BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

SSSS.DYNAZENON 第9話 『重なる気持ちって、なに?』 感想

2021-05-31 19:21:55 | Weblog
前作のグリッドマンが、最終的にいまいちだったのと、トリガー作品に漂うエヴァ臭が苦手なので、気にはなったけど、放置していたのを、ストリーミングでまとめてみた。

結論は、グリッドマンよりも全然おもしろい。

普通に正しく若者劇をしていて。

本当は、青春群像劇、という表現を使いたいところだけど、なにぶんにも、ガウマと暦の存在から、いや、これヤンキーとヒキニートのあんちゃんが加わってるから、青春というのはきついなぁ、って感じで。

でも、そのあたりは、まあ、ちせのいう「センパイ」という呼称で誤魔化せばなんとかなる?

蓬と夢芽は、普通に高校生の恋愛してていい感じだし。過剰にべたべたしてないのがいいよね。

あとは、途中から出てきた、前作から継続の、ナイトと二代目。

ただ、この2人が出てきたことで、この世界もグリッドマン同様、サイバー空間なんだろうな、って思ったのと、

ガウマ隊の誰かが、ナイトや二代目のように、実は怪獣でした、というオチもあり得ると思えてきたこと。

それがミスリードになる可能性も含めて。

一方、怪獣優生思想の面々は、ガウマの分身体みたいにみえて、ちょっとキャラ的に胃もたれするw

なんだ、また内山くんボイスのイズムが別格の親玉かよ、というのも含めて。

むしろお約束がすぎるというか。

総じて、ロボが出てこなければもっと面白いだろうに、という身も蓋もない感想かな。

でもまぁ、合体ロボだから、逆に、グリッドマンのときのような生々しい気持ち悪さがなくていい、のかもしれないけど。

なんか、グリッドマンって、全体的にヌメヌメした感じで、ちょっと気持ち悪かったんだよね。

それが、このダイナゼノンでは、カラっとしていていいかな。

あとは、夢芽の姉さんの死の問題が、どういうふうに最後、ダイナゼノンとか優勢思想の話と合流するのか。

でも、そこは、逆にリアルにミステリアスで面白いよね。

あ、でも、リアルと言いながらサイバーワールドなのだろうけどw

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呪術廻戦 第150話 『葦を啣む‐参‐』 感想

2021-05-31 13:31:19 | 呪術廻戦
ただただ真希の無双回。

それだけだった。

正直、途中の雑魚との闘いとか、雑魚ってわかってるから、特に感慨もないし。

あ、だから、巷に言われているほど、富樫化したスケッチ絵のページもそんなに気にならなかったかな。

あれで、あのあと、全部、あのスケッチ絵だったらやばいと思ったけど、ちゃんと、最後の方はペン入れしているから。

要は、まじで時間がなくて、そこまで手が回らなくて、だったら、どこを落とす?って考えて、あの箇所になった、ってことでしょ。

もう、作者自ら、ここは出落ちキャラばっかですから、わかってますよね?ってことまで込みで描いている気がするので。

で、次回、直哉vs真希、なんだろうけど。

でも、これ、そもそもなんでお家騒動してたんだっけ?ってレベルでどうでもいい。

あと、さすがに、ここまで野獣化した真希にはキャラとしても魅力も感じない。

ということで、おいおい、呪術廻戦、この失速ぶりはさすがにないんじゃないの?ってレベルで、呆れている。

そんなところまで、ハンターハンター化しなくていいんだけどな。

なんか、今週のワンピもひどかったけど、ジャンプ、劣化が激しすぎない?

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ゴジラS.P(シンギュラポイント) 第10話 『りきがくのげんり』 感想

2021-05-27 01:05:42 | Weblog
いよいよゴジラと自衛隊の衝突!という定番の見せ場になったわけだけど。。。

うーん。

危惧していたとおり、ここに来て、銘とユンの「天才」による葦原のメッセージの解読と、ゴジラをはじめとした怪獣が暴れるシーンが、交わらずに分断されてしまっている。

特に、今回は、謎解きシーンが完全に独白系のもので、これは、さすがに小説とかの形でテキストで読んだほうがいいなぁ、と思ってしまった。

これ、終わったら、円城塔の小説が出たりするのかな?

