BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

カッコウの許嫁 第151羽目 『またひとりぼっちになっちゃった』 感想: ここに来てエリカのブラコン炸裂かよw

2023-03-29 19:02:36 | カッコウ
うーん、これは、どうなるの?かな?

エリカが、あまりに自分の欲望に忠実な子どもにしか見えないのだけどw

あくまでも、お兄ちゃんっ子として宗助に抱きついたのか?

それとも、もっと年相応の意味が込められているのか?


しかし、こうやって宗助とエリカが並んだところを見ると、凪と幸はどうなるのだろう?って思うよね?

だって、全く同じ、実は血縁のない兄と妹。

いろいろと暗示的だよなぁ。


あとは、理人が、対エリカの関係性をフェアにしたいから、といって宗助に手を貸しているところもちょっとね。

なんか宗助にしても理人にしても打算的すぎない?って思ったりするのだが。

その第一印象が、正しくこの先の、いわば逆張りの「凪」の姿を映し出す鏡になるのかな?


しかし、このまま宗助はエリカをさらっていくのだろうか?

是非、あいの干渉を見たいところだけど、今は、理人のマンションの下で待機状態だから無理か。

そうすると、海野亭の前だから、次回、幸が登場、もしくは、「幸は見た!」って流れにでもなるのだろうか?

いずれにせよ、ここからさきは、エリカが自分って何がしたいのか?って問い詰めていく展開になるのだろうな。

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彼女、お借りします 第276話 『彼女と一つ屋根の下⑤』 感想: ほら、また、八重森の一言で事態が進展した気になったし!w

2023-03-29 18:48:57 | かのかり
あれ? これ、まだ和也の独白続くの? さすがにちょっとキモすぎてキツイんですけど・・・、って思ってたら、最後に八重森のツッコミで、ようやく平静を得たw

いやー、八重森のコメントがないと、ホント、どう対処していいのかわからないくらい、ちょっと和也と千鶴の仲が生々しくて。。。

実際問題として、これ、和也と千鶴って、どうやって付き合うような展開になるのだろう?

和也って、結局のところ、千鶴の美しさに惹かれているほかは、とにかく肉体関係をもちたいという妄想が先行するばかりで。

もうちょっと、いい感じの未来を想像できないものなのか?

あと、こういっては何だけど、和也が自分を高めようと何かに打ち込もうとする展開が、いつまで待ってもないのが、いい加減、物足りなくなってきた。

和也って、悪いやつではないけど、でも、いいやつか?って聞かれたら、答えに窮するタイプの男だよね。

だから、やっぱり、前にあった映画製作のような状況がないと、話が全然動き出さないような気がする。

まぁ、次にそういうイベント編が組まれたら、それでそのまま「物語完!」ってなるのかもしれないけれど。

なんかね、何か、千鶴に並び立ちたい、って動きがほしいのだけど。

このまま、ないものねだりのままで終わるのかね?

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よふかしのうた 第166夜 『勝ち逃げ』 感想: 久方ぶりのニコたちの登場で、物語はどう転がる? あとハルカは?

2023-03-29 18:32:39 | よふかし
なんか、マヒルの遺言を噛みしめるコウをひとしきり描いたかと思ったら、

久方ぶりに、ニコとか、セリとか、カブラとか出てきたので、この先、やっぱり、吸血鬼っ何?とかいう話になっていくのだろうな。

・・・って思ってたら、空気を読まないハルカがナズナにデートの約束を果たせと言ってきたw

となると、こちらはこちらで、ナズナがハルカから、ハルとキクの話を聞くことになるのだろうな。

しかし、憔悴したコウのところにやっぱりナズナが現れたか、って思ったら、

セリやミドリがまっさきにコウのことを心配したのも、久しぶりの登場だっただけに、ちょっとグッとくるものがあった。

なんだかんだいってみんなコウのことが好きだからなぁw

この深夜の親密な空間はいいよねw

アザミとすすきっぴも、ニコたちに面通ししたしw

コウも、ナズナも、ニコたちも、それぞれ新しい局面に踏み出しそう。

アキラや探偵さんもね。

でも、今回はしんみりした感じが悪くなかった。

しかしなぁ、ホントにマヒル、死んじゃったかぁ。

結構、びっくりだよ。

実はまだ信じられない。。。

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トニカクカワイイ 第231話 『遠い星空の記憶』 感想: ひまりちゃんシリーズ、意外と引っ張るねw

2023-03-29 18:15:15 | トニカクカワイイ
ナサくんって、たしか「星空」と書いて「ナサ」と読む!だったよ?

