BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー2 感想: リューのランクアップの裏話を通じた「正義は巡る」いい話w

2023-10-18 11:19:44 | ダンまち
18巻の裏話。

正確には、「派閥大戦」が始まる直前までの準備期間の、リューがゾーリンゲンまで行って神アストレアと再会して云々・・・の話。

いつか語られるかもと思っていたけど、まさかこんなに早く出されるとはw

でも、どうやらこのエピソード、当初は18巻に組み込まれる予定だったらしいw

とはいえ、その部分にあたる「星々のロータス」だけで200頁あるので、600頁を越えていた18巻に組み込まれていたら確かに大変なことになっていたw

もっとも、切り離したからこそ200頁にまで膨らんだらしいから、元のままだったら50頁増しくらいだったのかもしれない。

ただ、そうなるとただでさえ「多派閥連合軍」が形成されて散漫だった18巻が、さらにとっちらかった感じになっていたことだろう。

なので、外伝として物語として分離させたのは正解だったと思う。

実際、リューのランクアップの話はちゃんと読みたったし。

ただ、ここまで書き込まれると、もうホントに、正ヒロイン、アイズじゃなくてりゅーでいいんじゃないの?って思いたくなるよねw

もちろん、『アルゴノゥト』のことを考えれば、アリアドネの転生?であるアイズが最終的に「お姫様」役になるのは必至なんだろうけどさw

ただ、そうしていくには、アイズって無口キャラ設定にし過ぎだったよね。

まぁ、彼女の内面が全面にでたら、完全に主人公のベルくんの役を食っちゃうということだったのかもしれないけれど。

ただ、これまでの流れで行くと、アイズの誕生秘話として、精霊の話が全面的に出てきて、さらにいえば、それがダンジョンという存在とも大きく関わりそうだから、結局、アイズ自身が語るのではなく、周りがアイズのことを心配していくうちにかいめいされていくものなのだろうなぁ、と。

ていうか、下手すると、アイズって、精霊と人間のハーフ?という意味では、実は「異端児」とも大して変わらない存在、ってことにもなりそうな気もしている。

とまれ、設定上、寡黙な存在にならざるを得なかったアイズの代わりにヒロイン力をあげてきているのがリュー。

いまやレベル6の上級冒険者であり、その上、シル=フレイヤの庇護も受ける存在になり、アスフィなど交友関係も良好な強キャラだよねw

しかも、魔法「アストレア・レコード」の存在もあって、脳内でアリーゼに輝夜、ライラが常にツッコミを入れる面白キャラになってしまったw

まぁ、その結果、ポンコツエルフというポジションも確立したわけどw

でも、作中ベルが最も頼れるキャラであることは間違いなく、その上、とうとうヘスティア・ファミリア入りだもんねw

むしろ、19巻でニイナが登場したのも、姉のエイナに代わってヘスティア・ファミリア入りすることで、リューとのバランスをとるためのような気がしてくるくらいw

・・・って、全然、今回の外伝の話になっていないw

なので無理やり戻すとw

そりゃそうだよね、前代未聞の連続ランクアップなんて一気にやったら、リューであっても、身体のスペックアップに精神がついていかないよね。

ここのところ、さんざんっぱら、ランクアップに伴う身体と精神のズレを強調してきていたから、その事実は無視できない。

なので、その調整のためにも、ゾーリンゲンに残ってギリギリまで調整が必要だった。

まずは、レベル5の力をなじませて、その上で、レベル6にまで昇華させる。

しかし、それを「うまい塩梅」で「さじ加減」できてしまう神アストレア、ってマジでツワモノなんじゃない。

確かに今までも、相当やんちゃな神だとは言われていたけどさw

とまれ、そうやって、ランクアップの調整をするあいだに、新たなアストレア・ファミリアの団員と交流を深める、という展開はうまかった。

かつては「末っ子」扱いされていたリューが、当然、大先輩として「長女」役を務めるというのは、まさに「正義は巡る」ためにも不可欠な所作だったし。

魔法「アストレア・レコード」の発現にも、アリーゼたちのいきいきとした記憶が必要だというのも納得。

でも、それって、マジで「英霊召喚」みたいな魔法なんじゃないの?って思ったりして。

それはそれで、このダンまち世界における「魂のゆくえ」を知る上の参考になりそうな現象だよな、って思った。

そういう意味でも、途中で現れた「中位精霊ユーフィ」の存在も、実は今後、重要な役割を果たすのでないか。

さっきのアイズの話じゃないけど、ここのところ少しずつ精霊についての情報も解禁されてきた気がする。

精霊は、間違いなくこの先のダンまちでは、本編か外伝かを問わず、主題となるよね。

楽しみだ。


で、そうそう最後にセシルが「直接契約」を申し出てリューからも了解を得ていたけど、これって要はリューの専属鍛冶師になるということだから、先々、セシルもヘスティア・ファミリアにレンタル移籍とかする展開が待ってたりするんじゃないかな。

あのリュー先輩大好き☆!ぶりは、なんだか、アイズさんラブ!のレフィーナを見ているようで、となると、ヘスティア・ファミリアに加わったセシルは、レフィーヤ同様、なにかとベルに食って掛かるキャラになりそうなのだけどw


さすがにキャラ被りが激しいから登場しないかなぁ?

