いやー、これはひどい。
いくらなんでも酷い。
東レはアニメ化大失敗だな。
2クール目に入って酷くなる一方だと思ってはいたけど、それも最終話、つまり、8巻から9巻にかけての内容に尺も画力も費やすためだと思っていたのだけど。。。
これ、もう原作レイプに近い酷さでしょ。
いや、アニメ化して原作を知ったから、そこまでひどくはいいたくないのだけど、でも、今回はさ、山場なんだよ、山場。
9巻の、第一部最終話に向けて物語が一気に加速する回のはずなんだよ。
それがなんだよ、
この体たらく。
鴉羽が春虎を憑依するところは、最大の見せ場なんだよ、東レの中で。
それが、何で、あんな、夏目も含めて、周りに突っ立てる感じの演出なんだよ。
春虎が苦しみに悶えるところをマジメに描写しろよ。
それに、なんだよ、あの鴉羽をまとった春虎の、
なんちゃってガッチャマンみたいな酷さは。
まぁ、冬児の鬼姿が、あんな無様な落ち武者のような形になってしまったところから、イヤーな予感はしていたけどさ。
これ、単純に、スタッフの想像力がないからだろう?
手近なところにあった、落ち武者の雰囲気を冬児に与え、
手近なところにあった、ガッチャマンとかバットマンのイメージを鴉羽に与えただけだろ。
最悪だな。
鴉羽は単に闇深いマントでいいんだよ。
なぜなら、鴉羽は夜光のいわば外部記憶装置みたいなもので、鴉羽経由で春虎に夜光の記憶や技能が流れ込んでいくところが鍵なわけだから。
もともと気になっていた、陰陽道という呪術や闇を扱う物語のくせに、妙に画面が明るい、キャラが軽い、というのが、ここに来てホントにネガティブの方に思い切り触れてしまった感じがする。
原作は、もっと妖しくて、もっと闇深い世界なんだよ。暗いんだよ。
で、この鴉羽を分け与えられて、最後に夏目が春虎の封印を解く代償として殺されてしまう場面は、もっととんでもないくらい、やるせなさが漂う、悲壮な場面なんだよ。
それがなんだよ、あれは!
あんな半端な描き方をして。
相当、コンテが酷いってことだよね。
それに、冬児にしても、鈴鹿にしても、もっと動かし方があるだろ?
なのに、あの冬児の描写はないでしょ。
冬児は鈴鹿に術を掛けさせるだけの時間を与えるために、いわば囮として蜘蛛丸に襲いかかっているのに、その、冬児と鈴鹿の連携が微塵も感じられない。
それに、無駄に力の入ったなんちゃってガッチャマンの春虎を追う鈴鹿の式神のトリの安っぽさはなんだよ。紙使いとしてのかっこよさをもう少し強調しろよ。
いやー、これほどまでに酷くなるとは思ってなかった。
最大の山場でこんな描写しかできないんじゃ、もうこの先の、9巻の内容の映像化には全く期待できないね。
間違いなく、東レは、アニメ化、失敗だよ。
この先はアニメなんか見ずに、原作9巻を読んだほうがいい。
いや、6巻や7巻あたりから、原作を読みなおしたほうがいい。
平安時代の、安倍晴明の時代から続く陰陽道の闇深さもそちらのほうがよく分かる。
蘆屋道満と大友の術比べも文章で読んだほうが遥かにビビる。
天海のオッサンの渋さも格段に上(というか、天海のしぶとさはこの先の一つの鍵だし)
夏目が女子バレしてからの、京子、夏目、そして、鈴鹿の間の微妙な心の揺れも、原作の描写の方がはるかに上。
今回の中では地味な部分ではあるけど、角行鬼の、実は付かず離れず春虎を警護している様子も後で飛車丸との関わりで効いてくるはずなのに、全くそれらしく描かれていない。
なにより、徐々に、陰陽道に取り憑かれていく春虎が全く描かれてきていないから、実は、鴉羽を得た時に春虎が感じているはずの矛盾もわからない。
ていうかさ、多分、2クール目に入ってからの恐ろしく内容を端折った展開では、そもそも、初見の人は、何が起こっているのか、全くわからないと思うよ。
とにかく、もうアニメはいいから、原作を読め、ってこと。
もっとも、いくら2クールあるからといっても、9巻もある内容を一気に消化しようとしたことが最大の敗因なんだろうけどね。
でも、それにしたって、映像化にあたっては、もう少し何とかできたんじゃない、って部分は多い。
来週から、原作では9巻になるわけだけど、基本的に、同時多発的な描写が増えて、時間の制約の中、各人各様に良かれと思ったことを行っていくんだよね。そんな緊張感のある描写が、今までの描写を見たら、描き切れるとは到底思えない。
少なくとも乱戦模様になるところを、また、周囲でボケーと棒立ちになるような描写になるのは間違いないだろうから。だったら、特定の人物にフォーカスをあわせて、その人物の動きだけを丁寧に描けばいいのに。
なんだかなー。
原作は素晴らしいのにね。
とりわけ、7巻以後の展開は、徐々にギアが入って加速していく感じがゾクゾクして凄いのに。
ホント、残念だよ。
これじゃ、夏目も死に損だよ。
いくらなんでも酷い。
東レはアニメ化大失敗だな。
2クール目に入って酷くなる一方だと思ってはいたけど、それも最終話、つまり、8巻から9巻にかけての内容に尺も画力も費やすためだと思っていたのだけど。。。
これ、もう原作レイプに近い酷さでしょ。
いや、アニメ化して原作を知ったから、そこまでひどくはいいたくないのだけど、でも、今回はさ、山場なんだよ、山場。
9巻の、第一部最終話に向けて物語が一気に加速する回のはずなんだよ。
それがなんだよ、
この体たらく。
鴉羽が春虎を憑依するところは、最大の見せ場なんだよ、東レの中で。
それが、何で、あんな、夏目も含めて、周りに突っ立てる感じの演出なんだよ。
春虎が苦しみに悶えるところをマジメに描写しろよ。
それに、なんだよ、あの鴉羽をまとった春虎の、
なんちゃってガッチャマンみたいな酷さは。
まぁ、冬児の鬼姿が、あんな無様な落ち武者のような形になってしまったところから、イヤーな予感はしていたけどさ。
これ、単純に、スタッフの想像力がないからだろう?
