BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

アルドノア・ゼロ 第24話 『いつか見た流星—Inherit the Stars—』

2015-03-29 01:43:53 | Weblog
呆れるほどのつまらなさ。
いやー、キャプアス並の酷さ。
とにかく3話までがピーク。
しかし、まさか、ほんとに3話までがピークになるとは。
せめて、1クールで終わっていれば良かったのに。
これは、結局、アニメが粗製乱造されてる弊害なのかね。
こんな話でも企画が通るのって。
シナリオデベロップメントが全く機能していない、ってことでしょ。
なんなんだろう。

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蒼穹のファフナー EXODUS 第12話 『戦場の子供たち』

2015-03-28 15:02:00 | ファフナー
遂に、カノンと咲良が出撃か。
それで、13話が終わり、というのはキツイな―。
続きはいつやるんだろう? 夏? 秋?

ともかく、まともな中締めにはなりそうにないからな、今の感じだと。

9話が神回であり、一つのピークであった分、その後の展開がどれもこれも奈落の底ルートで厳しい(苦笑

いや、冲方らしくってとてもおもしろいのだけど。
というか、今どき、ここまでハードに物語を作ってくるものは珍しいよね。

ともあれ、今回の話でやばいのは、やっぱり、暉とジョナサンなのだろうな。
それと、人類軍がザルヴァートルモデルを拉致りたくって仕方ないところ。

暉の場合、島から出てみたら世界のどん底しか見れなかった、というのは、まさに理想のために尽くそうと軍に志願し、出兵してみたら、そこはもう地獄絵図でしかなかった、という展開の典型で。

問題は、この先、彼は成長するのか、それとも闇堕ちするのか。
中の人的には、後者のような気がするのだけど、どうなのだろう。

一方、ジョナサンについては、うーん。
単純に、フェストゥムに寄生?されて、目や耳を利用されているのか。
それとも、ミツヒロ的な仕掛けがあって、むしろ出生の段階でフェストゥム側だったのか。

ともあれ、次回、というか、今クールの最後は、どうなるのだろう?

全体的にユダヤ・キリスト教的暗喩が立ち込めているあたり、予想もできるけれど、でも、冲方だからなぁ。やっぱりそのあたりは捻ってくるんだろうなぁ。

ともあれ、同士討ちからの憎しみの連鎖、というのは、冲方のお家芸でもあるので、そこからどんな闇を描き、反転して、光を記してくるのか。
気になるなぁ。

しかし、今の感じだと、アルタイルってのは、地球に取っては超最悪の厄災になるって展開なんだろうなぁ。うーん。

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冴えない彼女の育てかた 第12話 『波乱と激動の日常エンド』

2015-03-28 14:46:45 | Weblog
これは、最初はなんだこれ?ノイタミナらしくないな、と思いながら見たのだけど、結局、最後まで楽しく見れてしまったw

原作者脚本参加がうまく行った感じなのかな?
毎回、引きはうまいな、と思ったし。

あと、途中から、SHIROBAKOと対比しながら見ていたかな。

SHIROBAKOは、演出の山田さんのセリフで、小津とか出てくるように、全体として、もともと映画好き、演劇好きな人たちが、いつの間にか、アニメを作ってます、という感じだった。

要は、アニメ制作の原点に、映画や演劇があった人たちの、そういう意味ではおっさんたちの物語だったと思う。特に、大倉さんが出てきたあたりから。

それに対して、この冴えカノは、アニメの制作の出発点にある経験が、ゲームやラノベ、であったことからスタートしている。

最終三話のミチル編の、ロック?やってると思ってたら実はアニソンだった、という展開なんか、まさにそれ。もう、全エンタメが最初からゲーム、ラノベ、アニメなのよ、という感じ。

