてノータッチなのってかえって変じゃない?と前から思っているのだけどね。

34巻を読んで、フェイト襲撃作戦時のユエや、まきえとともに風のアーウエルンクスに対峙するときのユエを見ると、本当に魔法少女になってしまっていて、多分、魔法世界編に入って彼女の変貌が最も著しいように思えて、そこに何らかの意図があるようにしか思えないのだよね。もはや、魔法使いとしては、ユエの方がアーニャよりもはるかに上でしょ、きっと。

裏返すと、何がどうなったら、ユエは記憶を完全復活させるのだろうか? ってこと。

ここまで引っ張ったら何だかわからないうちに、勢いで戻ってました、なんてことにはならないと思うんだよね。

ユエの記憶回復が何らかの意味で魔法世界編の物語の収束に関わるのだと思いたいところ。

考えられるのは、やはり超のことだよね。

超編の時に、ユエは最後までネギに可能性を説いたわけだから、その時の記憶が戻ると魔法世界において不都合なことが起こるのではないか・・・とか。

とにかく、投げっぱなしのまま終わることだけはやめてほしいな。

しかし、魔法世界編はだいたい20巻ぐらいから始まってるから、このままでいくと、15から16巻は費やすパートになるので、どこまで物語全体の真相を明らかにするのか気になるところ。

その一方で確かに15巻も引っ張ったらさすがにそろそろ終わらせないと物語的にはキツイってこともあるよね。

だから、魔法世界編は終わらせるとしても、その後の話を是非とも続けてほしいな。

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魔法先生ネギま! 325時間目 『決着は今!!』

2011-05-18 15:55:21 | UQH/ネギま!
あれれ、フェイトがデレたw なんだかなー。

友達になることが既に公表されているところで拳をぶつけ合ってもなー。

そして、まさかのフェイト、回想シーンへw
うーん。

栞をフェイトとネギのメッセンジャーとして位置づけたのはいい。
でも、今回は、それくらいかな。

フェイト側にも、栞のような子がネギの側からついて(例えば、のどか)、栞がフェイトについて与えた印象と同じようなことがフェイトにもあったら、
今回のような描写も何となく分かるのだけど、
フェイトが捕まえたのが、明日菜とアーニャじゃなぁ・・・。

でも、そういうタメ的な描写がないと、フェイトが単なるツンデレにしかみえない。
ということは、ツンデレというキャラ属性でフェイトを解釈せぇ、と言われることになる。
それもなぁー。

フェイトについては、ネギまの中では例外的に多くの描写が今まで与えられてきたのだから、そういう機会があってもよかったと思うのだよね。

それが、ラカンと拳を交えたくらいで納得されてもね。
そりゃ、気分でしかないでしょ。

ホントはのどかあたりが、いどのえにっきの無効化も含めて、フェイトに拉致られてもよかったと思うのだけど、のどかの能力は相当万能だから、やはりネギ側の物語を進める上で必要だった、ってことだよね。

となると、もう少し明日菜が賢かったからw ってことになる。

いや、この展開は正直不完全燃焼に思うところが多いので、次回以降のフェイト回想回で、もう少し、このフェイトのツンデレぶりの理由を明確にして欲しいところかな。

もっとも、次回以降の狙いは、

造物主、墓所の主、ゼクト、ナギ、らの関係の描写が中心になるだろうから、あまり期待できないかもしれないけれど。

というか、造物主の性格づけなり目的意識なりを明確にしてくれて、その上で、魔法世界創造やエヴァ吸血鬼化という、造物主が示した一種の「狂気」に迫る話になってほしい。

そうそう、ナギを評して、人間はバカな方がいい、真っすぐ前に進むのがいい、というのはどうなんだろうね。いや、単純にそれじゃ、ナギ、あんまりじゃないかw、とかね。

フェイトじゃなくても、ナギ―ネギに繋がる「真っすぐ前だけ見る」という姿勢にはどん引きしたくなるところもあるんだけどね。

というか、ネギはむしろ、悩み続けるキャラだからこそ、面白みがあったはずなのだけど。
ラカンや(偽)エヴァが消えたあたりから、ネギが悩まないキャラになったのは残念。
ネギの悩むキャラをフェイトが引き受けてしまってるところもね。

