BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note- 特別編 『ウェイバーと同窓会と幻灯機』 感想

2022-01-07 17:25:05 | Fate
なんとなしに見てしまったのだけど、意外と面白かった。

てか、いまさらながら、あ、そうか、ロード・エルメロイII世って、あのウェイバーだったんだよな、ってw

だって、眉間にしわ寄せキャラのロードが、あの空気読まないウェイバーなんだから、その落差が激しくてねw

ただ、この物語、魔術があるから方法は何でもあり!の世界だから、とにかく「犯行動機」に焦点を当てて物語を展開させる、というところが、前から気に入っていて。

もとがウェイバーだから、ロード自体の魔法がしょぼい、という設定もよく。

その分、有能な弟子や学生たちの助力を得ることを恥じない、というのもいい。

なんか、なるべくしてなった「教師キャラ」「コーチキャラ」なところがね。

で、あとはグレイやライネスの関わり方が絶妙で。

今回もライネスは相変わらず「嗜虐心が・・・」なんて口にしてしまっていたし。

登場キャラの全てが、多分Fateの中ではみんな脇役キャラであるのも、全体として誰かに物語が偏らないことになっていいし。

あ、まぁ、今回は蒼崎橙子が登場してたのはちょっと脇役のレベルを超えていたけれど。

でも、蒼崎橙子にしたってメインを張るキャラじゃないし。

そもそもグレイからして、正真正銘、セイバーのパチモンだしw

その分、時計塔という機構を舞台にできるところもいい。

今回の特別編にしても、ウェイバーの学生時代の甘酸っぱい、いや苦い思い出が話の中心になるわけで。

なんかね、いい感じにウェイバーがダメ先生をしているのがいいのだろうな。


・・・って、全然、物語の内容に触れてないけどw

でもさ、このロード・エルメロイII世の話って、結局、物語そのものよりも、細部の心理の動きの機微にこそ、面白みがあると思うのでw

相変わらず、フラットとルシアンはいい凸凹コンビをしているしw


というわけで、うん、面白かったw

とどのつまり、このちょっとゆるい感じの雰囲気が好きなんだろうなぁ。

要するに、ロンドンの雰囲気が気に入っている、ということで。

まぁ、それもノスタルジアなのだけどね。

漱石が魔法探偵になるような話なんだよな、気分としてはw

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Fate/Grand Order - 絶対魔獣戦線バビロニア - 全21話 感想: 賢王ギルガメッシュの凛々しさが予想に反して素晴らしかった!

2020-03-24 18:34:26 | Fate
全21話を見終わって、とにかく最高だったのはギルガメッシュ。

いや、Fateの本編では、なんていうか、ギルって、とにかく不遜で残虐な英雄王じゃない?

ところが、そんな非道ぶりはFGOではすっかり鳴りを潜めて、とにかく様々な意味で誠実な王様として国民に対しても客人に対しても接していた。

最初、この賢王バージョンのギルを見たときは、はぁ?、これ誰?、あとでこれ、きっとハシゴを外してくるのだろ?と思ったのだけど、結局、そんなことはなかった。

控えめにいっても、超カッコイイ王様で。

最後の最後まで、信ずる道を歩む、という姿勢を崩さなかったからね。

まぁ、完全にギャップ萌えw、でもあるわけど。

でも、このギルの存在感はすごい。


それから、アナ。彼女もよかった。

当初はただの幼女枠かなにかと思っていたけれど、このウルクにおける彼女の体験が、結局、最後に、一種のウルクの民への恩返しとして、ゴルゴーンとしてティアマトに一矢報いようとするのだから。

しかも、その振る舞いは、同時に藤丸たちへの援護にもなるのだから。

いや、このあたりのひねりは実にうまくて、地味に涙腺を刺激してくる。

だって、再登場の折には、ゴルゴーンの姿で現れるから、てっきりゴルゴーンはティアマトの援護のために登場したとばかり思っていたら、実は中身はアナでした、というのだから。

このアナ=ゴルゴーンの存在は、なんか見終わってからじわじわと来るんだよねぇ。


で、それに比べればちょっとインパクトは弱いけれど、イシュタルとエレシュキガルの双子のような、鏡像のような関係もよかった。

特に、途中、藤丸に接触を図ってきたのは、イシュタルではなくエレシュキガルだったところ。

もっとも、あの時点では、エレシュキガルがイシュタルとうり二つであることは明かされていなかったので、これもまた、終わってみればなるほど、という感じだったわけだけど。