それは、シリーズ構成に現れていて、やっぱり、あの第0話は、上手いよ。

あれのおかげで、この物語は、最終12話で終わった感じが全くしない。
そこから、第0話に戻ると、そこからループに入る。

だから、当たれば、二期があるかもしれないけれど、外れたら外れたで0話で保険をかけておいた、という構成。

あとは、全編通じて、エロゲー、ラノベ、アニメ、同人、に対する、自己言及的批判が満載だし。

ある意味、ハルヒがやったことに近いよね。メタ語り満載の構成は。

そして、そのメタ語り役を、多分正ヒロインの加藤にやらせたところも。

いやー、11話の、スクリプト通じて、倫也にツッコミを入れているところなんて、とても風刺が効いてるじゃない。

あとは、幼馴染とか妹とか、という、いわゆるテンプレ属性を徹底的にネタにするところとかも。特に、英梨々を巡る「真/パチモン幼馴染」ネタのところとか、いかにキャラ属性だけを立てて物語を作ることがバカバカしいか、突っ込んでるわけだし。

なので、この作品は、とっても批評的だよね。
まぁ、だから、ハルヒ的なのだけど。
表面だけみてれば、テンプレ展開が満載だから、一般受けもしやすいところもハルヒっぽい。

そういう、いい意味で風刺的で皮肉的で批評的であり続けるならば、二期を見てみたいかな。

まぁ、詩羽先輩の、前世からの云々シナリオは、ドン引きだけどねw

そういう、ドン引きなところを笑い飛ばせるところも含めて、面白かったかな。

ていうか、作者、頭いいよね。
狙ったところに狙った球が投げられるのはやっぱり凄い。

そういう意味でも、SHIROBAKOと同時期に出てきたのは面白い。

新旧のエンタメ制作手法の違いがよくわかるから。

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SHIROBAKO 第24話 『遠すぎた納品』

2015-03-28 14:25:07 | Weblog
SHIROBAKO、いい話だったねー。

まぁ、物語の山場は前回の最後のずかちゃんアフレコの場面だったので、最終話は落ち穂拾い的後日談、というか、カーテンコールだったのだけど。

最後を、宮森のスピーチで締めたのは、あざとかったけど、でも、王道w
なので、納得できる。
あと、関係者一同が全て登場する、という幕切れは、マジでカーテンコールっぽくてよかった。

基本的には、シリーズ通じてとっても満足できて楽しめた。

といった上で、あえて記すと、やっぱり、1クール目の方が面白かったかなー。

まぁ、1クール目は、新人宮森の成長物語を、基本的に宮森目線で追っていく、というものだったから、その分、物語に密度があるなーと感じたし、実際、12話は、シリーズを通じて最高の出来だったと思う。文句なく神回。

それに比べると、2クール目の展開は、デスクとしての宮森が、いろいろな関係者の生き様をスケッチしていく、という構成をとりながら、いわばアニメ制作業界の裏話的なものを描写する方向に移ってしまったので、その分、内容が散漫になってしまった。

まぁ、その散漫さを物語としてつないでいたのが、1クール目であまり描写されなかった、りーちゃん、みーちゃん、ずかちゃん、ってことで。

とりわけ、ずかちゃんは最後に報われるんだよね?という期待と不安が、最後までSHIROBAKOという物語世界に関心をもたせ続けた一番の駆動力だった。

とはいえ、それがちょっとあざとすぎたかな、というのが正直なところ。
特に、23話の、無理やりひねり出した、ルーシー爆誕!、という感じの新キャラ登場は、そのあまりのご都合主義的な展開のために、木下監督をギャグにして夜鷹書房に乗り込む、という展開になってしまって、実は、ちょっと呆れてた。

どうなのだろう、最終話の直前回で、あんなに宮森たち以外のキャラに焦点を当てる必要があったのだろうか。

もちろん、それゆえ、最後のずかちゃんのルーシー役へのアフレコ場面が、印象的なものにはなるのはわかるのだけど。

要するに、尺が、あと、1話、ないし、2話足りなかったかな、という印象が拭えない。

多分、最終話近辺で見たかったのは、宮森たち5人が、たとえ一堂に会することはなくても、もっとやりとりしているところだったように思うので。

で、そのための尺を確保すべきだったということを含めて、正直なところ、平岡の扱いは不要に長かったと思う。彼の更生も、よくわからないうちになされていたし。

ということで、どうも2クール目は、アニメの制作現場ってこんなに汚いんだぜ、でも頑張ると輝くんだぜ、みたいな、社会派のメッセージが込められているように見えたところもあった。

