16巻の最後で公表された四葉のもろもろの通達に対して、十師族や達也の友人たちが、どんな態度をとるのだろう? ・・・という素朴な疑問から始まる17巻。
いつもどおり、スペース、空けときます。
とりあえず、あとがきによれば、この師族会議編は上中下の三巻構成ということ。
なので、この17巻は、なんというか、以後のためのお膳立ての巻。
ということで、あまり激動はない。
深雪が四葉の次期当主で、達也と婚約した、という前巻の最後で「そういうことになった」事態に対して、周りの反応がどうだったか、というのが半分くらい。
残りの半分は、例の七賢人の一人である顧傑(グージー)が凝りもせず十師族相手にテロを興し、民間人の被害者を出すことで、十師族に対する世間の風当たりを強くする、という事件。
まぁ、どっちも予想の範囲内で取り立てて、おおー!と思うことはなかったかな。
リーナが出てきたけど、彼女が日本に現れるのは次巻以降のことのようだし。
で、前半の達也/深雪に対する友人たちの目、というのは、まぁ、そうだよねー、というぐらい。
ここで痛感したのは、この作者は、ホント、恋愛のことを書くのが下手、ってこと。
あんな機械的に恋愛のことを語るものかね?というぐらい、ぎこちない。
ほのかと雫のやりとりには、うーん、なんで?と思うし、
真由美と摩利のやりとりも、えー?と思うし。
てかさ、いきなり愛人とか性欲のはけ口とか言うかな~。
これはもう古風とかいうレベルを超えて、なんか、この時代の高校生、脳死だな?と思うよ、いくらなんでも。
ということで、色恋沙汰を扱った本巻の半分くらいは、読みながらものすごく白けていた。
で、後半のグージーのテロの方は、まぁ、毎度のことで、と。
前巻が四葉の分家の紹介に結構頁を取られたのと同様に、今回は十師族当主の紹介にそれなりに頁が割かれてしまって、これも、まぁ、そういうことか、と。
しかし、十師族というのは、今までの説明だと、もっと公正に選ばれるものかと思っていたけど、九島の脱退を一日だけ埋めた七宝がそのまま十師族に選ばれるとか、ええー??そんな簡単でいいの?と思ったかな。威厳も何もあったものじゃない。
むしろ、こんな杜撰な当主たちの会合で、この時代の国防が実質的に牛耳られているって方が、よっぽどまずいんじゃない?と思った。
それに、自分たちがもともと魔法技術の開発の被験体として魔法師の一族となったという過去の事実を棚にあげて、深雪と達也の婚約に血の濃い間での婚姻はありえん!とか反対する理屈がマジでわからなかったな。
というか、むしろ、調整体に対する理解や習熟度が師族ごとに、天と地ほどの差がありそうで、そっちの方が危なっかしい。
だから、要するに、本巻のポイントは、四葉がどれだけヤバイか、ということを、それとなく事実として記した巻だったんだな、というのが、読み終わってたから気づいたこと。
そういう意味では、爺さんが調整体でその影響を遺伝子的に受け継いでいるということに極めて自覚的なレオって、スゲーなー、と思った。
実際、本巻で一番男を上げたのはレオだったしね。
達也に対する考えを、エリカや幹比古に明らかにしたところで。
ってなると、やっぱり3年次の話は、レオとエリカにまつわるドイツ話になるんだろうな、と改めて思った。むしろ、そっちの方が気になって仕方がない。
ともあれ、最後の十師族に対するテロへの対処を通じて、十師族の関係者たる、達也、深雪、真由美、十文字、七草双子、七宝、が協力してテロの対処にあたる、ってのが、次巻の展開なんだろうな。あ、そうそう一条もねw
つまり、一高の卒業生と達也たちを、無理矢理、再び共闘させるための外枠が、十師族ということで、むしろ、そうした物語の展開の都合から、深雪と達也が四葉の縁者であることが公開された、ってことなのだろう。まぁ、あざといといえばあざといのだが。
その中では、今回、正式に十文字家当主となった克人が、達也とどんな共闘関係を築くのかが、結構、気になるかな。あの十師族の中では、いかにも若造の十文字が、むしろ、新しい十師族のルールをつくろう、と動き出すようにも見えるしね。
ということで、とりあえずは次巻を待ちたいところだけど、冬かぁ。
1月くらいかね。
でも中巻だからなー。
下巻まで出た段階で一気に読むほうがいいのかもね。
しかし、それだと、多分、一年後かぁ。。。長いなぁ。。。
それにしても、電撃文庫、大丈夫なのか。
AWにしても禁書にしても、もはや連載引き伸ばしのグダグダ感しかないし。
これで、お兄さままでそのループに入ったら、もういいや、ってならないかね。
SAOもアリシゼーション編で、いい加減ダラダラ感が増してきたし。
そういう意味では、師族会議編はとっとと刊行したほうがいい方と思うけどな。
あ、そうだ、周公瑾、ホントに死んだのかね?
