BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

創約 とある魔術の禁書目録 第11巻 感想:上条当麻の「脱獄」劇と思ったら、ほとんどが「薔薇十字」のネタバレ話だったw

2024-10-08 18:29:07 | 超電磁砲/禁書目録
10巻でとうとう「死んで」しまった上条当麻。

でもその地獄?に現れたアンナ=キングスフォード。

彼女の入れ知恵で、なんとか裏技を使って地獄の生還、すなわち「脱獄」を試みよう!ってことになってw

あとはひたすら、その「脱獄」のために(なぜか)地獄の最下層に向かうという話に。

途中で、9巻で学園都市総出+超越者+アルファでなんとか勝利をもぎ取ったCRCが登場し、そこからは、アンナ、上条、CRC、の3人での道行きにw

で、最下層を目指す、というから、なんか、煉獄っぽいなぁ、と思っていたのだけど、多分、そんな感じで。

実は、この地獄モドキ自体が、CRCが地獄に堕ちたときにリカバリーのために用意していた魔術装置らしく、最下層から生者の世界に戻れる仕掛けを用意していたらしい。

ただし、戻れるのは一人だけ、ということで、途中までは、仲良く三人で地獄ピクニックをしていたのだけど、最終的には、その「生還枠一人」をめぐって、

CRC vs 上条+アンナ

の戦闘が開始され、・・・うーん、まぁ中身を端折ると、一応、アンナの強いアシストもあり、上条が帰還枠をゲット。

じゃあ、上条当麻、奇跡の生還!ってところで終わりかな、と思ったら、そんなこともなく。

地上では上条の死体を整えてあとは葬儀を待つばかり、というところで終わり。

ということは、次の12巻では、

葬儀の最中に、いきなりムックリと起き上がり奇跡の生還を決めてしまったため、なんかゾンビ枠の騒動をひとしきり起こした笑い話で始まるのか、

それとも、

いやいやそんな簡単には生き返れなくて、地獄から帰るには、もう一悶着あって、結果、いざ生還できるとなったときには、もう死体は荼毘に付されていてありません!

って事態になるのか?

まぁ、例の「神浄」の力があるから、死体がなくなっても、物理的な身体を再生して上条当麻として復活しそうだけどねw

ということで、とりあえず「上条当麻、死す!」という騒ぎはあっという間に終わりそうw

で、今回の11巻は、終わってみれば、ほとんどがCRCと「薔薇十字」の話に終止していた。

CRCというのは実は一種の見かけ・演技であり、中の人の本名は、史実の通り、17世紀にいた「ヨハン=ヴァレンティ=アンドレーエ」だった。

で、薔薇十字じたいは、このヨハンによるフィクションだったわけだが、それがいつの間にか、社会的リアリティを獲得し、発案者ですらもはや廃棄できないものになってしまったらしい

まぁ、だから簡単に言えば、ネット時代の新宗教、というか、スピリチュアルのような存在として、薔薇十字は17世紀に誕生してしまった。

それを悔やんだCRC、もといヨハンが、ずっと薔薇十字を潰そうしてきたという話。

そういった、いわば裏設定の話を、天然管理人お姉さんのアンナの困った言動とともに学んでいった上条さんでした!って内容。

なので、うーん、まぁ、なんていうか、幕間のお話、って感じしかしなかったかなぁ。

そうか、薔薇十字ってそんなだったのか?って無駄に感心したところもあったけどw

ただ、問題は、そういう話がどこまで史実?に忠実なのか、わからないところ。

だって、所詮は、このお話自体がフィクションだから。

なので、むしろ、作者が、薔薇十字について執筆途中で学んだことを適当に脚色して中編の物語にしてみました!ってだけにしか見えなかった。

その結果、全体としては超微妙w

なまじ、史実と同じ名称を使ってくるところがちょっとズルい。

ということで、とりあえず12巻待ちですかね?

まぁ、もはや惰性で読んでるだけなので、何の期待もないのだけどw

メタ的に言うと「創約」は、すでにファンサービスの長いエピローグでしかないと思う。

完全に、物語シリーズにおける「オフシーズン」や「モンスターシーズン」のノリw

だってどうなったら終わりなのか、全然みちすじがないから。

いきあたりばったりで、上条さんが戦って、相手を倒して、場合によったら後でそいつも仲間になって・・・の反復だから。

物語のカタルシスは、もう、ぜんぜんなくなっちゃったよねー。

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創約 とある魔術の禁書目録 第10巻 感想: 上条当麻、死す!・・・ではゼッタイ終わらせないゾ!☆

2024-06-17 20:15:58 | 超電磁砲/禁書目録
これも事前に、上条当麻がとうとう死ぬ、というバレを知ってから読んだのだけど、だからといってどうこう、ということはなかったな。

