BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

グレイプニル 最終話(第88話) 『そして世界は』 感想: 結局「グレイプニル」のタイトルは回収されず終い。ヒドイにもほどがあるエンディング。何だったんだろうね、この破綻した物語は?

2023-04-20 10:46:58 | グレイプニル
え? これで終わり? 

いやさすがにこれはないでしょ!

最後の戦いから1年後の最終話っていうから、一応、ちょっとは期待していたのだけど。

いやー、見事なまでの打ち切りエンドw

ていうか、最終話っていっても、ただの後日談=エピローグ。

しかも、やっぱり修一は生きていて。

しかもその居場所を突き止めたのが、スバルのもう一つの能力、という「一度会った人間の居場所がわかる力」という、ストーカー能力。

ご都合主義の権化wのようなポッと出の能力で苦笑するしかないw

で、生き延びてた修一は、やっぱり修一らしく、ほのか、というか世界の悪意のすべてを消し去ることはできなくて。

つまりは、悪はいまだにこの世界に存在する。

で、その悪を、再会した修一のクレナの二人で倒しに向かう・・・、ってところで「おしまい!」

なんだかなーw

ちなみに、宇宙人は、自分たちが飛来した事実を「政府の偉い人たち」に明かして共存の許可をもらったらしいw

いや、だったら、最初からそうしろよw

お前ら宇宙人が飛来したから、こんなややこしいことになっちゃったんじゃないか。

ヒドイなー、テキトーだなーw


ということで、終わり。

いやー、こうなるともう、清々しいくらいの打ち切りエンドだな。

というか、結局、作者が物語をたたむことが出来なかっただけだったね。

修一の記憶のサルベージのあたりから、なんか不穏な感じはしていたのだけど、まさか、ホントに、こんなに破綻した、無意味な物語になるとはなぁ。

結局のところ、修一たち幼なじみたちの確執、の方向に物語の舵を切ったあたりからおかしくなっちゃったんだろうな。

だって、終わってみれば、海斗もほのかも、ただただ物語を引き伸ばすためだけの悪役でしかなかったのだもの。

それでラスボスが、マジでただのクソヲタでしかなかった池内なんだものw

失笑ものだよw

ほんとにヒドイ。

エレナにしても、そのクソ池内を倒すためだけに能力を使って消えちゃったし。

直人なんて終盤、完全に空気だったし。

小柳とか村上とか三船とか、活躍しがいのあるキャラが大勢いたにも関わらず、最後は全然絡んでこなかったからね。

中盤のキーパーソンだった吉岡なんて、いつの間にか、ほのかの闇にのまれて消滅していたわけだし。

ホント、この作者、キャラの使い方が下手、というか、なんにもわかってない。

同じく、中盤の、海斗と直人の間で交わされていた、仏教っぽい「能力の由来」設定についても、完全に忘れ去られてしまったし。

挙句の果てに「グレイプニル」のタイトル回収もままならず。

はっきりいって、キャラも設定もタイトルも、ぜーんぶ、クレアのエロいイラストを作者が描き続けるために使った、読者に対するミスリーディングでしかなかった。

いやマジで、ここまでヒドイ作品になるとは思ってなかったよ。

入り口がアニメ版で、しかも、序盤の謎は、物語にしても能力にしても設定にしても魅力があると思って、だから、原作の方にも手を出して、最後まで追いかけちゃったわけだけど。

ここまでそのような期待を「裏切られる」とは思わなかった。

終盤は、もう、ホントただの駄作でしかなかった。

これまで読んできた時間を返せ!って思いたくなるような、ヒドイ終幕に、マジで失笑だよ。

せめて辻褄を合わせるとかもう少し考えろよ、と思ったし。

作者のネタが切れて物語が書けなくなっているなら、編集者、ちょっと休暇を上げてやれよ、とか思ってしまうくらいの、終盤の体たらく。

今思えば、やっぱり、海斗が単身、修一の高校に乗り込んできたあたりから、もう物語としてちゃんとたたむことを、作者は諦めてたんだな、って思った。


あーあ、完全に時間の無駄。

恐ろしいくらいまでの超駄作。

虚しい。

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グレイプニル 第87話 『最後の答え』 感想: これは次回1年後の世界に修一が戻ってきてハッピーエンドで終わるんだよね? ね?

2023-03-22 19:14:29 | グレイプニル
え?! マジでこれで次回最終回なの???

