BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

アルドノア・ゼロ 第12話 感想2 アセイラムと伊奈帆が生き残る方法

2014-09-22 14:07:55 | Weblog
もう一回最終回を見て、あー、そうか、と思ったのだが、きっと、アルドノアの力を受けた人物は、生体的な損傷を受けても致命傷にはならないんだろうな。

それは、最後の撃ち合いの場面で、ザーツバルムが何度もスレインに対して、自分の脳天を撃て、と指示してみせたところと、

伊奈帆が最後にアセイラムとのやりとりを回想するシーンがあったけど、あそこで、ことさらに、例のシャワールームでアセイラムを蘇生させようと人工呼吸をしていたシーンが強調されていたことから。

スレインが自分自身も理由がわからないまま、騎士用のロボを起動させていたいたことから想像がつくように、アセイラムと口付けする行為を通じて、アルドノアの起動因子を体内に取り込むことができていた、ということだよね。

スレインとアセイラムについては、例のスレインが助けられる場面でしつこいくらい、接吻と見まごう蘇生シーンが強調されていたわけだし。

となると、まず、伊奈帆にもアルドノアの起動因子が転移していたことは確定だろう。

そのうえで、ザーツバルムが示唆したと思われる、脳を破壊しない限りアルドノアの加護のある人間は絶命しない、ということを信じるならば、もちろん、瞬間的に損傷箇所が再生されるなんてことはないのだろうけど、驚異的な生命力を発揮して、一定の時間をかければ身体の損傷は完治してしまう、のだろう。

となると、アルドノア因子?の正統継承者であるアセイラムはもとより、伊奈帆も生き返ることが可能なのだろう。

一応、アセイラムの説明によれば、ヴァース皇帝一族のDNAにアルドノア因子がインプリントされて継承されている、ということだから、人工呼吸を通じた唾液の交換?によって、アセイラムの因子が転移したということなのだろうな。もちろん、それはDNAレベルの書き換えにはならないから、一代限りの利用権ってことになるのだろうけど。

ともあれ、よく見ると、アセイラムにしても伊奈帆にしても頭に直撃は受けていないんだよね。アセイラムは撃たれた直後、頭部を守るための帽子?のようなものがちゃんと出ているし。伊奈帆にしても、既に頭部は守られていた。いや、ちょっと不安なところもあるのだけど、そこは、多分、前のザーツバルムを撃ったスレインが見せたように、放っておいたら、スレインはヘッドショットができない、という描写も生きてくるのだと思う。

そういう意味では、アセイラムも、いつもの姫の服装ではなく、地球軍の制服に着替えていたことが幸いした、ということになる。

ということで、2期になってアセイラムと伊奈帆が生きていたとしても、それがアルドノア因子のおかげであった、というのが、きちんと後付でも説明できるように、様々な具体的描写が組み込まれていたことになる。

となると、アセイラムと伊奈帆の生存は確定だとして、では、2期が始まった段階での物語内の設定として、彼らがどこに所属しているのか?というのが、ポイントになりそう。

それから、生きているとしても、どのタイミングで登場するのか?というのが次のポイントかな。

あとは、生存という情報、特にアセイラムの生存に関わる情報がどう扱われるかによって、状況は変わるはず。

そうそう、「こうもり」のスレインが、一体どこに身を寄せているかも気になるところ。

とはいえ、前の感想にも書いたように、結局、第1クールの話を通じて、いったい何が物語としてのゴールなのかが一切語られていないので、そもそも第2クールが何を目的にして物語再起動するのか、読めないのも確かなことで。

何にせよ、アルドノアが便利アイテムにすぎるw気がするのは確かだけど。

さて、どうなることやら。
でも1月なんだよなー。

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キャプテン・アース 第25話 『キャプテン・アース』

2014-09-22 13:12:24 | Weblog
ひどかった。
もうボンズはオリジナルを禁じ手にした方がいいよ、マジで。
人材の無駄遣いでしかない。
今までのオリジナルもひどかったけど、これは輪をかけてヒドイ。
25話もかけて、周回遅れのセカイ系をやる発想自体、終わってる。
1時間半ぐらいの映画の尺で十分。
絵はきれいなのにね。。。

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アルドノア・ゼロ 第12話 『たとえ天が堕ちるとも -Childhood's End-』

2014-09-21 19:42:32 | Weblog
うーん、案の定、なんとも雑な幕引きになってしまった。
残念。
本当に、後半に入ってダレてしまった。

何はともあれ、1月からの第2クールに向けて、気になることが、アセイラムと伊奈帆の生存だけ、というのはね。。。

これ、最悪の引きじゃないかな。

結局、終盤に入ってから、全てはザーツバルムの私怨であった、ということでしかない。
戦闘に何の大義もありはしない。
だから、最終コーナーを回っても、アセイラムがただ、アルドノアドライブを止める、という行為しかない。その行為が何か次のステップに結びつくのか、と思ったら、単に、その場で殺害されるだけだった。しかも間の悪いスレインの助力のせいで。