前巻の総力戦に比べればプロットが若干、込み入ってるけど、基本は、

アリス・アナザーバイブル vs アンナ・シュプレンゲル

という構図。

最後まで読むとその対立もよく理解できる。

ポイントは、両者ともに「オープンソース」のオリジナルだったということ。

その点で、アンナ・シュプレンゲルは、他の《超絶者》とは一線を画していて、アリスの対抗たり得た。

で、そのアンナ・シュプレンゲルの尻を叩いてアリスに向かわせたのが、「元祖アンナ」のアンナ・キングスフォードだったということ。

どうやら、次巻で、上条さんは、このアンナ・キングスフォードとともに、地獄からの脱出、すなわち《脱獄》をするらしいw

なので、「上条当麻、死す!」といっても、近代西洋魔術の全知をもって、その事実を上書きする手はずのようw

なので、「死んだ!」という事実は、それほど重くなくなっちゃったかな。

実際、これまでにも、なんども「復活者」がでてきたのがこのシリーズだし。

その理屈が上条さんにだけ適応されないはずはないよねw

で、そういう意味では、「上条当麻、死す!」というプロットも想像していたほど、ハラハラしたものではなかった。

だって、当初からこの「死」は避けられないものとして上条さん本人を含めて認識されていたから。

なので、気分は、余命一月とか言われてやりたいことに向かう人物に近かったんだよね。

つまり、いわゆる「運命に抗う」系の物語。

で、その「運命」を否定しようと、《超絶者》の何人かも9巻に続いて上条側について戦ってくれたりしたわけで。

なので、最後の死は、上条さんが自分の運命を受け入れて、それでもアリスの魂を救いたいから、と本望を遂げる形で至ったものなので、むしろ、上条さん的には通常運営。

実は、もっとハラハラ・ドキドキする展開で、事前に「上条、死す」を知っていたら白けるかもしれないと思っていたのだけど、全くの杞憂だった。

それくらい潔い死。

まぁ、だから、アンナ・キングスフォードお姉さん(19世紀の魔術師w)に、いやダメよ、この子、ちゃんと現世に戻しましょう、って気になったのだろうけどw

もちろん、アンナ・キングスフォードが、アレイスターのどうやら師匠だったことも影響しているようだけどw

でもさ、そもそもアンナ・キングスフォードの場合、これまで作中に出てきた準アンドロイドモードのほうが、魂的には実は「出先」で、本籍は地獄にあります!ってことのようだから、だったらそもそも、地獄=来世と現世の間もチャネルさえ確保できれば比較的ルーズに行き来できる、ってことだよね。

なので、気分的には、この《地獄》がSAOにおけるアンダーワールドみたいな世界だなと思ったし、アンナ・キングスフォードは、SAOのアリス(ややこしいw)のような存在と思えばいいんだ、って思った。

まぁ、だったらきっと、上条さんももう一度、現世に戻って、無事16歳の誕生日を迎えることができるよw


ということで、思っていたほどサプライズはなかったかな。

むしろ、改めてなるほどなぁと思ったのが、《超絶者》という存在が、縛りを設けることである特定の「神を装う」術者たちだったんだ、ってこと。

神装術というらしいが、要は、一種の「神降ろし」だよね。

それを安全かつ長期にわたって安定的に可能にした魔術。

そうすると、モノホンの神、というか《魔神》であったオティヌスには呆れられるだろうし、要するによくできた魔術の一つ、ってことであれば、魔術の近代化に貢献したアンナ・キングスフォードのような魔術師だったら、その返しさ技とかハッキング方法とか考えられそう!とか思ってしまう。

ある意味、科学と魔術が分離する前の自由を満喫できた創始者たちの柔軟な発想が生かされそう、ってことで。

なんか、そういう意味で、実は「創約」って、実は、無印と新約の物語のメタコメンタリーなんだなと思ってきたw

実際、アレイスターはもう、上条さんの日常にまで降りてきて、しばしば魔術の実情とかも語っているわけだしw

その点では、実は違う意味で面白くなってきたようには思う。

もっとも、その分、何がゴールか、わかりにくくなってきて入るので、この先、どう畳むのかな?とは思うけどね。

ともあれ、次巻の、上条当麻&アンナ・キングスフォードによる「脱獄」はちょっと楽しみ。

当然、これまで上条さんが冥土送りしてきた悪人?とか再登場しそうだし。

逆に首尾よく上条さんが復活した折には、大なり小なり新拵えのボディに戻るのだろうから(それこそアレイスターがクローンとして調整してそうw)記憶喪失とか、脳の配線障害とかの問題が自動的に解決されて、それこそ食蜂操祈のこととかちゃんと認識できるようになったりする、というご褒美特典がもれなくついてくる・・・気がするw

ということで、次巻は楽しみw

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創約 とある魔術の禁書目録 第9巻 感想: 中締め的展開に主要キャラ総出演!のお祭り回だったw

2024-03-20 12:40:04 | 超電磁砲/禁書目録
実は『禁書目録』は「創約」(ってなんかクスリ、つくってるみたいだよなw)になってからずっと積読になっていて、実は3巻以降、ずっと読んでなかった。

なので9巻も放置のままだったのだけど、どこかでたまたま、9巻では、上条さんがとうとう「神浄の討魔」たるドラゴンを自ら呼び出して戦う、というバレを見かけたので、だったら、ってことで、とりあえず9巻だけ読んでみたのだが。。。

確かに、ドラゴンを出して戦っていたのだけど、いつの間に、アレイスターが、上条さんの相棒みたいな感じになっていて、今回の最後はダブルライダーキック!みたいなことになっていて唖然w

しかも倒した敵?が、クリスチャン=ローゼンクライツ(CRC)、つまり薔薇十字の創始者というのだから、思わず笑ってしまった。

いや、CRCは冒頭から登場してるから、彼が今回の敵役であることはわかっていたからいいんだけどね。

新約の最後で薔薇十字が出てきたときに、そうかこの先は薔薇十字か、錬金術の話になるのかー、と思っていたのだけど、まさか本当にそうなっていたとはね。

なんかもう史実に出てくる名前をそのまま利用しまくってるのもどうかと思ったけどw


で、そのCRCを倒すために、上条さんの周りのいつもの面々が、敵味方関係なく結集して戦う、という極めて単純な話だったので、あんまりプロットのひねりとかもなく、ずっと戦闘シーンが続いている漫画を読んでるようで、あっという間に読み終わったw