大事なことだからw、繰り返すけど、

え?! マジでこれで次回最終回なの???

いや確かに、イキリ池内を倒して終わり!って前に書いたけど、ほんとにそうなの?

それに、修一が、ほのかの悪霊を「ぬいぐるみ」の中に取じ込めて、それで一緒に消滅して終わり!とは書いたけど、ほんとにそれでおしまいなの?

いやいやいや、
いくらなんでもそれはないでしょ。

それに、ほのかについていた悪霊?は、「人間の負の意志に侵食された宇宙人」というのは、それ、説明が逆じゃない?

もともと負の意志に取り憑かれた文明を失った宇宙人たちが別天地を求めて宇宙に進出し、辿り着いた、というか不時着したのが地球なんじゃなかったっけ?

それ、主客転倒に過ぎない?

てっきり、悪いのは宇宙人だから、「宇宙人」が最後になにか打開策を出してくれると思ったのだけどw

結局、地球人類そのものが・・・、いやこれじゃ主語が大きすぎるな。

修一の言う「人間」って、せいぜいのところ「日本人」だよね。

その日本人が抱え込んだ負の感情(まさにイキリ池内!)が宇宙人とケミストリーを起こして、あんな醜悪な怪物を生み出したってことなの?

なんだかなー。

結局、ほのか=池内の成敗に、宇宙人はほとんど役に立たなかったw

一応、次回の最終回で、クレアにせっつかれた宇宙人がなにかする場面があるみたいだけど。

これ、最後には、一応、修一が復活してハッピーエンドなんだよね?

ちょっとだけ嫌な予感がしているのは、宇宙人がずっと漫画を読み続けていることで。

これ、もしかして、漫画を書き換えるみたいに、これまであった物語を全部ちゃらにして、最初からやり直させる!みたいな「世界改変」のオチで終わらせたりしないよね?

ここまでいい加減な物語展開だと、あながりありえなくもないから怖いw

まぁその場合も、世界改変の対価にクレアの命?を使うとか、なのかもしれないけど。


しかし、この作品、ホントに途中から迷走したなぁ。。。

確かに打ち切りエンドだ!とは言ったけど、ホントにあと1回で終わるとは思ってなかったよw

こういう予想が当たるのはとても悲しいね。

一体この作品は、なにが描きたかったんだよ。

あ、そうだ、最後には一応『グレイプニル』のタイトル改題、してくれるんだよね?

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グレイプニル 第86話 『世界を救う者』 感想: あれ、ホントにイキリ池内を倒して終わりなの?

2023-02-21 10:18:47 | グレイプニル
ホントにひどい結末だなぁ。

世界に対する怨嗟を叫び続け呪詛するだけのイキリオタクお化けの池内を、

エレナの「闇を祓う?力」を取り込んで天使モードになった修一&クレアが、

その不思議パワー?で一刀両断して勝利!

という流れ。

これ、ツッコミどころ満載で、もう嗤うしかないよね。

だってさ、まず、エレナがそんな「ほのか」の闇の力を祓う力がもっていたなら、もっと前にそれを使っていればいいだけのことじゃん。

海斗という前衛のタンクwはもういなくなってたんだから、ほのかだけを強襲すればいいだけじゃん。

でも、それができなかったっててことは、エレナが修一&クレアに吸収されてから、というか、エレナが自分の諸々の願い、つまり、修一を助けたい、とか、ほのかを倒したい、とか、クレアを生き残らせたい、とか、そういうもろもろの願いがあったからこそ、「今」、このVS池内の最終決戦の局面で発現した力ってことでしょ?

で、多分、それを絵的に表したのが、唐突に修一たちに生えた天使の羽なのだろうけど。

いやー、それ、あまりにもご都合主義で、これまでの物語展開は何だったんだ?って思うじゃん。

これ、絶対、クレアに「お姉ちゃん、ありがとう」と言わせて、姉妹で修一争奪戦勃発!の手前にまで来てたことを有耶無耶にしたいだけのことでしょ?


それから、倒される側の池内にしても、ただひたすら吉岡を修一に寝取られたと思ったことから発する恨みつらみをぶちまけるばかりで。

しかもその恨みつらみをこじらせて、俺が不幸なのは世界が悪い!世界が憎い!というテンプレの呪詛を撒いて回るのだからw

もはや滑稽なレベルのイキリぶりw

これがホントにラスボスなのか?って思ってしまうw

このままの流れなら、次回でVS池内戦は終わって、その事後処理の話になるはずなのだけど。

それでこの形で、池内がガメていた100枚のコインも消費されて終わり、になるのだとしたら、ホントに笑うしかない。

100枚集めたら願いが叶う・・・的な宇宙人の触れ込みって、もはや完全に誇大宣伝というか、虚偽の宣伝で、そうしたら宇宙人、ただのブラック企業の元締めになってしまうのだけど、それでいいの?

