BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉、2024年冬公開決定!・・・っていうけれど、どうするんだろうね?

2023-09-11 19:09:03 | まどマギ
なんと、ほんとにまどマギの続編、やるんだ。

ビックリだよw

だって、〈 [新編] 叛逆の物語〉の公開が2013年だから、実に11年ぶり。

最初のテレビシリーズは2011年放送だから、なんと13年ぶり。

今の時代、大体オリンピック周期でいろいろと世相がガラッと変わるから、ほぼ、3回、〈 [新編] 叛逆の物語〉から世界は入れ替わったことになる。

大丈夫かなぁ。

虚淵談によれば脚本自体は、〈 [新編] 叛逆の物語〉からそれほど空けずに書き上げていたとは言うけど。。。

まぁ、エヴァンゲリオンがあれだけリメイクの嵐をしているから、一種の伝統芸能にしてしまえば、もはやなんでもありなのだろうけど。

ただ、今度の〈ワルプルギスの廻天〉は、〈 [新編] 叛逆の物語〉の正統な続編というから、ということは、前に〈 [新編] 叛逆の物語〉の感想で書いたように、闇落ちしたほむほむと神まどかの間で繰り広げられる「デビルマン戦争」の続き、ってことでしょ?

ティザーを見る限りでは、どうやらほむほむが2人(以上?)登場するようだから、これはもう今どき流行りのマルチバースなり、世界遡行なりの物語になるのは必至なのかな?

もともとほむほむの固有能力が時間遡行だったわけだから、それをアップデートすれば世界間移動が普通になってもおかしくはないけど・・・

だだ、それだとまた「あまたある結末の中で正解を引き当てる」ってことを繰り返すだけになりそうなのが怖い。

あわせて虚淵作の脚本ならバッドエンドは確実だろうし。。。

どれだけ「今風」に寄せるのか、それともはなから同時代性は無視して、ひたすらロマンチックに「正邪戦争」を行うのか?

しかし、まさかここに来て「ワルプルギスの夜」にさらなるツッコミを入れるとは思わなかったなぁ。

舞台装置として登場しただけの設定を深掘りすると、たいていろくでもない展開になるから、そこも心配。

〈 [新編] 叛逆の物語〉でも十分蛇足だったことを思うと、屋上屋を架して、何してたんだっけ?ってことにならないか。

いや、そもそも、ほむほむにしてもまどかにしても、テレビシリーズのときは、物語を回すためのキャラでしかなかったのだから、彼女たちの内面を深掘りし始めるのも十分、悪手だと思うのだけどね。

〈 [新編] 叛逆の物語〉はそれを、『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』と『デビルマン』という2大大作のパスティーシュをあからさまに表現することでなんとかごましていたのだけど。。。

ホント、どうなるのかなぁ。

〈 [新編] 叛逆の物語〉でも十分、完結していたと思うのだけどね。

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜- 第2話 『あなたとは少しも似てなんかない』 感想: マギレコ組の話になると途端に何をしているか不明になる

2021-08-08 17:36:09 | まどマギ
やちよさんがなんかあれこれ(暗躍も含めて)活躍した回。

あと、ドッペル戦が繰り広げられた回。

でも、それだけだった。

やっぱり、何がだめかって、キャラが多すぎるんだよ。

今回ので、どうやら2期は、やちよ、いろは、黒江、の3人が中心になりそうな感じはしたけど、だったら、最初から彼女たちに絞って物語を進めればいいのに、って思った。

あと、ドッペルが、魔法少女の魔女化を防ぐものであることはわかったけど、なんていうか、これは、やっぱりまどマギ本編の後ではやってはいけない「抜け道」だよね。

だって、これだと最初のまどマギ最終回の、まどかの決意の凄さを踏みにじってしまう展開じゃない。

やっぱりこのマギレコの存在自体が悪手だと思う。

そんな現実的な魔女化防止策を「チョロく」作ってしまったら、あのオリジナルは何だったんだーってなる。

さすがにオリジナルの冒涜、とまではいわないけど、でもね、こういうのはやっちゃダメだよ、まじで。

これならむしろ、シャフト以外のショボいプロダクションで、ショボい作画でやってくれたほうが、よかったかなぁって。

ダウングレードされたものなら、まぁ、そういう妄想もファンムービー的にあったかもねー、とかいって、別物扱いできたのに。。。

なまじ、今回のドッペル戦がすごかっただけに、映像的に、これは本編の蛇足と言い切れないところがしんどい。

そういう点では、シャフトも罪なことをしてくれるなぁ、と思ってしまう。

ていうか、マギレコなんかやるまえに、劇場版の続編の方に先に着手しろよ、と言いたくなる。

まぁ、このドッペルを見てると、劇場版の『叛逆の物語』でのさやかのスタンドっぽい攻撃は、あれもドッペルだったんだな、って思ってきてるけどね。


で、そのさやかやまどか、ほむらは、次、いつ出てくるの?