でも、実はダンまち本編ではレフィーヤってほとんど登場してないから、代わりにセシルがその役を引き受ける、というのもアリなんじゃないかと思うのだけどw

それにニイナとセシルの間でいい感じに同世代で争いそうな気もするw

ということで、18巻のことを考えても、19巻のことを考えても、よい外伝だったw

しかし、ここまでリューの脳内でのツッコミを聞いていると、アリーゼって実物でベルくんたちの前に現れていたら面白いことになっていたのだろうなぁw

アリーゼに憧れたヘグニもいまやベルくんたちの周辺にいることだし、ホントに面白いことになっていたと思うんだよね。

アリーゼに焦がれるヘグニを、エルフの同胞として、容赦なく足蹴にするリューの姿を目にすることができる、ということも含めて。

いや、ホントによい外伝だった。

ある意味、ここのところの『ダンまち』がリューを中心に回っていたことを実感捺せられた。

その意味では、最近の展開の集大成w

改めて『アストレア・レコード』も読み直したくなった。

上中下3巻もあって大変だけどw


で、次は待望の春姫編ということだけど、それを機に、春姫も一皮むけた冒険者へと転じることになるのだろうか。

そちらも楽しみw


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アルゴノゥト 前章 道化行進/後章 英雄運命  ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚  感想: 滑稽な道化が無理やり開いた、ベルたちの時代にまで続く「英雄の物語」。

2023-10-01 16:13:01 | ダンまち
上巻はちょっとたるかったけれど、下巻になってアルゴノゥトが雷の精霊の加護を受け戦う力をもってからは、いつもの『ダンまち』だったw

しかし、そうかぁ、ティオナって、ベルくんの物語を紡ぐ語り部の役回りだったんだ。

にしても、アルゴノゥトが最後にラスボスのミノタウルスと戦う時にそばにいるのが、アリアドネ、フィーネ、オルナだったのは意味深だよね。

だって、これ、本編でベルくんがラスボスと戦う時、一緒にいるのが、アイズ、レフィーナ、ティオナ、ってことの暗示でしょ?

みんなロキ・ファミリアじゃんw

ついでにいえば、アルゴノゥトがミノタウルスに接敵するまでの道を開いた英雄候補のガルムスとユーリって、どう見てもガレスとベートだし、アサシンのエルミナにしもてもティオネでしょ?

みんなロキ・ファミリアじゃんw

逆にロキ・ファミリアではないのって、エルフのリュールゥが一応リューさんっぽいのと、あとは、唐突に上巻の最後に現れた鍛冶師のクロッゾがベタにヴェルフの先祖であることくらい。

つまり、『アルゴノゥト』の最後が『ダンまち』本編の最後の雛形?だと考えれば、黒竜討伐の最終局面でベルくんの傍らに立つのは、ほとんどロキ・ファミリアの猛者たちってことになるよね。

もちろん、端的にレベルの高さで選別された結果なのかもしれないけれど。

もっとも、単に示唆しているだけのことで、『ダンまち』の最後が、そのまま『アルゴノゥト』を踏襲するわけでもないだろうけどね。


でもまぁ、ベルくんの物語の原典としての位置付けであり、簡易版とはいえ『アルゴノゥト』の物語が、ベルくんたち現役冒険者たちの間でテンプレの物語になっていることが重要なんだろうな。

その点で重要なのは、実際にあったアルゴノゥトの冒険譚に、雷神ゼウスがいたく感激していたことで、下巻になったアルゴノゥトに加護を与えた雷の精霊ジュピターは多分、雷神ゼウスの舎弟wだよね。

だって、ジュピターってローマ神話におけるゼウスだし。

そうなると、精霊って、神の分身みたいな位置づけになるのかな。

途中、確かアルゴノゥトの発言から、あれ、もしかしてこの物語で「精霊とはなにか?」という疑問に答が与えられるのか?と思って、結構、期待していたのだけど、結局、そのことは明かされずじまいだった。

ヴェルフの先祖であるクロッゾの登場も含めて、精霊のことについてもう少し突っ込んでくれるものと期待していたのだけど。。。

アイズの母親もたしか精霊だったはずだから、ダンまちの世界において、精霊という存在は、物語の終盤で重要な役割を果たすはずなのだけど。

なんとなく精霊という存在がいるのは知れ渡っているけど、でも、その本質は何なのか、いまだに本編でも明らかにされていないだよね。

ただ、アイズの魔物嫌い、さらにはゼノス嫌いを考えると、皮肉にも、存在的には、人間と精霊の子であるアイズは、人間よりもゼノス側に近い・・・という嫌なオチがそのうち明らかにされるのでは?と踏んでいるのだけど。。。


閑話休題。

アルゴノゥトの一部始終を観察し興奮したゼウスが、後にベルくんに育てられているのだが、どうやらベルくん本人よりも、ベルくんのお父さんのほうがアルゴノゥトの生まれ変わりっぽい。

