BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

よふかしのうた 第13話 『よふかしのうた』 感想

2022-09-30 17:57:46 | よふかし
あーあ、終っちゃった。

いやいい終わり方だったけどね。

それにすでに原作の方を堪能しているしw

でもなー、もうすこし、このダラーっとしながらも、ちょっと甘酸っぱい感じのお話、映像で見ていたかったなぁ。

マンガとはまたちょっと違う良さがあって。

というか、色ついたときどんな感じになるか、ものすごく考えて作ってあってよかったよ。

今回も、ハツカとのやり取りの中で、カメラを引きながら撮影している感じに映しているときに、ふとみると、窓ガラスに吸血鬼のハツカの姿は映ってないことがちゃんと表現されていて、

ああいうところで、人間と吸血鬼の間に存在としての超えられない壁があることをきっちり描いている。

にもかからず、それをコウは、勢いだけで、直球の言葉だけで破壊して突破しちゃうんだよね。

むしろ、吸血鬼のほうがコウに惚れちゃいそうになる感じで。

ホント、コウはたらしだなぁw

今回ハツカを前にして見栄を切ったときにはホント、そう思ったもの。

だって、ニコにしたって、暴れはしたけど、結局、コウを生かす方向で、ナズナを締め上げてわけだし。

コウがいうとおり、あそこにいる吸血鬼の誰一人として、望んでコウを殺すやつはいない。

それはもう確定事項だからね。

そういう意味では、一瞬だけ、ブランコに座っているところが映った星見キクだけが、本気になってコウを殺しに来るかもしれない。

まぁ、それは原作でもまだ起こっていない、でも多分、この先起こりそうな気のする展開なんだけどw

ということで、終ってしまった。

これ、2期やんないかなぁ。

どこかしら、ドラマのIWGPとか、全盛期のシャフトの手による化物語的な雰囲気もあって、なんかいい感じだったので。

後は、この先の展開が思っていた以上に面白いからw

アキラも探偵さんもいい味出すからなぁ。

新キャラの人たちも可笑しいしw

あー、そうそう、「よふかしのうた」って、EDに流れてる楽曲のほうがさきにあって、それにあやかってつけられたタイトルだったんだね。

びっくりだよ。

でもなんかしっくりするから不思議。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 第11話 『過酷(エンドレス)』 感想: やっぱりここで終わるのか、ベルくんとリューさんの苦闘は終わらない。。。

2022-09-30 12:17:45 | ダンまち
あー、そうだよね、ここで終わるよね。

深層37層で、ボロボロの身体で残されるベルくんとリューさん。

で、続きは1月から・・・、とは。

なんだか、原作13巻読後の悲劇アゲイン!って感じだよ。

まさか、投げっぱのままで終わった13巻の絶望を、再び味あわせられるとはw

あー。


しかし、改めて映像で見ると、この13巻末のベルくんの勇姿については、主人公補正がちょっとやりすぎって思ったかなw

それくらいベルの復活があまりにも都合良すぎたでしょ。

マーメイドの生き血、すごすぎ。

あと、あんなに水の中で生き血を流し続けたらもったいないんじゃないの?って思ったり。

で、そうしてジャガーノートの前に再び現れたベルくんだけど、

いや、リューさん、まずはベルくんの右手がちゃんとついて動いていることに驚こうよ!って何度も思ってしまったw

文字で読んでる分には気にならないけど、映像になると、さすがにちょっと、って思わないではいられないくらいの主人公補正w

でも、そうなるとこの先の原作14巻の部分も、映像で見せられると、えー、それありかぁ?ってことになりそうだなぁ。

14巻ってとにかく、これでもかこれでもか、というくらいにベルやリュー、さらにはリリたちも痛めつけられ続ける話だから。

問題は、そういう陰惨さ表現が映像でどこまで再現できるのか。

作り手の表現技能としても、いわゆる暴力の表現コードにしても。

というのも、最後のモンスターの腹の中から出てきたベルとリューだけど、原作であったような、モンスターの胃液で消化され続けた結果、皮膚がただれていた、という感じにまでは描かれていなかったから。

