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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

鬼滅の刃 全26話感想 炭治郎と鬼舞辻の因縁はどう決着させられるのか?

2019-09-29 11:32:23 | 鬼滅の刃
原作は未読。
でも、これ、途中から見ていて面白いと思ったので、今は連載を追っている感じ。
途中も全部ではないけど読んだ。

で、いや、これ、ほんと、面白かった。
もう、いろんなところで言われているけど、『進撃の巨人』と全く同じ引き込まれ方
要するに、映像が圧倒的に素晴らしかった。

というか、原作の画力、いくらなんでも落書きすぎだろ!?
その点でまったく『進撃』と同じ

でも、どちらも、映像にしてビジュアルがちゃんとしたら楽しめるのって、原作の物語の力が強いからだよね。

つまり、物語の素晴らしさに作者の画力が全然追いついていないだけのこと。

とはいえ、『鬼滅』の作者は、一枚絵では、へぇ、と思うような力のあるものも書いているから、単純に、描くスピードなのかもしれない。
あと、止め絵はいいけど、動きのある絵はだめ。
そういう意味では、漫画家というよりも根っからの絵師なのかもしれない。

ともあれ、面白かった。

キャラ設定よし。
背景設定よし。
ドラマ展開よし。

といっても、総合すれば、王道の「少年成長物語」。
いまどき、珍しいくらい炭治郎がまっすぐしているのがすごい。
その上で、主君に忠義を尽くす柱たち、という構造。

鬼といっても、事実上、鬼舞辻がつくった鬼たちは吸血鬼のようなものだから、物語的にには『化物語』か。

その敵を呼吸法で人間の潜在能力を出し、命の力=太陽の力で滅する、という点では、波紋で吸血鬼を倒していた頃の、第1部、第2部の頃の『ジョジョ』だし。

特に、話が進むと、どんどん柱が死んだり傷ついたりして、戦線から離脱するところは、完全にジョジョだよね。

あとは、炭治郎と胡蝶しのぶとの関係のような、少年を導く年上の女性とか、キャラの関係の配置もうまい。

炭治郎と善逸、伊之助の3バカっぷりも。

師弟関係を軸に据えて「継承」の話を全面に出すことで、個人の死にも「志」という点で意味をもたせるところもうまい。

というか、そもそも鬼舞辻の討伐自体が、お館様一族の悲願なのだから、もうそれは志を継承していくしかない。
だいたい、お館様一族は、鬼舞辻ともともと同じ血脈にある理由から、代々、短命で死ぬ、という呪いも掛けられてるわけだから、勢い、若い当主が志を「青い」まま継ぐしかないわけで。

その意味では従者たる「柱」の一族も、代々志を継ぐしかない。
しかもこちらはこちらで、柱も「痣」が出るほどの達人になれば、25歳という若さで夭逝しなければならない。
なぜなら、彼らの強さは、人の人生に割り当てられた寿命という命の力を一気に発揮させるからで。
いわば、急激な老化が進み、身体の破滅に至る。

いやー、こんな設定=運命を与えられたら、歴史ものの、主君と忠臣の物語をベタに展開するしかなくなるよね。

要するに、才能ある鬼滅の剣士は、主君ともども、夭逝していく。
あたら「若い命」を、鬼舞辻討伐叶わず・・・、の無念の中で散らしていくわけで。
となると、周りの「普通」の従者たちの家系も強固な信念に支えられたものにならざるを得ない。
彼らが、若くして逝った主君や柱たちの鎮魂を行いつつ、その悲願を次の世代に継承していくしないわけで。。。

もう、これはね。
ある意味で、王道のマンガや神話や時代劇の物語をてんこ盛りにしているわけだけど、結局のところ、その過剰な熱量が、鬼滅の物語をドライブしている。

すべての始まりは、鬼舞辻の誕生の秘密、ならびに「始まりの呼吸」の剣士?との間の「因縁」に発しているようだから、その「始まり」の物語に迫るのが、物語としての今後の幹になるはずで。

しかもすごいのは、一方の当事者たる鬼舞辻が数百年、生きながらえているので、彼から見た「始まりの物語」が、多分、語られてしまうこと。

で、多分、その鬼舞辻の怨念?は、小さな誤解から生じたもので、その誤解を含めて、鬼舞辻を滅しつつ赦す役割が、炭治郎に与えられた役割なんだろうなぁと思う。

だからこその、「(はじまりの呼吸?たる)日の呼吸」を炭治郎の一族が代々「継承」してきた意味があるし、その一族の末裔たる炭治郎が鬼舞辻に対峙し、同じく末裔の一人である禰豆子が、鬼にして人間?のような中間の「半端」な存在となったのだろうなぁ、と。

