BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法先生ネギま! 346時間目 『発覚?ネギの大本命!!?』

2011-11-30 12:43:37 | UQH/ネギま!
うむ。これはやはり37巻で一応ネギま!終了、というルートでほぼ確定かな。

ここからのまさかの大!逆転的展開wとして唯一期待した、アキラの消失がもたらすであろうミスリーディングも、小太郎たちがあっさり拉致→消失させられたことを考えると、それもどうやらない話になったわけで。

要するに、クラスのみんなが力を併せて、知力と魔法を差し出せば確かにネギらと伍していけるだけの能力をもっている、ということの証明だよね。

このクラス総力・底力は、後日、効いてきそうな気もするけどw でもそれはきっと別の物語だよなー。

多分、千雨と朝倉の指揮の下で、ユエが戦略情報を世界図絵で調査しネギやフェイトの弱点をチェックし、現場の戦術状況判断にはのどかのいどのえにっきで逐次相手の考えをモニターする。その上で、楓+夏美の隠密部隊wが邪魔な人物の先行拉致に努め、ネギの逃走ルートを確定させながら、今回の古菲のように、一人一人、告白タイムを造っていく・・・

あははw ま、いいじゃないか、祭りっぽくて、楽しそうで。

とりあえず、今回の柿崎らの描写を見ると、チア三人組のパクティオは、少なくとも何らかの必然性がある状況にならない限り起こらない、ということだよね。

これは、この先、パクティオの乱発は基本的に起こらない、という読者への情報提示。
で、今回の祭を通じて、クラスメイトの一人一人にネギとの距離感をそれぞれ確認させて、この先、何らかの事件やら出来事やらが起こった時に、ネギの「従者」として自ら相応の覚悟と自信をもって参加するかどうかを、明らかにしていくイベントなんだろうな。

要するに、一種の通過儀礼。

そうやって、今回柿崎が吐露したような、ここまでなし崩し的に生じたネギとの関係の「クラス内不平等」を一度リセットさせて、後顧の憂いなく、造物主編に向かうための、物語的下地をつくる、ということなのだろうな。

もちろん、魔法抜きのネギが10歳の、いかに非力な少年か、というのも、ある意味で原点回帰的な、物語の出発点を思い出させるような設定で。

ただ、魔族の力を得たはずのネギがあそこまで弱体化するのは意外だったが。
確かに、エヴァの苦労の描写はこれまであったのだけど。
この間あったエヴァとの師弟模擬戦にしても、ネギは術式を発動させないとエヴァと退治できなくて、そのための時間の確保が不可欠、という描写も納得してきた。

多分、人外の化物化してチート全開になったと思わせられたネギの弱点を、それこそ、好きな子は誰か、という心理面wも含めて明らかにするのが、この祭のもう一つのテーマなのだろう。

そうやって、ネギがあくまでも一種のドーピングで魔法力マックスになっているに過ぎない子供であることを再度確認する。

で、繰り返しになるけど、この先の造物主編に向かう際の、ネギと彼のパーティとの結束力や信頼力を確認していく、ということなのだろう。

ともあれ、一回、ネギの話は、37巻で大団円を迎えるのはほぼ間違い無いだろうな。

それと、確かにネギに気になる人がいる、というのは、物語の内部でも外部でも気になることで、それについてはあれこれ憶測が飛び交うことになるだろうけど、ま、それも祭の一環ということでw

個人的には、クラスメイトには明日菜も含めていなくて、アリカやネカネあたりの母・姉キャラに行くと思うのだけど。。。 だって10歳だしw ネギが求めるのは女性ではなく母性でしょ。

でも、それも裏切ってくれたらちょっと嬉しいけどね。

で、次回も休載か。
去年の年末が魔法世界編ラストの佳境だったことを考えると、やっぱり進行は遅いかな。

来年は、ネギま!2へと飛躍してくれることに期待。

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境界線上のホライゾン 第9話 『高嶺の花』

2011-11-28 20:46:12 | Weblog
ようやくラストスパートに向けたプロローグが終了。
いやー、やっぱりここまでは長かった。
それでも、随分端折ってるんだけどねw

