BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 第131話 『渋谷事変48』 感想: どうみても虎杖がゴンさんにしか見えないw

2020-11-30 11:59:05 | 呪術廻戦
覚醒した真人と虎杖のガチバトル!

それだけ!というかその序盤だけ!

次回、互いに黒閃を浴びせあうみたいだけど。

とにかく、虎杖の姿がゴンさんにしか見えない

というか、真人との戦いの構図事態が、キメラアント編にしかみえないw

あ、そうか真人が自信満々で虎杖に挑む点では、むしろ、ベジータvs孫悟空、に近いのか。

もちろん、真人がベジータね。

まぁ、それはいいのだけど。

次回、黒閃を浴びせ合うときに、もしかして真人も「存在しない記憶」を植え付けられるのかな?

なんか、もうそのことばかりが気になって。

だって、あんなにヒャッハーな感じにレベルアップした真人に対して、彼の戦意をくじくという点で「存在しない記憶」ほど有効なものはないと思うから

ポイントは、多分、真人が人間の呪霊ってところだと思うのだよね。

ただ、もしも「存在しない記憶」が発動した場合は、間違いなく、この「存在しない記憶」が虎杖の領域展開ってことになりそうなんだけど。

でも、さらにその奥がある、というのが多くの人の予測。

そういう意味では、イマジンブレーカーと竜王の顎の関係かもしれないけれどw

ともあれ、そのあたりの副次効果も含めて、次回のバトル本編を待て!だな。

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ぼくたちは勉強ができない 第184話 『[x]=薄氷の女王編⑦』 感想: 小学生の成幸があまりに英雄しすぎ。高校時代の真冬先生がボッチすぎたのかw

2020-11-30 11:47:06 | ぼく勉
うーん、真冬先生、ただのメンヘラ・アラサーになってしまったな。

高校の頃の心の傷跡を引きずったまま今まで過ごしてきて、その傷を、かつての教え子で今は同僚の成幸によって癒やしてもらうなんて。

というか、高校生の時に小学生の成幸に励ましてもらってるなんて、なんかその時点でメルヘンすぎるんですけど。。。

これだと、成幸が、事実上、「運命の彼」みたいになっちゃってるじゃない。

構図的には、うるか編と何も変わらない。

さすがは幼馴染2号。

しかもヤバいのは、あしゅみー先輩のときと違って、まったく前向きのストーリーがないところ。

ただただ、かつての高校の頃の自分を思い出して、そこで成幸との出会いを含めて、運命を噛み締めているだけなのだから。

いやー、まさか文乃編以上に、ただ乙女するだけで話が終わるとは思ってなかった。

てか、これじゃ、ホントただのエロゲーのお姉さんキャラ攻略ルートのやきなおしでしかなくて。

こんなに安っぽい終わりになっちゃったかぁ。

これこそ、蛇足になっちゃったね。

うるか編で終わらせておけばよかった、なんて思う日がくるとは思わなかったな。

まぁ、うるかエンドがあまりにもつまらなかったから、仕方がないのだけど。

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無能なナナ 第9話 『適者生存』 感想: マンネリ化してきたと思わせておいて即座に新たなネタを振り込んできたのにはすなおに驚いた!

2020-11-30 00:37:56 | 無能なナナ
いやー、びっくりした!

キョウヤとナナのやり取りもマンネリ化してきて、さすがに飽きてきたな、と思っていた矢先に、新たに橘というセンパイをぶちこんできたw

しかも、ちゃんと、前回のゾンビの答え合わせとともに。

5年前に起こった能力者どうしの内乱を生き残ったコピー能力者ね。

これは新機軸だなぁ。

この先、ナナは、日常生活においてはキョウヤの監視にあい、

その裏で、橘から適宜脅されることになるのか。

しかも、橘自身、帰郷したら、自分が死んだ扱いになっていることにもすでに気づいていて、

この島、というか、政府がなにかはかりごとを自分たち能力者にしかけていることにも、うすうす感づいている。

うーん、これ、ナナにとっては結講、痛手じゃない?

