BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

プリンセスコネクト!Re:Dive Season2 第12話 『もう一度、キミとつながる物語』感想: 大団円のいい最終回だった!

2022-03-30 13:11:29 | プリコネ
なんか久しぶりに見た王道展開の最終回!って感じで満足!

途中で、あれ、これ、もしかしてまたユウキがリダイブするところで終わっちゃうの? とか思って、結構、ビビっていたのだけどw

でも、それもユウキ本人が、今回のループでは絶対仲間を助ける、という決意のもとで頑張ることでなんとかなったので、ホッとした。

もうループは繰り返さない、という決意があって。

それに、この、絶対仲間を助ける、という誓いも、だいぶ前から何度も繰り返して口にしてきたものなので、唐突ではなくしっくり来る感じで良かった。

王道展開、というのはそういうところで。

そういう意味では、2期についてはシリーズを通じての構成がきちんと考えられていたので、その分、安心して見続けることができたね。

ゲームは未プレイなので、そちらとのつながり具合については全く見当がつかないけれど、アニメ単体で見たときは、それほど無理なく見れた。

とても丁寧に作られていたと思うけどね。


ともあれ、キャルの解放だけでなく、一応、陛下を救うところまでやってしまったのは想定外で驚いたw

これなら、むしろ、グレンラガンみたいに、強キャラの陛下を相談役にした形で新たな冒険に出る、とか、より強大な敵と戦う!という構成で、第3期を作るのも可能じゃないかな?

もちろん、今回の話で十分、完結しているけれどねw

でも、ユニいうところの「世界にわだかまる根源的な虚構」の問題は、依然として残ったままなので、そこに絡むような展開は可能じゃないのかな?

まぁ、それもセブンクラウンがいれば探求するまでもなくわかってしまうのかもしれないけれどw

でもせっかくだから、3期も見たいところだなぁ。

だって、2期の物語が終わって、美食殿の面々は、たがいに隠し事のない関係になって、ようやく仲間、というか家族になれたわけじゃない。

そしたら、その繋がりのもとで続く話があってもいいと思うのだよねw

ということで、3期、よろしく。

2期は面白かったよ、とても!

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彼女、お借りします 第229話 『楽園と彼女㊶』 感想: もしかして、千鶴、瑠夏、麻美による(血みどろの?)三つ巴の争いが始まるの?

2022-03-30 12:33:03 | かのかり
ヤバい、なんか、マジで昼ドラみたいで、俄然、面白くなってきたのだけどw

やっぱり昼ドラには、麻美みたいなヒール役のビッチが必要なんだな、と思ってしまったw


で。

怒涛の千鶴キス2連発によって、木ノ下家をはじめとした温泉旅行参加者が皆、呆けてしまったすきに、和さんにこれまでの説明をして、晴れてレンカノから始まった二人の関係であることを伝えた和也と千鶴。

その正直な告白に心底納得してみせた和さんが参加者に説明して、一応、事なきを得た。

・・・ことに、表向きはなったのだけどw

でもそれで済むはずもなくw

少なくともレンカノの事情を知る瑠夏と栗林は、行きがかり上、口裏をあわせるしかなくなって。

でもこれって、瑠夏と栗林も完全に、千鶴と和也の「付き合っている」というウソの共犯者になってしまった構図で。。。

当然、栗林は和也に真相を尋ねるが、それだけでなく「キス」の事実は、もう、あれ、お芝居じゃないよね?って感じで、和也を煽る役にw

このやりとりは、当の栗林自身が、かつて瑠夏を偽彼女にしたレンカノ経験者、というのが、うまいよね。

そんな栗林だからこそ、キスの重さと、その意味を十分、理解できる。

で、和也の代わりに、加えて読者の代わりに、和也に真意を問いつつ、

お前、わかってんだろうな? いい加減、腹くくれよ! 

