BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第4話『ふと、由比ヶ浜結衣は未来に思いを馳せる。』 感想

2020-07-31 15:27:42 | 俺ガイル
うーん、雪ノ下家、めんどくせー、ホント、マジ、めんどくせー。

てか、これ、この先、面白くなるの?

雪乃だけでなく、雪ノ下母や雪ノ下姉が出てくると、どんどん辛気臭い話になっていくだけなんですけど。。。

てかさ、プロムの話、まさか準備段階でこんな面倒なことになるとは思ってなかったよ。

トラブルのないイベントなんてないと思うけど、にしても、厄介ごとが起こるなら、イベントの最中にしてくれよ、と思う。


あと、これもよくわからないけど、あれで由比ヶ浜は終わりなの?

てか、なんで、あそこで諦めるの?

由比ヶ浜って、八幡に告白してたんだっけ?

なんかもう2期の中身とか忘れてるので、そのあたり、よくわからないんだけど。

あれって、雪乃の部屋で、雪乃が八幡とのツーショットの写真を大事にしていたことを知った由比ヶ浜が勝手に敗退宣言したってこと?

なんなんだろうなぁ、もう。。。

正直、全然、面白くないよ。

ていうか、これ、やっぱり、いろはすが漁夫の利を得る展開のほうが絶対良かったと思うのだけど。

なんで、この流れで雪乃を選ぶ?展開になるの?

わけがわからないよー。

なんか、ものすごくできの悪い昼ドラとか見てるみたいで滅入る。

なにみんなして、針小棒大な心配ゲーム、してるわけ?

あとさー、共依存の何が悪いわけ?

そんなもの、いくらでもあるに決まってるじゃん。

そんなしたり顔で、人間観察されてもなぁ。

あー、ほんと、不快。

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Re:ゼロから始まる異世界生活 2nd season 第29話『親子』 感想2: あくなき承認欲求に応えたから神回…なのか?

2020-07-30 09:49:06 | リゼロ
なんかこの29話、神回、神回、って連呼されているようだけど、ほんとに、そうなのかな?

第一印象は全然違うのだけど。

いやー、一期のレムの「ゼロから!」は、確かに神回認定してもいいけれど、あれを神回というなら、この29話は、その水準には全然達していないでしょ?

だって、これ、現実界のときに引きこもりだったスバルが、それを思い出して、彼が迷惑かけていたと思っていた両親に、ごめん、ありがとう、と言っただけの回だよね?

ちょっと(ウェブの)原作でどこまで書かれていたかは思い出せないのだけど、でも、これって、あくまでもスバルの主観で両親に対して感謝したかって、だけのことで、スバル自身がどういう経緯で引きこもってしまったのか?という理由については、当然、本人の主観表明だから、明らかにならない、わけで。

でもさ、あのアゲアゲの親父と、アマアマの母親だったら、息子がコミュ障になってしまっても仕方ないんじゃない?

そういう意味で、お前たちが俺を追い込んだんだろ!って問いかけが、一切、スバルの口から出ないのは、事態の認識そのものが甘すぎるんじゃない?

だって、エミリアたちの世界に転移してからのスバルって、なんだかんだいいながらヴィルヘルムさんを自分の爺さんのような目で見ているじゃない?

だから、スバルには、人生の目的をきちんと描いて、それに向かって努力を重ねる、嫌なことにも耐える、という修練が必要だったわけで、そのために、ヴィルヘルムのような、信念のある大人の男性が必要だったわけでしょ?

つまり、人生のロールモデルが必要だったわけだけど、あの自由主義者のアゲアゲ親父やアマアマ母親は、それを放棄していたわけじゃない。

スバルじゃないけど、思い切り回りっくどい言い回しや、ボケによるごまかしによって。

で、それじゃ、ダメだったから、今、エミリアの世界で(多分、エミリアの転生元であろう嫉妬の魔女の力を使って)「死に戻り」を繰り返して実地訓練で、無理やり「成長」しよとしているわけじゃない?

