BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第87話 『私と姉妹①』 感想

2019-05-29 11:17:44 | 五等分の花嫁
ウワァー、とうとう来た!って感じだね。
フータローとあの子=四葉と出会いの日の物語。
いわゆる「あの日の物語」第一幕。
というか、真相の開示だね。

さて、この話、どこまで行くのか。
とりあえず、回想第1話である今回のポイントは、四葉が、あれこれとやらかす子だったことで、この頃から、姉妹に自分が迷惑かけていることを悔いているタイプの子だったってことだよね。

その一方で、すでに運動能力の高さの片鱗を見せ始めていた。
にしても、サッカーかい!w って突っ込んでしまった。
まぁ、野球はないからなぁ。

しかし、この頃、すでに運動能力が抜きん出ていた、という描写をわざわざしてくるということは、フータローと出逢ったことで、四葉は四葉で、きっと、自分の才能である運動能力を伸ばす方向に独り立ちしようと思ったのだろうな。

というか、今回のエピソードの全体的な印象だけど、四葉自身は、五つ子として「瓜五つ」であることに疑問を抱いているフシがあるから、五つ子の中では最も早く、自分らしさ、個性を見出したいと思っていたんだろうな。

でも、多分、その個性を伸ばしたいって思って行動していたら、なんか大きな失敗をして、それがトラウマになって、過剰に「みんなが大事」ということになったんだろうなぁ。

そして、この時点で、まだ五つ子の母が存命だったってことは、もしかしたら、四葉がなにかやらかした結果、お母さんが息を引き取る場面に、五つ子が駆けつけることができなかった、とかのエピソードもありそうかなぁ。

まだ再婚していない段階のマルオも登場しているし。
結構、重たい話が続きそうな気もする。

まぁ、マルオはマルオで、五つ子の母である零奈さんの死に際で、娘たちを守る、とか、厳しい誓いを立てていそうだよね。

しかし、以前の過去回想だと、フータローと分かれる「あの子」の横にマルオらしき大人も立っていたように思うので、となると、零奈さんの容態が悪化して、急遽、マルオが五つ子を京都まで迎えに来た、という展開もありそう。

あー、そうか。
そのフータローと分かれる場面で、本当は、四葉が挨拶に来たかったところが、何らかの理由でやってくることができなくて、その四葉の事情なり心情を気にかけた五月が、四葉のふりをして、最後にフータローと挨拶を交わした、とかいうことなのだろうな。

で、五月からすると、その四葉のことを思い出させてたくて、例の零奈を騙ってフータローに接近した、ということかな。

そういう意味では、五月も、5年前にフータローに会っていた、わけで。

そのあたりの「真相」がこれから数回にわけて語られるのかな。

しかし、そうなると、前回、フータローが言っていた「6年ぶり」というのは、単に言い間違いだったのかな? この時差は気になるんだけどね。。。

ともあれ、まずは、次回。
京都駅でフータローと出逢った四葉が、フータローとともに、何を見、何を聞き、何を語るのか。

物語の根幹に関わるエピソードだけに、しばらくの間は、目が離せなくなりそうだ!

ちなみに、あのサッカーコーチ、またでてくるのかな?
もしかして、彼が、零奈をなくして落ち込んでる四葉を元気づけるためにコーチをしたりするのだろうか?
いや、微妙に、マルオを張り合ったりしそうだし。。。

ともあれ、ここまで、フータローと五つ子の因縁が深いとなると、彼女たちがフータローの高校に転校してくる時に、何があったのか、気になる。

そもそも、四葉はいつ、今のフータローのことに気付いたのだろう。
その上で、五月ではないけど、どうしてフータローにとって彼の人生を変える契機となった「あの子との思い出」を知った後も、頑なにその「あの子」は自分だとカムアウトするのを渋ったのだろう?

逆に、そこまで四葉の気持ちを抑圧する出来事、多分悲惨な出来事、が何だったのか、が今から少し怖い。。。

まぁ、十中八九、零奈さんがらみなんだろうけどなぁ。。。

ともあれ、次回を刮目して待つ!ことにする!

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五等分の花嫁 第86話『シスターズウォー エキシビションマッチ』 感想

2019-05-22 11:06:20 | 五等分の花嫁
アハハ、いやー、そう来ましたかー!!!、というのが今回の第一声w
いやー、作者も、いろいろとねじ込んでくるねー
まぁ、今回の修学旅行の「種明かし回」ってことなんだけど。
面白いったらありゃしない!