という叱咤激励にもなっているw

ついでに煮えきれない性格の和也の代弁でもある。


一方、瑠夏はといえば、和さんたちの前こそ、話を合わせたものの、内心穏やかであるはずなどなく、この数話の間に溜め込んだ怒りや疑問を一気に爆発させて千鶴を問い詰めたわけだけど。。。

でも、そこでの千鶴の「ごめん」の一言で、なんかもう悟ってしまった感じだよねー。

千鶴の本心に。

でもまぁ、瑠夏が、それで簡単に引き下がるようなキャラではないことはすでにわかっているので、これ以降は、むしろ和也争奪戦を繰り広げる相手になるのだろうな。

と同時に、栗林とともに、和也と千鶴の本気度を見定める役回りかな。

それだと、瑠夏と栗林のほうが親密になる展開もあるかもだけど。

でもまぁ、それは一種の埋め草的な出来事だけど。


で、今回、一番わからなかったのは、最後で激昂していた麻美だよねー。

いや、怒るのはもちろんわかるよ。

麻美の描いたシナリオ通りに、なにひとつ進まなかったのだから。

むしろ、結果的に、煮えきれない千鶴の背中を押す役割になってしまったのだから。

全くの逆効果w

なので、麻美が怒るのはわかるのだけど、さて、その真意はどこにあるのか?

彼女としては、男の都合で弄ばれる「レンカノ」の立場を、かつての自分に重ねて、実は、わりとマジで、千鶴を救う気になっていたのかもしれない。

まぁ、それは完全に彼女が捏造した理由になるのだろうけどw

あるいは、和也のことを、都合よく弄ぶことのできる男としてキープしておきたかっただけなのに、それを千鶴に邪魔された腹いせだったのかもしれない。

ホントのところ、麻美って何がしたくて、こんなことをしているのか、全くわからない。

きっと、そのあたりの片鱗が、次回、千鶴をなじる形で、怒涛のごとく吐き出されることになるのだろうけど。


うーん、それにしても、この話、どうなっていくのだろう?

ひとつ明らかなのは、この温泉旅行回が終わったら、一度、アパートに帰った和也が、そこで、目をキラキラさせながら待っている八重森に対して、和也視点からの、この旅行の一部始終が説明されて、それに対して八重森が適切なツッコミを入れて、次の展開に向かう、ってことなのだろうな。

もっとも、今回は、八重森が強襲する相手は千鶴になるのかもしれないけれど。

でもまぁ、そこからなのだろうなぁ。


それにしても、今回思ったのは、ここ「ウソの共有」という構図の中では、和也の友達の中で、ひとり木部だけが完全に蚊帳の外なのだけど。

この、おミソにされた木部がまたキレて、和也を糾弾する場面が生じるのだろうか?

さらなる真相が明かされたとき、今度は麻美にも利用されていたことがわかるだろうから、木部は木部で、完全に人間不信になりそうだけれど・・・w

どうなるのかねぇ。


ともあれ、そろそろ墨ちゃんの再登場に期待!

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トニカクカワイイ 第185話 『風呂と寝室とイチャイチャ』 感想: 輝夜のポンコツぶりが気になるw

2022-03-30 10:26:45 | トニカクカワイイ
前回の続きだから、司とナサのイチャイチャが続くのは、まぁ、いいとして、むしろ驚いたのは、

あれ、輝夜って寝るときはマスクを取るんだ! ってことでw

輝夜の素顔って初めて?

でも、この流れだと、いつの間にか、千歳と輝夜のコンビが形成されそうな気もしてきたw

それはそれで、最急局面(いつ?w)で、強力なコンビになりそうだけどw

要するに、司とナサのイチャイチャはいわば目くらましで、物語の本筋は、引き続き、輝夜によるこの屋敷の観察にあるんだろうなぁ、と。

まぁ、司は、自分にとって都合のいいことしかいわないだろうから、そういう意味では、たしかに、探偵役wの輝夜がひつようだったんだな、と思ってきた。

で、その輝夜は、夜中に、何に気づいたのかね?

意外とベタに、ここからよく月が見えるな、とかだったりするのかな?