最後に、こうした呆れ顔の読者を驚愕させるサプライズ!が残っているのかなぁ。。。

しかし、吉岡さんって、ホントに消えてたのね。

物語の展開上の都合とはいえ、修一の記憶のサルベージとか、中盤で結構重要な役割を果たしたわりには、最期の場面の描かれず、そのくせ、最終決戦で「寝取られ」のネタに使われるのだから、不憫にもほどがあるw

ここまで付き合っちゃったから最後まで付き合うつもりだけど、しかし、もはや、これ、いかにだらしのない、どうでもいい結末を迎えるのか、そちらのほうばかりが気になるようになってきたw

てか、最後に、宇宙人がちゃんと弁明する機会、あるんだよね?

諸悪の根源たる宇宙人。

彼らの宇宙船って、宇宙からの厄災の飛来でしかなかったことになるよ、このままではw

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グレイプニル 第85話 『出会いと別れ』 感想: え、クレアとエレナの修一を巡る姉妹ドロ沼対決を修一抜きで決着つけるのって、そんなのあり?

2023-01-23 12:23:02 | グレイプニル
いやー、もはや清々しいくらいののダメダメの打ち切りエンドだなw

思わず呆れて笑っちゃうくらいw

いやまだ終わってないけどw

手からなにか飛ばして人体をぶっ飛ばすといったラスボス特有のチートを示して悦に入る池内にしても、

突然、その池内に殺されて、私の力を使って、私の想いはあなたに残るから、と言って、不思議意識空間でクレア(魂)に語りかけるエレナ(魂)にしても、

そのエレナの決死の場面に、一コマも現れないエレナの想い人である修一にしても、

あまりにも陳腐。

バカバカしい。

これまでの物語はどこに行ったんだ、というくらいの適当さ。

いやー、誰かひとりくらい、小柳とか、池内の昔の仲間が、池内のこと心配してやれよ、これじゃ、マジでただのボッチな映画ヲタじゃん、池内って。

代わりにでてきたのが、修一頑張れ、と叫ぶ三船さんだったりするしw

スバルに至っては、エレナの最期を盛り上げるための遺言の受取人だよ、エレナからの。

なんかもうめちゃくちゃだよね、これ。

で、とにかく、最後のコマで、池内の謎爆破で失った両手を、エレナの思いパワー?とかでもとに戻した、修一とエレナ融合体が池内に挑むところで終わった。

これで次回、最終回じゃなかったら怒るレベル。

どうやったらここまで支離滅裂な話にできるのか。

呆れを越えて感心してしまうレベルだよ。

びっくりだ。

ていうか、池内をやっつけても、中のほのかをどうするのか問題は引き続き残るのだろうけど、そこを、エレナがクレアに託した「最終奥義w」の記憶操作?とかでなんとかしちゃうのだろうなー、きっとw

こうなったら、どんなオチを付けて終わったふりを装うのか、逆に楽しみになってきたぞw

しかし、これほど不幸なカマセキャラはいなかったんじゃないか、池内w

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グレイプニル 第84話 『誰のための世界』 感想: これは本当に最悪・最低の打ち切りエンドすぎて、擁護の余地が微塵もない。

2022-12-19 10:22:21 | グレイプニル
これは酷いなぁ。

いや、確かに前回感想で、今更ながらの池内の再登場で打ち切りエンドか?とは書いたけど、ここまでヒドイ展開になるとは思ってなかった。

あまりにもご都合主義の打ち切りエンド突入で嗤うしかない。

池内の、いかにも「無敵な人」のオタクっぽいセリフの数々を経て、最後には、今後、修一とクレアが結ばれるうえで障害となるクレア姉のエレナまで池内マンの暴力で蹂躙し退場までさせるとは。

作者も編集もこれ、なんにも考えてないでしょ?