美琴も食蜂も、オティヌスもインデックスも、相変わらずだなぁ、と思ったし。

統括理事長になったアクセラレータが、自分で架した縛りを忠実に守って、遠隔から学園都市の兵器を使った介入しかしないのも通常運転。

そこに、これまでの「創約」で敵だった超絶者なるいかれたお姉様方が上条ちゃんを自主的にヘルプする、というのもいつも通りw

・・・ということで、基本プロットが旧約や新約のときと全然変わってなくて、いやー、マジ水戸黄門じゃん!って思ったよ。

なので、積読されてたものの内容もあんまり関係なかったなぁーと。

裏返すと、作者にはもう、物語を畳もうとかいう意図は皆無なんだな、きっと。

いわゆるオカルトの定番である、黄金の夜明け団とか薔薇十字とかを引き合いに出して、そこで出てくる人物や魔物を敵キャラ化して、上条ちゃんが倒していけばそれでいい、という、ただの「無限地獄」が繰り広げられるだけ。

ちょっと変わったのは、アレイスターが女体化して上条の相棒になったとこくらい。

あとは、インデックスが一応、魔導図書館として、錬金術とかの蘊蓄を足すくらい。

で、食蜂が準レギュラー化した分、美琴の知能成分が減って、ほとんど脳筋暴力ヒロインみたいになってしまった・・・ことくらい?

オティヌスはただのマスコットだしw

あ、そうそう、木原のワンちゃんがレギュラー化してアレイスターの仲間みたいになっていたのは笑った。

まぁ、こんな感じ。

今回は、CRCを倒すという目標が最初から明確で、そのための総力戦を展開するということで、プロットが単純だった分、各キャラの役割分担がクリアで読みやすかったのかもしれないけれど。

でも、まぁ、とにかくそれだけ。

「神浄の討魔」のドラゴンについては、一応、本当の一大事の時しか呼び出さないようだけど、だからといって、こいつの秘密?に迫るわけでもなさそうなので、まぁ、だから上条ちゃんに新しい追加兵装が出来たくらいの位置付けでいいのだろうし、作者もそこはもう突っ込まないんだろうな、と思った。

ということで、とにかく、ただただ続けることだけが目的になったゴールなき物語であることが明確になった。

なので、これはもう、時々、気になったら読むくらいでいいのだろうし、そうでなければ無視して、なかったことにしてもいい類のものになったと思えばよい。

ていうか、電撃って、完全にもう守りの姿勢に入ってるから、そこから面白いものなんか出ないんだな、って痛感した。

継続は力なり、だけがどうやら真理らしいw

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とある科学の超電磁砲T 全25話 感想: 美琴とみさきちのタッグが確立された結果、物語に深みが増して、この先が楽しみだよ!

2020-09-26 17:19:54 | 超電磁砲/禁書目録
第25話の感想でも少し触れたいたけど、レールガンの3期は、コロナ禍のせいで、結局、足掛け9ヶ月も放送されることになった。

まず、そういう中で最後までクオリティを下げずに製作を貫徹した監督の長井龍雪以下のスタッフの人たちに感謝したい。

グッジョブ! ありがとう! ブラボー!

実際、この『超電磁砲T』のクオリティは、1期や2期と比べてもものすごく高かった。

特に、終盤の、23話、24話あたりの「ドッペルゲンガーvs美琴」なんて、単純にこれ、『禁書目録』の劇場版のクオリティじゃん!って思ったものね。

いやあ、あれはマジですごかった!

これはもうほうぼうで言われ続けたことだけど、『禁書目録』の3期なんてひたすら「旧約」のストーリーを全てこなそうというだけの駆け足のストーリーで、その上、作画もおかしいところが散見されて、これならやらない方がよかったじゃん!と思うレベルだっだ。

それに比べて、『超電磁砲』の安定感は凄いな!と思うばかりの出来だった。

なにしろ、前半の「大覇星祭編」に出てた上条当麻の方が、『禁書目録』の彼よりも数段魅力的に見えるのだからw

いや、もちろん、ゲスト出演ゆえの美味しいとこ取りの演出はあるのだけど。

それにしたって決めるところはちゃんと決める。

しかも「竜王の顎」なんていう『禁書目録』の側の謎についてまで盛大に公開するのだから。

その上で、食蜂操祈や削板軍覇と共闘するんだよ?

で挙句の果てに、美琴姫!を救っちゃうんだからさw

いや、もちろん、このあたりはそもそも論で言えば、原作マンガのプロットの大勝利なんだけどねw

でもそれにしたって、美琴がシスターズのときに上条さんに救ってもらえたのとはニュアンスが全く違うじゃない。

あの時救われたのは、美琴というよりはシスターズで、だからそこからシスターズの上条さんラブが始まったわけで。

だから、実は、あのシスターズの話だけでは、美琴が上条さんラブになるにはちょっと弱いなぁと思っていたのだけど、あの雷神化した美琴を右腕をなげうってまで助けてしまったら、そりゃあ、惚れるよねw

という、以後の美琴と上条さんの関係を決定づけるエピソードをちゃんと描いてくれたのはとってもよかった。

その上で、後半のドリームランカー編では、いつもどおり、美琴が主人公らしく、誰かを救う役を担う。

その過程で、レールガンの能力を遺憾なく発揮してね!