この決戦の中で、2クール目の主題に繋がるものが多少は出てくるのかと思ったら、ただのドンパチのみ。

しかも、何? あのザーツバルムのロボの、緊張感をなくす所業。

最終決戦!って緊迫感溢れるところで、いまさらながらの、ロボの合体シーンに時間をさくのは、さすがにアホなんじゃない?間延びも甚だしい。

いやー、あんなシーン、全然、燃えないよ。

しかも、その結果使ってる技が、今まで戦った火星ロボの能力の全部って、、、どれだけ、単体のロボとしての魅力を下げてるんだよ。

ほんと、ガッガリ。

やっぱり、虚淵が全部シナリオ書かないとダメだな。
よくわかった。

デューカリオンのクルーの生存とかも放っとかれたままだし。

いや、一応、それは、最後にユキ姉によるナレーションによって語られていることにはなっているけど。

あと、いかにも付け足した感のある「アセイラム姫は消息不明」って何?

だって、銃弾に撃たれてたじゃない?
右肺と頭部かな?
心臓を撃たれてないから蘇生も可能なのもしれないけれど、その生存の可能性を「消息不明」という言葉で「説明」しちゃうのは、シナリオ的には、超下手っぴだよね。

それは何らかの形で「描写」すべきところでしょ。
仄めかすところでしょ。

でなければ、あんなどう考えても死んでるでしょ?という場面を描かなければいいのに。

その直後に「消息不明」じゃ、しらけるのも明らかでしょ。

しかも、アセイラムが死ぬ場面は、これでもう三回目なわけだから、いい加減、これで本当に死ななかったら、どうよ?という感じ。

それこそ、前にちょっと想像してた、実はアセイラムは、オリジナルの火星人が残したオーバーテクノロジーの塊で、実は人外でした、という設定でも持ち出さない限り、生存は厳しいんじゃない?でも、それはこの状態で使ったら、あまりにもご都合主義的すぎるよね?

第1話から第3話までの序盤においては、この物語は、ちょっと厳しい現実を突きつけるリアリティ重視の物語だと思っていたのだけど、それが中盤以降、どんどんただのファンタジックな物語に堕してしまった。

ホント、残念。

衝撃的なシーンだけをつなげればいいってもんじゃない。

物語にはカタルシスが必要なはず。

それが、終盤には全くなかった。

ただ登場キャラのまわり、しかもバイプレイヤーの心のいらいらを吐露させただけ。

本当、残念な終わり方。

2期は見るつもりだけど、それにしても、この終わり方はない。

期待してたんだけどな。。。

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西尾維新 『続・終物語』 感想

2014-09-19 13:22:33 | 西尾維新
とうとう物語シリーズも最終巻。
しかし、前巻で綺麗に着地した話に何を足すのだろう・・・と思いながら読んだのだけど、なるほどねー、そうきたか~、という感じ。

いつもどおり、スペース空けときます。

















































『鏡の国の阿良々木くん』という物語で、
よくわかんないけど、鏡の中に取り込まれた?阿良々木くんがそこからの脱出を図る物語。

で、その鏡の世界が、パラレルワールドよろしく、いつもの面々が、ちょっとアレンジされた形で登場する。

確かに、その意味ではボーナストラックなんだけど。

一応、各キャラがウチに秘めていたもろもろの思いが「裏返って」発現した世界、ということなのだけど。。。

うーん、正直なところ、蛇足かな―、という内容。
これ、本当に最終巻なの?、というのが率直な感想。

もっとも、結局、『接物語』という物語がどうやら発刊されるようだから、シリーズはまだ続くみたいだけどね。

今回のオチが、阿良々木くんの「心残り」が元になった「改変世界」だったことを考えると、多分、主人公が阿良々木くんの物語はここで終わって、誰か他の人が、主人公役を引き受けて、続いていく、という感じなのかな。

『花物語』を踏まえれば、神原が主人公なのかもしれないし、
高校生になった、という点では、火憐が中心になるのかもしれないし、
一人、海外に飛び出した羽川の話になるのかもしれない。
あるいは、今回も特異点であった月火が前面にでるのかもしれない。

はたまた、阿良々木くんが完全に成人して、かつてのメメたちのように、ゴーストバスターの一人として、忍と扇ちゃんを引き連れながら、怪異探偵のようなことをするのかもしれない。