14巻ってとにかく心身ともにベルとリューがギリギリまで追い詰められた事実があったからこその、最後のカタルシスになるので、途中が半端な表現止まりだと、結構興ざめしそうな気がするくらいなものなので。

どうか徹底的にベルとリューを痛めつけてやって下さいなw

といっても、14巻の前半はむしろヴェルフたちの強化イベントしての階層主討伐の話だったはずから、なかなかね。

でもそれもベルとリューが深層で耐乏生活を強いられていた、という苦痛の時間をリアルにするためのものだったからやむを得ないのだけど。

あとは、リューがすでに死んでしまったアストレア・ファミリアのことを回想するシーンで占められるはずだから。

だから構成的には、結構、リゼロのシーズン2に似ているところがあって、多分、ブツブツと回想シーンが入って、本編が進まない、という感じの構成になると思う。

で、リゼロのシーズン2が不評であったことを考えると、ダンまちも気をつけないと二の舞いになってしまうかな、と。

なので、1月からの深層編は、なかなかドキドキさせられる。

読んで面白かったものが、必ずしも映像にして面白いわけではない、という事例のひとつになってしまうかもしれないから。

ともあれ、1月まで3ヶ月待ち。

といっても、その間に、アストレア・ファミリアの外伝?(ゲームシナリオのノベル化らしいが)が3ヶ月連続で刊行されるので、なんだかんだ言って、そちらを見てしまうのだろうな、と思ったり。

その後、年が明けてから、ようやく本編の続きの18巻も出るようだから。

ちょっと出版社に踊らされているようにも思うけどね。

でも、18巻で展開されるはずのフレイヤ・ファミリアとのウォーゲームは楽しみなんだよな。

しかし、1月からの深層編で14巻までやったら、そのままフレイヤ/シル編に行く、というよりは、外伝のソード・オラトリアのダイダロスアタックや、フレイヤ様の昔話のほうとか、も映像化しておかないと、多分、本編と辻褄が合わなくなると思うのだけど、どうなるのだろうね。

ただ、ソード・オラトリアは、1期が盛大にコケたので企画としては通りにくいかもだけど。

ダンまちは、良くも悪くも、本編以外の話も含めてユニバース化してきているので、そちらも補わないとわかりにくくなっているのが玉に瑕。

読む分にはおもしろいんだけどねー。

ともあれ、1月を楽しみに待とう。

4期は作画クオリティも良かったので、このままの質で深層編に行ってくれ!

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サマータイムレンダ 第25話 『ただいま』 感想: 最後まで丁寧に作られた物語で大満足! 潮、よかったね!

2022-09-30 11:04:10 | サマータイムレンダ
前回で、シデもを倒し、ヒルコの襲来も消去し、ウシオが世界の再構築をしようとして終わったところを受けての最終回。

要するに、ループを抜けた先の「未来」を実感するエピローグだったわけだけど。

うん、よかった!