これは、炭治郎たち「竈門」家自体が、秘密の意味を忘れたまま、継承している、ということなのだろうけれど。
(このあたりの構造は『君の名は。』とも似ているけど)。

ここもいろいろと象徴的で、なぜなら「竈門」家の生業は、鉄を叩くための火を起こす「炭」を焼く一族だったわけで。

鉄でもなく、火そのものでなく、ましてや陽もなく、炭だった。

まぁ、そのような然るべき「歴史」の役割を生まれながらにして背負っている、という意味では、炭治郎は、王道中の王道の英雄ということになるわけどね。

しかし、そうすると、なぜ炭治郎の家族は鬼舞辻に狙われたのか?という第1話の惨状に戻ることになる。

炭治郎からすると、たまたま通りかかった鬼が家族を襲った、くらいの認識だったわけで、それは当初は、読者からしてもそう思うしかなかったのだけれど。

けれども、鬼舞辻が「花札のような耳飾り」をひたすら気にしていることを考えると、彼がたまたま竈門を襲ったようにも思えない。

むしろ、「日の呼吸」の当代の継承者としての、炭治郎の父を襲いに行ったようにしか見えないのだけれど。。。

でも、物語の冒頭ですでに、炭治郎父は病死していたんだよね?
あれ、違ったかな?

いずれにしても、鬼舞辻が誕生した「始まりの時」と同じくらい、物語第1話の竈門襲撃の「始まりの時」も意味を持ってくるような気がするんだよね。

となると、当然、なぜ禰豆子だけ鬼にしたのか?
あるいは、鬼になりかけたのか?
という問いも含めて。

もっとも、こうした疑問のすべてが最後に解消されるのかどうかわはわからないけどw

ともあれ、アニメは終わったけど、『進撃』同様、原作を追っかけていくことになりそう。

それにしても、無限列車編は、映画なのか。。。

せっかく力強い原作なのだから、このまま放送の形で進めればいいのに。。。と思わないでいられないなぁ。

もうどうでもいい「なろう」とかラノベとか、あとグランベルムみたいな出来損ないのオリジナルものを作るくらいなら、力のある物語をちゃんと最後まで映像化する、という方向に舵を切らないと、日本のアニメ業界なんて、早晩、知恵も体力もなくなって自壊するだけだと思うのだけど。。。

そうそう、鬼滅の原作者って、どうやら女性らしいのだけど、それが本当なら、女流漫画家でないと、こうした少年漫画が描けない、という現状も気になるところ。

かつてのハガレンみたいなものだよね。

そのあたりの特徴も気になるところ。

ともあれ、鬼滅、面白かった!

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五等分の花嫁 第103話 『最後の祭りが二乃の場合①』 感想

2019-09-25 14:24:18 | 五等分の花嫁
前回の一花回に続いて、今度は二乃回。

タイトルは数字順に行くのかどうか、と思っていたけど、素直に一の次は二だった。
この流れで行くと、日の出祭のエピソードを締める役割は五月が担うことになるけど、果たしてそのとおりに行くのか?

もっとも、この一花の次は二乃、というのもミスディレクションなのかもしれないけどねw

ともあれ、二乃回。

で、二乃がなんで祭りの開幕早々センターで踊っていたのかというと、四葉の助っ人だったこと、で、その役を引き受けたのは、センターからなら、マルオの来場に気づくことができると思った、ということ。

なんていうか、ほんと、二乃って、まっすぐだよなあ。

そして乙女。

ステージ衣装を来たままだったのも、それをフータローに見せたかったから、というのだから。

そして、その乙女な二乃は、ワイルドなヤンキーが好きで、そのため、フータロー父もまた、気に入っているというw

なんか、前回、前々回で、腹芸もできる一花さんwの姿を見てしまった後だと、二乃の態度があまりにストレートすぎて、なんというか、それだけでもう負け戦決定なんじゃないかと思ってしまう。。。

ちなみに、前回の内容を受けて、過去の展開も見直してよくよく考えた結果、例の鐘キスの相手は、大方の判断に反して、一花の可能性はかなり高いように思ってきているのだけど、それは、できたら機会を改めて書いてみたいとも思う。

ともあれ、二乃ね。

で、これは、二乃、劣勢だなぁ、結局、マルオを含めた中野家の家庭の事情をフータローに伝えるのが彼女の役割なのかなぁ、と思わずにはいられなかった今回。

一応、最後に、二乃にとっては思い出の、フータローとのバイクの二人乗りシーンに至る場面が出てきたのだけど、これ、どうなるのかな。

例の、二乃と対立してた女子が、フータローのヘルメット姿と二乃の組み合わせを見てたけど、これもどうなるのかな?

もしかして、この学園祭で、フータロー自身が、学校内での株を上げる?

ちょっとその展開もありえるのかもしれないと思いつつ。

しかし、その一方で、二乃は、すでに即席の学園祭ヒロインとなっているため、そのヒロインの二乃をバイクで連れ去るフータローって、どう考えても学校内の注目の的にしかならないと思うのだけど、この世間の目は、これからどうするのだろう?

