BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

リコリス・リコイル 第13話 『Recoil of Lycoris』 感想: 結局、千束・たきな・真島のイレギュラー三角関係を描くためにあれこれ設定を盛っただけの「うんこパフェ」だったのねw

2022-09-25 01:41:10 | リコリス
終ってみれば、作品の本質が「うんこパフェ」そのものだった、ってこと。

見た目うんこだけど、食べたら美味い、という話w

逆張りのインスタ映え狙いw

ただ恋バナを、あれこれいろんな設定オプションつけてややこしいデコレーションしただけのことw

だまされたといえばだまされたw

とまれ、まぁ、とにかく終わった。

そんなに良くもないけど悪くもない。

最終的には可もなく不可もなしの佳作だったかな。

というか、真島って必要だったのか?ということに尽きるかな。

結局、粘着質の男子が、昔、ハートを射抜かれた女子のことが忘れられなくて、めっちゃがんばってパーティの舞台を整えて呼び出したら、あっさりその子にドン引きされた!って話だったw

ガンアクションとか、心臓移植とか、千束や真島の特殊能力とか、DAとかなんちゃらかんちゃらの秘密組織とか、ぜーんぶ、どうでもよかったことで。

で、その粘着質のキモい男の手から、その女子ラブラブの女子が根性丸出しで最後まで付き添って助け出した!ってことだよね?

要するに、千束とたきなと真島の三角関係w

あとの取り巻きは、結局、全員モブw

だから、DAや楠木がどんだけポンコツでもモウマンタイw

唯一、本気のシリアスをしたのは、吉松とミカのホモオヤジコンビ。

そこだけ愛憎がガチだったw

もっとも、吉松とミカにしても、結局のところ、千束という娘の教育方針を巡って対立して、最後は養育権を争ってガチな離婚訴訟をしたゲイカップルにすぎなかったともいえるw


ということで、ベースはただの恋愛もので、それにオプションでいろいろと盛って、なんかちょっと、アクションものだったり、超能力ものだったり、百合ものだったり、社会派っぽい感じにトッピングしただけのこと。

なので、ホント、作品そのものが、たきなの考案した「うんこパフェ」と全く同じだったということで。

だから、いろいろといいたいこともあるけれど、でもまぁ、うんこパフェな作品だった、と思えばしかたないかなw

ちゃんと作中でうんこパフェをだして、ヒントもエクスキューズも事前にしていたわけだから。

ズルいっちゃズルいけどw


ただまぁ、なんかオリジナルアニメって世界がままならないな、とか、

作り手がもう完全にシリアスを持て余して書けなくなってしまったんだな、とか、

残念に思うところが多々あったことは確か。

結局、物語を書けるクリエイターはもういなくて、できることといえば、アトラクションを考えることくらいなんだな、と思った。

そこはほんとに残念。


あー、でも最後にひとつ。

千束の人工心臓が新しくなったのはいいけどさ、前回も書いたけど、心臓手術って、あんな術後に目が覚めて、そのまま抜き足差し足忍び足で逃げ出すなんてこと、できないからね。

切り傷ができて、絆創膏はるのとはわけが違うのだから。

そういうところは、物語を作る人たちなら、ちゃんと考証してから脚本を書く。

そういうところを完全に無視しているから、ただのアトラクション、といった。

そこはね、長い目で見たとき、アニメの制作能力を確実に減らすから。

でもまぁ、それも、真島が最後に花火をあげて終わりにした、というチキンなのと同じで。

つくり手になにも覚悟がないんだよね。

そこは、真面目にガッカリだった。

物語とちゃんと向き合うことなしに、なんっちゃって、で済ましちゃったところがね。

シャッター破って突入ししてくるだけのパワーのあるたきなが、どうしてドアくらい蹴り飛ばせないの?とかね。

そういうツッコミを始めたらキリがないけど。

でも、ちゃんと物語を向き合ってほしいけどね、クリエイターと呼ばれたいなら。

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リコリス・リコイル 第12話 『Nature versus nurture』 感想: 確かにもうドラマとかはどうでもいいアトラクションの時代なのかもね。