まぁ、この場合は、時系列が十数年飛ぶことになるけどね。

戯言シリーズの後で、人類最強がスピンオフしているようなものかもしれない。

ともあれ、一旦、幕は引かれた、ということなのだろう。

で、肝心の今回の物語の方だけど、なんていうか、可もなく不可もなく、っていう感じで、あまり感想らしい感想はない。

読めばそのまま、という感じ。

作中で、阿良々木くん自身がいっているように、ユルイ展開なんで。

今まで、そのバージョンでは互いに顔合わせはしてなかったよね、という展開がほとんどかな。そういう意味では、確かに書くキャラの裏面を、設定集ではなくお話として補っておく、というもの。

正直、そこまで各キャラに思い入れをしていたわけではないので、特段に面白い!ということもなく。

むしろ、八九寺が、八九寺ねーさん、になってしまって、おいおい、最終巻で、八九寺との掛け合いはなしかよ?というのが本音。

代わりに、斧乃木ちゃんが、従来どおりに活躍していたので、いやー、ファイナルシーズンって、ほんとに斧乃木ちゃんが八九寺の代打だったんだな―、と思った。

それくらいかな。

あー、あとは、戦場ヶ原がすっかりつまらないキャラになってしまって、残念。
ヤンデレって動かしにくいんだな、と実感。

まぁね、忍が生涯のパートナーになってしまったから、実際、戦場ヶ原の位置付けも曖昧なんだよね。本妻の忍が、老い先短い戦場ヶ原に暫くの間、正妻ポジションを譲ってやってる、という感じしかしなくて。。。

もっとも、そのあたりの不完全燃焼感を払しょくするのが、ネクストシーズンの『接物語』なのかもしれないけどね。

結局、読んじゃうんだろうなーw

ということで、続刊を静かに待つことにしようw

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ストライク・ザ・ブラッド 第11巻 『逃亡の第四真祖』 感想

2014-09-18 15:10:32 | ストブラ
さて11巻。
新展開があるかもぐらいに思っていたら、実は一気に物語を収束させようとしているようにも思えてきた。

・・・ということで、スペース、空けときます。












































今回は、あまり、新味のない展開だった。

前回の予想通り、やっぱり、凪沙が拉致られるところからスタート。
そりゃ、外に出たら、そうなるよね。
しかも、それが聖殲がらみ、ということで、一気にお話を畳みに来たようにも思える。

なんといっても、浅葱父による古城への、娘を頼む、という依頼もあったことだし。

で、そりゃ、第四真祖は簡単には島から出れないよな、邪魔されるよな、で、それやるなら、まぁ、那月ちゃんだろうな、順当に考えて・・・、と思ってたら、そのままで、さすがに笑ったw

その上、霧葉まで古城側に付くとはね。

こういうところが、新味がない、と思えてしまったところ。
敵味方のシャッフルが。

しかし、聖殲や浅葱の話は、てっきり島の中でやるものとばかり思っていたけど、まさか、島の外で聖殲のエピソードに行くとはねー。

まぁ、そうなると、ラ・フォリアや第二、第三真祖あたりも、いきなり本筋に絡んできそうな気もするので、次巻以降、首尾よく古城たちが本土に上陸できるといいな。

それこそ、怪獣大戦争のような感じになるのだろうし。

しかし、ほとんどわかっていたこととはいえ、那月ちゃんのエピソードは、正直、いらなかったな。26歳実年齢バージョンの那月ちゃんとか登場させたところで、一体、誰得なんだ?と思ったもの。

その分、引き伸ばし感が強かった。

少なくとも、この巻の最後で、島は脱出して本土に上陸した、というところまでは言って欲しかったかな。

あと、ペーパーノイズさんの登場は要らなかったかなー。

まぁ、彼女も島にいることはわかっていたから、登場するなら島にいるうちになるしかなかったのかもしれないけど。

でも、同じ出すなら、本土に上陸したところで登場!のほうが、話が進んでる感じが出てちょっとはマシになったんじゃないかな、と思う。

全体的に、登場人物たちの位置付けの再整理が必要かな、という気がした巻だった。

結局、本巻では完結せずに、次巻持ち越しになってしまったし。

この作者らしい、グダグダした展開がまた始まったような気がする。

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アルドノア・ゼロ 第11話 『ノヴォスタリスクの攻防 -Wind, Snow and Stars-』

2014-09-15 17:14:45 | Weblog
なんか、いろいろと雑な展開になってきたね。
というか、敵がザーツバルム(とその部下)に限られてしまって、とても世界が小さくなった。
結局は、私怨の復讐でしかないわけで。

しかも、今回の描写では、伊奈帆、アセイラム、スレインの、一応主人公と言われている三人の行動が、「ホントのところ、何を狙っているのか」、まったくわからなかった。一番わからないのは、もちろん、スレインなのだけど、でも、伊奈帆にしてもアセイラムにしても状況に流されているだけ。