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呪術廻戦 第179話 『仙台結界⑥』 感想

2022-03-28 18:11:02 | 呪術廻戦
乙骨推しシリーズ第6弾!

前回の引きで、乙骨、石流、鳥鷺の3人が「領域展開!」と叫んで終わったので、

おおー、領域展開の3つ掛けってどんな感じになるの?

って思って、久しぶりに楽しみにしていたら、

その場に、黒沐式の子ども?が現れて、領域展開決戦にはならず。

挙句の果てに、乙骨のナイスアイデアで、黒沐式との戦闘を強いられた鳥鷺が、石流のリーゼント砲wで撃たれて、とりあえずリタイヤかな?

黒沐式はまだ生き残っているけど、結局、元の鞘に収まって、

乙骨vs石流

のタイマンに戻ってしまったw

まぁ、いいんだけど。


赤松健のバレによると、どうやらこの作者、女性漫画家らしく、しかも、今どきの少年漫画って、実は女性が描いていることが多いらしいのだが、

そうなると、この、領域展開・3つ掛け!で盛り上がると見せておきながら、それを次の回でいきなり外して、なんか次の展開に行く・・・的な、肩透かし的展開って、女性漫画家のパタンなのかな?

いや、鬼滅もそういう展開、多かったなぁ、と。

こう一気に畳み掛けるような盛り上がりがことごとく肩透かしで終わるパタン。

まぁ、それを知略的、といえば、カッコはつくのだけど。

でもなんか、ここぞ!って時には、一気に爆発させてほしいのだけど。

女性漫画家って、そういう爆発系のカタルシス、苦手なのかなぁ。。。

微妙に気になるところ。

もっとも、今回のワンピみたいに、男性の漫画家が描くからといって、カタルシスのあるバトルシーンになるわけでもないのも確かでw

ルフィのギア5が、ニカ変身によるのとか、逆に頭悪―!って思うから、男性漫画家も大概なのだろうけどな。

ともあれ、ぼちぼち乙骨編は終わりにしてくれないかな。

というか、死滅回游とっとと終わりにしてほしいのだけど、マジで。

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ワンピース-ONE PIECE- 第1044話 『解放の戦士』 感想:ええ?ゴムゴムの実ってホントはヒトヒトの実だったの?

2022-03-28 08:02:45 | ワンピ
前回、CP-0の横槍でカイドウに破れたルフィが、なんだか復活しそうな雰囲気を示していたわけだけど、

どうやら、それは予想通り、ゴムゴムの実の覚醒で、ジョイボーイへの変身だった。


・・・なのだけど、そこで、五老星の口から明かされたのは、

ゴムゴムの実は、実は仮の名で、もう一つの、というか、本当の名前は

動物(ゾオン)系「ヒトヒトの実」幻獣種モデル「ニカ」

といっても、これ神様の名前で「太陽神ニカ」なのだそうだ。

なんだ、それー!だよね?


うーん、さすがにこれはやりすぎじゃない?

今更すぎる、というか。

しかも、ルフィ、なんか超サイヤ人的に、体の色も変わっているし。

ゴムゴムの実の本当が名前がどうこうというのはいらない設定で、

ただ、ゴムゴムの実の覚醒形態の異名がジョイボーイだった、くらいで済ませておけばよかったんじゃないかな?


このワノ国編で、

ゾロは、剣豪リョーマの子孫

サンジは、ジェルマ66の改造人間

という設定が明らかにされたわけで、これに

ルフィは、太陽神ニカだった

ってのがつけたされたわけだけど。。。

いくら、彼らの圧倒的パワーアップが必要だったからって、この後づけの、いまさらながらの設定もりもりwは、ないでしょw

これならもう一回、ちゃんと修行して、みんな自分の努力で新たな力を身に着けた、という方が良かったんじゃないのかな?