2022-09-18 11:32:14 | リコリス
うーん、なんかいろいろとツッコミたくなるところがモリモリでどうしたものかなぁ。

千束とたきなのアクションだけなら面白いよ、確かに。

でもねー、それにしたって、前回も思ったけど、いくらリコリスが子どもの頃から訓練を受けているからといって、あんな高度のタワーの外に放り出されて、むき出しの鉄骨の上で何らビビらずに戦える、さらにはそこから生還できる、って、何なの? って。

まぁ、落ちるなら5階から落ちても100階?から落ちてもどうせ地面でぺっちゃんこになるから変わらないでしょ?ってことかもしれないけれど。

その手の、リアリティを欠いた描写がそこら中にあって、さすがにちょっとね。

フィクションなんだから、どうせウソなんだから、もう盛れるだけ盛っちゃおうぜ、って作り手の意図がそこら中にあふれていてw

まぁさ、そもそも千束の回避術そのものが超人めいてるんだから、いまさらなんだけどさ。

でもね、たとえば、人工心臓を埋めたという吉松だけど、本当に心臓を入れ替えるために手術で開胸したなら、あんな簡単に肋骨はつながらないんだよ。

だから、それだけであの手術痕がフェイクなのはわかるのだけど。

そもそも千束自身、その手術を受けているわけで、術後の回復にどれくらい必要か、なんてこともわかっているはずで。

まぁ、だから千束は、吉松を信じなかったんだ、ってことかもしれないけれど。

でもだったら、「心臓が逃げる」といってしまうたきながあまりにもおそまつ、ってことになる。

あれだけ、全部、吉松の計画を見抜いて、コナン君みたいな名探偵ぶりをしめしていたのにねw

なんかね、そういうのが目立った回だった。

こういうの見ると、単に人目をあつめればいい「アトラクションの時代」に移ったんだな、って思うよね、マジで。

DAの対応もひどいし。

真島がしでかしたプロパガンダ作戦にまんまとのって、伝統あるリコリスを全部潰しに来たリリベルのおっさんとかw

どちらも司令がアホすぎる。

その楠木からの依頼を、あの状況で普通に受けて、吉松との因縁をあんなにあっさり無視できちゃうミカも大概だし。

なんかね、各キャラの心情も判断もブレブレ。

そういうところが重なると、やっぱり粗ばかりに見えてきちゃうんだよね。

よかったところといえば、くるみがロボ太に無双したところくらいw

で、よくわからないけど、結局最後は、千束と真島の一騎打ち?というか、真島からしたら因縁の対決、リベンジ?に行き着くわけで。。。

うーん。

結局、千束の心臓ってどうなるの?ってのは完全に置き去りになってるし。

というか、やっぱり一番わからないのは、あれだけクールヘッドでかつての電波塔事件で真島たちを圧倒していた千束が、強情なまでの不殺の人になってしまったところ。

吉松による「救世主」の刷り込み、というのは、さすがにきっかけとしては弱い。

そういう各キャラのバックストーリーは別の機会に回しただけかもしれないけれど。

あるいは、一応、次回、真島との決戦?のなかで語られることになるのだろうけど。

どうなんだろうね。

そういえば、真島がばらまいた1000丁の銃の回収はどうなったのだろう?

そういう事後処理も次回なのかな?

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リコリス・リコイル 第11話 『Diamond cut diamond』 感想: たきながとにかく一方的に千束を救いに駆けつけているのがいいねw

2022-09-11 02:28:30 | リコリス
多分、この誰かに救ってもらえる、という感覚は千束にとっては新鮮な感覚だったんじゃないかな。

嬉しいとか感じる以前に。

それくらい、
今回はとにかく最後の最後で、たきなが突入して来たところが全てだったw

それまでのところは、前回同様、事実上、真島と千束の戦いが始まるまでの場面設定説明会、ってだけの話で。

いろいろ展開はガバガバだけど、最後のたきなの突入とか、いつの間にか吉松が消えていたとか、そのあたりの同時並行で進んでいたであろうもろもろの動きについては、ちゃんと次回、説明されるのだろうな、と一応期待。