まずは、第一に、冒頭の、三玖のはぐらかしw
前回までの展開だと、三玖はもう姉妹の手助けなしではなんにもできない子だとばかり思っていたのだけど、「(フータローではなく)家族のみんなが好き!」という「はぐらかし」ですっかり主導権を取り戻してしまったw

いやー、これで、一応、三玖エンドの可能性も残ってしまった。
むしろ、正妻ポジションとも言える。
すごいなー、この逆転劇w

冒頭の二乃の「ええっ!?」というのが、もう読者の声を代弁していてw
てか、二乃は、もうすっかり読者代表だな。
愛らしくってたまらないw

もっとも、それくらい、この姉妹にとっては、家族の関係が大事、ということだよね。

で、三玖がここで「姉妹」ではなく「家族」と言っているのは、母親の零奈を必ずカウントしているからだよね。母娘の関係を想起することで、常に、五つ子が、もともとは「ひとり」で、それが分身したものだ、という意識がとても高いということで。

いまさらながら、『五等分の花嫁』って、よくできたタイトルだなぁ、と思った。常に物語が戻るべき場所になっているよね、「五等分」という言葉が。

で、「はぐらかし」の二番目は、京都編のジョーカー役だった一花ね。
彼女の、「全部嘘だよ」という言葉。
これは、どういう意味なんだろう?

直接的には、フータローの謝罪に対して悪態をついたことの全部が嘘、冗談!ってことなんだけど、背景に今まで一花がフータローと過ごした場面がおーばーラップしてくると、やっぱり意味合いが異なるよね。

三玖の手前、完全に身を引く、という意味なのか?
それとも、今までの自分の言動は全て忘れてもらうためのリセットスイッチなのか?

前者なら、フータロー争奪戦から離脱、ということになる。
後者なら、一花としては、東京に戻ってから語ることは「本当のこと」だよ、本当のことしか言わないよ、という宣言なのかもしれない。
彼女からすれば、フータローの信用回復が最優先で、その上で長女としての振る舞いをやはり心がけたい、ということで。

もっとも、三玖が、予想に反して、戦線にとどまることがはっきりしたので、むしろ、この京都編をもって、一花、二乃、三玖の三人が、横並び一直線上でフータローを追いかける、ということなのかもしれない。

ただ、その一方で、なんかこの三人については、彼女たちの中で、それぞれ、フータローに対する思いは、ちょっと決着がついてしまったようにも思えて。
小康状態というか、均衡状態というか。
なんというか、三人とも、いい友達、というポジションに落ち着いてしまった気がするんだよね。
特に一花。

で、この先、どうするのかなぁ?と思っていたら、最後の最後で、満を持してラスボス登場ですよw
四葉降臨!

もっとも、もはや消去法で、「本当の零奈」が四葉であることはわかっていたけどね。
となると、四葉が、最終的な花嫁なのか?ということになるのだけど。
なんかもうこれで決定な気もする。

実は作中で、一番最初にフータローに「好き」と言ったのも四葉だし、クリームがついているから、という理由で、フータローの頬にキスをしたのも四葉が最初なんだよね。
そもそも、フータローのことを最初から「上杉さん」と呼んで知っていたのも四葉だし。

そうなると、あの民宿編の最後に駆け寄ってきた(ニセ?)五月によるフータローとのキスも四葉だと思いたくなる。
本当は、五月の参戦を期待したいところなのけどね。
あのキスをした五月にしても、他の子の変装と思わせておいて、実は本物でした、という方がお話的には面白いのだけど。

でもなー。
さすがに、五月の性格を考えると、あそこでキスをしておいて、その後、零奈のフリをして何食わぬ顔でフータローに会う、というのは、さすがに無理なように思えるのだけど。

となると、ほぼ、四葉の一択だよね。

大番狂わせがあるとしたら、あのフータローとキスをした五月は、一花の変装だったというもので、今回の「全部嘘」発言も、それを含めたものなのかもしれない。
ついでにいえば、「昔、フータローと会っていた」という事実も「嘘」として片付けることで、事実はどうあれ、フータローからすれば、一花との出会いは、5年前の京都ではなく高校生の時、ということになって、そうなると、花嫁候補にも残ることになる。