とはいえ、今回の賢姉=喜美のシーンは良かった。
原作だと、そのあたりは先を急いで読んでいたから、あんまり良くわからなくて、むしろ、今回ので、ようやく何が起こっていたかのイメージがわかった、という感じ。

というか、もはやこういう、上から目線の姉キャラをさせたら斎藤千和さんには誰もかなわないね。それにしても凄いな、ぱにぽにのベッキーが、化物語のガハラさんを経て、トンデモない性格声優?になってしまったよw

しかし、幼年時のトーリの拒食症を直すための振る舞いを見てると、喜美ってキャラがどうしたらああいう人物になったのか、気になってくる。

四巻で示された、喜美とトーリの母の素性を考えると、喜美とトーリってもしかしたら姉弟の関係ではないのではないかと思いたくなってくる。なんか、トーリの一番の従者としてあるのが喜美という感じかな。

そもそも、喜美の誰から構わず襲いかかりツッコミを入れ、目的地に向けて一直線に行こうとするところは、実は、物語の本当の主人公ではないかと思ったりして。

その意味で、トーリに何でも突っ込める立場の姉なんだろうな、と。
物語的には、もう一人のトーリ、という感じだよね。
トーリの別人格。

もっとも、これはホライゾンが物語にきちんと絡んでくる2巻以降だとまた様子が変わるわけだけど。とはいえ、ホライゾンは、どちらかというとツッコミ役になるから、やっぱり、トーリに本音ベースで直滑降的に切り込めるのは喜美なんだよね。
もしかしたら、トーリの貴種流離譚って展開もあるのかもしれないが。
それも含めて、四巻の下は楽しみ。

あと、今回、一瞬だけど、トーリとインノケンティウスとの対峙の様子を見入っている里見の一行も描かれていた。ということは、一応、変則2クールの後半では、三巻のさわりぐらいまでは手をつけるのだろうか・・・、とか考えてしまう。

それから、アデーレの場面も、かなりムリクリだけど、いいシーンだったと思う。

これで次回以降は1クールの終わりまでで一巻を完全消化というところだろうけど、それがどれくらい立体的に描かれるのか、楽しみにしたい。結構、大人数が出入りする場面となるので、どれだけテンポよく進めていくかが鍵なのだろうけど。

やっとエンジンが始動した、という感じ。

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ラストエグザイル-銀翼のファム-  第7話 『Weak square』

2011-11-26 16:20:30 | Weblog
ここに来て俄然面白くなってきた。

前作を知らないまま見ていたので、1話とか2話のあたりはポカーンだったわけだけど、ようやくエグザイルとか何となくわかりかけてきたところで、そういう背景とか設定とかとは関係なく、今いるキャラの動きだけで見られるようになってきた。良い感じ。

特に、今回の引きはいいね。

中盤からの二転三転が、最後でも示されてw
今回も楽勝だぜ、しかも空賊仲間もやってきてるし、いける!って感じだったのが、一転して、敵艦隊の待ち伏せにあおい追い詰められるも、ファムの機転とジゼの知恵でその窮地を見事脱し、敵に一泡吹かせたぜ!って思ったところで、まさかの追跡。

おまけに、序盤でタチアナ自身が、戦闘は基本的に物量戦と言ったところで、敵艦隊が襲来、というのが、何とも皮肉で。

こんな具合に物語の構成がうまくまとめられているところに、前回から続く、ジゼのファムに対する微妙な心理の動きも描写されていて、こちらも画面に良い意味で緊張感をもたらしてくれる。

基本的には、ファム、ジゼ、ミリア、の間の微妙な関係の力学なわけだけど。
ジゼがここのところ、ずっと俯き加減の表情をしていることも気になるわけで。
裏返すと、ジゼがミリアをどう受け止めるのか、ということに尽きるわけだけどね。

という具合に、ファム=主人公を巡って、大きなレベルでも小さなレベルでも、葛藤をもなうドラマが動き出しているのはいい。

これに、きっと、前作からの背景やキャラの動きもかぶってくるのだろうから、それもまた物語を動かすのだろうし。

とにかく、良い感じ。
(ギルクラとか見習ってほしいぐらいw)

