あー、やられたよー
前回のカノンの幕切れからすれば、こうなるのはわかっていたけど。
冒頭のカノンの退場は厳しい。
もっとも広登と違って、明確に「消滅」が描かれた上で、確定したのは良かったけど。
そして、新OPへ。
これもキツイなぁ。直球過ぎて。
でも、直前の、カノンが、成長したゴルディアス結晶の木?に向かって歩いていく様子からのOPへの入りだと、そもそもこのOPの映像が、竜宮島のミールに蓄えられた生者も死者もあわせた記憶=情報の再生みたいに見えるよね。
で、今回も出てきた「存在と無の地平」ということからすると、OPの曲タイトルの「DEAD or ALIVE」というのも、納得できてしまった。
とにかく、「存在と無の地平」をさまよう存在が存在=人類と無=フェストゥムの間に誕生したファフナーという存在なのだろうな。
そして、一騎や総士のザルヴァートル・モデルが単騎(スタンドアロン)で実現してしまっていた、その「地平」での存在を、竜宮島ぐるみで可能にしたのが、カノンが最後に見つけてきたエインヘリアル・モデルだったのだろうな。
新OPを見る限りでは、既存のファフナーもエインヘリアル・モデルに変えられるようだし。
で、先に新EDに行くと、操だけでなく甲洋も再登場しそうだしね。
まぁ、H&Eのラストを見ると、操と甲洋が融合して新たなフェストゥム個体に転じている、ということかもしれないので、一人の登場で二人分、ってことになるのかもしれないけれど。
あと、ドライツェンもちゃんと稼働しているしね。
新EDの、一騎、総士、カノン、甲洋の揃い踏みって、そもそも全員「地平」に存在するもの、という意味かもしれないけれど。
それで、ようやく今回の話だけど、竜宮島も派遣組も物語が動いたね。
あのリヴァイアサン型とダニ?型のフェストゥムが、カノンが探していた「本当に倒すべき敵」ということだったのだろうか?
今のままだと正直、絶望的な状況だけど。
でも、EDの連想で言えば、竜宮島自体が、浮遊城のように、空を飛びそうな勢いにあるから、きっと、島の変容で対処できるのだろうな。
そして、そのきっかけとなるのが、きっと操のミールなんだろうな。
そう思うのは二つあって、まずは、竜宮島の浮遊城形態が、どうみてもベースになにか戦艦とか空母的なものがあるように見えること。これは、操たちのミールが乗っていたH&Eの空母?だよね、きっと。
で、もう一つは、操が願っていた「青い空を見たい」という情熱。
ダニ型の攻撃を見ると、竜宮島から空を奪おうとしているわけで、この事態を操が許すはずはないということ。では、どうやって連絡をとるのか、といえば、操のミールと竜宮島のコア(=織姫)の両方に関わった朱音の存在が働くのだろうね、きっと。
OPの様子を見れば、今までのファフナーの全ての記憶(エピソードや登場人物など)は、この先、全て投入するよ、という宣言でもあるように思えるから、朱音もきっと何らかの役割を果たすでしょう、きっと。
にしても、リヴァイアサン型、絶望的に巨大だけどね。
あと、ミールが海になった、という展開は、竜宮島のミールが大気になった、というH&Eのラストからすれば理解できるし。
で、同様の変貌を、派遣組が見つけたフェストゥムの森でも見いだせたわけで。
これは、どうやら、フェストゥムも、地球の生命体に学んで、個体としての生物種の群棲からなる生態系をつくりだす方向に動き出した、ということだよね。
そういう意味では、もはやフェストゥムも一枚岩では全く無いわけで。
で、そうなると、人類軍がひたすらヘイトを集めていることもわかる。要するに、人類だろうがフェストゥムだろうが、悪いやつは悪いし、善いやつは善い。種としての区別がそのまま憎悪の発生原因にはならない、ということを暗に示しているのだろうな、と。
そういう意味では、一騎に「永遠の存在にならないか」という問いかけは、「地平」に存在する、というファフナーの位置づけも含めて、最後まで引っ張る話になるのだろう。
その点で、既に半分くらいはフェストゥムのような存在と化している総士が、「人間としての生を全うする」ことに、ことのほか執着していることと対比的に描かれるのだろうな。
14話の、総士、一騎、真矢の会話の中で、一騎がフェストゥムの世界について総士に問いかけたように、一騎自身は、フェストゥムの世界、無の世界を触れてみたいと思っている節があるから。それに、カノンもそちら側に行きかけているからね。少なくともカノンや甲洋が存在する「地平」を一騎が垣間見ることはきっとあるのだろうな。
そして、一騎をギリギリのところで、こちら側につなぎとめる「地平」の役割が、真矢だと。
今回、容赦なく密偵を撃ち殺した真矢の決断は、後から見れば、地平としてあり続けるという決断でもあったのだと思う。
ともあれ、ようやく物語が終幕に向けて動き出した、という感じ。
カノンの復活には、もちろん、まだ期待しているけど、もはや物語の攻勢を考えると、単純な復活という形ではありえないのだ、と思ってきているので。その点ではエインヘリアルというのは、当然のごとく、希望であると同時に呪いだよね。
しかし、面白くなってきたなぁぁ。
気になるのは、このペースで本当にあと8話で終わるのか、ということ。心配だよw