ちょっとありえないくらいクソな展開だなぁ。

これで、ほのかの悪を引き受けた池内を、エレナの力を引き継いだ修一&クレアが倒して、といっても、止めは刺さなくて、きっと許すに留めるのだろうけど。

で、その上で、宇宙人たちの力で世界改変を施して、元の、何もなかった頃の、お花畑な世界に戻しておしまい、とかなるんじゃない?

あまりにもそれはデウス・エクス・マキナが降臨し過ぎの終わり方だけどw

でも、それでなければ、ただ、このまま悲惨な世界が終わるくらいで幕引きなわけでしょ?

どちらにしても、ヒドイ話じゃない。

お花畑エンドにしても、地獄エンドにしても、いったいなんのためにこんな物語が進めれてきたのか、全く不明なオチでしかない。

えーとね、わりとこれ、マジで腹が立ってるんだけど。

なんだよ、このクソ展開。

どうして、こんなところで池内なんてインセルな映画キモオタの盗撮ストーカーなんか登場させるんだよ。

これ、もう完全に物語が破綻してるじゃん。

ホント、池内、糞だなぁ。

そのクソ池内にヘイトを集めることで、一気に物語の負の側面を昇華させようとしている姑息な流れにものすごくムカついている。

なんだよ、これ、ホントに。

エレナチームとかどうしてるの?

てか、直人はどこに行ったんだよ?

この期に及んで宇宙人は静観かよ?

もう少しここまでの人間関係をうまく絡ませる余地はあっただろうに。

ホント、ヒッドイなぁ。。。

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グレイプニル 第83話 『終わらせる者』 感想: あー、これは池内をネタにした打ち切りエンドの始まりだな。

2022-11-21 17:30:57 | グレイプニル
うーん。
これはないわー。

これ、池内が完全に、デウス・エクス・マキナの位置づけだよね。

もちろん、池内の登場で事態は何も解決されてはいないのだけど。

でも、池内を使ってほのかの悪意を全部集約せたことで、どうやら「スーパーヴィラン・池内」とでもいうべき悪意の総体が爆誕!したから、あとは、もう後先考えずに、この「スーパーヴィラン・池内」を叩けば終了!ってことにしたみたいw

つまり、ほのかのことをどうすればいいのか、半ばグダグダな展開になっていたのを、池内を討伐すればスカッと解決!ってことになったってこと。

いや、どうせ、「俺みたいは弱者はどうすればいいんだ・・・」とか、定番の「弱者を虐げるな!」コールも強調されていたから、心のやさしい修一&クレアは、きっとこんなクズ野郎の池内でも救おうとしちゃうのだろうけど。

多分、吉岡の魂がやってきて、池内くん、やめてー!!!、とか叫んで、腐った池内の心を浄化してやる、とかのオプションが付くとは思うけどw


いや、でも、もう、なんかメチャクチャだよねw

ここまで物語が破綻するとは思ってなかった。

この土壇場で池内を出すなら、100枚のコインのことをヤツなりに考えさせて、何らかの策を携えてから、登場させろよ!ってさすがに思うかな。

あと、何がムカつくかって、あれだけ、この物語を、幼いときに山田塾に通った修一たち6人が特権的に解決のカギを握る存在として描いた物語にしておきながら、この土壇場で、いわば完全なる部外者である池内に、物語の行く末を委ねるような展開に落としてしまうのだから。

今頃、直人は、この事態をどう見てるのだろう、とか思うじゃない。

いや、池内みたいなモブが、俺たちにも役割をよこせ、とか言って、承認欲求を満たさせてくれ、とか懇願するのはわかるけどさ、それを、いま、ここでやるかなぁ。

だったら、前回も思ったけど、吉岡が消える場面とか、ちゃんと描いておけよ、って思うじゃない。

これもう、物語、メチャクチャじゃない。

もちろん、部外者という意味では、クレアがほのかをそそのかしてやらかしたところがあるのは認めるけど、でもさ、クレアは修一とともに主人公で、しかもエレナによって記憶が抹消されていた、という設定がちゃんとあったじゃん。

そういう描写の積み重ねがあったから、修一とエレナの山田塾6人集の内輪の物語に介入する権利をもっていたけどさ。

池内にはそんなかかわり、なんにもないでしょ。

ただ、吉岡が修一に惹かれているに嫉妬した、イケてないモブ男子でしかないじゃん。

なんでこんな奴に、物語の終盤のカギを握るような役をまかせるのか、まったくわからない。

これ、よっぽど驚嘆させられるようなオチで終わらせてくれない限り、この池内の登場でこの作品はただの駄作になった、といってもいいくらいの流れだよ。

いや、実は、すでに海斗による修一の学校襲撃の時点で、あれれ?とは思ってたけどさ。

でもね、これはさすがに擁護する余地が皆無。

超ガッカリ。

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グレイプニル 第82話 『忘れられた男』 感想: 池内があまりにもサイテー野郎過ぎてさすがに笑えない。