敵対関係にも各々事情がある感じだし。
あと、随所にきちんと大人が登場するのもいい。
子供だけで事態を動かそうとしないところもいい。

物語もさることながら、意外と画面作りの点でもいいな、と。
飛行という動きがあるせいだけど、遠景・近景の出入りが多い構図とか、そのためにカットイン的な構成もあっていい。あと、意外とCGがうまくマッチしている。

なんというか、映像の方も、一つのシークエンスの中にきちんと力点が置かれていて、それも絵的に心地よい気がする。

このまま良い意味で化けてくれるといいな。
オーソドックスな作りの上で、要所要所で定番を裏切る感じで。

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魔法先生ネギま! 345時間目 追加・補足

2011-11-25 17:24:48 | UQH/ネギま!
ふと思いついたのだが、今回ネギは、

「皆さん、僕・・・一生頑張れます」

とか言ってたよね。

で思ったのだけど、これはもう素直にネギま!の終了を意味すると取ったほうが普通だと思った。

要するに、「魔法先生」ネギま!はこの体育祭で終わり。
それはちょうど37巻で映画を梱包するのとシンクロしていて。

で、多分、半年ぐらい?間を空けて、きっと

魔法「剣士」ネギま!

とかが始まるのだよ、一度仕切り直しをしてw
ドラゴンボールが「Z」になったみたいに。
いや、別にベタに「魔法先生ネギま!2」でもいいんだけどw

そもそも学校の先生をやっていたのも、ネギの魔法の修行のためだったわけで、その意味では、もうネギは十分すぎるくらい修行の成果を得てしまったわけで。
で、それなら、フェイトが魔法先生をやることになったのもわかる。
一応、ネギが麻帆良学園との接点を持ち続けるために有効だから。

それで、今後のネギは、魔法世界と現実世界を繋ぐ橋渡し役が主要な役割になる。その意味では、ゲーデルに誘われて仲間になる、というシナリオに沿ったようなもので。

で、映画のように麻帆良学園を去るにあたり仮契約を廃棄するのかどうかはわからないけど、多分、仮契約は残したままこれ以上仮契約者は増やさない、という方向をはっきりさせるために、麻帆良学園を去る、という流れになるのではないかな。

あと、わからないけど、アルがナギとの契約カードがあったり、龍宮隊長が無効になったカードを持っているように、本契約になってもどうやら一人しか契約できない、ということはないみたいだから(でないと、ラカンがアーティファクトをつかえなくなるし、フェイトガールズもアーティファクトを使えなくなる)。

だから、多分、複数人の本契約も可能なのだと思う。というか、突き詰めると本人の魔法量が多ければ多いほど、契約した従者も多くなる、という方が理にかなっているように思えるし。

今回、高音にああいう行動をさせたのも、物語の節目として、膨らみすぎたキャラを一旦整理するための、棚卸作業と思えばちょうどいい気がしてきた。

あるいは、ネギの魔法バレによるオコジョ化というのもなし崩し的に設定としては無視されていて、このあたりもそろそろ無理が出てきているから。

なので、「魔法先生」のネギま!は37巻をもって終了。

で、装いを新たにして、造物主と対峙しナギを救い、その過程で魔法世界の秘密を、メガロメセンブリアの陰謀や魔族の秘密を明らかにしていく。それを「魔法剣士」のネギま!で行うんじゃないかな。

で半年後くらいに連載を再開する。
その時、作中時間では、5年後とか10年後、とかにするのかもしれない。
で、その5年ないし10年の間に、ネギの魔法世界救済策が失敗して大変なことになった!、どうしてそんなことになったのかだろうか!?、というような掴みで再スタートする。

もしかしたら、掲載誌も変えてくるのかもしれない。
連載開始時のネギま!読者ももう多くは大学生や社会人になっているのだろうから、タイミング的にもリスタートをかけるのにいいのかもしれない。

ま、どんな形でもいいけど、とにかく一度仕切りなおししたほうが、この物語は今後がうまくいくような気がする。もはや謎のフェーズが変わってしまったから。

最後はちづ姉のアーティファクト(←多分「長い葱w」だよね)のお披露目で終わり!ってことでw

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魔法先生ネギま! 345時間目 『ターゲットはネギ先生!』

2011-11-22 16:16:36 | UQH/ネギま!
前回に続いて、うーん・・・・
どう捉えていいか、悩むなぁ。
体育祭の展開、早すぎ!、というか、
全体的に進行を急いでいる気がしてならない。
ということで、引き続き、終了フラグが高まる。

体育祭を通じて、クラスメートが「女の敵・ネギ!」にお灸をすえる、
という展開なんだろうけど、これ誰得なんだろう?

