BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第99話 『日の出祭 初日』 感想

2019-08-28 12:30:08 | 五等分の花嫁
さすがは文化祭初日だけあって、場面展開も多く、いろいろと忙しかった。
そして盛りだくさんだった。

そんな中で、とにかく、物語の山場は、フータローが五つ子に向かって「みんな好きだ」といったこと。そして「選ばなくちゃいけない」と伝えたこと。

まぁ、そこで、5人ともに「身構え」させたのは、フータローのずるいところだよね―w
ケーキ屋さんの店長が言ってたとおり「天然のタラシ」w
だって、五月まで真っ赤になってたから。
一花もその気が残っていたことが明確になったし。

ということで、今回のフータローの宣言で、とりあえず5人とも俎上に載せられた、ということで。
そして、5人ともがフータローを意識してしまった。

結構、力技だけど、うまい展開だよね、ねぎ先生w

もっとも、そこまで追い込みながら、誰が意中の子か、「正解」は日の出祭が終わるまでに伝える、というのだから。
五つ子にしたら、まさに生殺し状態。
いやー、実際、二乃とか、やっべ~、今かよ!って思ってるだろうなぁ、と。

とはいえ、フータローがわざわざ「学祭中で」という制限をつけてきたのは、彼なりに判断基準を用意してきた、ということだよね、きっと。

で、その場合、第一に挙がるのは、

「で、おまえらのうち、結局、零奈は誰だったんだ?」

という問い。
彼からすれば、もはや五つ子のなかに零奈がいることは決定事項なので、誰を選ぶにしても、この事実を明らかにしないことには、先には進めない、ということなのだろうね。

だって、今の自分があるのは、もっといえば、五つ子の家庭教師になれたのは、零奈との出会いと約束があったからのことで、その出来事への感謝を伝えないことにはやりきれないと思う。

そういう意味では、今回、五つ子を全員集めて「みんな好きだが、一人を選ぶ」という意志を伝えたのは、フータローからすれば、零奈に対して、カマをかけたのに近いのだろう。

そして、今までの付き合いからすれば、一花、二乃、三玖の三人が、零奈でないのはほぼ自明で、となると、残り二人のうちのどちらか、ということになる。

まぁ、昔の零奈が四葉で、今の零奈が五月なので、両方正解なのだけどw

とはいえ、まずは零奈が誰かを突き止めた上で次に進む。

一応、フータローとしては、自分の目で見極めたいと思っているのだろうけど。

そういう意味では、話の流れ上、一花が学校にいてもおかしくはないシチュエーションとして学園祭を舞台にした、ということでもある。

このあたりも、もっともらしいね、ねぎ先生w

かつての零奈は四葉であることを知っている一花と五月が、この状況でどう出るか。

というか、一花が、一度抑えた恋心を再び燃やして、改めてダーク化すると面白いのだけど。


ところで、一つ微妙に気になっているのが、フータローが学内を案内していておじさん?おじいさん?のことね。

これ、もしかしたら、五つ子の関係者じゃないのかな?
もっといえば、実の父親とか?
あるいは、例の「伝説の塾講師」とか?

というのも、今回、マルオに五つ子から招待状が届けられたわけだけど、その招待状を観て、マルオがただ正直に学園祭に出向くだけとは思えないんだよね。

彼のあの、無駄にある財力や人的ネットワークのことを考えると、五つ子の実父が、死別ではなく失踪していたのであれば、きっとその足跡を掴んでいると思うのだよね。

そうなると、自分に送られた招待状を、実父のもとに届けるということくらい、やってのけてみせそうな気がするのだよ、あのマルオなら。

まぁ、考えすぎのような気もするのだが、これから始まる「日の出祭騒動!」の、いわば仕込み回が今回であったのだから、一見どうでもいい描写も、あとで利用するために持ち込んでいるように思えるのだよね。

それが、あのフータローが道案内した人物。

まぁ、さすがに実父はないかなぁ。
でも、伝説の教師、の線は結構あるように思うけどなー。

ともあれ、そのあたりがきっかけになって事態が動く感じかな。

そういう意味では、冒頭に、唐突に差し込まれた、二乃のステージ姿も、あとで使ってくるんだろうな。

あのパフォーマンスで、二乃は学内の人気女子に祭り上げられつつあるように思うけど、それって、あからさまに、失恋後の二乃が新しい恋を掴むためのきっかけとなるエピソードのようにも思うのだけどw どうだろう。

