BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

狼と香辛料 XXIII Spring Log VI (第23巻) 感想

2021-10-28 19:46:53 | 狼と香辛料/羊皮紙
『狼と羊皮紙』の方から逆に、ホロとロレンスの、今更ながらの旅の物語。

前巻同様、今回の物語には昔登場したエルサも出てきていて、大部分は彼女視点からの語りだったかな。

当たり前だけど、ホロやロレンスを語り部にしたら物語が動かないからね。

しかし、これ、どこに向かうのだろう。

『狼と羊皮紙』の物語の補完、というわけでもなく、ただただホロとロレンスの旅路を描いている。

もちろん、かつてのように、旅先でロレンスとホロが活躍してその土地の問題解決をするというフォーマットは変わらないのだけど。

でも、その場合も、ロレンスがすでに「伝説の行商人」みたいな感じで、知る人ぞ知る大御所、みたいになっているので、かつてのように無用なトラブルから始まることもなくて。

ホロはホロで、もうただの腹ペコキャラのように、ずっと食べては飲む、を繰り返しているだけだし。

エルサじゃないけど、呆れるしかないw

というか、ホロはもう、いつかは訪れるロレンスとの死別のことだけを考えて活きているだけのように思えるし。

特に今回は、ロレンスが加齢で身体の自由がだんだんきかなくなり始めていることも記されていて、ちょっと悲しい。

そろそろ、何か、ホロとロレンスの旅の目的がほしいところだけど、それは、『狼と羊皮紙』の方でまずは記されるのかな?

というか、ホロたちはミューリたちにちゃんと合流するのだろうか?

でも、合流するとしたら、タイミングが難しいよなぁ。

ということで、なんとなくダラダラと、昔の好で読み続けてしまっているのだけれど、そろそろ単なるボーナストラック的な感じから脱してほしいところ、かな。

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takt op.Destiny(タクトオーパス デスティニー)第4話 『開演‐Showtime‐』 感想

2021-10-27 11:49:57 | Weblog
うーん、なんか、これ、もういいかな。

なんかロードムービー風のそれっぽいお話をつなげていくだけ、というおざなり感が今回、はっきりした気がする。

作画の良さが売りなのに、今回のような絵じゃだめだよね。

あと、タクトと運命/コゼットたちだけの旅じゃ、あまりにもテンポがのろい。

結局、あまたあるソシャゲアニメと変わらない、ってことで。

あと、CV内山が意固地な主人公を演じるとただめんどくさいだけのイキリ小僧になってしまって、見ていてイタイ。

彼はやっぱり、最初からこいつはニヒル枠、って方が、見ていて楽。

ということで、とりたててみるべきところがなくなったので、もういいや、って感じだった。

オネエ言葉を話す煉獄さんも気味が悪いだけだった。

せっかくの脇キャラもこれじゃ、ほんと、みるべきところがない。

シナリオがペラッペラの、量産型ソシャゲアニメのひとつ。

物語がない分、ギルクラよりもヒドイよ、これ。

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トニカクカワイイ 第168話 『ハヤテのごとく!2』 感想: あーあ、とうとうやっちまった、ハヤテネタw

2021-10-27 11:13:25 | トニカクカワイイ
いつかやるとは思っていたけど、マジで『ハヤテ2』ネタ、やっちまったw

いや、これはこれで懐かしいのは確かなのだがw

しかし、今回、ナギとハヤテとマリアしか出さなかったのは、ヒナギクをだすと司と区別がつかなくなるからだなw

などと、メタネタで笑わなくちゃならないのが、こういう作家自虐ネタのギャグのときの苦しさだがw

それにしてもびっくりしたのは、ハヤテって2017年まで連載してたんだ!

全然知らなかったよ。

てっきり、2010年代の前半には終わっていたものと思っていた。

まさか、トランプ大統領誕生後も続いていたとはw

これはギャグをラブコメと称して描くと、ただただ物語が拡散して、読者の記憶に残らないまま消えていく、といういい例なんじゃない?

