BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ウィッチクラフトワークス 第12話 『多華宮君とウィークエンド・後編』

2014-03-25 22:27:56 | ウィッチクラフトワークス
あー、とうとう、終わってしまった。
久しぶりだな-、単純に終わってしまうのがこれほど惜しい作品はw

ホント、バランスのとれたいいお話だった。

シリアスとギャグの適度な塩梅、
魅力的なキャラ群、
テンポの良い展開、
物語の緩急、
最後まで乱れなかった作画クオリティ、
所々で見られた(多分CGを使った)映像的実験、

いやー、ホントに面白かったw
それだけに、続きが見れないのが、超残念!

これは原作ストックが溜まったところで、是非二期を!って感じ。

しかし、最終話の、火々里さんの復活の様子から見ると、結局語られることのなかった火々里さんと多華宮くんのかつてあった関係というのは、

- 火々里さんが、どうやら魔力的に死ぬかそれに相当する昏倒状態にあったのを、多華宮くんが自分の魔力を分け与える(流し続ける?)契約をすることで、火々里さんが覚醒し動けるようになっている。

- その代わりに、多華宮くん自身は、エヴァーミリオンをその身に封印することでどうやら、本来彼が持っていた馬鹿でかい魔力を飲み込む器を、エヴァーミリオンの魔力を封じるために使っている(あるいは、かぜねたちに?使われている)。

- 火々里さんはエヴァーミリオンと契約することで、多華宮くんの身に危険が起こるようなことがあったら、多華宮くんから火々里さんに流れている魔力のパスを切断して、多華宮くんに戻るようにしていた。

・・・ということなのかな。

ともかく、

多華宮くん→火々里さん→エヴァーミリオン→多華宮くん→・・・、

という三角契約を行うことで三者が相互に縛り合う?関係を作っていた、ということだよね。

で、とにかく、本来多華宮くんが持っていた魔力は凄まじく大きかった。
それは、彼の魔力だけで、街全体がたちどころに復旧してしまうくらいのものだったのだから。多分、かざねと同等、あるいはそれ以上のポテンシャルがあった、ということだよね。

うーん、凄い。

確かに、11話で一瞬紹介された、かぜねのもとで修行する多華宮くんの姿からすると、そうとう鍛えられていたようだし。

そんな、多分、今のヘタレの多華宮くんとはキャラも違うであろう、男らしい多華宮くんが、一体何があって、火々里さんに魔力を譲渡しなければならなかったのか。

というか、そもそも、多華宮くん、って何? ってことだよね。

もしかして、多華宮くん自身が既に何度も転生を繰り返している大魔法使いだったりするのかな? 火々里さんの記憶の中で出てきた多華宮くんは、どうも大人バージョンだったしね。

このあたりはものすごく大事な背景なのだろうけど、全くわからんw

大体、クロノワールとかぜねがそもそも数百年レベルでこの世界に存在しているわけでしょ? そんな存在の娘が火々里さんだといわれても、じゃ、火々里さんってホントはいくつ?ってことになるような気もするし。。。

・・・という具合に、最後の最後で、話の辻褄が合ったかと思ったら、即座により大きな疑問が生じてきて。。。

あー、続きが知りてぇ-!w

まぁ、原作(←未読だけど)の方もほとんど今回の話で使い切ったようだから、こうした疑問も、原作ですらおいおい紹介されていく、ってことなのだろうな。。。

ということで、ホント、面白かった!

もちろん、KMM団や霞ちゃんたち、バイプレイヤーのはっちゃけぶりも面白かった。

てか、メデューサやクロノワール、ウィークエンド、と敵役の面々もそれぞれ魅力的だったし。よくわかんないけど、あい、まい、みい、の人たちも意外と味出してたし。

あ、そうそう、最終二話で実は大活躍だったような、あとりさん?、彼女、いいよーw
寡黙な武闘派と思いきや、腹話術?を使うツッコミキャラで笑ったw
もっと序盤から出てきた欲しかったかも。
いいよー、ホントに。
なんか、無駄に常識人なところも、この破天荒な魔法使いばかりの中でかえって際立つし。

・・・てな具合に、キャラも魅力的だった。

とにかく、よく動いた。で、その動きがあのクオリティの絵で動くのだから凄いよ。

ホント、続編、やらないかな-。

シリアスもギャグもどちらも期待できる、稀有な作品だよ。

いやー、大満足!
最後まで、ずっと楽しませてもらえた。

続編を是非、早く!
超・期待!!!

