BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

よふかしのうた 第183夜 『夏になったらさ』 感想: あー、さすがにコウくんも気づいちゃったか・・・

2023-08-30 12:07:50 | よふかし
そりゃ、冬休みの間、二人でずっと過ごしていたのにもかかわらず、ナズナが一度も血を吸おうとしてこなかったら、いくら鈍感なコウくんでも、ナズナに何かあったか、って気づくよね。

ということは、次回から、マジな「普通のラブコメ展開」(←今号の『トニカクカワイイ』のタイトルw)が始まるのかw

にしても、この先、どれだけシリアスになるのか、読めないなぁ。。。

そういう意味では、キクとマヒルの一件は、ナズナとコウにものすごい呪いをかけていったことになるんだよなぁ。

さて、この状況で、コウは誰に相談することになるのか?

吸血鬼たちか? それとも探偵さんか?

でも、ラブコメ的には、意外と、みっちゃんさんとさっちゃんさんに行きそうだよなぁ、コウだけにw

でもまぁ、妥当なところでアキラなのかなぁ。

そう思うと、修学旅行が始まるくらいの頃って、なんだかんだいって幸せだったんだなぁ、って思うw

ナズナたちが新幹線の中でコウたちの席に座って待っているところなんて、ホント、牧歌的w

ちゃんとナズナがコウの血を吸えていたし。

でも、あの頃だって十分ナズナはコウのことを好いていたと思うのだけど。

その意味では、本人が意識しているかどうかが恋愛かどうかを分ける鍵だというのはどうなのだろう?

あの時点でナズナになんの影響もなかったのだから、今でも平気なんじゃないかと思うのだけど。

でも違ったときがヤバいからな。

そのままデッドエンドだから。

ということで、結構、思い十字架を背負ったラブコメになってきたなぁ。。。

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彼女、お借りします 第296話 『こどもと彼女⑤』 感想: 保育園の子どもたちの登場にそんな深い意味があったとはw

2023-08-30 11:54:55 | かのかり
この保育園シリーズ、どうやら、子どもの目を通じて大人の人となりを判断する、そんな教訓が語られるエピソードだったらしいw

大人のほうこそ見透かされていると思わされる、そんな怖い子どもたちw

でも、それって、子どもをイノセントな存在と思い過ぎなんじゃないかな、とも思ったりして。

遠慮がないという意味でのイノセントなら、子どもは残酷って方も描いてくれないとw

その残酷な様子を見ても、ちゃんと和也が子どもを受け入れたなら、それはそれで評価できると思うけどねw

今のところは、ただ子どもと楽しく遊んでいるだけだからなw

たしなめることができてなんぼのもの、じゃないのかなぁ。。。

とまれ、そんな子どもたちと同じ目線で振る舞える和也に、いままでと違う側面を見出して、ちょっとあれこれ考えてしまう千鶴さんでしたとさw

どうなるんだろうねw

ただ、ちょっとだけなるほどと思ったのは、和也の母親には、和也と千鶴は付き合っていることになっているので、和也母からの発言が、基本的に付き合った先に控えている未来についての発言になるのは、うまいなと思った。

千鶴の中に、一つの未来イメージができあがるわけでしょ?

それがどういう形で千鶴の気持ちを先導するのか、というのも含めてちょっと気になる。

まぁ、千鶴は自分の内面を明らかにしないから、こういう形で彼女の気持ちを代弁させるしかないのかもしれないけれどw

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トニカクカワイイ 第246話 『普通のラブコメ展開』 感想: ん?これはひまりちゃんの両親はすでに他界してるってこと?

2023-08-30 11:43:57 | トニカクカワイイ
ひまりのお父さんは幼稚園の時に亡くなってはずだから、その後、お母さんもなくしてしまったってことなのか?

マジでシリアスじゃん。

母親が亡くなった時に、なんらかの形で司もかかわっていて、その際に司が死んだ場面をひまりが見ていた、ってことなのかね。

いずれにしても、次回、アシモに両親が亡くなったことを伝えながら、ひまりの回想がはさまれて、司とひまりの出会いのエピソードが語られるということかな。

司は覚えていないにもかかわらず、ひまりはひと目見て司のことがわかったということは、ひまりの母親だけでなく多くの人がいる場面で司が人助けをして命を落としたように、ひまりには見えた、ということなのだろうな。

にしても、司はどれだけのことをしたのだろう。

よっぽどショッキングなことでもない限り、幼少のひまりの記憶に残るなんてことはなかったと思うのだけど。

うーん。

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七つの魔剣が支配する 第12巻 感想: フリーハグが消えた剣花団は、いつまで剣花団のままでいられるのか?