そういう意味では、伊奈帆に対して憤りをぶつけるユキ姉だけが輝いていた。

ていうかさー、いくらなんでも、最後の作戦を考案するのが伊奈帆って、なしじゃない?彼自身が、一番、火星人と交戦経験があるから、というのはわかるけど、それは、彼の実績というよりは自負だよね。

せめてマグバレッジ艦長の言葉として、伊奈帆に、君ならどう考える?という問いかけがあった上で行った考案された作戦だ、ぐらいの描写は必要なんじゃないかな。

こういっては何だけど、そういう詰めの部分が、最終回に近づけば近づくほど、いい加減に扱われるようになってきていて、(虚淵脚本の三話まではもとより)前半にあった、伊奈帆主導の理詰めのリアリティが、どんどん消えているのが、惜しい。

というか、心配。

なんか、このままグズグズした普通の物語に転じてしまうようで。

よくよく考えると、前回、前々回は、結局、ほとんどが設定説明回だったわけで、その反動として、アクション中心になってしまった、といえば聞こえはいいけど、しかし、物語のリアリティは急速に低下していて、その分、前半にあった緊迫感を伴う面白さがほとんどなくなってきた。

うーん、第1クールの締めは、一応は形になるんだよね?

このまま、ザーツバルムとの戦闘が、バーン!、ドキューン!、ダダダダダー!!!、って感じに終始して、最後は登場人物の多くが生死不明のまま散り散りになって、分割2クール目を待つ!なんてことにならないことを願う。

とにかく、急速に詰まらなくなってきたことだけは確かだと思う。

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魔法科高校の劣等生 第24話 『横浜騒乱編 VI』

2014-09-15 16:59:37 | さすおに
全くもって残念な回。
せっかくの達也の素性のバレ回なのにー、
なんで、こんなショボイ演出しかできないかなー
多分、今回が2クールの中で一番のクライマックスのはずなのに。

大型車両の自爆テロを察知した達也が、
周りの人間の存在にも拘わらず、やむなく「分解」の魔法を使ってしまい、
その「分解」魔法の現場を真由美に視認されたことに苛立ったところで、
間髪入れず響子が登場し、その流れで
達也が魔装大隊の特尉だったことがバレてしまう。

で、この流れで心情表現がされているのは、達也の正体がバレたことを悔しく思う深雪のみ。
いや、深雪は、その秘密は彼女だけが知るものとして、達也との間の親密さの一つの鍵だったわけだけど(ぶっちゃけ、ほのかや真由美に対する優位性と捉えている)、それが暴露されてしまうことで、達也に対する「特殊な存在」としての自分が一つ減ってしまう。そのことに対して、深雪は忸怩たる思いを抱いているわけだけど、それはあんな描写じゃわからないよね。

だいたい、どうして、周りはもっと驚かない?

いや、原作では、そこは風間が目で制した、というくだりがあるのだけど、とはいえ、映像でやるなら、そこは周りの「驚き」をきっちり描かないとダメでしょ。

というか何がダメかといえば、あんな会議室みたいなところで、あんな会議用の机や椅子を間において、風間や藤林が登場しても、なんか威厳もへったくれもないし。

そもそも、達也の封印が開放されて、よくわからんけど、サイオンの渦まく空間になるところは、達也と深雪の関係が、騎士と姫のようなもの、という描写であるにも拘わらず、その場所が会議室wじゃ、達也のサイオンが渦巻く!!!っていっても、超ショボイじゃない。

あの場面は、もう少し、広めの空間で、少なくとも会議用の机とか椅子とか目に入らないところで描くべきでしょ。

なんていうか、芝居が全然なってないよね。

多少の改変はあっても、そこは、ロビーでもなんでもいいから、そういう空間で話させておくべきだったんだよ。

あるいは、達也の葛藤、とかね。
せめて、真由美に見られた時は、きっちり舌打ちの一つぐらいさせればいい。

感情を殺された人間だと彼の設定はわかるけど、それは外面に出にくくて抑制された人物だという印象があるだけであって、達也自身の内面では、激情ではないけれど、合理的計算として、これはマズった!、というぐらいの判断は常にしているわけで。

そういう内面描写が一切ないところで、今回の、バレ場面を行われてもね・・・。

数少ない期待のシーンだっただけに、今回の演出には、超がっかり。。。

葛藤がなければカタルシスもないのにね、まったく!

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魔法科高校の劣等生 第14巻 古都内乱編<上> 感想

2014-09-15 16:35:58 | さすおに
原作に追いついたので、そのまま新刊にも手を取ったのだけど。
うーん。
下巻を読んでから判断したほうがいいとは思うものの、なんていうか、二周目感が強いかなー。

ということで、ネタバレもあるだろうからスペース、空けときます。





























































まぁ、二年生だから仕方ないのだろうけど、二周目感が強い。
しかも、論文コンペまでもう一回やるのか?という感じで。。。

率直にいって、この作者、舞台設定能力が貧困過ぎない?