まぁ、それはそれとして、神側の語り部らしくエルメスだけが、真のアルゴノゥトの顛末を知っている、というのも、いつもらしい。

しかし、シリーズ全体の構成として上手いな、と思ったのは、この『アルゴノゥト』で示された物語が、真のアルゴノゥトの冒険譚なのだけど、これ自体は、ベルくんたち後世の冒険者達に対しては秘匿されている、という事実。

知るのはゼウスとヘルメスのみ(いまのところ)。

しかも、どうやら「滑稽な、英雄の物語」の童話は、ゼウスが広めたみたい。

そうして、本当のアルゴノゥトの物語は、皆が知っているものとは違う、という、いいかにも神話にありそうな建付けになっていたw

それが、『ダンまち』本編の終盤でどういう意味を持つのか、今から気になる。

ということで、『アルゴノゥト』については、お話自体は、予想していたどおりの、、ある意味、予定調和の終わり方で、期待していたほどではなかったけど、でも、この物語の顛末が、あとあと、本編の展開に影を落としていく可能性が高い、という点では、やっぱり必読なのかも、と思った。

アルゴノゥトの性格が正直、これじゃない感があったのと、あと、ヒロインをアリアと思わせておいて、実質的にはオルナだった、というのは、ちょっとひねり過ぎで微妙だっかなぁ。。。

こんな感じで、ちょっと今ひとつ乗り切れなかったところがあったので、あとで思いついたら、書き足すかも。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第19巻 感想3: 本編のゴールである黒竜討伐にむけてダンジョン最下層の攻略が加速する!

2023-09-15 14:22:56 | ダンまち
感想1感想2からつづく)

19巻は基本的にベルくんのこれ稀での歩みを総括する物語だったわけだけど、それと平行して、物語の背景事情にも大きな変化が描かれていた。


一つには、物語の最終ゴールである黒竜討伐を完全に見据えた動きが本格化してきたこと。

それに合わせて、ダンジョンの最下層の攻略も加速しそう。

もっとも、こちらはもっぱらロキ・ファミリアの担当になるのだろうけど。

ただ、事実上、フレイヤ・ファミリアを従えるヘスティア・ファミリアが協力要請される可能性も高そう。

リューさんの加盟で、ヘスティア・ファミリアの自力はものすごくあがったし。
これで、専属ヒーラーとしてニイナが加わったら、パーティの布陣も完璧だしねw

そういう意味では、学区編が、ソード・オラトリアの13巻と、ダンまち本編の19巻で平行して始まったことで、完全に、物語がクロスオーバーしたよねw


それにしても、クノッソス攻略の成果をフェルズが利用することで、まじで最下層アタックの実現が近づく、と言うのは構成上、上手い。

外伝まで含めて、これまであった話が、全部、有機的に関わって、今後の物語が展開されそうなのが凄い。

まぁ、フェルズとフィンはもう裏でつながりあっているわけだから、最下層の攻略には、リトたちゼノスたちが本編・外伝ともに絡んでくるのは確実だろうし。

そうなると、いまのところゼノス最強であるアステリオスがどう動くかも気になる。

さらにいえば、例のジャガーノートの生まれ変わりであるゼノスもどう関わってくるのか。

そもそもジャガーノート自体は、ダンジョンの防衛機構として生まれたモンスターだったはずだから、彼?のゼノス転生?には、そうしたダンジョンの意志を伝えるメッセンジャーのような役割もあるのではないか・・・と思っていたりもする。

ともあれ、最下層アタックには、ギルドによって「巨大立杭」をつかったダンジョン最下層への近道も作られるみたいだから、思っていた以上に早く最下層には到達できるのかもしれない。

ただその一方で、今回、エイナが心配したように、ダンジョンからの逆襲が生じる可能性も捨て置けないと思うけど。

ゼノス事件のとき以上の大災害が起こりそう。

だから、今後の流れとしては、

外伝のほうで、主にはロキ・ファミリアを中心に、最下層アタックの話が描かれ、その過程で、アイズの出生の秘密が明らかにされていく。

まぁ、その過程で、一度、地上がモンスターに襲われて、ヘスティア・ファミリアが、フレイヤ・ファミリアを従えて、事態の沈静化に駆り出されそうな気はするけどw

対して、本編の方で、黒竜討伐の準備につながる話が進められる。

場合によったらヘスティア・ファミリア自体が、『学区』にのって他の地域を見て回る、という可能性もありそう。

それならベルくんの出生の秘密?にも迫れそうだし。

ていうか、そろそろゼウスじいさん、登場してほしいよね。

最下層アタックについても、黒竜討伐についても、最も成功に近い存在が、ゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアだったわけでしょ。

なんとなくだけど、その過去話に、レベル7のレオン先生が絡んでくるように思えるのだけど。

もしかしてゼウス・ファミリアの関係者だったりしないのかな、レオン先生。

そうでなかったとしても、ゼウス先生が間にたって、ベルくんとレフィーナの正式な共闘が実現しそうな気もするw

ということで、だいぶ、この先の展開も絞られてきた気がする。

まずは本編の20巻、ならびに外伝の15巻を楽しみに待つかね。

といっても、この1年間の刊行ラッシュの後だから、どちらも1年くらいは待たされそうな気もするけど。。。

でも、勢いがあるうちに、新章の流れをこのまま作り出してほしいな。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第19巻 感想2: 「豊穣の女主人」という場はフレイヤ・ファミリアにとっての第2の家だった!