なんかそっちを読んだほうがいいような気がしてきた。

それから、流れに任せて、銘とユンの謎解きも進んでいくわけだけど、さすがに銘の行動原理がわからなくなってきたかなぁ。

あんなに世界中をあちこち言われるままに移動しちゃうものなのだろうか?

まぁ、そんな心情のリアリズムを求めてはいけないのだろうけど、だったら、銘とユンは、ネットではなくオフラインで会いながら検討していく、というのでもいい気がするのだけどね。

それぞれ違う現場にいて、違う新事実を見つけて、それらをつきあわせて正解にたどりつく、真実を見出す、というのも、わからなくはないのだけど。

なんかね、謎解きの部分が、あまりにも駆け足で、いまいち、乗れなくなってきた。

とにかく、未来と過去が入れ替わって、因果の逆転とか生じるのね?くらいしかわからないなぁ、と。

多分、あと2話か3話だと思うのだけど、これ、ちゃんと収束するのだろうか?

このままだと、ゴジラのテーマ曲とともに、またゴジラが東京湾から現れましたね、くらいしか記憶に残りそうになくて・・・

それじゃ、いつもと変わらないじゃん、と思ってきた。

次回あたり、もうちょっとゴジラパートと銘+ユンパートのシンクロがほしいなぁ。

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聖女の魔力は万能です 第8話 『覚醒』 感想

2021-05-26 13:22:40 | Weblog
いいねー、いや、これはいいw

8話まで引っ張って来た上での、聖女としての覚醒。

典型的なホークの危機を目の前にしてのイヤボーン!・・・だったのには苦笑したけどw

でもその直前の、セイの危機を、そのホークが渡した髪留めが発した氷魔法が救った、というタメがあればこその、聖女爆誕だったわけで。

いやー、見せ方、うまいよね、この作品。

静と動をちゃんと使い分けている。

なにげに作画も安定しているし。

こう、尻上がりにうまく盛り上げてきているのがいいね。

あと、ホークだけだったら、ちょっと甘すぎたかもしれないけれど、そこにユーリという道化キャラが加わったのも、いいリズムを与えていた。

理由は微妙に違うけど、ホークもユーリも、セイを絶対守るマンになっているのいい。

しかも剣士と魔法使いなのだから。

要するに、ちゃんとチャンバラしてるんだよねw

そういうところが安心して見れていい。

ということで、とうとう聖女として覚醒してしまったセイだけど、次回、どうなるのか。

なんといっても、王の覚えのよいユーリが、現場でセイの浄化魔法の発動をもくげきしてしまったのだから、もうこれ、誰も文句を言えないだろうし。

むしろ、王子との確執のほうが表面化していくのかな?

そういう、魔獣退治と王宮政治の間でいい塩梅に行ったり来たりするのもいい感じ。

ホント、バランスのいい作品だなー

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トニカクカワイイ 第150話 『いつか大人になる君へ。それを言わない胆力がどれほどのものか知って欲しい』 感想

2021-05-26 10:50:36 | トニカクカワイイ
いやいや、エピソードタイトル、長すぎでしょw

で、とにかくナサくんはいいやつだね、ってことがまたもや明らかにされて、司のナサへのラブが爆上げ!した回だったw

いや、ラブコメは、こういうのでいいんだよ。

1400年の司の話は、適宜、挟まれればいいくらいのことで。

てか、もうあんまり必要ないけどね。

まさにネタとしてしか使われないだろうしw


でもまぁ、1400年の間にすっかり凍てついてしまった司の心を溶かした、という点では、ナサくんは、ホント、すごい人だよ。

なので、もう、この凄さのまま、ぜひとも月にまで二人でいってほしいw

まぁ、次回からはまた、くだらないダラけた日常が始まるのだろうけど。

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彼女、お借りします 第189話 『楽園と彼女②』 感想:なんか振り出しに戻ったような感じしかしないのだけど。

2021-05-26 10:33:27 | かのかり
うーん、扉には「新章開幕!!」とかあったけど、なんか、これ、振り出しに戻ったようにしか思えないのだけど。

まぁ、千鶴が「乗り切ろ、二人で」というところは、一歩前進といえば前進とも言えるけれど。

それに瑠夏ちゃんには、栗林という抑止力がつくことになったし。

ただなぁ、ここにはまだ麻美がいないんだよなぁ。

これ、絶対、途中で合流してくるだろう?