そうして、煉獄巡りを繰り返して、ようやく小さな「グッドエンド」を掴み取っていく、というのがリゼロの話の骨格じゃない?

つまり、これって、両親が本来示すべき「厳しさ」を、リゼロ死に戻りシステムが肩代わりしている、ってことでしょ。

で、そこでなんとか白鯨討伐という一端の成果を上げて、成長を実感できるところまで来たから、なんとか、今回のような、スバル的には奥歯になにか詰まったような悪態を親に向けてするくらいで済んだわけじゃない?

なので、単純に、親子の関係が描かれた?から神回?ってのは、正直、ナンセンスだと思う。

レムが叱咤激励する「ゼロから」回は、明らかにレムが聖母ポジションで、スバルを甘えさせないという制約をつくったことで、物語には大きな意味がある回だし、そのスバルとレムの二人芝居の言葉の応酬には、眼を見張るべきところもあった。

だから、あれを神回というのはわかるけど。

今回のは、全然、そんな水準には達していないでしょ。

原作を読んでた時も、あ、こういう形で、一応、スバルの過去設定を読者に伝えたかったのね、ってくらいに受け止めていた程度だった。


多分、上でもちょっと書いたように、このリゼロって世界は、スバルにとっての人生教練の世界で、その意味で両親や学校という社会システムの代替のはず。

だから、死に戻りであれだけの苦難を繰り返させるわけで。

しかも、原作の方だと、どうやらこの死に戻りシステムのあるリゼロ世界を構築したのもスバルっぽいらしいような雰囲気になってきたので、

となると、そもそも彼が痛みがあっても成長したいという欲望があったからこそ出来上がったシステムのようにも思えて。

それもこれも、その欲望に親が応えてくれなかったからでしょ?

だから、両親に感謝したくらいのベタな展開で神回とかいうのはさすがにないだろ、と思うかな。

もっともそうなるとスバルの立ち位置って、ほとんど作者ポジションと変わらなくなるのだけど。

でもそうした「入れ子」構造を楽しむところがリゼロの読みどころなんじゃないのかな。

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彼女、お借りします 第150話 『嘘と彼女③』 感想2: 次回第151話はちづるにとっても物語にとっても大きな転回点になるはず!

2020-07-30 02:04:08 | かのかり
今回、悩みに悩んだ末に千鶴は、とうとう泣き出してしまった。

どうしていいか、わからない!

と叫んで、駄々をこねる子どものようになってしまった。

およそ、ふだんの千鶴の姿からは想像もできない狼狽ぶりだが、その泣き崩れる千鶴に手を差し出したのが、昏睡状態にあったはずの小百合だった。


・・・というのが今回の引きの場面だったわけだけど、この状態って、前に小百合が和也に言っていた、幼い頃の「ちづる」の姿そのものだよね?

おばあちゃんに泣きついてきていた「ちづる」そのもの。

裏返すと、ようやく「鉄の鎧」の解けた「ちづる」が現れたことになる。

その、いわば心が裸になった状態で「ちづる」が小百合から何を告げられるのか?

あまり多くの言葉はかけられないはずだから、謎掛けのような言葉になりそう。

でも、きっとその後の千鶴/ちづるの行動を縛る言葉になるのだろうな。

特に、本当に小百合が亡くなってしまった場合。


あとは、今回の千鶴の描写で思ったけど、千鶴自身は、あれこれ合理的に考えようとし過ぎなきらいがあるのが明らかになった。

だって、完全に考えていること、ぐるぐる周りなんだもの。

でも、それもきっと、勝人おじいさんが事故にあったとき、お百度参りを下にもかかわらず、勝人がなくなってしまったから、神頼みなんてしない、って思い込んでしまったのだろうな。

信用できるのは自分しかいない。

その殻をはたして和也が破ることができるのかが、この先の物語の鍵になりそう。。。

ちょっとドキドキしてきたよw

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デカダンス 第4話『Transmission』感想: なんかナツメの成長が異常でまさにバグなんですけどw