で、その分、宮森たちに割くべき尺が減らされた感じはする。

まぁ、じゃ、宮森たちの何を描くの?となると難しいんだけどね。
だから、2クール目がこういう展開になったのもわかるんだけどね。

そういう意味では、最終話最後の宮森のスピーチが、彼女がデスクという製作総指揮的立場からのものだから仕方ないのだけど、なんだか、視聴者がシリーズを見終わった後でゆっくり感じるべき感想を、性急に代弁してしまっているところが、やっぱり苦しかったかな。

つまり、あそこの宮森の言葉で、SHIROBAKOの感想が押し付けられてしまったようで。

あくまでも、制作のサポート、でしかない故に、厳しいというか。

一歩間違えると、平岡や茶沢のような、ダメな仲介役に陥る可能性がある、曖昧なポジションだから。

その点で、シリーズ通じての瀬川さんのブレの無さはよかったし、彼女がいないと、宮森の心理描写ももっとぶれていたのだろうな、と思う。

ということで、そのあたりの人物配置は、ドラマを作る上では上手いと思った。

あとは、チャッキーネタね。
あんなに、シリーズを通じて生きるネタとは思わなかったw

ともあれ、この作品のお陰でアニメの制作に対するリテラシーが底上げされたのは確かなのだろうな。

で、二期はあるのか?
ほんとに、ツーピース(笑、を制作するのか?

それとも、いっきに、宮森たちがアラサーになって、中堅として活躍するような展開にあなるのか。

それはそれで楽しみ。

ともあれ、いろいろ考えてしまうのは、やはり面白かったからで。

水島監督以下スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
とてもおもしろかったです。

あー、やっぱ、続きがもっと見たいかもw

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蒼穹のファフナー EXODUS 第11話 『変貌』

2015-03-21 19:52:39 | ファフナー
とうとう来たか!という感じの展開。
前回がシュリーナガルに集中していたから、今回は竜宮島の描写だとは思っていたけど、しかし、これはねー。

フェストゥム人間の誕生ですか。

まぁ、普通にいえば、新たな環境に適応した結果の「進化」というべきところなのだろうけど、進化かどうかは、後にならないとわからないものだから、「変貌」という中立的な美表現はうまいな~と思った。

もっとも、なんか、薄気味悪いな、とは思わなかったけど。
むしろ、合宿→銭湯、というシチュエーションを使って、互いに互いの身体の豹変に築かせた、というのは、上手い構成だな、と関心した。

新次元戦闘の回以降、いつこういうことが起こってもおかしくない。
なので、来るべきものが来た、って感じでしかないな。

むしろ、ここまで「フェストゥム人間」の可能性を正面切って扱ったことはなかったわけだから、話がものすごく前に進んだな、という印象の方が強い。
この先が楽しみな展開。

既に、一騎にせよ、総士にせよ、自分たちがフェストゥムに生かされているということを痛感していたわけだから、融合体が生じてもおかしくはないな―、と。

しかし、この竜宮島フェストゥム人間の誕生、が「希望」を選択した結果であるとなると、フェストゥム側が急速に人類に対する学習能力をつけていることを考えると、シュリーナガルのミールの意志として、人間とフェストゥムとの間で進化の競争をしているようにしか思えなくなってきた。

なんていうか、竜宮島は、フェストゥム人間を誕生させる実験場で、シュリーナガルチームは、その竜宮島の実験結果を世界に広めるための伝道者の役割を、人類軍側で請け負う集団、ってことになるのだろうな。その意味で、美羽が言ったように、シュリーナガルの人びと、つまり、人類軍の中でミールやフェストゥムとの対話や共存を求めるようになった人びとを生き残さないことには、竜宮島の人たちは、本当に人類から迫害される対象になってしまうのだろうな、と。シュリーナガルの人びとが、竜宮島の居場所を人類の中で確保してくれる存在、ってことなのだろうな。