2023-08-29 14:35:17 | 七つの魔剣
まさかよりにもよってガイが呪者の道を歩むことになるとは思っていなかった。

これ、少なくともしばらくの間は、ガイは剣花団のみんなに触れることが出来なくなるってことだよね? 呪詛を移さないために。

もちろん、ガイ以外のメンバーは今までと同様フリーハグをすることは可能だけれど、でも、あれだけ仲の良かった彼らが、ガイだけ除け者にして互いに触れ合うことを選ぶとは思えない。

同じタイミングで、ピートがオリバーを実質的に襲った、という状況もあるわけで。

簡単にいうと、もう以前のようには、純真な気持ちで互いにふれあい、思いあうことはできない、ということだよね。

さすがは四年生、上級生編の始まり、って感じ。

むしろ、ここから先に生じる「気まずさ」を描くために、剣花団のこれまでの疑似家族のような無垢な関係が描かれてきていた、ということなのだろうな。

いやー、作者の構成の妙に脱帽だよ。


もともと剣花団の6人は、魔法使いとしてすでに達人組のオリバー、シェラ、ナナオと、凡人組のカティ、ガイ、ピートの2グループに実力的には分かれていた。

だから、作中で「成長」を描くとしたら、必然的に、カティ、ガイ、ピートの3人がその役を担わざるを得ない。

凡人組の3人こそ、逆に、魔法使いとしての伸び代があったことになるから。

その中で、カティは当初から人権派の急進派としてやばい奴として頭角を表していた。
一方、ピートは普通人出身であるにも関わらずリバーシという魔法使いの誰もが羨望する希少能力を発現することで、将来性の高さを示すことになった。