2023-09-15 14:21:36 | ダンまち
感想1から続く)

それにしても、19巻の中身は、ベルくんにとっては、これまでの足跡を振り返り、これから向かう先に備える、という、大きな「移行期」の話だったので、それを考えると、ソード・オラトリアの13巻で、『学区』についての基本的な説明がなされていたのは、ほんとに良かった。

本編19巻を読んだ後だと、外伝13巻は『学区』の設定資料編でもあったのだな、と思った。

でもあそこで先行して『学区』とは何か、というのが一通り説明されていたからこそ、本編19巻では、ベルくんの成長を振り返り、ベルくん学ぶ側から教える側へ、導かれる側から導く側へ移ったことに、物語の大筋を定めることができた。

『学区』についてすでにある程度予備知識があったことで、舞台設定の説明でもたつかないで済んでよかった。

実際、学区出身のレフィーナによる学生時代の回想も含めた学区の導入は自然だったし、そのときに19巻でのベルの行動もある程度先見せされていたのもよかった。

なぜなら、本巻は、ベルくんの来し方行く末を確認するもので、18巻までの彼の足跡をたどるものでもあったから。

その点では、エイナさんの妹のニイナの登場は絶妙だった。

ベルくんが自分の学んだことを教える相手としても。

そして、一通り年上女性の攻略が終わったところでの「妹キャラ」の登場としてもw

ニイナの登場は、物語のフェーズが変わったことの象徴だった。

将来的には、エイナとニイナの姉妹の間でベルくん争奪戦が始まるというただれぶりだけどw


とまれ、その年上女性の攻略の完成の象徴として登場したのがリューw

なにしろ、本巻でやっと待望のリューさんのヘスティア・ファミリア入りが実現されたw

その代わりに、といってはなんだけど、リューのポンコツぶりに拍車がかかってきたw

たしかに、リュー=アストレアでは隠す気ないよねー。

その前の、リュー=クラネルも大概だけどw

ヘスティア・ファミリア入りしたことで、どうやら今後はポンコツエルフであることが日常化していくみたい。

まさに「釣った魚になんとやらw」というメタ的扱いw もちろん作者がねw


しかし、それにしても、まさかそのリューが抜けた「豊穣の女主人」を切り盛りすることになったのが、シルと元フレイヤ・ファミリアの面々になるとはw

一瞬、面食らったけど、でも冷静に考えると、ミアかあさんからしてもともとフレイヤ・ファミリアの団長だったのだから、解散させられたフレイヤ・ファミリアの面々が寄り集まる場所としては、確かにうってつけだよな、と思って。

ここでも巧妙な設定に驚いたw

しかも、16巻17巻18巻、の流れからすれば、ファミリアの原点は、フレイヤとミアの出会いにあって、ミアは一歩先に、フレイヤ=シルが帰ってくるまさに「家」を作ることになっていたわけで。

だから、解散させられたフレイヤ・ファミリアの眷属が「豊穣の女主人」に集まるのも、ある意味で予定調和な出来事だった。

でも、その結果、まさに美神フレイヤが街娘シルへとジョブwチェンジしたように、あの鬼気迫る形相の「こわーい」フレイヤ・ファミリアの眷属たちがこぞって客商売のフロントに立つことになったのだからw

やくざ者の更生措置としてこんなに教育的なものもないw

しかも結果的に、シルだけでなく、ヘレンやヘイズまで女給として登場し、その流れで今後もベルくんの周りをウロウロすることになるのだろうしw

しかし、いくらフレイヤ・ファミリアの男性団員がアレだったとはいえ、ヘレンはともかくヘイズまでベルくんラブになるとは思ってなかったw

すでにもう、ヒーラーとして、ベルくんを巡って、ヘイズとニイナの間で小競り合いが生じるのが目に浮かぶw

そんなふうに思うのも、戦争遊戯の結果、事実上、ヘスティア・ファミリアがフレイヤ・ファミリアを傘下に従えたwからなのだけど。

正確には、フレイヤ=シルが、ヘスティアの従属神になるという手打ちによって、ヘスティア・ファミリアの傘下にフレイヤ・ファミリアが収まった形になり、シル=フレイヤの指示には絶対忠実な元眷属たちの特性から、事実上、ヘスティア・ファミリアがフレイヤ・ファミリアを使役する立場になってしまったというw

ヘスティア・ファミリア、すごすぎ

そのおかげで春姫やリューが守られているというのだから。

ベルくんの、シル=フレイヤに対する「騎士宣言」は、同時にフレイヤの眷属をも手中に収めることに繋がったw

もっとも、フレイヤ・ファミリアの面々からみたとき、実はベルも自分たちのファミリアの一員だったようなものだから、それなりにみな親愛の情を抱いてしまっているというのがねw