要は、一花にかわり学園アイドルとなった二乃をさらうフータロー。
一般男子学生からの嫉妬が怖いwww

その一方で、もしも、三玖の気持ちに、今回のパンケーキ屋台で友だちになった女子たちが気づいてしまった場合、こちらからのフータローに対する風当たりも強くなりそう。

フータロー、受難じゃないか?

ともあれ、次回、マルオを追いかけた二乃とフータローの対決だよね。

とはいえ、マルオが学園祭を途中で抜け出したのは、多分、急患のせいだと思うのだけど。

で、その急患自体が、前回の内容を見ると、残った五つ子の誰か、つまり、三玖、四葉、五月のうちの一人である可能性もまったくないわけではない。

とにかく、その急患への対処を通じて、マルオが零奈にかけた想いの深さを、二乃が知ることになるのかなぁ。

ただ、問題は、そのマルオと零奈の関係についての話が、前回の一花のキスのような、二乃とフータローとの関係強化のエピソードになるのかどうかだよね。

でないと、二乃のポジションはかなり危うくなる。

で、そう思うと、実は今後の要注意人物は、フータロー父ということになる。

てか、下田さんも含めて、マルオと、フータロー父は、みなかつての同級生で、かつ、レ零奈先生の教え子にあたるのかー、ということ。

いや、そうなると、フータロー父、実は、過去の秘話の語り部となるのかもしれない。

加えて、フータロー母は誰だったのか?問題もあり。
らいはでなくても、そのことは気になってくる。

そして、同窓会やろうぜ!とフータロー父が言っていたときの「あいつも来てるぜ!」のあいつとは一体誰なのか?

ここに来て新キャラ登場? それともすでに登場していた人?

加えて、今回、一気に学園祭二日目にまで突入していて、かつ二乃回なのに、竹林の話が全然出てきてないのだけれど、となると、竹林の真意はいつ明かされる?

やっぱり、第1幼なじみvs第2幼なじみ、ということで、竹林と絡むのは四葉なのかな?
あるいは五月?

そうなると、彼女たちの担当回が最後に置かれる構成ともいろいろと符合するようにも思えるけどね。

竹林に声かけたの、フータロー父ってことはないのかなぁ。
まぁ、だから何なんだ?といわれても困るのだけど。

とにかく、次回、二乃回としてどう盛り上がるのか?だよね。

素直に考えれば、すでに告白済みのフータローからの答えを二乃がバイクでタンデムしている時に督促してもおかしくはないと思うのだけど。

どうなのだろう?

あ、そうそう、今回の冒頭にあった、教室の黒板の前に立っている二乃の姿からすると、あれは、日の出祭の最終日に五つ子がフータローを待っている姿のスケッチ、ということになるのはどうやら確定。

三玖、四葉、五月はどんな姿をするのだろう?

あ、でも、一人は、きっと病室にいるのか?

うーん、そうすると、やっぱり食べ過ぎ、もしくは、空腹で倒れた五月が二日目に病院に運ばれた・・・くらいがいいところなのかな?

空腹で倒れたくらいなら、翌日、普通に復帰できるものね。

ともあれ、告白場面が華々しかっただけに、その後の二乃の姿が、どうも独りよがりのぐるぐる周りにしかなっていないようにも思える。

果たして、次回、一花のキスに匹敵するイベントは起こるのか?

てか、もしかして、フータロー、この日の出祭中に、五つ子全員とキスするのかな?

それもあり得るような気がしてきたw

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五等分の花嫁 第102話 『最後の祭りが一花の場合②』 感想

2019-09-18 09:54:52 | 五等分の花嫁
うーん、これ、例の鐘キスの相手は誰か?という点から考えると、一花は脱落した、ということでいいのだろうか?

素直に読めば、タイトル通り、一花の「最後の祭り」だった、ってことになりそうだのだけど。。。

どうなんだろう。

でも、今回の描写だけを見ると、フータローも口にしていたとおり、「長男と長女として」似たような苦労をしている者どうしとして、意外とフータローにとっては気のおけない相手になっているようにも思う。

だから、相性は悪くないと思っている。
あと、今回の一連の仕草を見ると、一花、五つ子の中では頭一つ抜け出て、色っぽいよね。

ところで、倒れた五つ子の名前は明らかにされていなかったけど、十中八九、四葉なんだろうな。いろんな部の助っ人に名乗り出ていたから。

・・・と思ったけど、意外と、パンケーキ屋にガンバリすぎた三玖の可能性もなくはない。

さすがに五月はないと思うけど。
まさかの知恵熱?