途中であったようにクラスメートの面々にすれば、
ネギは一応態度保留しているから、そのままでいいんじゃない?
ってしたほうが、いい気がする。

展開を急いでいるように感じるのは、物語の自然な流れからこうなってるのではなくて、コミックス37巻に収録されるこのエピソードが、37巻に同梱される(ものもある)映画版・ネギま!とパラレルな展開に無理やりするために半ば強引に物語内時間の進行を調整しているからのような気がするから。

映画がどうやら本契約の相手を一人選ぶ、というシナリオだから、
普通に考えれば、その代案は、誰も選ばない、というもので、
そのためのドタバタ劇が今繰り広げられている、という感じ。

正直なところ、今回は、全然面白くなかった。
上で書いたようなシナリオにそってこつこつと駒を進めてる感じがするから。

それに、フェイトの、今までとうって変わったヘタレぶりもどうもね。
作者自身が二次創作してるみたいで、受け止めに困る。

今回唯一もしかしたら?と思ったのは、アキラのシーン。

ネギに危険を知らせに来て、そのまま姿が消されてしまうわけだけど、
このアキラのシーンが、もしかしたらミスリーディング?と思いたいところ。

前後のコマの流れからすると、この体育祭でのネギへの仕込みのことをアキラが伝えに来たようにも思えるのだけど、果たしてほんとにそうなのか?

アキラだけ、マジで、この体育祭とは別の何か重大な事件の到来のメッセンジャーだったんじゃないのか?

ということに期待したい。

というのも、普通にネギへの仕込みのことを伝えに来たのだとすれば、アキラは今回のいたずらにただ反対した、なんで反対したのか、というとアキラがそれだけネギのことを真剣に考えてるから・・・ということになりそうなのだけど、でも、流れ的にそうなのかなぁ?と思ったりする。

単純にそれだとアキラがあまりにいい子すぎるから。

いや、もちろん、アキラは非常に真っ直ぐなキャラであることはわかってるけど、その真っ直ぐさをこんな形で物語として利用しないように思えるから。

次回や次々回で、ひと通り、魔法を無効化されたネギとクラスメートのバトルもどきwが繰り広げた後に、急転直下の大展開wの仕込みとしてアキラの描写があった、ってことになってほしいなぁ。

というか、それくらいないと、もう物語的に全然前進しないから。

今回のクラスメートの反逆wも、どうにも、今まで溜まりに溜まった、ネギま!のラブコメ成分の負債の返済にしか見えないから。

機会があったら別に書くかもしれないけれど、36巻を読んで思ったのだけど、やっぱり、35巻以降のネギま!の展開は、それ以前と比べてどうにも不自然な気がしてならないんだよね。印象は、上で書いたように、なんだか、巻数にあわせて、無理矢理キャラを動かしている。

36巻で感じたのは、冒頭で挿入された、フェイトと栞の出会いのエピソードとか、進行上、全然関係ない。そもそも、フェイトの回想シーンなのか、ネギがフェイトの記憶を読んだシーンなのか、続いての、ナギとラカンが再登場してフェイトをボコる、意味不明のシーンも含めて、あのあたりの描写は、あってもなくても話が通じてしまうような、不可解なシーンばかり。