ベルくん、愛されすぎw

てか、もうヘグニとか、勝手にベルのことマブダチだと思ってるしw

そのヘグニのベルくんラブに乗じて、シルがベルくんの監視をさせているのだから、始末に負えない。

実はベルくんだけに限れば、あまり状況はフレイヤ・ファミリアに取り込まれていた17巻の状況と変わらないのかもしれないw

ベルくん、常時監視され状態w

まわりにもうヤバい人しかいないじゃんw


で、こうしたベルくんを巡る人間関係の再配置が進められる背後で、物語全体の流れを大きく変える動きも生じている。


感想3へ)
感想1へ)

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第19巻 感想1: 新章開始! というか《第2部》開始! 行くぜ『学区』! レッツ☆アオハル!!!

2023-09-15 14:18:59 | ダンまち
前巻である18巻で、実は1巻から続いていたシル/フレイヤとの因縁に決着を点けたベルくんたちヘスティア・ファミリア。

その次の展開が『学区編』。となることは、すでに、外伝「ソード・オラトリア」の13巻で先見せさせられていた。

あのレフィーナの苦闘の裏で、ベルくんは何をしていたのか?

学園船に乗り込んだベルくんの、今更ながらの、レッツ☆アオハル!!! 開幕!

ということで、スペース、空けておきますw











































色々な意味で新章の幕開け! だが『学区編』はその序章に過ぎなかった! ってのが読了直後の感想。

てか、ものすごく続きが気になるw

それくらい、今後の展開にかかわる仕込み=伏線がこれでもか!って具合に出てきてた。

といっても、まずは、やっぱりこれでしょw

ベルくんが学生になった!っていう、斜め上からの展開。

今更ながらの学園編だけど、今更だからな分、新鮮だったねw

ていうかさ、学校で「学ぶ」というシチュエーションを通じて、ベルくんがこれまでの(といってもまだ半年ちょっとだけどw)歩みを振り返る、っていう展開になるのだからニクい!

レベルアップした後は、身体能力の向上に精神がついていかない、という説明が以前あったけれど(だから慣らし運転としての模擬戦とかが重要)、あれにならえば、まさに経験を知恵に変えていくための熟成期間として、純粋に「学ぶ」機会が必要だ、ということだよね。

そして、経験を知恵として客観させるために欠かせないのが、自ら学んだことを第三者に「教える」こと、それによって経験は知識に変換され、その知識を使って振る舞うことでそれは時に現実的な突破口を広げるための「知恵」になる。

これまで、アイズ、リュー、ヘディン、あるいは、ティオナやフィン、さらにはフェルズといった先達から学ぶ一方だったベルくんが、とうとう後輩に教える立場になる。

感無量だよねぇw

それだけで作中の時間経過の密度、濃さを実感させる。

なんていうか、あぁ、気がつけば遠くまで来たもんだなぁ、って感じ。

そりゃエイナももうベルくんに教えることはない(だからあたしは用済みかなぁ。。。)って思うのも仕方がない。

ただそう思わせておきながら、いきなりエイナの妹のニイナを登場させ、ヘスティア・ファミリア入りを熱望するすでにレベル2の冒険者候補を登場させて、エイナにとってもベルくんとは、切っては切れない縁に改めしてしまうのだから、ほんとに作者はズルい。

新章幕開けの本巻は、こんな感じで、全編において、これまであった関係性のメンテとリセットがなされていて。

その意味では、単に新章開始、というよりも「第2部」開始というほうが適切。

それくらい物語のステージが変わった感じがする。


そのステージの変化を実感させるための物語が本巻だったってことw


しかも、そのベルくんの「振り返りの時間」が読者としても共有できてしまうところが、愛おしさひとしお!なんだよね。

そこで、イズンさまのレッツ☆アオハル!なんだものw まったくもってズルい!

そういう意味では、終盤の「修学旅行」全般の展開は、ちょっとしたこれまでのベルくんの決死行の回想にもなっていて、ホントにずるい。

まだリリとヴェルフの三人でダンジョンに潜っていたときのゴライオスから逃走や、18層のアンダーリゾートを拠点にしてさらに下層に下って遭遇したジャガーノートとの一件、そうしたものが自然と思い出される展開になっていた。

ゴライアスからはうまく逃げおおせてあっさり18層にたどり着けたかと思ったら、さらにその下に行って、そこでちゃっかりアルゴウェスタまで使ってブルードラゴンを倒してヒーローしちゃうんだから。

しかもボールズとか、もうベルが瞬殺してくれて当然、とか思っているしw

で、実際、ブルードラゴンを瞬殺して、ニイナたちを守っちゃうんだもの。

そして、ニイナは晴れて冒険者を目指すという夢を抱くわけでしょ。

このシーンは、完全に、第1巻の、ミノタウルスに襲われたベルくんがアイズに助けられたところの反復だよね?

とにかく目の前でものすごい力量で救ってもらえた、という衝撃的な経験が、その後の冒険者としての運命を決めちゃうわけでしょ?