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ウィッチクラフトワークス 第6話 『多華宮君と愛の試練』

2014-02-10 15:37:26 | ウィッチクラフトワークス
いやー、今回も楽しかったー!
これ、恐ろしいくらい高位安定の面白さで、もはや脱帽モノw
すごいなー。
ホント、霞ちゃんも火々里さんも、ヤンデレだよな~w
物凄い直進力!ゴール、まっしぐらだから。

ようやくわかってきたのは、このWCWの副題は、きっと「多華宮君と女難の旅」ってことだよね。よーくわかってきた。

にしても、そろそろ、そんな小さなサークル内での痴話喧嘩で済まない感じになって着るようにも思えてきて。あ、深影先生のことね。いろいろと大人の側の思惑も見え隠れしてきたように思うし。

確かにこのままいくと、霞ちゃんがいうように、遠からず理事長が多華宮君を拉致することになるのだろうし、となると、今度は、火々里家の母娘戦争が勃発!ってことになるのかな。

多分、火々里さんは多華宮君を守るの一択だから、たとえそれが母でも魔の手を判断すれば問答無用に挑むのだろうな。むしろ、そのブレない感じをコミカルに描いてきたのが今までの展開のように思えるし。

となると、よくわからないけど、今のところ火々里さんが匿っているメドゥーサとの共闘もあるのかな?双方とも大事なのは、身近なところに多華宮君を置いておくということだし。それに、これなら、霞ちゃんとも共闘可能だしね。

場合によっては、火々里さんの方が理事長と袂を分かつことで、見え方としては、工房の魔女から塔の魔女の方に移ったように解釈される展開もあり得るのかも。そうなると、一応、クロノワールも仲間になって面白い。

そもそも、なぜ多華宮君の中にエヴァーミリオンが封印されているのか、それも不明だしね。理由によっては、工房の魔女の側に非がある可能性もあるわけで

となると、ぼちぼち、エヴァーミリオン封印の背景や、それを巡っての、塔の魔女、工房の魔女の立場といった、物語の背景事情についても説明が来るのかも。その結果、ホントに、塔の魔女と工房の魔女の立場が入れ替わるのかもね。

深影先生は、その背景説明の役割を任されてるんだろうな、きっと。

ということで、そろそろ、お話としてもエンジンがかかるという感じかな。
しかし、今までの感じだと、どう転んでも誰得シナリオになりそうもないところがまたすごい。

ホント、よくできてる。

あ、最後の出番がなくて退屈そうなたんぽぽは、ワンポイントだけど、面白かったw

ということで、安心して次回に期待。

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ウィッチクラフトワークス 第5話 『多華宮君と石眼石手の魔女』

2014-02-03 20:23:24 | ウィッチクラフトワークス
あはは~、ホント、楽しいなぁ~
こんな手放しに楽しめる作品ってホント、珍しいんじゃない?
てかさ、WCW、これ、もうぶっちぎりで今期ナンバーワンでしょ。
芝居もセリフも絵も最高だし、
ギャグとシリアスのブレンド具合もバッチリだし、
登場人物全員がキャラ立ってるし、
CVも新人とベテランのバランスがバッチリ。

いやー、これ、ホント、豪華だわ~

それにしても、このテンポの良さはいい!
サクサクお話を進めてくれるから、おお!っと言ってるうちに次の展開にもう進んでいる。

まぁ、冷静に引いて見れば、多華宮君の女難wの話でしかないわけだけどw
それをここまで面白くするかなぁ。

メドゥーサもクロノワールももっと引っ張るのかと思ったら、あっさり撃退?されて、なんか、もう仲間内?みたいな関係になってるし。

エヴァーミリオン?だっけ。
彼女、意味不明に無双だしw

そうそう、引っかかったのは、エヴァーミリオンが「悪魔と取引するのに・・・」と言ったくだり。
ということは、彼女は魔女ではなく「悪魔」ってことなんだよね。

あれ?でも魔女って悪魔なのか?
メデゥーサもそれっぽいけどね、造形からして。

まぁ、このあたりは、またサクサクと説明してくれるのだろう。

しかし、なんだろうなー、この面白さは。
ギャグなのか、シリアスなのか、よくわからないうちに話は進み、しかし、終わってみれば、なんだかとっても「楽しい」。

いやー、これはクセになるお話だよね。

これ、1クールなのか?もったいないなぁ。
今から、もう二期制作を検討していいんじゃないかな。
それくらい、面白い。
お話自体も、どんどん広げられそうだし。

ということで、次回も楽しみだ!

