BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

100万の命の上に俺は立っている 第103話 『in the 聖地、引火 生死』 感想:これ、ファティナ様が駆けつけるくらいしか四谷たちの勝ち筋ってないんじゃないの?

2025-01-09 17:34:20 | 100万の命
前回、ジャードゥーとジャンガニーが参戦したと思ったら、敵方も竜術士が介入してきて、一気に魔法戦となった。

で、今回は久方ぶりに、3対6の戦闘アクション。

こういうのは単純に、戦闘の駆け引きになるから面白いのだけど、何分にも、相手のドラゴンビショップたちが曲者で、四谷たちプレイヤー3人は全員死亡。

その間に、ジャンガニーたち三人が格上のドラゴンビショップ3人に囲まれて次回へ。

うーん、これ、状況的には、ジャンガニーたち、詰んでるよね?

四谷たちの蘇生は間に合わないし。

そうなるとジャンガニーたちに奥の手があるか、もしくは、第4の助っ人がドラゴンビショップに強襲をかけるか、それくらいしか思いつかないけどなぁ。。。

もうファティナが駆けつけるくらいしかない気もするけど。

それとも、ここが聖地であることでなにか異変が起こるのかな。

あとは、空からカハベルの子孫であるラプセラが四谷の救援にやってくるくらいかなぁ。。。

ほんと、どうする?

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100万の命の上に俺は立っている 第102話 『魔術師集結』 感想:ん? なんか唐突に竜術士との最終対決になったぞ!w

2024-12-09 11:34:26 | 100万の命
前回、衣宇たちが聖域に突入して隕石奪取を試みようとしたわけだけど。

9周目のクエストも残り2日、という状況で、事態は一気に動いた。

またもや、四谷の悪知恵によってw

しかし、結論からいうと、唐突にクエストのまとめに入ったね。

しかも、お約束とのドラゴンビショップとの対決も含めて。

さらに、その竜術士たちの相手をするのが、王を誘導した魔術士だけでなく、前のクエストで協働したジャードゥーとジャンガニーだというのだから、唐突にも程があるw

いやー、なんかプロットを巻き巻きにしてる感が否めないw

そのうえ、問題の隕石が、地球の衛星軌道上に休眠している「月食竜(ムーンホール)」の肉片だ、というのだからw

え、そんな重要な情報、こんなに簡単に明かしていいの?って思ったぞ。

ちなみに休眠中の竜は全部で5体いるらしいw

うーん、だったら実はその一体がファティマ様、とかいうオチじゃないの?

5体もいたら1体くらい人間側につく竜がいてもいいだろうからw

なんだったら、四谷たちのクエストを仕込んでいる連中も竜なんじゃないの?ってね。


ともあれ、次回、唐突に、月食竜の地上に落ちた肉片を巡って、竜術士3人と四谷たちの戦いが始まる・・・んだよね?

なんか、こんなに正々堂々と3対3の魔術士対決(+四谷たちプレイヤー)が始まると、もう一枚、なにか噛んできそうな気もするんだけどね。。。

さてどうなる?

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100万の命の上に俺は立っている 第101話 『聖地侵攻』 感想:留置所から知恵を出す四谷がなんか切れ者っぽくて笑えるw

2024-11-09 19:33:22 | 100万の命
前回からの流れで、コゥルの聖地を落とそうと提言する衣宇。

で、そのためにコゥルに囚われた際にアレコレ映像を見せられた四谷のところで瞬間移動w

四谷が留置所での面会で知恵を出しているのがなんか切れ者っぽいw

で、重要なのは、コゥルが聖地における抗体としての「白血球」のような存在だという仮説に到る。

なので、コゥルと同様に、森の守護者として振る舞えば、侵略者扱いされることなく、聖地にも入れるのでないか、と考えた。

結果としては、そこまで単純ではなかったのだけど、でもいいところまでいって、衣宇たちは、聖地の中に侵入できた。

想像していたのとはだいぶ違う世界だったようだけど。

で、四谷は、衣宇たちのあとにも面会を求められ、マヘリ将軍の使いから、王宮魔法使いの討伐への協力を打診された。

で四谷はその案に乗り、そのまま釈放されたようで、彼は彼でマヘリ軍を扇動し、衣宇たちの聖地潜入の決行日に、森を襲うよう引き入れた。

結果、衣宇たちを襲っていたコゥルがマヘリ軍からの防衛にまわり、数が減少。

それを受けて、なんとか衣宇たちが聖地入りに成功したという次第。

で、聖地の中にあった隕石の破壊を試みようとする。

そこに、その隕石を横取りしようとする男も登場。

で、次回!