橘とどうつきあっていくかで、彼女の進退も変わってしまうよね、これじゃあ。

それにしても、この日のために、ミチルには「ナナしゃん」なんてたどたどしい言い方をさせていたのか。

最初に「ナナさん」って言ってる時点でなにかあるとは思ったけど。

それもこれも「ナナしゃん」があっての違和感だものね。

作者、地味にあれこれ先の展開を考えながらディテールを作ってるんだな。

ちょっと感心したよw


で、ともあれ、ナナにしてみれば、前門のキョウヤ、後門の橘、みたいな状況になってしまったけど、さずがに多勢に無勢なんじゃない?

これは、次回で、物語の流れ的には、転回点を迎えるのかな?

にしても、ホント、どんどん、ナナのサバイバル劇になってきたw

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戦翼のシグルドリーヴァ 第8.5話『第909戦術姫隊戦闘記録!』 感想

2020-11-29 02:28:23 | シグルリ
そうか、今回は総集編だった。

しかし、いまさらながら、用語解説をしてくれて、かえって理解は深まったのが皮肉。

そうか、ワルキューレだよね、ずっとヴァルキリーと思ってたw

にしても、やっぱり、冒頭でオーディンが出てきたくせに、この世界では北欧神話は知られていませんでした!ってのは、やっぱり無理がない?

あと、複葉機に羽が生えるのは、造形的に不様だな、と改めて思ったw

とりあえず、その北欧神話をたどる旅で何を得たのか、次回でよろしくw

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魔法科高校の劣等生 来訪者編 第9話『来訪者編IX』 感想: 最後のフリズスキャルヴはいかにも唐突だった。そしてリーナの未来はどこへ?

2020-11-29 02:23:49 | さすおに
唐突にレイモンドが出てきて、フリズスキャルヴの話とかしていったけど、ここ、改めて見ると、話の流れをドカンとぶっ壊すほど、唐突だなw

まぁ、レイモンドは後日、いろいろとアレなバイプレイヤーになっていくわけだがw

しかし、達也とリーナたちの争いの話までは良かったけど、日本の諜報部とかまで出てくると、途端に組織の暗躍話になるのが、原作者の悪いところだな、と、これも改めて実感。

確かに原作でもここからさき、急に、パラサイトの軍事利用を睨んだ争奪戦になっていって、結局、達也の闘う相手が、そうしたプロの連中になっていった気がする。

まぁ、その結果、達也の無双が見られるわけだから、一応、視聴者ニーズには応えることになるわけだけど。。。

にしてもなぁ。。。

エリカやレオ、幹比古もがんばったけど、たしかに相手がプロの諜報部工作員じゃねぇ。

達也のように、一介の高校生が、政府組織と互角に争えるほうが異常なわけだから。


とはいえ、この終盤にきてのリーナの動きはやっぱりもったいよなぁ。

もう少しだけリーナの内面を描く場面も挟み込めばいいのに。

リーナって、シリウスをやっていることについて、明確な評価を自分自身にもしていないからね。

惰性でやっているように見えるときも会って。

まぁ、それくらい、軍の躾がしっかりしている、ってことなんだけど。

なんか、今回はちょっと全体的にぶつ切りのシーンがむりやり繋げられているだけのように見えるところがあって難しい。

あ、そうそう、真由美と達也の会話のところは、ちょっと真由美の描写に気合を入れすぎていて、ちょっとアンバランスだった気がする。

なんだろうな、前回が内容も作画もよかっただけに、今回はちょっと見劣りしたかな、内容面でも作画面でも。

もっとも、黒羽亜矢子のところだけは気合が入っているのがスゴイねw

ということで、次回は達也の無双回だなw

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神様になった日 第8話 『海を見にいく日』感想: 世界の終わりまでのカウントダウンはひなの稼働?限界ということなのか?

2020-11-29 01:38:34 | 神様になった日
なるほど、ひなはロゴス症候群という難病を患った子どもだったってことね。

ということは、いまのひなが普通に動いているのは実父からすれば奇跡ということになるけれど、

問題はその奇跡がどうやって起こったか、ということで。

一番シンプルな回答は、祖父であるコオロギ博士の手によって医学的な治療が行われたか、

もしくは、コオロギ博士が物理学者で情報エンジニアということであれば、

ひなが一種のロボットで、かつてのひなの脳を何らかの形で移植したか、

あるいは、その中間で、

ひなの脳に物理的な補助装置をとりつけて一種のサイボーグとして自由に動けるようにした、

というあたりかな。

いずれにしても、この感じだと、ひなには一種の稼働限界があって、それが彼女の言うところの地球滅亡の日、ということになりそうだね。

というか、彼女が自由に動けなくなるときを、祖父がひなに世界の滅亡する日、と伝えたのかもしれない。

それから、おそらくは、ロゴス症候群は、脳の機能が特定の機能だけに利用されるような症候群で、結果として、ひなは、一種の予知能力に近い「演算能力」を持つようになったということなのでは?

