BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

新約 とある魔術の禁書目録 第20巻 感想

2018-07-25 19:01:31 | 超電磁砲/禁書目録
とうとう新約も20巻ですか。。。
前巻で、イギリスに攻め込むことが決まったアレイスターたちだけど、さて、どうなるのか。。。

ということで、とりあえずスペース、空けときます。














































いやー、実のところ、新刊がでてるの、すっかり忘れていたw

そして、前巻の内容もすっかり忘れていて、とにかく、久しぶりに19巻は面白かったなぁ、ということだけ、ギリギリ覚えていた。

なので、20巻は、読み始めても、なんだかちんぷんかんぷん。
なんだっけ、コロンゾンって?、という感じだから、まぁ、仕方ないのだけど。

で、結論から言うと、全然、面白くなかった。
てか、一通り、最後まで読むことは読んだけど、何これ、意味不明すぎるんですけど?って感じで、徒労感が半端なかった。

いや、最初は、こっちが前巻のあらすじを忘れているから、と一応は、思っていたのだけど、でも、そうじゃないね。

もはや、書かれてていることが、作者の、わけわからん妄想の垂れ流しにしかなっていないから。
正直、何やってんだか、全然わからないし、そもそもなんでこんなことになってるんだっけ?というくらい、イミフのところが多くて、読み進めるのも、もはや苦痛。

やっぱり、禁書って、オワコンなんだな、と思ったよ。

もちろん、久しぶりにイギリスに乗り込んだんだから、懐かしいキャラはたくさん出るよ。
でも、どれもこれも、取ってつけたような感じなんだよね。

それに、いまさらオルソラとか出されてもなー、と思うし、その彼女が、いくら魔法のせいとは敵となったといわれてもねー。
そして、その敵のあり方が、よくわからなすぎ。

インフレとかそういうレベルではなくて。
もう何でもありだから、逆に、この先、こんなことが起こるのかな、という予想も立てられない感じで。
脈絡がまったくない。

いや、まじで、作者、やばいんじゃない? これ?

マンガだったら、絶対、打ち切りのレベルだよね、ここまでくると。

だって、書かれてあることが、ホント、もう支離滅裂なんだから。

その奇っ怪さが面白い、という奇特な人も、もしかしたらいるのかもしれないけれど、そうは思えない。

だって、感想の書きようすらないんだもの。わけわかんないから。

わけわかんないことを書いて、そのわけわかんないことを、さらにわけのわからない比喩で伝えようとするのだけど、それ、ホント、通じないよ。
読んでて苦痛しかなかったもの。
イッちゃってる。

うん、まじで終わり。
てか、本当に、これ、もう、打ち切りにしたほうがいいレベル。
やばいよ。
いやー、終わった、終わった。

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UQ HOLDER! 第150話 『選択とは、分かれ道』

2018-07-09 19:35:08 | UQH/ネギま!
刀太の世界線での、ネギとヨルダの最終決戦パート2。
ネギにしてみれば、リターンマッチ

で、ネギはどうしてヨルダに取り込まれてしまったのか・・・、というところに興味があったのだけだけれど、細かいところは一切描かれず。
ネギが特攻したところで終わり。
これは、今後、また描かれるのかね。
もっとも、ネギがヨルダに取り込まれるところは、前にラカンや夕映が取り込まれたときと同じだったのだろうけど。

ただ、取り込まれるにしても、例の第9魔法「ヨルダの御手」がどの程度効いたのか、知りたかったんだけどね。
もっとも、今回、エヴァが、彼女にも「ヨルダの御手」は使える、という話をしていたから、この魔法については、刀太がネギ=ヨルダに対峙する時の秘策の一つになるのだろうな。
その場合、まずはエヴァがヨルダに向けてその魔法を使い、その結果、彼女も取り込まれてしまい・・・、とかいう展開があって、その上で、刀太が一人で、もしくは他のUQHの助力を得ながら、彼の手になる「ヨルダの御手」を使って、ネギもエヴァも解放する、とかの展開かなぁ。

ところで、ネギもヨルダに取り込まれてしまったとしたら、ナギはどうしているんだろう?

仮にこの世界線で、刀太が勝利した場合、多分、ネギもナギも解放されることになるのだろうけど、しかし、その場合も、エヴァは、どちらを選択するのだろう?

まぁ、この数話の描写を見れば、エヴァもネギに懸想していることは明白だから、その場合は、やはりネギ、ということになると思うのだけど。
それとも、その想いも断ち切るための、今回の「明日奈」についての言及だったのかなぁ。

あの「明日奈も頑張っているのも申し訳ない」というネギの言葉は、少なくともそれに続く描写を見ると、エヴァがネギへの想いに区切りをつけるためのものだったようにも思えるだけど。

問題は、でも、あそこで明日奈の名前が出たからといって、ネギくんが別に明日奈のことを愛しているとか、そういうことではないはずだけど。
なにしろ、この世界線でも、千雨のことをネギは思っていたはずなのだから。