うーん、どちらかといえば、こちらのための「全部嘘」かなぁ。

ともあれ、ようやく次回から四葉回、そして多分、五月回が始まる。
ということは、ほんとに終盤突入なんだろうな。

そうそう、すっかりスルーされていた盗撮の件は、フータローの差金だったw
うん、このアルバムはいいよ。
ただ、フータローはフータローで勘がいいから、このアルバムをまとめる過程で、いろいろと状況を把握しているのだろうな。

というか、四葉が本当の零奈であることも、きっと、気付いているよね。

ということで、次回、どこから始まるのか。

とりあえず、京都編の結果、五つ子の間で再び戦争が起こることはなくなったので、この先、何を持って競い合うかだよね。

それにしても、フータローは「6年ぶりの京都」といい、五月は「5年前」と言っているけど、これは誤植じゃないよね。
となると、この1年のズレは何なんだろう?
どちらかの記憶違い?
それとも、5年前の四葉のさらに1年前にフータローは五つ子の誰かと遭遇しているということ?
当時、五つ子が京都に住んでいたりしたのか?
でも、もしも5年前と6年前の2回、会っているのだとしたら、四葉のさらに1年前に会っているのは、ここまでの話の流れからすると、五月しかいない、ってことになるのでは?
少なくとも四葉の次にあった一花はべつ、ということになるけど。。。

あれ?もしかしてそこから違う?
五月があったフータローに、夜、七並べをしたのが一花ということ?
そうなると、五月がフータローと写った写真を落としたのに、なんで五月ちゃんがこれをもっているの?という反応を示さなかったのも、説明がつくことになるが。

うーん、どうなるんだ?


ともあれ、この作品は、マンガなのに「語り」のマジックも使ってくるから面白いな。
その上、画力もあるのだから。

ホント、二期は、手塚プロじゃなくてシャフトで頼みますよ!

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五等分の花嫁 第85話『シスターズウォー 七回戦(裏)』 感想

2019-05-15 13:37:51 | 五等分の花嫁
予想通り、前回の舞台「裏」が明かされた今回。

しかし、そうか、介入したのは全員だったかー(笑
さすが五つ子だなぁw

そして、これもまた想像通り、一花もまた、昔、フータローに会ってたことがはっきりした。

その結果、写真の女の子は四葉であることが確定したわけだけど。
つまり、「あなたが必要」とフータローに言ってくれて、今のフータローに変わるきっかけを与えてくれたのは四葉だった、ってことだよね。

まぁ、それで、フータローは超ガリ勉の優等生になって、一方、四葉は身体能力はずば抜けてるけどおバカな子になってしまったのだから、なんだかなーwではあるけれど。

もっとも、五つ子がおしなべて皆おバカであるのだから、ひとり四葉だけが責められるわけではないのだけれど。

しかし、そうなると、なぜ五月が零奈に扮して「楔を打つ」ことをしたのか、その理由がどうしても知りたくなるわけで・・・

なんでなんだろうね?

四葉がフータローに出会っていた事実を思い出させたいのか?

それとも、実は五月もフータローに、かつて会っていたのか?

今回、実にあっさりと、一花もまた、昔フータローに会っていたことが(作者によって)明かされたわけだけど、こうなると四葉と一花のほかにも、潜在的にはフータローに会っていた可能性はあるわけで。。。

とはいえ、さすがに今までの流れからすると二乃と三玖はないだろうから、あるとすれば五月なのだけど。

五月が勝負下着wを持ち歩いていたのも、それと関連あるのかなぁ。。。

ともあれ、このあと京都で、もう一幕、ありそうだよなぁ。

しかし、今回、作者の物語の構成力にちょっと驚いたのは、三玖のサポートってことで、結局、残りの四人が全員裏方に回り、その過程で二乃と一花の和解も済ませてしまったところ。

これは上手いなぁ。

特に、二乃の自然な嫉妬心を引き出すあたりが。

これで少なくとも二乃と一花の間では、お互いの関係を入れ替えて相手の心情を理解させてしまえる。

結局のところ、姉妹どうしの思いやりは常にベースにあって、その上で恋心が発動する、というわけで。

だから、「ごめん」という言葉のほうが、三玖や四葉の口からまずは発せられてしまう。

裏返すと、一花と二乃が、思いの外、普段から「お姉ちゃん」しちゃってる、ってことだよね。

となると、今後、この二人の動きは少し鈍るのかな?
どちらも暴走機関車だったのだけど。

自分の感情に正直なお姉ちゃん二人のほうが、恋敵が姉妹となった途端に、なんだかんだ言って、最後の土壇場で、妹のほうに譲ってしまいそうな感じが増してしまったような気がする。

それとも、これで晴れて、一花、二乃、三玖が一線上に並んだ、ということで、それぞれの攻勢が始まるのかな?