これらが、今後の展開で伏線的に生きてくる、と思いたいところだけど、どうもここのところの展開を見ると、そうでもないようで、どうもしっくりこない。

ここのところの学園ラブコメ展開は、もしかしたら、今後、ネギが次の使命?を果たすために一緒に活動するパートナーを間引くための手続きなのかも知れない。

それは今回の、ネギの、どうもこれで麻帆良学園にいるのは最後・・・、みたいな発言とも呼応するのかも知れない。

それにしても、どうにか、話を前に進めてくれないかな。

というか、いくら何でも、ナギ救済などの話が投げっぱなしに過ぎやしないか、と感じるから。

でも、年内は、あと2回か3回だよね。
ここらでガツンと何か動き出してくれないかな。。。

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魔法先生ネギま! 344時間目 『女の敵・ネギ!』

2011-11-16 12:10:55 | UQH/ネギま!
うーん・・・・・
これはやっぱり終了フラグなのかなぁ。
パクティオー、総バレというイベントは。

31名中18名が仮契約済み、ということだけど、
明らかにちづ姉はごまかしているからね。
というか、むしろ、そのことに朝倉であっても気づいていないのが気になる。
(あるいは、逆に、朝倉-ちづ姉の間で、情報漏えいを防止するための秘密契約があるのかもw)
あとは、ザジはどうなのか、とか。
エヴァは、そもそも吸血鬼真祖だとか。
アキラが仮契約していない、というのも驚きだったが・・・。
(こちらも秘密保持契約があるのかもしれないが)

そうすると、もはや31名中20名が魔法世界関係者になるから、
そりゃ、柿崎の言うとおり、流れに乗り遅れている、というか、
単純にハブられてる感じはするよね。

だから、ここで一気にそういうクラス内の情報格差wをなくして、
この先の明日菜問題にクラス一丸となって対処する・・・という展開なのかな。
で、その話と、今さらながらの体育祭と併せて、
ネギ、明日菜、クラスメイト、の関係を一旦リセット的に整理して、
一応、今後の、明日菜、ナギ、その他の問題に当たる・・・のかな。
であれば、連載は続く、ってことになるのだけど。

でもねぇ。それは構図的にちょっと重たいよね。
魔法世界編の人数だけでも、最後の方は動かすのに苦労していたし。
アリアドネの面々も加えると、クラス全体と大して変わらない。
そうするとどうしてもキャラが動かしにくくなるから、勢いバトルのような、
わかりやすい相対で引っ張ることになる。
つまり、書割的な展開に陥ってしまう。。。

そんな風に思ってしまうのは、今回、長らく失われていたユエの記憶が戻ったわけだけど、その理由が、彼女の無意識による抑圧という説明で、正直、とてもがっかりしたため。
いや、これは脱力した。

魔法世界であれだけのことがあっても記憶が回復しなかった背景には、何らかの力が働いていたからで、裏返すと、ユエが記憶を取り戻すときは、大きな事件が解決した時だと思っていたのだけど、あっさりそういう見込みが外れてしまった。

にしても、ユエ自身の問題だった、という説明か。。。
なんだかねぇ。

この先、ネギま!はホント、どうなるのだろう?

まさかの体育祭突入なので、このままダラダラと学園編が続くのが、魔法世界編終了後のまったりした展開からすると、新展開への仕込みのようにも、大団円に向けた予定調和的手続きにも、どちらにも見えてしまう。

で、そうこう言ってるうちに師走が来てしまって、またもや展開が鈍くなる時期になる。
うーん。

それにしても、今さらながら、明日菜ネタでこんなに引っ張るとは。。。
新たな仕込みを頼むよ。

たとえば、突然、栞が重大秘密を持ってクラスに駆け込んでくるとか・・・
(あ、そういえば栞もネギと借り契約してたんだっけ。彼女の能力は何なのだろう)。

そんな感じの超展開をぼちぼち期待したいところ。

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ギルティクラウン 第5話 『訓練:a preparation』

2011-11-12 12:27:45 | Weblog
やっぱ、これダメだわ。
ご都合主義にもほどがある。
もったいないなー、設定や世界や、多分、問題意識とかはいいのに、
構成や脚本が全然ダメだ。
ネタにしかならないだろ、これじゃ。

いや、綾瀬のいう、車椅子は私の個性、というのはいい。
そのとおりだし、経緯はどうあれ、彼女がそれでがんばろうとする姿はいい。

けれども、集がその綾瀬の訓練を突破するにあたって、
ヴォイド発動、ってのはどうなのだろう?
それは個性なのか?
それでいいなら、そもそも訓練なんかいらない。

個々人が限界状況でサバイバルするだけならそれもありだろう。
能力の有無だけが決定的な違い、ということでいい。
けれども、一応は葬儀社という集団の一員になるわけで、
そのための通過儀礼としての綾瀬の特訓?だったわけだよね。
それを、もとからあったヴォイドでヒャッホー!って感じで突破したら、
そもそも訓練なんかいらない。
というか、普通はこれ、反則というか、カンニングでしょ。
で、そうして、いわばズルして綾瀬を突破した集を迎え入れる葬儀社の面々って・・・

なんだろうな。
前にあった、京大かどこかの入試でケータイ使って答えを聞いた、
というのと大して変わらないんじゃない?
いくら何でも集を甘やかし過ぎなんじゃないのか?
というか、主人公にとって、ご都合主義的に過ぎるのでは?