もちろん、このエピローグの内容もすでに知ってはいたけれど、原作とはまたちがって叙情のあるつくりで仕上がっていたと思う。

なによりも島の人びとの日常が回復されたことが随所で表現されていてよかった。

それに、前回の最後でハイネが願ったとおりに、彼女がちゃんと成人した竜太郎の娘として登場したところもね。

再登場したひづるが、本編の時と同様に、慎平の話をちゃんと「あり得べき」物語として理解し、その出所を並行世界に定めるところとかも。

それをネタにして『サマータイムレンダ』なる小説を書こうとするのは、まぁ、ちょっと、作者、やりすぎじゃない?とは思ったけどw

でも、ひづる、という物語の効果に理解のある人物がいたからこそ、最初の頃は慎平は立ち上がることができたんだよな、って改めて思った。

なので、やっぱり、この作品、人物の配置が物語の展開にきっちりとハマっていて、びっくりなんだよ。

もちろん、メインの話は、慎平と潮の悲恋にあるわけだけど、その背後で、ひづると竜之介、そして波稲の過去の話がちゃんと効いてくる。

前回の感想でも書いたように、アニメでは、このループの物語を起動させて潮/ウシオにループからの脱出役を任せたのが、そのそも波稲だったことを思うと、ホント、このひづる、竜之介、波稲の3人は、物語に不可欠なバイプレイヤーだったんだよね。

潮と慎平が7月24日の惨劇を回避しようと懸命に戦ったの対して、ひづるたち3人は、その大本を叩かなくちゃいけないと思いながら、3人ともがかつて「失敗」してた人物として登場していた。

だから、3人が3人の方法で「贖罪」を試みようといていた。

過去のやり直しを望んだのは、慎平と潮以上に、ひづる、竜之介、波稲の3人だったんだよね。

その、この物語の根底にある「原罪」について、この最終話はより伝わるように描かれていたと思う。


まぁ、そういうところが、アニメの面白いところだよね。

マンガの方は強調したいキャラや場面を切り出して示すから、慎平と潮が前面に出てきて、後は皆、程度の差こそあれバイプレイヤーになってしまうけど、

アニメの場合は、コマのあいだをちゃんと動きで補わなきゃいけないから、それによって各人の行動の意味が言外で示されることになる。

要するに、ちょっとした動作やしぐさで、心情や意図を描くことができるわけで、ひづる、竜之介、波稲については、その点の補強が全25話の中で緻密になされていたんだな、と思う。

そういう意味では、終盤、原作とはちょっと違って、物語の厚みが増していたよね。

まぁ、そう感じるのも、第24話の最後でウシオが、自分がハイネに選ばれた理由に触れることで、物語起動の最初の一撃である、波稲が潮をコピーした意図が明らかにされたからだけどね。

あれはやっぱり大きかったなぁ。

見方がかわったもの。

でも、そういう、終盤で明かされた真実によって、それまでの物語全体の解釈にブレが生じるところが、ループものの面白いところだけどねw


ということで、とにかく面白かった!

アニメという原作の翻案を得たことで、原作の方の読みにも深みが増したので、なんかこうやって書いていると、いくらでも新たな解釈が浮かんできそうなのだけどw

慎平についても、潮についても。

もちろん、澪やひづるについても。

なので、もしかしたら、この後、また全25話についての感想とか書くかも、だけど、とりあえず、今はこのあたりで。

ただ最後にひとつだけ。

やっぱり潮の物語だったんだよね。

オリジナルの潮が殺された時点で、ウシオの行動は、いわば潮の残留思念、亡霊のようなもので。

その潮の怨念が、たまたま得ることができた波稲の「影」のボディを得たことで、現実世界にとどまることができた。

その時限付きの現実世界への残存が、全てだったんだよね。

なので「影」とはよくいったもので、本当に影だったんだよね、潮の。

その潮の未練があったからこそ、慎平は仮初のリーダー役を務めることができた。

怨霊になってもおかしくなかった潮が、聖霊として慎平の守護者になった。

それだけ聞くとなんだかFATEみたいだけど、でもまぁ、そこに意味があった。

そもそも、潮は殺された時点で、慎平と恋に失敗して、いわば「失恋」していたわけだから。

そういう意味では2クール目のEDは、最高だったね。


とまれ、こんな感じで止まらなくなるのでw、とりあえず今はここまでw

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メイドインアビス 烈日の黄金郷 第12話 『黄金』 感想: この第2期は冒険者ワズキャンの妄執こそがテーマだったんだな。