ってことは、ひまりちゃん、ナサくんのこと、ずっと好きで、今も忘れないじゃん!ってことなんじゃんないの?

しかもさ、アシモに聞かれて「いや全然知らん人」って応える場面で、ひまりちゃんの顔が全く描かれていないのがちょっと怪しいw

なんでかっていうと、ひまりちゃん、実は一発でナサくんが、あの「星空くん」であることに気がついたんじゃないの?ってことね。

つまり、今回は、気づかぬふりをした、ってことでなんじゃないかなー、って。

だって、いくら落とし物を拾ってくれたからって、いきなりギャラクシーキャンディーなんてわたさないんじゃないかな?ってね。

てか、ナサくんにカマかけたんじゃないかなーってねw

いや、全然気づいていないかもしれないけど。

逆にナサくんはどうだったか?ってことだけど、彼のことだから、あとで、ハッ!!!って突然気づいてしまうのかもしれないw

ということで、意外とひまりちゃんシリーズは続くのねw


で、ナサくんは、いったいどんな本を探しに来たのだろう?

そろそろ必要になるとは?

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異世界のんびり農家 第225話(まで)感想

2023-03-28 19:16:43 | Weblog
ちょっと続きが気になったので、とりあえず漫画版の続きを読んでみた。

で、ちょっとアニメ版最終話への感想から修正したくなった。

というのも、漫画版の方の物語や描写を素直に受け止めれば、この話は、ヒラクの農家の話というよりも、「大樹の村」の物語という感じだったから。

その意味ではタイトルに偽りありで、本当は「異世界のんびり農村」だった。

「農家」ではなく「農村」ね。

それくらい話の中心は、いかにして「大樹の村」を、村長であるヒラクが拡張していくか、その部分にあるから。

その過程で、様々な種族が「大樹の村」に加わっては、異文化体験の驚きが示されていくもの。

で、その異文化体験の一つとして、物語の早い段階で一夫多妻制についての描写が組み込まれていた。

まぁ、そういう意味では、ハイエルフたちが登場した時点で「種族繁栄」のための子作りが明確に組み込まれていた。

加えて、漫画の画風もどちらかといえばギャグ寄りだったので、もっぱらこの子づくりの話も、体育会系肉食女子の襲来!みたいな感じでライトに描かれていた。

もちろん、そこに男性視点の願望が投影されているのは間違いないけど、でも、それもギャグとして笑い飛ばせる程度。

むしろ創造神から与えられた「健康な体」があまりにも健康すぎた、というオチまで設定的にはあって、なのでまぁ笑える程度のもの。

むしろ、そうした「異文化体験」のギャグ調のコメディを、アニメにする際にキャラデザに沿ってちゃんと作画したために、むしろ無駄に萌え化、というかエロ化して見せてしまったのが、逆にちぐはぐな感じになっちゃったんだろうな。