だから3人の中でガイだけが特殊な能力を示さずにここまでやってきた。

むしろ、気のいいナイスガイとして、いわば剣花団の良心の象徴して、不動の位置を占めていた。

それがここに来てまさかの呪者だもの。

彼の魔法植物を愛する心が、まさか呪詛を引き受ける才能と直結するとは思わなかった。

その意味では、本巻の構成は相当サディスティック。

なにしろ、冒頭で、わざわざガイの実家の和気あいあいとした様子を示した後での、ガイの自ら選択しての闇落ちだもの。

まさに、太陽から日蝕への転落。

生命をすくすくと育てる側にいたガイが、一転して、生命を腐らせる側に身を寄せたのだから。

ある意味で、これまでで一番の驚き。

でもこれで、剣花団の全員が、いつでも魔に呑まれる可能性を持つキンバリーの上級生になってしまった。

もうここから先は、多分、ひたすら下降の一途をたどる鬱な展開がずっと待っているんだろうな。

いままで一応、闇の部分はオリバーの復讐劇パートが請け負い、代わりに剣花団は光の部分として扱われてきていたけれど、もうそのきれいな二分法も期待できそうにない。

逆に言うと、いつでも剣花団が、オリバーの裏の顔である〈同志〉になる可能性がでてきた。

今までの感じだと、ピートとカティは〈同志〉に加わる可能性が高いと思っていたけど、もしかしたらガイも仲間入りするのかもしれない。

一方、シェラとナナオは〈同志〉の世界に踏み入らず、むしろ敵対する側に属しそう。

いや、実際にありそうなのは、

ピートとカティが〈同志〉となり、
ガイとナナオが中立の立場をとり、
シェラが敵対する、

という感じかな。

なんにせよ、オリバーの望みを無条件に叶えようとするものと、そうでないもの、むしろ、オリバーの復讐を積極的に阻止しようとするものが出てくる。

なんにせよ、遠からず剣花団は瓦解し、互いに敵対するようになる。

厄介なのは、今回のガイが特にそうだけど、剣花団のメンバーにはそれぞれに縁を結んでしまった友人・知人が同級生をはじめとして多くいるということ。

そのため、剣花団の分裂はそのまま同級生や下級生、あるいは上級生まで巻き込んでの対立を生み出しかねないこと。

というか、今回の終盤にあった、ガイたちの救出に、同級生たる4年生の猛者たちがみな参加していた姿を見ると、本当にそう思う。


そういう意味で、今回から、リバーシの大賢者ロッド=ファーカーがキンバリーに登場した意味は計り知れないくらい大きい。

キンバリーの流儀とは全く異なる、完全なる外部の存在だから。

キンバリーが大々的に二分化されるとしたら、それはエスメラルダと同格のファーカーが本格的にキンバリーを変える意志を示したときだろうから。

物語装置としてのファーカーは、きっと、キンバリーとはなにか、について、外部からの批判を含めて論じ考えるための機能に違いないだろうから。

一見すると、ファーカーは学生想いの良識人に見えるけれど、きっとそれは魅了の権能を効率的に使う上で有効な戦略だからそうしているだけのこと。

彼の言動から考えて、ファーカーは圧倒的なパターナリズムの実践者。

でもそれも仕方ないよね、彼から見たら学生はもとより、ほとんどの魔法使いが自分よりも格下の、それゆえ庇護すべき対象なのだから。

多分、ファーカー本人は他意なく、それが力あるものの責務だと考えている節もある。

ただ、その結果、ひとたび、ファーカーの傘下に入ったら、もう逃げ出せない世界になる。

そんなファーカーがもたらす世界は、彼を頂点とした一種の宗教組織、ファシズム体制だよね、たとえ、彼にそんな意図はなかったとしても。

それに対して、キンバリーは真逆の徹底した自由主義体制。

自由を得るためには力が必要だ、というのがキンバリーの立場であり、その点では、エスメラルダ以下キンバリーの教師陣の発想は変わらないのだと思う。

いわゆる自主独立の精神。

その結果、魔に呑まれる学生が後を絶たない、という弊害を伴うわけだけど。

それゆえ、魔に呑まれないためにも、個人の技能のみならず、集団としてのレジリエンスを維持するために、自由闊達を校風にしている。

きっと、そういうことなんだろうな。

そして、この路線をキンバリーが選んだ背後にもそれなりの歴史があったのだろうな、単に地下に迷宮があるから、というだけでなく。

となると、この先一番ヤバいのは、フォーカーが気まぐれにキンバリーを変えようと動こうとした時に、真っ先にオリバーを抱き込もうと動きそうなこと。

フォーカーからしたら、たらし込む目標第1号であるピートの傍らにいるのがオリバーなのだから目をつけないはずがない。

その意味では、オリバーの母クロエが、異端狩りのエースだった頃にフォーカーと接する機会があったのかどうか、がとても気になる。

きっと、この先、そのような話題も出てくるのだろう。

なぜなら、今後、主人公のオリバーに成長らしい機会があるとすれば、それは無条件に崇めている母クロエとの対決ならびに決別にほかならないだろうから。

母クロエを超えない限り、オリバーを蝕む「自分の力はすべて借り物」という自己意識を捨て去ることが出来ない。

その助力をするのがナナオであり剣花団であり、キンバリーの同級生だった、というときれいなんだけどなぁw

でもきっとこの作者はそんなお花畑は描かない。

ともあれ、父殺し、ならぬ、母殺し、を達成したとき、はじめてオリバーは自由な大人として独り立ちすることができる。

それは終盤の重要なテーマになるはず。


ということで、12巻は、オリバーたち剣花団にとってターニングポイントとなるエピソードだった。

続きは気になるけど、これ、4年生編は簡単には終わらないよね。

最低でもあと3-4冊は必要な気がする。

となると、剣花団が最上級の7年生となるまで物語が続くとすると、あと最低でも10冊から12冊は必要になりそうw

それはそれで楽しみだけどね。

その一方で、5年生くらいですべての決着がつくとなると、大体第20巻くらいで本編に決着が付きそう。

それくらいがいい感じがするけどねぇw


あ、そうそう、本巻の実質的な主人公だったガイだけど、カティだけでなく後輩のリタからも慕われていることはわかっていたけど、まさか、そこに第3極として、アニー=マックリーまで加わることになるとは思わなかったw

これはあれだね、オリバーではわかりやすいラブコメをやれないので、代わりに天然いいヤツのガイが、ラブコメパートを引き受けるということなのだろうなw

なんだったら、ヴァロワの従者のバルテ姉弟も加わりそうw

キンバリーがヤバいのは今回のピートの一件で解禁されたように、異性愛だけでなく同性愛も、さらには近親愛もありな、もう性愛のフリーランドなところだよな。

その中心にガイがおかれそうで笑えるw

ということで、今回はガイを巡るラブバトルの開始!も裏テーマだった。

にしても、マックリー、完全にツンデレだよなw

あ、あと、リヴァーモアも卒業生だけど教員といういい味を出すようになったw

むしろ、その中途半端な立ち位置が、今後、オリバーやテレサにとって望ましいものになるのかもしれないw

しかし、ホント、この作者、キャラの出し入れが上手いよなぁ。。。

その代わり、いつ誰が死んでもおかしくない怖さがあるのだけどw

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無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜 第8話 『絶望の婚約者』 感想:なんか駆け足だったね。。。