2022-09-29 12:35:57 | アビス
やっぱりアビスって場所がすでに魂と身体の混じり合った混沌空間なんだろうな。

2期最終話は2話分の長さだったけど、でもこれ、途中で分断することは話の流れ的に無理だから、大正解だった。

とにかく凄い。

もうなんていうか、ファプタが完全に、一種の幻想破りで、ワズキャンがイルミューイを使って生み出した「成れ果て村」というコロニーを、完全にぶち壊して終わり。

これ、イルミューイの子どもであるファプタからすると、完全に復讐なんだけど、でも、このアビスの深界6層までやってきたワズキャンからしたら、冒険を続けるためのベースキャンプだったんだよな、って改めて思った。

本来なら、成れ果てになって、人間性を喪失して終わり!のところを、とにかく知恵を使いまくって、ここまで生き延びたのだから、このワズキャンの執念は執念でちゃんと正当に評価しないといけないのだと思う。

キャラ的には完全にマッドサイエンティストだけで、でもマッドだろうがどうかに関わらず、謎の世界の扉を開けようとしてあがいたのだから。

冒険ってそういうものでしょ?という過酷さを表現した点で、結局、この第2期の話はワズキャンこそが裏主人公だった、ってことだよね。

というか、ワズキャンがゲーマスか。

状況次第では、ワズキャンは、黎明卿ボンボルドのように、白笛になっていたのかもしれない。

あー、そうか、だから、ナナチは、ワズキャンの策謀に気づけたのか。

ボンボルドの思考様式に通じていたナナチだからこそ、ボンボルドと同類のワズキャンの企んでいた、今度はリコを贄にして自分たちをアビスでも自由に活動できる身体に作り変えようとする計画に気づくことができた。

