なんか最後は、超時空規模のスケールのデカイSF的幸福感のまま終幕、って感じだった。
終わってみれば、やっぱり、この物語は、エヴァのためにあった話だったんだな、って思った。
まぁ、それはUQHの第1話の扉だった、アンニュイなエヴァの姿で、わかっていたことだけど。
ネギま!の登場人物の中で、唯一、不死人だったエヴァは、不死者故にネギをはじめとしてクラスメイトたちとの間に距離をおいていたわけだけど。
その「最後は唯一人で生きていくしかない吸血鬼」としてのエヴァに、伴侶や仲間をつくってやるための話が、このUQ Holder!だったんだなって、最後の、エヴァと刀太の二人の、1万2千年越しの愛の告白に思ったよ。
実際、ヨルダとの最終決戦に臨んだネギくん一行は、不死人設定がなかったがゆえに、1万2千年後に復活したエヴァの前には、すでに存在していなかったわけだから。
UQHでも結局、エヴァはたったひとり、この世界に残されてしまった。
ネギま!の時の運命はここでも変わらず。
そのネギくん一行の絶対的死、という事実を、物語としても明言したことで、これは、あくまでもエヴァの物語だったことを強調していた。
まぁ、その結果、キリヱはただの人間として一生を終えることで、刀太のパートナーからは脱落してしまったわけだけど。
というか、最初の最終決戦でバウルの策略にはまって刀太の復活に40年かかったあたりですでに、キリヱが使いにくい存在であることに、作者も気づいてしまったのだろうな。
リセットする人生がある限り、リゼロじゃないけど、勝利するまで死に戻りすればいい、ってことになって、実際、それが戦略としては正しい方法になるけれど、それじゃあ、物語としてカタルシスに欠けてしまう。
しかも、刀太とエヴァの関係が最終的にどうなるのか、という物語全体を通じてのテーマも残ったままだったわけで。
その意味で、刀太は、エヴァとキリヱのどっちを選ぶの?という問いが、中盤以降、ずっとラブコメ的には残っていた。
それを、エヴァが復活までの眠り?に入っている間に、キリヱが只人としての生を終えることで、問題なくやり過ごしてしまった。
そういう意味では、九郎丸のみならず夏凛まで刀太スキーwになったのも、キリヱを含めて三人の中では刀太にとってキリヱが一番!みたいに思わせるための仕掛けだったんだなぁ、って思う。
もともと九郎丸は雌雄両有体のような存在で、おまけに最終決戦で改めて変身していたように、神刀の擬態のような存在であったわけで。
夏凛にしても、復活したエヴァに抱きつくところでも明らかなように、雪姫様ラヴ!は継続しているわけだから。
まぁ、不死者で1万2千年も姿が変わらないままなら、セックスがどうこうとか言っても、そもそも意味がないよね。
とっくの昔にセックスの快楽にも慣れ親しんで、盛り上がりに欠けるのだろうし。
そうなるとニキティスみたいに本の虫になって未来永劫過ごす、ということになるくらいしかない。
ともあれ、いろいろ途中は、それこそ190話分あったけど、結局、最後は、エヴァと刀太の物語に回帰して終わりだったw
それも、雪姫ではなく、ロリババア状態のエヴァと刀太の恋愛だからねw
単純にこれは、作者が最後はロリエヴァの笑顔が見たかったってだけだったんじゃないかなw
でも、まぁ、ネギま!のときの終盤の性急な畳み方に比べれば、ちゃんと大団円してたのはよかったw
で、UQ Holder!全体に対する感想や、ネギま!と合わせてのシリーズとしての感想については、また機会を改めるとして。
最終回について、気になったことをいくつか記しておくと、
まずは、やっぱり、超鈴音、登場w
四重航時機絶対時間停止!で、おお、カシオペア、ひさしぶり!って思ったよw
で、そこからの、黒棒と九郎丸を使った刀太の「神刀姫名杜破魔封神剣」とネギくんと明日菜による「黄昏の剣」による攻撃には、やっぱり最後はダブルヒーローだねぇw と思った。
でも、九郎丸が剣になれる設定、すっかり忘れていたのは秘密w
で、エヴァ=ヨルダの魂が120億個に分霊w ってなって、120億の人類に魂魄が分配融合されるって、ことだけど?
はにゃ? なんだそれ?ってなったぞ。
でも、そうして、無限共感能力「共鳴り」を極小化して対処するさまを見て、それがネギくんの解決方法と見抜くフェイトのネギくんラブの深さw
で、そこからの、なんと1万2千年経った世界!という展開のバカバカしさ。
マジSFだぁ!
しかも、なんかすげぇそれっぽい植物の実からエヴァ転生体がでてきたよw
マジファンタジーだぁ!
そこから先の、説明口調のネームの多さには思わず苦笑い。
人類圏は1700万光年wまで拡大
地球圏は、人類発祥の地として保護区指定。
1200万しか住んでいなくて、ほとんどが妖怪とか悪魔。
じゃあ、ザジとかいまは地球に住んでるのかね?
あとは、ヨルダの封じ方として、最終的に人類の数と物理的距離で対処したという。
いわば物量でねじ伏せる!の法則w
なんか、とにかくスケールが超無駄にでかくなって笑ったw
で、あれほど終盤でヤキモキさせたゲンゴロウの異世界跳躍の話は、どうやら次作に持ち越し、ってことみたい。
といっても、多分、赤松健は、この先、自民党の参議院議員になるから、漫画なんか描いている時間はあるのかね?って思うけど。
で、100年後の事件、ってなんだよw
カロンが巨大恒星間移民船?
イエローストンの大噴火による人類絶滅の危機?
あはは、こっちもSFだあw
それにしても、ちょっと付け加えておきました的な明日菜の顛末話だけど、なんで、千雨まで生きてるの?
のどかと夕映は、まぁ不死人みたいになっていたのはわかるけどw
で、明日菜と「黄昏の姫御子」は融合して人として生きた?
きっとこれは、ネギくん一行が天寿を全うしたことを確定させるための補足だったのだろうね。
最後に、しのぶとみぞれも一応、登場。
で、ふたりともちゃんと生きて死んだ。
同様に、キリヱも。
キリヱの再不死化は結局なかった。
で、すでに書いたように、エヴァの1万2千年後の復活に話は続く、という流れだった。
とにかく、ネギま!を含めて、途中だいぶUQHには文句も言ってきたけど、なんだかんだいいながらも、ずっと読み続けてものとしては、やっぱり、終わってしまったことには寂しさを感じる。
ただ、これは不死者の物語である、という設定からか、結局、この物語は終わったようで終わらない終わり方をすることは予想できたので、
なんていうか、ピリオドを打たれた、というよりも、
大きなカンマが打たれた、くらいにしか感じないところもある。
でもまぁ、ネギま!のときに、エヴァって不憫な人だよなぁ、って思っていたひとりとしては、エヴァを真ん中においた物語が始まって終わってことは喜ばしかった。
てか、最後は、まさにともに歩いていく人、すなわり伴侶として刀太を射止めたのだから。
よかったね、エヴァ、って感じかな。
でもなぁ、よく考えれば、刀太って、実は、エヴァも加わった計画の中から生まれた人工不死者だったんだよなぁ。
それを思うと、自分の伴侶を自らの手で生み出した物語、とも言えなくもなくて。
SFだ!とかファンタジーだ!とか色々騒いだけれど、最後は、なんだか、とっても神話のような収まり方だったと思う。
そういう意味では、エヴァンジェリンの名の通り、創生の福音に至る話だった。
大満足!
終わってみれば、やっぱり、この物語は、エヴァのためにあった話だったんだな、って思った。
まぁ、それはUQHの第1話の扉だった、アンニュイなエヴァの姿で、わかっていたことだけど。
ネギま!の登場人物の中で、唯一、不死人だったエヴァは、不死者故にネギをはじめとしてクラスメイトたちとの間に距離をおいていたわけだけど。
その「最後は唯一人で生きていくしかない吸血鬼」としてのエヴァに、伴侶や仲間をつくってやるための話が、このUQ Holder!だったんだなって、最後の、エヴァと刀太の二人の、1万2千年越しの愛の告白に思ったよ。
実際、ヨルダとの最終決戦に臨んだネギくん一行は、不死人設定がなかったがゆえに、1万2千年後に復活したエヴァの前には、すでに存在していなかったわけだから。
UQHでも結局、エヴァはたったひとり、この世界に残されてしまった。
ネギま!の時の運命はここでも変わらず。
そのネギくん一行の絶対的死、という事実を、物語としても明言したことで、これは、あくまでもエヴァの物語だったことを強調していた。
まぁ、その結果、キリヱはただの人間として一生を終えることで、刀太のパートナーからは脱落してしまったわけだけど。
というか、最初の最終決戦でバウルの策略にはまって刀太の復活に40年かかったあたりですでに、キリヱが使いにくい存在であることに、作者も気づいてしまったのだろうな。
リセットする人生がある限り、リゼロじゃないけど、勝利するまで死に戻りすればいい、ってことになって、実際、それが戦略としては正しい方法になるけれど、それじゃあ、物語としてカタルシスに欠けてしまう。
しかも、刀太とエヴァの関係が最終的にどうなるのか、という物語全体を通じてのテーマも残ったままだったわけで。
その意味で、刀太は、エヴァとキリヱのどっちを選ぶの?という問いが、中盤以降、ずっとラブコメ的には残っていた。
それを、エヴァが復活までの眠り?に入っている間に、キリヱが只人としての生を終えることで、問題なくやり過ごしてしまった。
そういう意味では、九郎丸のみならず夏凛まで刀太スキーwになったのも、キリヱを含めて三人の中では刀太にとってキリヱが一番!みたいに思わせるための仕掛けだったんだなぁ、って思う。
もともと九郎丸は雌雄両有体のような存在で、おまけに最終決戦で改めて変身していたように、神刀の擬態のような存在であったわけで。
夏凛にしても、復活したエヴァに抱きつくところでも明らかなように、雪姫様ラヴ!は継続しているわけだから。
まぁ、不死者で1万2千年も姿が変わらないままなら、セックスがどうこうとか言っても、そもそも意味がないよね。
とっくの昔にセックスの快楽にも慣れ親しんで、盛り上がりに欠けるのだろうし。
そうなるとニキティスみたいに本の虫になって未来永劫過ごす、ということになるくらいしかない。
ともあれ、いろいろ途中は、それこそ190話分あったけど、結局、最後は、エヴァと刀太の物語に回帰して終わりだったw
それも、雪姫ではなく、ロリババア状態のエヴァと刀太の恋愛だからねw
単純にこれは、作者が最後はロリエヴァの笑顔が見たかったってだけだったんじゃないかなw
でも、まぁ、ネギま!のときの終盤の性急な畳み方に比べれば、ちゃんと大団円してたのはよかったw
で、UQ Holder!全体に対する感想や、ネギま!と合わせてのシリーズとしての感想については、また機会を改めるとして。
最終回について、気になったことをいくつか記しておくと、
まずは、やっぱり、超鈴音、登場w
四重航時機絶対時間停止!で、おお、カシオペア、ひさしぶり!って思ったよw
で、そこからの、黒棒と九郎丸を使った刀太の「神刀姫名杜破魔封神剣」とネギくんと明日菜による「黄昏の剣」による攻撃には、やっぱり最後はダブルヒーローだねぇw と思った。
でも、九郎丸が剣になれる設定、すっかり忘れていたのは秘密w
で、エヴァ=ヨルダの魂が120億個に分霊w ってなって、120億の人類に魂魄が分配融合されるって、ことだけど?
はにゃ? なんだそれ?ってなったぞ。
でも、そうして、無限共感能力「共鳴り」を極小化して対処するさまを見て、それがネギくんの解決方法と見抜くフェイトのネギくんラブの深さw
で、そこからの、なんと1万2千年経った世界!という展開のバカバカしさ。
マジSFだぁ!
しかも、なんかすげぇそれっぽい植物の実からエヴァ転生体がでてきたよw
マジファンタジーだぁ!
そこから先の、説明口調のネームの多さには思わず苦笑い。
人類圏は1700万光年wまで拡大
地球圏は、人類発祥の地として保護区指定。
1200万しか住んでいなくて、ほとんどが妖怪とか悪魔。
じゃあ、ザジとかいまは地球に住んでるのかね?
あとは、ヨルダの封じ方として、最終的に人類の数と物理的距離で対処したという。
いわば物量でねじ伏せる!の法則w
なんか、とにかくスケールが超無駄にでかくなって笑ったw
で、あれほど終盤でヤキモキさせたゲンゴロウの異世界跳躍の話は、どうやら次作に持ち越し、ってことみたい。
といっても、多分、赤松健は、この先、自民党の参議院議員になるから、漫画なんか描いている時間はあるのかね?って思うけど。
で、100年後の事件、ってなんだよw
カロンが巨大恒星間移民船?
イエローストンの大噴火による人類絶滅の危機?
あはは、こっちもSFだあw
それにしても、ちょっと付け加えておきました的な明日菜の顛末話だけど、なんで、千雨まで生きてるの?
のどかと夕映は、まぁ不死人みたいになっていたのはわかるけどw
で、明日菜と「黄昏の姫御子」は融合して人として生きた?
きっとこれは、ネギくん一行が天寿を全うしたことを確定させるための補足だったのだろうね。
最後に、しのぶとみぞれも一応、登場。
で、ふたりともちゃんと生きて死んだ。
同様に、キリヱも。
キリヱの再不死化は結局なかった。
で、すでに書いたように、エヴァの1万2千年後の復活に話は続く、という流れだった。
とにかく、ネギま!を含めて、途中だいぶUQHには文句も言ってきたけど、なんだかんだいいながらも、ずっと読み続けてものとしては、やっぱり、終わってしまったことには寂しさを感じる。
ただ、これは不死者の物語である、という設定からか、結局、この物語は終わったようで終わらない終わり方をすることは予想できたので、
なんていうか、ピリオドを打たれた、というよりも、
大きなカンマが打たれた、くらいにしか感じないところもある。
でもまぁ、ネギま!のときに、エヴァって不憫な人だよなぁ、って思っていたひとりとしては、エヴァを真ん中においた物語が始まって終わってことは喜ばしかった。
てか、最後は、まさにともに歩いていく人、すなわり伴侶として刀太を射止めたのだから。
よかったね、エヴァ、って感じかな。
でもなぁ、よく考えれば、刀太って、実は、エヴァも加わった計画の中から生まれた人工不死者だったんだよなぁ。
それを思うと、自分の伴侶を自らの手で生み出した物語、とも言えなくもなくて。
SFだ!とかファンタジーだ!とか色々騒いだけれど、最後は、なんだか、とっても神話のような収まり方だったと思う。
そういう意味では、エヴァンジェリンの名の通り、創生の福音に至る話だった。
大満足!