2023-08-29 12:20:01 | 無職転生
2話分のエピソードを前半と後半で盛り込んだ形で、なんていうか、とにかくこれは消化しておこう、という感じの扱いで、なんとも言えずw

VSバーディガーディ戦にもうちょっと尺を回せば良かったのに、って思ったけどねw

あの場面は、龍神・オルステッドのヤバさを引き合いにしながらルーデウスのスゴさも示すところだったはずなのに、ただのバトルシーンになってしまった。

まぁ、どうでもいいといえばどうでもいいのだけど。

ただ、そういう細部を外すと、そもそも学園編がどうでもいい、ってことにもなりかねないので、ちょっとそこはちゃんとこだわってほしかった。

物語をあちこちつまんでそれっぽい絵コンテに落とすのではなく。

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呪術廻戦 第233話 『人外魔境新宿決戦⑪』 感想: 宿儺がどんどん雑魚キャラしていく件w

2023-08-28 07:27:25 | 呪術廻戦
うーん、魔虚羅だけでなく、嵌合獣顎吐なる合体式神?まで呼び出して、「3対1」と誇らしげに語る宿儺にがっかりだよw

まぁ、それをいったら夏油や、その権能を使う羂索も同様に笑われなくちゃいけない、ってことになるから、今更なんだけど。

でもなー、宿儺って、卑怯だけど、それでも自分の力でなんとかする術者だと思ってたのだけど。

今やってるのって、伏黒のリソースをパクって五条に対峙してるだけじゃんw

なんだかなー、マジでがっかりだよw

いやまぁ、手札を増やすのが戦略的には意味があることなのはわかるのだけど。

でも、ここで物量で攻めるワンマンアーミーみたいなこと、するかな。

五条センセが言ってた通り、術式の性能は五条の方が上だったってことを暗に認めてしまっているようで、ちょっとなんだよね。

もっとも、その五条センセも、いつのまにか反転術式「赫」が霊ガン化していて笑えるのだけどねーw

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英雄教室 第7話 『ローズウッド学園の青春』 感想

2023-08-26 18:57:12 | Weblog
なんでVRシステムがあるの?って思い切り突っ込みたくなるけど、どうやら、この世界って、人が一旦滅びた後の世界みたいなんだよなぁ。

そもそも学園がある世界も人工船のなかにあるようだし。

魔界にはなんかワームホールっぽいので出入りすることになるし。

にしても、早くもアーネストが、ただの粗暴なおかしな女子になってしまったw

超生物ブレイドに追いつけ追い越せって感じで、どんどん人外化していくからな、この先、アーネストはw

にしても、この作品も折返し地点を越えたけど、どこまでこのクールでやるんだろう。

ぼちぼちちゃんとした山場が欲しいところ。

あ、でもまだイオナとかでてきてないのか。。。

うーん、あんまり物語としては進みそうにないなぁ。。。

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七つの魔剣が支配する 第8話 『挑戦者(ライバルズ)』 感想:やっとロッシとオルブライトが登場かw

2023-08-26 18:48:56 | 七つの魔剣
ようやく同級生の威勢のいい奴らが登場。

この作品のいいところは、往年のジャンプ方式で、ライバルズがちゃんと敵からよき協力者になっていくところ。

やっぱり学園でのできごとなんだからそうあってほしいよね。

そういう意味では、ハリポタが参照先になっているのは、そういう「素直な学生」たちを導入できていい。

ロッシみたいな関西弁のお調子者はムードメーカーとして大事だし。

ただ、最後にオリバーがロッシにかけた声は本心だよね。

自分の手にあるのはすべて借り物だ、というところ。

ただ、その借り物が、ロッシからすれば流派を極めた達人に見えたのだから、どっちもどっちw

とまれ、ロッシとオルブライトがでてきたのはよい。

一方、ナナオの相手のほうは、ホントに噛ませでしかなくてご愁傷さまとしかいえない。

だって、剣で魔法をいなして回避するナナオってマジでチートだからw

グウィンが言っていたように、やっぱりナナオには、オリバーの死んだ(殺された)母で天才魔法使いだったクロエの影が見えるということだよね。。。

しかし、これ、尺的には原作第3巻のオフィーリアの悲劇までやれるのかな?

ちょっと心配になってきた。

まぁ、そこまでいかないとあんなにオフィーリアが出張ってきた意味がないから大丈夫だとは思うけどw

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天国大魔境 第57話 『人食い』 感想: とりあえず「天国」がなんであったのか、これではっきりしたね!