実は、こうしたあたりも、ネギまのストーリーが単調に思えてきた理由の一つだと思う。

ネギは悩む、いつまでもウジウジしてる。
でも、まわりの面々が叱咤激励して、それがあってやっと前に進める。
力ではなく、知恵がネギの魅力だったはずだと思うのだけど、
魔法世界に来てから、さすがに強くなりすぎた。

判断力の点では、ギリギリ千雨のビンタが必要になるものの、
力の点では、楓や刹那すら届かないところに到達したことになってしまって、
これでは、ネギがひたすら独白でも続けない限り、彼の内面は覗けない。

そういう意味では、とっととフェイトとのじゃれ合いを終わらせて、
まずは、エヴァあたりにネギが罵倒される場面に移って欲しいところ。

さすがに、この上、エヴァまでデレたりしたらアウトだと思うのだが。。。
あー、でもそういう展開もあるのかもねー。

誰か、盛大にネギを叱ってやってくれなイカw

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魔法先生ネギま! 34巻 感想

2011-05-17 14:34:29 | UQH/ネギま!
気がついたら34巻が出ていた。
もちろん、連載で読んでいたから、まだ、ざっと見ただけだけど、
とはいえ、よく見ると、306時間目とか、308時間目とか、に、
今連載で焦点が当たってきた「造物主」まわりのこと触れられているのね。
あと、「墓所の主」とか。

造物主については、306時間目でデュナミスが気付いているようだけど、
闇の魔法(マギア・エレベア)が造物主に連なる魔法技と言ってるわけで、
これで、

造物主―エヴァ

のラインが強くあるということだよね。
むしろ、闇の魔法は、造物主に吸血鬼にされた直後に、エヴァが造物主から学んだものなのかもしれない。

そして、この造物主の覚醒が、デュナミスらの今回の「リライト」作戦の目的の一つであることも発言されていたから、明日の325時間目では、そのあたりも絡んでくるのだろうか。

あと、墓所の主については、老婆or少女というのがあって、感じではアリカ、明日菜の母?なのかね。ネギはネギなりの直感でそう感じたようだけど。

しかし、まとまって読むと、ネギが一時退場せざるを得なくなったところからの、小太郎や楓らによるフェイト奇襲作戦のくだりは、やはりいいね。互いの能力を補いあいながら、最大限のパフォーマンスを示そうとしているところが。

とりわけ、ビーやユーナや茶々丸らによる「献身」の部分は素晴らしい。感動的。

それだけに、やっぱり、ネギの復活が、なんとも言えないくらいに安易で超残念。

そもそもあのナギやらラカンやらがいる空間が一体どこなのか、もよくわからないし。ネギの心象風景というのでは、単にネギが自縄自縛であっただけのことになって、なんだかね(もちろん、その解釈もあり得るのだけど)。

闇の魔法や造物主に繋がるようなヒントが背景とかセリフにあるのかなと思ってみたけど、どうもそういうのもないし。

ということで、素直に連載を待つしかないだろうか。

それにしても、造物主って何なんだろう。というか、誰なんだろう。
いや、ナギとかアリカとかがそこに関わっていることはほぼ自明だし、
エヴァとの因縁もあるから。

あー、そういう意味では、「造物主」については千雨が何だか一人で納得してた。

どうやら、魔法世界の真相究明+新救済法の紹介のパートでは、千雨が水先案内人、というか、ネギとの間でやり取りしながら、説明役やツッコミ役を担う感じのようだ。

ある意味、魔法世界に来て何もパワーアップしてない稀有なる存在wである千雨が、しかし、その洞察力で、最後の秘密の解明に一役買う・・・なんて展開は、ちょっと期待したいかな。

