BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

這いよれ! ニャル子さん 第12話 『夢見るままに待ちいたり』

2012-06-26 13:46:29 | Weblog
結局、最後まで、第1話の衝撃を超えなかった。
残念というか、そんなもんかというか。

逆に、第1回目の、ええええええええ???!!!、

というのがどうして起こったのかがもはや不思議なくらい。

キャラが無駄に増えたのと、パロネタはやっぱり1回で飽きる。
そこなんだろうな。
とてももったいない気がするのだがw

パロって、結局、内向きだから。
同人とか、アニメとか、あと、今回のエロゲーとか、・・・
そういうの連呼しないと物語にできないのかね。
いや、ニャル子に限らず。
ここのところ、そういうのが際立ってるな、と。

その一方で、じゃ普通に物語を、というと、今度はいきなりリアルな世界の国情とか政情とか埋め込もうとする方向に極端に飛んじゃうし。

普通に普通の物語をしちゃいけないのかね。
それこそモーパイみたいに。

なんかねー。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

咲-Saki- 阿知賀編 第11話 『決意』

2012-06-26 12:14:04 | Weblog
まだまだ続く「咲-Saki-千里山編」!
怜の描写は、とにかく体力の限界だ、というもので、よくわからないけど凄惨。
最後は魔眼が開くかのような描写もあって、もう何が何やらw
でも、こうやって、怜は実戦の中で能力を増していくみたいな感じで面白い。

あとは、とにかく、すばら!wとの阿吽の呼吸ってことで。

阿知賀が一応、主人公格であることさえ忘れれば、手に汗握る感じで良い。
玄の特性があるから、すばらと怜のコンボを可能にしている、ってのはわかるけど、そのことに玄や阿知賀の面々がきづいてそうにないところが、どうにも主役降板な感じがする。

このあたりは、清澄のキャプテンたちだったら絶対、場の意味を読むはずだから。
ということで、阿知賀はホント体育会系でKYって設定なのか。なんだかなー。

この準決勝の問題は、本編の、宮永姉妹対決を実現させるため(といっても、その場合、姉妹のどちらかが、先鋒か大将に変わる、という変則オーダーにしないと可能にならないわけで。清澄がそうするのかな)、白糸台が勝ち残るはほぼ決定なわけで、もう一チームに阿知賀が残る気が全くしないところ。やっぱり千里山が上がらないとおかしいでしょ。風越みたいな扱いになるのかなぁ。

和が会場(東京フォーラム?)にやってきたみたいだから、このまま和との再会を果たして阿知賀は準決勝敗退でいいんじゃないかな。というか、和も和で阿知賀に気づいてないのも、いくらトーナメントで決勝までは当たらないといってもさすがにひどいんじゃないか?と思って。だから、会場に来たのも、阿知賀に会うため、ってことじゃないかなーと。

で、もう、それでいいんじゃないか、という気がする。
これ以上は、ラッキーすぎてw
だったら、阿知賀がそのラッキー、強運だけで優勝するというのもありだけど。
しかし、それは物語のカタルシスにかけるよな、さすがに。。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fate/Zero 第25話 『Fate/Zero』

2012-06-25 21:00:00 | Fate
この最終話を見ても、23話が実質的な最終話という印象は変わらず。

これは、別に映像化が悪いのではなくて、単にFate/ZeroがFate/Stay nightの前日譚だから、というだけ。

だって、第四次聖杯戦争で事態が解決されていたら、第五次はないからね。
だから、最後は決着らしい決着もなく終わるのは必至というか、予定調和。
で、それをどれだけ絶望的にするか、ということだし。
ただ、この絶望感のようなものが、FSNとあまり合わない気がしているのがちょっとつらい。

というか、FZを知った後だと、当然、FSNももっとシビアな話を期待したいところ。
もっとも、士郎ってキャラがいかんせん気に入らなかったので、虚淵脚本による、全く異なるFSNを見てみたい、というのが、本音の希望。