まぁ、要するにひな自身は、一種のAIのような存在ってことかな、と。

となると、次に気になるのは、そのひなと央人がどう関わってくるのか?ということで。

もしかしたら、央人も軽度のロゴス症候群のひとりなのかもね。

彼にも異様な演算能力があるような素振りもしていたから。

あるいは、ひなの稼働は、実は外部からの演算補助をうけていて、その演算部分との接続を央人が切ってしまうという展開もあるかも。

要は、ひなは、禁書目録のアクセラレータのように、脳の障害を外部演算装置と通信することで補填していた、ということで。

ミサカネットワークと断絶されると、アクセラレータが言葉を話すことも難しくなるのと同じように、ひなも、そうしたネットワーク演算支援がなくなると、とたんに稼働停止になるのかもしれない。

その事態を迎えたときに陽太が頑張る!ってことなのだろうけど。

でも、その場合、きっと陽太の両親は、コオロギ博士を恩師と呼ぶくらいだから、彼らにも多少はコオロギ先生がひなに対して行った処置の概要がつかめて、こんなふうにしたらなおるかも・・・というアドバイスをして、陽太がそれを実行に移す展開かね。

その場合、映画制作チームが一致団結して、ひなを救うべく!動き出す、という感じかな。

というか、ひながちゃんと動いてくれないと、製作中の映画がクランクアップできないから、というのが連帯の動機になる、ということかと。

まぁ、どうなるかわからないけどね。

ただ、今回のアバンの描写を見ると、コオロギ博士は、やっぱり何らかの機能補助装置をひなに付与した気はするんだよね。。。

まぁ、でも、世界の滅亡まで「あと4日」なので、次回の途中で、ひなが動けなくなる、という事態が生じるのは必至なのだろうなぁ。。。

それにしても、「神様になった日」というタイトル回収はどういう形でなされるのだろう?

神様になった日とは、ひなが動けるようになった日でほぼ間違いないとは思うのだけど。

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グレイプニル 第58話 『物語の終わらせ方』 感想: さすがに物語として迷走しすぎじゃないかな? 物語として本当にちゃんと終わるの?

2020-11-28 19:57:24 | グレイプニル
なんとまぁ、びっくりしたことに、修一とエレナの合体は、カイトすら圧倒する力を持っていた!

実質的に、これ、修一&エレナで、カイトに勝利したようなものでしょ。

でも、その結果、わかったのは、実は、カイトが復活させたほのかのほうが、カイトを恨んでいて、彼を簡単に死なせようとは思っていないこと。

復活させられたほのかの願いは、カイトをもっと苦しませること。

だから、修一&エレナがカイトにとどめを刺そうとしたところで、ほのかが介入し、カイトを助けてしまう。

ただ、このシーンは、修一&エレナが、とどめを刺すのを躊躇していたようにも見えて、なので問題は、ほのかの介入は、その修一&エレナの判断を有耶無耶にしてしてしまったこと。

これは、あとあとまで尾を引きそう。

あと、もうひとつ、よくわからないのは、その介入してきたほのかが、いま、エレナによって封印されていた修一の記憶を辿っている世界であるにも関わらず、この記憶を見ている修一の存在に気づき、彼に対しても警告していること。

つまり、ほのかは、人の記憶の中にいながら、リアルなほのかとチャネリングできるらしいこと。

って、書いていて、全然意味がわからないのだけどw

って、これ、どういうことなの? ホントに?

で、結局、今回のエピソードでも、修一がどうしてエレナに記憶を封印されたか、というところにまで至らなかったし、

そもそもなんで記憶を封印される前の修一がクレアの首を掴んで彼女を糾弾していたのか?ということにも、全く触れられていないし、

ましてや、カイトがなぜ、クレアを悪魔と呼んだのかもわからずじまい。


もちろん、これらは次回以降、語られることになるのだろうけど。

とはいえ、いつまで、この修一の封印された記憶のリプレイ編をつづけるつもりなのだろう?