で、二乃は見舞いに来ていたから対象外なわけだけど、今回の場面は、日の出祭二日目の「夜」なので、当然、昼の間の出来事もあったはず。

つまり、例の竹林との遭遇事件があった日の夜なので、多分、次回から2回、担当回になる二乃の話として、なにかしら、二日目の出来事について明らかにされるのだろうな。

そもそも、病室の前で、そこに現れた一花だけでなく、フータローも、一花に対して「ちょっと話をしたい」と自分から声をかけていたのだから、彼にも一花に対して言葉が足りなかったという反省があったということだよね、1日目の終わり(=前回の終わり)の一花とのやり取りに対して。

で、その「感情の差」が出てきたのはなぜか? と疑問に思うと、時系列的に考えて、昼間のあいだにあった、竹林の登場、というのが影響を与えていると思うのが筋だよね。

さらにいえば、病室に見舞いに来た一花に出会うのが、フータローと二乃、という組み合わせだったことを思うと、やっぱり、昼間の竹林遭遇後に何らかの事件があって、そこに、すでに「フータロー・ラブ!」を宣言している二乃と三玖が竹林と何か口論?になったのかなぁ。

しかし、そうなると、あたりまえだけど、ドラマの収録で日の出祭にはいなかった一花は、そのあたりの話からは完全に蚊帳の外にあるわけで、それがこの後、どう効いてくるのか?

もっとも、もともと、一花のフータローに対する想いの高まりっって、他の姉妹と違って、基本的に、他の姉妹のいないところでの、ワンオンワンで育まれてきたところがあるので、今回の夜の公園でのキスにしても、一花とフータローとの関係らしいといえば関係らしい展開だったのは間違いない。

しかし、そうなるとなおのこと、例の鐘キスの相手は一花じゃない、ということになりそう。

一花なら、まわりに皆の視線があるにもかかわらず、フータローに駆け寄って迫ったりしないだろうから。

そうなると、やっぱり、一花の可能性はかなり下がったのかな。。。

実際、一花自身、男の人とのキスは今回が初めてだから、と言ってるわけだし。

・・・と思いたいのだが、しかし、こと一花に関しては、例の京都の修学旅行最終日での「全部ウソ!」発言があるから、今回の発言にしてもウソの可能性がまったくないわけでもないのがかゆいところw

ねぎ先生お得意のミスディレクションの可能性もなくはないんだよね。。。

うーん。

ただ、少なくとも今回のオチでわかったのは、一花のフータローに対する気持ちは全く変わっていないということ。むしろ、距離をとっていた分、高まっている。

そして、その一花に自分に対する想いを改めて実感したのが、若干ラノベ主人公的朴念仁になりかけてきたフータローだった、ということで。

そういう意味では、「学園祭の三日間で恋愛成就もある」というふうに言っていたこの三日間の出来事で、フータロー自身の気持ちも多いに揺れる可能性がある。

少なくとも、今回の話でいけば、二日目の夜の時点でもフータローは「誰も選ばない」を三日目の結論にしようとしていたわけで。

けれども、今回の一花によるキスによって、前回、一花がフータローに詰め寄った「告白した」二乃と三玖のどちらを選ぶの? に再び、一花も加わった、ということになる。

となると、フータローにとっての前提も変わってくるわけで・・・。

そうなると、むしろ、この二日目の時点で、竹林との遭遇の後で、四葉が告白する、という事件もあるような気もするし。。。

いや、やっぱり四葉の場合は、最終日かな。

その場合は、今回病院に運ばれたのが四葉で、その四葉を見舞いに行った三日目に、病室で四葉が泣き言をいいながら、フータローに告白するのかな、自分が6年前の零奈だった、って。

その時、フータローはきっと、「気づいていた」というのだろうけど。。。

うーん。
わからんw
そして、わかんないのが楽しいw

そうそう、前回の冒頭で、日の出祭の終了の告げる場面で、一花が立っていたベランダ、あれは多分、高校の教室なんだろうね。

今回の話からすると、一花も来てくれ、ということになるし。

あ、そうか、三日目の夜の集合場所は、病室の可能性もあるね。

となると、次の二乃回の冒頭で、二乃がどこで日の出祭終了の校内放送を聞いているかで場所も特定できるのかも。

あるいは、そんなこととは関係なく「長女の」一花は、姉妹の病室に来ているのかも。

あー、でもよく考えたら、病室にベランダはきっとないよね。
となると、やっぱり、学校の教室か。

そうすると、病院に運ばれた姉妹の誰かも、翌日には開放されている、ということか。

しかし、どうしよう。

もしも、五月が「腹ペコ」で病院に担ぎ込まれていたらw

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魔法科高校の劣等生 第30巻 奪還編 感想

2019-09-12 22:40:18 | さすおに
「奪還編」とあるものの、え、また、どうせ「奪還スルスル詐欺」なんじゃないの? と突っ込まないではいられないくらい、ここのところ続いている「引き伸ばし工作」に呆れ始めているお兄様の30巻。

深雪が拉致られたのなら、これだけ巻数をかけて引っ張るのもわかるけど、なんで使用人の水波ごときにこんなに時間、かけるわけ? という不満がでてくるのも極めて自然なことだと思うのだけど、どうなのだろう。

