BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

その着せ替え人形は恋をする 第113話 感想:一話まるまる「コスプレっていいねぇ」で終わってしまった!w

2025-01-17 13:11:53 | ビスク・ドール
前回までの流れをガツンと切って今回はとにかく海夢のコス仲間たちが全員集まって、コスプレ満喫しました!の回。

まぁ、いい加減、ジュジュ様だせや!っていう読者からの不満に応えた形の中継ぎ回だった模様。

しかし、この感じだと、海夢と五条くんは、予想に反してプロのレイヤーにはならなそうなのだけど、はたして本当にそうなのか?

なにせ素材がハニエルだからねぇ。。。

出版社というよりも、作者や担当編集者が放っておかないと思うのだけど・・・。

むしろ、新たな「コス文化」をつくろう!って流れで、改めてハニエル原作組の絡みがしばらくあいたら起こりそう。

その間は多分、進級してみんなでいく修学旅行を満喫する!ってことになりそうだけどw

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その着せ替え人形は恋をする 第112話 感想:アハハ、ここに「海夢と五条くん」のバカップルがいるよw お花見誕生会、楽しそうでよかった!!

2024-12-21 16:47:14 | ビスク・ドール
前回、普段つるんでる仲間に、「私たちお付き合い始めました!」って報告したら、は?まだ付き合ってなかったの?・・・と思い切り遊ばれてしまった海夢と五条くんw

で、今回は、つきあってからの「初デート」ってことで、お花見デートに出かけたらしい。

いやー、リアルがクリスマス直前なのに花見、っていうのもなかなかチャレンジングだがw

でも確かに、前回も、俺たち進級だな、でもクラス替えはないけど!って盛り上がっていたっけ。

なので、進級する前の春休みに初データを決行した、という回。

まぁ、とにかく甘酸っぱいアオハルする二人の姿が描かれて終わった!

で、次回からは、何するのかな?

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その着せ替え人形は恋をする 第111話 感想:なんか、五条くんの青春は今始まった!・・・みたいな回だったなw

2024-11-15 14:33:45 | ビスク・ドール
「五条くんが海夢と付き合うことになりました!!!」シリーズのクラスメイト版!

前回がほとんどアキラ回だったのに対して、今回はひたすら五条くんと海夢のクラスメイトたちとのやり取り。

多分、今更ながら「僕たち、付き合うことになりました!」って報告したら、きっとみんなから、「なにをいまさらー!!!」って呆れられたんだろうなw

でもまぁ、嬉しい呆れ方だからきっといい感じだったのだろうw

今回は、たぶん、そういったやり取りがあった直後の場面からのスタートw

いやー、何か、幸福感あふれるエピソードでいいねw

五条くん、マジで幸せそうだしw

確かに、例のハニエル騒動以来、クラスメイトたちとのやり取りはご無沙汰だったので、ちょっと新鮮だった。

なにより、進級しても彼ら同じクラス、という情報や、

修学旅行は沖縄、という情報も加わって、

この先の、五条くんと海夢の日常生活のロードマップが示されたのは嬉しい。

なんか、ハニエル編は、今後の「進路」につながるような話で、それなりに結構重かったので、いい意味で常識人な善人が多いクラスメイトたちとのやり取りはホッとする。


しかし、こいつら、仲いいな。

もんじゃwに行って、その後はボウリングw

裏返すと、クラスが変わらずに進級するなら、このメンツと仲良くならずに孤立してた未来もありえた五条くんからすれば、ホントにハッピーパラダイスなんだろうなw

こういう息抜き回はいいね。

とはいえ、ぼちぼちまた、コスプレの方にも行ってほしい気もするけれどw

まぁでも、楽しくて幸せなのが第一だよね!

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その着せ替え人形は恋をする 第110話 感想:アキラと五条くんの会話で終わったけど、これ、どんな伏線?