ミカがそれなりに動いて吉松を助けているのだろうし、

くるみとミズキがたきなの突入のさぽーとをしていたんじゃないかな、とか。

でないと、さすがにシャッターは人には破れないでしょw

一応、くるみがヘリを調達していたから、ミズキがなんか火力のデカい兵器?とかつかってシャッターを壊してくれていたんじゃないかな、とか。

いやミカの足が悪い設定があるから、ミズキのほうが吉松の救出に動いて、ミカが火力マックス!でシャッター破壊マンしてたのかな。

とまれ、そのあたりのはなしは、千束とたきなが真島を倒したあとで明かされるながれなのだろう・・・と信じたいw

でないとさすがにガバガバすぎてw

もっとも、DAが無能、というか、無力なことがどんどんバラされていくのは、さすがに回復不能だと思うけどw

せめてフキくらいは最後にもうちょっと現場で活躍してほしかったけどねw

あとは、やっぱり真島の動機とか、かなぁ。

単純に、真島自身は千束と再戦したかっただけなんだから、もっと個人的な襲撃に絞ればよかったのに。

まぁ、真島としては、DAやリコリス相手では、いくら傭兵を集めたところで、多勢に無勢は否めないから、一般市民を巻き込んだ無差別テロみたいな状況を生み出すしかなかったのかもしれないが。

でも、貴重な尺をその舞台設定の説明に使いすぎていて、そこは明らかにマイナスだよなぁ。

単純に、リコリコのメンツが、誘拐された吉松を救出に向かう、というミッションだけで良かったと思うのだけど。

だって、結局、この物語のウリは、千束とたきなのバディの活躍なのだから。

そういう意味ではロボタのガキっぽさもアンバランスだったなぁ。

まぁ、それも今回の裏で、くるみにこてんぱんにされているのだろうけど。


あとは、ちゃんと千束の新しい心臓を手に入れて交換できるかどうか。

しかし、新しい改良された人工心臓を吉松が持ち出していたのだとすると、むしろ、千束の心臓交換のために、真島を使って狂言犯罪をさせようとしていたのかもしれない。

真島が過去の因縁から千束に執着をもってしまったのが誤算だったけど。


とまれ、次回は、千束とたきなによって真島がボコられるのを楽しみにしておきたいw

あ、DAはとりあえず解体でいいよw

なんかでも、あのDAのあり方って、なにげに、いわゆる日本アニメに特有の「戦闘美少女」というフレームの酷さを糾弾しているようにも見えるのがちょっと気になっている。

まぁ、その話はもう少し物語の終幕を見届けてからねw

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リコリス・リコイル 第10話 『Repay evil with evil』 感想: 今回は最終話に向けての仕込み回だったので、ちょっと退屈だった。

2022-09-04 01:18:20 | リコリス
うーん、なんかいろいろちぐはぐだったなぁ。

いや、千束の晴れ着姿はよかったよ。

晴れ着を着ている千束は確かに素敵だし、それをこの余命2ヶ月弱というところで出してきたのは姑息だけどジーンとくる。

本当は20歳を迎えられたときにと思って・・・ってミカは言っていたけど、でも多分、20歳までは人工心臓でももたないってことだったから、一種の死に装束みたいな感じで、きもの好きのミカは用意していたんだろうな。

でも、むりやりミカと千束の二人っきりにするために、くるみとミズキの二人も追い出すことはなかったかなぁ、と。

てかさ、二人ともドライすぎじゃない?