まぁ、明日菜がああなってるから、千雨はネギお目付け役の代理ヒロインなわけだが、しかし、代理も長くなると本物になるかも。すっかり、ネギをビンタする役は千雨だからな。

そうそう、最後に謎として示されていた、栞のパクティオーカードの能力は気になるね。
いまだ明らかにされていないというのは、イザ!ここで!!! って時に開陳されるのだろうな。

そういえば、アキラはパクティオーしたのだろうか。

ま、いいや、明日の連載を待とう。

とにかく、終わりが近いことは明白だからなぁ。。。

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魔法先生ネギま! 324時間目 『明かされた秘密!!』

2011-05-11 20:25:41 | UQH/ネギま!
うーん、全てを「造物主」に丸投げ! で来たかぁ。。。

もうちょっと粘って欲しかったなぁ。

というか、一ヶ月待ってこれかぁ。

これは、もう最終章どころか、終了まっしぐらじゃない。

魔族はこの先絶対関わると思ったけど、これじゃ直球過ぎだよね。

●造物主は、魔法世界を作った
●造物主は、エヴァのような魔族を人間から作ることを試みた。
●造物主は、不滅の存在として世界樹の下で眠っている。というか、多分凍結させられている。
●造物主は、一人の英雄の犠牲によって眠っている。で、どう考えても、この英雄はナギ。それは、アルが「ナギは生きている」と言っていたわけだから。

要するに、造物主が魔族も魔法世界も何かも作って、葬ろうと思って死なない。というか、多分、何か人間を依代にして生き残るような、霊体みたいなもんなんだろうね。

で、とにかく、その生き残りにはナギが関わっている。その場合、血筋からいってアリカが依代になって発現しそうになったのを、ナギの力で眠らせてる、ということかもね。

で、アルがこの「秘密」を知っていて世界樹の下に陣取っていたのであれば、彼がネギを魔法世界に行かせたのも、あるいは、ラカンがネギに闇の魔法の特訓をさせたのも、この造物主と対峙させるためのシナリオだった、という可能性はかなり高い。

加えて、魔族がこのような形で関わってくるなら、龍宮や刹那による半魔族の戦いがここまで全く描写されなかったのがわかる。

というか、描写しないで、いきなり造物主をエヴァをヴァンパイア化の張本人として登場させてしまったところが、ネギま終了を急いでいるように見えるポイント。

だって、回数をかせぐなら、刹那たちの話を進めた上で、いや、実は造物主がエヴァの創造者でもあったのよ、というネタバレでもよかったはずだから。

何が言いたいかというと、要するに、エヴァ的存在、あるいは、既にネギもそうなってるのかもしれないけど、魔族と人間の融合形態のような存在が、魔法世界崩壊の準備としての一つの方策だった、ってことでしょ。

そうすると、造物主自身が、偶然生まれた天然の魔族と人間のハーフとかいう設定も出てきそうだけど。

ともあれ、造物主が魔法世界とエヴァ誕生の両方の張本人であるなら、ネギの闇化など納得出来ることは増えてくる。

今回のその他の描写はあまり意味はない。

みんな元気でした。死んでもないし、魂を飛ばされてもいない、ということ。

あと、やっぱり、結局、ネギがフェイトに勝ちそうだ、ということ。
だったら、今までのバトルシーンはなんだったんだ?ってことになるよなー。

ネギまについては、もう終わりなんだろうな、というのは、半年ぐらい前から思っていたわけだけど、いよいよもって終幕までカウントダウンな感じがしてきた。

一応、赤松健のTwitterでは、映画公開までは終了しない、ってことらしいが。
でも、ということは、その後はわからん、ってことだよね、素直にとれば。

こうなったら、むしろ一気に加速して有終の美を飾ってくれることを願う。

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