いい加減、飽きてきたし、正直、物語の語り方として瞑想していると思う。

だって、過去にあったことをたどる旅だから、基本的に情報提供が中心になって、シーンの作り方もダイジェストになりがちで、ぶつ切り感がハンパない。

その結果、なにかストーリーを読んでいるというカタルシスがまったくない。

ただただ、新たな謎が開陳されていくだけのこと。


それに、今回のやり取りを見ると、ほのか、という存在が圧倒的すぎて、一体どうしたら彼女を祓えるのか、皆目見当がつかない。

てがかりがなさすぎ。

でもさ、修一は、そんな超怪物のほのかから千尋を守る!って宣言しちゃってるわけで。

これ、なにかしら、ほのかという謎存在を解明する手段なり討伐する方法なりの鍵を示してくれないことには、読むのも苦痛になっていくのだけど。

何の爽快感もないもの。このままだと。

でも、ここまでの流れから考えたら、その肝心要の鍵を握る存在って、もう宇宙人しかいないじゃん。

一体、宇宙人はほのかとどんな約束をしたのか?ってことになるしかないけれど、それって、いわばゲーマスがすべてを握っている、ってことになるので、さすがに宇宙人が全部喋っておしまい!なんてオチにはならないよね。


あと、今回、修一が見たカイトやほのかの姿は、当然、エレナも一緒に見ているわけで、となると、エレナはエレナで、あんなカイトに対して、直人たちと抵抗しようとしているのだけど。

でも、あのカイトとほのかを見たら、それが無理ゲーだってのもわかっちゃうじゃない。

となると、エレナには何らかの勝算があることになるけど、それって何?っことになる。

ただ、その説明となると、さらに数話を必要とするはずで・・・。

正直なところ、これ、マンガとして瞑想しすぎじゃない?

作者のやりたいこととできることの間に、思い切り深い溝ができている気がするのだけど、大丈夫なのかな???

いや、まじで、何の結論もでないまま、突如して打ち切りになりそうで怖い。


あれ、もしかして「物語の終わらせ方」って、このエピソードのタイトル、自虐ネタだったのかな?

そんなことはないよね?

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呪術廻戦 第9話 『幼魚と逆罰』 感想: ナナミンもやっぱり虎杖の呪にいつの間にか囚われてしまったのだろうか?

2020-11-28 19:55:05 | 呪術廻戦
なるほど、ここでナナミンの登場か。

しかし、原作を最新話まで読んだ後だと、やっぱり虎杖の存在が異質に見えて仕方がない。

ここでも一回、2人で調査に出たあとで、ナナミンがやたらと虎杖を肯定的に評価するようになっている。

で、それも、ここまで「しか」見ていなければ、それって、実際、虎杖がいいヤツだからでしょ?って思ってしかるべきだと思うのだけど、

でも、「存在しない記憶」云々の話を知ってしまった後だと、虎杖に対するナナミンの好意の上昇すら、虎杖に植え付けられた自動発動の呪術のように見えてしまう。

確か、『東京レイヴンズ』の中でもあったけど、「呪」とは一種の認識上の縛りであって、一度「そう」見えるようになってしまったら、その見方を忘れることはできない、いわばシミのようなものだ、とすれば、まさに虎杖という存在が一種の「呪」なのかもしれないなぁ、と思えてくる。

まぁ、考えすぎなのだろうけど。

でも、一度そう思い始めたら、容易には拭い去れない。


で、真人、って今回説明があったとおり、人の呪い、から生まれた存在ということだけれど、だったら、もしかして真人と虎杖って実は似た者どうしなのかもしれない、とも思えるんだよ。

今回の事件で接触してから、いつの間に、真人と虎杖って好敵手の位置づけになるので。

そういう仕掛けも実は初期の段階でかけられていたのかもしれない。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII 第9話『零落―スティグマ―』 感想: あー、そうか、シルはこのときベルを無条件に慰めていたのか。。。

2020-11-28 01:54:59 | ダンまち
とりあえず、次回、ゼノスの脱出を強行し、ロキ・ファミリアを全面対決する前の貯め回。

にしても、今回、あー、そうかー、と思ったのは、オラトリアの町の人たちから一方的に蔑すまれていたときに、無条件にベルの側に立って受け入れていたのがシルだったってこと。

