BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

アクセル・ワールド 第23巻 『黒雪姫の告白』 感想

2018-09-12 19:59:37 | SAO/AW
22巻が2017年11月の発売なので、ほとんど一年ぶりのアクセル・ワールド。
一体続きはどうなったのか?・・・といいたいところなのだけど、
さすがに1年近くあいだがあくと、全く前の話が思い出せないw

・・・、ってここまで22巻の感想の冒頭とほぼ同じw

いやー、間、空きすぎでしょ、さすがに。

ともあれ、まずは、スペース、空けときます。





































































ホント、前巻の刊行から間が空きすぎ。
物語、すっかり忘れてたよ。
なんで、ハルは、黒雪姫の家にいたんだっけ?って、そこから始めないといけない。
しかも、その後に来るのが、ロータスをはじめとする5王?の救出作戦って、ことなんだけど、あれ、なんで王たちはとらわれてしまったんだっけ?。。。

・・・という具合に、話の流れが全く思い出せず。
にもかかわらず、手元で22巻がすぐにはみつからず、困った―って感じ。

さらにいえば、今回の話で、多分この先、ハルユキ・ハーレムwの一員になるであろうローズ・ミレディー・・・なんだけど、ごめん、あんた誰?どこで出てたっけ?って感じで、なんか全く話が見えなくなってた。
せめてアバターのイラストくらい載せてくれー、バラとかいっても、全然、イメージわかないよ。

ってな具合に、最後まで読んだけど、なんかノれなかったなぁ。

いや、途中で黒雪姫の出生の秘密!とか出てきて、バーコードってなんだ?、魂のコピーってなんだー!!!ってことになったの確かなんだけど。

さすがにあまりに唐突で、なにそれ?って感じで。

まぁ、さらっと、ミレディーが、ブレイン・バーストの仕組みについて話していたのにもちょっとびっくりしたけどね。

要は加速すると、いったん、魂だけがBBサーバーにロードされて、そこで専用の量子回路をつかって加速世界にいる間の思考演算を行い、で加速世界からログオフすると、その魂が自分の脳?に戻る、って話。

多分、BBサーバーに魂的なものが移送されるなりコピーされるなりして加速世界が成り立っているということは、今までの話でもなんとなくそうなんだろうな、と思ってはいたので、おおむね、予想通りということではあるのだけど。

ただ、今回明らかにされた、人工子宮内っていうのだから胎児の頃の黒雪姫に施された「魂の複製」技術・・・なんて話まで聞かされると、あれ、もしかして、ハルたちが現実だと思っている世界が、SAOでいうところの「アンダーワールド」?って、感じもしてきた。

例のブレイン・バースト2039に対する、アクセル・アサルト2038とコスモス・コラプト2040の実験まで含めると、この世界って、SAOの方で言ってた、キリトが将来、人間との対戦に備えないといけない、というときの兵士訓練用のゲーム空間として、BB2039とかAA2038とかCC2040が作れたんじゃないの?というのがリアリティを増してくるような気がするし。

それに、「魂の複製」という裏技が出てきたら、血筋的にはまったくつながらない、キリトないしはアスナと、黒雪姫ないしはハルユキが、繋がってしまう可能性もあるわけでしょ。

特に、ロータスとキリトは技名が同じだったりするわけで。

あるいは、昔あった、キリトとハルユキの遭遇というのも、量子回路のエラーだけでなく、もともと魂の種類が似ていたから、ということはありえるよね。

というか、今書いていた気がついたけど、例のBB2039の参加適性としてあった、幼少時からのニューロリンカーの装着、というのも、もしかしたら、自我が発達していないうちに第三者の「魂」を少しずつ複製していたのかもしれないなーとか。

要するに、ハルの現実世界そのものが、アンダーグランド的世界だった、って方向性ね。

そうなると、長らくペンディングされていた、SAOのアリゼーション編以後の話が、そういった加速世界を準備する話になるのかもしれない。

いや、全然、アクセル・ワールドの本編の話からはずれてしまってきているけれど。。。

本編そのものの展開で行くと、今回の黒雪姫の出生話を聞くと、そもそも姉のホワイト・コスモスの「魂」も怪しいと思わざるを得ないよなー。

単純に、黒雪姫自身が、肉体的にはホワイト・コスモスのクローンで、魂だけは別物、という感じもするし、そもそも、姉もクローンの一体で、やはり首にバーコードがついているんじゃないのか、という気がするよね。

となると、短絡的に考えれば、そのクローン体として生まれた怒りから、ブレイン・バーストシステムを何らかの形で恨むようになった、という気もしなくはない。

となると、以前にもちょっと書いたように、いや、ホワイト・コスモスがやろうとしていることは、マジで加速世界を救おうとしていることで、最終的にはホワイト・コスモスと黒雪姫の和解・共闘なんてことも起こるのかもしれないけれど。。。

結構、この作者、やるときはやるタイプの、エグい書き手だったりするから、そういうクローン体の反乱みたいなこと、ホントに書くかもしれないよなぁ。

しかし、こうなってくると、オリジネーターたちの「魂」とか、グラファイト・エッジの「魂」とか、実は、量子回路にしかないんじゃない?って思えてきたりするよね。

ということで、続きをハヨ!