もちろん、千雨の死から数十年経っていることを思えば、さすがに千雨への想いもきちんと整理されているのだろうけどね。

このあたりは、ちょっと駆け足すぎる、というか、無理があるように感じたかな。

とはいえ、今回の話の目玉は、突き詰めれば、UQ Holderの誕生秘話、ってことだよね。

一つ、なるほどなぁ、と思ったのは、このUQHの発案者がネギだったってこと。
「不死身商事」はさすがに笑えたけどw

でも、エヴァからしてみれば、UQHはいわば、ネギの忘れ形見、ってことだよね。
でなければ、エヴァが、およそ人を率先する、なんてこと、するはずがないよね。

もちろん、チャチャゼロが消えたことも大きかったんだろうけど。

だって、エヴァからしたら、土星大戦は、終わってみれば、ネギとチャチャゼロを失っただけだからね。その悲嘆ぶりといったら、想像を越えたものだったのだろうけど。

でも、その描写がなかったのも、この先の展開で、刀太に告白するなり、その頃のエヴァの様子を知るUQHの最古参組から明らかにされるなり、するんだろうな。

でも、とにかく、これでUQHがなぜ、ネギの世界に生まれたのか、という、連載最初期の頃からの疑問が解消されてすっきりw

いや、ホント、エヴァが自らあんなものをつくるなんてありえないよな、なにしろ、ネギま!におけるエヴァって、ニート代表、みたいなものだったのだから。

そういう意味では、ホント、この世界でのエヴァは、ネギとともにヨルダ再戦にむけて準備をしていた数十年の間に、ネギによって大きく人柄が変えられた、ということだよね。

いや、ホント、このあたりは、超納得。

で、今回の話のもう一つのポイントは、どうしてエヴァとフェイトが袂を分かったのか、ということだけど。。。

いやー、これ、フェイト、悪者すぎやしない?

まぁ、エヴァですら、これほどまでにキャラが変わったのだから、同様に、フェイトが変わってもおかしくはないのだけど。

しかし、それにしても、これ、どう考えても、ネギくんに対して、フェイト、ヤンデレすぎだよね。

もう、ネギくんさえ戻るなら、悪魔と契約したって構わない、ってノリ。

ネギのクローン作戦にしても、もともとはネギの発案のはずで、そのプロジェクトの運営をネギくんに頼まれたはずだと思うのだけど、さすがにこれは、ないんじゃないかな。

というか、「不死の兵器」に転用するなんて方向、そもそも、ネギくんがこの数十年の間、この世界の「憎悪の感情を減らして」ヨルダをできるだけ脆弱化させ、それで再戦に臨む、という話と全くそぐわないと思うのだけど。

ネギくん第一!のフェイトが、そんな、明らかにネギくんの努力が徒労に終わるようなことは、しないと思うのだけど。

まぁ、あの「悪堕ちのフェイト」は、ネギくんがヨルダに取り込まれた後の姿なんだろうけどね。

でも、そうすると、結局、フェイトは、ネギま!の頃から含めて、多分、100年近くは一緒にいたはずだけど、その間、全然、良い方向に変貌を遂げなかったってことにならないかなぁ。

このあたりは、今回、とても違和感を覚えたところ。
いやいや、さすがに、これはひどすぎだろう、と。

多分、フェイトはフェイトで、今回の最後にあったエヴァとの訣別を受けて、彼なりの親衛隊をUQHに対抗できるよう、用意したんだろうけど。

でもなぁ、それにしても、ここまで悪役に堕ちたフェイトが、以前描かれたように、刀太を説得して引き込もうなんて理性的なことをしてくるのだろうか?

ということで、やっぱり、今回のフェイトは、さすがにちょっとご都合主義的にキャラの性格を変え過ぎだと思う。

まあ、もう一波乱、あるのかもしれないけれどね、フェイトとエヴァの間には。


あとは、微妙に感心したのは、エヴァも「ヨルダの御手」を使える、なぜなら彼女も始まりの魔法使い=ヨルダに作られた存在だから、という部分。

ヨルダとエヴァの関係をこんなところで持ち込んでくるとは思わなかった。

で、あのエヴァの発言で、フェイトが動揺していたのは、きっとフェイトもヨルダに作られた存在なのに、自分には「ヨルダの御手」は使えないからだったのだろうなぁ。

もしかしたら、このフェイトの「嫉妬」の部分が、彼に過度に「科学」の道を歩ませることになるのかもなぁ、と思った。

にしても、あのネギま!の、エヴァとフェイトが最初に相まみえた京都の修学旅行のときから、随分遠くまで来たなぁ、とびっくりだよ。

二人とも、まさか、あれから100年後くらいになって、まさかネギくんを巡ってこれほどまでに面倒な関係になるとは思ってなかっただろうなぁ。

いやー、ほんと、びっくりだw


ともあれ、次回からは、また刀太の話に戻るわけだけど、この世界の顛末を「無理ゲー」を達観した発言をした刀太は、どうしていくんだろうねぇ。

ちょっとだけビビったのは、「不死者にはエンディングはない」という発言。

それだと、あれ、これで終わり?というような唐突なエンドを、UQHは迎えそうで怖い。

実際のところ、多くのネギま!読者組からすれば、ネギま!の時の、いろいろぶん投げエンディングの謎は解消されたし、ネギの意中の相手が千雨だということもわかったし、そのハッピーエンディングさえあれば、この先、刀太がネギを救出すること自体には、それほど興味はわかないよね。

だって、仮にこの世界で、ネギが救出されるハッピー・エンドを迎えたとしても、あぁ、でもこのエンディングも数多ある平行世界の中で生じた数多あるエンディングの一つでしかないよね、というのが、もうわかってしまっているから。

その意味では、むしろ、これほどまでひどいバッド・エンドはないわー、というかたちで終わったほうが物語的には、ちゃんと終われるのかもしれない。

ということで、次回は、何が扱われるんだろうねぇ。

なんか、もうこれで終わってもいいんじゃないか、という気がしてならないのだよなぁ。

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