だから、英霊、というか、神たちの間の活躍、ならびにそこに至るまでのそれぞれの確執に注目すれば、普通に面白かった。

ちなみに、エルキドゥ/キングゥについては、ちょっとキャラ造形もCVもイメージと違っていたので微妙w


こうした英霊/神に比べれば、藤丸とマシュは、もう語り部というか、進行役っていちづけでいい。

というか、そもそもゲームではプレイヤーのポジションなわけでしょ。

だったら、あまり出張ることなく、とにかく目の前の物語世界の案内役くらいの位置づけでいてくれればいい。

実際、終盤は、この二人の力じゃ、ほとんどなにもできなかったし。

藤丸が籠絡した女神たちが頑張ってくれたからなんとかなっただけだから。

いや、アナ経由でゴルゴーンまで自陣に最終的に加えるとは思ってなかったけどw

ということで、開始当初は、なんだこれ?と思っていたけど、第2クールから終盤にかけては、普通に面白かった。

続編があるみたいだけど、そちらについても、藤丸/マシュを進行役くらいのちょい役にしておいてくれるといいかな。

むしろ、これは英霊/神の壮大な戦い!くらいにうそぶくくらいで丁度いいと思う。

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Fate/Grand Order - 絶対魔獣戦線バビロニア - 第21話 「Grand Order」 感想

2020-03-22 01:13:22 | Fate
うん、1話まるまるエピローグ。

やっぱり、前々回くらいで気づいたように、これって、要はギルガメッシュの物語だったわけだね。

藤丸とマシュは、あくまでも物語の進行役であり、MCみたいなもの。

でも、見どころは何か、といえば、賢王となったギルガメッシュの風格、ってことで。

いやなにが今回おかしかったったかって、前回突如現れた英雄王ギルは、リアルのギルガメッシュが死と生の狭間にあったから、それを利用したってことなわけでしょ?

なんて賢い、というかお茶目なギルガメッシュなことかw

ついでに、エルキドゥも登場したのはよかった。

最後の霊操?の話からすれば、これ、有名なギルガメッシュの冥界巡りの話がベースだったってことなのね。

だから、最後にそのオチも話していたと。

ちなみに、その蛇はゴルゴーンとなんか関係あるのかね?


とまれ、今回で終わり。

まぁ、続編もどうやらやるようだけど。

でも、ギルたちが出る話はこれで終わり、ということでしょ?

しかし、いきなり終盤だけ見せられても、なにやってるのか、初見には全く理解できないので、やっぱり、ちゃんと最初のステージ?というか、特異点?の話からやってほしかったな。

今からでもいいから、それらも並行してつくってくれないかな。

大体、モナリザの姿でレオナルド・ダ・ヴィンチが現界しているってことからなんで?と思っているくらいなのでw


ともあれ、後半は意外と楽しめた。

全編についての感想は別の機会にしたいけど、とりあえず、最後にケツアルコアトル(とジャガーマンw)が出てきたのは、地味によかった。

三女神同盟の他の二柱であるゴルゴーンとエレシュキガルについては、それぞれアナとイシュタルというカウンターパートがいたので、ちゃんと物語的に厚みがあったけど、ケツアルコアトルについては、あまり情報がなかったので、踵落としをティアマトに浴びせただけで消えられても、ちょっと半端だなぁと思っていたので。

藤丸じゃないけど、もう一度会えてよかったし、最後にお別れを言えた(言わせた)のは良かったと思う。

あ、マーリンもね。

もちろん、イシュタルも。

でも、これ、要するに、神という気まぐれな超越存在とどう、折り合いをつけて人が付き合うのか、という話でも会ったように思えて、そこは、ちゃんと神話していたなぁ、と。

ケツアルコアトルが人間が好き、という話も、彼女が神の一柱だと思うと、妙に納得できた。

なんだろう、『ダンまち』の、地上に降りた神たちと人間の交わり、のような感じで。

ともあれ、これは、終わりよければ全てよし、の見本みたいな感じ。

面白かった!