それも木部の入れ知恵で。

ここに来て、木部が完全に爆弾野郎だな。

それにしても、和ばあさん、ほんとジョーカーだなぁ。

もともと、千鶴と和也の関係が始まったのも、和ばあさんのせいだったことを思うと、たしかに、ばあさんが仕掛けた事件だからこその「新章開幕」なのかもしれないな、と思ったりw

でも、本当は、もうこういう旅行的閉鎖空間はいいから、海くんのほうとの女優話の法を進めてほしかったんだけどなぁ。

だって、さすがに千鶴が女優であることは、和ばあさんも知っていることだよね?

まさか、その事実を知らない、ってことはないかと。

しかし、この旅行参加まで、千鶴と和也の間ではレンカノとして扱って費用が発生する、というのは、さすがに、千鶴が鬼畜すぎるのだけど。

ということは、千鶴は、この旅行を、事務所に全部、報告しているってこと?

でも、そこまで事務所の介在をひっぱるのなら、いい加減、旅行の現場に、その事務所の人が登場!とかいう展開もほしいところかな。

さすがに、もう、このレンカノ設定自体が、物語的にも破綻してきているでしょ。

なんか、気分とかシーンだけでつないできた結果、いろいろと水漏れの激しい物語展開になってきていると思うのだけど、大丈夫なのかね?

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呪術廻戦 第149話 『葦を啣む‐弐‐』 感想

2021-05-24 10:30:02 | 呪術廻戦
終わってみれば、真希のパワーアップ回。

それも、真依の呪力を得てのもの。

なんか、ナメック星でピッコロが強化されたときみたい。いや、あれは、地球に戻って、昔一つだった神と融合したときか。

でもまぁ、やってることは同じ。

もともと「ひとり」として生まれるはずだった一卵性双生児の真希と真依が、いわば融合して、本来の姿に戻った、というだけ。

それをみて、血相変えて、スーパー真希に挑んで、あっという間に瞬殺されてしまう扇って、これ、ただの出落ちじゃんw

なんだかなぁ。

いや、まぁ、だから、全部が、単に真希の強化回でしかなかった、ってことなんだけど。

しかし、居合とかの描写のせいか、ほんと、ハンターハンターにしか見えないのだけど。。。

鬼滅のジョジョ・リスペクトよりも露骨になってきた気がする。

ちょっと、ここに来て、呪術廻戦、失速してきてないか?


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蜘蛛ですが、なにか? 第19話 『ひらけ、同窓会?』 感想

2021-05-22 01:05:38 | Weblog
おー、なんかそこかしこに陰謀の匂いがする展開になってきたぞw

てか、この物語の何がスゴイって、普通は善玉のはずのエルフを、なんか悪役にしているところだよなぁw

ポティマスって、あれ、どうみてもラスボス級の悪のひとりだよね。

そのせいで、エルフの里も、どうにも一癖ありそうな場所にしか見えない。

しかし、ポティマスって、ボディは機械だったのか。

時系列でいったら、ソフィアの家を訪れたときは、今、シュンたちがエルフの里にいるときから見て15年とか前なんだよね?

で、その時点ですでにボディは機械だったってことなんだろうな、あの演出は。

こうなると、吸血鬼のソフィアを蜘蛛子さんが、結局守るようになるのかね。

にしても、対マザー戦が、あまりにも唐突に始まり、唐突に終わったのにはびっくり。

まぁ、すでに並列意思の連中が、マザーの体力、というか魂を削っていたからなのだけど。


でも、今回、改めて思ったけど、この作者、相当、頭いいよね。

これだけ、バラバラの話を一つにまとめ続けているのだから。

時系列もバラバラ。

キャラもバラバラ。

おまけに、今回の「同窓会」の様子だと、元クラスメートにしても、多分、敵味方に分かれるわけでしょ?