2024-11-08 19:29:32 | ビスク・ドール
前回、遅ればせながら、司波刻央から褒められたことへレスを返した五条くん。

そのことをアキラと話して、話して、話してw、それで終わった今回。

ただ、五条くんのレスで、司波刻央とのパスが通じたか、と思ったのは早計だったみたい。

というか、そのことを示すために、アキラとの長い会話が描かれた、って感じかなぁ。

あとは、とにかくアキラが海夢のことを大好きすぎるってことでw

その結果、「姫」が海夢の二つ名になってしまったわけだけどw

ということで、このアキラと五条くんの「衣装作り」の側のタッグは、この後、どう物語に関与していくのだろうか?

二人でプロの衣装作りをしていくことになるのかな?

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その着せ替え人形は恋をする 第109話 感想:海夢のプロレイヤー編への準備回にも見えたけど、さてこの先、海夢と五条くんの二人はどうする? プロに挑戦するの?

2024-10-18 20:09:05 | ビスク・ドール
前回、実は相思相愛だったことがわかってもうずっとベタベタして終わった海夢と五条くんだったけどw

さすがにもう帰らないと五条くんがいい出したところの海夢の引き止め工作がスゴイw

まぁ、流れ的には、また海夢が五条くんのうちにご飯を食べに行くパタンに落ち着くようだけどw

で、五条くんは律儀に、海夢との関係をじいちゃんに伝えたわけだけど、そりゃ、じいちゃん、前からつきあってると思ってるよね?

ということで、こちらも今更。

これで一件落着と思ったら、やっぱりハニエルの編集側が動きだしてきた!

これ、早晩、ハニエルの作者や編集から海夢と五条くんの二人に接触を図ってくるよね?

前回、さらっと、五条くん、ハニエルの作者に、レス返してたはずだし。

連絡先、明かしたようなものだから。

だって、原作者に「見事」って言わせたのだから。

ただでは済まない。

多分、例のハニエルのコスプレ事件で、海夢が「姫」の通り名?で有名になってしまったように、五条くんはその姫の衣装を作ったカリスマ創作者として、むしろプロの間で知る人ぞ知る存在になっていくのだろうなぁ。。。

ということで、次回から、プロレイヤー編、ようやく始まるのか?

それとも、海夢と五条くんの側で、プロの世界には踏み出さない、とはっきり選択するのか?

前者なら物語はまだまだ続くけど、後者だと、結構はやくにきれいに終りを迎えそう。

個人的には前者に期待したいけど、どうなるかなぁ。。。

ひとつだけ心配なのは、出演キャラが増えるとそれだけ展開がのろくなって、読む側からすると、間延びした印象を持つようになるので、それが気になる。

すでに、ハニエルのコスプレのところから随分、話の進みが遅くなってきたから。

だって、五条くんがハニエルの世界観をどう捉えるか、逡巡している姿を描いてほぼまるまる1話を費やしたと気もあったように思うし。

海夢が脳天気な分、五条くんの心労ばかり増え、その描写ばかりが増えるとなると、かなり読みづらくなるような気もする。

そのあたり、うまく、明るく、突破してくれるといいのだけど。

どうなるかなぁ。。。

結構、次回は、ターニングポイント、だよね!

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その着せ替え人形は恋をする 第108話 感想:ひたすら海夢が五条くんとラブラブな(だけw)の回だったw 幸せそうな二人でなによりw

2024-09-08 17:40:01 | ビスク・ドール
前回、一瞬破局・・・と思わせてからの、五条くんの嫉妬発言で、一気に相思相愛が発覚した海夢と五条くんw

今回はただもう、カウチに座る、しかも海夢は五条くんに抱きついた?二人による、これまでのあれこれを振り返りながら、お互いに「大好き」をひたすら確認した(だけw)だったw

いやー、まぁ、一時はどうなることかと思ったので、ここまできれいに収まったのはマジでよかったw

まぁ、海夢にどのコスプレがよかった?と聞かれて、普段から海夢は綺麗だと思っていたと思わず告白する五条くんも大概だけどねw

純朴にもほどがあるw

一方、海夢は海夢で、ハニエルのコスプレはあまりにも自分を高みに上げすぎる出来で、ある意味、尻込みしてしまったみたいで、彼女にとって、楽しいコスプレは、あくまでも、友達どうしで互いにキャッキャはしゃげるものだったらしい。

ハニエルのコスプレのときのように、周りから「姫!」って崇められるような、一種のアイドルになるようなものではなかったということ。

・・・でも、ということは、

これ、例のプロのコスプレイヤーの道は、海夢は取らない、ってことになるのかな?