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Fate/Grand Order - 絶対魔獣戦線バビロニア - 第20話 「絶対魔獣戦線メソポタミアII」 感想

2020-03-15 01:49:35 | Fate
うむ、ディテールはあまりよくわからなかったけど、とにかく総力を結集してティアマトを倒した、ということだよね。

てっきり、前回の最後で出てきた翁とかがティアマトを一撃で倒してくれるものと思っていたのだけど、結論から言えば、超強い助っ人が駆けつけてくれた、という以上の意味はなかったわけね。

むしろ、功労者はギルガメッシュ。

だって、止めはエアで刺した、ってことでしょ?

あれって、いわゆるFateのサーヴァントで出てきてる「ギル」の姿だと思うのだけど、突然、サーヴァントとして登場したのは、一応、前回死んだから、という理屈でいいのかな?

それで、例の血の気が多いころのギルの姿で現れた、と。

でも、やっぱり、どうしてあそこでタイミングよく現れたのかが、今ひとつわからないけど。

まぁ、マーリンも「駆けつけた」というくらいだから、ゲーム設定的にはなんでもあり、ということなのかな。

あとは、意外と藤丸が最後で活躍した、ということか。

てっきりガイド役だとばかり思っていたけど、一応、最後は主人公らしいことをした、ってことね。

にしても、ティアマトの「怒り?」の理由もよくわからなかったかな。

要するに、子離れを拒む母親のようなものだった、ということ?

で、最後の最後でエレシュキガルが自滅。

あれは、藤丸と契約していなかったから、自前の魔力が切れた次点でアウトだった、という理解でいいのかな。

まぁ、事実上の双子のようなイシュタルは残っているから、エレシュキガルが消えたも、あまり感じ入るものがないのが、ちょっと残念。

ともあれ、総力を結集したらなんとか世界を救えた、という理解でいいのかな。

そして、次回の最終回は、今回のエピローグなのだろう。

前々回からの怒涛の展開、並びに、それに伴う女神たちの退場は、見せ場としてはよかった。

結局、三女神同盟は、みな、それぞれの意志でティアマト討伐のために散っていったわけで。

よもや、そんな展開が待っているとは思わなかったけど。

その一方で、ティアマトの圧倒的強さの理由がよくわからず、最後に取ってつけたように、ギルが討伐方法を示唆して藤丸に実行させた、というのは、構成上は、限りなく禁じ手に近いようなご都合主義にも見えたけどね。

もっとも、止めは刺したのは、藤丸ではなくギルだったけどねw

とりあえず、ティアマトの討伐はかなったけど、やっぱり、次回のエピローグでもう少し、説明が欲しいかな。

正直、物語が終わるという気がしなくて、つまりは、あまりカタルシスを感じていない。

ただただ圧倒された、だけなので。

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Fate/Grand Order - 絶対魔獣戦線バビロニア - 第19話 「絶対魔獣戦線メソポタミアI」 感想2: なんだ、これってよくできたメソポタミア神話だったんだ!

2020-03-12 18:42:13 | Fate
FGOの19話が、なんかすごいことが起こっているということはなんとなくわかるのだけど、その割には、今ひとつわけが分からなかったので、改めて第1話から見直してみたのだけど。

そうしたら、なんかスッキリした。

これって、なんちゃって・メソポタミア神話、の話だったんだね。

なまじFateなんて名前がついていて、ギルや凛に似た女神がでてきたりしていたから勘違いしていたけど。

ついでにいえば、ギルがあまりに賢王として振る舞っていて、あれ、これなんか違うと思っていたけど。

でも、そういうFateに由来する先入観を外してみれば、ただメソポタミア神話をアレンジした物語でしかなかったんだね。

ギルの冥界下りにしても、その先にエレシュキガルがいるのも。

通しでみ直したら、面白さに気づいた、という点では、シュタゲのときに近いかも。


もっとも、最初からティアマトの名も出ていたわけだから、もっと早く気付けよ、ということなのかもしれないけれど。

でも、三女神同盟で南米の神ケツァルコアトルが出てきたり、サーヴァントとしてレオニダスとか牛若丸とか、出てきたりしたあたりで、勝手に、何でもありだと思ってしまったのがいけなかったんだな。

素直にメソポタミア神話とか『ギルガメッシュ叙事詩』とかが下敷きになった物語で、その上にFateっぽく英雄や神がサーヴァントとして組み込まれているだけだったんだ。

いや、何を今更、と思うかもしれないけれど、ゲームをやってないんだから仕方がないよね。

ともあれ、その仕組み、というか構造がわかったら、素朴に面白くなった。

だって、アナにしたって、彼女、要はメデゥーサなわけでしょ?