人の道を踏み外したやつがどんなことをするのか。

未知の謎を解こうとする人の欲望には限りなんてないことに。

そう思うと、これまでの冒険があったからこそ、リコたちはこの危機を切り抜けることができた、ということだった。

ボンボルドが他人の命と身体を踏み台にして、自分の魂だけを転移させ続けることで、一応、人間の装いを保ったのに対して、

ワズキャンは、人間の身体そのものをアビスに適合したものに変貌させようとした。

要するに、ボンボルドは魂だけを取り出して別のボディにその魂を転移死綴ることでアビスでの生存を可能にしたのに対して、ワズキャンは、身体そのものの改造を考えた。

ともに冒険してきた者たち全員で、アビスの攻略を完遂しようと考えた点で、ワズキャンのほうが、ボンボルドよりもパーティリーダーだったのかもしれない。

ボンボルドが徹底した個人主義者であったとすれば、ワズキャンは集団があってこそのリーダーだった。

だからワズキャンには「成れ果て村」が必要だった。

実際、あの村には、あそこまでやってきた人たちがみな、成れ果てのまま、一応は意識を残しながら生活していたのだから。

あれはあれでものすごい快挙だよね。

もちろん、成れ果てであるから、もう半分は死の世界に足を踏み入れていたわけで。

それは、今更ながら成れ果てになってしまったヴエコの様子を見ればよくわった。

あのヴエコは、ナナチからしたらミーティの成れ果て化の再演のように見えて、だから、ちゃんとフォローできたのだろうな。

その意味では成れ果て村って、煉獄のような場所だったわけで。

その中二階のような場所が、その場所を生み出したイルミューイの最後の子どもである異形の子ファプタによって破壊されるという因果。

でもまぁ、ワズキャンも仕方ないな、それは、って思ってたんだろうな。

それでも、レグを使えばファプタを抑え込むことができると思っていたところが、さすがのワズキャンだったわけだけどw

いや、ほんとすごいや、ワズキャンのアビスの底を目指す執念は。

それにしても、イルミューイの体内であるがゆえの、アビスの呪いの解除が可能だった、というのはやっぱりすごい。

ただ、だんだん、このアビスというのが、一種リアルな物質でできたゲーム空間のように見えてきたのも確かで。

なぜなら、もう魂が魂だけで存在することは当たり前になっているし、魂は身体を移り変わることも当たり前になっている。

輪廻転生のサイクルが思い切り早くなっているように思えるし。

ナナチやレグ、あるいはファプタのように、人間とは異なる生命体も誕生している。

前から言っているように、アビスの底で死産の子だったリコが生き返っているのも、もはや異なる生命原理が働いているようだし。

なんていうかねー、もう、このお話は見てるだけで、ホント、いろんなことを考えさせられる。

だから面白いんだけどね。

今期で言えば、リコリコやエンキスのようにオリアニは、物語放棄のアトラクションものになってしまったし、

原作ありのもののほとんどは、なろうの焼き直しか、その反動で人気を博した漫画のになってしまったけど、

この『メイドインアビス』だけはもう、完全にカテゴリーエラーが起こってもおかしくない、唯一性の高い作品で驚愕する。

問題は、これでほぼ原作ストックを使い果たしてしまったので、下手をすると、このまま未完で終わる可能性もゼロではないこと。

この作品のテーマは、どんどん現実世界でもリアルになってきている気がするので(技術的にも、政治的にも)、不幸な賞味期限が来ないでほしいことも含めて、続きを早く転回してほしい、と思う。

デジタルなゲーム世界がリアルの物質で可能になったらどうなるのか。

アビスは、それを可能にする閉鎖生態系のように思うんだよね。

ダンまちのダンジョンと似たようなものとして。

生命のみならず生態系そのものを現出させる不思議物質。

そういう気がしてきている。


とまれ、2期すばらしかった!

どんな形であれ、続きが楽しみだ。

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オーバーロードIV 第13話 『滅国の魔女』 感想

2022-09-28 11:33:50 | オーバーロード
あーそうか、最後はラナー大活躍の回か。

というか、これまでのナザリックの王国侵攻の青図を裏で書いていたのがラナーだったんだよな。

クライムと永劫の時を過ごすための対価として。

でも、もともと第2王子からラナーのヤバさについては2期の頃から言及されていたから、ようやくその本性が、ラナー自身の手によって明らかにされただけなのだけど。

なので、王国侵攻を茶番と言うか、ラナーによる大願成就と見るか、は微妙なところ。

でも、『オーバーロード』の面白さが、悪とはなにか、悪虐とはどのような行為か、そういうテーマを、あくまでもコメディとして提供していると頃にあると思っているので、やっぱり、このラナーの「本心からの悪魔」バレは、このシリーズの中では白眉のエピソードだと思った。

なんか、王を殺すときくらい、レイプ目にしておいてくれ、とかいう人もいるようだけど、それは全然ダメ。

ラナーのポイントは、正気で気が狂ってるんだから。

というか、世界を見る価値観が悪魔のものなのだから。

当たり前のように悪虐ができるのが重要で。

そういう意味では、ラナーの場合、なにかの手違いで人間として生まれてしまった、という感じで、その違和感をなくすために、悪魔になる道を選んだ、ということ。

ちょっと語弊はあるけど、性転換を望む人たちに近い。身体と心にズレが生じているというか。

だから、そのズレを解消できたという点では、ラナーは本当に幸せだったのではないか。

ただ、そのために悪魔と契約しないといけないのは、物語として非道だし、

その道行に、自らは望まないまましかし悪魔にまでされてつきあわされるクライムは不幸の中の不幸モノ、って感じ。

ガゼフやクラインが騎士道や武士道を貫いて死を選べたことが、逆に尊いものに思えてくる。

という、諸々のことを含めて、ラナーの悪魔化話は興味深かった。

圧倒的に主役は彼女だよね、アインズじゃなくて。

というか、アインズはあくまでも物語の進行役くらいでしかない。

そのアインズの世界で、悪魔も人間も翻弄される様を描くのがいいところ。

最後のレイブン卿なんて、そのさいたるもの。

よりによって彼だけが生き残るのだもの。

大虐殺のときに、レイブン卿を逃がすのに命を散らした冒険者たちは浮かばれないよね。

そういう皮肉も含めて、面白かった。


というわけで4期も終わり。

とりあえず、聖王国の映画をやって、5期はまた数年後なんだろうな。

そこまでひっぱるのかどうか、KADOKAWAがあんな感じだとわからないけど。

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カッコウの許嫁 第128羽目 『ちゃんと答えたい!』 感想: ここに来てエリカを巡る真のライバル登場?