うーん、後々明らかにされるシルの正体のことを思うと、あー、そりゃあ、愛が深いわけだ・・・、って改めて思った。

だって、膝枕までしてるんだぜ。

あの状況下で、ヘスティア・ファミリア以外で、何の疑いも持たずに手を差し伸べていたのがシルだけだった、ってのは思っていた以上に重い。

なんか、このシーンは、原作の次の17巻の内容でも絡んできそうな気がしてきた。。。

・・・とそれはさておき。

そうなんだよなー、やっぱりフィンが冴え渡りすぎるんだよね。

でもさ、彼らロキ・ファミリアも、外伝で書かれていた物語に従えば、このときは、もう、対闇派閥、対ダイダロスで、それこそピリピリしていたときだから、ロキ・ファミリアの団員であれば誰であれ、あのベルくんの行動には納得がいかない、ってことになっても仕方がない。

ということで、いよいよ、ベルくんとアイズが対峙することになるのだけど。

とはいえ、ベルくんには多方面から応援者も駆けつけるはず!なので、事態は結講混迷するのだけど。

問題は、その喧騒っぷりを描くのに、作画が追いつけるのか、というところ。

それが一番心配なところ。

とにかく多人数が動く場面を、ホント、うまく表現できていないからなぁ。

最終話に近づいたら、さすがに、根性、見せて欲しいところだぞ。

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魔女の旅々 第9話 『遡る嘆き』 感想:これまでで一番ドラマティックだったけど、超バッドエンドだったのは悲しい。魔法って怖い。

2020-11-28 00:23:37 | 魔女の旅々
うーん、これは、心底胸糞の悪い話。

でも、イレイナは全然悪くないけどね。

むしろ、心的障害を受けた被害者だけど。

でも、それ以上に、エステルが報われない。

だって、なんとかして親友と思っていたセレナが、道を誤るきっかけをなくして、つつがなく人生を生きる世界を望んでいたのに、

そのために、自らの血を使って時間遡行魔法まで完成させたのに、

その結果、わかったことは、単にセレナが根っからの殺人鬼でしかなった事実。

で、結局、10年前の世界でセレナを殺すために、自らの記憶を対価にしてその場でセレナを殺害して・・・バッドエンド!

でも、結果として、セレナと過ごした記憶を全てなくすことが出来たのだから、エステル個人の人生にとっては、差し引きゼロでまぁ納得できるのだろうけど。

問題は、まさに、その二重三重に不幸な出来事の一部始終を、いわば強制的に見せられてしまったイレイナ。

今回ばかりはイレイナに同情するほかない。


でも、それもまた、傍観者を決め込む「旅人」をきどってここまで来ている報いといえば報いなのかもしれない。

ちょっとかわいそうな気もするけどね。

それに、もともと金に目がくらんで、エステルのところを訪ねたのも事実だし。

にしても、あの冒頭の、エステルとバカな話をしていたときが最も幸せな時になるとは。

でもまぁ、いろいろと教訓の多い回ではある。

過去を変えようとしてはいけない。

記憶は常に自分にとって都合の良いものに書き換えられている。

他人を巻き込まなければならない善行は善行足り得ない。

等々。

旅先でこういう経験を重ねることで、イレイナは、きっとイレイナになっていくのだろうな。

でもそうした「旅の試練」を、イレイナ母もくぐり抜けた上での『ニケの冒険譚』だったのだろうから。

イレイナが望んで引き受けた試練だった、ってことなんだろうな。


でも、さすがは「旅物語」のことだけはあって、喜劇もあれば悲劇もある、ギャグもあれば惨劇もある、笑いもあれば絶望もある、という、このイレイナのお話。

思っていた以上に面白いと思えてきた。

これ時間をかけてもいいから、いつまでもエピソードを映像にしていってほしいな、と思ったよ。

そういう意味では、今回のエステルの魔法、どれをとっても気合の入っている作画で素晴らしかった。

ホント、ものすごくドラマのある回で素晴らしかった。

でもそれがトラウマになったであろうイレイナには心から同情する。


さて、次回は、悲劇?喜劇? どちらだろう?

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