2023-08-24 18:43:51 | 天国大魔境
前回から引き続き、青島による、高原学園の設定の答え合わせ回w

どんどん明かされるクローン技術の真実。

あはは、マルじゃないけど、これはうぇ!わかんねぇ!ってくらい、すごい高原学園の裏話をしていた。

いくら相手がマルだからって青島も気を許し過ぎじゃない?ってくらい。

しかし、学習型超AIのミーナが受精卵のゲノムをあれこれ編集して、学園の子どもたちを超人として生み出していたのか。

しかも人工子宮を通じて誕生させていたのなら、やりたい放題だし。

だから、あれだけの子どもたちが在籍していたわけで。

その子たちの育成のための施設が、「天国」だった。

「いずくのえ島施設」というから、ホントに離島だったんだね。


で、そこまではいわば学戦創設者の思惑通りだったのだけど、そこから逸脱することが生じてしまった

そのひとつが、超人の子どもたちに、発症して死ぬと怪物になってしまう病気が現れたこと。

つまりヒルコ化のこと。

ヒルコ化の事実を、青島ですら神罰と呼ぶってことは、その病気の来歴が彼女にもわからない、ってことだよね。


で、同じく理由がわからないってことなら、そうした人工的に作ったはずの超人から第2世代の子どもが生まれてしまったということ。

コナとトキオのこどもであるマルとヤマトのことだけど。

で、これが計画外の逸脱事件の2つ目。

マルのヒルコ殺しの能力を考えると、超人という種が発達させた「自己免疫」能力のようにも思えるけど。

どうなのだろう。

何れにせよ、ヒルコまわりのことは、例の「神様」の話が関わってくるのは間違いないのだろうけど。

どうやってその「神様」因子がミーナの元に届いたのか。

普通に考えたら、ミーナが生体実験した被験体の中に、ヒルコのミイラを神として祀っていた一族が混じっていたということなのだろうな。

あるいは、超人製作用に提供された精子と卵子の出所がその一族のものだったとか。

となると、彼ら一族と高原学園を繋いだ第三者が板ってことになるけど。。。


ということで、肝心なところは引き続き謎として積み残されてしまった。

その積み残された問題を抱えたままマルとキルコは再び旅に出ることになり、それが次回からの新章となる。

ただ、同行者としてAIロボ?のナタが二人に加わることになったのだけど、このナタって、あの体を院長先生に取られたナタだよね?

そうすると、実はあのロボの中には、ナタの生体脳が詰め込まれているんじゃないの?

あるいは、ナタの生体脳をマインドアップロードしてAI化したとか。

ロボの周りに生体脳を維持するような装置は見られなかったから、やっぱりマインドアップロードされたのかな?

ともあれ、道すがら、ナタの能力も示されていくということになるし、もしかしたら、マルがその事実に気づいていくのかもしれない。

ということで、次回からの新章が楽しみ

そうそう、とりあえず、施設襲撃事件の後、奈良と茨城にあったクローン施設の備えた研究所を、青島と猿渡の二人で復興省にしたというから、とりあえず今後も青島と復興省は、マルとキルコの支援者側につく、ってことでいいのかな?

奈良と茨城の間で仲間割れしないといいのだけどw

とまれ、ナタの活躍に期待!

というか、ナタは何をするために登場したのだろう?

あと、なぜ、マルとキルコに同行することになったのだろう?

青島にはなにか狙いがあるのだろうか?

となると、青島もただの支援者と理解するわけにもいかなくなるけど、さてどう成るのだろうね?

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アンデッドガール・マーダーファルス 第8話 『夜宴』 感想

2023-08-24 10:03:32 | 鳥籠使い
原作2巻がこれで終了。

やっぱりちょっと駆け足気味な印象は拭えないのだけど。

ただ、あ、なるほど、この時に、鴉夜さまの不死性が人為的につくられたものだというのは、モリアーティ教授が指摘していたことを思い出させてくれたのはよかった。

となると4巻の感想で書いたように、その鴉夜さまの不死性を解明していく技術がこの後、登場する偉人たちによって試みられていくのだろうな、とw

人狼についても同様の結果が、モリアーティ教授の研究で出ていたりしてw

なんたって、夜宴にはフランケシュタインもいるからねw


ということで、次回から早くも人狼編か。

これ、3巻までアニメにしてしまうのだろうけど、そのあと、どうするのだろう?

こうなると早く5巻を出して欲しいところ。

意外と、人狼の細胞をジャックに入れたらおかしくなっていた、だったりすると面白いのだけどw

なんでも混ぜればいいってものではない、ってね。

まぁ、そうはならないのだろうけどw

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