で、そのアナが、要はゴルゴーンの幼体だった、ってことでしょ?

それで、神話の世界では時間の流れはあってないようなものだから、将来の幻滅した自分を自ら滅ぼすために、ゴルゴーンが現界した時代にメデゥーサがやってきた、というだけなんだよね?

じゃあ、何でそれをマーリンが気づいているの?ということになるけど。

それにしたって、きっと、ギル同様、マーリンが千里眼で、しかもその千里眼は空間だけでなく時間にも適用されて、過去も未来も等しく見渡せるから、とかいう感じなんだろうな。


ということで、これは完全に「神話」だったわけね。

で、ラスボスたるティアマトを成敗すれば、よくわからないけれど、その特典として、聖杯がついてくる、という感じと思っておけばいいんだろうな。

裏返すと、あまり聖杯の意味に拘る必要はなかった、ということで。

うん、なんか、このあたり、すっかりだまされていたよ。

と言っても、勝手にそう思っていただけなんだけど。

で、そういうフレームがわかると、ギルが突如として死んで冥界下りをしてから以降の話も、逆に納得できる。

というか、結構、うまく脚色しているし、18話のラストで、ケツァルコアトルの必死の踵落としにも関わらずしぶとく生き残るティアマトのもとに、多分、アナの記憶をもったゴルゴーンが現れる、というのも理解できるし、そのアナ/ゴルゴーンが、19話で自らを盾にするというのもわかる。

アナ/ゴルゴーンからすれば、それが藤丸+マシュに対する返礼だった、ということだよね。

で、さらにいえば、キングゥが、身体に残ったエンキドゥの記憶に従って、ギルを守るために身を挺したのも理解可能。

というか、キングゥについては、事実上、エンキドゥが記憶操作された存在、くらいに受け止めておくとしっくり来る。


ということで、18話中盤から19話にかけての、畳み掛けるような展開は、たしかに素晴らしい。

話の流れがわからないと、ただポカーンとするだけだけどw

でも、逆にストーリーの骨子がわかったところで各回を見直すと、確かに、毎回見せ場となる、超動きのあるシーンがあって、それはそれで楽しめる佳作だったことがわかってきたw

といっても、見ていれば最低限わかる、という構成になっていないのは、制作側の失敗だと思うけれど。

でも、これ逆に、最後の山場のシリーズを描いたあとで、シリーズの始めから時間を掛けて映像にしていけば、それなりに「長持ち」するコンテントになるんじゃないのかな?

まぁ、藤丸がだらしなくてしんどい、というのはあるけれど。

でも、彼にしたって、Fateの衛宮士郎のような面倒な孤高のヒーロー性なんかを求めるから間違うわけで。

藤丸に対しては、ただの語り部、バスガイド、あるいはツアーのアテンド、くらいに思っておけばストレスはないよね。

なまじ、主人公と思うからイライラするだけのことで、


ということで、見方がわかってきたら、面白くなってきた。

もっとも、それもこれも、この物語が偽神話であり、主人公は(藤丸ではなく)ギルだ、ということに気づいたからなのだけどね。

とまれ、続く20話はどうなるのだろう。

実は意外と楽しみにしている自分がいることに気づいてきたw

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Fate/Grand Order - 絶対魔獣戦線バビロニア - 第19話 「絶対魔獣戦線メソポタミアI」 感想

2020-03-08 01:18:45 | Fate
なんかすごいことが起こっているのはわかるのだけど、話がさっぱり。

ていうか、これ、ティアマトが、ただの超巨大怪獣にしか見えなくなってきたw

それを、とにかくこれまで出てきた味方やサーヴァントや敵や神や王様が総出でやっつける、という話なんだよね?

で、藤丸って何してるの?

というか、何をしたら彼の目的は達成されるの?

基本的に、藤丸って、「みんなの力を貸してくれ!」としか叫んでいないような気がするのだけどw

なので、ギルガメッシュが墜ちた時点で、あ、これもう、エレシュキガル頼み?と思ったら、ホントにそうで。

にもかかわらず、やっぱり、エレシュキガルだけでは役不足で・・・

で、マーリンはまだ理解できるけどw

最後の爺さんは誰ぞ?