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜- 第1話 『みんなでなら魔法少女になれる気がしたの』 感想: 別時間軸のまどかの活躍って、本当に見たい?

2021-08-01 19:02:20 | まどマギ
2期第1話になったら、いきなり、まどか、ほむら、さやか、の3人が登場したのにはびっくり。

てか、1期の最後に出てきたさやかって、普通に魔法少女していたときのさやかだったのね。

フォルテッシモの髪飾りをつけていたから、てっきり映画の『叛逆の物語』の後の話だと思っていたのだけど。

むしろ、あの1期の最後のマミさんとの対決で、さやかは、魔女がもともと魔法少女であった事実に気づいた、ってことか。

しかし、あの時、すでに潰された手を再生するなんて荒業をさやかは行っていたのだけど、この時間軸では、そんなことも可能なの?

うーん。

いや、まどかたちが登場すると、あー、これはまどマギの世界の話なのねー、というのがよくわかって、それはそれでいいのだけど。

ただ、魔法少女が魔女になってしまう、という秘密を、こんな感じで時間的余裕のある段階でまどかたちが知ってしまう展開、ってのはどうなんだろうね?

ほむらが世界線を旅してきた、というのはオリジナルのまどマギのときからあった設定だったけど、問題は、それは実際に実施されるとね-、ってことかな。

なんていうか、シュタゲのゼロとか、ネギま!の続編のUQ Holderみたいなことにならないといいのだけど。

要するに、蛇足的な展開。

まぁ、本編のドラマティックな展開を崩さないわけがないんだよね。

別時間軸や別世界線の話が。

確かにまどマギが登場した10年前のときなら、まだ「やり直し」的別ルートの話には新鮮味があったけど。

でも、2010年代の物語って、ソシャゲ展開も含めて、「本編」に対する別世界での物語が粗製乱造されてしまって、なんか、もうお腹いっぱいなんだよな。

で、アタリマエのことながら、オリジナルの物語を超えるようなものがでてくることはそうそうない。

だいたい、本来なら、ファンダムの世界の二次創作で勝手に盛り上がるようなものを、公式が手を出しているようなものだから。

正編そのものの正統性が疑われてしまうって感じ。

まぁ、まどマギの場合は、『叛逆の物語』の正統的続編である『ワルプルギスの廻天』を出すからいいけど。

でもなぁ、これもタイトルからわかるように、ワルプルギス、という魔女の存在に、もともとあったもの以上の過剰な意味を、多分、後付の意味をつけるようになるようで、すでにちょっと敬遠したくなっている。

てか、今回の、「覚醒前夜第1話」でも、さやかの口から、ワルプルギスは世界を巡回する最悪の魔女って、いわれてしまっているから、きっとその延長線上で、最悪の魔女、として特権的存在に祭り上げられてしまうのだろうなぁ。。。

そもそも、ワルプルギスは、ほむらの成れの果て、という話もあった・・・よね?

そうなると、すでに『叛逆の物語』で示された、まどかvsほむら、のデビルマン的な「神vs悪魔」の対決に還元されてしまいそうで。。。

でもそれって、最初にまどかが願った「魔法少女の解放」というゴールからもう、思い切りそれてしまっているよね?