さしあたっての問題は、今回の事件でこじれてしまった一花とフータローの関係だけど、これは、京都にいるうちに解決されるのだろうか?

その場合、仲裁役は、やっぱり二乃になるのかな?
二乃、そんな役回りばかりだなw
でも、これでまた二乃株がバク上げしそうだがw

しかし、いくら二乃が間に入っても、一花が昔、フータローに会っていた、という事実は、一花自身が証明するしかなくて、その過程で、五月が助け舟をだすのかな?

でも、そうなると、四葉がかつてフータローの会っていた写真の子だった、ということもフータローに告げるしかなくなるよね?

となると、この修学旅行が終わってみれば、五つ子全員が、一応、フータローに対して恋心を抱いている、ということが明らかになるのだろうか?

今が三年生、ということを考えると、卒業後、それぞれの道を歩む、という方向に行きそうだよな。

で、この『五等分の花嫁』という物語における「教師」の位置づけの重さを考えると、フータローも卒業後、教員を目指すことになる可能性はかなり高いと思う。

となると、教師になりたい、とすでに公言している五月とともに歩む、という可能性も高そう。

確か物語の最初で、花嫁になる人と出会ったのは高校の頃だ、とフータローが言っていたと思うので、写真の子として関わっていた一花と四葉は最後の相手からは外れたことになるはず。

となると、残りの、二乃、三玖、五月、の誰か、ということになるのだけど。

もう一つ、花嫁になる人とは、例の五つ子のおじいちゃんのやってる民宿に止まった時に「初めて」キスをしていた、と言っていて、あのときの、全員が五月に化けている状況と、その時の様子を考えると、四葉の可能性が高いなと思っていたのだけど、こうなると、本物の五月が迫っていた、という事態もありそうになってきた。

まぁ、物語の冒頭で、フータローが初めて出会った五つ子が五月だったことを考えると、あまりにもお約束どおりの予定調和なわけだけど、こうなると、ぐるっと一周回って、花嫁は五月になるのは高そう。

ともあれ、今回の、一花の「昔会っていた」事実の吐露が、思いの外、あっさりしていたので、これは、作者は、一気にこの先、物語の終局に向けて、巻いてきそうだなぁ。

それにしても、一花が、フータローが昔京都で会っていた彼だったことに気づいたのが、林間学校の肝試しの時だった・・・というのは、正直、やられたー!と思った。

多分、あの瞬間の一花はまだ、あれ?どこかで?ぐらいで、完全にはおもいだしてはいなくて、でも、どこか引っかかっていたから、あのフータローと二人で閉じ込められた時に、フータローのキャンプファイアーのダンスを取りやめるか?という提案に理由もわからず涙を流す、というエピソードがあったのだろうなぁ、と思ったりした。

いやー、それにしても、噛みごたえのある物語だよね。

次回も楽しみだ。

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UQ HOLDER! 第160話 『UQホルダーvs.UQホルダー』 感想

2019-05-11 20:50:20 | UQH/ネギま!
うーん、
なんかとにかく獅子巳十蔵ってのが、俺TUEEEEE!ってだけの回だった。

しかも、この十蔵、話の流れ的に、神鳴流の元剣士。
っていっても、不死身衆なので800歳超え、なのかな。
だから、神鳴流っていっても、もう誰が師匠かとか、わからないし。

それに、本人の弁では、才能はなかったけで、不死者になったので、とにかく時間は余るほどあって剣技を磨くことだけに時間を使ってきた。

で、ついには、因果も、概念も、そして、神をも斬れる存在になった・・・

ってことなんだけど。

ん?だから何なの?

ただの、脳筋な修行バカってことだよね?
十蔵って。

むしろ、この脳筋バトル野郎の十蔵に、メッチャ愛されまくってるジンベエって何なの?ってほうだよなぁ、気になるのは。

だって、神をも超える、とか豪語しているやつが、これであんたと本気で殺れる!!!とか言われるジンベエって、話の流れ的には、まさに「神ポジション」にあるUQHってことになるじゃん。

えーっと
いつの間に、このマンガ、そんなパワーインフレ・マンガになったの?