まぁ、くるみは、むしろ千束とミカから離れたほうが好き放題に人工心臓のことやアラン機関のことを調べられるとかおもったのかもしれないけれど。

ミズキにしてもくるみの護衛役を買って出たのかもしれない。

要するに、2人が終盤、いいところで出てくるために、あえて一度お隠れいただいた、ということなのだろう。

たきなはDAに復職してるから、すでに現場担当者だし。

ということで、リコリコの面々は、とにかく一度バラして再結集させるぜ!ってのがミエミエだからいいのだけど。


問題は、真島と吉松。

意外と真島は、真っ当な正義を説く告発マンだった。

1000丁の銃をばらまいて東京を恐怖に陥れて、と言うのはわかるけど、それを阻止するのは警察であってDAじゃないよね?

DAは、要するに、もともと超法規的な御庭番集団で、それらを動かしているのはディープステイト、ってことだよね。

で彼女らは、御庭番だから、国家の危機、公安案件でない限り出動しない、となると、1000人の銃を使うのが素人ではなくそれ相応の武装集団経験者でないとどうしようもないと思うのだけど、そこらへん、あの真島はちゃんとしきったのかな?

もちろん、そんな詳細はリコリコの本来の面白さとは関係ないから、ガバガバでもいいんだけど。

でもね、そんなズルズルな真島が吉松をピーチ姫にして千束とミカを呼び出す、というのが、どうもね。

そんな大規模テロもどきみたいな雑な悪事でなく、やるならもう少し対象を絞った、でもそれ故可能になる凄惨な事件のほうが良かったと思うのだけど。

とにかく、真島があんなにイキっていたわりには、まとめな正義マンっぽかったのがね、ちょっとイメージしてたのと違ったかなぁ、って。

要するに、今回は、次回、次次回の盛り上げのための溜め回でしかなかったので、正直退屈だった。

次回の本番開始に、一応期待w

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リコリス・リコイル 第9話 『What’s done is done』 感想: 結局、物語の鍵を握るのは吉松の真意なんだよなー。

2022-08-28 02:07:57 | リコリス
前回の引きで人工心臓になにかされそうになっていた千束だけど、それは人工心臓の充電機能を停止させることで強制的に千束の寿命をあと2ヶ月!にすることだった。

もっとも、たきな以外はその事実にあまり驚いてはいなくて、なぜならもともと人工心臓には稼働限界があって、せいぜい18歳くらいまでしかもたない、ということで、おおむね千束の周りにいる人はそのことを知っていたみたい。

で、実は物語が始まった時点で千束はすでに17歳だったので、余命はせいぜい1年ちょっとだったことになる。

となると、千束が、時間が早まっただけ、といったのも理解できる。

つまり、余命が少ないことに対する覚悟はもうついていた、ということなんだよね。

だから慌てふためきもしない。

その一方で、この千束の余命のことを知ると、物語冒頭からやたらと吉松がミカに、千束には使命があるはずだ、と告げていたことも理解できる。

むしろ、時間がないことに焦っていたのは吉松の方だったわけでしょ?

だから、彼から事態を動かすべく、たとえばクルミの襲撃事件を開始早々に仕込んできたのだし。

そもそも千束自身、なんであの状況で人工心臓のタイムリミットを早めるだけのことをして、自分のことを殺さなかったのか、という問いから、これが自分に決断の再考を迫る吉松からのメッセージであることにも気づいている。

・・・ということを考えると、結局、吉松の真意はなに?ってことになる。

で、それは多分、吉松としては、千束の延命を図りたい、というのが本音なんでしょ。

その意味では、ミカにかけて、千束は僕たちの娘だから、というのもまんざら嘘ではないと思うのだよね。

むしろ、平然と僕ら二人の娘であるはずの千束を見殺しにしようとしているミカに対して苛ついているわけで。

で、それはミカが、千束に不殺の弾を与えてしまったことだよね。

そういう意味では、手術前の千束に吉松が会ってしまい、自分のことを「救世主」と見られしまったことが、吉松的には大きな誤算だった。


多分、大きなポイントは、吉松が別にアラン機関の総帥とかではなく一エージェントでしかないこと。

であれば、アラン機関の意向と、吉松の意向がずれてしまうことも大いに有り得る。

で、そうなると、吉松の本当の願いは、千束の解放、なんじゃないのかな?