2020-07-30 02:01:49 | Weblog
いや、ほんと、ナツメが活躍し過ぎで、ビックリ。

あれほど希望していた「カノ力」にあっさり入隊してしまったし。

あのあたりはちょっと拍子抜け。

というか、今回は、デカダンスの世界でストレートに物語が進んでいくだけの回だったのでちょっと退屈だったかな。

前回や前々回のような超ビックリの設定バレも特になかったし。

カブラギが、この先、デカダンスで何がされるのか、分かってしまっているのがちょっとアレだったw

これ、運営側がプレイヤーにまじってプレイしているようなズルさがあるよな。

あ、でもそうか、ナツメの父が地道にデカダンス世界の歴史の解明に取り組んでいたシーンが紹介されたのは良かった。

あれって、ゆくゆくは、カブラギたちも知らない「本当の地上」のような話につながっていくのかな?

でないと、バグであるナツメの行動目的が、最終的にカブラギたちサイボーグの世界に到達する、というだけのものになってしまいそうだから。

それよりも、サイボーグたちも知らないオリジナルのデカダンス世界、すなわち地球の秘密に突き進むほうが面白いと思うのだけどな。

どのみち、ナツメたち人間には、どちらも謎の探求に過ぎないわけだから。

あまり面倒なことは言わずに、そうした脇道的なルートに迷い込んでくれることに期待。

そういう意味では、今回の無理ゲーをどうナツメたちがサバイバルするかだよなぁ。

まぁでも、ナツメは誰もが一目置く主人公に今回、なってしまったから、正統派主人公補正で、バグらしいミラクルで、無理ゲーとは別の扉を開いてほしいw

てか、絶対開くだろ、ナツメなら!w

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Re:ゼロから始まる異世界生活 2nd season 第29話『親子』 感想: スバルの過去との決着だったわけだが…

2020-07-30 01:49:32 | リゼロ
両親との離別に決着を着ける、って回だったわけだが、これ、こんな1話まるまる使う必要あったのかな?

なんか聞いてて、ドン引きするシーンばかりでしんどかった。

てか、原作もたしかここは思い切り飛ばして読んでたことを思い出した。

いやー、お父さん、お母さん、とかマジで気持ち悪い。

どちらも、親の性格としてないわー、と思ってキツかった。

というか、あんな親だから、スバルも引きこもりだったんじゃねえの?って思った。

にしても、なろうって、引きこもり多いな―と。

そのあたりは、ちょっと設定古いな―、って思った。

今なら、『防ぶり』みたいに、そういう主人公のキモさ、って思い切り希釈されているし、そちらのほうが見やすいかな。

なんだろう、リゼロ1期の中盤で、レムにたしなめられるまでの、超ウザいころのスバルをまたやられたようで、ひたすら不快な回だった。

そんなのもう一度、繰り返さなくてもいいのに、って感じたけど。

まぁ、とにかくエキドナにまでたどり着いたからいいや。

次回、はよ。

PS
ちょっと気になったので、もう少し考察したものを書いてみた。

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彼女、お借りします 第150話 『嘘と彼女③』 感想: 千鶴を悩ませる「嘘と真実」

2020-07-29 10:52:45 | かのかり
まるまる一話、千鶴の逡巡に使われた回。

前回、意識の戻らない小百合おばあさんに対して、かける言葉がないと悩みもう諦めかけていた千鶴のもとに、編集が終わったばかりの映画を持ち込み、プロジェクタで映像を映して去った和也。

残された病室で、一瞬意識がもどり笑みを浮かべた小百合に涙した千鶴だったわけだが。

しかし、その後は、また意識を失ってしまったようで、いつの間にか、映画も終わり、エンドロールが流れてしまった。

いよいよ本当にお別れか、と思った千鶴の頭をよぎったのが、このまま「嘘」をついたままで祖母と別れてしまっていいのか、という煩悶。

それに伴い、これまでの和也とのやりとりを思い浮かべては、もうどうしたらいいかわからない、とうめき続けて、その中で思い出したのが、いつか小百合が指摘した

「99%の嘘と1%の真実」

という話。

1%の真実のために99%の嘘、すなわち「演技」も許される、

あるいは、その1%の真実を表すために、99%の嘘=演技が存在する、

そして、それが女優の真髄だ、

とまで語っているように思えてくる。


正直、よくある言い回しであることは確かで、だから、問題は、この言葉を、次回、小百合がどう千鶴に聞かせるのか?、ということ。

あるいは、時間切れで、謎かけを残してこと切れてしまうのか?