その点では、やっぱりVSドッペルゲンガー戦はよかったなぁ。

あの電磁力による超巨大物量捜査の様子を見ると、美琴が、一通さんや垣根帝督に続く第3位というのも、ようやく納得できた。

そういう意味では、むぎのんが第4位にとどまるのも、

だって、麦野は、ただレーザー砲、ガンガンぶっ放すだけだからね。

物理世界に干渉して思い通りに操る「魔術」っぽさがぜんぜんないものね、。

いやまぁ、魔法じゃなくて科学なんだけどね。

でも、学園都市の科学は、アレイスター流のMagick=魔術だからね。

今回の美琴のエレクトマスターぶりは、ナチュラルに魔術師っぽかったw


ともあれ、今回の3期での美琴は、前半はお姫様、後半はヒーロー、ということでキャラをつかいわけていたわけで。

で、その美琴の2つの側面をうまく誘導したのが食蜂操祈。

3期は、みさきちの活躍(暗躍?)で、美琴を筆頭に、これまでとはちょっとニュアンスの異なるキャラの振り付けがなされて面白かった。

まぁ、その分、黒子の活躍が減ってしまうわけだけど。

でもまぁ、美琴に振り付けできるだけの実力者というと、結局、みさきちしかいないってことなんだよなぁ。

で、みさきちについては、心理操作系の能力者ってことで、どうしても腹黒、あるいは悪人のイメージが付きまとうわけだけど、その疑問について、少なくとも視聴者/読者に対しては、ドリーのことを心底気にかけていた、というバックストーリーが語られたことで、安心して善人としてカウントしていいことがわかったのもよかった。

いや、みさきちが上条さんラブなことはわかっていたけどさ。

でも、ドリーという美琴のクローンを大切な幼馴染と思っていることがわかったので、オリジナルの美琴に対しても悪感情どころか、実はきっと気に入っているし、自分の相棒としてふさわしいと思っていることがはっきりしたので。

そのあたりは、警策にちゃんと突っ込ませているのがいいよねw

むしろ、ドリーのエピソードのおかげで、『禁書目録』の創約の方で、みさきちと美琴が組み始めたタッグも安心して見ていていいんだな、と思ってホッとしているw


ということで、いやー、3期の『超電磁砲T』、面白かった。

大満足!

マジで、4期の『超電磁砲F』を、早く企画としてスタートさせてほしいゾ☆!

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とある科学の超電磁砲T 第25話 『私の、大切な友達』感想: いつもながらの大団円!美琴の人徳でレールガンの最終話にはいつもホッコリさせられる!

2020-09-26 00:05:22 | 超電磁砲/禁書目録
いやぁ、いい最終回だったw

いつものことながら、レールガンは、ホント、最後に癒やされるなぁ。

で、『とある科学の超電磁砲F』はいつからですか?

もちろん、FはFourthのFね。

いやー、2期のSがSecond、3期のTがThirdって、今回、初めて気づいたよw

ホント、レールガンは、いつも「終わりよければ全てよし!」って感じで大団円を迎えるから、見終わってすがすがしい気持ちになるんだよね!

『禁書目録』は、正直、もうアニメ化いいかなぁ、上条さんはまだしも、一通さんとか、浜崎とか、もういいかなぁって。

でも、レールガン4期ならきっと、ちょこっとなら上条さんで出れるでしょ?

ぜひぜひ、レールガンは4期をお願いw

せっかく、美琴とみさきちもなんかコンボを組めるようになってきたしw

みーちゃんもみさきちゃんもドリーとともに優しい関係になっているし、

スカベンジャーの4人も、一通さんの時の汚名挽回もできていい感じだしw

もちろん、婚后さんも、御坂妹とはれて「おともだち」になれて嬉しそうだし。

あれ、なんか、今回の感想にもなり始めているけど、ホント、いい感じなんだよ。

見終わると、ホッコリするんだよ、レールガンは。


でさ、ドッペルゲンガーにしても、結局、自殺ができないようにプログラムされているから、なんとか誰かに「廃棄」してもらえるように、あえて「ワルイ」やつを演じてたわけでしょ。

まぁ、自分を完全廃棄するためには、飛行船のバックアップデータだけでなく、操歯涼子も消滅させなくちゃいけなかったから、見た目、完全ワルだったわけどさ。

でも、そういうって、美琴にはわかっちゃうということで。

AIが人類を襲う、という話はよくあるけど、AIが自殺できないけど自殺したいから人類を襲うふりをする、というのは、なんとも悲しいよね。

最後に、ドッペルゲンガーが言っていたように、ある日突然、人間だと思っていた存在が、一瞬にして人形であることに気づいた幻滅感。

しかも不思議なのは、その事実に気づいた途端、魂も、実はないことに気づいていしまうわけでしょ?