もらう一方だったベルくんが、名実ともに「与える」側にもなった瞬間だよねw

だって、その結果、ニイナの人生、変えちゃったんだからw

ニイナのヘスティア・ファミリアへの加入、今から楽しみだな。

ちょうどヒーラーが欲しい、と軍師リリルカwも言っていたことだし。

『アルゴノゥト』のことを思うと、てっきりレフィーナが、ゆくゆくはヘスティア・ファミリアに移籍して後衛の魔道士を受け持つと思っていたのだけど、どうやら「ハーフエルフ」属性のほうが優先されて、ニイナがベルくんの妹分として治療師枠としてファミリア入りすることになるみたいw

もちろん、魔道士枠でレフィーナがヘスティア・ファミリアの後衛を務めるときが来るかもしれないけれどw

そのあたりの、あれ、レフィーナじゃなくてニイナなの? というところも、うまい具合に『アルゴノゥト』をずらしてきている。

いやー、ホントよく作り込まれた「第2部」の序章だった。

感想2へ続く)

感想3へ)







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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オラリオ・ストーリーズ 感想: 新作「世界が見つめる先で示すもの」の内容が驚愕すぎるのですけど!!!

2023-06-17 22:57:25 | ダンまち
最後に新規で書かれた、本編19巻以降の話である「世界が見つめる先で示すもの」の中身がすごすぎる!

いや、本当にびっくり!

だってさ、ジャガーノートが転生した異端児(ゼノス)だよ?

いや、それ、本当にいいの?って思うじゃない。

ジャガーノートだよ? ジャガーノート?

確かに、ベルくんはレベル5に、リューはレベル6にランクアップしたから、次に対戦したら、以前ほど苦労せずにジャガーノートも倒せるのかもしれないけれどさ。

あれだけ苦労して倒した相手が転生する、しかもゼノスで。

ってことは、最終的には対話もできるかも、だし。

一体、何話すんだよ?

当面は、フェルズたちの管理下に置かれるようだけど。

どうなるんだろうなぁ、最終的にはベルくんの好敵手として、ベルくんを助ける側になるのかなぁ。。。

しかも、ゼノスを生み出しているのが、37階層のコロシアムとは。。。

マジで、ダンジョン、どうなってるの?

あまりにもあとづけにしか見えない超重要情報のバレで、びっくりしつつ、ちょっと呆れているw


しかし、まさかベルくんとリューが再び37階層に行く日が来ようとは。

しかも護衛にヘディンとヘグニとアルフリッグ4兄弟がついてくるなんて、もう、どんな夢パーティだよw

フレイヤ・ファミリアは解体されたわけだけど、もちろん、元眷属たちのフレイヤ=シルへの忠誠は変わらずw

だから、シルの意向で、ヘディンたちにベルの護衛まで頼めてしまう。

シルは、知っての通り、ベルとリューの二人をかけがえのない相手と思っているから、これ、事実上、フレイヤ・ファミリアの猛者だけを、必要なときに助っ人として借り出せるようなものじゃないw

ものすごいベルくんの友軍ができてしまった。

この先、きっと、ロキ・ファミリアの冒険者たちよりも、ヘディンやヘグニのほうが、ベルくんと近くなりそう。

てか、もう、ヘグニは、ベルくんラブw全開だしw

そのノリでいけば、ヘディンはベルに対して完全にツンデレだよなw

しかもズルいのは、ヘディンとヘグニについては、同じエルフとして、リューとも接点ができてしまうので。

この先、ベル&リューのコンビに、ヘディン&ヘグニが両脇を固める、ってケース、増えそうだなw


ということで、本編とは異なる外伝、というか、本編の過去のボーナスポイントだとばかり思っていたら、とんでもない新情報が、オラリオ・ストーリーズには含まれていた!

マジで驚愕!

そういう意味では、フレイヤ・ファミリアの解体、って「ダンまち」的には、今後の物語の方向性をも変える一大事だったんだなw

これでまだ、ベルくんラブのヤンデレ・ヘルンが控えているからね。

なんか、こうなってくると、実はベルくんも「魅了」を使えるんじゃないの?とか思ってしまうw

ということで9月に出る本編19巻がマジで楽しみになってきた!

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第22話 『星華(ルヴィア)』 感想2: 実は結構、原作18巻までの内容をふまえたものに改変されていたんだね。

2023-03-21 00:59:21 | ダンまち
まぁ、改変といっても、主にはリューとアストレア・ファミリア絡みのことだけど。。

22話の最後で、入院中のリューのもとにヴェルフたちがやってきて、ベルを救ってくれたことに感謝をする場面があるけれど、ここでリューが返した言葉は、実は原作にはなかったもの。

ベルが、もう死を覚悟してしまった自分(←リュー)を諦めずに、最後まで救おうとしてくれたことに感謝していたところね。

かつてアリーゼたちに守られたときはできなかったことが、ベルが守ってくれたときには、彼の言葉に触発されてできた、そのことをリューは感謝していた。
その結果、アリーゼたちの死がきっかけで、半ばトラウマのように、ずっと自責の念に苛まされていた、その悩みもベルの言葉によって解消できたこと。