なんか、そういうところが、せっかくきれいに終わっていたのに、後付の物語や設定をペタペタ足していくことで、ただただアグリーな者になっていくだけのような気もするんだよなぁ。

てか、これは、エヴァンゲリオンにも感じていることだけど、声優さんにしても、そのときの役で受けた、という誉れみたいなものはあるわけで、それを10年後にも同じようにやる、というのも、結構、アグリーな感じになっていくものだと思うのだよね。

そういう意味では、まどかやさやか、ほむらが活躍する姿をもう一度見れるのは素晴らしいけど、同時に、それって、そんなに喜ぶべきことか?とも思ってしまう。

これは、ループもの、という便利な物語装置の負の側面だと思うんだけどね。

ともあれ、まどかたちが見滝原にどう合流するのか。

というよりも、きっと中心になるのは、まだメガネっ娘属性のままのほむらなのだろうけどね。。。

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第13話 『たったひとつの道しるべ』 感想: 「まどマギ」の足元にも及ばない疾走感のなさ、加速感のなさにガッカリ

2020-03-29 02:29:15 | まどマギ
うーん、こんなマミさん、見たくなかったなぁ。

なんなの、このできの悪い二次創作。

てか、それを公式がやっていること自体、わりと信じがたい。

うーん。

これ、完全に「まどマギ」の世界に泥塗ってるだけだよね?

いや、ここでさやかが出てくるとも思わなかったけど。

あのさやかって、髪飾りがフォルテッシモだったから、「叛逆」に出てきたときのさやか、ってことでいいのかな?

でないと、あんな超再生のような戦い方、しないよね?

でも、そうなると、どうしてマミさんは普通に生きてるわけ?ってことになるけど。

しかし、さやかが「叛逆」のときのさやかだとしたら、ドッペルって、それこそ、さやかが「叛逆」のときに使った魔女の能力の利用と同じ原理、ということになるのかな?

なんか、「まどマギ」との時間軸もよくわからないままで。

マギウスみたいな形で、キューベーの「搾取」に対抗しようとしているってことは、この世界は、まどかが願った世界ではない、ということだよね?

だいだい、なんで、そんなマミさんがまどかたちのことを気にしなくちゃいけないのか、わからないし。

どこを見どころにすればいいのかも、結局、はっきりしないまま、終わってしまった気がする。

まぁ、続きはあるみたいだけど。

多分、「まどマギ」の世界観だけを使ったアナザーストーリーにするなら、マミさんやさやか、あと杏子を出す必要はないと思うのだけど。

単純に、いろはややちよが、ドッペルという謎の存在とどう向き合うか、という構成だけでいいんじゃないの?

いや、ソシャゲの原作があるのは知っているけど、その流れをバカ正直になぞるよりも、中心となる登場人物を絞って、「まどマギ」のように1クールで終わらせるくらいの密度で話を進めないと、ダメでしょ、全然。

それを中途半端に、キャラだけたくさん出して、しまいには、マミさんを中ボスみたいなキャラにして出すなんて。

ホント、できの悪い二次創作でしかないよ、これ。

ガッカリにもほどがある。

「まどマギ」に謝れ、って本気で思う。

「まどマギ」自体が傑作なのは揺るがないのだから、何をしたってスケールダウンするに決まっているんだから、本編のキャラとは断絶した世界で、もう一つの「抗い」をちゃんと描けばよかったのに。

だって、どう考えても、世界を書き換えるという、まどかが導いた「円環の世界」の方が抜本的な解決策なのだから、それをすでに見たあとで、ドッペルを使って悪者キューベーに対抗しようとかいっても、そこには「円環の世界」のような救いや赦しが生まれるはずないことくらい、最初からわかってしまうわけで。

仮に物語として成功したとしても、そのカタルシスが本編にかなわないことは目に見えているのだから。

ホント、時間の無駄遣いだけだった。

多分、正解は、今回の展開を6話くらいにおいて、そこから一気に物語を加速させて、13話で終了、という展開じゃないかな。

こんなにグダグダしたもの、作られてもなぁ。

期待外れも甚だしいよ、全く。

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第12話 『どうしてこんなにみじめなんですか』 感想

2020-03-22 01:58:36 | まどマギ
ふむ、なんか、まどマギですでに見た、今更な魔女システムの解説で終わった。

まぁ、個々の魔法少女の立場からすれば、ソウルジェムが濁ったら魔女化することを初めて知ったら、そりゃ足元から地面が崩れるような絶望に至るようには思うけど。

ソウルジェムに自分たちの魂が分離して収納されている、というのも、耐え難い真相だけど。

でも、すでに10年近く前に、まどマギで明かされた設定だからねぇ。。。

で、その魔女化を阻止するシステムが、ドッペル、ってこと?

とりあえず、今回はその説明がなされただけだけど。

うーん、これ、もう少し早めに説明してくれてもよかったんじゃない?