それって、結構危うい設定だよね。

だって、逆に言えば、AIでも、自分には魂があると自分を騙し続けられれば、魂はあることになっちゃうわけで。

なんか、そういうことを、ドッペルゲンガーの最期には感じてしまった。

で、その上で、操歯涼子のパーツとして彼女の体内に残ったら、インディアンポーカーとして毎夜、夢に出てくるって、正統派のホラーだしw

てか、微妙に、臓器移植でよくある話まで出してきて。

だってそれだと、臓器にも魂があると思えば魂があることになるわけで。

なんか、最後は不思議だった。

そのうえで、そんな自殺願望の塊だったドッペルゲンガーが最も「生の楽しみ」を味わったと思えたのが、あの美琴との怪獣大決戦!だったのだからw

好敵手というには、あまりにもスケールがでかすぎて、ご近所迷惑もはなはだしかったわけだけどね。

でも、そんなことも、全部ひっくるめて、操歯涼子もまた美琴の友だちになれたのだから。

ほんと、今回出てきた娘たちが、みんな

「私の、大切な友達」

ってことなのだから。

っていうか、コロナのせいで間があいちゃったけど、最後にちゃんと、大覇星祭編のみんなも、カーテンコールのように現れたのは、ホント、よかった。

警策までいい子ちゃんになったのは、えー、黒子たち怒らない?って思ったけどねw

どちらかというと、いつかみさきちは、ドリーを美琴にも引き合わせてほしいけどなぁ。

だって、ドリーだって、美琴のクローンなわけだよね。

まぁ、それやっちゃうと、みさきちが美琴に対して壮大なデレを見せなくちゃいけなくなるので、個人のプライド的に無理なのかもしれないけれど。

あー、でも、とうとう終わっちゃったなぁ。

コロナのせいで、幸い?なことにも、結局、9ヶ月にわたって、レールガンを楽しむことができた。

これはこれでとても楽しかった。

途中、お休みのときは、無印や2期Sの話も振り返ることができたし。

なーんか、とても、広がりのある物語世界に見えてきて。

このままで終わるのはやっぱりもったいないから、是非、4期Fをお願いします!

やっぱりね、このレールガンの世界は、悪人がいないのがいいよ。

少なくとも、友だちの間では悪人はいない。

それは美琴の人徳の為せる技なのかもしれないけれど。

でも婚后さんじゃないけど、ホント、そう思う。

だって、フレンダが佐天さん相手に、あんないい子になるとは思ってなかったからw


ということで、もう大満足だったよ!

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とある科学の超電磁砲T 第24話 『拡散』感想: 怪獣大戦争に飛行船上での対決という見せ場の多い戦闘で、動きの多い映像とメリハリの効いた展開で大満足!

2020-09-19 00:01:07 | 超電磁砲/禁書目録
いやー、とにかく場面場面の切り替えがものすごくうまくて、映像作品としてびっくりするくらいよくできてた!

素晴らしぃ!

で、のっけから、おおー! 完全に怪獣大決戦じゃないかw

あのドッペルゲンガーの怪獣にどう対処するんだよ、美琴?って思ってたら、

いや、質量には質量でしょ!

ってばかりに、美琴まで「怪獣」をつくりやがった!


なんか、美琴の電磁気操作能力、前よりもスペック、上がってない?

あんなに大規模に砂鉄を組織化できるの?ってレベルじゃないかw

でも、その怪獣大決戦も、ドッペルゲンガーからすると、目的のステルス飛行船を探索するために砂鉄を空にばらまくためだった、ってのは、ちょっとニクイよね。

しかもそのために、巨大ガスタンクをレールガンで撃たせるという計算高さ。

さすがは操歯涼子のドッペルゲンガーって思ったよ(最初はね)!

で、そこからは飛行船を舞台にした空中戦になるわけで。

いやー、このあたりのシーンの展開の作り込み、単純にワクワクドキドキだったよ。

しかも、この後、操歯涼子が飛行船から落ちた!って、ところで、前回、美琴に頼りにされてなんかデレちゃったリーダーが、彼の「目」の能力をつかって、しっかりどこにいるか捉えて、美琴に中継してくれちゃうんだから。

へぇー、そう来たか、ってね。

この流れもね、いやー、いいよ!

しかも、スカベンジャーの他のメンバーまで、リーダーの指揮で、ちゃんと操歯涼子の回収に向かうわけで。

こいつら、さすがはいずれも味噌っかす扱いされただけのことはあって、仲間としての結束が堅いなぁとw

仲いいなぁwって。しかも、急に良い子ちゃんになってるし

で、いよいよ、ドッペルゲンガーにどう無力化する?って段になったところで、おもむろに、みさきちが情報提供で電話をよこすという展開。

さらには、そこにリーダーも加わって、美琴、みさきち、リーダーの3人で、急遽、遠隔会議もどきをやりながら、対処方法を見出そうとしていく。

いかにも『超電磁砲』っぽい、少女探偵団の流れ。

今回、常盤台中学の面々がでてこないから、あの少女探偵団のノリはないのかぁ、と思っていた矢先で、まさかの3人会議だからねw

ホント、期待の斜め上を行く展開だけど、でも、しっかり少女探偵団のノリに行き着くんだから。

そして、なんだかんだいって、月夜の決戦、ってのが映えるよねぇ。


・・・ということで、もう、映像として贅沢すぎて、お腹いっぱいw


で、肝心の物語の方は、ドッペルゲンガーの策が、二重三重に練られていたところに驚きつつも、しかし、結局、魂は複製されていなかった、っていうのが、意外とシビアなオチをもってきたなぁと感じた。

というか、「魂の複製」については、完全にミスリードされたよね。

要は、魂の複製ではなく、AIが自分を偽るくらいに精巧に操歯涼子の思考様式を学習していた、ってことで。

で、本人(本体?)自身が言っていたように、復讐、なんて感情まで学ばせた研究者たちを恨め!というのは、気持ちとしてわかってしまうよね。

もともとサイボーグ実験だった、というのも、そういう意味では、ドッペルゲンガーを人間のように感じさせるぎみっくだった、ってことなわけだな、と。

ただ、操歯涼子が自分の魂を殺す方法を、インディアンポーカーで探ってたとは思わなかった。

これは、次回の最終回で結果がどうなったか、はっきりするのかな?