そういう意味では、多分、シュリーナガルミールに、フェストゥム、人類ともに試されている、というのが正しいところなのだろうな。

ということで、映像的にはショッキングだったけど、この後の、竜宮島とシュリーナガルの役割を示唆するような内容で面白かった。

続きが気になる。
しかし、後2話なのか。で、続きは、夏?秋?なのかな。
一年後、とはやめてほしいなぁ。

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聖剣使いの禁呪詠唱 第10話 『決戦・エカテリンブルク -Ouroboros-』

2015-03-16 18:56:45 | Weblog
逆に、これは化けたな―。
なんていうか、ギャグとパロディとドラマが絶妙のバランス。
当初は何、このキャラデザと思っていたけど、
むしろ、物語の微妙感、絶妙感と逆にフィットしていて笑ってしまうw
以外と熱血。
そして、諸葉のチートっぷりもあんまり気にならない。
なんていうか、全体として、絶妙のバランス。

いやー、こんなに微妙に面白くなるとは思っていなかった。
恐るべき末脚の追い込みw

ホント、適度に雑な展開が、むしろ、この作品らしいということで納得できてしまうところが凄い。
意外と、このジャンルのパロディにも自覚的で。

いい意味で裏切られた!って感じがする。

そして、次回以降は、第1話冒頭のドラゴンとの因縁に繋がるわけで。
よくできてるなー、と、結構感心しているw

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アルドノア・ゼロ 第22話 『異星の隣人たち 邂逅と訣別 -Out of the Past-』

2015-03-16 18:48:49 | Weblog
こっちも酷いね。
これもまた、内輪もめ。
こんな話に2クールも使うなよ。
2クール目に入ってからの、北欧神話ネタがあまりにもベタすぎて。
てか、伊奈帆のあの義眼は何よ?
シャレになってないだろう。
しかも、アセイラム、都合よく覚醒しすぎ。
なんていうのかなー、
こんなにテンプレ展開って、ありえないんじゃない?

SHIROBAKOの舞茸さんなら、「今どき、そんなテンプレ展開、視聴者、怒っちゃうでしょ?」と、言ってくれそうなくらい。

あの第1話から第3話までの緊張感は何だったんだろう。
茶番だなぁ。

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クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第20話 『神の求魂』

2015-03-16 18:42:43 | Weblog
いやー、酷いね。
というか、もう、これ、どうでもいいわ。
あまりにも下衆。あまりにも下品。
しかも、話はメチャクチャ。
なんだよ、最終的には、ただのうちわもめでしかないじゃん

おっかしーなー、
第1クールは面白いと思っていたのだけど、
2クール目に入って、マジで駄作中の駄作に落ちた。

なんだよ、平行世界って?
ドラゴンの世界に行って以後の展開があまりにも杜撰かつ下劣。
宇宙をかける少女、ってひどい話もあったけど、あれを越えたな。
あっちはまだ作画がマシだったw

いやはや、ほんとにくだらない。。。

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蒼穹のファフナー EXODUS 第10話 『希望の地へ』

2015-03-14 19:10:12 | ファフナー
ほんとに、エグゾダスになってしまった。
出エジプトだよ。
で、美羽ちゃんは、完全に預言者モーゼ。
ただ、モーゼの示す奇跡の力は、一騎と総士が振るう、ということで。

今回は、完全にシュリーナガルの話だったから、次回は、竜宮島回なのかな。
というか、この流れに、竜宮島がどう関わるか、だよな~。

てっきり、竜宮島がエグゾダスする話と思っていたからね。

しかし、こうなってくると、アルタイルは、ホント、神の降臨だな。
そのアルタイルとの邂逅こそが、さしあたっての希望の着地点。
となると、むしろ、キリスト教モチーフ。