手近なところにあった、落ち武者の雰囲気を冬児に与え、
手近なところにあった、ガッチャマンとかバットマンのイメージを鴉羽に与えただけだろ。
最悪だな。
鴉羽は単に闇深いマントでいいんだよ。
なぜなら、鴉羽は夜光のいわば外部記憶装置みたいなもので、鴉羽経由で春虎に夜光の記憶や技能が流れ込んでいくところが鍵なわけだから。
もともと気になっていた、陰陽道という呪術や闇を扱う物語のくせに、妙に画面が明るい、キャラが軽い、というのが、ここに来てホントにネガティブの方に思い切り触れてしまった感じがする。
原作は、もっと妖しくて、もっと闇深い世界なんだよ。暗いんだよ。
で、この鴉羽を分け与えられて、最後に夏目が春虎の封印を解く代償として殺されてしまう場面は、もっととんでもないくらい、やるせなさが漂う、悲壮な場面なんだよ。
それがなんだよ、あれは!
あんな半端な描き方をして。
相当、コンテが酷いってことだよね。
それに、冬児にしても、鈴鹿にしても、もっと動かし方があるだろ?
なのに、あの冬児の描写はないでしょ。
冬児は鈴鹿に術を掛けさせるだけの時間を与えるために、いわば囮として蜘蛛丸に襲いかかっているのに、その、冬児と鈴鹿の連携が微塵も感じられない。
それに、無駄に力の入ったなんちゃってガッチャマンの春虎を追う鈴鹿の式神のトリの安っぽさはなんだよ。紙使いとしてのかっこよさをもう少し強調しろよ。
いやー、これほどまでに酷くなるとは思ってなかった。
最大の山場でこんな描写しかできないんじゃ、もうこの先の、9巻の内容の映像化には全く期待できないね。
間違いなく、東レは、アニメ化、失敗だよ。
この先はアニメなんか見ずに、原作9巻を読んだほうがいい。
いや、6巻や7巻あたりから、原作を読みなおしたほうがいい。
平安時代の、安倍晴明の時代から続く陰陽道の闇深さもそちらのほうがよく分かる。
蘆屋道満と大友の術比べも文章で読んだほうが遥かにビビる。
天海のオッサンの渋さも格段に上(というか、天海のしぶとさはこの先の一つの鍵だし)
夏目が女子バレしてからの、京子、夏目、そして、鈴鹿の間の微妙な心の揺れも、原作の描写の方がはるかに上。
今回の中では地味な部分ではあるけど、角行鬼の、実は付かず離れず春虎を警護している様子も後で飛車丸との関わりで効いてくるはずなのに、全くそれらしく描かれていない。
なにより、徐々に、陰陽道に取り憑かれていく春虎が全く描かれてきていないから、実は、鴉羽を得た時に春虎が感じているはずの矛盾もわからない。
ていうかさ、多分、2クール目に入ってからの恐ろしく内容を端折った展開では、そもそも、初見の人は、何が起こっているのか、全くわからないと思うよ。
とにかく、もうアニメはいいから、原作を読め、ってこと。
もっとも、いくら2クールあるからといっても、9巻もある内容を一気に消化しようとしたことが最大の敗因なんだろうけどね。
でも、それにしたって、映像化にあたっては、もう少し何とかできたんじゃない、って部分は多い。
来週から、原作では9巻になるわけだけど、基本的に、同時多発的な描写が増えて、時間の制約の中、各人各様に良かれと思ったことを行っていくんだよね。そんな緊張感のある描写が、今までの描写を見たら、描き切れるとは到底思えない。
少なくとも乱戦模様になるところを、また、周囲でボケーと棒立ちになるような描写になるのは間違いないだろうから。だったら、特定の人物にフォーカスをあわせて、その人物の動きだけを丁寧に描けばいいのに。
なんだかなー。
原作は素晴らしいのにね。
とりわけ、7巻以後の展開は、徐々にギアが入って加速していく感じがゾクゾクして凄いのに。
ホント、残念だよ。
これじゃ、夏目も死に損だよ。