2022-10-20 18:50:35 | グレイプニル
うーん、なんだよ、これ。

池内、ただのヘイトを撒き散らしに来ただけじゃん。

しかもコイン100枚使って、自分の恨みを全部呪いにして、修一たちに「苦しみ」だけを与えるよう願って消えるとか。

いや、お前、マジで何のために来たんだよ。

しかも、吉岡のことも忘れていたわけでしょ?

いくらほのかにすでに消されていたとしても、その想い人のことも忘れてしまっていたという、滑稽なまでの悲しさ。

哀れんでやるべきなのだろうけど、この土壇場で現れて、場を思い切り乱してひっくり返して、その挙げ句、ほのかに消されていくとか、

これ、マイナス方向のデウス・エクス・マキナなだけじゃんw

次回、いったいどんな「苦しみ」を残すのか、ということになるけど。

皆が修一のことを忘れた世界が登場するのかね?

で、そこからまた、その問題を解決して、改めてほのかの討伐に向かうことになるのかね?

もうなんだかわけがわからないよ。

海斗の単独襲撃のときも思ったけど、この作者、物語構成があまりにも雑、と感じることが多くて困る。

そりゃ、吉岡たちはもう出てこないのかな、とは思っていたけどさ。

その「出て来ない」という事実までが、実は、すでにほのかに消された結果だった(と解釈してね)というのは、ちょっとアクロバティックにすぎないかね。

それも含めて、今回の池内の無意味な再登場並びに退場は、単に、物語を引き伸ばすだけのものでしかなかったように思うのだけど。

一応はコイン100枚を使うから、これ、もしかして、世界の再創造がなされてしまって、次回からは、事実上の新章開始、とかになったら、薄ら笑いしながら受け入れるしかないけど。

笑えないなぁ、まったく。

一体全体、何がしたいんだ?

お話的には完全に破綻してきてると思うのだけど・・・。

どうするの? これ? 

さすがに呆れた(苦笑)。

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グレイプニル 第81話 『悲劇の終わり』 感想: えええ!!! ここでまさかの池内の介入かよ???

2022-09-21 23:22:51 | グレイプニル
アハハ! これはもう笑うしかないw

最後の最後で、あの池内が登場w

まぁ、その池内登場の寸前まで、なんだ、マジで修一がほのかを受け入れて自分ごと消えようとするだけじゃん!

って具合に、あまりに予定調和な展開に、ただただ呆れていただけにw

最後の最後で池内が乱入して、修一とほのかが融合した存在に、なんか槍なのか鍬なのか、よくわからない武器で腹部を貫通させて・・・破壊w

どうやらその結果、救われかかった世界は再び崩壊の道へと戻ってしまうらしいw


というわけで、この先は、全然わからなくなったw

正直、この全く空気を読まずに、いきなりこの場に現れた池内が、正解なのか失敗なのか、もわからない。

誰かの差し金で来たのか、池内自身の意志で来たのか、もわからない。

誰かの差し金なら、そいつが黒幕、ってことになるけど。

てか、そもそも、どうして誰にも気づかれずに池内がいきなり修一の背後をとることができたのか?も不明。

考えられることといったら、

池内が大量のコインをもっていたこと。

コインとは、そもそも宇宙人の記憶や能力の結晶のようなものだったこと。

ほのかが闇落ちしたのは、宇宙人たちの母性を襲った虚無に飲み込まれたからだったこと(多分)。

今、修一によって、その宇宙人由来の「虚無」が消されようとしていること。

ということくらい。

でも、だとしたら、池内は、その消されそうになった「虚無」が、こうなるときのことを考えて、池内にほのかと合体した修一を消せば、お前はヒーローになれる、とかうまくいい含めていたのかもしれない。