そういう意味では、やっぱり、一花、二乃、三玖には目がないような気がする。

もしかしたら、この学園祭を通じて、四葉と五月も、「フータローが好き!」発言をして、5人がそろってフータローを奪い合う、というステージに、強引に持ち込むのかも。

もっとも、もはやこのマンガは、ラブコメとしてよりも、伏線回収の妙の部分に興味が湧いてきているので、単純に、ねぎ先生が、どんなサプライズをもたらしてくれるのかのほうが気になる。

なんとなくだけど、この学園祭を通じて、五つ子にしても、フータローにしても、それぞれ、新しい異性との出会いが生じるようにも思えるんだよね。

そうして、もう一度、風呂敷を広めたところで、最後、この子を選ぶ、というのが観てみたいかな。

そういう意味では、もう少し寄り道してもらっていいと思う。

まぁ、十中八九、この学園祭で結論は出ないだろうけどねw

次回、連載100回目、嫌でも期待は高まる!

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五等分の花嫁 第98話 『終わり掛ける日常』 感想

2019-08-21 16:45:16 | 五等分の花嫁
うーん、もうタイトルからして不穏。
作者的には、いろいろと次のステージに向けて仕込んできているのだろうけど。
うーん。
マジで不穏すぎる。

中でも気になるのが、唐突に上杉父がマルオに提案した「同窓会しようぜ!」。
え? おっさんたちが?
しかも、「来てるぜ!」って、誰が?

これって、つまり、ここに来て、謎の大人がもうひとり現れるってことでしょ?

で、順当に考えたら、それって、前回?、五月が言っていた「伝説の塾講師」の人ってことにならない? って思うのと、
その塾講師の人、
もしくは「来てるぜ!」の同窓生って、
もしかして、五つ子たちの失踪した父親?、って思いたくなるよね?

いや、全くのあてずっぽうなのだが、
ここに来て、第三の大人、ってそれくらいしか考えられない。

いや、待てよ、その人って、上杉父たちの同級生ではなく、もしかして担任?だった男の人?
なら、五つ子の母である零奈さんは、職場結婚をした、ということかな?
先生どうしでの結婚?
でも、いま、五つ子父は学校は辞めてるのかな?

うーん、まぁ、アテずっポにすぎないから、ぜんぜんちがうのかもしれないけれど。

しかし、もしもそうだとしたら、結構、この先、なんかエグい話になっていくような。

てかさ、前にも書いたけど、3年生になってから、家庭教師の要素、なくなってきたよね。

なんか、気分的には、もうみんな卒業してしまっているような、まったり感。

今回、三玖が、大学にはいかずに料理学校に行く、という決意をフータローに伝えたわけだけど、いくらものわかりはよくても、フータローの脱力感はやっぱりはんぱないんだろうな。

五月も彼に言っていたように、一花も三玖も、フータローとのやり取りを経て、彼女たちの進路を得た、という点では、確かに成長したわけだけど、今回のやり取りを見ると、進路が決まった子たちは、フータローがこれ以上、「家庭教師」として一生懸命になるひつようがなくなってしまうわけで、多分、そのせいで、一花にしても三玖にしても「上がっちゃった」感が拭えないんだよね。

そうすると、この先、怒涛の五月ひとりへの家庭教師展開!ってことで、それで志望校の判定がグググと上がって、五月が、フータローに改めて感激して、惚れてしまう!wという展開なのかなー、とか。

いや、同じことは四葉にも起こり得るんだけど。

むしろ、彼女の場合は、次回から始まる文化祭の「演劇」のところで、なんかやらかしてくれそうな気がする。

役の台詞を口にしている過程で、四葉が自分の本心を隠しきれなくなってしまうとかね。
それくらいのことは起きそう。

ともあれ、この数回は、とにかく不穏な感じしかしなくて、その分、物語も停滞気味。

なので、次回あたりから、またガツンと物語を動き出させてくれないと、これまでの期待値が高かった分、残念な展開を迎えてしまいそうで怖い。。。

釣った魚には餌をやらない、とはよく言ったもの。

気持ちがはっきりしてしまった子たちが、フータローの周りをウロウロしても、今ひとつ、盛り上がらない。
ということで、そろそろ真面目に、四葉と五月のターンをお願いしたい。

にしても、五月は、結局、らいはのカレーライスに餌付けされてるね。
なにか起こりそうにみせかけて、結局、五月は、くいしんぼキャラでしかなかった、という、驚愕wのラストも、本気で起こりそうでこちらも怖いw

次回は、なにが起こるのかね?
そして、「来てるぜ!」の大人、誰?