アラン機関の期待に応えれば、もっと性能の良い人工心臓を与えることもできるはずだから。

要するに、今までの事件はすべて、吉松が書いた「千束解放計画」のための準備だったんじゃないか、ということ。

想像するに、クルミをミカたちに吸収させたのも、世界随一のハッキング能力をもつクルミであれば、適切な時間さえあれば、千束の人工心臓のプログラムもロックを外して書き換えることができる、と期待してのことだったんじゃないかな。

でなければ、今回のCパートで、これみよがしにスペアの人工心臓が入っているであろうアタッシュケースを持ち運んでたりはしないでしょ。

まぁ、それは真島が強奪しそうな勢いにあるけどw

千束の天賦の才とは、殺しの才能だから、その才能を使って、とにかく一度でもその才能を実践してほしい、だったら自分が憎まれ役を買ってでて、千束に自分(=吉松)を殺させればいい、とか考えていたんじゃないかな。

ただ、そこでイレギュラー真島が介入してきたので、そのシナリオも書き換えられてしまうだろうけど。

あと、たきなも不安定要素だよね。

前から言っているように、たきながリコリコに行くことになったのは、楠木がこういう事態が生じる可能性を考えていたからじゃないかなとは思う。

つまり、吉松はクルミを、楠木はたきなを、千束の近くに置こうとした。

この2人がなんとかしてくれるといいのだけど。

あ、ミズキはきっと、ミカの昔の教え子かなんかだよねw

だから、土壇場で、ミズキも本性を表すと思うけどw


それにしても、今回地味に驚いたのは、え、千束の弾丸回避能力って、人工心臓関係なかったんだ、ってこと。

マジで才能だったのね。

そうなると、千束が不殺を決めたのは、本当に吉松に「救世主」の誓いを立てたからだったからなんだ、ってのもびっくりだった。

吉松にとって、それは大きなジレンマになったのだろうなぁ。


ともあれ、次回、真島の時間の開幕だぁ!!!

このピエロが一体どんな感じで場を乱してくれるのか、楽しみだな。

もっとも真島はアラン機関から人工眼を移植してもらったようだから、彼が何をしようとしているのか、については、吉松がすでに知っていた可能性も高い。

真島が見ているものをそのままモニターしていればいいのだから。

ということで、残り話数は少ないけれど、まだまだこの先、いろいろとちゃぶ台返し的な状況の変化は続きそうw

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リコリス・リコイル 第8話 『Another day, another dollar』 感想: 緩急のついた怒涛の展開でいきなり千束大ピンチ!

2022-08-21 02:35:25 | リコリス
とにかく忙しない展開の回だったw

Aパートでは、

たきなすげぇ、うんこパフェ、売ってる!

って頭がおかしい話をさんざんしておきながら、一転して、千束のセーフハウスに訪れた真島による電波塔事件の解説へ。

なるほどねー

真島は電波塔事件を仕掛けたテロリストの一味で、そのときに超優秀なリコリスだった千束に会っていた。

ただの雑魚キャラとしてw

にしても、サイドテールの千束、無双じゃん。

で、どうやら真島はその電波塔事件のあと、アラン機関から人工の目を授かったらしい。

で、てっきり真島が千束を拉致するなり拘束するなりするのかと思ったら、タキナの接近に気づいて、そのまま逃亡。

おいおい、真島、何しに来たんだよ?