でも、それらのモチーフをインドで行うのだから(苦笑)
凄いよ、冲方丁。

で、当然、シュリーナガルの二万人の人びとは、人類軍からすれば引き続き交戦規定αの発動対象として、殲滅すべき対象になるわけで。
ここも旧約聖書モチーフ。
西尾のばあちゃんが言ってたとおり、「人類」もフェストゥム同様、敵になる。
一つの山場は、ビリー兄弟の間の確執、葛藤なんだろうな。

あとは、やっぱり、ジョナサン。
父が作ったザルヴァトーレモデル、というのを前回も強調していたから、これはきっと何かあるな、とは思っていたけど。
これは、一回、彼は、ザインに乗ろうとするんだろうな。
で、実際、マカベ因子もあって、乗れてしまうのかもしれない。
父の作品という点では、ホントはニヒトなんだろうけどね、乗るべきは。

でも、あれだけの奇蹟(ミラクル)と、ザインの再生能力を目の当たりにしたら、自分こそがこの機体を駆るべきだ、と思って当然だろうな。

実際、ニヒトについては、ミツヒロは、もともとパイロットして真矢を想定していたぐらいだから。
それにしても、ジョナサンって、ほんとにミツヒロの子どもなのかな?
どちらかと言うと、クローンじゃないの?って思うのだけど。
そうなると、むしろ、ニヒト用に用意されていたパイロットなのかもな―。

そういう意味では、真矢の役割がどうなるのか。

それから、今回気になったのは、逃亡したアザゼル型を喰ったフェストゥム。
見た目が、ザインみたいだったんだけど。
もしかしたら、ザインやニヒトの戦闘を模したフェストゥムが登場するのかね。
しかし、そうなると、ますます、人類、フェストゥム、ファフナーの間の関係がよくわからななくなっていく。。。

ともあれ、前回は、AパートからBパートへの転換で度肝を抜かれた神回だったとすれば、今回は、今後(多分分割2クール目を含む)の物語の流れを示す転換点だった。

そうそう、弓子はどうなるの?
ミールが憑依?しているのは当然として、一体何を行うのか。

にしても、続きが気になるよ。

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蒼穹のファフナー EXODUS 第9話 『英雄二人』

2015-03-07 02:00:04 | ファフナー
いやー、この回はマジで凄い!!!
圧倒された!!!
脚本よし、音楽よし、セリフよし、作画よし、ドラマよし!!!
なんなんだよー、これは。
もう、こんなの見せられたら、他の作品なんて見れないよ。

こんなに圧倒される、グルーブ感のあるエピソードなんて、多分、初めて!
少なくともアニメでこんなに力のある画面を見たことなんて今までない。

えーと、どこから書いていいかわからないくらい、もう圧倒されてる。

まさに「英雄二人!」

タメにタメてようやく登場した主人公二人。
文字通り天から降臨して、フェストムを制圧。
しかも、たった二機で、あれだけの物量を圧倒する。

これ、もう、チートとかいう表現じゃまったく追いつかない。
そんな陳腐な言葉では表せないほどの、圧倒的なレベルの違い。

前々回の新次元戦闘もすごかったけど、あれでも、所詮は、単騎のフェストゥムを瞬殺するにとどまった。その意味では戦術レベル。

けれども、今回のザインとニヒトは、もうねー、これは戦略レベル。

繰り返しになるけど、これ見せられたら、もう、他の作品なんてどれも子どものお遊びにしか見えない。

まいったー、ホント、スゲーよ!!!

ここまでの、EXODUSの話もどれも、クオリティ高かったけど、今回はそれも超える。
てか、回を追うごとにクオリティが上がっていくってどういうこと?ってくらい。

構成もストーリーもキャラも作画も動きも音楽も、
何かもが、最高。

というか、もう、このEXODUS、今期、圧倒的な「凄さ」でしょ。
他の作品が全て霞んで見えるね。

てか、いかにラノベ原作ものを中心に、今の作品が出がらしになってしまったか、よくわかる。

圧倒的だよ!