・・・うーん・・・・

なんかやっぱり何やってるかわかりにくいぞ。

ともあれ、今回の作戦は、意外と、衣宇と四谷が阿吽の呼吸で並行して作戦を成功させているのがいいな、と思ったりw

とりあえず、この流れのまま、衣宇と四谷のカップルが出来上がってしまう方がこの先の話もわかりやすい気がする。

その一方で、他のクエストパーティメンバーがもう完全にモブ扱いw

もうちょっとチーム内バランスを考えてもいいかもしれない。

そういうところも読みにくくなってきている理由だと思う。

不要なキャラがウロウロしすぎ。

まぁ、四谷と衣宇に集中したいのはわかるのだけど・・・

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100万の命の上に俺は立っている 第100話 『100万の恋の上に私達は生きている』 感想:四谷、お前は「恋愛筋肉w」がメッチャ低いらしいぞ!

2024-10-09 19:36:32 | 100万の命
前回の内容が、あまりに内乱の解説だけになっていて、そろそろ、この作品からも離脱かなぁ、と思っていたのだけど。。。

いや、今回、いきなり、跳ねたなw

タイトルが、あまりにも遊びすぎていて、あれ、もしかして、これ打ち切りエンドとか思ったほどだったけどw

そんなことはなかった。

むしろ、無理矢理の屁理屈を付けて、このクエストと、衣宇、紅末、それに四谷の三角関係を関連付けてきたw

まぁ、どちらかというと、サバトラとネナの恋路?から、衣宇が四谷攻略法に気づいた、ってだけなんだけどw

なんていうか、衣宇が、完全に肉食女子になったのがスゴイなw

それに紅末がどう反応するか。

まぁ、四谷の気分としては、紅末の方に惹かれているような素振りを見せてはいたけど、しかし、それも、まさに「恋愛筋肉が低い」者同士の安パイなのかもしれない。

そういう安易なボッチ男の壁を、衣宇が切り崩すのかどうか?

でも、今回のネナの話や、この物語全体にある、常識や通説の檻を切り崩して新しい道を見つける、という流れからすれば、四谷についても、紅末ではなく衣宇とまずつきあう、という選択をしてほしいところだな。

新しい自分になるためには、それまで考慮に入れていなかった選択肢をあえて選択し、そこから学ぶ。

そういう意味では、衣宇の頑張りに期待したいなぁw

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100万の命の上に俺は立っている 第99話 『生命と使命』 感想:四谷は、マヘリの戦争一択の考えを覆すことができるのか?

2024-09-09 15:54:13 | 100万の命
前回、ひょんなことから、マヘリ暗殺を企てるファノモンと合流し、マヘリを暗殺する機会をうかがっていた四谷だったけど。

結局、時間切れで、行軍の最終日にファノモンとともに暗殺を決行。

けれども、その企みは、想定以上に屈強だったマヘリ自身に阻まれてしまい、ファノモンは取り押さえる流れに。

仕方なく代わりに四谷がマヘリを取り押さえ、首筋に短剣をあて、マヘリの自作自演の戦争開始の目論見を兵士たちに告げる。

兵士たちも疑念に思っていたため、このまま戦争をせずに終わるかと思えば、敵のアトスィー軍がすぐ側までやってきていて、今まさに両軍の対決開始!という所まで来る。

しかも、アトスィー軍に自軍の位置を知らせていたのがマヘリ自身というのだから、どうしても戦端を開きたいらしい。

ただ、それもこれもが、王が竜討伐に心を奪われ、他のことを顧みなくなったため。

このままだと国庫が干上がってしまうことを憂え、マヘリは他国への進軍機会を増やし、属領を増やすことで、王の意向に応えつつ、国も守ろうと考えていた。

四谷は悩む悩む。

仕方がないので、最後にマヘリに、いや、王のご乱心は、単に王宮魔術師に操られて言ってるだけだよ~ん!とささやく手に出て、続きは次回。



というわけで、もう次回を待つしかない。

だって、今回の描写は、全部、次のステップにとって必要なことを淡々とあつかっただけだから。

そこに特に読み解くべき意図はない。

ひとつあったとすれば、四谷が、結局、ファノモンもマヘリも四谷自身も、みな、譲れないもののために行動を起こしているわけで、そこは説得できるものではない、というところかな。