いや、まぁ、本人がそういったところで、もはや周りは放っておかないだろうけど。

気難しい原作者も認めた原作再現で、映画監督も驚愕。

五条くんの創った衣装も、誰もが羨むハイクオリティ。

これで、プロの世界の人たちが諦めるはずがない。

しかも、海夢は読モもしてるわけだから、遠からずハニエルの中の人として特定されるに違いない。

じゃあ、その時、海夢と五条くんの二人はどうするのか?

いろいろ友人や仲間に相談しながら、きっと最終的には、プロの道にトライする気がするんだけど。

さてどうなるかなぁ。。。

でもまぁ、その前に、ラブラブになった二人の時間が描かれる方が先かもしれないけれど。。。

うーん、しかし、この流れだと、せっかく現れた「のんちゃん」はどうなるのだろう?

今後の彼女の絡み方は、かなり気になります!

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その着せ替え人形は恋をする 第107話 感想: あはは、「嫉妬」を「焼きもち」に脳内変換して、そのまま勢いで「大好き!」告白につなげる海夢ってやっぱりいい娘だね!

2024-08-16 12:39:51 | ビスク・ドール
前回の引きだと、圧倒的に、海夢がめんどくさい女になって、一方的に話がこじれる方向に傾くかと思ってたのだけど。

あー、そうか、五条くんが、あのコスプレ会場で曇ってたのって、単純に海夢が、自分だけの海夢から、みんなの海夢になってしまったのを見て、思い切り嫉妬していただったんだw

なーんだ、五条くんも男の子だったんだねーw

てっきり、海夢じゃないけど、もっとお雛様づくりのところで引っかかるものがあったんじゃないか、って思ってしまった。

あるいは、ハニエルの凄みに改めて気づいて、創作活動のもつ毒のようなものに気づいてしまった、とか。

でも、全然そんな複雑なことではなくて、もっと根源的に単純なことだったw

要するに、五条くんはあのとき海夢のことが好きなことに気づいただけだった。

純然たる嫉妬。

そして、その嫉妬心を明らかにしてしまえば、海夢からドン引きされて、今までのような良好な関係は築けないと勝手に思ってしまった。

なので、その本心を海夢に明かすことはできなかった。

でもさ、読者は知っている。

五条くんが海夢に対する恋心に気づくはるか以前から、海夢が五条くんにベタ惚れであることをw

いや、読者だけでなく、作中出てくる高校の同級生たちは皆知っている!

ていうか、海夢の気持ちに気づいてなかったの五条くんだけじゃんw

どんだけ唐変木なんだ!

・・・ってことなんだけど、でも、五条くんの場合はそれも含めて彼の本性だからしかたがないかなぁ、とちょっと同情する。

むしろ、海夢がとっとと「好き好き五条くん、大好き!」と告らなかったほうが、むしろ関係性をややこしくしていたw

でもさ、その御蔭で、結果として海夢からすれば、五条くんの方から好きだって告白してもらえたのだから、万々歳!

ということで、次回からは、ラブラブになった海夢と五条くんによるコスプレ道の話が始まるのだろうなw

しかも、プロへの道としてw


にしても、すっかり、作者の語りにだまされたw

ハニエルのコスプレ事件のあとに、幼馴染ののんちゃんが現れたり、コスプレづくりでお世話なっている宇佐美さんと仕事と夢の話をしたりと、いかにも、五条くんが、雛人形職人としての自分の未来に悩んでいるように見えるじゃない。

いや、まぁ、そう描写することで、前回最後の海夢のように、これ以上コスプレに誘って五条くんの未来を奪っちゃいけない、とか思わせることが狙いだったのだろうけどw

にしも、完全に騙されたw

前回も書いたように、海夢が面倒くさい女になったら、月間連載では、マジでめんどくさい話が続いて、読むのが辛いなぁ、と思っていたけど、完全にそれは杞憂だったw

今回一発で、しかも、海夢のマンションの玄関先であっという間に解決してしまったw

しかも、海夢と五条くんの相思相愛が決定!ってことでw

海夢にしたら、最高の結末じゃない。

読者からしても、次回以降、海夢がプロのコスプレイヤーになる道に、五条くんと二人三脚で進むことになる。

というか、どう考えても、五条くんは、一種の「美術監督」や「舞台監督」的な人として、コスプレプロダクションだけでなく、ハニエルの原作者や編集者たちからも一目置かれることになるよね。