その場合は、ホント、この先の物語の方向を示しはするものの、その道行きがどうなるのか、全くわからなくなる。。。

でも、多分、この「1%の真実」のために「99%の嘘」=演技がある、ということを感得できるかどうかが、この先、千鶴が女優として大成するために必要な、超えるべきハードル、になるのだろうな、と。

実のところ、今の「ちづる」って、祖父との約束を反故にしないために、つまり、祖父との約束を「嘘」にしないために、ある意味、自分を偽ってでも女優になることを目標にしているようにもみえる。

つまり、祖父との約束で、自分のあり方を縛り付けている。

でも、それでは、本当の「演技」はできない、というのが、小百合が伝えたいことなのだろうな。

うーん、難しい。


しかし、この感じだと、本当に小百合は今晩、逝ってしまうのかな?

なんとか持ち直してほしいところだけど。

ダメだった場合、千鶴がどうなるのか、全く読めないところが怖い。

だってさ、おばあちゃんに女優の姿を見せたい一心で、演技に励み、和也と映画をつくってきたわけじゃない。

そのテンションが、小百合が亡くなることで、いっぺんに切れてしまうから。

その落ち込みぶり・・・なんて簡単な表現では扱えないほどの負の心理状態から、どうやって回復するのか?

いや、そこで和也の出番であることは間違いないのだけど。

それで互いの本心に気づいてしまったら、この作品、そこで終わりってことになる。

実際、そのほうが望ましいわけだけど。

その一方で、周りのしがらみが多すぎる。

ルカ、マミ、それに墨、の三人とどういう関係を築くの?

海くんは介入してこないの?

祖母も亡くなったところで、実父が登場したりしないの?

って具合で。

なかでも、ルカちゃんとの関係をどう落ち着けるのか?

そして、ラスボス・マミとの決着をどう着けるのか?

ただ、それもこれも、和也と千鶴が態度を決めれば自ずと解決されてしまうのだけど。

さて、どうなるのか?


もちろん、まずは、千鶴が自分の本心に気づいて、思い切りデレるところから描いてほしいものの、

その笑顔も、もしも小百合がこのまま逝くようなら、しばらくお預けのような気もするんだよね。

いずれにしても、この『嘘と彼女』編が物語の転機となることだけは間違いない。


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彼女、お借りします 第149話 『夢と彼女と俺』感想2: 千鶴は小百合おばあさんと最後になにを語るのだろう

2020-07-27 23:56:56 | かのかり
小百合おばあさんの病状に決着がついて以後、当然、千鶴と和也の距離は、正式に縮まることはもはや間違いないと思う。

少なくとも、千鶴は大きく和也に傾くはずで、けれども、そうして二人の距離が縮まってもいくつか不安要素は残っている。

一つは、ルカちゃんの体調問題。

不整脈の話は、いまだに和也たちには明かされていない。

これ、どこかのタイミングで、ルカちゃんが体調を崩して倒れるなり、ルカちゃん自身がワイルドカードとして切ってくる可能性があるのでは?