やれることは、状況によりそって、その場その場で最善を尽くそうとするしかない。

というわけで、四谷は、マヘリの計略の前提となる王の意図を覆す手にでた。

とにかく次回。

でもねー、やっぱりこれ、物語としては面白みにかけてきているのは間違いない。

次回は連載100回目ということだから、ちょっとは状況を整理して、今後はもう少し、漫画として魅力のあるものになるよう、テコ入れをしてほしい。

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100万の命の上に俺は立っている 第98話 『獅子身中の虫たち』 感想: ちょっと状況が込み入ってきて見通しが悪くなってきてない?

2024-08-08 10:52:54 | 100万の命
前回の最後が二繁のコマで終わったら、これは、久しぶりに二繁が動くか?と思ったら、そんなこともなかったw

じゃあ、四谷たちが活躍したか、というとそういうわけでもない。

結局、アトスィー行軍というマヘリの陰謀を事前に阻止するために、マヘリの暗殺をするかどうか、というところで終わったわけだけど、

そこまでの描写が全部、こうした状況設定のための説明パートだから、正直、あまり面白くはなかった。

というか、正直なところ、今回のクエストになってから、あまり読み勧めるのが楽しくない。

政略絡みの軍略というのは、玄人には面白いのだろうけど、普通に漫画で読むものしては辛い。

こういうディテールは結果がわかってから見直す、という手順を踏まないとエンタメになりにくい。

特に、自作自演を説明するところで、四谷が満州事変を持ち出したところは特に。

何読まされてるんだ、今回?って思ってきた。

ということで、この作品も、そろそろ感想を書くのが辛くなってきた。

率直に言って、つまらなくなってきたから。

多分、四谷たちが扱うには、クエストの規模がでかすぎるんだよね。

なので、クエストがほとんど諜報工作になってきてる。

しかも、クエストごとに盤面が全部代わるから、勢力図や主要人物、背後にあるミクロな力関係とか追っていかなくちゃいけないので、月間連載で追うには集中力が持たなくなってきた。

うーん、もうちょっとどうにかならないものかな。。。

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100万の命の上に俺は立っている 第97話 『手段は問わない』 感想: これは四谷、衣宇、紅末の三角関係の恋の行方で、クエストのややこしさをごまかしていく展開か?

2024-07-09 10:12:47 | 100万の命
前回からひきつづき、どんどんクエストの土台となる政治状況がややこしくなってきている。

まぁ、ベースとなる政治課題が、現実世界の、環境問題と開発問題、それに「人類の危機」という人新世っぽい問題まで絡んできているから、それで事態が簡単に整理できるはずもないのだけれど。

で、さすがにどうするのかなぁ、と思っていたら、今回、だいぶ、その複雑さを縮減させる手を作者?は打ってきた。

一つは、クエストのややこしさ、というか重たさを見た目減らすために、クエスト前に発覚した、四谷、衣宇、紅末の三角関係が平行して描かれそうなこと。

その方向に加速させる要素として、時舘というオタクまで用意されているしw

紅末推しの時舘がきっと無駄に話を複雑にしてくれることだろう。

なんか、結果は、四谷がヘタレだ、ってことで落ち着きそうな気がするけどw

で、もう一つの物語の単純化要因が、どうやらハイベナの政治中枢が、王を含め皆、魔術師による催眠にあっているのではないか、という疑惑の浮上。

もしも、そうならハイベナの行動は、基本的に、その魔術師の描いたシナリオに準拠していることになり、四谷たちがハイベナの行動を予測するうえでは、だいぶ、事態を単純化できる。

さらに、その魔術師が、宿敵・ドラゴンビショップではないか?という話も含めて、物語が一本化されそうだし。

ということで、なんか抽象的な書き方しかできないのだけど、今回の内容は、結局のところ、中盤における物語部隊の整理だった、って気がする。

そういう意味では具体的な展開は、最後に二繁が見つけたものがなにか?ってことになるけど。

二繁が読んでいた本のタイトルが「天変地異の物語」とあるから、基本的には、「人類の生存リスク」に関する伝承や神話で、その物語の基本フレームに則りながら、クエストの終着点までのシナリオを、四谷とグレンダあたりが考案する、って流れになるのかな?