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カンピオーネEX! 「軍神ふたたび」 感想

2019-08-15 19:12:20 | カンピオーネ
気がついたら、なんかカンピオーネの続き?が出ていたので、夏休みだから、ついでに読んでみたw
本自体は、4月に出てたようだけど。

一応、本編最終巻から5年経った世界、ということなのだけど、何だったけ―?って感じで、そういえばラーマとなんか共闘してたなぁ、とかなんとか思い出しつつ。

で、結論から言うと、あってもなくてもいい感じの後日談・・・かな。

一応、話の流れ的には、カンピオーネの後に始めた新シリーズとのミッシング・リンクを明らかにする、という話なんだけど、その新作を全く手にとっていないので、だからなに?としか思えなかった。

だから、カンピオーネ単体でみたら、蛇足かな。

てか、なんだかんだ言って、高校生の護堂たちだったから、それなりに面白かったわけで、それがおとなになって、実際にセックスして子どもを生みました、とか書かれてもなぁ、と。
しかも王様だから、ガチでとっかえひっかえ抱いている、みたいな感じでかかれてもなぁ、と。

もともと敵の神の知識を得るためにエリカたちと「ベージェw」を交わすところも、本編後半では、エリカたち4人のうちから複数とやり合うところもあって、それも一回や二回くらいならまぁ、そういうのもあるよねー、と思っていられたけど、それが何度も繰り返されると、それライトポルノじゃん!と思っていた方なので、それ以上の行為は、流石にどうでもいいというかw

加えてゆりの妹まで、ほんとに愛人入りさせたというと、なんだかなぁーとw

文字通り、過ぎたるは及ばざるが如し、ってやつだよねw

で、肝心のお話の方はというと、本編の最後に出てきた「平行世界」を旅する話の中で、アイーシャがまたやらかした!ということで、その対処に行ってる間に、ウルスラグナと再戦することになった・・・という、まぁ、ホント、ボーナストラック的なもの。

しかし、この「平行世界」という設定、ほんと、苦手。
べつにこの話に限らず、平行世界って、単に作者にとって都合よく、何の脈絡もなく、新しい設定が使える便利ツールでしかないから。

ということで、お話自体は、だからなに?ってくらいでしかないかな。

なんか作者的には、続編のテコ入れとして書いた感じだし、さらに続編とあわせて新しいシリーズを始めるみたいだけど、最後にさわり的話がちょっと書かれていたのをみた限りでは、ハイスクールDDの劣化コピーみたいなことをやるみたいで。

それもどうでもいいかね。

神とか英雄とか、とにかく異能の存在が一同に介してバトルとか。
頭、悪すぎw

カンピオーネにしても、神殺し、という存在がユニークだっただけで、シリーズとしても、神殺しなんて実現してしまうような、頭のネジが行かれた人どうしでの、バカバカしいやり取りこそが面白かったわけであって。

だから、後半のガチで神と戦い合うという展開になって、正直、つまらなくなっていたので。あくまでも、神とかその神話とかは、お話のギミックでしかなくて、話の本筋は、高校生の自称平和主義者の好戦的神殺しの護堂のボケにあったわけだから。

まぁ、だから、これまでだよね。

あとは、アイーシャという人が、心底うざくてw

神殺しの一人として、彼女が登場したあたりから、マジでつまらなくなったし。

ということで、これにて、カンピオーネも完全に終わり。

しかし、こんなEXなんて出してなかったら、終わったものとしてちゃんと記憶の彼方に行っていたはずなのに。。。

なまじ半端な後日談なんて出すから、どうして後半、つまらなくなったのか、考えちゃったよ。
むしろ、時間が経つと、本質が際立ってしまうからw

要するに、アイーシャが生理的にだめだったわけでw

で、その人が引き続き出てくるようなら、ホント、さようなら、だよね。

そのことに気付いちゃったじゃないかw。

ほんと、蛇足。。。

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アクセル・ワールド 第24巻 『青華の剣仙』 感想  更につながるAWとSAO