今回、いのりが涯の命令で集に近づいていた、ということが明かされて、
集、カワイソー、ってことに一瞬なったところで、
捨てる神あれば拾う神ありよろしく、綾瀬らが登場、ということなのかね。
いわば、綾瀬は姉キャラ扱いってことで。

そのご都合主義の上に、衛星砲?で涯を殺害?ってことだから、
もう何がなんだか。。。

というか、何がしたいんだろうね、この物語は。。。

集が桜満博士の息子とかいう(これもガンダムとかエヴァみたいなw)設定で、
例のウィルスというかゲノム操作の元と絡んでるっぽいとか、
どうも涯やいおりが、その研究の被験者っぽかった、とか、
それらは、時折、挟み込まれる集のフラッシュバックで示されるわけで、
どこかで、そうした過去話に一気に行くのだろう。
だから、それまでは、いろいろなことは表向き明確にせず進む、ってことなのだろうけど。

それならそれで、話の持ってきようもあるだろう。

2クールって話だけど、むしろ1クールで直球でやったほうがよかったんじゃないか?と思うようなグダグダな序盤。といっても、もう5話だからね。

中盤でひっくり返すにしても、もうちょっと当座の間の物語の方向を明らかにしてもいいと思う。
多分、そのあたりがあまりに不明瞭なまま構成をしているから、なんとなく集を巡る人間関係で話を繋いでいる感は否めない。

というか、ぼちぼち、この話は撤退時かな。
5話でこれだから、今後劇的な変化は見込めないとすると、書いても否定的なことしかかけないような気がしてきたから。

全く、がっかりだ。

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ギルティクラウン 第4話 『浮動 flux』

2011-11-09 16:42:12 | Weblog
なるほどね、今回の話でこの作品のキーワードがわかった。
それは「ヴォイド=虚無=からっぽ」ってこと。

主人公は空っぽ。
何も自分で考えようとしない、周囲の環境と人間関係の流れにただ流されるだけ。
なんたって、彼の武器は、周りの人から引き出しているだけ。
要するに、まわりに人の網がない限り、徹底的に何も出来ない。

自分で何も決めない。
ガイに来いと言われたらあたかも自分で決めたような面をしてついていく。
しかも、与えられた発振器を携えたまま。
最悪だな、この付和雷同キャラ。胸糞悪い。

その空っぽさは、確かに現代風なのかもしれないけれど、
そんなんで物語として面白いのだろうか。

結局、この物語は、日本の過去のアニメのコラージュでしかない。
もう情けないくらい、ただの張り合わせ。
今回の話だって、要するに、ガンダムのアムロでしょ。
結局、僕が一番うまく(ヴォイドを)使えるんだ!・・・ってね。

最悪だな。全く。

ガイのほうだって、集が捕まって、きどけんじからヴォイドを引き出せるから、逆に救済に向かったってことなんだけどね。

あとは、GHQによる占領をもたらした、例の菌だって、生物兵器臭さがプンプンする。

ヴォイド=重力操作の能力を持つ、とか、いくら何でも無茶苦茶だろ。

個々のアイデアを見れば確かに興味深いものは多い。
よく言われるように、確かに作画も悪くない。いや、多分いい方だろう。
でも、この気持ち悪さって何だろう。

今のところは序盤だから、まだまだ物語の背景説明が優先で、その情報提供の流れの中で、キャラを動かし、セリフを吐かせています、ということなのかもしれない。それにしても、構成、脚本、がもう少し頑張らないといけないんじゃないかな、これは。

こんなにあっけらかんと、見た目だけ過去作品を(オマージュもなく)コラージュするのも凄いとは思うけどね。

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魔法先生ネギま! 343時間目 『永遠の別れ』

2011-11-02 15:31:13 | UQH/ネギま!
うーん。
またぞろ、終了フラグか、これ?