・・・って思っていたら、今度はいきなり、アラン機関がしかけてきた。

とうとう実力行使で、千束の人工心臓をいじりに来た。

でも、これ、確かにミカが悪いんだろうなぁ。

いやDAがザルな機関なのがいけないんだけど。

隊員の健康を見る看護士くらい、ちゃんと身辺調査しろや、とか、ちゃんとツーマンセルで対応させろよ、とか思うけどね。

さて、はたしてたきなは、千束のピンチに間に合うのか。

いや、あれじゃ、間に合わないんだろうなぁ。。。

やっぱり、殺しの才能を発揮しないと、人工心臓が停止するよういじっちゃったんだと思うけど。

アラン機関、やっぱりヤバいね。


ただ今回、気になったのは、真島が、電波塔事件のときと比べて、ずいぶん好戦的になっていたこと。

一方、無双していたときと比べて千束はすっかり丸くなっていること。

となると、実は、アラン機関の施術って、結果として、施術をした相手の心のベクトルを逆方向に増大させるんじゃないのか? と思った。

アラン機関からするとものすごく皮肉なことだけどw

で、その結果、殺人狂から不殺の人に生まれ変わってしまった千束の居場所としてリコリコがつくられたんじゃないのかな、と。

もちろん、いずれは千束を再び暗殺の天才にすることを含めて。

で、その役割を頼まれたのがミカだった、ってことなんじゃないかと。

まぁ、そのあたりは次回、ミカのくちから、たきなたちに伝えられそうだけどね。


しかし、そうなると、やっぱり、楠木はそうしたアラン機関の思惑に気づいていて、DAの至宝である千束のボディガードにすべく、たきなをリコリコに予め送り込んでいた、ということじゃないかと。

つまり、たきなには、千束の安全弁としての役割が託されていた。

そのあたりの楠木のおもわくについてもおいおい語られそうだな。

ともあれ、アラン機関としては千束の殺人者としての才能を開花させるべく強硬手段に訴えたわけで、その結果、暴走した千束を落ち着かせるのがバディたるたきななのだった、って流れになりそう。

その場合、真島の立ち位置がどうなるのかもちょっと揺れそう。

一時的に、千束の暴走を止めるために、たきなと共闘する可能性もなくはない気がする。

DAにももうちょっと活躍してほしいところだけどね。

ともあれ、次回は冒頭からいきなり山場のはずなので、期待は高まるばかりw

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リコリス・リコイル 第7話 『Time will tell』 感想: 千束も真島もアラン機関に踊らされてる、ってことか。

2022-08-14 01:03:55 | リコリス
この場合のアラン機関は、実質、吉松のことだけど。

本来のキリングマシン千束の覚醒を促すべく、真島を当てている、という感じだな。

で、そのために、クルミとロボ太まで後方ハッキング要員として吉松が配備した。

で、ミカと吉松は、どうやらゲイ同志の付き合いだった、ということのようだから、そうなると、結局、

たきながキャスティングボートを握るジョーカー役になる、ということか。

いや、でも、千束の経緯を楠木が知らないはずはないので、そうなると、むしろ、千束の暴走に対する安全弁として、むしろ楠木が意図的に送り込んだ、と考えたほうがいいのだろうな。

そうなると、本当のジョーカーはあろうことか、ミズキ!ってことになるけどw

でも、リコリコができた経緯を考えれば、むしろ、ミズキこそがリコリコの内偵としてあらかじめ楠木から送られていたのかもしれない。

なんたって、ミカと千束がいるお店だからね。

だとすると、逆に、ミズキが、売れ残りであることを強調しながら、自分をダメなアラサーに見せているのもわかる。

ともあれ、当面のところは、ともにアラン機関の手を借りて、文字通り命を救われて復活した真島と千束の対決が中心となるけれど、

その決闘の果てに、吉松なりアラン機関なりの恨みつらみを共有することで、むしろ、千束は、真島の遺志も引き継ぎながら、アラン機関へのお礼参りに出向く、って展開もありそう。

問題は、今回のミカと吉松の会話を聞いていると、どうも千束の心臓にはタイムリミットがありそうな感じであること。

そのタイムリミットが、アラン機関の方で勝手にいじれるものなのか、それとも、移植した人工心臓そのものの耐用年数を言っているのか、でだいぶ様子は変わるけど。

ただ、後者の場合でも、耐用年数が来た時点で新たな人工心臓を移植すればよいのかもしれない。

もっとも、その場合、生身の身体のほうがもたない、という理屈で取替ができない展開もありえそう。

となると、最終回で千束が死ぬ、ってことにもなりそうな気がしてきた。

ともあれ、まずは、VS真島戦だし、その過程で、かつての電波塔事件の顛末と、その後のアラン機関での救命の様子が明らかにされるのだろうな。

とにかく、ミカと吉松が想像していた以上に近い関係だったので、そうなると、やっぱり楠木がどう状況をかき回すのか、大人の論理としてはそこが気になるところ。

面白くなってきたw

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リコリス・リコイル 第6話 『Opposites attract』 感想: 千束VS真島の第1回戦!でようやくまともに話が動き始めた!