いやー、キャラデザって大事なんだな、って痛感。

そのイメージに引きずられて画面そのもののトーンが決まり、その結果、物語の印象も変わってしまうw


で、タイトルは「異世界のんびり農村」でよかった、と書いたように、実際の物語は、直接的な戦闘のない「転スラ」みたいなものだってこと。

村をどう作っていくかという話。

あー、でも、「大樹の村」に集まった人たちを全部ひっくるめて「家族」とみなせば、「農家」といっても、ギリギリ意味が成立するのかもしれないけれどね。


ということで、漫画版の印象は全然違っていたので、その違いについて記した次第。

しかし、原作のほうはまだまだ続いているみたいだから、なんか、凄いねw

実は、漫画版も含めて、この物語は、要所要所の展開が、それなりにちゃんと筋の通る構成になっていて、でも、それでいて、ちゃんと人情モノになっているところが上手い。

なので、また思いついたらちょっと書くかも。

でも、村長バンザイ!な感じが、リムル様バンザイ!ほど鼻につかないのは、きっと、ヒラク自身はずっと自分がただの人間で、健康な体にしても万能農具にしても、神様から授かったギフトだと思って、ひたすら畑を耕すしかしてないからなんだろうけどね。

だって、食糧の心配が一切ない村って、そりゃ、それだけでパラダイスだもんね。

で、ヒラク自身も、万能農具のお陰で実は作中ほぼ無敵!みたいな立ち位置にあるわけど、でもそれも村民が皆ついてきてくれる理由としての権威付けみたいなものにとどまっているから。

ドラゴンとか吸血鬼の始祖とか、周りの凄い人がヒラクのことを凄いと思うことで、ヒラクの凄さが確立される、そういう意味では彼自身が神様みたいな、ありがたがられる存在になっているということで。

豊穣の神ヒラク、とでも思ったほうがわかりやすい。

それなら、彼がとにかく子だくさんな存在でもわかる。

地母神ならぬ地父神みたいなものと思えばいいってことで。

なんかそう思うと恐ろしく納得がいったw

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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 第12話『臆病だった自分にさようならを』 感想: なにもかもが甘々な世界に過ぎて、これはこれで凄かった。。。

2023-03-27 11:07:26 | Weblog
第12話だけというよりも、12話全部の感想になるけれど、いろいろと考えさせられるものだった。

最初から最後まで、なんでこんなものを作者は書いてしまったのだろう?っていうのが基本的な関心だったけどね。

だって、物語のほとんどが、周の部屋で、周と真昼の二人が、イチャイチャというか、グダグダしている話だったから。

これ、ほとんど会話劇だよね。

さすがにそれでは話が単調になるからと作者も思ったからか、途中から、樹と千歳が乱入してきたけど、この二人は最初から付き合っていることがわかっているから、周と真昼の撹乱要因にはならず、ただひたすら生暖かい目線を周たちに向けるだけ。

もちろん、その結果、人を寄せ付けなかった真昼に友だちが増えていくという展開になったから、意味はちゃんとあったのだけど。

さすがに門脇が現れたときは、こいつが撹乱要因か?と思ったのだけど、この男も聖人でw、ショッピングモールに出かけていた周と真昼を見つけて、そのまま普通に話しかけていく強心臓の持ち主w

終わってみれば、門脇も、人畜無害の妖精キャラだった、ってことでw

結果、ひたすら、周と真昼の関係が深まっていく過程だけを見せられ続ける、という一種の蛮勇展開w

もっとも、早い段階で真昼の気持ちは固まっていたので、ほとんど周の気持ちが整理されるのを待っていただけなのだけど。

ということで、こんなにまで何の動きも起こらないラブコメ(なのか?)もスゴイな。

ほとんどが密室の会話劇。

で、それを可能にする、周と真昼がマンションで「お隣さん」どうしだった、という設定w

さらに、ふたりとも、親元を離れての一人暮らしで、だからノイズとなる親はほとんど現れない。

しかも、周も真昼も、それぞれに、いま、親元を離れての一人暮らしをしている理由として、悲惨な過去を抱えている、というお約束の設定w

さすがに真昼の「望まれない子どもとして生まれた」設定には、目が点になったけどね。

それでも親が世間体を気にして一人暮らしさせているというのだから、それはもう不幸と言えるのか?ってくらい。

周は周で、一種のいじめを苦にして地元から抜け出した、ってことで、これもこれで理解はできるけど、こちらもそれを実現させられる親が凄いことになるのだろうな。

ということで、ある意味、現代版の、お姫様と王子様の話だった、ってことでw

で、そういう関係を最終話で、真昼の方から学校で公表する道を選んだわけだけど、その際にいちゃもんを付けてくる真昼親衛隊みたいな男子モブたちが、あまりにも幼稚すぎて苦笑せざるを得ず、案の定、当の彼らのアイドルである真昼から論破される、という体たらくw