そういう意味では、トニカクカワイイがその二の舞にならないことを願うw

ということで、次回は、ちゃんとナサくんと司で旅に出てよねw

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彼女、お借りします 第210話 『楽園と彼女㉓』 感想:もうすっかり和ばあさんが主役なんですけど、それでいいの?

2021-10-27 10:59:41 | かのかり
和也を呼び出して何かと思えば、いきなり和ばあさんが和也に感謝する、というのは唐突だし、それに1話、まるまる使うかな?

このマンガって何したいんだろうね?

ラブコメを装った人情物なのはわかってきたけれど、それにしてはいつまでも和也がうざすぎる。

てか、ウジウジしすぎている。

この流れだと、次回、和ばあさんと麻美が対決することになるのだろうけど、そこで麻美が勢いに任せて真実を伝えたとして、和ばあさんがどう対処するのか?

今回、和也にありがとう、と言っていたのも、多分、麻美との対峙を経たあとでは、下手したら、今回のようにもう素直に和也に感謝することができないと直感したからなのだろうけど。

その意味では、やっていることは、今際の際の小百合おばあさんと変わらない。

あの、嘘についての問答を千鶴としていたときの病床に伏した小百合おばあさんね。

結局、ここでも、「嘘と真実」の意味ってことになるのだろうけど。

でもなぁ、それって、このマンガで望まれていることとは違うと思うのだけど。

次回で、この温泉ホテルシリーズも24話になるので、ほぼ半年の間、このネタを続けていたことになるけど、正直なところ、映画製作のときのような盛り上がりは全然ないんだよね。

あと、どうやら、この旅行を機に、瑠夏ちゃんの敗戦処理は栗林が担当することになりそうだけど、そんな事後処理まで、誰も望んでいないと思うのだけど。

簡単に言うと、マンガのくせにこの作品、夢がないんだよね。

ムダにリアリズムを追求してドツボにハマっている。

ホント、小百合おばあさんの死のところで、一気に話をたたまなかったのがくやまれる。

そういう意味では、麻美を再登場させたの最悪の手だった、ってことになりそう。

あーあ、この先、どうなるのだろうね?

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無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第15話 『ドルディア村のスローライフ』 感想

2021-10-25 18:07:50 | 無職転生
そういえばギレーヌってどうなっちゃったんだろうね?

にしても、たまたま関わった獣人の村に、ギレーヌの兄がいるものかね?

まぁ、すでに、ロキシーの両親も出てきていたから、この物語が構成上は、かなりの頻度でご都合主義を繰り出してくるのはわかってきてはいたけどw

話が進みそうで進まない。

てか、ルーデウスの魔眼って使わないの?

まぁ、前回、ちょっと利用できていたようだけど。

もっと華々しく使う機会はないのかね?

てっきり、未来を予測する魔眼がきっかけで、ルーデウスたちがあの子どもの奴隷商人に目をつけられたと思ったのだけど、あまり関係なかったみたい。

ということで、ぼちぼち、ちゃんと元いた街?に戻って欲しいのだけど。

あ、でも、エリスの爺ちゃんは断首されちゃったんだよね?

うーん、ムダにハードファンタジーなのが玉に瑕w

まぁ、それがあるからギリギリ見れるものになっているわけだけど。。。

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ワンピース-ONE PIECE- 第1029話 『塔』 感想