マギウスに到達するまでに、イベントがありすぎ、キャラも増えすぎ。

まぁ、今回から話は収束しそうな気はしたけど。

うーん。

ともあれ、マギウスのドッペルシステムがあるから、神浜に魔法少女が集まって来ている、ということなのかな。

となると、懸案の「うい」も何らかの形でドッペルになっているということなのかな?

ていうか、そのあたりがつながらないと、お話にならないよね?

やっぱり、ソシャゲは厳しいなぁ。

今回、かえでが、魔法少女の魔女化の顛末を知るところとか、「追体験」として、他の(よく知らない)魔法少女の死や魔女化のプロセスを「見ていた」のだけど、この説明方法は、ソシャゲならいいのだろうけど、アニメにすると完全に没入感がなくなるよね。

同じことが、追体験ではなく、いままさに自分の仲間に対して起こっているものを「リアルに体験」しない限り、その苦しさは伝わらない。

このあたりは、ゲームのプレイヤーを主人公にした場合、確実に生じる「迂遠さ」だな。

ゲームなら、プレイヤーは自分の分身として自分の意志で動かすことができて、それゆえ「追体験」も「体験」に転じることができるけど、アニメにしちゃうと、そのプレイヤーと視聴者のリンクが切れてしまうので、ものすごく間延びした「緊迫感」になってしまう。

こういうところはちゃんと考えて演出してほしかったかなぁ。

確かに物語的には面白くなってきているようには思ってきたけど、いかんせん、サスペンスがなさすぎで。。。

もうちょっとなんとかしてほしい。

ともあれ、次回、ドッペルシステムの仕組みは明らかにされるのだろうか?

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第11話 『約束は午後三時、記憶ミュージアムにて』 感想

2020-03-15 02:25:36 | まどマギ
うーん、まったくわからん。

わからないにもほどがある、ってくらい、ホントにわからない。

てか、これ、もはやまどマギとは関係ないよね?

魔女と魔法少女が戦うという構図ではなく、魔法少女のチームの間での抗争、という感じにしか見えない。

で、問題は、それで何をやりたいのかが、まったくわからない。

いろはが妹を探しているのはわかるけど、それとマギウスの翼とか、っている話とのつながりがなんかよくわからない。

やっぱりキャラが多すぎて、その結果、間にどうでもいい会話が挟まれすぎるから、会話ばかりのくせに、何をしたいのか、見えないのって、さすがにちょっとひどいんじゃないかな。

せめて、まどマギ本編との時間軸とか関わりとか明らかにしてくれると、どういう感じで見ればいいのか、想像はつくのだろうけど。

それすらないからねぇ。

さすがに、これはもう脱落かな。

FGOと違って、もう一度最初から見直してストーリーの流れをつかもうという気もおこららないし。

FGOは終盤、物語が華々しく動いて、そこでキャラも集結して目的を持って連携して動くようになったから、その結果、一応、バラバラだった糸が一つによれてきた感じがしてきて、だったら、その理由を知るために見直してみるかという気にもなったのだけど。

そういう気に一切させないからね、この展開は。

それで、作画も崩れてきたら、もう見るところないし。

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第6話 『なんだってしてやるよ』 感想

2020-02-09 18:19:05 | まどマギ
マミさんに続いて、杏子も登場!

でも、それだけ!、って感じ。

『フクロウ幸運水』とか、いきなり出てきて、まったくついていけない。

これ、いくらなんでも物語の説明、すっ飛ばし過ぎなんじゃないの?

ただ、ゲームのキャラが動いている!、ってだけの作品。

その点ではFGOと全く変わらない。

さすがに、ここまで散漫な展開だと、そろそろ厳しくなってきた。

何が問題で、いろははなにをしたいのだろう?

いや、いろはは、妹を探している、のはわかっているのだけど、それなら、なにをすればいいのか、まかりなりにも筋道を見せてくれないと。

それに前回あった魔女化の話はどこに行ったのかな?

全部、いっぺんに説明しろとは言わないけれど、その疑問をつなぎとめておくくらいの工夫はシナリオには必要だと思うけど、もはや笑っちゃうくらい、そういう配慮はないのね。

こうなるとFGOに対するのとな同じような憤りを覚えるな。

いや、むしろ、こちらは、まどマギが傑作だと思っている分、もっとひどい。

さすがに、これはまどマギを貶めているでしょ?