まぁ、前々回だっけ? 刀太の不死力の源泉が、太陽系の魔力とかになったあたりで、もうなんだかなーw(苦笑)、の設定になっていたわけだけど。

正直、話がもう無茶苦茶だな。

そして、この破天荒な、バアルvsエヴァを含めた、真祖vs人工真祖対決の唐突な勃発を見ると、マジで、UQH、打ち切り決定なんだろうな。

だって、もはや物語は完全に破綻してるし、一応ある設定も整合性を著しく欠いたものになってしまっているわけだし。

だって、「神をも倒す」十蔵と、その十蔵に挑まれる「神ポジ」のジンベエがいれば、ネギ=ヨルダくらい、簡単にやっつけられそうじゃん。

だって神だぜ?

そんな奴らでも、元人間のヨルダに勝てないのだとしたら、もう、神ってなんだ?ってことになるよね。

っていうか、夏凛=ユダの設定からすれば、今回、十蔵の剣は、イエス=キリストの権能をも超えた!ってことになるわけだけど、それさー、あまりにキリスト教に対して不敬じゃない?

まぁ、夏凛をユダにした時点で不敬なのは間違いないんだけどさ。

となると、これ、ゲンゴロウの「残機制」から察せられる通り、そもそも、このUQH世界は、ネギま!の世界を模した「ゲーム世界」でした、だから、設定はなんでもありなんです!ってことなのかね。

いやー、とにかく、もう、なにがなんだか。。。

もちろん、パワーインフレも、荒唐無稽な展開も、そこに一本筋が通っていて、それなりに物語の展開をあれこれ想像できる、というのなら、全然問題はないのだけど・・・

これはもう、ホント、ダメでしょ?

正直、赤松健って人は、ラブコメだけ描いていればよかったと思うんだ。

それを何を思ったか、それこそFGOみたいな「英雄=サーヴァント」世界を、俺もやってみよう、だって「ネギま!」世界って魔法世界だから問題ないじゃん!ってことで、変な方向に行っちゃったのがいけなかったんだろうなぁ。

担当編集者、ちゃんと首に鈴つけろよなぁ。
あだち充とか高橋留美子とかを見習えよ、って思うぞ。

あだち充は高校野球しか描かないし、30年後の明青学園とか誰得?って思うけど、そこで相変わらずピッチャーやキャッチャーやバッターを描いているわけで。

これなら、素直に、ネギま!のパラレルワールドを描いたほうがよっぽどよかったんじゃないかな?

ともあれ、今回、最大の不満は、神鳴流をご都合主義的に使ったところだよね。

こんななんでもかんでも「剣豪」の系譜は神鳴流ってするくらいなら、裏千家じゃないけど、神鳴流の「裏」ないしは「影」の流派くらいにしてほしかったよ。

とにかく、後付けでなんでもありすぎ!
神鳴流、便利に使いすぎ!

しかも、この状況で、エヴァは、なんか中央に呼び出されて不在!ってんだからなぁ。

いくらエヴァはバウル様wとの決戦に出番は取っておくにしても、なー。

にしても、この先、エヴァとバウルの因縁アゲン!と、本当にやるのかね?

で、バウルもニキティスみたいに、

なんか、真祖は時間を弄んでいて暇なんで、面白そうなことやってるUQHにちょっかいだしちゃった、
でも、お前らのいきいきした様子が面白くなったから、またしばらくは仲間ずらしてやるよ!
テヘ!

・・・とか言って、元の鞘に戻るのかね?

で、最後は、今回の「誰がUQHで最強だ!」合戦で、お約束どおり、ニキティスとか十蔵とかバウルを破った「刀太様w」が、ニキティスや十蔵やバウルもお供にひきつれて、ネギ=ヨルダの討滅に繰り出すのかね?

うーん。
なんか、その最終バトルが、これ以上、ものすごいものになるようには思えないんだよなぁ。

それに、そんな最終バトルの「凄さ」を特にネギま!の流れを汲むUQHに求めてたりはしないんだよなぁ。

大体、戦闘シーン、妙に軽いし。
なんか踏ん張りとかを感じさせる「溜め」が全然ないから、
ホント、ピューン!ドカーン!って感じで、
戦いが軽い軽いw


それにしても、一体全体、どこで間違ったんだろう?
あの「ネギま!」の続編が、どうしてここまでつまらないものになってしまったんだろう?