今回のような、後付け設定によるパワーアップが許されるなら、この先の展開も、もうなんでもありになってしまうから。。。。

カタルシスもなにもないよな、もはや。

1000話を越えての展開で、これはないなぁ、って感じだった。

確かに、ジョイボーイという名も、ニカという名も、前にあったけどさ。

さすがになー。

こうなると、この後光がさすように輝いている太陽神ニカのルフィを、ワノ国では、不動明王と言ってきた、ということになりそうで…。

まぁ、もうなんでもありなんだろうなぁ。。。

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その着せ替え人形は恋をする 第12話 『その着せ替え人形は恋をする』 感想

2022-03-27 15:34:46 | ビスク・ドール
あー、やっぱり夏祭りで締めてきたかー。

この流れからすると、多分そうなるだろうなぁ、と思っていた通りだった。

しかも、最後をあの、「寝落ち五条くんへの海夢の告白」で終わるところまで。

だって、あのあたりが一番、二人の距離が縮まるところだからね。

というか、海夢のすきぴーw話にひとつの区切りがつくところ。

あのシーンで、読んでいる方も、

もう五条くん、はやく気づけよー、
あ、でも、もう事実上つきあっているようなものだからいいかー!

という気になって、それ以後の読み方がちょっと変わってしまうところではあった。

でもそれが夏休みの最終日、というのもお約束だよねw


ということで、終わってしまったw

当然、2期があることは期待しているので、是非とも、ハロウィンパーティと文化祭のエピソードでやってほしいw

ていうか、この構成だと、2期があったら、多分、文化祭を締めに持ってくる流れだろうなあw

絶対盛り上がるはずだから、2期、はやくよろしく!


しかし、まさか、何の期待もせずに1話を見て、あれ、これもしかして面白いんじゃない?って思って、そこから一気に原作を読んでしまって、むしろ、読み終わってからは、あのシーンはどう描かれるのかなぁ?と思いながら楽しむ感じになってしまうようになるとは思っていなかったw

つまり、原作を読んで展開を知っていても、でも楽しみに映像を見れてしまえる類に作品ってことで。

完全に今季の掘り出し物ナンバーワンw

まぁ、いろいろな意味で、そこかしこに、ご都合主義的な展開が張り巡らされているわけだけど、でもまぁ、幻想ってそういうものだよね、ということまで含めて、優しい幻想譚だと思っている。

とうことで、五条くんは、これで海夢という相棒を得て(まだ恋人ではないからね)、彼女の導きでクラスでも頼れる男になっていくという展開が待っているので。

ホント、文化祭までは是非ともやってほしいなぁ。

こちらは、ものすごく期待しながら待ちたいと思う!


にしても、夏祭り、いいよねぇw

花火を二人で観るの、いいよねぇw

足を痛めた彼女をおぶって二人で帰るの、いいよねぇw

そんな定番の展開を、最後は現代らしくスマフォの寝落ち告白で締めるのって、作者はよくわかっているなぁ、って思っていた。

そして、その展開をスタッフもよく理解しているなぁ、って。

素晴らしかった!

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明日ちゃんのセーラー服 第12話 『ひとりじゃないんだ』 感想: 小路と江利花の共演をここまで物語の総括に絡めた制作陣ってハンパなくない?