前に、エレシュキガルの「三女神同盟」の契約を切った爺さんであることは、声からわかるけど、あの爺さん、ティアマトを倒せるほど強いわけ?

いや、それよりも何よりも、とりあえずティアマトって「神」なんだよね?

で、数多の神が今まで挑んで、せいぜいが足止めくらいしかできなかったのだよね?

前回のケツアルコアトルにしても、今回のゴルゴーン=アナにしても。

あとキングゥにしてもギルガメッシュにしても半分神ようなものなわけでしょ?

それが総当りでぶつかっても、あの程度なんだけど。

で、そんな無敵怪獣ティアマトを、あの爺さんが倒せるわけ?

だったら、あんなに犠牲が出る前に倒してくれよ!と言いたいところだけどw

一応、冥界からは出られないという設定なのかな?

だったらわかるけど。

でも、最後の切り札が、いきなり出てきた爺さんって、さすがにちょっと物語として破綻してないか?

いや、ゲームの展開を知らないからだけなのかもしれないけど・・・さ。

うーん。


ともあれ、次回で決着なのかな?

そして、また今回冒頭のゴルゴーン=アナの登場のように、次回のAパートで、あの爺さんによって、もしかしてティアマト、瞬殺されたりするの?

だったら、ホントに藤丸とマシュって何のためにいるのか、全然わからないのだけどw


あー、でもね、冒頭のゴルゴーン=アナの再登場は、地味にジーンと来た。

あれは、まさにかつての友の危機に駆けつけた旧友、という感じだし、

アナの心情を考えれば、自分に良くしてくれたウルクへの恩返し(といっても、もうすでに街は壊滅状態、人はほぼしんでしまっているわけだけど)、という感じだったのだろうな。

それも含めて、アナ、って実はいいキャラだったのね。

正直、牛若があんな扱いになっていたので、結構、良キャラを使い捨てするタイプの物語かな、と思っていたところなので、あのアナの姿は、よかった。

あとは、細かいところをいったら、キングゥの天の鎖とかも、やっぱりそう動くよね、とか。

あそこは、地味に、キングゥではなく、エンキドゥの身体が何をすべきか知っている、というのが震えるところではあるw

ということで、次回、はよ!

ていうか、これ、IとIIに分けるのはいいけど、一挙放送の方がかっこよかったんじゃないかなぁ。。。

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Fate/Grand Order - 絶対魔獣戦線バビロニア - 第18話 「原初の星、見上げる空」 感想

2020-02-23 19:43:26 | Fate
うむ、ティアマトが登場してから、なんか全体的に「地球規模w」の巨大攻撃が目白押し、という感じになってきたw

特に今回のケツァルコアトルの攻撃は、もうFateというよりは、グレンラガンっぽいというか、TRIGGERっぽいというかw

なんか、もうめちゃくちゃだね。

まぁ、いわゆる神話体系ごとの「神の御業」の応酬になるわけだから、そういう地表を揺るがすものだらけになって当然なのだろうけど。

ただ、そのかわり、黒・牛若丸と弁慶との争いが、沈んでしまった。

というか、八艘飛びで知られる牛若丸はまだしも、弁慶が空中戦って、無理ないか?

ということで、いよいよ大詰めなんだろうけど、もうなんか、とにかく「見せ場」をつないでます!って感じしかしなくて、物語については、とにかく、はぁ?という感じしかしない。

これ、ゲームだと、本当に面白いの?・・・と疑問に思ったり。

あとは、ギルが無駄に王様らしくて、ちょっと、何だ、やればできるんじゃん、英雄王!って感じかな。

ダラダラと見てきてしまっているけど、やっぱりFateの亜種の物語としては、一番、くびをかしげるところの多いものとなった。

にしても、凛って、よっぼど型月のひとたちに気に入られてるんだね。

今回も、最後まで残りそうだしw

まぁ、イシュタルとエレシュキガルのどちらかは消えるのかもしれないけれど。

そういう意味では、何度見ても、ギルから始まるEDだけは、素直にカッコいいと思うw

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Fate/Grand Order - 絶対魔獣戦線バビロニア - 第17話 「会議は踊る」 感想

2020-02-16 20:23:18 | Fate
えーと、これはシリアスなの? ギャグなの?