その場合、和也は、そして千鶴もジレンマに陥るはず。

つまり、ルカちゃんが、第2の小百合おばあさんになる可能性。


でもルカちゃん以上にヤバいと思うのは、ラスボス・マミの降臨

映画製作編に入ってから、完全に姿を消しているマミだけど、底意地の悪さを発揮して、千鶴の成功に対して、あの手この手で邪魔をしてくる可能性は大。

レンカノの件をばらしたり、和也のばあちゃんに告げ口したりと、想像できる限りの悪事を働きそう。

その過程で、そもそも、どうして大学に入学したての頃に和也と付き合おうと思ったのか、いまだ語られていない彼女の心情についても明かされるのかもしれない。

ただ、その事実は、物語展開上、プラスにもマイナスにも働きそうで怖い。。。

いずれにしても、マミの存在は、この物語のそもそもの出発点にあるため、千鶴と和也が最終的に結ばれるためには、マミと正面切って決着を着けないことには前に進めない、ということになりそう。

多分、この件については、無駄に潔癖症の千鶴のほうが悩みそう。

その時のポイントは、「恋心」って何?ってことだと思う。

そして、そのことの探求が、千鶴の課題になる。

そのときに、千鶴を導くのが、多分、妖精・墨ちゃん、ってことになるんじゃないかな。

あと、八重森もなんかしそう。


アニメ第2話の感想でも書いたように、『五等分の花嫁』の終盤で、すっかりスマートな主人公だったはずの風太郎が、一切内面を見せないロボと化しているうちに、いつの間にか、物語が作者に都合のいい結果に捻じ曲げられて、ただの駄作になってしまったことを思うと、この物語のキャラは、みな、強い欲望や意志を持っているところがいいと思うんだよね。

千鶴は、祖父の教えの「夢は願えば叶う」を嘘にしないという決意も含めて、なにがなんでも女優として成功しようと思っているし、実際、その最大の目標が、女優だった小百合おばあさんだし。

いうまでもなく、小百合おばあさんのモデルは、吉永小百合だよね。

で、その小百合おばあさんが心配している通り、祖父の言葉や、祖母(←小百合おばあさんのことね)自身が大女優であったという事実が、むしろ、孫娘である千鶴の人生を狂わせていないか、ということをとても気にしている。

つまり、千鶴に呪いをかけてはいないか、ということ。

で、小百合おばあさんからすれば、大女優と崇められた自分を、しかし、日常生活の面で支えてくれたのが、ごくごく平凡なタクシー運転手だった勝人だった、という事実が、千鶴の相手として和也がふさわしいと思っている、ということなのだと思う。

女優という人気商売は博打であり、まさに観客からの応援で成立していることを一番身体的に理解しているのが小百合おばあさんなんだよね、きっと。

だから、自分と勝人の夫婦の姿を、千鶴と和也の姿に重ねているのは間違いない。


それにしたって、和也くらい、あるいは千鶴くらい、最初から自分の欲望は欲望で明確にしてくるキャラたちの物語のほうが好きなんだよね。

そういう意味では、このあと出てくるルカちゃんや墨ちゃんも、思い切り自分の欲望、というかしたいことに忠実だからかね。

みんな欲望を持っている分、無駄に空回りしたり、不要な衝突を繰り返す。

でも、それは、物語の作り方としては、ちょっと古い気もしていて、そのあたりが、人を選ぶかな、とは思う。

和也って、ポップのポジションだと思うんだよね、『ドラゴンクエスト』の。

ボトムからスタートして紆余曲折を経ながらも着実に成長していくタイプ。

もちろん、千鶴もとう、

ただ、女優になるという約束は、勝人おじいさんとしていたんだよな。

でもそのおじいちゃんとの約束が叶わなくなったから、代わりに小百合おばあさんが見届ける形になってしまった。

要するに、千鶴って、おばあちゃんっ子以上に、おじいちゃんっ子だったってことで。

そういう意味では、千鶴は、勝人おじいさんとの約束が呪いになっている。

となると、その爺ちゃんの姿を和也の中に見出した時、本気で惚れるし、デレるんだろうなw

145話の和也の千鶴に対する思いを聞いたときの小百合おばあさんは、あれ、絶対、昔同じことを勝人爺さんに言われたよね。

たぶん、そこに鍵があると思う。

千鶴は千鶴で、ルカちゃんに対しては自分がけしかけた負い目があるし、マミちゃんに対しては、和也の未練を気にしている。しかも、自分はレンカノとしてスタートしているから。