2022-03-27 15:17:12 | Weblog
いやー、この最終回は素晴らしい構成だったね。

まさか、後夜祭の小路もダンスシーンに合わせて、体育祭のクラスの善戦ぶりを描いていくとは思わなかった。

しかも、ダンスの伴奏は、江利花による生演奏ときた。

といっても、彼女がピアノを弾くのは前回までにわかっていたことだけど、

途中でヴァイオリンにスイッチするとは思わなかったよw

つまりさ、この最終回はさ、

文化祭での小路のダンスシーン
体育祭で小路たち1年3組の活躍ぶり
小路と江利花による共演

の3つが同時並行で描かれていく、という、どうにも欲張りな構成で。

しかも、すでに体育祭は終了した「想い出」として描かれるから、ダイジェストになってもなんの違和感もない。

むしろ、感動的だったシーンだけが切り取られた感じで、その分、密度が上がっていく。

しかも、それが江利花の生演奏が流れる中で想起されていて、その演奏によって学生生活の大切な想い出であることが強調される。

それだけでなく、その想い出を、今、壇上で踊っている小路も江利花もともに思い出しながら、その想い出の尊さも込めて、踊り、弾いている。

・・・って、これ、もう、感情を盛り上げる上で完全にポジティブフィードバックになっていて、なんだこれ!ってくらい盛り上がっていくw

要するに、江利花による生演奏という「劇伴」の設定が完全に全体のリズムを作っていて、

しかも、ピアノとヴァイオリンによる演奏が、いかにも「女子高生の尊いセピア色の10代の記憶」の定番的イメージをかきたてる、という点で、

この作品のテーマである「フェティッシュ」そのものを描いてしまっているわけでw


いやー、参ったw

単なる足フェチとか指フェチとかだけじゃなくて、そうしたフェチ全般に対するフェティッシュを最後に示してくるのだから。

スタッフのフェチに対する思い入れがすごすぎて、もうドン引きするくらいw

でも、初見のときは、もちろん、見入ってしまったのだから、見事に制作陣のフェチぶりにやられたわけでw

うーん、最後にすごいものを持ってきた!


いまだに、小路たちの、デフォルメが効きすぎた顔には慣れないのだけれど、でも、動きの部分は素晴らしかった。

あと、やっぱり、構成かな。

今回、冒頭でいきなり文化祭になってしまって、あれ、前回、みんなで練習していたバレーボールはどうなったの?とか、

りりたちとの水泳競技はどうなったの?

って思っていたら、それをちゃんと挟み込んでくるしw

しかもバレーボールについては、一番最後にもってきて、しかも最後にあの、小路のコート外から駆け出してのアタック!!!でしょ?

あれはズルい!

ああいうシーンは本当にズルい!

だって、あそこのシーンって、どう見たって、バレー部の鷲尾瞳が小路を認めて、行ってみれば、デレたwってことでしょ?

でなかったら、あそこから、小路に向けてロングトスを上げたりしないわけだから。

ということで、ものすごくダイジェストになっていたけど、でも、すでに想い出シーンとなっているからこそ、最も輝いたところだけ取り出しても、見ている側は納得できてしまうわけでw

ホント、あそこはやられた!


ということで、とにかく動きが凄くて、アニメーションとしては出色の作品になったのは間違いない。

最初はどうなるかとも思ったけど、後半になって、小路をはじめとして、一通りクラスメイトのキャラがわかってきたところからの展開は、とても清々しくてよかった。

ということで、このクオリティが維持できるなら、続きを見てみたい気もするけれど。

でも、今回の最終回のような構成は、2度はないから、続編をやるときは、ハードルが思い切り上がりそうだけどw

期待しないで待ってみるかね?

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ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン 第11話 『裏切り』 感想