2022-09-28 10:47:36 | カッコウ
確かにいきなりカツ丼を一口サイズでオードブルにした凪は、エリカの言う通り、村人ではなく勇者かもしれないw

くだらないけど、ちょっと関心。

そう来ましたかって。

で、そんな中、凪をフィアンセだと紹介して、ちょっと待った!をかけたがる兄さんが登場。

紹介は次回だろうけど、これ、どう見ても、自称・エリカの婚約者、だよね。

まぁ、凪がひろと正式に付き合い始めた、となると、それとのバランスをとるために、エリカを狙う恋敵は必要になる、ということか。

でも、この自称・婚約者、なんか雰囲気的にあいちゃんに似ているのだけど、単に他人の空似だよねw

とまれ、沖縄編、物語が動き出すには、あと2話くらいは必要な気もするけど、これ、どこに向かうのだろう?

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彼女、お借りします 第253話 『引っ越しと彼女⑤』 感想: さすがは我らが縁結びの神!八重森さま!

2022-09-28 10:36:18 | かのかり
うん、やっぱり八重森が絡むと話が早くていいね。

どんどんやっちゃってくださいw いっちゃってやってくださいw

そんな感じw

で、これで、八重森が勧めた通り、はたして千鶴と和也の同居は成立するのだろか?

しかし、八重森の口から、シェアハウスという言葉が出てきたときは、予想通りで笑ってしまったw

もっとも、その直前の、「ち、ひよったな」の時の八重森の顔は、今まで一度もなかったような、マジで心底侮蔑するような顔だったので、その憤慨があったからこその爆弾提案だった、ってことだな。

てか、いい加減、なんとかしろや、和也、このオワコンめ!

って感じの八重森が、マジ読者の声代表で笑ったw

ホント、いい加減、話し進めてくださいな。

とはいえ、そんな八重森の甘言にそそのかされて、しっかり最後には千鶴も「もう一度キスしてみたら?」の実験を実行しているのだから。

これ、もう千鶴の気持ちもほぼ確定と思っていいんだろうな。

となると、この先どこまで八重森が二人のお膳立てをしていくのか、気になる。

やっぱり、千鶴、和也、八重森の3人で、千鶴の実家に同居かなぁ。

いや、そうでないと、今後、逆に、八重森の登場の仕方が難しくなるから。

彼女は、どこまでいっても、隣人だからこそやけるおせっかいを施すことで、話に絡んできただけの人なので、ね。

だから、引き続き隣人という名の観察者であり、読者代表であり、作者の声、であり続けてほしいところ。

ということで、むしろ、八重森の今後が気になってきたw

あとは、ぼちぼち、瑠夏ちゃんと墨ちゃんの再登場かな。
そうそう、ビッチ麻美はなにしてるんだろう?

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トニカクカワイイ 第208話 『あったかもしれない未来の話』 感想: 司がそんなに息の長いキャラだったとはw

2022-09-28 10:22:27 | トニカクカワイイ
始まってそうそう、いきなりハヤテとかナギとかマリアさんがでてきて、これ、どうなるの、どこにオチがあるの?・・・って思ってたら、