もちろん、衣装製作界隈の人たちからもw

で、きっと、そういう経験が、今回、五条くんが言ってたように、雛人形職人になるうえで、下を向いているだけではわからなかったことをたくさん学ぶ機会となって、五条くんの能力をさらに開花させる方向に向かうのだろうなw

いやー、急速に事態が好転したw

まさに、雨降って地固まる。

ハニエルへの挑戦が、海夢と五条くんの未来への飛翔につながったw

いい話だなぁ。

そうなると、逆に、のんちゃんの出番はもう無くなるのかな?

なんていうか、多分、プロになるなら、海夢と五条くんの二人だけではちょっと辛くて、これまで知り合ったコスプレ仲間の人たちがみんな加わって「チーム五条」が結成されそうな気もするけどw

そこにのんちゃんが加わる場所もあったりするのかな?

でもまぁ、とにかく、面白くなってきたw

やっぱり海夢に曇った表情は似合わないよねw

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その着せ替え人形は恋をする 第106話 感想: 五条くんが曇ってたのは、いつの間にか「ハニエル」の虜になっていたのではないか?と疑心暗鬼になってしまったからだったのかな?

2024-07-20 11:04:49 | ビスク・ドール
あれ、これは、まりんの方がめんどくさい女モードに入る流れなの?

うーん、ちょっと意外な展開。

前回までの流れなら、もっと五条くんの方が、「俺は何をしたかったんだ!」ってモードでウジウジしつづけるのだとばかり思っていたのだけど、

のんちゃんから、幼少の頃の行き違いについて謝罪&釈明を聞いているうちに、どうやら、凹む前の五条くんに戻ったようで。

で、そういえば、まりんから次のコスプレの相談があったのに返事をしていなかったことに気づいて、まりんに連絡をとってみたら、今度は、まりんの方が完全に反省モードに入っていて、もうコスプレ衣装の制作は五条くんには頼まないと言われてしまう。。。

まぁ、もうすでに何度も以前の感想で書いてきたように、まりんはまりんで、五条くんが雛人形職人になるのを邪魔していると思い込んで、もうそれはしない、と決めちゃったのだろうな。

で、問題は、まりんの場合、気分のアップダウンが激しい人だから、完全に「下げ」モードになってしまったのと、多分、コスプレって接点を除くと、五条くんと一緒にいる理由も消えてしまうから、だったらもう「別れよう」なんて、自分勝手に思っちゃったんだろうなぁ、と。

まぁ、可愛いヤツってことなんだけどね、まりんがw

でも、冷静に見れば、まりんが五条くんに対して一方的に入れあげていたのは確かだから、まりんの「好き」が濁ったら、こうなっても仕方がない。

そういう意味では、逆に、五条くんがまりんをどう思ってきたか、というのを振り返る機会になるのだろうな。。。

で、ちょっとややこしくなりそうなのは、その相談を、のんちゃんに、ぽそっとしてしまうんじゃないかな、ってところ。

もちろん、五条くんの相談相手にはもうクラスメイトが何人かいるわけだけど。

でも、どうしてもこいつに相談する!ってところまで五条くんが思っているかどうかがまだわからない。

まぁそのあたり、クラスメイトの方も巻き込んでまりんとの仲を見直す、ということになるのかなぁ。

まりんのほうは、悪友たちが勝手に動き出しそうだけどねw


で、それとは別に、(いや、ちょっとは関係してくるかもしれないけれど)、五条くんが、例の「ハニエル」コスプレのあとで曇ってしまったのは、コスプレ会場でまりんが扮した「ハニエル」にもしかしたらリアルにマンガの中の「ハニエル」を感じてしまったのかもしれないね。

惹きつけられるとか、魅了されるとか、という感じで。

で、その感覚が、きっと子どもの頃にお雛様に惹かれた時と同じ衝撃だったんじゃないかな?