せめて半年で1冊くらいのペースで次巻がでてきてほしいところ。
でもさ、ここのところ、ずっと300頁を切る程度の分量なのだから、ホント、それくらいのペースでよろしく。

とはいっても、ここまで粘ったのは、やっぱり、SAOのアリシゼーションの文庫版の完結や、この10月からのSAO第3期の放送に合わせてきてるんだろうな。
とすると、AWのこの先の展開は、SAOの進展具合による、ということなんだろうな。。。

そうすると、完結まで、きっとあと5年とか10年とかかけるんだろうなぁ。

というか、作者からすると、SAOとAWでこの先ずっと食っていくつもりだろうから、終わらないコンテントの道を歩むんだろうねぇ、きっと。

問題は、読む側がさすがにいつまでも付き合っていられるか?だよなぁ。

ということで、禁書目録の轍を踏まないように、本編の展開をぜひとも「加速」してほしい!

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UQ HOLDER! 第152話 『神の愛』

2018-09-12 18:57:31 | UQH/ネギま!
いつの間にか、152話が出てた。
すっかり忘れていたのだが、
しかし、今回の話は、前回にも増して意味不明だった。

まぁ、夏凛の正体が、キリストを裏切ったユダってことはわかったけど。
てか、背中のXIIIからなんとなくそうかなくらいには思っていたのは確かだけど。

それにしても、夏凛という「現代」の呼称ですっかりごまかされていたけど、本名がイシュト・カリン・オーテなら、そりゃもう「イスカリオテ」のユダ、の一択だよねー。

ということで、このあと、神様=イエス・キリストとか関わってくるのかね?

となると、問題は、それって、この先、UQHの本題に関わるの?ってことだけど。。。

前回の感想にも書いたけど、150話で、この世界でのネギの顛末の話がひととおり終わったところで、正直、UQHってもう、読者の期待に全部、応えてしまったと思うんだよね。

なので、もう描くものないじゃん?と思っていたら、前回から、無理やりパクティオ展開に行き、今回もまた、パクティオで。

でもさー、すでにネギの域に能力的には刀太が達してしまっているところで、いまさらパクティオでパワーアップとか言われてもなー、と思うよね。

それに、一応、刀太の本命はキリヱってことになっていたんじゃなかったんだっけ?

それがあるから、この先、ネギま!みたいにいらぬラブコメ路線は回避して、ネギの救出作戦とか、ハードな方に突入して、そういう意味では、あと10話くらいで完結すると思っていたのだけど、なんか、いまさらながら、ラブコメを蒸し返しているみたいなんだけど。。。

それ、必要なのかなぁ? ものすごい疑問。

あのネギの顛末を見せられた後で、普通に気になるのは、

じゃあ、袂を分かったフェイトは、あの後、どういう人生(でいいのか?)を歩むようになったのか? とか、
「金星の黒」ってどういう経緯で「金星」なの? とか、
(いや、当然、金星が魔族の出生地ってことだよね、どう考えても)、
ダーナって、火星とか金星とか関係あるの? とか、
ヨルダの御手、って、実際、どういう魔法なの? とか、

こんなあたりのことじゃないのかな。

だってUQHって、ネギま!2っていうくらいだから、ネギま!で説明責任を放棄したことを、刀太の世界、という舞台を通じて解説するマンガなんだとばかり、思っていたのだけど。

少なくとも、連載が月刊誌に移ってからはそういうふうに方向転換したのだとばかり、思っていたのだけど。

それなのに、いまさらパクティオで、ラブコメを蒸し返す、ってどういうこと?
しかも、夏凛までまた持ち出してw

もっとも、夏凛=ユダ、から、キリストを持ち出してきて、それで、不死者の存在理由を、様々な神話や宗教ごとに説明する、という展開にするのかもしれないけれど。

でも、それ、あまり物語の本筋に絡んできそうには思えないんだけどなぁ。

それとも、造物主、とはなにか?という流れで、キリストを持ち出して、そこから、ヨルダの話とかにつなげるのかね?

そうなると、

キリストが祝福して不死になったユダ=夏凛と、
ヨルダがなんかしてとにかく不死になったエヴァ=吸血鬼、

が並行的な存在として捉えることができる、ということかもしれないけれど、それにしても、だからどうした?って展開にしかならないよな。

てか、そもそも、どうしてキリストがいるとパクティオが成立しないの?
パクティオって、キリストをはじめとする神様たちが共通して授ける、なんか魔法の力、ってことなの?
それとも、そもそもパクティオを授ける神様的なものとキリストって敵対しているの?

こう見てくると、一応、好意的に見れば、この夏凛のエピソードを通じて、ネギま!で積み残していた「パクティオ・システムとは何か?誰がパクティオ・カードを授けているのか?」という問いに答えることになるのかもしれないけれど。

うーん。

なんか、蛇足の話をだらだらとしているようにしか見えないんだけどなぁ。

正直、ラブコメはどうでもいいよ。
もう、ネギの救出作戦に、まっすぐ向かおうよ。

なんか、全体的に物語に緊張感がなくて、もうどうでもよくなっているところもあるから、あまり寄り道はしてほしくないんだけど。

その意味では、ホント、ラブコメはいらない。
てかさ、ラブコメは、やっぱり麻帆良学園みたいに学校でやろうよ。

ともあれ、こんな感じだから、全然次回がどうなるか、気にならないんだよなぁ。

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