ホント、ラブコメ、描いていればよかったんだよ。

バトルや魔法SF設定はあくまでも副菜ないしは刺身のツマくらいでよかった。

あとはさ、これ、パクティオ回、必要だったのかね?
こんなパワーインフレ、脳筋マンガになったら、そんな知略、いらないじゃん!って、心底思うのだけど。

あーあ。

なんか、やってること、禁書目録そのものだよなぁ。

あ、そうそう、ゲンゴロウに、師匠!って言われてるジンベエって、なんか、ワンパンマンのサイタマに見えたw

ジンベエ、そんなに強かったのかよ!って。
あ、ゲンゴロウはその場合、ジェノスwね。
そうなると、十蔵は、あの音速wのソニックってことになっちゃうんだけどw

まぁ、そんなどうでもいいことを思いついちゃうくらい、どうでもいい話になっちゃったんだよなぁ。

これはもう。。。

はーあ。


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盾の勇者の成り上がり 第18話『連なる陰謀』

2019-05-09 16:46:23 | Weblog

いや、まぁ、どうでもいいといえばいいのだけど、『盾』については、一度、なにか書いておこうと思っていたので、いい機会だから書いておくと。

いやー、これ、ホント、ヒドイ作品だな。
今回ので、マジで呆れた。
ここまで、お話としてめちゃくちゃとは思ってなかった。

無駄に作画がいいだけに、ホント、この原作の酷さ、なんとかならなかったのかね?

18話まで来て、相変わらず槍は、度を越すくらいアホだし。
ビッチは、相変わらずだし。
えー、その話、まだやるのかよ?って思ってから、
今度は、唐突に教皇というのがでてきて、盾どころか他の勇者もアホだから、全員始末する!って宣言して、自分の悪事、全部バラしちゃうし?

ハァ?
何いってんのこの爺さん、って感じで。

まぁさ、「なろう」なんかに人間描写を求めるのが無理なのかもしれないけどさ、これはさすがになんとかしろよな、ってレベルで。
唐突すぎだろ、いくらなんでも。

ほんと、作画の無駄遣い。
てか、さすがに今回の中身までは、1クールで収めてくれよ、って感じで。

波?て何よ?って、ずーっとわからずじまいだし、その間も、相も変わらず、槍はバカなままだし
いや、バカを通り越して、この槍については、不快なんだよね、存在そのものが。
で、この槍とビッチを蹴散らして、はーぁ、せいせいしたってなるのかと思っていたら、いきなり前々回あたりで、鳥の女王がでてきて、仲良くしなくちゃだめ!とかいいだすし。

いやさ、これだけ嫌な気にさせられておいてさ、いまさら、仲直りしろとか言うの、やめろよ、ってマジで思うぞ。

カタルシスもなにもない。
順当に考えて、槍とか問答無用で消すべきでしょ。

そう、この物語って、そういうカタルシスが一切無いよな。
マジでヒドイ。

で、原作はまぁ、そうかもしれないけどさ。
どうせ、なろう、なんてワナビーが勝手に投稿するだけの、要は素人の手段なんだから。
でも、それを映像にするなら、それに関わるプロはもう少しなんとかしろよ、って思うぞ。

いや、マジでリソースの無駄遣い。

呆れるにもほどがある。

こういうのを時間泥棒っていうんだろうな。

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五等分の花嫁 第84話『シスターズウォー 七回戦』 感想

2019-05-08 10:36:19 | 五等分の花嫁
ゴールデンウィークを挟んだため、前回、いいところで終わって2週間待たされた七回戦w

しかし、思いの外、あっさりと三玖回だった。

しかも、これ、どう考えても、一花のアシスト、というかプロデュースだよね。
多分、武田や前田も一花に丸め込まれてグルになっているw

でないと、さすがに二人が「空気を読んで」消えたりしないだろうし。

まぁ、場所が太秦?だったりするから、「お芝居」としてフータローと三玖のデートを「演出」するのに最適だしね。

しかし、下着は当然としても、一花、どうして三玖のパンのことまで知っていたのだろう?
単に姉妹をよく見ていただけなのか?
それとも、四葉も一枚かんでいるのか?

そのあたりの裏方の話は、次回、明かされるのかな?