2019-08-13 10:19:45 | SAO/AW
23巻が去年の9月発売なので、またもやほぼ1年ぶりのアクセル・ワールド。
前の内容、すっかり忘れてちゃってるんですけどー!
・・・と書き始めるのも、何回目のことやらw
もはや風物詩w
ということで、まずはスペース空けときます。
















































で、表紙のフー姉と一緒にブタハルを挟み込んでる人、誰?
ってのが第一声で。
もしかしてコスモス?
とか思ったのだけど、まさか「師範」様とは思わなかったよw

てかさ、今回の物語は、もうすべて「オメガ合切流」がもっていった!って感じw
正直、前巻や前々巻の詳細とかすっかり忘れていても全然問題ないw
いや、それはそれでひどい話なのだけど。
だって、AWって、もう話の本筋とかはどうでもよくて、事実上、ただのキャラクター小説に堕したってことだから。
だって、物語として、おおーー!!って思うところって、もはやシステムの謎の解明と、それがあからさまにSAOの未来の「種明かし」になっているところだけだからね。

というわけで、この24巻は、オメガ合切流w師範であるセントリア・セントリーと、その中の人である鈴川瀬利が全部もっていってしまったw

しかし、まさか、またもや女子とは思っていなかったよw、オメガ合切流の師範が。

だって「儂」で「なのじゃ」だぜ?
ようやくグラファイト・エッジに続く男性の剣豪が登場するとばかり思っていたのに、またぞろ女子かよー。
しかも、フー姉とポジションがかぶるJKとか。

いや、冒頭のカラーのイラストにもあったけど、さすがにハルの周り、男子、いなさすぎでしょ。
あの女子ばかりの壮行会wの部屋で、唯一の男子としてハルを待っているタクの心中いかばかりのものか?、と案じてしまった。

まぁ、もう悪びれずに、ハルユキ・ハーレムの増員だけを作者が考えていることがわかったからいいんだけどね。
なんたって、この後もまだ、前回救出した若宮恵と越賀莟のネガビュ入りが控えているからw
それにしても、よっぽどこの物語の読者層は男子キャラが嫌いなんだろうな。今回最後にちょっとだけ顔を出していたけど、トリリードとかもって出てきてくれて構わないんだけどな。サーベラスとか、もね。
むしろ、これだけ女子率が上がってくると、サーベラスとかも「男子はいらない子」扱いで、あんな形で退場させられたのか、と思ってしまうくらい。

もっとも、トリリードについても、リアルで会ったら実は彼も女子でした!って可能性も出てきたかも。まぁ、その場合もやんごとなき一族の姫君ということになるのかもしれないけれど。

正直なところ、もうハーレム増員はいいから、話をとっとと進めてもらいたい。次巻で17巻から始まったオシラトリ話は決着がつくって、あとがきで作者が言ってたけど、それも当てにならないしな。
ほんと、読後の充実感ということでは、やっぱりAWは、クロム・ディザスター編がピークだった。
あれ以降、どんどん物語は希釈されて、どうでもいい描写ばかりになってきちゃったからなぁ。特に最近の(といっても数年に渡ってるけどw)停滞ぶりはすごいからなぁ。

なんていうか、こんなハーレム展開の引き伸ばしをされるくらいなら、この作者には、SAOやAWと同じ背景設定でいいから、ラノベではなく、きちんとしたSFを、それこそ電撃ではなくハヤカワあたりから、出して欲しいところ。

いや、さすがにAWも飽きてきちゃったからw
もう涼宮ハルヒなみに終わらないコンテントになってきちゃったし。
まぁ、谷川流と違って、SAOやAWは新刊がでてるだけマシなんだけどね。

にしてもなぁ。
いい加減、AWとSAOの話には収束をつけてほしいんだけど。
でも、それは、編集者の三木が許さないんだろうなぁ。食いっぱぐれるから。
こうなると、編集者の独立、ってのも考えもんだよな。
あたったコンテントを抱え込んじゃうから。

ともあれ、こんな感じだから、本巻についても、一番ほう!と納得したのは、やっぱりセントリア・セントリーの鈴川瀬利への帰還?の場面ね。

え、こんなにあっさり戻ってしまっていいの?とも最初は思ったけれど、この「簡単さ」も、一応、ここまでブレイン・バーストシステムの詳細が明らかにされてきたからだな、とも思いつつ。