なんたって、冲方丁の構成・脚本だしな。

一期を手がけたのが冲方だから二期も、ってことはわかるけど、もう冲方もれっきとした作家だからね。ちゃんとした一般小説の。その第一線の作家が構成・脚本を作ったら、ここまで行くのか!って感じ。

もちろん、今回とか、前々回の新次元戦闘の回とか、その脚本の凄さに作画がガッツリ答えているからなのだけど。

もうさー、物語も作画も動きも素晴らしいなんて、どうなっちゃってるんだよ!

今回だって、Aパートの陰惨な状況があればこそのBパートの爽快感だし。
前回のロケット?を発車するところの盛り上がりとか、
前々回の芹が復活するところか、
・・・

もうね、毎回毎回、これは!という見どころを仕掛けてくる。
このグルーブ感は半端ないよ、まったく。

それに、物語の構造も、単純な人類vsフェストゥムという構図でもなくなって。

もはやミールは、人類から見ても、フェストゥムから見ても、神の位置にあって、
その神をどうこちらに引き寄せるか。

もともと、ニーベルングの指輪とか、北欧神話とか、の強い影響下で書かれていた物語だけど、今回は、そこに、完全にキリスト教がオーバーラップする。
アルタイル=彦星に織姫、アマテラス、スサノオ、ツクヨミ、だから、もちろん、日本神話も入ってくるんだけど。

それらが、きちんと意味のある形で組み合わさってくる。

というか、その背景にある、大きな神話的構造や宗教的ニュアンスが明確だから、その構図のもとで、自分の限られた寿命を運命と使命の中で昇華しようとする一騎たちの一挙手一投足、一つひとつの言葉に深みが増してくる。

大ピンチを救いに来てくれた一騎に本来ならば素直にありがとうといいたい真矢が、実際には、なぜ、乗ってしまったのか?となじりたい思いに駆られる。
その上で、自分の力量不足が、一騎の命を削ってくれることを嘆いてしまう。

いやー、これをドラマと言わずになんといえばいいのか。

一事が万事、こんな感じで。
もう震えがたまらないよ。
しかも、そうした芝居をセリフ無しの表情だけで示す。
その表情がちゃんと印象に残るくらいしっかり描かれた作画。
ホントたまらないよ。

天から降臨するところの挿入歌だって完全にあってるし。

何なんだよ!、ほんとに。完璧じゃないか。

いや、大きな流れとしては、今回のEXODUSは、防衛、サバイバルから、希望、共存?へ舵を切っているから、多分、最終局面では、フェストゥムと人類の交配種が誕生する、だから、一騎も総士も、その存在は残る、という形に落ち着くような気はするけど。そして、それをもって、また「祝福」というのだろうけど。

でもねー、それにしてもね、そこまでの旅路は長くなるよね。

とはいえ、こんなに、静止が気になる話はない。

もう死亡フラグがたった!とか、記号的、テンプレ的にしか表現できないラノベが、ホントアホに見えるようなドラマ構成。

ある意味、完全に、角川に喧嘩売ってるよな、これw

ともかく、次回が楽しみで楽しみでならない。

そうそう、弓子もミールと同化しているような状態なんだろうけど、このあたりは、一期の真壁あかねの話を反復しているよね。

そのあたりの反復感もうまいよね。
一期はこうだったけど、二期ではどうなるのか、という読みとか。

いやー、もう、これ傑作であることは間違いないんだけど。
この圧倒的な強度を維持したまま最後までいくのかなー。

ホント、次回が楽しみでならない。

それにしても、映画のH&Eよりも更にクオリティが上がっている、ってどういうことだよ(笑

いっそのこと、一期もリメイクしてくれないかな、と思う。
まぁ、あの一期があっての、この二期でもあるからな―。

しかし、英雄二人だが、これは、このまま英雄でいれるのか?
そして、英雄の二人は、このままコンビを組んだままでいられるのか?

この先の展開にドキドキするよ!

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