このあたりの感謝は、原作14巻では実は明確には言葉にされてはいなかった。

ただ、ここまでリューの感謝の気持ちがはっきりしたのは、原作18巻の内容を踏まえたからという気もして。

というのも、18巻でリューは、史上初の2段階ランクアップを果たしてレベル6になるのだが、その際に「アストレア・レコード」という名の新たな魔法を得ることができた。

この魔法は、アリーゼを筆頭に亡くなったアストレア・ファミリアの眷属が使っていた魔法をリューが使えるようになったもの。

でもこの魔法って、多分、今回、リューが、一つ一つのルミナス・ウインドの光玉にファミリアの仲間の姿を重ねていたことがきっかけのように思えてしまう。

そして、ジャガーノートの息の根を止めたことでアリーゼたちの悲劇から解放されたことで、その偉業への応えとして与えられたのが「アストレア・レコード」だった、ということなのじゃないのか。

そのあたりを意識して、最後のリューのセリフも、あのように、アリーゼたちと同じ状況でベルをサポートし二人で生き延びることができた、そのことを明確にするために、死を覚悟した友をそのまま放置しなかったベルの心根に感謝し、同時に称えたのだと思う。

それが改変として加えられた。

だから、シリーズ構成としては、トータルでリューの信条の変化に寄せて終えた、という感じかな。


しかし、18巻までの内容を踏まえて、ということなら、リューを看病しているシルのことがもう気になって気になってw

だって、あれ、姿はシルだけど、中の人はフレイヤなわけじゃない。

そうしたら、あの病室でシルが語っていることはみんなフレイヤの言葉だからねw

なんかね、もうね、グッとくるんだよw

何話か前に、ミアに対して、行方がわからなくなったリューのことを何か知らないかと、聞いて、ミアから「あんたが知らなければ私が知ってるわけがない」的なことを答えていたけど、あそこで、雇い主であるミアのほうが「あんた」呼ばわりしているんだから、最低限、ミアとシルは同等な立場にあるんだな、ってわかっちゃうよねw

それが、フレイヤ・ファミリア元団長とフレイヤ本人の会話というのだから、恐れ入る。

あのとき、シル=フレイヤは、もうほとんどオッタルやアレンたちに捜索してきてくれ、と命じるところだったんだろうな。

だって、シル=フレイヤからしてみたら、ベルもリューもかけがえのないぞんざいなわけだし。

というか、やっぱり不思議なのは、シルがリューを助けたことだよね。

きっと、ベルのように本来は白い心だったのが、すごく薄汚れてしまっていることを憂えて、シルはリューを「豊穣の女主人」に連れて行ったのだろうな。

そう考えると、実は、原作はかなり初期から「豊穣の女主人」のミアとシルによって物語が制御されていたことがわかる。

「豊穣の女主人」は、まさにホットスポットだったんだよ。

もっといってしまえば、シル=フレイヤが、物語の重要なところに介入していた。

そういう意味では、ベルが最初に「豊穣の女主人」で食事を取っている時に、ロキ・ファミリアがやってきたのとかも、あまりにうますぎるよね。

ということで、細部を見ると4期の最終話はいろいろ考えちゃうんだよね、いい意味でw

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第22話 『星華(ルヴィア)』 感想: うん、いいね、最後にようやく妖精のリューがデレてくれたよw

2023-03-18 02:24:06 | ダンまち
あー、やっぱり、今回で最終回だったか。

AパートでVSジャガーノート戦に決着をつけて、
Bパートでオラリオに戻ってベルとリューがようやく休息を得られた回。

そして、最後に見事リューさんがデレた回w

まぁ、このあとしばらくは情けないほどのポンコツエルフになるわけだけどw

とはいえ、ちょっと全体的に駆け足で終わって感があって、ちょっとだけ残念。

あと5分ほど尺があったら良かったのだけど。

そうしたら、ジャガーノートとの戦いも、もう少しためが作れて緊迫感を出すことができただろうし、地上に戻ってリューがベルの病室に駆けつけるところ場面ももう少しコミカルに表現できたんじゃないかな、と。

そういう意味では、気になった人は是非、原作の14巻を読んでみたらいいと思う。

あちらの終盤は、本当に息を呑む感じで盛り上がっていたから。

特に、最後のリューがルミナス・ウィンドを使って、アストレア・ファミリアのみんなと一緒になってジャガーノートを倒すところの濃密さは、文章で読んだほうがグッと来るはず。