あれだけ、はっきりと言われると、え、ホントに?と思った。
むしろ、争いの火種としてのフリズスキャルヴの創造者が周公瑾だったとかにならないかね。彼がラスボスってことで。
ていうか、フリズスキャルヴ、怪しすぎだろ。
怪しいといえば、達也の恒星路実験も気になるし、例のオーパーツの勾玉の解析も気になる。そうだ、バリオン・ランスを使わざるを得ない強敵って師族会議編で現れるのかね?このあたり、どうなのだろう。
きちんと回収するのかなぁ。。。気になる。
いつもどおり、スペース、空けときます。
とりあえず、あとがきによれば、この師族会議編は上中下の三巻構成ということ。
なので、この17巻は、なんというか、以後のためのお膳立ての巻。
ということで、あまり激動はない。
深雪が四葉の次期当主で、達也と婚約した、という前巻の最後で「そういうことになった」事態に対して、周りの反応がどうだったか、というのが半分くらい。
残りの半分は、例の七賢人の一人である顧傑(グージー)が凝りもせず十師族相手にテロを興し、民間人の被害者を出すことで、十師族に対する世間の風当たりを強くする、という事件。
まぁ、どっちも予想の範囲内で取り立てて、おおー!と思うことはなかったかな。
リーナが出てきたけど、彼女が日本に現れるのは次巻以降のことのようだし。
で、前半の達也/深雪に対する友人たちの目、というのは、まぁ、そうだよねー、というぐらい。
ここで痛感したのは、この作者は、ホント、恋愛のことを書くのが下手、ってこと。
あんな機械的に恋愛のことを語るものかね?というぐらい、ぎこちない。
ほのかと雫のやりとりには、うーん、なんで?と思うし、
真由美と摩利のやりとりも、えー?と思うし。
てかさ、いきなり愛人とか性欲のはけ口とか言うかな~。
これはもう古風とかいうレベルを超えて、なんか、この時代の高校生、脳死だな?と思うよ、いくらなんでも。
ということで、色恋沙汰を扱った本巻の半分くらいは、読みながらものすごく白けていた。
で、後半のグージーのテロの方は、まぁ、毎度のことで、と。
前巻が四葉の分家の紹介に結構頁を取られたのと同様に、今回は十師族当主の紹介にそれなりに頁が割かれてしまって、これも、まぁ、そういうことか、と。
しかし、十師族というのは、今までの説明だと、もっと公正に選ばれるものかと思っていたけど、九島の脱退を一日だけ埋めた七宝がそのまま十師族に選ばれるとか、ええー??そんな簡単でいいの?と思ったかな。威厳も何もあったものじゃない。
むしろ、こんな杜撰な当主たちの会合で、この時代の国防が実質的に牛耳られているって方が、よっぽどまずいんじゃない?と思った。
それに、自分たちがもともと魔法技術の開発の被験体として魔法師の一族となったという過去の事実を棚にあげて、深雪と達也の婚約に血の濃い間での婚姻はありえん!とか反対する理屈がマジでわからなかったな。
というか、むしろ、調整体に対する理解や習熟度が師族ごとに、天と地ほどの差がありそうで、そっちの方が危なっかしい。
だから、要するに、本巻のポイントは、四葉がどれだけヤバイか、ということを、それとなく事実として記した巻だったんだな、というのが、読み終わってたから気づいたこと。
そういう意味では、爺さんが調整体でその影響を遺伝子的に受け継いでいるということに極めて自覚的なレオって、スゲーなー、と思った。
実際、本巻で一番男を上げたのはレオだったしね。
達也に対する考えを、エリカや幹比古に明らかにしたところで。
ってなると、やっぱり3年次の話は、レオとエリカにまつわるドイツ話になるんだろうな、と改めて思った。むしろ、そっちの方が気になって仕方がない。
ともあれ、最後の十師族に対するテロへの対処を通じて、十師族の関係者たる、達也、深雪、真由美、十文字、七草双子、七宝、が協力してテロの対処にあたる、ってのが、次巻の展開なんだろうな。あ、そうそう一条もねw
つまり、一高の卒業生と達也たちを、無理矢理、再び共闘させるための外枠が、十師族ということで、むしろ、そうした物語の展開の都合から、深雪と達也が四葉の縁者であることが公開された、ってことなのだろう。まぁ、あざといといえばあざといのだが。
その中では、今回、正式に十文字家当主となった克人が、達也とどんな共闘関係を築くのかが、結構、気になるかな。あの十師族の中では、いかにも若造の十文字が、むしろ、新しい十師族のルールをつくろう、と動き出すようにも見えるしね。
ということで、とりあえずは次巻を待ちたいところだけど、冬かぁ。
1月くらいかね。
でも中巻だからなー。
下巻まで出た段階で一気に読むほうがいいのかもね。
しかし、それだと、多分、一年後かぁ。。。長いなぁ。。。
それにしても、電撃文庫、大丈夫なのか。
AWにしても禁書にしても、もはや連載引き伸ばしのグダグダ感しかないし。
これで、お兄さままでそのループに入ったら、もういいや、ってならないかね。
SAOもアリシゼーション編で、いい加減ダラダラ感が増してきたし。
そういう意味では、師族会議編はとっとと刊行したほうがいい方と思うけどな。
あ、そうだ、周公瑾、ホントに死んだのかね?
あれだけ、はっきりと言われると、え、ホントに?と思った。
むしろ、争いの火種としてのフリズスキャルヴの創造者が周公瑾だったとかにならないかね。彼がラスボスってことで。
ていうか、フリズスキャルヴ、怪しすぎだろ。
怪しいといえば、達也の恒星路実験も気になるし、例のオーパーツの勾玉の解析も気になる。そうだ、バリオン・ランスを使わざるを得ない強敵って師族会議編で現れるのかね?このあたり、どうなのだろう。
きちんと回収するのかなぁ。。。気になる。