どうも、最後のドッペルゲンガーに対するレールガンの一撃は、完全破壊にまでは至っていないように思えるから。

むしろ、粘菌と草食動物の筋肉?だっけ?、そのあわせ技の技術を使って、なにかするという感じ

あ、そうか、操歯涼子の母親の治療にも役立てるのか。

感情も学んだ、ってドッペルゲンガーのAIが言っていたのだから、きっと操歯涼子の願いも自ら学習してしまったのだろうから。

そうなると、あの粘菌を使って精密操作をする技術も、あの場で試験運用していた、って感じなんだろうなぁ。


ともあれ、美琴が初めてレベル5的な化け物ぶりを発揮した回だったんじゃないかな?

というか、そういう相手がいないと化け物ぶりがわからないという意味では、今までの相手がしょぼすぎたってことか。

むしろ、みさきちが、第5位であることに納得。

てか、みさきちは、ドッペルゲンガーとの遭遇を想定して美琴を潜入役に選んだのはアタリだった、ってことだよねw

いやー、レベル5、凄いじゃないかw

で、次回は、後日談なのかなぁ。。。

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とある科学の超電磁砲T 第23話 『憑依』感想2: あれ、ドッペルゲンガーの「憑依」って科学というよりもむしろ魔術っぽくない?

2020-09-12 00:19:45 | 超電磁砲/禁書目録
そうそう、23話の感想1では書き忘れていたけど、ドッペルゲンガーの「憑依」って、実質的な物質操作能力だったんだな。

だから、ゴーレムとか、メカ恐竜のような、物質を固めて外装のように扱うことができたのだけど。

でも、これさ、なんだか魔術っぽいよね?

それこそ魔術によるゴーレム操作に近い。

なんていうか、前の『竜王の顎』のあたりでもそんな話をしていたように思うけど、そもそも学園都市の「科学」って、アレイスター流の魔術、すなわちMagickじゃない?

で、まぁ、きっと、科学のパーソナルリアリティを極めて、今回のドッペルゲンガーのような物質操作を行う能力はきっとあるのだろうけどさ。

まぁ、美琴の砂鉄鞭とかもそれに近いし、なんだったら、スカベンジャーのナルもそれっぽいけど。

でもそれらの能力も、実は、ドッペルゲンガーのいう「魂の憑依」のような形で動いているとなると、ちょっと面白いよね。

実は、ドッペルゲンガーの魂って、AIM拡散力場と能力者のやり取りの「実体」みたいなものなのかもね。

であれば、たしかに操歯涼子のいうように、ドッペルゲンガーの「魂」は危険だ、というのもわかる。

あ、そうか、そういう意味では、風斬氷華と近い存在なのかもしれないね。

そうなると、みさきちが「魂の重さ」の話を出して、それはオカルト!とか散々言っていたわけだけど、むしろ、科学がオカルトを経て魔術に至る、という点で、アレイスターのMagickのあり方を正しく魅せているようにも見える。

そういう意味では、ミサカネットワークもそれに近いかも。

あ、そうか、だからアレイスターは、美琴よりもミサカネットワークの方を重視したのか。

ミサカネットワークの存在が、すでにMagickの具体的あり方の一例になっている。

いや、そうなると、新約の『禁書目録』のほうで出てきた「総体ちゃん」は、ドッペルゲンガーとは逆で、ネットワークの方から「魂」的なものが創発した、という風に考えることもできるのか。

なんか、ちょっとおもしろくなってきた。

こうなると、むしろ、操歯涼子が用意したインディアン・ポーカーがどういう形で、ドッペルゲンガーの「魂」をなだめるものになるのか、気になってくるw

これ、もしかして、ドッペルゲンガーって、当初想像していたよりも『超電磁砲』の、というよりも『禁書目録』の世界の秘密と解く鍵の一つのようにも思えてきた。

ということで、最終的にどう落ち着くのか、とても気になってきた。

いやー、マジで、このドリームランカー編、面白い!

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とある科学の超電磁砲T 第23話 『憑依』感想: ギャグとバトルのバランスがバッチリで、いやー、とてもオモシロイ!

2020-09-11 23:47:27 | 超電磁砲/禁書目録
いやー、これ、いいねぇ。

リーダーのレベル5相手にしてのチキンな動揺で大笑いしつつ、

ゴーレム化、メカ恐竜化するドッペルゲンガーと美琴のバトルに舌鼓を打つ感じw

ていうか、作画もものすごくいいね!

なんか、超電磁砲、というか、美琴、ものすごい恵まれてるなぁ。

今回、リーダーの相手も、ドッペルゲンガーの相手も、みさきちの相手も、全部、美琴がしているわけだけど、全部、いい感じに流れているし。

しかし、これはやっぱり、このドッペルゲンガー事件は、この一晩のうちに解決しそうだな。

なんか、それもいいんだよね、深夜の大事件!って感じで。

しかも、美琴の場合、前はアクセラレータとシスターズの件で、ボロボロになっていたわけだけど、今度は、自分で立ち向かっていく感じでしょ?

でも、これ、最後まで、ドッペルゲンガーvs美琴、の1対1のガチバトルで終わるのかな?

それとも、それぞれ増援が現れるのかな?