正直、クエストがめんどくさいものすぎて、だんだん、どこが面白いのかわかりにくい漫画になってきたのだけど。。。

まぁ、その退屈さを崩すための目眩ましが、四谷、衣宇、紅末の三角関係ってことなのだろうけどねw

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100万の命の上に俺は立っている 第96話 『硝子の王命』 感想: 今回のクエストは、気候変動問題を全否定するトランプのアメリカがモデルなのかな?

2024-06-07 18:47:18 | 100万の命
グレンの解説力がほとんど作者の代弁のようなのだがw

いや、ちょっと、今回は、状況説明回過ぎるでしょw

しかも、ほとんど全部、グレンの解説で終わったw

衣宇はまぁ、仕方がないとして、大人の二繁、必要なくね?

まぁ、今回はハイベナの内政と、バイベナを取り巻く外交(というか戦争)といった、このクエストを進める上で必要な大局観を得るための話だったから仕方がないのだろうけど。

にしても、グレンのジャーナリストな能力がなかったら全然、状況をつかめなかったぞ。

といっても、諸勢力の思惑、交錯過ぎじゃない?


「ドラゴン討伐の準備」という王命が、ホント、硝子のように脆いものであることが暴露された感じ。

でも、これって現実世界での、人類生存リスクとか人新世とか気候変動問題の話とまるっきり平行的なものだよね。

要するに、人類絶滅の災厄に今更備える。

ただ、それを盲信しようとしたら、ほとんど陰謀論に近いかたちになる。

とはいえ、王命だから逆らえない。

なので、逆に、その交錯した状況を逆手に取って、自分の権力増強のために利用とする、はしっこい政治家や軍人、商人が現れる。

まるっきり、気候変動なんてないんだ!ガンガン石油掘るぞ!っていってるトランプと変わらない。

あー、そうか、今回のクエストは、トランプ後の、ポピュリズムで荒れたアメリカをモデルにしてるのかな?

ちょうど、今年は大統領選だしw

にしても、グレンによる

「未来の情報に対する予算投入は陰謀論者による安全商法と同じ・・・」

という説明は、勉強になるなぁw

そう思われても仕方がないところで、現在と将来の利益を天秤にかけないとならないわけだし。

そのうえで、王命が反故にされる未来の可能性についてグレンは3つもヤバいシナリオを考えられるのだから、グレンも相当、戦略家としてヤバい部類。

財務大臣のような「人権派」がそそのかす植民地からの「クーデター」

増長する軍閥に対して内務官僚や議員が暗殺を仕掛けることで生じる「内紛」

将軍による進軍が大失敗したことで生じる国力低下がもたらす「自滅」

そりゃ、衣宇でなくても叫びたくなるよw

四谷とは違う意味でグレンも脳みそもトンガッている。

で、そんなヤバいハイベナ情勢をよそに、ガレイ隊は盛り上がっているわけだがw

はたして、四谷は四谷で、このメチャクチャヤバいハイベナ情勢をうまく御していけるのだろうか?

今まで以上に、面倒な政治シミュレーションだな。

そして、今回、一切触れられなかったけど、四谷を巡る三角関係はどうなる?

もうクエストが終わるまでお預けかな?

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100万の命の上に俺は立っている 第95話 『生還者(サバイバー)』 感想: ジョブ・チェンジ後の四谷がなんだか勇者みたいなのだけどw

2024-05-09 07:49:58 | 100万の命
なるほど「生還者(サバイバー)」って、四谷のジョブ・チェンジのあとの役割だったのか。

しかし、一気にランク10って、ここに来て物語のステージを大幅に変えるために巻いてきた感じかな。

感心したのは、いつの間にか、合理的なニヒリストだったはずの四谷が、パーティの中で最も自己犠牲的な勇者になっていることだよね。

これは、このクエストの最終ゴールがドラゴンからの地球の防衛であることを思うと、単なる勇気や思いだけではなく、合理的な装備や計算の果てに「人類救済」という目標も叶えられる、と読者に考えさせるためなのかな。

だって、この作品、どう考えても、現代の国際問題の政治的解決シミュレーションだよね?