いや、九校編はさ、一応、国体みたいなもんで、全校あげて躍動感がある世界だから、二周目で扱ってもいいだろうし、でも、実際には、前巻のように、その裏話として達也の活躍があった・・・、ってのは、わかるんだけどさ。

でも、同じく、学校行事として論文コンペを使って、しかもまた、達也は裏方で、論文コンペ会場の京都、ならびに奈良で、魔法戦闘が起こります、ってのは、いくらなんでも作家として、芸がなさすぎじゃない?

結局、そうなってしまうのって、達也が抱える物語上の役割が、実は高校生には全くなく、深雪のガーディアンであり、魔装大隊の特尉、それとトーラス・シルバー、というところにあるからでしょ。

つまり、もともといらない高校生設定を無理やり使っている。
しかも、ひと通り、高1の時に、先輩方と学園ネタ(・・・といっても、その多くはテロwだけど)をやってしまったから、いまさら、書くことがない。
いまさら、雫やほのかやレオその他を交えてなにか学生らしいことが起こるわけでもない。彼らが関わるのは、達也同様、相手を殺傷しても構わないというレベルに達した場合のみ。
なので、今回、やたらと幹比古がフィーチャーされてしまうところもそのため。
まぁ、幹比古の場合は、古式魔法がらみでも便利なんだけど。

しかし、見事に、一高の友人たちがモブになってしまった。

で、わかったことの一つは、水波がなぜ登場したのか?ということ。

これは、単純に、一高の外で達也が活躍する場面が増えてしまうので、必然的に一高の友人はモブ化して、物語の進展に絡めない。あるいは、達也と深雪のバカップルぶりに呆れたり、やゆしたりすることができない。

そこで導入されたのが、「家政婦は見た!」役の水波。
彼女が、異様なまでに、達也と深雪の親密さにゲンナリしているのも、もはや司馬兄妹の日常を目撃するのが、彼女しかいないから。

でも、それだとなんだか耳年増で若年寄のキャラになってしまってつまんないから、今回、むりやり、九島光宣の「美貌w」にウットリしてしまう・・・なんて、いまさらの乙女属性が付与されている。

いやー、ホント、ご都合主義的なキャラ付けだよね。

そういう意味では、マジで、水波に同情するよ。
こんな便利に作者にキャラを弄られてしまうのだから。

それにさ、最後の、真由美の再登場のあたりは、あまりにも唐突でしょ。

そもそも名倉がそこまでの猛者であったことなど、ここまで一切描写がないところで、無理やり、真由美を再登場させるための前段として、突如、周と戦闘をさせられて、その周の口から、黒羽貢よりも強かった・・・・なんて言われてもさー。
黒羽貢がどれだけ強いか、なんてことも作中では大して描写されていない。

まぁ、こんな感じで、この作者は、なんでも、設定を書くのとと同じように「説明」しちゃうんだよね。たいした描写もせずに。

だから、ホント、読んでも、ネタにしかならない。

となると、この先、どうするんだろうね―。

一応、真夜の考えでは、古都内乱編が一段落した後の1月にサプライズを仕込んでいるみたいだけど。そこで、光宣と深雪の婚約でも、強引に導入するのかね。
美男・美女カップル、として。

で、そこで、それを認めたくはない一条と達也が手を組んで、そんな婚約を破棄させるとかw

なんか、今回の最後の、無理矢理にもほどがある、ラブコメ臭の引き、からすれば、そういうご都合主義的展開もなくはなさそうだしw

で、じゃ、この14巻は面白かったのか?、といえば、うん、つまらかなったよ。

あまり、つまらない、という感想は書きたくないけど、この魔法科~については、さすがにどうよ?と思うところが満載なので、突っ込まないではいられないのが本音。

簡単にいうと、キャラが動かせないなら、こんなにキャラの数を増やすなよ。モブなんてモブAとかモブBでいいから、名前なんてつけなくていいよ。魔法の説明ばかりの地の文をどうにかしろよ、・・・、と、突っ込んでおこう。

というか、もっとはっきりいえば、さっさと、達也を一高から中退させて、基本はシルバーと特尉の仕事に特化させて、そこで、彼の頭脳と殺傷能力を「存分に」使わせてやってくれよ、と思う。

てかさー、お話全体として何をしたいんだろうね?
どこに向かってるんだろうね?