2022-08-07 09:50:34 | リコリス
VS真島戦が本格的に開始された回。

裏返すと、前回までは、千束とたきな、あるいは、ミズキ、クルミ、ミカ、といった喫茶リコリコのメンバーの背景事情や個人的嗜好を描いた準備回だったことになる。

なので今回は唐突に、

クルミが1話の頃のハッキングの主犯であったことを告白して誤ったり、

そのクルミを出し抜いたと思っていたロボ太が真島になぶられつつチームを組んだり、

無敵と思われていた千束には弱点があることが判明したり、

あとは、リコリスの男性版の存在であるリリベルに言及されたり、

・・・ってことが一気に明かされていた。

そもそもリコリスが「彼岸花」という名で始まった歴史ある暗殺部隊だったこともさらっと語られていたし。

なんかいろいろとこれから起こる紛争の背景が説明された、って感じ。

なんで、男子と女子で暗殺部隊が分かれたのか、とか、そのあたりが問題になるのかどうかはわからないけれど。

どちらかというと、リコリスという女子だけの暗殺者が存在することのエクスキューズでしかないようにも思えたけどね。。。

ともあれ、今回が6話だから、次回の7話から9話とか10話くらいまで真島回をやって、その後はラスボスであるアラン機関との対決・・・かな?

あの真島の打たれ強さをみると、真島は真島で、アラン機関で育てられた、元リリベルだったりするんじゃないかなー? と思ったりw

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リコリス・リコイル 第5話 『So far, so good』 感想: 結局、千束はアラン機関のシンジに生殺与奪の権利を握られているということか?

2022-07-31 01:34:13 | リコリス
やっぱり千束の力にはアラン機関がかかわっていたわけね。

しかし、よりによって人工心臓か。

となると、例の千束の超回避能力も、多分、人工心臓と関係があるのだろうな。

血流操作なのか、血流の異常促進なのか、わからないけれど、とにかく知覚や肉体操作の速度を上げる効果を生み出している。

で、そんなとんでもない人工心臓を開発したアラン機関からしたら、その成果を日本の?世界の?偉い人たちに、つまり警察やら軍隊やら、とにかく殺人を担う当局のトップにアピールするために、千束をDAに入れた。

うーん、あ、でもそこは順番は逆なのかもね。

あ、でも、移植してから10年とか言っていたんだっけ?

だとしたらやっぱり移植されてからDAに入ったのか。


ともあれ、例のアラン機関のおっさんは、そうなると、千束に一流のリコリスとして活躍してほしいのだろうな。

多分、そのために、今回のように、ややこしい「代わり身のなりすまし」までして、千束に殺害を依頼、というか命じた。

というか、想像するに、アラン機関からは、猶予期間つきで人工心臓が貸与されていて、その期間のうちに、性能を示すような活躍をしないと千束の心臓を止める、とかいってそう。

そのあたりが、終盤のテーマになるのかな。

どうやらミカの足もアラン機関が与えた義足?のようだから、千束の前にミカがやられるのかもしれないけれど。

ミカとしては、その可能性まで考えて、天才ハッカーのクルミを匿うことにした、というのかもしれない。

ただ、そもそもクルミをミカたちに庇護させようという展開に持ち込んだのも、アラン機関のシンジだったりするから、

とりあえず、今のところは、シンジの手のひらの上で踊らされている、という感じなのかな。。。


しかし、人工心臓かぁ。

ハートなんだよね、心臓って。

心臓の使い道は、ハートの使い道でもある。

それをどうするか、というのが、さしあたって千束に与えられた課題なんだろうな。

個人的希望としては、そのようなリコリスの人権をはなから無視した行動を千束に強いようとしているアラン機関の陰謀に対して、DAの楠木とかがちゃんと正義の鉄槌を下してくれる!みたいな展開を望みたいところだけどw