2022-03-25 00:58:34 | ありふれ
いやー、ようやくここまで来たかぁ。

香織が檜山に殺されたときはどうなるかと思ったけど、その前に、ティオと愛ちゃん先生が魂魄魔法を極めていてマジでよかった。

で、香織がどういう感じで助かるか、については、次回のお楽しみで!ってことでw

最初にそれ聞いたときはびっくりしたけどw

映像で実際に動かしたらどんな感じになるのか、楽しみではあるw

絵面がどうなるか。

ハジメ・パーティのイメージもちょっと変わるかもw

とはいえ、アニメだと各キャラの内面描写がごっそりなくなるので、ちょっと心情を想像するのが難しいのも確かで。

多分、この2期については、実は、香織と愛子が成長するヒロインだったはずなのだけど、わかりにくいよねー。

あと、今回の最後のところで、ハジメが雫に活を入れていたのも、後々効いてくるところのはずなのだけど、それもわかりにくい。

難しいなぁ。

あ、でも、今回、わりと園部が動いていたのはよかった。

あと遠藤も。

彼ら視点で見たとき、ハジメの降臨はどう映っていたのか、結構気になるんだけどな。

それも内面描写がないから、淡白になっちゃうよなぁ。

ともあれ、ようやく檜山が消えてくれてホッとした。

てか、あんだけヒュペリオンで魔物を一掃してたら、ついでに檜山も焼き消されてるよなw ザマァw

そのヒュペリオンでびびってすごすごと退散するフリードに対しては、確かにシアやユエのようにバカにしてやりたくもなる。

ということで、ちょっと盛り上がりに欠けたけど、わりと重要なターニングポイントイベントは消化した感じw

しかし、あの描写だとリリィは、ヒュペリオンの猛攻を目にしてないと思うのだけどどうなのだろう???

さすがにあの轟音に意識は戻っていたのかな?

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86-エイティシックス- 第11巻 感想: 新章開始が、実はゼロからやり直しって、どんな罰ゲームだよ?!

2022-03-23 13:30:37 | エイティシックス
発売直後には手に入れていたのだけど、どうにも冒頭が読みにくくて放っておいた11巻。

この間アニメの最終回を見て、あれ、もしかしてちょっとは最新刊の内容が反映されている?とか思って、改めて読み始めてみた。

それでも、最初の100ページくらいまではとにかく読みにくく、しかも今回の内容が共和国人の護送、という、聞くだにげんなりする作戦で、案の定、途中でも、そのげんなり感を、エイティシックスや連邦軍人の口から語らさせるので、さらに嫌気が差して、全くページが進まず。

ようやくあれ、これもしかして?と思ったら、作戦だけでなく、物語自体も胸糞悪い方向に向かってしまって、なんだよこれ?と思っていたら、最後にシリーズとしても盛大な爆弾が落とされて、はぁぁ、となった。

まぁ、とにかくひどいよ。

正直10巻まで読んできて、この作者は、言葉の選択が無駄に衒学的で、会話ではなく地の文で設定を説明しようとするから無駄に頁が黒くなって、要するに、文章も構成も下手で作家としてはダメダメな部類なのだけど(この点では川原礫はすごくて彼の文章は状況描写でもさくさく頭に入ってくる)、ただ、そうした形式上の下手さ以上に、胸糞悪いストーリーを書くことで、なんとか命脈を保っている作家だと思っていた。

そういう評価は、この11巻でもそのまま当てはまるものだった。

まぁ、とにかくね、ひどいよ、これ。

だって、冒頭で、いままで10巻までで連邦が築いてきた戦局をすべてひっくり返して、チャラにしてしまったのだから。

まず、衛星からの弾道弾による攻勢で、人類vsレギオンの勢力図が全く書き換えられてしまって、人類国家は、再び分断されてしまったこと。

そのため、今までレギオンの情勢を掴むための情報ソースとして使っていた〈無慈悲な女王〉からの情報が、基本的に信用できないものになってしまったこと。

その結果、レギオンの活動停止による戦争の完全終了、という夢もまた、白紙に戻ってしまったこと。

にもかかわらず、そのレギオン停止命令を発することのできる帝国の末裔たるフレデリカの正体に、どうやら連合王国のヴィーカが感づいてきたようで、展開次第によっては、人類国家の連帯も、帝国女王の存命という事実から生じる諍いによって、内部から瓦解する可能性が出てきたこと。


まぁ、こんな感じで、まさに11巻にして、盛大なちゃぶ台返しがなされたわけだけど。

でもまだ、こんな内容は可愛いもので。

何が最悪かって、レギオンの攻勢の大元に、元人間の《羊飼い》による共和国人に対する恨みつらみがあった、ってことで。

つまり、共和国はレギオン化した元共和国人の怨念によって滅ぼされたということで。。。

しかも、その「大攻勢」を指揮したのが、レギオン化したレーナの父だった、という最悪のオチw


それにしたって、レーナの父のヴァーツラフが、死後レギオンとなり、《羊飼い》の首領たるノウ・フェイスだった、というのは・・・どうなの?

その事実を確認したのは、レーナにとっての「おじさま」だったジェローム・カールシュタールだったわけだけど、これ、どうやってわかったのだろう? 