電撃大賞の選外だった作品の出版なんかせずに、きっちりと『魔法科~』の今後の展開について考えたほうがいいんじゃないかな。

とにかく、もうちょっと担当編集の人は、原稿の段階で、ツッコミを入れて、物語としての流れが際立つ形に改稿させたほうがいいんじゃないかな。

ということで、多分、2月とか3月あたりにでるであろう下巻をみてから、古都内乱編としての感想を考えたいかな。

ただ、横浜騒乱編が上下巻であったことを踏まえると、多分、下巻は「内乱」を京都と奈良で繰り広げるんだろうね。で、また、一条も絡んでくるんだろうね。多分、彼は三高の生徒会長になってるんだろうし。

なんかなー、とにかく、キャラを動かしてくれ。
魔法や設定の説明はその後でいいよ。
ラノベといっても、一応お話なんだからさ。

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アルドノア・ゼロ 第10話 『嵐になるまで -Before the War-』

2014-09-07 12:25:06 | Weblog
あれ、なんかとっても普通な結果だったね。
まぁ、前回記したのが、相当はっちゃけていたのは自分でもわかっていたけど、しかし、ここまで普通にアセイラムが蘇生されるとは思っていなかった。

ぶっちゃけ、ものすごい拍子抜け。。。

結局、人工呼吸という不可抗力を通じて、アセイラムから伊奈帆にアルドノアドライブの起動能力が伝えられた。。。ということでしかないのかな。

総じて、前回同様の説明会。
しかも、ザーツバルムとライエによる一方的な「告白」でしかなくて。
しかも、今回は、アセイラムの父親の話まで出てきたし。
てっきり、アセイラムには父も母も実はいない、と思ってたのにw
うーん。つまらん。

要するに、アセイラムの父親がアホだった、
無理やり、ヴァースの愛国?心を煽って、地球を侵略しようとしたのが、そもそもの元凶。
やっぱり、二代目ってアホになるんだな、という典型。
まぁ、だからこそ、三代目のアセイラムに期待がかかるわけだけどw

もっとも、二代目がバカ殿になるのは仕方ないよね。
自分の父親=初代が偉くなるのは、おおむね、初代も晩年に差し掛かる時だから、その頃には二代目はほぼ成人していて、結果としての地位や権力だけが渡されてしまうわけだから。
その点、三代目は、王族としての充実した環境で生育されるわけで。

ただなー。
これだと、ホント、火星人がアホって話にしかならないんじゃないかなー。
対して、ザーツバルムは有能すぎた、という。

でも、次回、彼が本格的に戦端を開いてしまって、後戻りできない状況になるのだろうな。

うーん。
しかし、単調だ。

一つ面白いといえば面白いと思ったのは、アセイラムの停戦提議が、月で邪魔されて火星には届かない、というところかな。

今どきの物語は、どこでも通信可能で、何か隠そうとしてもどこからか漏れてしまう、というのが普通だけど、でも、地球と火星という物理的距離の前には、そもそもコミュニケーションのルートは数えるほどしかなくて、そこをせき止めれば、相手の意志は伝えられない。

なんていうか、そんな技術の限界をうまく利用するための設定が、敵は火星にあり、ということなのかな、と思ったり。

しかし、月は、一体誰が破壊し、落としたんだろうね。。。
その首謀者がラスボスなのはほぼ間違いないのだろうな。

で、その首謀者の関係者の中にでも、伊奈帆がいてくれるとちょっとは面白いんだけどね。

今回の蘇生作業とか、その後のライエとアセイラムの対話の放置、ライエの抑えこみ、あたりを見ると、もう伊奈帆は普通の学生であるはずがないからね。あの場に居合わせたどの大人よりも軍人としての能力が上でしょ。

そろそろ、伊奈帆の正体を明かしてくれないと困るかな。

そうそう、スレインはひたする聞き役に徹してしまったのは、どうして?
ザーツバルムの告白は、実質的に、物語の背景説明なので、そこにツッコミを入れる余地はまぁ、ないのだろうけど、しかし、彼の性格を考えると、もう少しちゃちゃをいれてもいい気がしたのだが。

ともあれ、今回は拍子抜け。
アセイラムが、地球の本部についても、特段に拘束もされずに、好きなように話しているの違和感があるかな。

なーんか、この物語、軌道を外れ始めているような気がするのだが。

どうにも煮え切らない。。。

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アルドノア・ゼロ 第9話 『追憶装置 -Darkness Visible-』 ~ アセイラム姫は本当に(火星)人なのか?