その意味では、千鶴こそが自分の気持ちに何重ものシールドをはって、ごまかしているんだよね。

意固地になっているところもある。

時間を止められてしまったところもある。

小百合おばあさんが困ったのは、彼女はあくまでも舞台の上に立つ女優であって、観客から応援する側ではなかったこと。

だから、勝人が亡くなってから、千鶴をどう自由にしてやればいいのか、わからなかった。

そこに表れたのが、和也だった、ということ。

もちろん、多分、和也の信頼を明らかにする前に、マジで、病院において、和婆さんとの付き合いの中で、和也の家の家風に感じるところがあったからだと思う。

今でこそ、コンビニになってしまったが、もともと、和の店は、酒屋だった。

酒は、宴や祭りの華。

そして、その華を前に、舞台があがる。


割れ鍋に綴じ蓋、

夫婦というのはそういうもの。

そのことを、人生の大先輩である、小百合と和はわかっていた。

ただ、問題は、小百合おばあさんは、事実として、大女優であったこと。

だから、そのアドバイスは、必要以上の衝撃や勘ぐりを千鶴に与えてしまう。

そこで必要だったのが、あくまでも千鶴のいる場所に一緒に立って、寄り添って、支えてくれる人物、無条件で応援してくれる人物。

そんな人物をいつの間にか期待していた小百合おばあさんのお眼鏡にかなったのが、和の孫の和也だった。

むしろ、逆に、和也の姿に、若かりし頃の、出会ったばかりの頃の勝人爺さんの姿を思い浮かべていた、というのが真相じゃないかな。

だから、きっと、小百合おばあさんは、和の中に、勝人と似たものを見出したに違いないのだ。

そうした話を、これから最後の時間を使って千鶴に話すのかどうかが、気になるところ。

そして、物語の向かう先を大きく変えるはず。

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『魔法科高校の劣等生』、続編の「メイジアン・カンパニー」では謎因子の霊子(プシオン)の探求に向かうのかね?

2020-07-26 14:49:05 | さすおに
いやー、ビックリだよw

お兄様、ようやく終わるかと思って、ある意味、ほっとしていたのに、終わった途端、間髪入れずにw 続編と新編が始まるんだってw


一高を卒業した後の達也たちについては「続編」の

「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(仮)」

が出て、

逆に、舞台としての一高については、新キャラによって

「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち(仮)」

というのをやるそうだw

いやー、苦笑するしかないね、これはw

だって、続編のほうは、まだわかる。

卒業後の達也たちがどうなるのか?というのは確かに気になるところだから。

一応、仮題にある「メイジアン・カンパニー」って、要は、「魔法会社」とか「魔法結社」ってことでしょ?

となると、達也と深雪にリーナを加えて、あと、レオとかエリカとか加わって、魔法師が軍属以外の生き方をできる世界を作っていく、という方向でしょ、きっと。

てか、マジモンで、達也がゴルゴ13になっていくんだろうねw

しかし、やるなら大学編と思っていたけど、いきなり会社だと、これ、いつまでもダラダラと続くことになりそうで怖いw

完全に禁書目録への道だよねー。

あと、新編のほうは、とにかく「魔法科高校」という舞台だけは残して、新規の中高生の読者が入ってこれるルートを残しておこう、ということでしょ?

ホント、売らんかな、の完全に大人の事情での継続w

まぁ、作者は『ドウルマスターズ』という別作品が全くの鳴かず飛ばずで終わったから、実際のところ、お兄様だけの「一発屋」になってしまったから、もうなにからなにまで「魔法科高校」というタイトルで売っていくしかなくなったのだろうけど。

にしても、安易というか、なんというか。

こういう展開でいくなら、「魔法科高校」の本編の方を、せいぜい20巻くらいでおわらせておけばよかったものを。

これで、続編ありきの結末に、次の32巻がなったらいやだなぁ。

ちゃんと光宣を殺してくれよ。

これで、パラサイトを浄化して光宣もカンパニーの仲間になりました!とかの終わり方だったら、マジで吹き出すしかなくなるでw

でもまぁ、パラサイト、というか「プシオン」については、作中でも謎のままだから、このあたり、パラサイトの由来を探求しつつ、プシオンの真理を探っていく、というのは、学究肌の達也だとありえそうだな、と思ったりw

あとなにより、作者がコテコテの設定厨だからなw

ということで、まぁ、とりあえず、本編32巻の完結編を待つことにするかね。

しかし、また、どうして、32巻が出てからのリリースにしなかったのだろう?