ということで、あまり期待値を上げずに読んだ30巻。

とりあえず、スペース、空けときます。










































あれ、もしかしてこの「奪還編」ってカノープスの奪還のこと? と思ってしまうくらい、最後の水波救出のあっけなさに拍子抜けしてしまったw

だって、残り10頁くらいになるまでずっとカノープスとかUSNAの戦艦とかしか出てこなかったから。
いや、ホント、ビビった。
まぁ、最終的には、水波は救出されたんだけどね。

でも、こんなにあっさり戻ってくるなら、これまで引っ張った意味はなんだったんだ? とは思う。

もっとも、彼女の魔術的負傷?まで含めて復調しているのは、どうにもおかしいので、時限付きなり、条件付きなりで、パラサイトの核を植え付けられたような気もするのだけど。

にしてもねー、

この作者の悪い癖は、あとがきで、今後の展開のあらましを書いちゃうところだよね。今回なら、光宣はラスボスだから、最終巻まで出ます! とか。

正直、ドン引きだよ。

だって、あきらかに光宣が表舞台に出てきてから、この物語って、思い切り疾走感がなくなったんだから。
しかも、今回はっきりしたのは、その光宣のバディになるのがレイモンド、ということでしょ?

この二人、どっちもウザいから、早く退場してほしいんだけど。
なんていうか、子どもっぽい功名心しかないガチのガキだから。
その点では、一条と吉祥寺の二人と変わらないんだよね、物語の中での位置づけが。
で、あんなウザい奴ら、二組もいらないだろ!、って思う。

今回、最近の数巻と比べて、久しぶりに比較的読みやすい気がしたのは、達也の敵が基本的に大人たちで、それなりに権謀術数と巡らせていたから。

あと、真夜おばさまが暗躍していたからw

そういう謀略的要素が入ってきて、その大人の謀略を、そんな浅知恵を使われてもな!、とばかりに、達也が蹴散らしていくところが爽快だということがよくわかった。

要は、小賢しい大人を一掃する唯我独尊の反抗者としての達也、という位置づけ。

で、その爽快さが、一条とか光宣とかが相手だと、圧倒的にチャイルディッシュで、みていられないんだよね。

あと、著者自身も、そういう「子ども」の描写があまり好きではないようで、だからそのあたりの描写は、思い切り下手になる。

逆に、軍人や政治家に謀略を語らせたり、魔法技術の詳細を説明するあたりは、書いてる側もノリノリで書いているな、というのがわかるから。

だから、ノリノリで書けるものでもっと書けばいいのに、と思う。

それにしても、佐伯のババァ閣下は、一体全体どうしたいんだろう。

この閣下様は、どう考えても、遠からず、達也なり真夜なりに始末されるよね。
少なくとも社会的には。
場合によったら物理的存在そのものまで消失させられるかもしれないけど。

しかしなぁ、四葉が掴んでいるとおり、もはや佐伯閣下の達也への扱いは、なんらかの私怨絡みでしかないように思えるけど。

この点では裏ボスの東道青波のほうがよっぽど筋が通っている。

ただ、そう思ってから見直すと、なんていうか、この作者、女性の登場人物をともすればヒステリーとして扱うことも多くて、そこもマンネリで、なんだかなー、と思う
単純に、女性嫌いなのもしれないけれど。
そんなところも右翼的だよな。

ともあれ、四葉がどんどん先鋭化していってるのと、その傍らで魔装大隊がどんどんしょぼくなっていくのだけど、これ、最終的にはどうするのだろう。

八雲師匠が、どうやら東道の御庭番であるということと、風間もその八雲の弟子であることを思うと、風間自身もどこかで佐伯を切って四葉側につくのかもね。

このあたりの大人の力学についてもこれからか。


で、話題は変わるけど、パラサイト。

もはやパラサイトになった人たちが、人間的理性を残したゾンビみたいになっていて、違和感が半端ない。

さすがに、パラサイトになったにもかかわらず、個体ごとの自由意志で、ステイツが大事!とかの判断が、理性的にも感情的にもなされるのって、どう考えても変でしょ。

来訪者編のときにあったパラサイトの伝奇的気味悪さがもはや微塵もない。

それに、光宣にしてもレイモンドにしても、こんなに本人の自由意志が発揮されてしまうのなら、パラサイトって単にパラサイトどうしで遠隔通信ができる、という便利ツールでしかないじゃないかと思えてくる。

もはや、全くオカルト的な様相が消えてしまって、残念極まりない。

なんか、話のスケールをデカくしていく過程で、最初にあった「設定」もスケールアップしなくちゃいけなくなったのだけど、そのせいで最初はもっともらしく感じていた設定も、ただのホラ話のアホ設定だったことがバレてきて、いたたまれなくなっていく、といく感じ。

来訪者編のときにあったパラサイトの伝奇的要素はもはや皆無だもんな。

なーんか、本巻のどの部分をとっても、劣化しているようにしか見えなくて、ホント、残念。

達也を活躍させると、エリカやレオの活躍場面がなくなる、というトレード・オフも、いい加減、どうにかしてほしい。

もはやレオやエリカたちよりも、四葉の分家のほうが活躍しているからな。

もう少しうまくキャラたちを使ってほしいよ。

そういう意味では、もう各巻冒頭のキャラ紹介の黒地のページっていらないんじゃない?