だから、大いに戸惑ってしまった。

このままコスプレ衣装を作っていたら、お雛様に魅入ってしまったのと同じことになってしまって、どちらかは疎かになってしまう?・・・・とか?

あるいは逆に、自分が雛人形を作りたいと思ったときの感じって、これだったんだ、ってまりんの「ハニエル」を見て思ってしまったとか?

いずれにせよ、子どものときの「雛人形」と、マリンが扮した「ハニエル」が、等価なもの、パラレルなものと見えてしまって、どうその感覚に対処したらよいのか、わからなくなった。

なので、改めてハニエルの原作を読み直して

「本当の自分がどちらなのか分からない」

なんて表現に引っかかってしまったんじゃないかな。

とまれ、制作者と鑑賞者の双方の視点が交錯して、五条くんは精神的に目眩を起こしてしまったのではないか。。。

なので、多分、まりんが五条くんのことを心配していることと、実際に、五条くんが戸惑ったことのあいだには、実は結構溝がある。

そのあたりの違いを上手く言語化してまりんに説明して理解してもらえないと、今回の、のんちゃんの反省の弁にあったように、何年ものあいだ、まりんはまりんで、自分の落ち度をずっと抱え込んでしまう・・・ような感じになってしまうのかもしれない。

そういう意味では、まりん、ハニエル、そして、のんちゃんの3人が、五条くんの頭の中で重なり合うように感じる日々が、しばらく続くのだろうなぁ。

そうなると、そのあたりの、ハニエルのいかんともしがたい存在感については、作者である漫画家や彼の意図を理解している(と思っている)編集者の人たちがやってきて、ハニエルの真髄について語る、なんてことになるのかもしれない。

いずれにせよ、結構、「創作とはなにか?」「なぜ創作に惹かれるのか?」という、結構ややこしい問いが、物語の背後でメタなテーマとして続いていきそうな気がしてきた。

そういう意味ではかなり面白くなってきたのだけれど、とはいえ、月間連載だと進行が遅いのがやっぱり辛い。

なんとかならないかなぁ。。。

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その着せ替え人形は恋をする 第105話 感想: 完全に曇っている五条くんを立ち直らせるのは、まりんか、それとものんちゃんか?

2024-07-06 22:54:23 | ビスク・ドール
前回、幼馴染ののんちゃんが登場して、五条くんと巡って、まりんとのんちゃんによる争奪戦?が始まりそうな雰囲気が高まったものの。。。。

うーん、やっぱり、五条くんは完全に、自分がいま、どこにいるのか、何をしようとしているのか、何をしたいのか? 完全にわからくなってしまっているね。

要するに、人生の迷子。

自分の進路を自分で見えなくさせてしまっている。

最後のコマを見ると、さしあたって、最初に五条くんをこの窮地から抜け出させるための一言をかけるのは、のんちゃんのようにも思うけど、どうなるのだろう?

まぁ、物語構成的には、次回のんちゃんとの対話で、そもそも五条くんがどうして雛人形に魅せられたのか、その原点を問い直すことで、初心を取りもどす、という、う麗しい流れになるとは思うのだけど。

ただ、それだと、窮地から救ったのが、まりんではなくのんちゃんになるので、まりんはまりんで、自分自身の五条くんに感じている負債を返すことができなくて、こちらはこちらで、しばらくこじらせそうな気がする。

まぁ、まりんと五条くんの場合は、クラスメイトが間に入って仲裁する流れになるのだと、まずは思いたいけど。

ともあれ、五条くんとまりんが、再びコスプレの王者の道?を目指すには、まだまだ越えなきゃいけないメンタルの壁が続きそう。。。

しかし、まさか、五条くんの悩みを聞いて、ともかく第一歩を踏み出させる役が、コプスレづくりで通った布屋?さんの宇佐美さんになるとはね。

でもまぁ、宇佐美さんの場合、結局、形を少し違えど、自分がやリたいと思っていたことに軌道修正したことで、幸せな気持ちで過ごせている、というのは、やっぱり五条くんにとって救いになったのだと思う。

だって、のんちゃんとの対話で雛人形づくりへの興味という原点を確認しても、そこから、コスプレ衣装作りという横滑りもありえる、ということを示唆しているから。

なにも初心に固執することだけが人生ではない、というのがいい。

多分、同じことは、まりんにもいえて、このままぼんやりと読者モデルを続けるのか、それともプロのコスプレイヤーへとジョブチェンジするのか?