その場合、FZの最後の2話から書き換える感じで。
その線で、映画化とかすれば盛り上がると思うけどね。

実際、FZをオリジナルの話として盛り上げたのは、やはりライダーとウェイバーがいたからで。後は新キャラも含めて、FSNの流儀に則ったものに過ぎなくてあまり新味はなかった。

切嗣が魔術師殺し、というのは確かに聖杯戦争的にはイレギュラーだと思うのだけど、逆に聖杯戦争という枠を外せば、ただのノワール的設定でしかないわけで。
その方向での新しさをだすなら、前半で一度、綺礼と一騎打ちをガチでやっておくべきだったよね。それがないから、24話でいきなり戦われても、どうせふたりとも生き残ることは見えてしまうから。もっとも、だからこそ、彼ら二人の戦いは、結構濃密に描いたのだと思うのだけどね。いかんせん、生き残ることがわかってると盛り上がらない。ただのアクションにしかならない。

いや、これは、原作の方の問題だから、しゃーなしだけど。
このあたりは、原作付きは難しいところだな、やっぱり。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アクエリオンEVOL 第26話 『LOVE』

2012-06-25 20:21:18 | Weblog
まさか、最後の最後で、ホントにEVOLをひっくり返してLOVEにするとはw
冗談のつもりで、前に思ってたのだけど、マジでやってくるとは(苦笑
ホント、ネタだけの話だった。
(だから、今まで触れなかったわけで)。

前作を見てないから、最後の方はよくわからなかった。
脚本のクレジットで見始めたのだけど、結果的には、なんか、壮大な痴話喧嘩だよね。
2万4000年に渡る。
そのあたりのアホらしさをどれくらいの温度で受け止めるかで、こういう話の受け入れも決まるのだろうな。

よくわからないけど、前作の大事な部分を結構覆したように見えたけど、それでよかったのかね? 前作を見てないから大して気にならない方だけど、結構嫌がる人も出そうな気はする。どう考えても後出しじゃんけんだからね。

基本的にアマタというキャラが最後まで良くわからず終い。ミコトも。
カグラとは分離しっぱなしなの?、とか、ツッコミどころは満載だが。
結局、どれもこれも、最後のバカバカしい終幕のために、話を回すための役割でしかなかった。
バカバカしいのは嫌いじゃないけど、度を過ぎるとちょっとね。
本作は、結局、ヒロインとヒーローにほとんど主体性らしきものがなかったのが、せっかくのバカバカしさを活かすに至らなかった理由のような気がする。

というか、随分昔のものの、続編ものってもうやめた方がいいんじゃないかと思う今日この頃。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

氷菓 第10話 『万人の死角』

2012-06-25 20:07:21 | 京アニ
なるほどね、叙述トリックね。
で、それを来週覆す。
ついでにいえば、女帝による「操り」。
ホント、往時の推理小説のネタばかりだ。
で、最後は、シャーロック・ホームズの伏線が活きてくるんだろうな。

だって、まやか、ってそのあたりを読んだ経験から、ザイル問題に触れてるわけでしょ?

・・・と、これはトリックそのものだから、もはや原作の出来の問題。

『愚者のエンドロール』も前に読んだから忘れている。

でも、何となく先が見えたような気がする。

それにしても、なんというか、もう、これは、京アニの、第二のハルヒ、しかも、『消失』クオリティのハルヒの転生だなw

もったいないというか、さすが、というか。

京アニって、何か一作ででも映画で大きく儲けて、ジブリの方向を目指したほうがいい気もするのだけど。。。でも、オリジナルじゃないんだよね。そこが面白いところなのだけど。

氷菓はホント、京アニのおかげで。。。
しかも、これなら、下手な実写ドラマにするよりも全然いいわけだし。

次回が多分『愚者の~』の完結回だと思うが、もはや謎解きはどうでもいい気がしてきた。
この作品の興味は、完全に京アニの料理の仕方にある。
ある意味で、原作者に過剰なイメージを与えてしまうから(ハルヒのように)、結構罪づくりだな、京アニはw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アクセル・ワールド 第11話 『Obligation;宿命』