あんなに掲げてもほとんどの人が出てこないんだから。

とにかく、物語の骨をどこかにちゃんと定めてほしいなぁ。


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五等分の花嫁 第101話 『最後の祭りが一花の場合①』 感想

2019-09-12 01:16:49 | 五等分の花嫁
うーん、
これはなんか難しい展開になっちゃったね。

タイトルからすれば、今回の一花バージョンが、最低でももう一回、日の出祭二日目の文があるのかな?

で、それがあと、二乃、三玖、四葉、五月、の分の4バージョンがある。

つまり、あと9話、ということは2ヶ月間、つまり11月いっぱいまでは、日の出祭の一日目、二日目の話が繰り返されることになる。

で、その繰り返しが終わったところで、ようやく「日の出祭三日目」を正式に迎えることになる・・・のかな。

そう思って99話を見直すと、今回出てきた迷子のショー君が出てくるコマもあったりして。

ということは、基本的に、99話と100話において片鱗だけが見せられた五つ子ならびにフータローのエピソードがそれぞれ語られていく、ということだね。

となると、前回の竹林の話についても、あれだけで終わっていない、ということだね。

前回の最後で確か竹林は、五つ子もいい子たちだった、がんばれフータロー、って言っていたけど、そう結論した詳細についても、改めて紹介される、ということだね。

そうすると、さっき今回の一花で始まった展開が他の四人についても展開される、と書いたけど、もしかしたら、さらにそこに竹林の話も加えられるのかもしれない。

つまり、竹林がどうして日の出祭を訪れることになったのか?
どうして幼なじみのフータローに会いに来たのか?
もしかしたら、竹林は竹林で、フータローに言いそびれていた「好きだった」という気持ちを伝えに来たのかもしれない。

つまり、告白して、真面目に竹林は振られたのかしれない

あるいは、フータローから五つ子に対する想いを伝えられて、「頑張れ」と言いたくなるくらい、アドバイスしたのかもしれない。

多分、竹林がフータローを訪ねてみようと思ったのは、例の全国模試でフータローが3位をとったときに、あれ、これ本当にあのフータロー? って思ったからなんじゃないかな。

で、なんとか、日の出祭の入場券を手に入れてやってきた、とか。

そういう意味では、フータローと五つ子との関係を決める最終局面で重要な相談役として振る舞うのが竹林、ということになるのだろうね。

まぁ、今回ばかりは、五つ子の誰かに相談するわけにはいかないので、五つ子とは違う誰かが、フータローの気持ちを事前に語らせる相手として必要だなぁ、と感じていたので、その重要な役割を竹林が担う、ということなのだろうな。

そういう意味では、今回の101話の最後で一花に伝えた「誰も選ばない」という結論はさすがにないよ!、と発破をかける役割も竹林にはあてがわれるのかもしれない。

ともあれ、こんな感じで、99話、100話の話が補完されていくのが、向こう2ヶ月から3ヶ月くらいの連載になるのだろうね。


で、今回の話についていえば、

まずは、久しぶりに一花の本音が見れてよかったな、と。
なんだ、やっぱり、フータローに対する未練ありありじゃないか、と。
その一花の気持ちが表現されたのはよかった。

どう見ても、彼女が女優に専念するようになったのって、フータローから強制的に離れようとしたかったからでもあるよね。

で、そのフータローだけど、彼の今回の言動は、ちょっと奇妙。

彼は彼で、一花を始めとして、五つ子を謀ろう、煙に巻こう、としているようにもみえる。
つまり、今まで五つ子からは、いいように遊ばれていたところもあるから、それへの軽い意趣返しも含めて。

そうでなければ、誤って一斉送信した、なんて冗談を、もっともらしい顔で一花に言ったりしないよね?
つまり、フータローはフータローで、カマをかけているようにもみえる。

このあたりの真意もこれから明らかにされていくのだろうな。


とはいえ、今回の山場は、やはり、フータローのキスの相手は誰だったのか? という最大の問題だよね。

はたして、あのときの五月は、誰だったのか?

しかし、そのことを、あたかも事前に知っているかのごとく、フータローにカマをかける一花って。。。

ほんとにフータローを引っ掛けたのかな?
あの問いただしかたは、あのときの五月が一花であった可能性もあると思うのだけど。

少なくとも一花は、あのキス五月が誰か、すでに知っているようなのだけど。

でなければ、「誰だと思うか?」なんてあんな目をして聞かないよね?

うーん、
ほんとに全くわからなくなってきた。

一花回の1回目でこんな感じなのだから、これを5人分、あるいは竹林を含めて6人分、あるいはフータローまで入れて7人分されたら、本気でわけがわからなくなりそう。

どうなるんだろう?