2021-10-25 17:59:31 | ワンピ
こちらも展開が完全にぶつ切りで、構成悪いなぁ。

あれほど、ルフィVSカイドウを盛り上げておきながら、今回は、

前回の引きからのサンジの外骨格発生?の話と、

キラーVSホーキンスの決着

だからね。

で、キッドは左腕を失っているから、ホーキンスの左腕を切れば痛みはとばせないんじゃね?という予想どおり、キラーがホーキンスの左腕を切って決着。

まぁ、ホーキンスが抵抗をやめたのは、「塔」のカードが出たためで。

何らかの新しい道が得られるから、という占いだったわけだけど。

だったら、ホーキンス、お前、なんのために出てきたんだよ、って逆に思っちゃうなぁ。

で、ホーキンスの呪い?がとけたキッドがはれて復活!したので、次回はまず、

キッド+ロー vs ビッグマム

の対戦に決着がつくってことなんだろうなぁ。

キッドたちが完全勝利するのか、それともマムと相打ち?か。

気になるのはそれくらいで。

であとは、カイドウVSルフィ戦の前に、ゾロとサンジが残っている。

まぁ、ゾロの方はガチの対決でいいとして、

問題は、ここに来てナイーブ極まりなくなっているサンジのほう。

ジェルマ的な改造人間の身体にサンジもなってしまうのか。

もちろん、心は冷徹にならずにすむと思うけど。

ただ、この場に、ジェルマのことを知るものがクイーン以外いないので、一体どうやって、サンジが平静を取り戻すのか。

なんていうか、サンジのジェルマ設定は、正直、余計だったと思うのだよね。

あんな形でパワーアップしても、本人じゃないけどつまらないよね。

まだ、フランキーがベガパンクのオーバーテクノロジーを利用してサンジを強化した、ってなら受け入れることもできるけど。

あ、でも、そうか、フランキーがなんとかサンジをなだめるのかな?

確かにフランキーくらいしかいないかも。

ということで、次回はよ。

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呪術廻戦 第163話 『東京第1結界③』 感想

2021-10-25 17:47:33 | 呪術廻戦

前回からの続きで、

虎杖VS日車

伏黒VSレジィ

のマッチアップが決まったところで終わった。

しかし、もう、虎杖と伏黒の、相手への反応パタンが完全にゴンとキルアなんですけどw

作者、もうずっとパクリ道でいくのかね?

あまりにもパクリが前に出すぎて、本編そのものを素直に楽しむこともできず。

これ、もう少しなんとかならないものかね。

渋谷事変までは、普通に面白かったのに。

次どうなのだろう、とか思ったけど。

この流れだともう、しばらく両面宿儺も出てこないじゃん。

てか、何のために、先輩をスカウトしたのか、これじゃわからん。

物語の流れは完全にぶつ切りだし。

はーあ。

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86 -エイティシックス- 第15話『おかえりなさい』 感想

2021-10-24 16:02:46 | エイティシックス
引き続き、レギオンとの大決戦前の「嵐の前の静けさ」の時間で、その穏やかな時間を通じて、フレデリカのバックストーリーが語られる、という感じだった。

あとは、シンたち86生き残り部隊が再結集する流れ。

ホント、2期は丁寧なつくり。

静と動が分けられていて。

まぁ、戦闘シーンよりも、こういう各キャラの背景を貯め回でちゃんと描写しておくのは大事だよな。

それにしても、ギレーネ帝国、シンやフレデリカの超能力を含めて、いろいろとオカルト科学的すぎて、ちょっと引く。

一応、ナチスの人体実験の成れの果て・・・、みたいなことを意識しているのかね?

ともあれ、次回から、連邦からすれば「想定外」のレギオンの猛襲にあって右往左往し、大打撃を受けるところで、シンたち元86部隊だけがちゃんと対処して戦果を上げる、という流れになるのかな。

ただ、そうなって、シンたちが英雄になるのか、その戦果を理由にむしろ排斥される側になるのか、気になるね。

にしても、レーナは今度、いつ出るのだろう?

もうほとんどシンたちの回想くらいにしか現れないのだけど。。。

シンたちとレーナは、いつどこで再び接点を持つのだろう?

てか、もう一回会えるんだよね?

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グレイプニル 第70話 『最強の妹』 感想: え?ここに来て新キャラとして愛子の妹・花美が登場ってどういうこと?

2021-10-20 18:09:40 | グレイプニル
いや、エレナが出てきて「最強の妹」っていうから、てっきりクレアのことだとばかり思っていたら、愛子の妹の花美って?

というか、扉のイラストも、着ぐるみを背景にしたツインテールだから、てっきりクレアの少し幼い頃なのかと思ってしまった。

ということで、完全に冒頭で騙されてしまったわけだけど・・・。

うーん、それにしても、この期に及んで新キャラ登場かぁ。

出オチ臭しかしないんですけど。。。


というか、そもそも、海斗の死によって消えたのは、海斗によって作られた最初の「ほのか」だけって、どういうこと?

もはや、ほのかは、自己増殖しているってこと?

で、エレナたちはその事実をどこで知ったの?