前回のカノンの幕切れからすれば、こうなるのはわかっていたけど。
冒頭のカノンの退場は厳しい。
もっとも広登と違って、明確に「消滅」が描かれた上で、確定したのは良かったけど。
そして、新OPへ。
これもキツイなぁ。直球過ぎて。
でも、直前の、カノンが、成長したゴルディアス結晶の木?に向かって歩いていく様子からのOPへの入りだと、そもそもこのOPの映像が、竜宮島のミールに蓄えられた生者も死者もあわせた記憶=情報の再生みたいに見えるよね。
で、今回も出てきた「存在と無の地平」ということからすると、OPの曲タイトルの「DEAD or ALIVE」というのも、納得できてしまった。
とにかく、「存在と無の地平」をさまよう存在が存在=人類と無=フェストゥムの間に誕生したファフナーという存在なのだろうな。
そして、一騎や総士のザルヴァートル・モデルが単騎(スタンドアロン)で実現してしまっていた、その「地平」での存在を、竜宮島ぐるみで可能にしたのが、カノンが最後に見つけてきたエインヘリアル・モデルだったのだろうな。
新OPを見る限りでは、既存のファフナーもエインヘリアル・モデルに変えられるようだし。
で、先に新EDに行くと、操だけでなく甲洋も再登場しそうだしね。
まぁ、H&Eのラストを見ると、操と甲洋が融合して新たなフェストゥム個体に転じている、ということかもしれないので、一人の登場で二人分、ってことになるのかもしれないけれど。
あと、ドライツェンもちゃんと稼働しているしね。
新EDの、一騎、総士、カノン、甲洋の揃い踏みって、そもそも全員「地平」に存在するもの、という意味かもしれないけれど。
それで、ようやく今回の話だけど、竜宮島も派遣組も物語が動いたね。
あのリヴァイアサン型とダニ?型のフェストゥムが、カノンが探していた「本当に倒すべき敵」ということだったのだろうか?
今のままだと正直、絶望的な状況だけど。
でも、EDの連想で言えば、竜宮島自体が、浮遊城のように、空を飛びそうな勢いにあるから、きっと、島の変容で対処できるのだろうな。
そして、そのきっかけとなるのが、きっと操のミールなんだろうな。
そう思うのは二つあって、まずは、竜宮島の浮遊城形態が、どうみてもベースになにか戦艦とか空母的なものがあるように見えること。これは、操たちのミールが乗っていたH&Eの空母?だよね、きっと。
で、もう一つは、操が願っていた「青い空を見たい」という情熱。
ダニ型の攻撃を見ると、竜宮島から空を奪おうとしているわけで、この事態を操が許すはずはないということ。では、どうやって連絡をとるのか、といえば、操のミールと竜宮島のコア(=織姫)の両方に関わった朱音の存在が働くのだろうね、きっと。
OPの様子を見れば、今までのファフナーの全ての記憶(エピソードや登場人物など)は、この先、全て投入するよ、という宣言でもあるように思えるから、朱音もきっと何らかの役割を果たすでしょう、きっと。
にしても、リヴァイアサン型、絶望的に巨大だけどね。
あと、ミールが海になった、という展開は、竜宮島のミールが大気になった、というH&Eのラストからすれば理解できるし。
で、同様の変貌を、派遣組が見つけたフェストゥムの森でも見いだせたわけで。
これは、どうやら、フェストゥムも、地球の生命体に学んで、個体としての生物種の群棲からなる生態系をつくりだす方向に動き出した、ということだよね。
そういう意味では、もはやフェストゥムも一枚岩では全く無いわけで。
で、そうなると、人類軍がひたすらヘイトを集めていることもわかる。要するに、人類だろうがフェストゥムだろうが、悪いやつは悪いし、善いやつは善い。種としての区別がそのまま憎悪の発生原因にはならない、ということを暗に示しているのだろうな、と。
そういう意味では、一騎に「永遠の存在にならないか」という問いかけは、「地平」に存在する、というファフナーの位置づけも含めて、最後まで引っ張る話になるのだろう。
その点で、既に半分くらいはフェストゥムのような存在と化している総士が、「人間としての生を全うする」ことに、ことのほか執着していることと対比的に描かれるのだろうな。
14話の、総士、一騎、真矢の会話の中で、一騎がフェストゥムの世界について総士に問いかけたように、一騎自身は、フェストゥムの世界、無の世界を触れてみたいと思っている節があるから。それに、カノンもそちら側に行きかけているからね。少なくともカノンや甲洋が存在する「地平」を一騎が垣間見ることはきっとあるのだろうな。
そして、一騎をギリギリのところで、こちら側につなぎとめる「地平」の役割が、真矢だと。
今回、容赦なく密偵を撃ち殺した真矢の決断は、後から見れば、地平としてあり続けるという決断でもあったのだと思う。
ともあれ、ようやく物語が終幕に向けて動き出した、という感じ。
カノンの復活には、もちろん、まだ期待しているけど、もはや物語の攻勢を考えると、単純な復活という形ではありえないのだ、と思ってきているので。その点ではエインヘリアルというのは、当然のごとく、希望であると同時に呪いだよね。
しかし、面白くなってきたなぁぁ。
気になるのは、このペースで本当にあと8話で終わるのか、ということ。心配だよw