2012-06-23 13:29:39 | SAO/AW
アクション主体で面白いことには面白かったのだけど、

でも、あの顔芸とか必要なのか。
ニコもタクも、正直気持ち悪かった。
特に、ニコ。

この顔芸というか、表情をデフォルメするというのは流行りなのか?
だとすると、不快な傾向だな。やめて欲しい。
マジで気持ち悪い。作り手の感性を疑いたくなる。

なんだか、急速に相性の悪い作品になってきた気がする。

おかしいなぁ。原作は面白いと思ってるのだけど。
映像にすると、違和感の方が目立ってきた。

原作既読だから、流れを知っていて、だから細部が目立ってしまうのかもしれないけれど。

ああ、そういえば、黄色の中の人はいかにもで、紫の中の人も含めて無難すぎるのイマイチなのかも。

せっかく、黒雪姫がいい意味で棒で新鮮なのに。

なんかいろいろと残念になってきた。。。悲しいなぁ。


『氷菓』に見るように、京アニの原作増幅力の凄さを見るにつけ、
この『アクセル・ワールド』とか『境界線上のホライゾン』とかを
京アニで映像化したらどうなっていたのだろう? と想像してしまうな。

背景のリアル、ブレインバーストのサイバーなリアルには
思い切り目に見えて差があるように表現してくるだろうし、
物語の緩急も付けてくるように思える。

あるいは、シャフトが映像化したらどうなるか、とかね。

サンライズって結局、ロボ的なものの動きだけなんだよな。どうやら。残念。

なんか、ボンズとかIGとか、そういう映像に凝ってるだけのところが軒並み失速しているように見えるのはやっぱり何かしら根拠があるのだろうな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

咲-Saki- 阿知賀編 第10話 『連荘』

2012-06-18 21:50:44 | Weblog
これは阿知賀の子たちは出てる意味があるのだろうか。

もともと、本編のサイドストーリーとして始まっていたのを、単体で映像にしようと思ったのが間違いだったんじゃないか?

一期、というかオリジナルは面白かったけど、これは度を越してひどい。
これで、白糸台と千里山が決勝に進まなかったら、いくらなんでもご都合主義的すぎるだろ。

阿知賀の面々は和の追っかけぐらいで、新聞部ぐらいの設定にしておいたほうが良かったんじゃない?

いやー、そりゃ、一日、他校の名人と打って力が伸びるんだったら、どんだけサイヤ人なんかってことに成るでしょ?

いや、前回、今回と、トキとスバラのおかげで、一期のころもを囲む卓の時のような緊張感があっていいんだけど、もはやどう見てもトキが主人公でしょ。

てか、こういうことなら千里山編、ってことにしておけばよかったんじゃないかな。

咲、ってタイトルがついてるから見てたけど、これは辛い。。。

まぁ、トーナメントの裏側の動きをこうやって描くこと自体はおもしろいことだけど。

それにしてもな~。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

氷菓 第9話 『古丘廃村殺人事件』

2012-06-18 13:49:43 | 京アニ
前回から始まった『愚者のエンドロール』編の二回目。
『氷菓』に比べればキャラも増え、動きも出てきて面白くなるかと思いきや・・・

いや、『氷菓』よりはマシだと思うものの、今回の話を見て、なんか、日本のミステリーがダメになった理由がわかったりもして

というか、ミステリーや推理小説についてのああだこうだを作中で話し始めるのは、さすがに時代を二週半ぐらい遅れてるんじゃないか?

原作が出たのがもう随分前で、結局、こういう話ばかりしかでてこない、つまり先行作品について(今回であればたとえば、ホームズ、というかシャーロキアン)ネタ的な話をぐだぐだして、なんか、推理っぽい話に仕立てる。

今回、火曜サスペンス的な展開を揶揄る場面があったけど、それを揶揄するなら、そもそも、この『氷菓』って作品自体がそれに当てはまる。だって、ミステリーっぽいことしながら、青春っぽいことをやるわけだから。

いいのか、それで?