〈無慈悲な女王〉のゼレーネくらい、ノウ・フェイスと化したヴァーツラフも、自分の意志や記憶を、ナノマシン上で再現されることが可能だったのだろうか?

それとも、みずからの「意志」というか「遺恨」によってそこまで進化したのか?


とにかく、これでしばらくの間、この物語は、

レーナ vs ノウ・フェイス(実はヴァーツラフ)

が、それぞれ、エイティシックスとレギオンを駆って戦う、壮大な父娘ゲンカになる、ってことね。

しかも、あるタイミングで、きっとレーナが、ノウ・フェイスが父の成れの果てだということに気がつく場面もあるはずで。

その時のショックは計り知れない。

兄のレイの亡霊の影と抗いながら戦ったシンの苦悩と同じ苦しみを、今度はレーナが味わうことになるってことでしょ?

作者って、ホント趣味悪いなぁ。

まぁ、本巻でも途中で、あの気の良いシンたちの整備長アルドレヒトがレギオン化して共和国の攻勢に加わっていたから、エイティシックスだけではなく共和国人の中にも、同胞と思っていた共和国とか共和国人に恨みを持っていたやつはいたんだなぁ、とは思っていたけど。

その時点でも十分、胸糞悪かったのに、それに輪をかけて、よりにもよってレーナの父を中ボス(←ラスボスではきっとない)にしますかw

前の章の3冊で、他国の話を通じて、シンたちとは異なる道を歩んだかもしれないエイティシックスの可能性があれこれ描かれていたわけだけど、本巻では満を持して、普通に共和国人に対して恨みを晴らそうとするエイティシックスの意志を継いだレギオン部隊が現れたわけで。

しかも大攻勢の首魁からしてノウ・フェイス、すなわちレーナの父ヴァーツラフだったことを考えれば、シンが戦場で《羊飼い》の様子が変わった、と感じていた数年前の時点で、すでにノウ・フェイスは、いつか共和国を自らの手で滅ぼすことを考えていたということでしょ?

となると、そもそも、そのノウ・フェイスの判断を容認したレギオン総統?とはいかなる存在なのか?ということも気になってくるわけで。

そういうことを想像しないでいられない内容だった。


しかし、悪鬼=レギオンと化した元同胞や元エイティシックスによって滅ばされた共和国って、時節柄、ウクライナに侵攻したプーチンのロシアを未来を彷彿とさせるようなところもあって。

さすがに業が深いなぁと。

ただ、逆に時節柄、この先の物語の筆致も変わるのかもしれないなぁ、とも思えて。

いろいろと社会情勢的にも難しい立ち位置にある物語になってきた気はする。


こうなると今後の物語の展開としては、左腕をなくしたことで、やむなく前線から離れることになったセオが、別働隊としてどういう行動を取るのか、が気になってくる。

多分、同じく後方に位置するアネットとともに、セオは行動することになるとは思うのだけれど。

多分、そこに、今回のレギオン攻勢によって後方に閉じ込められたヴィーカとフレデリカも絡んでくると思うのだけど。。。

問題は悪筆の作者が、この前線のシンたちと、後方のセオたちの物語を、うまくリンクさせながら絵がかけるのかどうか。

まとも考えれば、この先の展開は、相当込み入ったプロットになるはずなので、ちゃんと編集者が入って向こう数巻分の流れまで含めて構成を整理しないと、作品としては、下手をすると破綻する可能性もある気がする。

ともあれ、次巻、どうなるかねぇ。。。


あ、そうだ、今更ながら気づいたけど、レーナの父のノウ・フェイス率いるレギオン軍団には、きっと、10巻で登場した、まだシンが、レギオンに殺された仲間を銃で介錯してやる前に死んだ人たちも登場するのだろうな。

当然、セオの「ラフィング・フォックス」隊長も。

ホント、ひどい話だ。

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彼女、お借りします 第228話 『楽園と彼女㊵』 感想: 完全に和也が置いてきぼりの展開なのが気になる……

2022-03-23 12:22:51 | かのかり
前回の、まさかの千鶴キスを受けて、

麻美が、でも、やっぱり嘘のお付き合いなんじゃないのって?