まぁ、でも、素直な一花の内面を久しぶりに見ることができたのはよかったかも。

長女の彼女は、相手の都合まで常に考慮に入れて行動しているから、内面の機微がわかりやすいので。

そういう意味では、一花にも高校の教室にもう一度戻ってきてほしいのだけどなぁ。。。

二乃と三玖では、語り部としてこれほどまでの安定感はないから。

というか、最初に一瞬描かれた、日の出祭三日目の終了を告げるときに、どこかのバルコニーにいた後ろ姿の一花、あれはナチュラルに可愛かった。
目に表情があってキレイなんだね、一花の場合は。

あんな感じの姿をもっと見てみたいかなぁ。。。

ということで、次回はどうなるのか?
素直に一花の2回目になるのか?
それとも二乃回になるのか?

二乃は二乃で、なんでオープニングで歌い踊るはめになったのか?
そこから語られるんだろうなぁ。

そういう意味では、

四葉の演劇部の話がどうなるのか?
マルオと二乃、ふわふわパウンドケーキはどうなるのか?
フータローが構内案内をしたおじいさんは誰なのか? やっぱり伝説の塾講師なのか?
二乃のクイズの答えは?
・・・

と言った具合に、99話と100話でちょっとだけ画面を横切っていた人たちが、どう振る舞うのか。楽しみではある。

問題は、それら個別のエピソードが紹介されるのに、あと2ヶ月はかかるということ。

うーん。

にしても、よくこんな物語構成を考えるよなぁ。
ものすごく感心している。

次回以降、楽しみでしかたがない。

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UQ HOLDER! 第164話 『結集』 感想

2019-09-10 17:17:11 | UQH/ネギま!
クックックーw
「苦笑」を禁じえないとはこのことかw

あー、これ、マジで打ち切りだわ―!

だって、何の脈絡もなく、まさに今までいなかったキャラが「結集」しているわけで。

いや、いくら同じ真祖だからって、ダーナ師匠まで出してくる始末。

雪姫は、なんか、ごめん、出張から今帰ったわ、という感じの唐突さで再登場するし。

十蔵は、なんだよ、やっぱりお前、不死身衆側での参戦かよ、って感じだし。

で、ニキティスと七重楼は、バウル側で、とにかくご登壇w

これで、連載第1回の扉に登場したUQHが全員揃い踏みですね!
これで、終わっても、問題ないですよね!!

・・・って感じの強引な結集っぷり。

いや、これ、マジで、最終決戦なんだろうけど。
もはや強さのレベルが全然わかんないので、なにがなんだか。

重力魔法に凍結魔法で返されても、それどうなの? としか思えない。

だって、その横で、金星の星核から魔力を得て・・・とか言ってるんだぜ?

あ、そうそう、
「彼の姿は「悪魔」のソレに似ていた、」
ってくだりは、
これ、ネギま!世界の魔族は、要するに金星人でした、というネタの回収ってことでいいんだろうか。

もうそんなことくらいしか、気にならないよ。

だって、これ、打ち切りでしょ?
物語の展開、もう完全に破綻してるじゃんw

なんたって、バウルが、ヨルダの「完全なる世界」を支持する、とかまで言って、強引に畳みにかかってるじゃない。

わけがわからないよ。

だったら、フェイト、殺す必要なくね?

ていうか、強キャラ、全員集合!ってところで、フェイト、ハブられてるのひどくね?

もっといえば、えーと、こんなガチバトルが用意されてるなら、パクティオカード編、いらなかったんじゃね?

それとも、この戦いの中で、パクティオカード、使うのかな?

その場合、魔力の源泉は刀太ってことになって、その刀太の魔力の源泉は「金星の星核」だから、もう無限エネルギーの使いたい放題!ってことだよね。

だって、その金星の星核からの魔力補給がもしも途絶えたら、その時は、金星が星としての寿命を終えるというときだから、それって太陽系の破滅につながるよね? そんな大惨事にまでつながるくらいなら、もはやヨルダによるネギの拘束の解除とか、どうでもいい話になるよね?

それに、今回のバウルvsエヴァの戦いが、単にヤクザ同士の抗争ってレベルでないものなら、少なくともエヴァ側に、龍宮隊長とかザジとかが現れてもいいよね?
だって、エヴァだって、突然、今回久しぶりに現れたくらいなのだから。

・・・ということで、
ホント、めちゃくちゃだよ。

いくらなんでも、連載にあたって、考えがなさすぎ。

それにしても、ろくでもない続編を出すと、もともとあった第1作まで汚すというのは、ホントだね。

てかさ、せめて、最後に活躍するのはさ、
あんなジト目の雪姫オバハンではなく、
唯我独尊のキティ=エヴァにしてくれー!