この日のために、ジャガーマンはいたの?

イシュタルって、まさに凛の性格そのまま、うっかりさんなわけ?

なんだか、どこまで真面目にこの話を受け止めればいいのか、だいぶ悩まされる。

ティアマトにしても、力が圧倒的すぎるし。。。

なんていうか、生命創造の概念そのものだから、そもそも「死の概念」がない。

でも、それなら、冥界に送り込めば良い、・・・てさ。

もうなんか、トンチ合戦みたいだよね。

で、そのトンチが実際に有効になりそうなのだから、怖い。

まぁ、型月の世界は「直死の魔眼」とか、ゲイボルグみたいな、因果ねじ伏せ系の能力がすでに存在している世界だから、ノープロブレム!なのだろうけどさw

もちろん、神格の保持者で、そもそも創造の神なのだから、という理屈はわかるのだけど。

でも、このトンデモ理屈って、まさに、ゲームを進めるための、ステージごとの(へ)理屈って感じは否めない。

だから、普通の物語にしようとすると破綻しちゃうんだろうなぁ。

プレイヤー視点にすでに、ゲーム制作者の意図を読む、というメタ視点がくみこまれてしまうから。。。

とまれ、ティアマトをどうやって冥界に突き落とすのか、そのトンチ的計略には、ちょっと興味が出てきたかもしれないw

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Fate/Grand Order - 絶対魔獣戦線バビロニア - 第16話 「目覚め」 感想

2020-02-09 01:36:54 | Fate
ひっどいなぁ、なに、この牛若の扱い?

さすがにこれはないなぁ。

てかさ、なに、このラフムとかいう気色悪い奴らが出てきてからのクソ展開。

いや、なんでこんなものが、ゲームとはいえ、人気があるのか、全く理解できない。

だいたい、こんなクソシナリオにFateを名乗らせていいの?

いや、型月が作っているんだから、当然、いいんだろうけどさ。

それにしても、自分たちが作ったブランドであるFateをここまで落とすのか、ホント、理解できない。

いや、牛若とかさ、こんなふうに使い回すなよ。

てか、わざわざラフムではなく、生前の、というか、白いときの牛若のイメージをただ黒くしただけの存在として出すなら、せめて中ボスくらいにはしろよな。

前に8話で牛若が活躍した時にいいなぁ、すごいなぁ、とか感じが気持ちごと、ごっそり覆してきやがって。

マジでヒドイ。

別にFateにそれほど思い入れがある方ではないけれど、それにしたって、stay/nightとかZeroとかは、ちゃんと物語があって、ちゃんとキャラクターにバックストーリーがあったらだろ?

ああいうものを一切なしのまま、ただキャラだけだしたところで何の意味があるわけ?

ホント、ソシャゲってクソだな。

呆れた。

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Fate/Grand Order - 絶対魔獣戦線バビロニア - 第8話 『魔獣母神』 感想

2019-11-25 00:43:47 | Fate
いやー、ビックリ!ビックリ!
牛若丸、かっこいいねぇ
ものすごい動きで。
しかもCVははやみんだというのだから。
ものすごいテンションが上がったよ。
もちろん、負けたのは残念だし、最後の場面には唖然としたけど。
でも、キャラが立っていてすばらしい。

正直、今までFateということで惰性で見ていたのだけど、なんだか退屈な話だなぁ、と思っていた。
藤丸にしてもマシュにしても、なんか地味な主人公だなぁと。
なにより、Fateの設定、ここまで好き放題に使うかなぁと。

だけど、この牛若丸はいい!
てか、牛若丸だけで話、作ればいいのに。

にしても、ソシャゲ原作ものってストーリーらしいストーリーにならないのだがどうにも。。。

まぁ、そのかわりに、作画にリソースをさいて、とにかく、絵の動きで快感を与えようとしているわけで、それはそれで、おおおお!!!!、と確かに気持ちはいいんだけどね。

なんか、もうそういう、素敵キャラに対する「動きある作画の素晴らしさ」だけをウリにすればいいのに。

そういう意味で、軽やかに戦場を疾走する牛若丸の姿は、はやみんヴォイスとともに、素晴らしかった。

バカみたいな感想だけど、ほんと、それだけw

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