その場合、池内は、英雄どころか、ただの道化ね。

で、その逆に、大量のコインの中にある宇宙人たちの残留思念みたいなものが、修一の犠牲を良しとせずに、虚無の落とし前は自分たちでつけるとばかりに、池内を差し向けた。

となると池内がもっている槍/鍬みたいなものは、その宇宙人の残留思念が用意した虚無撃滅兵器、ということになるw

この場合、池内は、コイン=宇宙人の意志の代理人として、まさにヒーロー足り得る。

ということで、今の段階では、池内は、功名心に取り憑かれたアホにも、義侠心あふれる正義マンにも、どちらにもなれるw

となると、次回は、とりあえず、池内がこの間、なにをしていたか、それが描かれるのかな。

彼は彼で、宇宙船の残骸とかに向かったはずだからw


しかし、ホントに、まさかの池内だよw

すっかり忘れてたよw

もう『グレイプニル』はこれで終わりだと、次回が最終話だ、くらいに思っていたけど、この池内介入の理由や事情によっては、下手をすると、まだまだこの先続きます!ってことになるのかもしれないw

ドラゴンボール的にいうと、いきなりベジータたちが現れて、悟空がサイヤ人だった!って明かされてからの展開みたいなものw

ホント、どうなるのかなぁ。

正直いうと、ここのところの話は、もうどれもこれも予定調和なものばかりで飽きていたので、早く終ってくれないかな、と思っていたのだけど。

この池内の動きで、もしかしたら、いまさらながら、修一たち幼なじみたち「だけ」の超狭い人間関係の話から解放されて、正しい意味で化け物マンガになるのかもしれない。

グレイプニル、って言葉の意味は、もともと北欧神話に出てくる「魔法の紐(足枷)」だったのだけど、これでもしかしたらようやく「タイトル解題」がなされるのかもしれない。

だとすれば、池内がもっている槍/鍬のような武器の名が「グレイプニル」だったりするのかもw

まぁ、こうなったら、もうとにかく次回を待つしかないけどねw

にしても、池内、やってくれたよ、お前!

ただのチキンな盗撮小僧だったはずなのにw

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グレイプニル 第80話 『彼女の居場所』 感想: ようやくクレアが修一に首を絞められていた理由がわかったわけだけど・・・

2022-08-20 18:45:16 | グレイプニル
なんだ、やっぱり修一がほのかの器になる展開だったかぁ。。。

にしても、結局、この物語も『エヴァンゲリオン』の亜種だったのか。

最後は、ほのかの内面世界で、修一とほのかがたいわすることで心の失調が消えて決着がつく流れ。

というか、ほのかがこれから行う心情の吐露を、いかに修一が受け入れて諭して、その上で納得させて、事態を丸く納めるか。

そうでないと、今回、宇宙人が言っていた「(宇宙人と地球人とによる)新しい始まり」が始まらないから。

だって、もともと宇宙人は、自分に興味を示してくれた「ほのか」に最も愛着を抱いていたわけで。

そのほのかのいない未来はありえないでしょ、宇宙人の求める未来的に。

その上で、誰もが不幸にならない世界のために自分を犠牲にしても構わない、自分は脇役でいい、と考える「俺は世界の人柱になるぜ」マンの修一を、文字通り犠牲にして守られた世界では、クレアもエレナも納得しないでしょ。


そもそも、今のように、全てを喰らうほのかを生み出した原因は、クレアが修一とエレナだけは守るために、その二人以外ならすきにしていい、とほのかに言ったから、ということが、今回明らかにされたのだけど、

それで、ほのかが、はいそうですか、と受け入れた理由もわからない。

というか、それは、ほのかがそう言ってほしかったから、そう言ってくれたクレアの提案に乗った、というのがきっと正しいのだろうな、と。

だとすれば、そのあたりに、修一とほのかが助かる契機が見いだせるのかもしれない。

にしても、クレアがそれをほのかに告げに言った理由が、クレアの推測を聞いたからで、

で、そのクレアの推測というのが、クレアと修一のコンビがほのかに敗れたあと、修一がほのかの器になって封印して終える未来が見えたから、というのだけど、

さすがに、その未来視ですべてを説明するのは、都合が良すぎないか、と思った。

だって、この先の展開で、修一がほのかの告白を聞いて打開策を提案したところで、完全にみんなが100%ハッピーってことではないけど、それなりの未来をつかんで、一応の大団円を迎えたとしたら、

要するに、エレナの見た未来は、途中までの未来でしかなかった、とか言ってごまかすしかなくなるじゃない。


もっとも、クレアがほのかと交渉しに行ったときには、姉のクレアとその姉の想い人である修一の二人の幸せを損ねたくないからという理由で駆けつけていたのに、エレナによって記憶を消されたあと、エレナ抜きで出会った修一にクレア自身が恋してしまって今に至っているから、現状、修一を失うことの苦しみは、クレアもエレナと共有してしまっている。