ホント、京アニの画力で持ってるだけな気がしてきた。
というか、そういう、うじうじした展開の話は映像にしちゃいけないってことだよね。
ラノベは馬鹿だなーと思うことは多いけど、さすがにあちらは初めにイラストありきだから、絵にすると何とか収まってしまう。その点でよくできてる。

あー、だから、逆に、モーパイのような真っ直ぐな物語のほうが楽しめるわけか。納得。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アクセル・ワールド 第10話 『Activation;出撃』

2012-06-18 00:27:57 | SAO/AW
説明回すぎて、盛り上がりに欠ける。
結局、その分を、ニコと黒雪姫の話に持ってかれる。
原作付きの映像化って難しいんだな。

半分オリジナルだったアクア・カレントの出た2回分がとてもテンポが良く、適度な緊張もあったのに比べると、とても中だるみしている感じがする。

あとは、割と話題になってるけど、確かに、映像で見ると、ハルの縮尺が、他の人物たちとあまりに違いすぎて、つまりさすがに人間離れした、着ぐるみでも着ているようなサイズになっていて、見ていてちょっと気持ち悪い。もう一回り頭とか小さくできなかったのかな。というか、ハルとたとえばニコが隣り合わせると、なんだか、遠近法が合わないんだよね。とはいえ、最初の方はそこまで気にならなかったんだけど。単純にこの数回が実際に、サイズがおかしいのかね。

こういうことが目に付くってことは、物語自体が動いてないからなんだよな、きっと。

まぁ、ブレインバーストの世界に潜ってしまえば、ハルの縮尺問題はネグれるからいいといえばいいのだけど。

なんか、いろいろと微妙な感じがしてきた・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fate/Zero 第24話 『最後の令呪』

2012-06-18 00:16:14 | Fate
うーん、やはり、前回のライダー組の敗退が実質的な最終回だったな。

いや、物語としては、当然、切嗣たちの話は残っているのだけど、
これ、救いがなさすぎなんで、活字で読むぶんにはありだけど、
映像で見ると、何かイタイだけで、気分は良くない。

それに、これ、パーサーカー、というか、ランスロットの話を随分差っ引いてるよね。
これはもったいないというか、残念。
これを省くと、セイバーの絶望が伝わらないし、
それが表現されないと、切嗣による最後の令呪の命令の「ひどさ」も伝わらない。

ということで、何とも締まらない最終2話になってしまった。

まぁ、今回含めた最終2話の内容は、結局、Fate/Stay Nightによって予めオチが決まってしまってるから、その分、好きなことができなかったんだろう、と原作を読んだ時も思ったんで、しゃーなしだな。

その物語としてのだらしなさを、映像の方は何とかしてくれると思っていたけど、さすがにそれは高望みだったらしい。

正直、あんな切嗣と綺礼の戦いをあんなにだらだら描くくらいなら、パーサーカーの話の方を、ちゃんとして欲しかったな。

(・・・って、原作読んだの随分前だから、もしかしたら、このパーサーカーのエピソードは順番をまちがってるかもしれない、という気がしてきたけど。まぁ、その場合は、そいうことでw)。

救いがない話は別にあってもいい思うけど、その場合は、そこに至る過程を丁寧に描かないとちょっとつらい。

その意味では、放送時にも言われていたけど、例の切嗣の子供の頃のエピソードは圧縮してでも1話にして、あるいは、回想している、という脚色で、現在の話に含んで、1.5話ぐらいの尺で処理したほうがよかったのかもしれない。

アクションの部分って、実はそんなにおもしろいと思うことはないので(だから、ホライゾンにしてもアクセル・ワールドにしても、半端に戦闘シーンを増やされるのにゲンナリする方だけど)、綺礼の動きとかホント、どうでもいい。

そのあたりの説明や描写をすっ飛ばしたほうが疑問が残って、原作に手を出す人が増える、という計算かもしれないけれど。でもねー・・・。

まぁ、ライダーの宝具はやっぱりちゃんと描いてくれるほうがいいと思うから、結構テキトーに言ってるのだけど。

うーん、それにしても、23話が良すぎただけに、あとは何をやっても駄目かもしれない。
盛り上がらない、救いもない、実はちゃんとした戦いもない。

改めて、Fate/Zeroというのがとてもアンバランスな話であることに気付かされた感じ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする