BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

はたらく魔王さま! 第20巻 感想

2018-12-19 19:05:20 | はたらく魔王さま!
あー、これもうダメだわ。
禁書目録なみに失速してる。
なんなの、この千穂のペテン師っぷり。
こんなキャラだったっけ?

その裏側で、魔王もエミリアもなんだかなー、おっさん・おばさん夫婦もどきになっちゃってるし。

これじゃない感が半端ない。

なんだろうなぁ、
初期の頃にあった、長屋話的人情物語の片鱗はもうどこにもないし、
ファンタジーとしても、SFとしても、なんか期待ハズレなガバガバぶりだし、
おまけに、今回の、後半のあたりとか、いきなり落丁か?と思うくらい場面がとんでいて
読みにくいったりゃありゃしない。

てかさ、いくらサミットとはいえ、エンテ・イスラのお偉いさんたち、あんなにいっぺんに出すなら、地図とか、名前一覧とか、それこそ「お兄様」みたいに、冒頭で一覧にしておけよ!って感じ。

そのくせ、メインイベントの神討ちにはエンテ・イスラの人間は関係ないわけでしょ?
なんだかなぁ。
茶番にもほどがあるでしょ。

正直なところ、作者も、これ、もう書いていて楽しくないんじゃない?

どれもこれも行き当たりばったりの展開で、マジで駄作の一歩手前にまで来てるけど。

やっぱり、前回からの千穂の茶番が、ほんとにバカバカしすぎて、やってられないかなぁ。

てか、千穂にこう振る舞わせるために、むりやりベルの恋愛ボケを入れてきたようにしか思えないし。

ほんと、サリエルじゃないけど、佐々木千穂、何してくれちゃってるわけ?って、突っ込まずにはいられない。

ほんと、一気に失速したなぁ。
期待ハズレも甚だしい。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第14巻 感想

2018-12-19 18:27:24 | ダンまち
前巻の最後で、リューさんとともに、なんと37階層という『深層』に、心身ともにズタボロ状態で取り残されてしまったベルくん。

二人はどうやって地上へと帰還するのか?
それとも「二人ともに」は無理なのか?
救援は来るのか?
それはゼノス?
ロキ・ファミリア?
あるいは・・・

ということで、スペース、空けときます。




















































いやー、とにかく凄かった!
怒涛の620頁!
優に、いつもの2冊分!だよ!

で、何が凄いか、って、その620頁を一気読みさせる密度!
てか、どこかで一息つくとか、全く無理w

いやまぁ、厚さにしても、密度にしても、結局のところ、ベルくんの戦闘シーンの連続なので、もうグイグイグイグイって具合に、頁はどんどん繰られていく「だけ」といえば、「だけ」なんだけどね。

相変わらず、作者は上手いなー、と思うのは、もう、絶体絶命のピンチの連続なので、どこかで援軍がやってくるんじゃないのかな?、誰が来るの?ねぇ、誰?て感じで、その期待も込みでどんどん頁が進むわけだったのだが。。。

でも、そんなのは、もー、完全に期待ハズレも期待ハズレw
なにしろ、ベルくん、結局、全部、自分でなんとかしちゃったんだよね!
先走っちゃうと、これ、もう、ベルくん、マジで「2階級特進」、ありえるんじゃない?
てか、これで、レベル5になってなかったら、さすがにおかしいでしょ?

だって、まさに、ギリギリのところで生き残ったのだから。
今回の、深層における「冒険」こそ、本当の冒険でしょ。

その意味では、あのロキ・ファミリアの面々を魅了した猛牛との初戦のときに匹敵する「ヤバさ」でしょ。
いや、実のところ、全くあの比ではないんだけど。

それにしても、あー、ここはマジでゲーム空間なんだなぁ、と思ったのは、前回の引きで、満身創痍だったベルくんたち、一体全体どうするんだろう?と思っていたら、なるほど、リューさんの治癒魔法かぁ!って、わりと素直に驚いたんだよね。

その手があったかぁ!とw

しかも、魔法は「精神(マインド)」に依拠する能力で、しかも、マインドの場合、一旦底をついても、休息をとれば、ある程度は回復する、というしかけ。

であれば、マインドさえ尽きなければ、あるいは、マインドさえ回復できれば、満身創痍であっても、だましだましなんとかやっていける、わけで。

もちろん、深層においては、その休息を取る、ということがそもそも困難なわけだけど、ともあれ、ソロではなくツーマンセルであれば、なんとかすることもできる。

ということで、結局、ベルとリューの二人で生き延びてしまったからなぁ。
マジでびっくり。
しかも、その勝利の仕方が、全くご都合主義的に見えないのが凄い。
いや、ところどころ、ご都合主義的展開はあるにはあるんだけど、でも、その「都合の良さ」を忘れさせるくらい、深層の脅威がハンパない。

あれだけシビアな世界なら、若干くらいは主人公補正がなされても気にならない。

実際、一度は、本気で、あー、ここでリューさん、死んじゃうんだぁ・・・、って思ったもの。

それは、リューからすれば、未来に繋ぐための冷静で合理的な判断の結果から生じた「自己犠牲」だったわけだけど、それを、我らがベルくんが、見過ごすわけもなくw

でも、裏返すと、決死の「自己犠牲」であったはずのリューの想いを踏みにじるものでもあったわけで。。。

でも、そんなベルくんの行動を「正当化」してしまうマジックワードが、
だって、ベルは《愚者》だから、だったりして。

そう、彼は、後先考えずに手を差し出してしまう《愚者》なわけだが、その《愚者》を強調することで、例のゼノスの一件が、単にベルくんを成長させただけでなく、この「ダンまち」という物語自体を(都合よく)振り回すために必要なエピソードだったんだなぁ、と思わせるよね。

その上で、今回の、リューさんのかつての仲間の心意気を回想するシーンから、しかし、そんな愚行の結果、理想を成し遂げしまう人としたら、それはもはや『英雄』と呼ぶしかない、という流れも、納得がいくよね。

つまり、ベルは、ゼノスの一件で『愚者』となり、
しかし、リューさんのかつてのパーティメンバーたちからは『英雄』とみなされることになる。

しかも、その『英雄』たる理由を知るのは、リューさんのみ、というのだから。。。

そりゃ、リューさんも、年上だけど、ベルくんにゾッコンになるはずだよね。

裏返すと、作者のあとがきではないけれど、エルフを落とすには、ここまで体を張らないとダメなのか、って思うよなぁwww


こうなると、この先、気になるのは、やっぱり、リューさんのヘスティア・ファミリア入りだよなぁ。

いや「派閥連合」という、実質的な「拡大ヘスティア・ファミリア」というのもありはありだと思うのだけど。

だって、この際、ダフネやカサンドラもいれたいじゃん。
もちろん、アイシャもw
命のように、レンタル移籍、ってのでもいいとは思うのだけど。

あ、そうか、「派閥連合」のままにしておいたほうが、今回、満を持してダンジョンに潜った「豊穣の女主人」チームも、ほんとに必要になったら参戦!ってしやすいのかもね。

あ、でも、それなら、やっぱり、リューさんは、ヘスティア組入りしたほうがいいのかな?
春姫がいるから、なんだかんだいってベルたちに目をかけているアイシャのように。


で、そうそう。
もう一つ驚いたのは、ベルに置いてけぼりをくらった「派閥連合」チームが、結局、独力でなんとか階層主を破ったこと。

なので、蓋をあけてみれば、12、13、14巻と続いた「冒険」は、ヘスティア・ファミリアの面々の、強制的レベルアップ・イベントだった!ってことね。

特に、ヴェルフの、砕けない魔剣とかね。

前から思っていたけど、いい加減、ベルを除いたヘスティア・ファミリアのレベルを底上げしないことには、全然、話が進まなくなってきていたので。

なので、レベルアップ・イベントはマストだったのだけど、そのためには、ベルがいないのが手っ取り早いってことで。
そこで、数少ない男性メンバーのヴェルフがまずは頭一つ抜け出した、ってことだよね。

さっきの、あー、治癒魔法があったかー!ってのと同じくらい、
え、現場で得物、つくっちゃうわけ? ってやっぱり驚いたからね。
それはそれでやっぱ、チートだしw

でもさ、12巻での冒頭でフェルズにベルくんが言われていたように、「最下層を攻略しないことには、ゼノスたちに未来はない」わけだから、最下層に辿り着こうと思うなら、ヘスティア・ファミリアが全体としてレベルアップしないと絶対無理だからね。

あー、その意味では、やっぱり、派閥連合というよりは、「大ヘスティア・ファミリア」が誕生するのかなぁ。アイシャやダフネ、カサンドラ、そしてリューが加わるところから始まる感じで。

ともあれ、もう、とにかく14巻、凄かった!
細かいところは、実際に読んでみてw

とにかく、あー、スゲー試合だったよ!とか、スゲーコンサートだったよ!ってのに近い感覚。

しかし、こうなると次巻がマジで楽しみだなぁ。

かつての8巻のノリで、きっと、いろいろと今回のダンジョンの間の小話とか、後日譚とかやるんだろうな。

まぁ、とにかく、リューさんの今後が、気になる。

あとは、微妙に、前巻では右腕が切り落とされ、本巻では左腕を「作りなおす」ことになった、ベルくんの両腕が気になる。
なんか、実は、スゴイ「魔力」的なものが宿ってしまってたりはしないのかな?

多分、レベルアップとともに、また、「スキル」が足されているような気もするので。

15巻、急ぎ気味でよろしく!

あ、でも、来月には、ソード・オラトリアの新刊も出るのか。
あっちはあっちで、これから、どうするんだろうねぇ。。。

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ソードアート・オンライン 第21巻 『ユナイタル・リングI』 感想: ようやくSAOとAWが「ユナイト」された!

2018-12-12 16:56:05 | SAO/AW
2018年の現在を反映したSAOの新章がようやく開始。
そして、表題の通り、「やはり」SAOとAW=アクセル・ワールドが同一線上の世界であることがほぼ間違いなくなってきた。
いや、そんなことはいまさら言うまでもないんだけどねw

ということで、スペース空けときます。
















































いやー、新章開始、いろいろと仕込んできたねー。

これから始まる長大な物語のイントロ、文字通りの序章。
アリシゼーションでいったら、冒頭のキリトとユージオが木こりをやっていた場面ってこと。

ユナイタル・リングという世界の導入、
それがどのような世界であるのか、
今までのアインクラッドやアンダーワールドとどう異なるのか、
そうしたことを、具体的に、キリトたちの「第一の冒険?クエスト?」を通じて描いた、ということ。

つまりは、舞台設定の説明。
プラス、それに合わせた新キャラの紹介。

そういう感じ。
そして、いずれもが、これまでのSAO・・・のみならずSAOシリーズの全てを踏まえたものになっている。
シリーズというのは、SAO本編は当然として、映画の「オーグマー事件」、そして「プログレッシブ」、さらには「アクセル・ワールド」ということ。

これらの作品群を文字通り「ユニバース」として「ユナイト」しようとしている。

特にうまいなぁ、と思ったのは、映画の「オーグマー事件」の扱い方ね。

あれは、結局、アリシゼーションの「イントロ」となっただけでなく、アリシゼーション以後の、ユナイタル・リングの世界を描くためにも必要な設定であり物語だった、ってことのようで。

そうやって、ウェブでの初公開時のことを考えれば、微妙に「古臭く」なっていたSAOの世界を、ちゃんと現代風にアップデートしてしまった。

これは結構すごい。

映画をそんな感じで、本編の「補足追加」に位置づけられるのって、作者がすごいのか、プロデューサーがすごいのか、とにかく、なんだかとってもビックリだよ。

なのだが、
最後の最後でサプライズ!やられました!

アルゴ!本編再登場!バンザイ! ・・・ だよね、やっぱりw

いやー、まさかリアルにまで、いまさらながら登場するとは思ってなかった。
既出キャラであるけれど、完全にノーマークだったな。

でも、彼女の再登場で、すでに、この新章である「ユナイタル・リング」のシリーズが、SAO、そして、もう先走っちゃうとAWの世界の「秘密」に迫っていくことが、ほぼ確定になってきたね。

なにしろ、情報屋のアルゴ姉さん、つまりは諜報活動、スパイ活動のプロ、だからね。

それがリアル割れしたってことは、リアル世界で(もちろんバーチャルも含むけど)、このあと、ユナイタル・リングの秘密にせまっていく、ということでしょ、きっと。

その意味で、アルゴとともに、最後に出てきた神邑樒は、間違いなくその鍵で。
なにしろ、カムラは、オーグマーの開発会社だし、もっといえばAWの黒雪姫のお母さんの名前が、まさに神邑なわけで。

いやー、いろいろと川原ワールドの集大成を匂わせる感じになってきた。

今回の物語がスタートするのは、2026年9月27日。
3日後の9月30日がアスナの19歳の誕生日。

ところで、この9月30日って、AWの黒雪姫の誕生日(とされる日)でもあるわけで、しかも、黒雪姫の場合は、両親の精子・卵子を体外受精させて生まれたマシンチャイルドであり、そのうえ、魂は、ニューロリンカーを使って複製措置されたということ。

で、黒雪姫の誕生は2032年だから、このユナイタル・リング事件の6年後。
つまり、その時、アスナが25歳、キリトが24歳。
そして、神邑樒は、アスナと同い年と考えれば、同じく25歳。
だから、この神邑樒が、黒雪姫の実母であっても年齢的には全くおかしくはない。

となると、黒雪姫って、遺伝的には神邑樒の娘で、
魂的?には、アスナの娘?ないしは、アスナ本人、という可能性はどうやら高そう。

とりあえず、今回のSAOの21巻とAWの23巻を合わせれば、そう想像するのが自然だよね。

まぁ、自然な推測、ということは、多分、これはミスディレクションで、間違いなく著者は、もう一つ斜め上の展開をねらってくるんだろうけどねw

そもそも、アスナと神邑樒は、実家がレクトとカムラの経営に関わっていて、AWの世界では、ともにユナイタル・リング事件の5年後にニューロリンカーを発売している。

ということは、ここから先の向こう5年の間に、アリシゼーションプロジェクトの成果が転用されてニューロリンカーに結実する、ということだよね。

で、その際には、当然、アンダーワールドの経験者であるキリトと、アンダーワールドの直接の成果であるボトムアップ型AIのアリス、というか、アリスを存在させているフラクトライトのシステムが、開発を進める上での鍵となるはずで。

その二人の奪い合いを、レクト=アスナ、カムラ=神邑樒、の間でなされる、ということなのかな。

で、ここまで考えると、これもまた自然と思い出されるのが、アリシゼーションの最後で語られ、AWの中でグラファイト・エッジが匂わせていた「知性間戦争」の話だよね。

例の、AWのブレイン・バーストシステムの開発以前にあったサイバー世界の大戦争、ということで。

とりあえず、知性間戦争かどうかはさておくとして、グラファイト・エッジがAW19巻で述べていた、「加速世界によく似た世界」を舞台にした大きな戦い、の中では、AW世界の謎の中心である「帝城」を巡って、「ビーイング」と一呼ばれるエネミーの破壊派の首領Aと、解放派の首領Bが争った、ということになっている。

ただし、ビーイングやエネミーといっても、AWにおけるメタトロンやアマテラスのように、モンスターの形態はいわば擬似的なもので、いわば「中の人」であるメタトロンやアマテラスは、人間なみに「知性体」であったりする。

となると、ブレイン・バーストにおけるビーイング/エネミーとは、実は、人工フラクトライトが強制的に姿を変えさせられたものなのかもしれない。

まぁ、かなり推測まじりで言ってるだけだけどw


ちなみに、ARゲームだったオーディナル・スケールにおいてモンスターの供給元である異世界の名前が、そもそも「ユナイタル」だったんだよね。
ユナイタルが、地球への次元侵略のために送り込んだモンスターw

で、オーディナル・スケールとオーグマーの供給元がカムラだったのだから、「ユナイタル・リング」の首謀者って、普通に考えてカムラだよねw

しかも、その首謀者は、21巻の冒頭で、シード上でゴースト化した茅場と、フラクトライトとして200年の時を経た星王キリトとの対話の中で出てきた《彼女》なのだろうね。

どうやら、この《彼女》というのは、ザ・シードの連結体(ネクサス)が生み出したネットワーク上の人工知性体のようだから、こちらはこちらで、多分、ユイのような、トップダウン型で成長した自律型AIなんだろうな。なぜなら、キリトが、アンダーワールドで聞いたカーディナルのような声だった、と感じているようだし。
で、その《彼女》が、ザ・シードが各地で芽吹いたALOやGGOといったゲーム世界をすべてつなげることで「統一」を図ろうとしたのが、ユナイタル・リング。

さらに、ユナイタル・リングにおけるカーディナルと思しき存在がプレイヤーたちに伝えた、

「種は芽吹き、枝葉を広げ、環となって門を作る。望み果つる大地に招かれた者たちよ、一つの命を守り抜きなさい。数多の苦難を堪え忍び、幾許の窮境を生き延び、極光の指し示す地へと至った最初の者に、全てを与えましょう。」

という言葉も、さっきのグラファイト・エッジが説明した内容と似ているように思えてくる。

となると、ユナイタル・リングが、知性間戦争の前哨戦、ってことになりそうだよね。

すでに、モアデバンコンビのリズとシリカが出会ったイゼルマというNPC?も登場していることを思うと、学習し高度化したユイ型の「トップダウン型AI」も、ユナイタル・リングの世界には混じってきているので。

となると、この人間とAIのサイバーワールドにおける共存、というのが、一つのテーマ、というか、実験のように思えてくる。

そうすると、簡単にいえば、守るべき「一つの命」というのは、人間とトップダウン型AIのどちらが手に入れるのか、と考えれば、それが「知性間戦争」になるのかもね。

人間vsトップダウン型AI
そして、手に入れるのは、アリス型のボトムアップ型AI

ということで、とにかく、SAOの22巻以降、こうした話が少しずつ具体的になっていくんだろうなぁ。

その上で気になるのは、冒頭の、ゴースト茅場と星王キリトが、この先、どう関わっていくのか。共闘するのか、物別れするのか。
その場合、どちらかがリアルのキリトと組むのか。
そして、どちらがレクトと、どちらがカムラと組むのか。

ニューロリンカーの発売が両者同時に、ということは、ほぼ間違いなく、レクトとカムラの後ろに、茅場と星王の姿があるよね。
そして、星王キリトが、18巻の最後で比嘉ととりあえずは組んだことを思うと、星王がついた側には、多分、菊川もいるよね。
となると、カムラのバックに彼らがつくのかな?

あー、そうか、
アリシゼーションを実際に可動させていた、菊川・比嘉のチームであれば、カーディナルやアドミニストレータのプログラムをサルベージしていてもおかしくはないよね。
それが、復活して《彼女》になったりしたのかな。

そうすると、
カムラ側が、星王キリト、菊川、比嘉、あたりで、
レクト側が、キリト、アスナ、ゴースト茅場、とかかな。

で、《彼女》=アドミニストレータが、リアルワールドの征服のために、フラクトライトをモンスター化させてビーイング/エネミーにしたのかな。

で、そんな姿で生きながらえさすのはあんまりだ、の方が、ビーイング破壊派の星王キリトで

いや、どんな姿であれ、中の人はフラクトライトなのだから絶対救うマン!なのがキリト

だったりしたのだろうか。
あ、でもこう考えてくると、ビーイング/エネミーの中の人が、トップダウン型AIだ、という方が筋が通るのかな?

星王キリトは、フラクトライトを守ってトップダウンAIを駆逐
一方、キリトは、ユイを見放すことなどできないから、トップダウンAIの救済に走る。

となると、やっぱり、知性間戦争って、トップダウンAI vs ボトムアップAI、だったりするのかな。

となると、もともと、菊岡が考えていた、人の代わりにAIに戦争をさせる、というコンセプトにもそうのかな?

あれ、でもそれだと、当初の菊岡案的には、フラクトライトをエネミーにしたほうがいいのかね?

うーん、わからなくなってきた。

でも、このあたりが今後のSAOとAWの物語の鍵であることは間違いないだろうな。


ともあれ、またこの先、数年かかりそうな話だし、間にはSAOだけでなくAWの続刊もあるわけで。しかも、AWとの関わりが増せば増すだけ、両者の刊行順も、川原ワールド、SAOユニバースの展開の上では重要になってくるように思えるので。

なんか、ものすごく、長い道のりの、入り口を見せられているように思える。

一体いつになったら、終わるのだろうね、SAOは。そして、AWは。

ともあれ、アルゴ姉さんの活躍を次回、待っているぜ!
てか、楽しみだ―w

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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第10話 「コンプレックスこんぐらっちゅれーしょん」

2018-12-09 17:29:27 | 青ブタ
いやー、今回は、あまりに予想範囲内の展開すぎて、率直なところ、あまりおもしろくなかった。

今思うと、最初の麻衣センパイの話と、朋絵の話がよくできすぎていた、と思えるくらいで。

今回の、のどか回でだいぶ失速してしまった、って感じ。

唯一びっくりしたのは、魂?が麻衣とのどかの間で入れ替わっていたわけではなく、二人の見た目が入れ替わっていた、ってところかな。

あれは、素朴に驚いたw

そして、あくまでも「観測」にこだわるのが、青ブタ流なのだな、というのを痛感した次第。

ここまで量子力学的「不思議」現象にこだわるのだから、この先も、一応、それで説明がつくようなお話が待っているのだろうなぁと。

かえで回も牧之原翔子回もきっとそうなのだろうな。

とりあえず、かえで回から、また3話構成になって、ちゃんと幕間の出来事も扱えるのだろうから、そこを楽しみに待とう。

で、のどか回については、つまるところ、この異変を通じて、麻衣が咲太に、ふだんなら話さないような彼女の個人史を、照れる暇も与えることなく、やむなく話せたのがよかった、ってことかな。
いわば双葉回と似たようなもので。
もう一歩、相手の領分に踏み込んでいくために。

その意味では、次回以降の展開で、うまい具合にのどかがヘルプ要員として、朋絵同様、活躍してくれるのに期待。

あ、でも、もしかした、のどか回に向けて、妹つながりのネタがあったりするのかな。

ともあれ、続きはやはり気になる。

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UQ HOLDER! 第155話 『神と意地の張り合い』

2018-12-09 17:02:42 | UQH/ネギま!
なんだ、結局、そのオチかよ・・・、って感じ。
まぁ、そうなんだろうけどさ。
なんか、話の流れ上、無理矢理パクティオさせてない?
刀太の理屈もよくわかんないしなぁ。
回天って、なんか便利すぎやしない?
てか、これ、まんま、オレTUEEEEE、設定でしかないよね。
刀太にしたら、コピー体として、ネギから受け継いだ能力でしかないわけだから。

うーん。

にしても、夏凛さん、正体がユダで西暦なみの長寿なんだから、乙女はないだろ、さすがにw
あとは、パクティオ・カード、どうして麻帆良学園の制服なんだろ?
このあたりは、適当なのか、狙いがあるのか、なんかもうよくわかんなくなってきたw

そもそもパクティオ・システムって誰がつくったのさ?って疑問は湧いてくるし、
それが「神様」の意志とか、「祈り」の意志とかいわれちゃうとね。。。

とりあえず、ここのところのUQHの展開からわかったことって、
あ、つまり、エヴァにまつわる昔話からわかったことって、
ネギま!世界の、文字通りの造物主みたいなものが存在することが明確になったってこと。
裏返すと、ネギま!世界って、一つの生簀みたいなものだった、ってことだよね。

エヴァにしても、ヨルダによる吸血鬼真祖を、人工的に再現しようとしたものにすぎない・・・ってことで、とりあえず、それでエヴァがどうした誕生したのか、ってのには説明がつくのだけど、そうすると、今度は、ヨルダや真祖バアルって、どこから来たの?何者?ってことになるよね。

となると、パワーインフレじゃないけど、説明インフレがどんどん起こってきていて、なんか、いろいろとはぐらかされているだけ、って気がとてもする。

今回の様子だと、バアルとヨルダの間にもなにか因縁があるのかもしれなさそうだし。

もっといっちゃうと、すでにゲンゴロウの残機制が紹介されているところを見ると、そもそもUQHの世界が、人為的に作られたシミュレーション世界だと思えてしまうよね。

つまり、ネギま!終盤の裏火星の魔法世界のようなもの。

あのときは、裏火星の魔法世界人だけが、「つくりもの」とされていたわけだけど、同じ理屈で、地球の人びとも「つくりもの」だった、というわけで。

てか、もう、そういうオチしか見えないんだよね。

いやー、マジで、続編は鬼門、を地で行っているようにしか思えない。

だってさ、この世界を救うって、結局何するの?
ネギの救出はとりあえず必要条件には思えるけど、それをして、もはや誰が本気で喜ぶの?
いや、エヴァとフェイトはガチで泣き崩れるようには思うけど、彼ら以外だと、もう数えるくらいしか麻帆良学園の教え子たちはいないわけでしょ?

そもそも、この世界では、明日菜は100年の眠りについているわけでしょ?
千雨も死去しているわけだし。。。

なんか、物語のゴールが、だいぶブレて来ている気がする。

ホント、この後、何するんだろう?

あと、いい加減、第1話冒頭に現れた不死者たちを、全部出してくれないかな。

結局、全貌が見えないというのが、この物語のストレスの原因だと思うので、せめて登場人物くらい、いい加減、確定してほしいとは思うわけで。

ということで、次回から、また新章となるはずだけど、今度は、あれかな、キリヱが無理矢理パクティオを試みる回かね。

それで、また3ヶ月くらい使われると、流石に辛いんですけど。。。


(追記)

あ、そうか、バアルが使った「世界樹」って、麻帆良学園にもあったやつだよね。
となると、夏凛の制服姿というのもそれとなんか、関わりがあるのかな?
夏凛のおかげで、麻帆良学園の魔力が高まっていたとか?
バアルともども、今後、なにか、今後、関わってくるのかな?


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