ともあれ、そのような一花プロデュースの好機を逃さず、三玖は三玖でようやく告白に成功。

よかったね、三玖!
というのが、大方の読者の受け取るところなんだろうけど、
でも、これ、本当によかったのかな?

むしろ、ゴールとしての花嫁候補から、三玖は、早くも脱落したようにしかみえないのだけど?

だって、この告白の場面自体、一花のお膳立てなわけでしょ?
いくら前回の反省があったからとはいえ、三玖が独力でここまで来たわけではない。

図らずも「自分のことばかり」と三玖自身、言っているように、多分、いまだに三玖は、フータローのことが好きな自分でいっぱいいっぱいだよね。

対して、一花は、いわば贖罪として、この場面を設定したわけで、しかも、結果的には、三玖のための前座、噛ませ犬役になってしまったのだから。

しかも、これが一番の問題だけど、多分、フータローは、そうした「仕掛け」そのものにも気付いているよね。

だから、今回の三玖の告白で、一番の問題があるとしたら、三玖が精一杯、勇気を振り絞って「好き」と言ったことに対して、フータローが「ああ、知ってるぞ」と答えてしまったところで。

フータローにとって、なんの驚きもなかった。

その点では、二乃に告白されたときの狼狽ぶりとは大違い。

つまり、三玖って、フータローからしたら、妹なり娘なりのポジションでしかないよね。

もちろん、自然体で話せる、というのはあるのかもしれないけれど。

でも、このフータローの淡白な対応を見たら、あぁ、三玖が花嫁に落ち着くってないわー、と感じるかな。

少なくともこの先、もう三玖とは大きなイベントは起きないよね。

それに比べれば、今回、自ら醜態を晒したものの、長女という「お姉さん」の役回りの原点に立ち戻って三玖の応援の方に向かった一花のほうが、よっぽど人間っぽい。
それでも、まだ、一花は、ストレートにフータローに告白してないからね。
むしろ、さっさと告白してしまった二乃との違いを明らかにしたわけで。

でも、二乃が威勢よく「掠奪愛」を宣言しながらも実はそんなことのできない耳年増のお姫様キャラなのに対して、一花の場合は、本心を明かしたら、まさに「強欲」の嵐を吹き荒らすタイプであることは明らかにされたので、此処から先は、一花が、そんな自分の強欲とどう折り合いをつけながらフータローに向き合うのか?というところに焦点が当たりそう。

もともと、一花の場合、さっさと姉妹とは離れて一人暮らしを始めようと思っていたくらいだから、今回の修学旅行を経て、本気で一人暮らしをする、という選択肢を取るのかもしれない。

うん、次のステージのテーマは、姉妹からの独立だな、きっと。

こうなってくると、今後の展開は、いまだ本心を明かさない四葉と、零奈に化けた五月が、この「どろどろした内面の存在を隠さない」一花をどう扱っていくか、ということなんだろうな。

良くも悪くも、四葉と五月は、「正しい」ことを「正しく」やれるはず!という「健全魂」の塊みたいな存在だから。どちらが、実は、同じ五つ子として、一花のような闇を披露することになるのか。

まぁ、やっぱり常に「カラ元気」の四葉なんだろうなぁ。

とまれ、次回は「八回戦」でいいのかな?

それとも、いきなりもう京都から戻っているのだろうか。

あ、そうか、まだ、五月の「零奈」事件が残っているのか。
どこまで明かすんだろう。

個人的には、実は、あの時の「零奈」は、五月だけでなく、他の五つ子も入れ替わりで一緒にいたんじゃないかな、と疑っている。

というか、実は前回、一花がフータローに言った「5年前に私たちは会っている」というのは、一花からみたら本当のことだったのではないか、と。

単に、フータローが零奈は一人だけ、と思っているだけではないのか。

まぁ、本当は、四葉と五月だったんじゃないのか、という気もするんだけどね。

あるいは、四葉が本当は零奈で、その話を聞いていた五月がそれをフータローに思い出させようとしているのだけど、でも、あの時の零奈は四葉だけじゃなく一花でもあった、というのが、一番、都合のいいw正解なのだけどw

でもねー、一花が女優になろうと思ったきっかけは、実は子どもの頃の五つ子どうしの「なりすまし」に味をしめたからじゃないか、とも思うんだよね。。。

ということで、次回が楽しみw

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