2014-09-01 15:30:09 | Weblog
今回は、基本的に動きのない説明回。
基本的には、回想をベースにキャラに色々と話させた回。

スレインとザーツバルムによる、火星側の権力機構のあれこれ、、
鞠戸のトラウマからの、ヘブンズ・フォールの真相への肉薄開始、
ユキ姉による、伊奈帆の心情解説、ならびに韻子を含め伊奈帆周辺の人間関係の現状整理、

で、ライエのトラウマ復活からの、最後のアサイラム襲撃。。。

最後はやっぱり、おおー!そう来るか!とは思ったけどね。

まとめちゃうと、なんというか、前回までで、初回に示された謎や、登場人物たちのバックグラウンド、メカの紹介を一通り済ませたので、ここからは、分割2クールの初回に向けて、第1クールの山場をもってきますぜ!という内容。

2クールを24話と考えておけば、8話ごとで、序破急の三段構成にしてみました!って感じかな。

わかったことは、作品世界は嘘ばかりの世界だけど、皆それぞれ、いろいろと思うところがあって、こんなことになってしまったのね、という感じ。誰が悪いわけでもなく。

そういう意味では、ますますギアスに似てきた気がする。
ギアスよりも、鬱度が高い気はするけど。
なにせ、原案が虚淵だしw

で、ここのところ、そんなふうに感じていたところで、最後に、まさかのアセイラム姫の殺害?に及んでしまって、あー、もしかしたら、やっぱりそうかなー、と思ってきたことがある。

それは、アセイラム姫って、本当に火星人なのかな?
もっと正確にいうと、彼女は本当に「人間」なのかな?

という疑問。

いや、次回あたり、あっさり蘇生して、実は「人外」でした、という設定が明かされそうじゃない?

最初に疑問に思ったのは、姫の変身の「ホログラム」という説明。
いや、あれどう考えても認識操作じゃないのよね。
なんか、そもそも姫を構成している物質そのものが、一瞬で作り変えられたみたいな感じじゃない。一応、目の色は変えずにグリーンだったりするけど。

で、そう考えると、作中での「アルドノア・ドライブ」の説明って、実はアセイラムによるものしかないんだよね。でも、例の、海と空の青さの説明を思えば、彼女は単純に、説明されたことを鵜呑みにしているだけのところがある。よくいえば素直、悪く言えば疑いを知らない。それが、姫、という属性から当然だよね!という雰囲気があるわけだけど。

でも、作中では、彼女の血縁については、祖父のヴァース皇帝しか出てこない。父も母も兄弟も出てこない。なので、彼女自体が、実は、アルドノアで作られた存在、であっても、全然おかしくはない。

で、ここで、「虚淵」的な心を折る属性で行けば、つまり、アイリスフィールが聖杯用のホムンクルスであったり、ヒディアーズが宇宙耐性をつけるように改造されたイカ人間であったり、シビュラシステムが社会逸脱者(ソシオパス)の脳の並列処理機構であったり、・・・、という心を折る設定でいけば、火星の残された異星人のオーバーテクノロジーであるアルドノアがある世界で「宇宙人」ないし「人造人間」くらいいてもおかしくはないはず。

そう考えると、実は、姫様は、人を逸脱した存在ではないのかな―、と。

大体、ザーツバルムによれば、火星人はオキアミとクロレラで栄養補給してきた、ということらしいから、もう、そのあたりからして、ホントかな―と思うんだよね。

まぁ、だから、火星人そのものが、そもそも種として地球人と同類と言える存在なのかどうかすら実は結構怪しい気がする。

となると、火星関係者、地球との繋がりという意味で来歴がはっきりしている人物は元科学者のヴァース皇帝だけなんだよね。
それ以外の火星人は何か全然わからない。

まぁ、そう考え始めると、そもそも、最初の襲撃の時、体調を崩して影武者が・・・、という話も怪しくなってきたりする。だって、だったら、なぜ、襲撃された後、姫とエデルリッゾの二人だけなの?さすがに護衛がもっといてもおかしくないでしょ?と思うじゃない。

なので、アセイラムが言っていることは、基本的に疑ってかかるべきじゃないかなと思い始めている。

つまり、アセイラムについては、本人も預かり知らない行動指針が実はプログラムされているんじゃないかな、と。まぁ、第二人格とか、深層人格、ってやつね。

じゃ、なぜ、アセイラムをそもそも地球に下ろそうとしたのか、ということだけど。
それも、本人の希望だけではないよね、きっと。

そもそも、この作品のタイトルは「ノア」だし。
ノアの方舟だし。

で、現在、伊奈帆たちが登場している宇宙戦艦?の名はデュカリオンだし。
デュカリオンって、プロメテウスの息子だから。
プロメテウスは人類に火を与えて処刑されたあのプロメテウスだから。