明日菜の百年眠りは予想の範囲内だったし。
それ以上の情報はほとんどない。

エヴァ、ネギ、明日菜、の戦いも、なんだかもはや神々の戦い的領域で、マジで他のものが手を出せるレベルを越えてるし。

で、この三人のチートぶりと、明日菜の永眠(100年)、から想像されるのは二つ。

一つは、もうこのチートさについていける人たちはほとんどいなくて、ここから先は、ネギま!といえども、バケモノ化した人々たちの頂上対決だけが続くような世界。
で、普通人は完全なる置いてきぼりを食う展開。
ドラゴンボールで、スーパーサイヤ人以降、ヤムチャが戦線離脱したのに近い感じ。
もう、スーパーサイヤ人とかナメック星人とか、とにかく宇宙規模のバカらしい力を持った人たちだけが主たる登場人物となっていく展開。

この展開は、正直いって全然ネギま!らしくなくて嫌だけど、物語の根幹がこれだけややこしくなって、かつ、相応の実力者しか立ち入れない世界になってしまうと、仕方ないかなぁ、とも思う。

で、これだと、多分、ネギの本契約は明日菜に決定で、じゃ、みんなバイバイ、って言って終わりになる。ナギ救出の話はあるものの、明日菜抜きということになる。

そうなんだよね、ナギ=囚われの造物主、があるから、まさか、明日菜に再度、囚われの姫をやれ、ということになると思っていなかったんだけど。さすがに、二正面作戦で救出はしないよね。

もちろん、この明日菜問題は、アルが訳知り顔で説明していることから想像するに、以前の、アスナ姫を救出するときから多分わかっていたことなのだろう。だから、全然新しい話ではない。

なので、これを覆すような展開はもちろん想像できるのだけど、さてどうなるのか。

で、その覆す方向とも絡むのが、2つ目の、

百年後?、そんなのタイムマシンで解決できちゃうじゃん!

という展開。そう、ネギま!世界にはタイムマシンは既出なのだったw

ということで強引に超再登場フラグがでてきて、よくわからないけど、百年後まで行って何とかする、という展開になる。要するに、一種のシュタゲ的展開w

とはいえ、百年後に行って明日菜に会う、という話になってもなぁ。。。
今一つ、盛り上がらない。

もしかして、ネギま!、今、作者スランプ的な迷走状態にあるのか?とも思えてくる。

ま、それは、結局のところ、魔法世界救済策の全貌がまだ説明されていないからなのだけど。部分的な情報しか作中で開示されていないから、今一つ、物語の向かう先が見えない。で、勢い、連載終了か?ということと秤にかけて想像してしまう。

実際どうなんだろう。

魔法世界救済
ナギ救出(バトル)

という当面の謎というか目的に加えて、魔法、魔族、メガロメセンブリア、超、未来、火星、・・・、等の謎が控えている。

そろそろ、これらがどんな順序で解明されていきそうなのか、ということに応える鍵が欲しいところ。

なんか、ダラダラだよね、ここのところの展開。

今回のも、ネギとエヴァが結構イイ勝負するようになったことを描いたように思うけど、その作中内事実が今後、どう生きているのか、どう使われそうなのか、見えない。

そろそそ、焦らすのはやめて欲しい。
この先の展望が欲しい。

というか、もう少し、ネギの本音を彼の口から語らせるような場面を作ってくれることを希望するかな。

いや、いきがかり上、魔法世界を救わなくちゃいけなくなったわけだけど、ネギと明日菜の代償は、やっぱり重い。だから、刹那のように、そんなの放り出して逃げだそう、というのは至極ごもっとも。

今回の刹那は読者の声代表だよね。

とりわけ、ネギは、ナギに会う、という目標をどうしてしまったのか、もよくわからない。

このあたり、なぜ、魔法世界を救済するのにそこまで自分自身を犠牲にするのか、という問いに対する答えとなるような発言を、ネギや明日菜から聞きたい。

今後の物語は、そこから始まる、という感じ。

なんにせよ、いい加減、もやもや感が鬱陶しいので、話の矛先をそろそろ明らかにして欲しい。

・・・って、来週、また休載なんだよね。
なんだかなぁ。

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