結局、あの場面はすべて、リューからしてみれば、アリーゼのときの失敗を繰り返さずにベルとともに生き残るために死力を尽くしたところだったので。

そうした切実さは、原作のほうがよかった。

ついでにいえば、最後のリューがデレたところも。

尺の都合でいろいろネグってしまったり、情報を伝える人が変わってしまったりと、だいぶ簡略化が図られてしまったので。

なので、あと5分、尺が欲しかったというのが本音。


しかし、深層篇、終わってしまったかぁ。

もう1話あるかな、って思っていたのでかなり残念。

4期は分割2クールだったから、なんだかんだいって、9ヶ月の間、この深層篇の物語をもう1回ゆっくり咀嚼することができたので、なんだかんだいって楽しかった。

その分、ちょっと虚脱感があるかなぁ。

でも、さすがは人気ナンバーワンのリューがメインのエピソードなだけはあって、3期と比べて段違いに作画が良かったのは素晴らしかった。

あと、全体の構成も、うまくリリたちの階層主戦と、ベルとリューの決死行が並行して描かれていて、分断した感じがなくなったのはよかったかな。

この4期の満足度は高かった。

あと、途中で、あ、そうか、あの場面ってこういうことだったのか、改めて納得するところもいくつかあったりして。

特に、ヴェルフの魔剣づくりの意義と、アリーゼたちアストレア・ファミリアの姿が具体的にイメージできるようになったのはよかった。

『アストレア・レコード』のイメージもだいぶ変わった気がする。

やっぱり、キャラが実際に動くのって重要なんだね。


しかし、あー、ホントに終わってしまった。

5期は今度、いつになるのだろう?

実は、作者の中では、今回の4期から次の5期は、物語としては『豊穣篇』として一つの大きな括りになっているので、あまり時間をあけずに制作してくれるといいのだけどw

多分、5期の中身を考えた時、皮肉にも、リューがベルに対して明確に好意を抱いてしまったことが、シルというかフレイアというか、彼女(たち)を本気にさせちゃったはずなので。

その意味では、この最終話では、シルの言動が一番、気になったしw

あー、リュー、シルを本気にさせちゃったよー、ってねw

ともあれ、5期、早くよろしく。

原作は、どうやら12ヶ月連続刊行に挑戦中なので、まだこの先6冊でるんだよねw

6冊が出終わった今年2023年の秋あたりに、5期の制作の発表かなw

もっとも、この先は『アストレア・レコード』や、『ソードオラトリア』の方を、つなぎ的に映像化しておく展開もありなのかも。

特に『ソードオラトリア』の12巻では、この深層篇の後のベルくんたちヘスティア・ファミリアも大活躍するので、そういう意味では、5期以後の本編の展開でも必要になるから。

ということで、とにかくいろいろとこの先の『ダンまち』が楽しみでならないw

いや、ホントにどんどん面白くなってきている気がするんだよねw

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第21話 『優しい嘘(デイドリーム)』 感想: これはリューさんがベルくんに惹かれても仕方ないよね。

2023-03-11 01:26:16 | ダンまち
つかの間の休息。

未開拓領域のセーフティポイントでベルくんとリューさんの二人きり。

そして、ようやく抜け出せるかと思ったら、ジャガーノートちゃんwがしっかり待ち伏せしてお出迎え。

そりゃ、デイドリームだよ。

上げて落とす展開だから、リューさんの心が折れても仕方ない。

でも、この状況下で諦めないのだから、ベルくん、マジで英雄じゃないか。

これで、次回、ようやくジャガーノートとの戦いに決着か。

これ、次回で終わり?

それとも、次回でジャガーノートとの決着をつけて、次次回で、地上に戻ってのエピローグかな。

そうあってほしいな。

地上に戻ってからのエピソードは、それでそれで名場面が多いはずなので。

それにしてもこの深層篇、作画、いいな。

これは制作陣からもリューさんが愛されていることの証左なんだろうなw

でも、だとすれば、やっぱり後2話、あるものと信じたい。

次回、楽しみだ。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第20話 『散華(アストレア・ファミリア)』 感想: これまでの『ダンまち』の中で一番の神回だよね、これは!

2023-03-04 02:29:05 | ダンまち
うわー、ちょっと今回は、最初から最後までしびれた。

まさか、ここまで克明にアストレア・ファミリアの最期を描いてくるとは思ってなかったので、見ていて本気で厳しかった。

だって、ホントにイレギュラーで発生したジャガーノートにファミリア全員がほとんど瞬殺なんだもの。

それで、最後は、アリーゼ、輝夜、ライラの3人が、ただリオンを生かしたい、という一念だけで、いわば特攻をかけてしまうわけでしょ。

この間でた、原作の18巻で、リューは「アストレア・レコード」という魔法を得て、アリーゼたちの魔法を継承して大活躍をしたのだけど、今回描かれたファミリアの最期を知ると、なんていうか、言葉に詰まる。

この深層の決死行で、ベルくんに救われたからこその「アストレア・レコード」の継承だったわけだけど、真面目な話、このトラウマだらけのリューを救ったベルくんはほんとにスゴイね。

なんかね、いろいろと今、感極まっていて、書きたいことはたくさんあるのだけど、どうにもまとまらないので、ちょっと間を空けて書きたいと思ってる。

ただ、今回の話は、多分、今までの『ダンまち』の中で一番の神回だったことは間違いないと思う。

もちろん、物語としてね。

最初から最後まで見入ってしまったから。

多分、一つ一つのシーンに色々と紐づく感情や記憶があるからだと思うのだけど。

リューが赤くなってデれているところですら、ようやくちゃんとデレることができるようになったんだね、リュー! って思ってしまう。

なんかね、そういうところがね、とにかく良かった。

あー、マジで神回だよ。震えたよ。

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