というか、その事実、海斗は知っていたのかな?

さすがに知らないってことはなかったのだろうけど、だとしたら、海斗はなんでわざわざ修一の高校にまでひとりで出向いてきたの?

単に、ほのかにまとわりつかれるのに飽きて、マジで修一にたおしてもらいたかっただけ?

でも、だとしたら、残りのほのかを完全放置のまま出てきたわけだから、マジでただの困ったちゃんじゃん。

うーん。

その上で、今回、花美という新キャラをわざわざ出して、彼女が直人の着ぐるみに入ってほのかと戦うって構図でしょ?

直人の中には、てっきりエレナが入るのだとばかり思っていたのだけど。。。

しかし、こうなると、次回辺りから、改めて、どうやってエレナ班ができたのか、その話がなされるのかな?

当然、まずは、ほのかと一戦交えるわけだけど、そこでとりあえずは圧倒されてしまい、敗走する中での回想、という形で、エレナ班の結成時の話が語られる、という感じかな。


しかし、ほのかが消えていない、一体ではない、という設定は、これはまた、ヒドイ後出しジャンケンだよね。

ここまで物語の構成が破綻してくるとは思っていなかった。

これ、作者、なんにも考えずに始めてしまって、途中で落とし所がわからなくなってしまったから、なんとか引き延ばしつつ、終わり方を考えていた、って展開じゃない?

そうでなかったら、あの修一の記憶をたどる旅にあんなに多くの回をとるわけがないし。

突然、クレアが宇宙人から能力を得て、修一との2段階変身で無双する、なんてこともなかったんじゃない?

明らかに物語の展開がおかしい、っていうか狂ってきている。


とにかく、まだまだエレナは物語の秘密をたくさん抱えているようだから、その中身を明らかにするまでは、このマンガは終わらないということなのだろうけど。

でもさぁ、ちょっとハシタナイ引き延ばし作にも見えるよ、いい加減。

とにかく、海斗が死に損だったのには驚いたよ。

彼、哀れ過ぎだよね。


もしかして、この作品って、もう全然注目されなくなってるのかな?

そんな気もしてきた。


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takt op.Destiny(タクトオーパス デスティニー)第3話 『覚醒‐Journey‐』 感想

2021-10-20 15:57:46 | Weblog
なんかいろいろと説明回だったね。

なんていうか、元締めのシンフォニカの人がたまたま?居合わせて、助けれてくれた、ってのは、スルーするにはあまりにもご都合主義だと思うけど、まぁ、スルーで。

で、その居合わせたレニーとタイタンのコンビからムジカートのあれこれを解説してもらったわけだけど。。。

その上で、デスティニーはイレギュラー、というのは、ちょっとw

で、仕方ないから、ニューヨークのシンフォニカの本部に向かうけど、とりあえず、ルートを探るとまずはベガスにまで南下して、ニューオリンズから北上・・・、というのが、ちょっと笑う。

それこそ、アメリカの中のショービジネスの都、ジャズ発祥の地とかをたどる旅じゃんw

そっちこそご都合主義じゃね?

だって、これ、一応、クラシックなんだよね?

それとも、ジャズのタイトルを冠したムジカートも出てくるのかな?

なんていうか、ニューヨークまで行くのが、デスティニーの再調整のため、ってのも、物語の動機としてはちょっと弱いと思う。

ということで、3話にして、すでに微妙な感じがしてきた。

ロードムービー的展開って、終点が決められている分、途中のエピソードが、あくまでもつなぎに過ぎないってわかってしまうのが悲しい。

これで、実はニューヨークにはたどり着けずに、ニューオリンズからミシシッピ川を北上して、D2の本拠地のシカゴを目指す!とかの急展開になったら、少しは感心するんだけどw

どうなんだろうねぇ。

あと、どうでもいいけど、タクトのCVが内山くんなのは微妙にあっていないと思う。

彼の声はにニヒルすぎるんだよね、ちょっと。

ついでにいえば、レニーにCVが炎柱なのもw

てか、なぜ、オネェ口調w

そういうところ、凝りすぎると足元すくわれるんだよなぁ、飽きられて。

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