複数の国や民族、企業が関わる、放っておけばデッドエンドの問題を、クエストという形で解決させてきたのだから。

で、そうやって小さな問題から具体的に解決を図っていくうちに、ソロプレイが好きな合理主義者が、勇敢で有能な英雄に成長していくという副次効果がある。

そういう意味では、今回、四谷が転じた「生還者」というジョブは、いろいろと今後を暗示している。

実際、それでコゥル討伐に関わった人たちからの死亡者はゼロで作戦継続をできたのだから。

うーん、いろいろと味わい深い回だったってことだったのか。

といっても、まだ途中経過に過ぎないから、この先、全滅の危機に瀕するのかもしれないけれど。

少なくともハイベナの兵士たちが全員生存する、というのはありえないよね。

あと、四谷たちは今、死んでも復活できるため、死ぬことも戦術の一つに組み込んでいるけれど、最終的なドラゴン決戦では一度たりとも死ねないから、打つ手は全く変わるはずで。

そうなると、最終クエストは、死は一度きり、って状態で、超難易度のムリゲーをさせられるのだろうな。

とまれ、今回は、テンポよく進んで、珍しく面白かった。

まぁ、一通り状況説明の設定回が終わったからこそ可能なスピード感だとは思うけど。


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100万の命の上に俺は立っている 第94話 『ガレイ防御陣形部隊』 感想: 意外と今回のクエストでは柳楽から四谷が学ぶことが増えそうだな。

2024-04-09 11:35:15 | 100万の命
すっかり書くのを失念していたのだけど、前回の感想もどうぞ。

それにしてもいきなり「イスラエルのガザ地区」って言ってくるかぁ。

さすがは社会派、時事問題は忘れないw

まぁ、実際、そうだよね。

そこでサバトラ軍曹と柳楽がいきなり悪手を交わすところは、さすがにマンガだけどw

ただ、同じ状況を見ていた四谷が、自分は利害関係でしか状況の是非を見れない人間だから・・・って嘆息するのを挟むのは忘れない。

四谷はあくまでも、個人プレイヤーが個人の合理性に則って動くこと(だけ)を基準に考える、典型的なゲーム脳の功利主義者。

対して、サバトラ軍曹と柳楽の二人は、社会の存続をまずは優先する点で、大人としての思考を共有している、ということか。

国や出身は違っても、子どもや妻という存在ゆえに、自然と正義感を共有してしまっている。

ていうか、そうした子どものいる大人の論理を今回のクエストに持ち込むために、バス運転手の柳楽がプレイヤーに選ばれたのだろうな。

要するに、クエストで新たに求められる「価値基準」に即した人が新規に組み込まれる。

特に、今回の柳楽はその線が強そう。

で、そのサバトラ軍曹も所属するガレイ防御陣形部隊だが、士気も技能もともに高いのが結構凄い。

なんていうか、今のところ、理想的な軍人さんたちだよね。

ファランクス形態をとっていく点で、わかりやすくチームプレイで勝ち進むタイプだからなのだろうけど。

裏返すと、今後、少しでもメンバーが殺されたとき、どうなるかが、気になる。

なにせ、死者はコゥルとして生き返る?わけだし。

どうやら今回の四谷のケースでもわかるように、コゥルには死体の主の魂も残存しているようなので、その幽霊的部分を、結束のかたいガレイ防御陣形部隊の面々がどう解釈するかで状況も変わりそう。

・・・ということで、次回、コゥルの聖地で何が起こるのか。

なんか琥珀生成の秘密とかも開示されそうで怖いな。

あとネナたち原住民の存在の意義とか役割とか来歴とかも明かされそうw

結局、クエストの難易度が上がるだけなのだろうけどw

それにしても、ホント、この作品は、倫理学的な物語だなぁ。

まぁ、国際関係がこれだけ身近な時代になったら、世界政府のない国際世界的な無法地帯で、ゼロからどんな国や宗教が望ましいのか、考えてしまいたくなるのもわかる。

難しい時代になったなぁ。。。

戦争、嫌だなぁ。。。

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