メインビジュアライザーとか、思考加速用量子回路、とかね。
光量子コンピュータとか、2020年代後半とか、あからさまに、SAOの物語と直結する事件であったことも匂わせてきているし。

ともあれ、今回、何度か「気持ち悪い」とハル自身が言っていたように、自分の魂のコピーが、その量子回路の中に生成されて加速世界での経験はすべてその回路に記憶され、その集積がログアウト時に、生身の脳に同期させられ書き込まれる、という仕組みは、やっぱり面白い。

加えて、メタトロンのようなAIビーイングの存在ね。
これも単なるNPCの発展型というよりは、SAO的文脈で行けば、アンダーグラウンドの住人のようなボトムアップAIのように思える。
その一方で、SAOのユイのようなトップダウンAIの発展型のようにも思えるし。
もしかしたら、メタトロンとかアマテラスとかビーイング系のAIは、ユイ系列のAIの発展型なんじゃないかな、とかね。

あと、今回のセントリア・セントリーの帰還の一件で、マジで量子回路中の「もうひとりの自分」が亡霊のようにシステムの中に漂っていることが、ごく普通の描写になってしまったので、そうすると、マジで、この先、レッド・ライダーや能美の亡霊とも、たとえばハイエストレベルの空間で出会うのかな、とも思ったりして。
亡霊だらけだなw
てかさ、グラフさんもその一人なんじゃない?

あとは、オリジネーターってこうなってくると、最初から量子回路の中の存在、要するにSAOにおけるフラクトライトとして誕生したようにも思えるかな。
そのオリジネーターたるフラクトライトを開発したのが、黒雪姫の母?の出身であるカムラ家とかね?

となると、コスモスって、やっぱりこうしたブレイン・バーストの秘密を暴くことで、ブレイン・バースト開発者の意図をひっくり返そうとしている、正しい意味での反逆者のようにも思えてくる。。。

本巻の最後で、ようやくコスモスが登場して、インティの第2形態たるテスカトリポカによる超絶重力魔法?を使って、せっかく無限PKから脱出できた王たちをそのまま「殺害」して全損させようとしていたけど、これ、コスモスが例の「反魂」アビリティをもっていることを思うと、一旦、ブラックロータスを含めて王たちを「全損させて」システム上は殺した上で、前のレッド・ライダーのように、「量子回路中に残ったコピー魂」の方を使って、全王をコスモスの傘下に収めようとしているようにもみえる。

そうして、無敵の「コスモス戦隊w」を作り出すのが、彼女の目的なんじゃないのかな。
同時に、その場合、コスモスだけが、唯一生き残った王ということになるから・・・と書いて気づいたけど、その場合、ニコはどうなるんだ?、彼女が再び狙われることになるのかな。

そうなると、コスモス邪悪王戦隊w vs ニコを守るハルたちネガビュ・プロミネンス、という対決が始まるのかな?
そこに「師範」も参戦しそうだけど。

あ、そうか、それで、次巻の25巻で「オシラトリ編」は決着、ということなのか。

きっと26巻以降は、ようやくラスボスたるコスモスが前面に出てきて、ブレイン・バーストシステムの秘密を暴き、同時に黒雪姫との確執の理由とか彼女の出生の秘密とかに触れていくことになるんだろうな。

しかし、そうなると、もしかしたら、セントリア・セントリーの唐突な登場も、コスモスが仕組んだものだったのかもしれない。
インティ(という第1形態)の破壊は、シルバークローが手掛けることになると読んだ上で、その「師範代」として振る舞わせるために、コスモスがセントリア・セントリーと予め手を組んでいたのかも。

それなら、師範の唐突な登場も説明がつくし、セントリア・セントリーがどうして復活できのか、その説明をのらりくらりとかわしていることにも納得がいく。

いやー、コスモスの隣にセントリア・セントリーが並び立ったら、ハルはどんな感じになるのだろう。
やっぱり、裏切られた!と思うのかな。
なんか、マジでこの展開は、ありそうだな。