その意味では、マミさんや杏子が出てくる分、たちが悪い。

まどマギと全く接点のない、真性の外伝なら、筋の悪い二次創作くらいに受け止めて、仕方ないか、と納得することもできるのだけど、マミさんや今日この登場で、半端にまどマギとリンクしていることが示されてしまうとね。。。

こんな、魔法少女のバーゲンセールみたいな外伝、ホントに必要だったのか?と思う。

ということで、ホント、ソシャゲって最低だな。

正確には、ソシャゲを原作にした作品ってホント、ひどい。

結局、キャラの消費しかしない。

だったら、どこかで絵師による発表会でもやってればいいじゃない。

はーあ。

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第5話 『あなたが割って入る隙間なんてないんですよ?』 感想

2020-02-02 01:31:15 | まどマギ
一週おいて、忘れた頃に、マミさん登場w

しかし、一瞬、いろはが魔女化したのはなんだったんだろう?

てっきり、まどマギ映画版のときのさやかのように、すでに魔女が本体で、普段は人間の姿をしながら人間社会で活動しているような存在かと思ったのだけど、どうやら違うみたい。

そりゃあ、マミさんじゃなくても、いろはは魔女だから、即刻殺すべき、とは思うよね?

もっとも、その後のCパートで、かえでも、魔女による絶体絶命の危機に、自ら魔女の力を行使して難を逃れていたから、どうやら魔女化は、この神浜に固有の現象、ということなんだろうけど。

うーん、よくわからないな。

ただ、ようやく何が問題なのかは、わかってきたような気はする。

とはいえ、この神浜の問題に突き当たるまでの間に、こんなにキャラがでてくる必要があったのかな、と思ってしまうかな。

もう少し、シンプルに、まずは3話くらいまで問題の核心とは言わずとも、片鱗をちゃんと見せればいいのに。

まぁ、この先、解くべき謎なんだろうけど。

しかし、マミさんは、まだ登場するのだろうか?

正直、マミさんって、まどマギ3話の、首チョンパされてしまった魔法少女というイメージしかないから、こんなふうに、しっかり魔法少女されると、それだけでパラレルワールドなんじゃないかと思えてくるけどw

せっかく出てきたのなら、もっとちゃんと活躍してほしいかな。

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第3話 『友達にしてごめんね』 感想

2020-01-19 17:12:54 | まどマギ
スピンオフとはいえ、まどマギ世界の外伝ということで、こちらも期待していたのだけど、なんか、思いっきり残念。

単に、まどマギ的な雰囲気を醸し出そうとしているだけのことで、当たり前だけど、まどマギには遠く及ばない。

イヌカレーが頑張っているとも聞いたいたけど、少なくとも背景美術的には、もうあの「魔女」の表現には、サプライズが全然ないので、今更感がハンパない。

その上で、キャラも、なんかまどマギっぽい子たちがたくさんいるだけだし。。。

てか、魔法少女、多すぎ!

お話的には、まともに何が神浜市で奇妙なことになっているのか、その空気をまずは伝えていくことが最優先なはずなのに、新たな魔法少女が出るたびに、変身バンクばかり示されても、興ざめなだけ。

ホント、FGOもそうだけど、ソシャゲ原作のアニメって、つまるところ、キャラを愛でるだけのものになるだけで、原作を単に食いつぶすだけのヒドイものにしかならない。

お話なんてそっちのけになってしまい、まったく取り付く島がない。

・・・って、そう思っていたら、Cパートで、なんとマミさん、登場ですか。

なんか、こりゃダメだ、という気にさせたところでのテコ入れにも見えるけど、さてさて、これで、マミさんも、単にキャラを浪費するするだけの展開にならないといいけど。

あ、でも、ソシャゲ原作?だからそんな期待をしちゃダメか。

あと、どうでもいいけど、キューベェのCV、なんか、思い切り下手になっているだけど、どうしたのだろう。喉を痛めてるのかな? そこは心配。

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『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』 感想

2014-04-09 09:11:09 | まどマギ
ようやく、まどマギの新作映画を見たのだけど、
率直なところ、面白いけれど、同時につまらない。

正直、ビミョー。

TV版は面白かったのに、なんでかなー、と思って、で、どうもこの話、既視感があるな-、と思って気づいたのだけど、これ、基本的には、押井守のビューティフルドリーマーの焼き直し、だよね。