そうなると、この異世界での国家間の対立だけでなく、元クラスメート間の、転生前からの確執も、戦闘状態に入って以後の情勢の形成に影響を与えるってことだよね?

うーん、ホント、よく考えてるなぁ。

あと、今更だけど、蜘蛛子さんCVの悠木碧の一人芝居には感服。

これ、キャスティングにも結構、助けられている作品だよなぁ。

いやはや、ホント、面白い。

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グレイプニル 第64話 『心を一つに』 感想: 思っていたほどには物語が進まなかったのだが・・・

2021-05-21 19:04:25 | グレイプニル
うーん、結局、今回は、修一とクレアの融合体のお披露目だけで終わってしまった感じ。

あとは、海斗が、グダグダと修一に向かって説教じみた誘導を仕掛けていたくらいかなぁ。

学校襲撃というシチュエーションも、少なくとも今回に関してはあまり意味があるようには見えなかった。

最後に、三船が襲われそうになる、という動きはあったので、その点、次回で動くのかもしれないけれど。


で、とにかく、展開がのろい。

エレナ組や小柳組、あるいは池内組?とか、合流してもおかしくはない人たちが一向に姿を見せない。

まぁ、時間的にこの短時間で駆けつけるのは難しいのかもしれないけれど。

あと、敵も海斗ひとり、というのがね。

これだと、次回、海斗が一旦引いて、その後、修一とクレアが周りの生徒たちから好奇の目で観られて、とりあえず、もう学校にはいけません!ってことになるのかな。

まぁ、誰が三船を救うのかにもよるけれど。


ともあれ、海斗がラスボスとしては、あまりに厨二的すぎて魅力に欠けるので、そろそろ真のラスボスが登場してほしいのだけど。

宇宙人だと思うんだけどなぁ、ラスボスw

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ゴブリンスレイヤー 14 (第14巻) 感想

2021-05-20 12:47:48 | Weblog
いつの間にか、ゴブリンスレイヤーも14巻。

12巻の感想ではもうだめだー、と書いていたけど、しかし、13巻やこの14巻を見ると、もう、なんていうか、これは、水戸黄門みたいなものと思っておけばいいんだな、という気はしてきた。

最後にゴブリンが出てきて退治されるのがお決まりの展開で。

そうなるところまで、どうやら、ゴブリンスレイヤーのパーティ一行が、冒険という名の諸国漫遊の旅に出かけることになる、というのが、行き着いた先みたい。

今回だったら、それは、北欧的なヴァイキング的な世界の紹介ということで。

まぁ、それはそれでありかな、という気もしてきた。

ゴブリンを対峙する、というオチだけ確定した、オムニバスの漫遊記。

そうして、作中の四方世界を描いていけば、このお話は永遠に続けられる。

まぁ、『魔女の旅旅』方式というかw

あ、『キノの旅』方式のほうがいいかなw

ともあれ、そういう展開。

あとは、女神官の成長を、ゴブスレパーティ一行とともに確認していく、ということかな。

実際、事実上、女神官が語り部みたいなものだし。

成長の伸びしろがある人を物語の真ん中に据えたほうが、読みどころは作りやすいだろうし。

なんか、そんな感じ。


じゃあ、今回のヴァイキング編はどうだったか、といえば、なるほどヴァイキングたちの生態はこんな感じなのね、神様も違うのね、言葉も違うのね、スゴイ訛ってるのねw、ってな具合で、合格点の面白さ、だったかな。


ということで、ダラダラとしばらくは読み続けていくような気もしてきたw

意味が大してないほうがいい、というのは、物語としてはどうなのだろう?とは思うものの、でも、読み続けさせるためにも、そのほうがいいのかもね。

完全に、サザエさん作戦だがw

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