あの少女?幼女?形態のエヴァが、超絶魔法を繰り出すから、カッコいいんであって、あんなジト目おばさんが魔法を繰り出したところで、ソー・ホワット? としか思わないぞ。

あと、無駄にUQHを全裸で戦わせるのも、趣味が悪い!

なんかいろいろといっぱいいっぱいなのかも知れないけれど、
打ち切りの最後くらい、もうちょっとキレイに締めてほしいかな。

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五等分の花嫁 第100話 『日の出祭 二日目』 感想

2019-09-04 12:31:20 | 五等分の花嫁
記念すべき連載100回目!

で、あ、そう来たかー、確かに彼女、いたよねー!

という、とても100回目らしい「ひねり」の回だった。

だってさ、風太郎にとって「幼なじみ」である竹林をここで投入してくるとは思わないじゃない!

てか、竹林って、小学生だったときのフータローがすきだった女子、要するに初恋の相手だよね?

いや確かに前回の感想で、せっさくの学園祭だから、新しい出会いをねじ込んでもいいじゃない、とはいったけど。

でも、幼なじみの竹林は考えてなかった。
これ、上手いわー。

だって、「幼なじみ」枠に対して無視できない四葉の気持ちを浮上させたからね。
実際、四葉も、飛び出してきていたわけで。
ちょっと記憶は曖昧だけど、四葉は、昔、京都でフータローと会った時、竹林の姿は見けているんだっけ?
見かけてなくても、少なくともフータローから話ぐらいは聞いているのかもしれない。

となると、いわゆる「ファースト幼なじみ」と「セカンド幼なじみ」問題になるわけね。

四葉としては、今のフータローを育てたのは、かつての自分との約束だった、という点で、密かに、自分こそがフータローの特別だと思っていたわけのだけど――そして、それで満足していたわけだけど――、竹林の登場によって、そして彼女が、実際にあの約束を果たすためにフータローに協力して勉強を教えた、となると、今のフータローがあるのは、結局のところ、竹林のおかげ、ということになる。

その、四葉からしたら、自分の現在の「秘めた想い」を支える物語が、根こそぎ書き換えられる可能性があったからこそ、隣に三玖がいるにもかかわらず飛び出して、思わず叫ばずにいられなかった。

もっとも、その思いは、零奈に化けた五月も同じで、だからこそ、あんな「深さでは負けない」という切り返しをしてきたわけだけど。

いやー、この竹林事件の一件で、見事に四葉はフータローへの想いを再燃させ、五月も自分の中のフータローへの思いの所在に気づいてしまった!

ホント、上手いなぁ。

もちろん、五月については、前回のフータローの「5人が好き」発言で、種火はついていたはずだけど、それを自分自身の言葉でしっかり燃えださせるのだから。

加えて、四葉の場合、今回は不発に終わったけど、その様子を三玖が見ていたところがミソで。となると、京都でウジウジしていた自分を二乃に一喝された三玖からすれば、四葉の気持ちに感づかないでいられない。

ということで、一花不在の状況で、五月担当は二乃、四葉担当は三玖、という形で、それぞれ、五月と四葉にセコンドがついて、晴れて5人がリング上にあがるという展開だよね。

実に100回目を記念する回に相応しいw

となると、次回、フータローが一人の名前をあげようとするところで、むしろ五つ子の方から物言いがついて、ちゃんと四葉と五月も対象に加えて上で、もっといえば、彼女たちの口からも「フータローが好きだ」と言わせた上で、フータローに選んでほしい、という展開とかに、なだれ込みそうな気がしてならない。

というか、それなら101回目以降も、話が続くしね。
下手をすると、卒業まで決定は控えてほしい、なんてこともあるのかも。

まぁ、それは、どちらかといえば、編集部が望む展開だろうけどw

でも、たとえそうなっても、それほど無茶な展開にならないところがすごいな!

それも含めて、いやー、竹林、すごいよ、マガジンの救い主だよw

竹林の何がすごいかって、今回だけのワンポイントリリーフでいいんだもの。
確かにかつて登場していた「幼なじみ」枠。
それをここで使ってくるのだから。
しかも、彼女は彼女で、小学生時代の男の子とそのまま付き合っているようだから。。

その意味では、仮に竹林が今後、登場するにしても、さしあたっては、フータローの相談役、とか、あるいは五つ子の、特に五月の相談役、というか他校の友だちとかになりそうだし。

ただでさえ、高校卒業後の進路の問題があるから、もしかしたら、フータローと竹林が、大学で同級生になる、という展開だってありえるものね。

いやー、そうか、竹林かぁ。

ものすごい秘密兵器が隠されていた!

とにかくそこにびっくり!


それにしても、次回、すでに学園祭最終日かよ!
早すぎ!

マリオも来てたようだけど、その話もスルー?

なんというか、学祭中のエピソードは、このあと、箸休め的に、回想とかで扱われていくのかな?
さすがに、このままだとあっさりすぎるから。

ともあれ、竹林がすべてを持っていった第100話だった!

マジで次回が気になるぞ!

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