多幸感のある閉鎖空間が、実は登場人物のうちの一人が見ている夢で、その夢を誘導した第三者がいて、その第三者の計画を出し抜いて、多幸感たっぷりの世界から抜け出す、という構図。

概ね、前半の1時間、いや、1時間半ぐらいは、これの今風の焼き直し。

この「閉鎖空間」性が、たまならく、内輪もめ、っぽい印象を与えてくる。
なんか、うじうじやってんなー、という感じ。

で、ビューティブルドリーマーと異なるのは(いや、ホントは変わらないのだけど)、夢を見ている本人がそこから抜けだそうとするところ。自分自身の夢からの脱出、という矛盾を抱え込むために、結果的に、さらなる「悪堕ち」を選択するところ。

でも、この主人公が絶望、悪堕ちするところは、逆に虚淵ワールド全開で、これも見たことあるな-、と思ったら、Fate/Zeroの最後で、セイバーが聖杯の秘密を知って絶望するところね。今までやってきたことが徒労に終わる。それに近い。

だから、物語構成としては、前半が押井、後半が虚淵のテンプレをなぞっている。

じゃ、どこがまどマギらしいのか?、ってことになるのだけど、それは、結局のところ、ほむらがまどかに抱く「愛」だった、ってところ。

でも、この「愛」というのも結構曲者。

なぜなら、まどマギの本編(TV版のこと)の最後では、まどかが全ての魔法少女の救済という、いわば「人類愛」を示したのに対して、ほむらが示したのは、特定の個人、すなわちまどかに対する愛情、というか、「情愛」だよね。これだけ。

で、結局、ここが一番つまらない、と思ったところなんだよね。

なんか、せっかく、TV版で、最後、高みを目指して上りつめるような、高揚感で終わったのに。それを、たかだか、ほむら一人の、きわめて私的な物語にまで貶めてしまって。。。 蛇足感が半端ない。

もっとも、好意的に解釈すれば、そもそもTV版の展開における、最終的なまどかの決断とそれを支える神的能力自体、ほむらが、何度も何度もループを繰り返したからこ充填されたものだったので、実は、TV版もホントは「プレイヤーほむら」による「まどか救済ゲーム」のクリアを目指す、私秘的な物語に過ぎなかったんだよね。むしろ、ほむらが望んでいた結末を、最後の土壇場でまどかに乗っ取られた、つまり、ほむらの物語をまどかにハックされてしまったわけで。

だから、今回の最後での、ほむらの悪魔化による「円環の理」のハッキングは、正しい意味で意趣返しといえるわけで。

それゆえ、最後に、ほむらはまどかが「いずれは私の敵になる」という言い方をしたんだろうね。実は既に一度敵対しているわけだから。

それにしても、この、ほむらによる世界=箱庭空間にまどかを閉じ込めて、その中で彼女の能力の発動を抑制しつつ、ほむらにとって心地よいまどかとある日常を維持していくところも、これ、どこかで見たことあるなー、と思っていた。

で、思い出したのは、マンガ版のデビルマンの最終話で、天使(で両性具有体)だった飛鳥了がデビルマンである不動明の亡骸(上半身)とともに、天使群が見守る中で、共に横たわっているところ。

まぁ、悪魔と神(天使)という立場は入れ替わっているけど、ほむらが神まどかの半身である「まどかの記憶」とともに安寧を求めている、という点では、全く同じ。

さらにいえば、飛鳥了と不動明は現世ではともに男なわけだけど、飛鳥了は一方的に不動明を愛していた。対して、ほむらも一方的に同性であるまどかに愛を示していた。というか、その愛が高じて、自らを犠牲にして魔法少女たちを救ったまどか、そのまどかを救うために、叛逆の徒として、「まどかが神だから、私は悪魔になる」ことを選択したわけで。

デビルマンにかこつけて考えれば、現実世界では男性だった飛鳥了は自分の記憶が操作されていることに気づいて、そこから自分が天使だったことを思い出したはずだけど、しかし、そこで両性具有であるという設定がわざわざ付与されたのは、飛鳥了の中の女性性が、男性である不動明に惹かれる方便として使われるためだった。