なんと、『電神ソフィア』のヒロインが司だった、というオチだったとはw

いや、ちゃんとつながって凄いな、とは思ったけどね。

でも、そうだったのか。

てっきり司は、ヒナギクの人気にあやかったスピンオフキャラだッタと思っていたのだけど、そうではなく、むしろ、ヒナギクのほうが、司のスピンオフだったんだなw

キャラの作りこみってのも難しいものだなぁ。

それにしても、今回のタイトルの「あったかもしれない未来」って、過去に未来があるような物言い、でも、今回の司の誕生秘話にはとてもあっていて、なんか、ちょっと、ほう、と納得してしまった。

まぁ、未来が過去になる、という言い方は、ゲームが出てきてからはあたりまえになって来てはいるんだけどね。

『進撃の巨人』もそうだったし。

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よふかしのうた 第143夜 『卑怯じゃない』 感想

2022-09-28 10:06:32 | よふかし
そうかー、ハルカ、ハルさんの眷属だったかーw

それは考えてなかったなぁー。

でもそりゃハルの眷属もいるはずだよね、吸血鬼なんだから。

しかも40年前からかー。

なんていうか、吸血鬼が厄介なのは、吸血鬼化したときの年齢で容姿が固定化されるところだよな。

ハルカなんて確かに高校生で通じるもんな。

でも下手したら、マスクマンよりも吸血鬼歴、長いんじゃね?


で、ともあれ、ハルの眷属ハルカが登場して、なんだかんだいいながら彼のハルさん思い出話を聞くうちに、ハルだけでなくキクの過去についてもいくつか明らかにされていくのだろうな。

問題は、ハルカがナズナたちと、今後、どういう関係を築いていくかだけどw

このあと、彼も同行するのだろうか?

にしても、そのハルカにちゃんと嫉妬しているコウがおかしいw

卑怯かどうかはさておくとしてw

その点、ススキはコウ推しでブレないのが清々しいw

そして、そんなコウが話す一部始終をだまってちゃんと聞くアキラって、マジいいやつだなw

ホント、保護者w

とまれ、北海道編のイントロとして面白いし、なんとなく方向性も見えてきたけど。

しかし、問題は、北海道はデカいこと。

はたしてこの修学旅行編だけでなんらかの決着に至るのかどうか。

あ、でもマヒルの救済問題があるんだよなぁ。。。

どうなるんだろう?

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season 第13話 『あなたが出会う最悪の敵は、常にあなた自身だ。』 感想

2022-09-27 01:29:50 | Weblog
3期確定済みでの2期最終話なので、最後の土壇場で坂柳が登場したのも納得。

原作未読なので、終始ポカンwだけどね。

しかし、軽井沢にしても、佐藤にしても、綾小路に完全に転がされているのが凄いな。

その横で堀北の気分をアゲアゲにしながら、櫛田の恨みを完全に買う。

で、最後に坂柳だからなぁw

なんか、ものすごく綾小路、忙しくなってきてない?

龍園まで、競合企業から提携先みたいにしちゃってるしw

なんていうか、2期を通じて綾小路が、ルルーシュと司波達也を足して2で割ったような感じのエッジの効いた最強キャラに激変したのはびっくりだな。

まぁ、だんだん綾小路の周りのキャラ配置がはっきりしてきたので、それら全てを綾小路目線で駒として見ればいいこともわかって、だいぶ見やすくなってきた。

ホントは1期を2クールにして、ここまでやって終わりにすべきだったよな。

でないと、一体何が目的で、こんな高校で策謀戦をしているのか、当初はまったくわからなかったからな。

そういう意味では、出だしが堀北と櫛田だったのは悪手だったのでは?

結局、軽井沢や佐藤のようなわかりやすい女子が周りに出てきてようやく、彼女たちの対応ぶりから綾小路の性格や意図も理解できるようになってきたから。

しかも、物語の構成上、常に綾小路による彼の意図や作戦のネタバレは事後になるのがズルい。

そりゃ、無敵少年になってしまうよね、綾小路は。

ということで、当初は全然期待していなかったのに、後半になるに連れて普通に見られるようになった。

3期も早く見たいけど、いつからなんだろう。

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