といっても、どうせまた25巻は、2020年の7月頃の刊行だろうから、新章の始まりとなる26巻は2021年になるんだろうけどねw

おいおい、さすがに、これ、どうにかしろよ!って思うな。

このあたりは、西尾維新の筆の速さにマジであやかってほしいと思うぞw

ともあれ、なんだかんだ言って読んじゃうのが悔しい。

で、最後にちょっとだけ。
今回の取って付けたような壮行会w
ああでもしないと、さすがにリアルにネガビュのハルユキ・ハーレムの面々のキャラが思い出せなくなることへのテコ入れだったと思うけどw
あまりにも唐突で、こんなことしないですむくらい、出版のテンポを上げてくれることをマジで望む。
だって、これに梅里中の生徒たちのなかにもハーレム要員がいるんだよね。
そういえば生徒会選挙、ってどうしちゃったの?

いい加減、本編の超・加速を希望するぞ!

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UQ HOLDER! 第163話 『不死人同士』 感想

2019-08-10 18:29:56 | UQH/ネギま!
あー、これは、マジで、打ち切り、かねー。
ニキティスに続き、十蔵や七重楼が、なんか特に脈絡もなく登場したあたりから、気になっていたのだけど。
とりあえず第1回に表紙で描いておいたUQHのメンバーのうち、まだ出てきてないやつ、全部、出したろ!って展開で。

なんか在庫一掃っぽいなぁ、と思っていたら、とうとうダーナまで登場して。
しかも、バアルに操られるという体たらく。

で、そこにまた脈絡なく、突然、魔改造wされた刀太が登場する、という展開で。
もう、ホント、めちゃくちゃw
ワケガワカラナイヨ―!

で、めちゃくちゃ、といえば、なんなの?、あのキリヱの動き?
久しぶりに登場したかと思えば、いきなり「第二の能力」って、さw
いやいや、ご都合主義にもほどがあるでしょ?
それならパクティオー・カードが出た時点で、そうした能力が付加された!とか、とりあえず言っておけばいいのに。

まぁ、今回のご都合主義は、別にキリヱに限らないことだけど。
なんなの? 夏凛の天使モードのなんかよくわからない新技は?

で、最後は、九郎丸の、取ってつけたように出してきた、神鳴流・斬魔剣w
しかも、なんか、いろいろとお社付きで・・・

はーぁ。

ほんと在庫一掃だよねー。
一応、最後にみんな参加して活躍しましたよね!って感じを出すため(だけ)の展開。。。

まぁ、でも、このあたりは、まだいいよ。

今回、本気で呆れたのは、ジンベエのイレカエ。
技のテキトーさもさることながら(いや、まぁ、それは前回にわかっていたことだけど)、問題は、その由来。
どう考えても、あれは、ヒ○シマの原△爆弾だよね。
しかも、発売される8月上旬に、わざわざ「米国の新型爆弾」なんてぼかした表現まで使って。いや、全然ぼかしになっていないのだけど。
作者は、これで、なにをしたかったの?
もっといえば、ジンベエに何を背負わせたかったの?

これ、どう見ても、ジンベエにイレカエの力を授けた「超越者=神?」が存在することを示唆しているわけだけど、ここに来て、この話、必要?

もしかしたら、刀太が主人公の「ネギま!2」としてのUQHは打ち切りにして、ジンベエあたりを新主人公にしたスピンオフを始めるつまりなのかね。

このジンベエのイレカエ「覚醒」イベントの異常さを知ると、ジンベエは、夏凛以上に「ジンベエは死なせない」と勇んでいる超越者がどこかにいるってことだよね。

そうすると、もう神の世界の話をするしかないじゃない?

てか、UQHの話のスケールは、いつの間にか、そのような「宇宙創生」のレベルにまで行っちゃってるよね。

だって、もはや吸血鬼の真祖なんて、恐ろしいくらい卑小な存在になってしまっているもの。神に比べたらなんと非力な存在か、下世話な存在か、って感じだし。

しかし、そんなアテのない話をこの先続けられるのかね?