ちなみに、不動明も人間と悪魔が共存できる世界を作るために、人間と悪魔と峻別することを強いる神/天使に楯突いたわけで、いわば、ポジションとしては完全に「まどか」ポジション。

なので、ホントに、最後の30分の展開は、デビルマンに近い。

そして、私的な情愛で世界をひっくり返すことを選択することを正当化する理屈としてあげられるのが、その人が「女性」であるから、という理由である構図まで全く一緒。

あ、そうか、だから、ほむらは悪魔に転じるに当たって、魔法少女から「魔女」へとクラスチェンジしなければいけなかったわけだ。少女ではなく、情愛に生きる女性として脱皮する、というか、変態(←青虫が蝶になる方)する必要があった。

・・・という具合に、なんていうか、この映画は、お話そのものに既視感が伴いすぎるため、面白いかどうかと聞かれれば面白いけど、でも、筋がテンプレ的に見えてしまうがゆえにサプライズがなくつまらない、というのが正直な感想だった。

この点は「まどかは魔法少女になるのかどうか」という一点だけで最後まで緊張感を保ち続けながら、しかし、二転三転する展開を毎回繰り返してきたTV版とくらべてやっぱり物語の緊張感に欠けたというしかない。

その意味で残念。

押井守、虚淵玄、永井豪、という三人のもつ物語のテンプレをつなぎとめたのが、映画全体の基本的構造で、その中にTV版では実現できなかった「華やかな場面」を繋いでシーンを構成していた。それとわかる、お手盛りのサービスシーンが多すぎた。

具体的には、戦隊もどきの5人の魔法少女の活躍、とりわけ、さやかと杏子の共闘や、マミvsほむらの戦い。あるいは、まどか神の一番の従者となったさやかの、魔女力を発動した戦闘とか。このシーンは、まぁ、スタンドそのものだよね。

何がいいたいかというと、メインの物語の構成の間に配されているのが、簡単にいえば、公式スタッフが作った、いわば二次創作的な映像、つまりはファンが喜びそうな「映像」を配していたということ。

で、残念ながら、そうしたシーンがあまりにあざとくて、スゲーと思う前に、ドンビいてしまった。その分、乗れなかった。

ということで、まどマギはTV版でやめとけば良かったのに・・・、というのが最後まで見終わった時の印象。残念感が半端無かった。

TV版の時にあった猥雑感や予想の裏切りが、この映画にはほとんどなかった。その意味で、これは、まどマギの続編とはあまりいいたくないな、と思う。

そうそう、キューべぇを徹底的に悪者にすることで、物語のもつテンプレの掛けあわせ的構造からうまく目を離させているところも姑息といえば姑息。

最後を文字通りボロ雑巾のように使われたキューべぇのシーンで終わらせたところは、最後の最後になって、実は物語の本当の語り部は(ヤバイものに手を出してしまった)不遇のキューべぇであった、とすることで、全編、ほむらの夢ないしストーカー的妄想であったこの映画の構図をうまく隠蔽している。

と同時に、最後で、ほむら視点が抜け出すことで、もしかしたら、今度はそのほむらにキューべぇが反逆する物語が紡がれるのではないか、と思わせもする。

だって、今度は、キューべぇが、事の一部始終を知っている存在になってしまったわけだから。

というわけで、まどマギの裏番であるキューべぇの暗躍が、次なる物語を生み出すのかもしれない。

だって、あ、やべ、こんな奴らに関わるんじゃなかったぜ、撤退だ、触らぬ神に祟りなしだぜ!、という具合に調子よく逃げ出そうと思ったら、ほむらに拉致られて、その後、ボロ雑巾のように使われたわけだから。

そりゃ、キューべぇにしたって、憎さ百倍、この恨みはらさでおくべきか、と思うよね。

ということで、続編があるとしたら、またもや懲りずにキューべぇが暗躍するのだろうなw

それはそれで見てみたい気がする。

だって、キューべぇがいなかったら、まどマギの話は生まれないのだから。
魔法少女の生みの親は彼(たち)なんだからw

観測者キューベェの逆襲が、次の物語の柱だな、きっとw

ともあれ、
まどか=円、と、ほむら=炎、だから、
はなから、まどかとほむらの二人は、
それぞれが「調和」と「破壊」の象徴としての役割を与えられていた、ということで。
その意味で、破壊者が調和者に対して「叛逆」する物語。

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