そんな未来は、クレアも予測していなかったわけで、その意味では、擬似的に、異なる世界線にたどり着いているのが今、ということもできるのかもしれない。


ということで、ほのかの「本心」の告白を修一が聞き遂げることで、封印の中からこじ開けようとする一方、クレアとエレナが二人がかりで封印の外から修一を救い出そうとする。

その2つの力で、最低でも修一は助かる方向で決着がつくのだろうな。

助けたあと、修一をクレアとエレナの2人で争うことになるのだろうけど、それはもう知らないw


にしても、驚くのは、直人のぬいぐるみは一体何のために登場したのか?ということ。

さすがにこのまま出番なしで終わるとは思えないんだけど。

そういう意味では、宇宙人もこのまま不干渉で終わるとは思えないのだけど。

そのあたりの周辺の人物たちがどう修一とほのかの救済にかかわるのか、そのさじ加減で、だいぶ、この作品の評価も変わるのだろうな、と思ったり。

まぁ、とにかく、かつて抱いた期待値の高さに、少しは応えたエンディングになってくれることを願うばかり。

今のままだったら、ほんとにエヴァの二番煎じで終わってしまうよ。

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グレイプニル 第79話 『力の理由』 感想:やっぱり修一はほのかとの同化を選ぶのか!?

2022-07-21 17:02:49 | グレイプニル
なんか唐突に宇宙人が現れて、人間の可能性に驚いたとか語り始めたら、修一がクレアとの合体を解いて、ほのかの方に向かっていった。

そりゃそうだよね、宇宙人をも飲み込んだ虚無の塊であるほのかに対して、形を与えるのが、着ぐるみの役割だから。


ということで、次回とか次次回くらいで、これは終わる流れかな?

なんか大体読めていた流れなので、あまり驚きもない展開だった。

あー、巨大ほのかの群れの登場には少し笑ったけどw

でも、そんなのもうあってもなくても変わらないよね。

だって、もはや本体のほのかをどう叩くのか、ということだけが問題だから。

で、そのほのかを取り込もうというのが修一の策だから。


それにしても、またずいぶんと小さくまとまっちゃったなぁ。

ほんとに、修一の子どもの時の友だちたちのあいだだけの、とっても内輪な話になってしまった。

三部とか小柳とか吉岡とか村上とか、もっと活躍すると思っていたのに、この最終決戦になって姿すらみせなかったw

中盤に思わせぶりに描かれていた曼荼羅とかなんだったのだろう?

こんな展開なら、わざわざ三船に、着ぐるみの正体を明かす必要もなかったんじゃないの?


ほのかが、さすがは海斗を倒した人、とか言っていたけど、そもそもあんた(=ほのか)、海斗と対話すらしてなかったんじゃない?

というか、ほのかのかたちをしたものの正体は虚無なのだから、そもそも海斗と対話する必要性も感じていなかった、ってことだよね。


しかし、じゃあ、その宇宙人たちの母星に頽落をもたらした「虚無」ってどうやったら浄化できるのだろう?

多分、そのあたりの対処によって、全てに決着がつくことになると思うのだけど。

直人とか、最後にワンチャン、活躍する機会が与えられるのかな?

でないと、彼がわざわざ修一と同じ着ぐるみの能力を持つ必然性とかなかったってことにならない?

問題はすでに、ほのかが故人であることで、だとしたら、そもそも生きる意志があるかないかとかどうでもいいよね?

でも、ほのかが救済されて、ありていにいえば「白化」されない限り、目の前の脅威は排除されないよね?

まさか、修一がほのかと同化して、自ら生命を断つとい展開も考えにくいし。

いや確実に修一はそれを試みようとするだろうけど。。。

なんかもう少し、真剣に物語の中身に知恵を回したら、もう少しはまともな終盤を迎えることができたんじゃないの?

ガッカリがどんどん積み上がっていく気がする。

まぁ、宇宙人たちが宇宙人たちの力を使ってほのかのなかの虚無をひきつれて天に帰る、みたいな展開もなくはないのだろうけど、

でもその場合、どのみち、ほのかは成仏するだけで終わるはずなので、なんか、物語全体のオチとしては弱いんじゃないかなぁ。。。

うーん、どこから間違えた?

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