もっとも、それを含めて真昼が策士過ぎるのだけど。

ということで、真昼、全然、天使じゃないじゃん、むしろ悪魔じゃんw

呼吸をするように自然に策謀を巡らせられるのだから、立派なヤンデレ予備軍だと思うのだけど。

あとは、さっきも書いたように、あまりにも状況が整いすぎた上での周と真昼の接近なので、これはもう、高校では付き合ってたけど、大学にいって周が真昼の異常さに気づいて、普通に別れる、という話にでもなってくれないと、周と真昼の間のバランスが取れないと思うw

だって、とどのつまり、この物語って、自己評価の低い男子(=周)が、天使様(=真昼)に出会うことで、自信をとりもどして成長していく話なんでしょ?

スマフォ時代の、ソシャゲ時代の、アイドルゲーム時代の美少女ゲームのラノベ化、って感じだよね?

だったら、ちゃんとTrue Endの前にBad Endを置かなくちゃね。

ということで、こういった感じで、意外と目が離せない物語ではあった。

にしても、『異世界のんびり農家』もそうだったけど、最近は、ホント「承認欲求モンスター」の物語ばかりで萎える。

それが社会の潤滑油であり駆動力であることは理解できるけれど、ここまであからさまだとね。

いやもちろん、こんな話あるわけないじゃん!って笑ってみてればいいわけだけど。

文字通りのイリュージョン、幻影の物語だった。

なにもかもが、なんだかんだいって周と真昼にとって「優しい人」たちからなるファンタジーランドの物語だったってことで。


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ワンピース-ONE PIECE- 第1079話 『「四皇」赤髪海賊団』 感想: キッドはいつも噛ませ犬でちょっと不憫。

2023-03-27 09:56:38 | ワンピ
いくら「シャンクス、スゲェ!」を伝えるためとはいえ、キッドを瞬殺!ってどうなの?

それじゃ、キッドがただの噛ませ犬でしかないじゃんw

VSカイドウ戦やVSビッグマム戦のときもそうだったけど、キッドって、結局、ルフィやローの助力がなければ四皇とは立ち向かえない能力だった、ってことだったんじゃない?って気がしてくる。

さすがに不憫だよね、キッドは。

対戦相手の実力を示すためのサンドバックと化しているから。

まぁ、このワンピ世界の強さ、ってのも、もはや単純な「力」だけではなくなっているから、キッドはまだうまく自分の能力に適した戦い方を究めていない、という風に思っておこうかな。

その一方で、シャンクスは、どんどんあと付けで強くなっていく気がしていて。

ホント、どうしてルフィを倒すために片腕を海獣ごときに食われたのか、もはや理解不能だな。

あと、シャンクスと黒ひげの因縁についても、最近の話の流れからすると、おそらく「天上人」時代からの因縁のようにも思えてきて、なんなら、シャンクスが実はラスボスだった、って展開もありそうで怖いw

あ、そうそう、一応、ヨークがどうやって一連の騒動を犯したか、その種明かしもされていたけど、なんか、いまいちよくわかんないな、ヨークは。

次回、ベガパンクが被る惨状が描写されるのだろうか?