ということで、いや、マジでこれは打ち切りかな。
あと3話くらい?
もしかしたら次回で終わりかもしれないけれど。

今回、最後に、刀太が数ヶ月ぶりに登場したけど、あとはエヴァだけだよね、ここにいないの。
エヴァが出て、なんかバアルを倒して、ダーマを正気にしたところで、「UQH完!」かな。
どうせジンベエと十蔵も生きてるんだろうし。
だって、あのイレカエの伝授経緯を考えれば、たかが吸血鬼のダーマ程度に、神の厚い加護のあるジンベエが死ぬわけないしね。

あ、そういえば、ニキティスはどうしたんだ?
刀太、ちゃんと屠ったのかねw
まぁ、どうでもいいけどw

ともあれ、よく見たら、もう163話まで来てて、単行本も20巻まで来ているのだから、そろそろ終わりにするのにもいい頃合い。

ネギの救出の話もあったけど、もう別時間軸の別世界でネギは救出されているし、その話もちゃんと描いてもらえたから、もうそれでいいや。

今回で、突如、打ち切り!って言われても全然気にならない。
そうそう、一応、刀太の出生秘話も明かされてたしね。

一回、これで幕引きして、
どうしても作者が続けたいというのなら、
確かに、ジンベエや十蔵のようなイケメン男子チームによる女子マーケット向けマンガに切り替えたほうがいいのかも、
それはそれでありな気はする。
まぁ、さすがに読まないだろうけどw

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五等分の花嫁 第97話 『変わり始める日常』 感想

2019-08-07 16:55:23 | 五等分の花嫁
『XXする日常』の第2回、ってことでいいのかな?

タイトル通り、秋を迎えて、さらにヒリヒリとした「不穏」な日常が始まってきている感じ。

二乃と三玖が、学園祭の屋台の料理として、たこ焼き派=男子とパンケーキ派=女子の間の(実に不毛なw)争いの、それぞれの親分としてぶち当たるという、ホント、どうでもいい争いwがベース。

そのゴタゴタの中で、母・零奈の焼いてくれたパンケーキの思い出を通じて、なぜかここで、二乃がマルオのこれまでの配慮に気づき、感謝モードに入るという不思議なオチ。

その一方で、志望校D判定でテンパる五月。
二乃vs三玖の屋台戦争のあいだで、委員長として女子から突き上げられる中、二乃が自分に惚れている、と告げて、ドン引きされるフータローw お疲れ様w

いやまぁ、確かに、日常は変わり始めているw

そして、ゲーマス・一花は、今回、一度も現れず。
また、最終兵器・四葉は、委員長のしごとで忙しいフリ?をして、相変わらず傍観者の役割。
なんだかなぁ。

しかし、なんかいつの間にか、卒業後の進路が、一花は女優業、二乃と五月は大学進学、三玖は料理学校?へ進学、と決まってしまっているのに対して、四葉の将来が相変わらずわからずじまい。

この四葉の将来問題が、この先の爆弾の一つになるのかね?
なんか、D判定にテンパる五月の様子を見ると、五月が、この先、フータローに入試までみっちりカテキョーをしてもらう、という展開にもなりそうだけど。
その間に、四葉の問題で揉めるのかな。

もっとも専属カテキョーについては、すでに一花がフータローを独占している状態なので、はたして五月までそうなるのかどうかは、ちょっと疑問。


にしても、この先、どう物語は転がっていくのだろう?
ちょっとわからなくなってきた。

というか、やっぱり3年生に進級してから、舞台が学校に移ってしまったので、その分、モブキャラの登場が増え、話のテンポが鈍くなってきているように思うのだけど、どうなのだろう。

一花の一時退場で、学校では、表向きは、二乃と三玖がいろいろな意味でライバル関係になってきているのだけど、この対決は、すでに修学旅行のときの、いじけた三玖を二乃が鼓舞する、というエピソードの存在から、なにか新たな関係が生じるという気がしないんだよね。
どちらかというと、学園祭という表の物語を動かすための役割が二乃と三玖にあてがわれたと言うだけで。
裏返すと、彼女たちが物語の本当の主役にはなりそうもなくて。

それに比べれば、五月と四葉の動きのほうが気になるわけで。
でも、どうやら、行きがかり上、五月がフータローに泣きつく方が早そうだから、なおのこと、四葉の本格参戦のタイミングが気になる。
そして、表舞台から去った一花ね。

それにしても、やっぱり、ちょっと停滞感が漂ってきていることは拭えない。
なんか、フータローのキャラが変わって、その分、彼が受け身の姿勢が目立ってきているように思えるのだけど、さてどうなるのやら。


そろそろ、ガツンと物語を動かして欲しいのだけど、学園祭の終了までは無理なのかなぁ。

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