そうなると、千束を救うために、たきなとフキが共闘する!なんて展開もあり得ると思うのだけど。

いずれにせよ、千束が、事実上、アラン機関に生殺与奪の権利を握られた「囚われの姫」だった、というのはほぼ間違いなくて、その千束をみなで救う、というのが物語の結末になる、って感じかなぁ。

そのあたりは、シリアスな展開にするなら、きちんといい話にしてほしいと思う。

別にシリアスそのものは嫌いではないから。

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リコリス・リコイル 第4話 『Nothing seek, nothing fin』 感想: これはやっぱり千束はアラン機関が開発した殺人のプロだった!って展開が待ってるんでしょ!

2022-07-24 10:35:38 | リコリス
前回、ちょっとは気持ちを通じ合わせたように見えた千束とたきなの日常回からの・・・パンツ回とみせて・・・の、リコリス大打撃?事件へのつなぎ回w

なんか実はいろいろと盛っていた回だったw

まぁ、注目すべきは、「魚!」と突然叫んだwたきなの、珍妙なデレだったのだろうけどw

あとは、さらっと挟み込まれた、シンジと千束のかつてのつながり。

・・・って、これ、やっぱり、千束はシンジの属するアラン機関が開発した強化人間だった!ってオチなんじゃない?

で、きっと当時は目が死んでいた千束を、一人のJKに変えたのがミカで、その時の事件には、楠木も現場で関わっていた・・・、とかの展開になりそうな気がする。

そういう意味では最後にでてきた真島もアラン機関絡みだったりして。

どうも今回の話し方だと、シンジはシンジで、「殺人の天才」である千束の才能を開花させてほしいと、実は望んでいて、そのためのお膳立てを一生懸命準備しているように見えるし。

いずれにしても、千束とミカが出会った頃の、シンジと楠木をまじえた過去の大事件の話が、遠からず一回ありそう。

てか、そのために、わざわざ千束の同期のフキとか登場させてるのだろうな。

多分、この先、シンジの謀略にはめられた、それまでの不殺の誓いをやぶって、封印した「殺人才能」を発揮してしまった結果、殺人鬼として闇落ちしてしまった千束をなんとかもとに戻そうと、たきなが奔走している過程で、たきながフキに、

かつてなにがあったのか、

どうして千束がリコリスをやめることになったのか、

どうしてフキの先生でもあったミカが足を痛め千束とともにDAをやめなくちゃいけなくなったのか、

とかいったことを問い詰めて、フキの口から過去話の片鱗が語られるようになるのだろうな。

もちろん、それは、一般のリコリスを納得させるための方便としての嘘で、真相はまた別だった、とか。

というか、その真相にたどり着くためにいるのが、ミズキとクルミなんだろうな。

ミズキはもとDAの情報員だし、クルミは凄腕のハッカーだし。

で、実は、クルミもアラン機関で開発した強化人間の一人で、だから、見た目は子供だけど、実体は、ミズキとも普通に会話できるくらいの成人の、ロリババアって設定じゃないのかな?

いずれにしても、千束とたきなのバディ関係が高まったところで、真島事件をきっかけに千束の過去話にとび、千束とミカ、DAとアラン機関を巻き込んだ過去の事件に飛び、その真相を、たきな、ミズキ、クルミの3人で解明していくうちに、リコリスに隠された大きな陰謀が明らかにされていく・・・

・・・とかいう流れに、この先になるんじゃないのかな?

でないと、今回のような、あからさまな「幸せ回」を行ったりしないよね。

思い切り上げてから落とす!

エンタメの法則だからw


ってことで、次回あたりからリコリスの本番開始!ってことだねw

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