それにしても、母も母なら、妹も妹。
てか、この母にしてこの妹あり、って感じw
多華宮家、マジ、キャラ立ってるなぁwww


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ウィッチクラフトワークス 第4話 『多華宮君といじわるな妹』

2014-01-28 13:28:49 | ウィッチクラフトワークス
あはは。楽しいな―w
なんていうか、今回は特にそうかもしれないけれど、
このお話は、手放しになんか楽しいと思えるところがいいw

いや、ちゃんとメデゥーサの逃亡(脱獄?)なんかも描かれていて、だんだんとシリアスなパートに近づいていってると思うのだけど、それでも、きっと、笑いを忘れないんだろうな、と思う。

原作未読だから、これがもともとの雰囲気なのか、それとも映像の雰囲気なのかはわからないけど。

いやー、コミカルだよね―。

ぱっと見は、クールビューティーとヘタレ兄貴の二人によるバカップルと、トンデモなくブラコンの妹が織りなす、無意味な三角関係?な感じがあるのがいい。

霞ちゃん、良いキャラだー

加えて、たんぽぽちゃんたちは、もうすっかり、やられるのが既定路線w
そして、カラオケで反省会をするのも既定路線w
ドロンジョさま、ポジション。

今までだとかがりさんに瞬殺されてきたところを、分断作戦に出たにも関わらず、霞ちゃんにまたコテンパテンにやられてしまうところが何ともw

しかし、マカロンとうさ―のばかみたいなプロレスは楽しかったなー。

なんていうか、これ、演出、というか、カメラワークが最高だよね。
巨大な存在が登場すると、それだけで、カメラのフレームが多様になるから、全体的に動きも出てくるし。前回の飛行シーンもそうだったけど、こういう、動きで見せるところもあって楽しい。

ウイッチクラフトワークスって、何回見ても楽しいところがいい。
そういえば、ガルパンの時もそうだったから、やっぱり監督力なのかなー。

次回は多分、メデゥーサが登場したりして、年配の魔女たちによって、この世界がどうやって成り立っているのか、とか、多華宮君が狙われるのはなぜ?とか、少しずつ語られていくのだろうけど。

そういったシリアスを、妙な三角関係?とたんぽぽちゃんたちの奮闘?によってコミカルに包んでいくんだろうな、これからも。

いやー、ホントに楽しい。
緊迫感はほとんどないのだけどw、次回がとても楽しみになる。
不思議なお話。

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ウィッチクラフトワークス 第3話 『多華宮君とクロノワールの罠』

2014-01-20 18:45:29 | ウィッチクラフトワークス
何の期待もせずに見始めたのだけど、これが意外と面白い。
原作があるらしいけど、それも未読、というか、そもそも知らない。
でも、この展開やら設定やらは、意外といい。

多華宮くんと火々里さんの関係が何ともね。
普通に考えたら、男女の役割が完全に逆になっているところも不思議な感じ。

でも、なんだろうね、これ、もしかしたら、子供の頃に、二人の間で、魂と身体が入れかわったりしているんじゃないのかな。で、そのことをきちんと覚えているのは火々里さんだけってことなんじゃないかな。

というか、そういう風に展開していったら、面白いな、と。

あと、これ、やっぱりガルパンをやった水島監督だから面白いのかな、と思ったのは、今回の、箒での飛行シーンね。いきなりの浮遊シーンで、暫くの間は、とにかく飛ぶことだけが描写されていた。これ、ガルパンの時の、戦車に乗ったままの目線で動く、というのに近いのだけど、どうも突然、作中内キャラの目線を再現するような動きを入れてきて、何というか、画面に引き込む。

こういうのはいいな。

お話の不思議さ?と、動きのある映像、あとは、いろいろとたんぱぽたちが残念なことを含めてw、コミカルなネタを入れまくる。原作を知らないから、どこまでが原作通りで、どこからが映像化した時のオリジナルなのかはわからないけれど、全体のバランスがいい。

次回は、どうやらブラコン?の妹キャラの登場のようで、しばらくは主要人物の紹介に徹して、いきなり彼らが全員勝手に動き出すような展開になるのかな。

ともあれ、この作品は、意外といい。

なんか、今期は全体的にマンガ原作の方が調子いいような。
というか、最近のラノベが、もう劣化コピーものばかりで、完全にストックを食い尽くしたからなんだろうな。魔法戦争なんて、マジで目も当てられないから。

ということで、極めて普通に、次回が楽しみ。

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