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異世界のんびり農家 第12話 『誕生』 感想

2023-03-25 22:25:17 | Weblog
あっという間に最終回。

しかし、ほとんど作画の良さで何とか回してきた作品なのに、よりによって最終回で最初から最後までヘタっていて、見どころがほとんどなかった。

ワイバーンとかドラゴンとかやり合うところは良かったのにねー。

で、肝心の物語の方は、可もなく不可もなく。

ただ、1クール通じて、主人公のヒラクにとってあまりにも都合の良い話が続いて、ちょっとそれはなー、と思っていた。

まぁ、「なろう」だからそんなものでしょ、と言われればそれまでなんだけどw

それにしてもね。

神の手違いで不遇の一生で早死し、そのことを悔いた神が、今度は思い切り過保護な特権付きの転生を起こして、その先で、本人の意図はなくともハーレムを形成し子宝に恵まれ続ける(しかも複数を相手に)、というのは、ちょっと見ていて、やっぱり、作者はよくここまで自分の願望を衒いなく垂れ流せるな、と感心してしまう。

いや、作者からすれば読者の読みたいものを書いたんだ、ってことになるのだろうけど。

これならまだ昔の「なろう」のほうがよかったな、一応、ちゃんと冒険してたからな、って思ってしまうよね。

「農民系」のなろうの、受動的な主人公が、ただ、そこで農地を耕しているだけで、周りから人びと(主には女性)が勝手によってきて、肉食系の女子に勝手に求められるようになる、という展開だからな。

これは、やっぱり、物語として全くダメだと思うのだけど。

それを察してアニメスタッフは、作画やアクションでごまそうとしたのだろうけど、最後の最後で、クオリティを維持できなかった、って感じかな。

ということで、「なろう」のだめなところを知るには最適な作品だったと思う。

承認欲求への応答もここまでこなすと、さすがにやりすぎだと思う。

それにしても、せめて一度くらい、ヒラクは、村の外に出てもよかったんじゃないw

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転生王女と天才令嬢の魔法革命 第12話 『彼女と彼女の魔法革命』 感想: ずいぶんとアクロバティックな決着のつけ方だったけど、面白かった! 2期に期待!

2023-03-23 00:00:13 | 転天
いやー、思っていた以上に、高度にアクロバティックな結末にびっくり。

まずは、なぜ、いまさらアニスとユフィが戦うことで決着をつけるのか?

あまりにも唐突で意味不明と思っていたら、その決闘の最中に、すでにユフィが「至って」しまったというびっくりw

そして、シーンが変わったら、特になにか儀式があるでもなく、ユフィの精霊契約が終わっていた。

その時点で、すでにもう人外の不老の王女になったってことだよね?

で、その次には、あっさり王が退位して、ユフィは女王様へ。

その間に、アニスは自分には前世の記憶があることをユフィに伝えていたりして。

ただ、ここでいろいろと納得がいったのは、アニスは前世の記憶があることから、自分が本来存在したはずのアニスフィアの魂の居場所を奪ったのではないか、という疑念に囚われていて、だからこそ、王女として、王家の娘として、課せられた義務は忠実にこなそうと思っていた、ということ。

あー、だからなのか、この数話のアニスが、やたらと情緒不安定だったのは、ってものすごく合点がいった。

要するに、王女らしい王女を演じていた、ってことだよね。

しかも、本来の王女の姿は永遠にわからないから、その王女の演技はどこまでいっても及第点を取ることは出来ない。

なので、あれだけ他人に対してはイージーゴーイングのお気楽な王女であったのに、自分のことになると、あんなにも脆弱な存在になってしまった、ということ。

要するに、自分で自分を縛っていたわけだけど、アニスは。

で、そんなアニスの枷を外そうと、身命を賭したのがユフィだった、ってことで。

でも、まさか、ユフィがあんなにガチな百合、というかレズだったとは思わなかった。

でもそれなら、アルくんとの婚約が上手くいかなかったのもわかる。

そういう意味では、ユフィはユフィで、アニスのおかげで自分に課せられていた枷を外すことができた、と実感したのだろうね。

本当の自分に気づいた、ってことで。

その点では、アニスのほうがびっくりだったわけだけどw

ただ、そんなガチ百合の二人になっても、その気持が互いにはっきりした時点で、ユフィは精霊契約を、アニスはドラゴンの呪いを受けてしまっていて、ともに人の外側にいる存在になってしまっているから、人の世の恋愛のルールに縛られることもない、と言い切ることも出来てしまうw