だから、火=アルドノアドライブ、と考えれば、そのあたりの象徴性は綺麗に並行する。

となると、そんなデュカリオンを地上をおろしたヘブンズ・フォールってなんなのか?ということにもなる。

で、その謎をとくためにいるのが、もはやマジで使えない大人となってウザがられてきた鞠戸ってことで。

こういう状況から考えれば、例えばこんなことが考えられる。

ヴァース皇帝は、アルドノアを残した異星人との戦いが不可避と考えている。
そのために、手持ちの駒、戦力として、軌道騎士たちを組織した。
その一方で、最悪の事態に備えて、地球上の生物種の保存を目指す計画を練った。
つまり、ノアの方舟、に相当する計画。
で、その実行のために、地球側と火星側のトップ同士で共謀したのがヘブンズフォール。
火星が地球を襲ったという事実を起こすことで、地球側の防衛体制を稼働させる。
たとえば、伊奈帆たちのように、軍事教練も教育プログラムに入れられる。
で、異星人襲来のXデイに向けて、もともとロボだったデュカリオンは、そのエンジン部分だけを取り出され、ノアの方舟の心臓部にする。
となると、伊奈帆たちが乗っている戦艦は、日本のみならず地球にとって超機密事項のはずだが、(物語上は幸いなことに)遠隔通信がどれも途絶しているため、その重大性に今のところ、作中人物は知る術がない。
また、そのような機密事項であれば、一連隊長?でしかなかった鞠戸が書いたレポートがもみ消されるのも当然。
むしろ、鞠戸自身にも、何らかの記憶操作が施されている可能性もある。

・・・とこんな感じ。

さらにいえば、今回は明らかになっていないけど、ザーツバルムの婚約者という女性が、実は、アセイラムをヒト型の存在にするときに雛形にされたものだった、というオチがあってもおかしくはないかな。

で、こんなふうに考えると、OPの最後に映る「たとえ天が落ちるとも正義をなすべし」という言葉の意味も通じてくるのかな?、と。

要するに、「大義」だよね。
今回、ザーツバルムの口からも語られたように。

異星人の襲来に備えて、彼らの残したオーバーテクノロジーであるアルドノアの活用に習熟し、いざ襲来を受けた時に対応できるようにする、・・・、というのが、ヴァース皇帝と彼と握った地球の要人たちが考える「大義」。

で、その大義をどう扱うかが、伊奈帆たちなんじゃないかな。

多分、伊奈帆のあの性格も、今書いたような一連の「大義」の中で起こった事件の中で培われたのだろうし。

大体、ユキ姉がホントに実姉なのかわからないしねw
そのうち、界塚姉弟の過去話もでてくることだろうし。

しかし、こういう「大義」と、個々人の重ねる「嘘」が織りなす物語というと、これは、何だか、ガンダムOOとコードギアスを足して2で割ったような感じ。

まあ、しかし、今回、あれこれ語られた作品世界の事実や、その語られ方、語った人物の属性、を考えると、あながちありえない方向でもないような気がする。

さしあたっては、
次回、どういう形でアセイラムが蘇生するのか、
それにライエはどう関わるのか

たとえば、アセイラムの本体=アルドノアドライブを稼働できる存在が、実は、アセイラムに寄生した何らかの存在で、その寄生存在が、次の人類個体に転移すれば、形式上は、アセイラムという存在は死なずにすむのであれば、いまあるアセイラムの個体は生物的には死ぬけど、しかし、彼女の意志は、その寄生体のコアとともに、ライエの身体に移転することができるのかもしれない。

まぁ、トンデモ展開だけど、あの形ではありえそうだよね。

となると、今までのアセイラムの「変装」時の姿も、その前に転移した女の子の元の姿だったのかもしれない。

とにかく、アセイラムがどういう存在だったのか、次回でわかるのだろうな。
そして、今回のように、スレイン側と伊奈帆側の描写シーンが同時並行で進むような型式であれば、アセイラムという存在の真相を説明する役はザーツバルムが務めるのかもしれない。そして、その真相を解明した人物が実は、スレインの父だった、ということなのではないかな。で、スレインは、姫への思慕と、ザーツバルムによって明かされた父の遺志の間で揺れることになる。。。

ということで、スレインがマジで伊奈帆たちの敵になる展開もあえそう。

・・・という具合に、アセイラムの真相が明らかにされる横で、鞠戸とダルザナ、場合によるとザーツバルムも含めて、ヘブンズフォールの真相が明らかにされるところで、とりあえず、第1クールは終わり、って流れじゃないかな。

場合によると、第2クールは、よくある3年後からのスタート、みたいな感じで。
で、第1クール最後の戦闘?とかで、敵・味方が散り散りになって、一部仲間がシャッフルした感じで、でも、ゴールは、異星人襲来に備えた、地球種の保存と旅立ち、にあるから、バラバラの動きもやがては収束する、という流れとか。

まぁ、原案が虚淵玄なので、途中は相当悲惨な描写が続いた上での、ちょっと辛い大団円になるのだと思うけど。

ということで、まずは、次回!

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