そのあたり、なんかヤバメの大人の事情があったのかね?

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ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 第15話『扇動』感想

2020-07-26 01:51:43 | SAO/AW
シノンとアリスがようやく遭遇し、アリスは果ての祭壇へ。

で、アスナたちの戦場には、アメリカに代わって中韓プレイヤーが参戦。

で、それを先導するのがラフィン・コフィンのプーw

いや、このあたりは原作を読んでいた時も、えー、マジでー??? って思って、ドン引きしたところだったけど、意外とストレートに表現してきたね。

まぁ、しばらくはプーが中心の話になるはずだけど。

とにかくSAO組にとっては、特にアスナにとっては因縁の相手であるプーが乱入。

で、シノンはシノンで、皇帝ベクタの真アバターを待っていたら、GGOで苦戦したガブリエルが姿を現して驚愕!

なので、アスナにしてもシノンにしても共に、この場面で宿敵が現れる、という盛り上がりw

にしても、アスナはさておき、シノンはせっかく待ち伏せしていたのだから、ガブリエルの姿が見えるなり一発くらい砲撃をかましても良かったんじゃない?

あれじゃ、アンブッシュの意味がないじゃんw


ともあれ、こうなるとぼちぼちリーファが登場してくれないとバランスが悪いよね。


あと、オーシャンタートル側は、比嘉が意外と男気をみせてがんばったいたところなんだけど、ここでコード871を仕込んだ柳井が造反、という場面。

で、来週はいよいよ、ネットのなかのゴーストとなった茅場が登場!だよね?


前回のベルクーリの奮戦ぶりがめちゃくちゃよかっただけに、今回はちょっと、いろいろな意味でつなぎ回的感じが強かった。

でも、この先、プーvsアスナ、ガブリエルvsシノン、のマッチアップで盛り上がるはずだから、そちらに期待。

しかし、W0Uも佳境に近づいてきたな。

キリトの復活を、いかにドラマティックに描かれるのか。

そこが今から楽しみだったりするw

あとは、キリトの心意ワザね。

心意は正直、SAO的世界ではご法度的な感じのするチートになるから、もう、やるなら徹底的にぶっ飛んだ形での心意の表現にしてほしいなw


しかし、エイジとユナは、どこで出てくるのだろう?

いや、出てくるんだよね?きっと。

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魔王学院の不適合者 第4話『十五の誕生日』 感想

2020-07-26 01:07:06 | 魔王学院
アノス、いろいろと万能すぎて、もう笑うしかないw

死んでも死なない、時間を止められても問題なく動けるとか、どういうこと?w

てか、チートってこういうことをいうんだな、って実感w


まぁでも、ミーシャとサーシャの話については、双子というのが魂のレベルで分離した同一の存在、というのは、理屈としてはしっくり来るものなので、過去にまでさかのぼって、魂をちゃんと2つに分けましょう、というのは確かに妥当な方法。

理屈は、まぁ、アノスだから!でもう、いいんでしょ?

時間の神をも凌駕する、というのは、ご愛嬌だけどw

でもまぁ、それくらい万物の法則の彼岸にある存在がアノスってことね。

それが、今回のサーシャ登場編の肝だった、ということでw

で、これでミーシャもサーシャもともに、全身全霊で、アノスの従者になっていくのだろうな。

しかし、どうでもいいことだけど、シルリンって、魔法陣、描くの上手だよねw

なんか、もう、とにかくスケールがバカでかいもので行ってくれればそれでいいやw

とりあえず、アノスの記憶を消して回っている不届き者が当座の敵、ということのようだし。

次回あたりで、そのあたりの、今後の目標も明確になってきそうだな。

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