まぁ、何らかの形で操歯涼子が絡んでくるのは間違いないとしても。

それにやっぱり、インディアンポーカーで睡眠中の学園都市の学生たちも絡んでくるんだろうなぁ。

なんかあの様子だと、スカベンジャーのリーダーも、なんだかんだ言いながら、美琴から依頼されたら頼みを聞きそうだし。

どうやら、リーダーたちスカベンジャーの面々は、とにかく「承認欲求」に飢えているようだから。

あくまでもジャッジメントだと美琴に思われた頼られたらころっといきそうw

まぁ、みさきちも、遠隔で美琴と操歯涼子の間をつなぎそうだしね。

というか、状況的に見たら、美琴がドッペルゲンガーにつきっきりにならざるをえないだろうから、みさきちは、操歯涼子のフォローに回るんだろうな。

なんだったら警策も駆り出されそうな気がするし。

そういう意味では、黒子や初春、佐天さんは、どうするのだろう?

黒子たちが出てこないようなら、このままスカベンジャーは美琴にとってジャッジメントとして見られていくんだろうな、このドッペルゲンガー事件が終息するまで。

いやーでも、ほんとオモシロイよ、これ。

なんか、スカベンジャーくらいの三下・暗部だと、ちょっとぐれっちゃた子たちがゲーセンにたむろしているくらいの感じで、ちょっと微笑ましい。

これで彼らも少しは更生されるといいのだけど。

あ、でもそれはないかなーw


それはともあれ、あのメカ恐竜のような形態になった美琴がどう挑むのか。

圧倒的質量に対して、レールガンでどう戦うのか。

ドッペルゲンガーも、美琴の闘いながら相手を分析するクレバーさにしたをまいていたからな。

次回も一進一退!って感じで進むのかな。

あとは、空中のステルス飛行船だよな。

あの中にあるデータセンターのデータは、どこまでドッペルゲンガーに影響を与えるのか。

たとえば、そのデータセンターを破壊してしまえば、ドッペルゲンガーを停止させることができる・・・とかあるのかな?

アクセラレータにとってのミサカネットワークのような関係なのかね。

それとも、単にドッペルゲンガーは自分のバックアップデータを破棄させたいだけなのか?

どちらにせよ、飛行船の扱いが重要。

あ、そうか、もしかしてそちらにスカベンジャーが向かうのか?

どちらかというと、操歯涼子が先に向かいそうだけどね。

しかし、空への足は誰が確保する?

うーん、とにかく先を想像すると面白そうでたまらないゾ!

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とある科学の超電磁砲T 第22話 『屍喰部隊(スカベンジャー)』感想: いいねぇ、美琴がヒーローして、いつもの終盤の超電磁砲のノリになってきたじゃん!

2020-09-05 00:00:28 | 超電磁砲/禁書目録
あはは、スカベンジャーの4人が、お約束どおりの噛ませで笑ってしまう。

まぁ、この場合、ドッペルゲンガーのスペックが想定以上にすごかったのだけどw

でも操歯涼子の話によれば、サイボーグの器から解放されたら、ドッペルゲンガーの魂が学園都市中に広まったうえに、多分、任意の対象に憑依してしまって大変なことになる、ということだから、ぎりぎり、まだその段階に至っていない、ということだよね。


それにしても、操歯涼子の身の上話が、なんとなく木山先生っぽいなぁ、と思って、逆に、あー、これが超電磁砲の王道なんだなぁ、って思ってしまった。

だって、超絶すげぇ科学技術を開発した科学者(女性)の動機が、身近な人の生命を救うため、というのだから。

それが操歯の場合は、自分に肺を提供してくれた母の合併症を救うことにあったわけでしょ?

で、そうした動機を知っちゃったら、「我らが御坂さんが手を貸さないわけがないんダゾう☆」って、きっとみさきちは思ってるんだろうなぁと。

この超電磁砲Tの前半の大覇星祭編、というかドリー編では、美琴が操作対象になっていたので、彼女は助ける側ではなく助けられる側で、つまりはお姫様、で、そのお姫様を救いに来るのが上条当麻だった、という、いわば禁書目録の番外編的構成だったわけだけど。

このドリームランカー編では、美琴がちゃんとヒーローの役をする、ってわけなんだな。

うん、納得!

となると、次回以降、美琴のサポートに黒子を始めとする常盤台の面々、ジャッジメントやアンチスキルとか、どのあたりまで出てくるのかな、というのが気になってくる。

いつも超電磁砲の後半では、総力戦的な「祭り」感が増しましになるからね。

あ、もちろん、みさきちの参加は確定ねw

それから、シスターズは、一応すでにカウントされているw


で、今回出てきたスカベンジャーの4人は、美琴の急場しのぎの共闘関係から舎弟ポジションになるのかな?

別に美琴の場合は、相手に明確な敵意がなければ、一応、争いにはしないほうだから。

スカベンジャーの面々が、実力相応に歯向かわなければ、そうなりそうだけど。

あ、そうか、むしろ、アクセラレータのコテンパンにされた経験から、レベル5には逆らわない、ってことで、素直に共闘するのだろうな。

てか、そうしないとどのみち、ドッペルゲンガーと対決することなんてできないし。


で、そのドッペルゲンガーだけど、あれはあれで、この先どうするつもりなのだろう?

魂が解放された場合のヤバさは操歯の口から語られて、実際、すでにそうなり始めているけれど、でも、ドッペルゲンガーの行動目的は、まだいまいちはっきりしてはいないよね。

その点もこの先、気になる。

ただ暴走した!だけでは、自然災害のようなものにしかならないから。

ここはやはり、心理戦的要素も入れてほしいかな。

動機を考えて、目的を考えて、そのレベルでの解決を考えて、先んじて行動する。

あ、でも、ドッペルゲンガーに与する勢力ももしかしたらでてくるのかな?