って追撃をかけるものの、さらに千鶴が、それとわかるように、皆の目の前で濃厚なキスを和也にすることで、麻美、あえなく玉砕w

で、あとは、今までついた嘘を、和也と千鶴が和ばあさんに返して、一旦は幕引き。


でもまぁ、この流れだと、次回は皆で夕食、って感じだから、

そこで、麻美のさらなる追撃なり、瑠夏ちゃんのステルスボムなり、が起こる可能性も残っている。

ただ、そうした流れも、多分、もはや枝葉の出来事にすぎなくて。


重要なのは、和也の独白としては、「本当に付き合っている」というのが、いまだに

「嘘認定」

されている、ということ。

えーと、これは、結構、この先、引っ張りそうだよね。

結局、恋愛感情の告白まで、衆人環視の中での出来事になってしまったので、結果として、和也からすると、自分の気持ちを千鶴にきちんと伝えることもなく、また、地千鶴の気持ちを確かめることもなく、流れで「つきあっている」ことになってしまったw

千鶴にしても、勢いで2度のキスによって木ノ下家公認の付き合いに、無理やりしてしまったので、自分の気持ちがどこにあるのか、きちんと問うこともなく、流れに任せてしまった。

つまり、和也にしても千鶴にしても、自分の気持ちも相手の気持もよくわからないまま、つきあうことになってしまった、というのが実情で。

しかも、いまさら、相手の「本当の気持ち」なんてものを確信を持って確かめる手段もなくなってしまった。

なので、この先、一体どのようなイベントがあったら、彼らは互いに互いのことを本当の恋人と思えるようになるのか?

なーんか、無駄に「恋愛認定」のハードルが上がってしまった。


しかも、このいろいろと外の都合に合わせて「本当に付き合っている」ことにしてしまったこの状況で、微妙に、麻美のカウンターにもなっている。

だって、今の和也と千鶴の状態って、いわば

「お見合いを経て、まずはおつきあいから始めましょう」

って状態に近いわけで。

でも、これって、まさに麻美が、親が決めた相手が嫌で逃げてきた状態と、外から見たら似たようなものだよね?

むしろ、お見合いの引き合せ役を、麻美が(あと木部も)行ってしまったようなもので。

なので、これ、麻美からしたら、単に和也と千鶴が付き合ったことになった、ってこと以上にムカつく状況になったと思うのだよね。

実際、麻美目線で見たら、というか、彼女の主観からしたら、和也と千鶴の真意なんてわからないし、わかりようもないから。

何しろ、当の和也と千鶴の二人にしても、自分たちの気持ちがよくわからないことになってしまったのだからw


ということで、もとに戻って、これ、この先、どうするのだろう?

まさに本当のお見合いのように、「形から入って」いつの間にか、その形を演じることが本当の愛情に変わっていく、というプロセスを経ていくのかな?

もしかしたら、小百合さんの結婚というのも、お見合いだったのかな?

結局、物語はまた、小百合さんの言い残した「嘘と本当の間」の話に戻っていく、ということで。

うーん、これ、マジでどうするんだ?

まぁ、瑠夏ちゃんとか麻美とか、あと、八重森とか墨ちゃんとか、まわりがあれこれ言ってくるとは思うのだけど。。。

あ、当然、海くんもねw


ということで、和也と千鶴が家族公認の仲になったところで、物語的には、今更ながら、第2章!が始まりそうな予感w

なーんか、意外なところで、夏の映画撮影の時に監督をした、和也の映研のセンパイとかが、絡んできそうな気もするなぁ。

いや、ファインダー越しに見たら、彼女の気持ちなんて一目瞭然だろう?とかなんとか言ってw


ともあれ、まずは、麻美の追撃に期待しよう。

しかし、哀れだな、ビッチ麻美w ザマぁー!

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