ということで、これ、確かに「革命」だよね。

人の伝統を踏まえた上で、すでに人の外の世界から人を治めているのだから。

で、最後にアニスが言っていたように、不老の話にしても、ドラゴンの力を持つアニスが魔学を究めれば、確かにアニス自身も不老になってしまうのかもしれない。

そもそも、すでに「吸血鬼」という、不死に近い存在もいるわけだし。

それに、一度も「不老不死」とは言っていないので、実はあっさりユフィのほうが、ある事件によって落命して、アニスがその後を追うという展開もありえるのかもしれない。

いずれにしても、なんか、一気に超常の話になってしまったのが、確かに魔法革命っぽいなぁと思ったw

しかし、よくもまぁ、こんなにアクロバティックな設定を、それなりに上手く物語の流れに落としたな、と感心してしまったw

もともと年末の先行放送で第1話を見て、なんか面白いかも、と思っていたのが、こんな形で決着するとは思わなかった。

正直、予想の斜め上をいく終幕だったけど、頭で納得するたぐいの展開だったのが、想定以上の面白さを与えてくれた。

作画も全然崩れなかったし(もちろん作画監督によるトーンの違いはあったけど)、是非、2期を、というか続編を期待したいところ。

だって、この最終回を見るにつけ、ここまでが本編開始に向けた序章にしか見えないから。

いや、マジで続編、期待してます!

面白かった!

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グレイプニル 第87話 『最後の答え』 感想: これは次回1年後の世界に修一が戻ってきてハッピーエンドで終わるんだよね? ね?

2023-03-22 19:14:29 | グレイプニル
え?! マジでこれで次回最終回なの???

大事なことだからw、繰り返すけど、

え?! マジでこれで次回最終回なの???

いや確かに、イキリ池内を倒して終わり!って前に書いたけど、ほんとにそうなの?

それに、修一が、ほのかの悪霊を「ぬいぐるみ」の中に取じ込めて、それで一緒に消滅して終わり!とは書いたけど、ほんとにそれでおしまいなの?

いやいやいや、
いくらなんでもそれはないでしょ。

それに、ほのかについていた悪霊?は、「人間の負の意志に侵食された宇宙人」というのは、それ、説明が逆じゃない?

もともと負の意志に取り憑かれた文明を失った宇宙人たちが別天地を求めて宇宙に進出し、辿り着いた、というか不時着したのが地球なんじゃなかったっけ?

それ、主客転倒に過ぎない?

てっきり、悪いのは宇宙人だから、「宇宙人」が最後になにか打開策を出してくれると思ったのだけどw

結局、地球人類そのものが・・・、いやこれじゃ主語が大きすぎるな。

修一の言う「人間」って、せいぜいのところ「日本人」だよね。

その日本人が抱え込んだ負の感情(まさにイキリ池内!)が宇宙人とケミストリーを起こして、あんな醜悪な怪物を生み出したってことなの?

なんだかなー。

結局、ほのか=池内の成敗に、宇宙人はほとんど役に立たなかったw

一応、次回の最終回で、クレアにせっつかれた宇宙人がなにかする場面があるみたいだけど。

これ、最後には、一応、修一が復活してハッピーエンドなんだよね?

ちょっとだけ嫌な予感がしているのは、宇宙人がずっと漫画を読み続けていることで。

これ、もしかして、漫画を書き換えるみたいに、これまであった物語を全部ちゃらにして、最初からやり直させる!みたいな「世界改変」のオチで終わらせたりしないよね?

ここまでいい加減な物語展開だと、あながりありえなくもないから怖いw

まぁその場合も、世界改変の対価にクレアの命?を使うとか、なのかもしれないけど。


しかし、この作品、ホントに途中から迷走したなぁ。。。

確かに打ち切りエンドだ!とは言ったけど、ホントにあと1回で終わるとは思ってなかったよw

こういう予想が当たるのはとても悲しいね。

一体この作品は、なにが描きたかったんだよ。

あ、そうだ、最後には一応『グレイプニル』のタイトル改題、してくれるんだよね?

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