そもそも、これ、どれくらいの期間、ドッペルゲンガーとやり合うことになるのだろう?

もしかして、この一晩の間の惨劇!みたいな感じで、夜明けまでに解決するコースになるのかな?

それはそれで、なんか、思い切り、チーム間の抗争みたいで面白いのだけどw


で、最後にもう一つ。操歯が言っていたインディアンパーカーを使った、いわば「集合知」を使ったドッペルゲンガー対策の構築なんて、うまく機能するのかな?

むしろ、インディアンポーカーを使って、ドッペルゲンガーが不特定多数の人びとを連携させて操るような事態が生じそうな気もするのだけど。

あ、そうか、だから、今は夜なのか。

学園都市の各所でインディアンポーカーを使いながら寝ている子たちがたくさん出てくる時間。

となると、やっぱり、サイボーグボディから解放されたドッペルゲンガーの魂が、インディアンポーカーを介して眠っている人たちを操りそうだな。

でもそうすると、唐突に、黒子とか佐天さんあたりが、インディアンポーカー経由で参加してきそうだな。

それに、インディアンポーカーを介して魂を操作する、なんて事態なら、心理操作の点では、みさきちが、ネットワークの点ではシスターズが、それぞれ関わりそうな気がする。


・・・って考えてくると、やっぱり、これ、いつもの超電磁砲的な、総力戦の祭りになりそうな気がする。

いや、マジで楽しい。

早く続きが見たいぞ。

にしても、スカベンジャーの4人、不幸だなぁw

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とある科学の超電磁砲T 第21話 『ドッペルゲンガー』感想: なにこれオールキャストでメチャクチャ面白いじゃん!

2020-08-29 00:00:02 | 超電磁砲/禁書目録
今回の話、メチャクチャ面白いじゃん!

美琴とみさきちが再びタッグを組むだけでも楽しいのに、

いつの間にか、警策看取までみさきちの仲間になっているしw

まぁ、ドリー編の「みーちゃん」つながりなら当然の仲とも言えるけど。

なんていうか、多くは語らずとも、みさきちと看取の関係が想像できるのがいいね。

なんかニヤニヤしてしまうw

で、加えて、最後にチョッコと出てきたスカベンジャーの4人w

こいつら一通さんの方にでてきてコテンパンにやられた奴らだよねw

OPにいたからいつかは出てくると思っていたけど、こんな直球で出てくるとは思わなかったw

あの空に目をたくさんおいて探索するリタ、だっけ。

あの能力はなんか見ただけで不気味で素晴らしいw

なんかめっちゃ中2臭いよねw

ともあれ、彼らが次回、ドッペルゲンガーの捜索にでるわけね。

まぁ、どう考えても、噛ませなんだろうけどw


で、その今回の中心人物となる操歯涼子。

まさかこの人がくだんのインディアンポーカーの製作者とは思わなかったけど。

でもさすがは学園都市の科学者だね。

なんだよ、いまどき、牛乳瓶底メガネをかけてるリケジョwって。

でも、科学者が参加ってことは、無印のときの木原先生のように、職権乱用で、自分自身の目的のための技術開発をして、その結果が暴走する、という展開なのかな。

少なくともドッペルゲンガーとインディアンポーカーというネタはでているわけだし。

というか、インディアンポーカーと木原先生のレベルアッパーって都市伝説として口コミで学園都市に広まりやすい、という点でよく似てるよね。

だから、どちらも、最初に気づくのが佐天さになるわけでw


ともあれ、操歯涼子については、そもそも、自分をバラして2体のサイボーグにして過ごしてから、再び人間と機械に分けるってどんだけー、って話だよね?

もうその設定からしてヤバイのに。

実際、ドッペルゲンガーの方は、もうヤバイ動きをしているわけだけど。

でも、そんなドッペルゲンガーを生み出すよう実験に被検体になるような科学者がつくったのがインディアンポーカーだった、ってほうがメチャクチャ気になるじゃない。

となると、流れ的に言うと、インディアンポーカーを介して伝えられる「夢」というのが、ドッペルゲンガーの実験を通じて明らかになってきた人間の「魂」と関わるということかね。

インディアンポーカーで抽出された「夢」が、「魂」の構成要素の一つであるとか?

すでに、前回前々回の、フレンダ―佐天回でも、「ピンセット」の技術情報がインディアンポーカー経由で流出していたわけで。

魂の中の「知識」に近い部分が、映像記憶として外部化できる、ということかな?

いや、レベルアッパー的な展開を考えると、学園都市に広まったインディアンポーカーをまたぞろ広域ネットワークにして創発現象を起こすとか、いつものやつなのかね?


とにかくドッペルゲンガーという舞台設定からしてなんかドキドキするものなのに、

そこにキャラとして、美琴&みさきちに、看取やスカベンジャーの4人が絡んでくるなんてワクワクものじゃないw

その上で、冒頭にあった美琴とみさきちの間で「バストアッパー」ネタを扱うとか、笑いが止まらないしw

てか、まさか、無印のときの「かな」ちゃんまで登場するとは思わなかったよw

なんていうか、無印からSを経てTまで、ちゃんと超電磁砲の舞台が継続していることには素直に驚いた。

いやー、ホント、今回は面白い!

次回が楽しみだよ。

微妙に「魂」というテーマが、科学のくせに魔術っぽいのがいいよね!

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