いずれにせよ、五条くんもまりんも、さしあたって「プロ」としてやっていくことの厳しさを「コスプレ道?」で経験していく、という流れかね?

ということで、しばらくはやっぱりこの物語からは目が離せない。

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その着せ替え人形は恋をする 第104話 感想: この五条くんとまりんの間に立ち込める「暗雲」は、やっぱり「ハニエル」の呪いなのだろうか???

2024-06-23 09:40:45 | ビスク・ドール
五条くんに、雛人形を男の子が気に入っていて「気持ち悪い!」って言って消えた「のんちゃん」。

本名はどうやら、「青柳のばら(野薔薇?)」というらしい。

のんちゃんにしても、まりんにしても、五条くんの夢をないがしろにしている、という事実に苛まされることになってしまった。

のんちゃんは子どものときに、あの発言を五条くんに向けて言ったときから。

まりんは、五条くんにコスプレ衣装をつくってくれ、とねだったときから。

うーん、これは、回り回って、まりんとのんちゃんの接近、友人化もあり得る流れ?

単純に、幼馴染vs彼女、みたいな、陳腐な対決構図に収まりそうにない。

収まるにはともに、五条くんに仕向けた負債が大きすぎる、という認識だから。

のんちゃんはたんに「ぱぐもぐ」(なんかアニメ?)を通じて、両親をなくした五条くんをなんとか慰めたかっただけだったのだけど、そんな自分の想いがずっと届かないまま、いつのまにか、自分よりもお雛様に「恋した」五条くんにイラッときて、「気持ち悪い!」なんて言ってしまって、そのうえ「大嫌い」宣言までしてしまった。

そりゃ、子どものころからずっと自己嫌悪でも仕方ないよね、のんちゃん。

一方、まりんはまりんで、自分が、五条くんの夢を奪っていた、という事実に気づいてしまった。

雛人形の「頭師(かしらし)」になるには、最低でも、一日3時間の修業が必要なことを知ってしまったから。

まりんが、五条くんの夢を奪っていた、という事実が明らかになっちゃったんだね。

じいちゃんが元気なうちに、雛人形を作れるようになりたい、という五条くんの夢を遠ざけていた。

もちろん、以前の五条くんなら、コスプレ衣装作りも、雛人形づくりの修行の一環になるから平気です、と軽く返事をして終わりだったはずなのだけど。

今の五条くんは、例の「ハニエル」のコスプレ会場での一件以来、まりんとのコミュニケーションがうまくいっていないから、多分このまま平行線をたどって、まりんとの関係も悪循環を辿るはずで。

うーん、これ、どんな罰ゲーム?・・・的な悪路入りなのだけど。。。

問題は、五条くんがおかしくなってしまった理由なのだけど。

単純に、まりんの背中を押しすぎて遠い存在にしてしまったことを悔いているのか?

それとも、それとは別に、自分の雛人形づくりの問題点、なにか「邪なことをしている」みたいな自責の念に囚われてしまったからなのか?

いずれにせよ、五条くんの本心がわからないことにはどうにも前に進まないわけだが。

その本心を問いただすのは、誰になるのか?

まりんも、のんちゃんも、どちらが聞いても、さらに傷口を広げるだけのように思えるけど。

なんか、八方塞がりだなぁ。

その間にも、世間では、ハニエルのコスプレイヤーは誰か、あの衣装を作ったのは誰か、という捜査?が進むだろうから。

遠からず、まりんだけでなく、五条くんのもとにも「追っ手?」の手が届くだろうしなぁ。。。


ということで、事態はドンドン暗い方に転がり込んでいくのだけど。

これ一体どこから、雪解けが始まって、事態を収める方に向かうのだろう?

てか、ちゃんと「好転」するんだよね?

なんか、どんどん、「ハニエル」の呪いのように思えてきたよ。

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