BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン 全12話 感想: ホント、ここから物語の本番が始まるんだよねーw

2022-04-01 21:59:12 | ありふれ
第12話の感想でも書いた通り、実はここまで来てようやく、物語が本格的に始まる、って段階なんだよね。

香織がノイント化することで、ハジメ一行は、これで全員が「人外」になって、パーティ・バランスがとれることになった。パーティメンバーどうしの連携も、どんどん阿吽の呼吸で進むようになるから、ストーリーの流れが加速する。

リリィが本格的にハジメたちに関わってくることで、この世界での国家間、部族間の関係性がクリアになっていく。その配置に、良くも悪くも、ハジメ一行も組み込まれていく。要は、縁が増えていく、ということ。

雫たちが随伴者となることで、物語の要所要所で、ハジメが狙った通り「肉壁おとり役w」になってくれるので、物語に起伏ができる。モブが常駐してくれると、ハジメたちの凄さも際立つ。

・・・という具合に、全体的に話に広がりが生まれるんだよね。

とりあえずメインとなるキャラは、今回の第2期まででほぼ出揃ったので、あとはサブキャラやゲストキャラが都度、出てくる感じで、しかも、そうしたゲストが同時に新しい物語も引き連れてきてくれるから、読む方の心構えもしやすくて、サクサク読めるようになる。

ちなみに、雫もリリィも、最終的には正式にハジメ一行に組み込まれることになる。特に、雫は、あのツッコミ属性、面倒見よい属性、乙女属性で、ちょっとパーティの中で異彩を放つようになるので、実は重要なキャラだったりする。

リリィの方は、お姫様で国のことをケアしないといけないから、ハジメたちとずっと行動をともにする、というわけにもいかないのだけど、それはそれwって感じ。

まぁ、とにかく、この先が面白くなっていくので、ホント、3期、頼むよー、ッテっ感じだなぁw

あとは、第12話の、最終話くらいの作画水準が維持できたら、もっと安心して見られるのだけどね。

全体的に作画力が弱いのが残念なところ。

ざっと2期を見直すと、やっぱり、いろいろなところが省エネだよね。

通してみると目立つのは、構図が真横からのものが意外と多いこと。

その分、紙芝居のように見えるところは多い。

あとは、やっぱりCGの魔物が、そもそもの造形からして、それはないでしょ?って感じるものが多いことで、その結果、魔物が出てくると、画面がむしろギャグになってしまうこと。

いや、だって、魔物が恐ろしくないと、ハジメたちの凄さも伝わらないじゃない。

なんかね、そういうところで、この物語は、とても損をしていると思うんだよね。

マジで、盾の勇者クオリティでやっていたら、もっと人気が出ていたと思うよ。

まぁ、その場合、ティオみたいなネタキャラの扱いが難しくなるけどねw

ということで、まずは、夏に登場する、ミレディ編の過去話に期待、ってところかなぁ。

ストブラ方式でOVAで最後までやる、というのもわかるけど、でも、ファフナーもそうだったように、やっぱりOVAとか映画とかでやると、広がりに欠けるからなぁ。

3期をやるなら、配信込みのテレビ放送でやってほしいところかな。

でもなぁ、異世界モノ、って、ありふれに限らず、中盤以降、合戦になる場面が多いので、単純にカロリー不足で、お粗末な絵になっていくからなぁ。。。

まぁ、最初からそれを見越して、このクオリティに抑えた、ということなのかもしれないけれど。
でも、この先は、やっぱり面白いので、頑張って欲しい。

てか、エヒトとの最終決戦までやってほしいよ。

隕石落としの攻撃場面を見てみたいし、

やっぱり、遠藤が深淵卿になるところも見てみたいよねw

ということで、よろしく!

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ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン 第12話 『新たな旅立ち』 感想

2022-04-01 01:17:14 | ありふれ
映像的にはどうなるかと心配してたのだけど、香織のノイント化って、意外と普通だったw

でも、これでようやく香織が戦力外通告の危機から逃れることができて、ユエたちともバランスの取れたパーティになっていくから。

ほんとに、俺たちの戦いはこれからだ! なんだよなw

ここから先は、ハウリアやら帝国やら、キャラ的には面白い奴らが多くなるから、ホント、続きやってほしいなぁ。

・・・って思ってたらOVAなの?

・・・って見てみてら、でも、どうやらミレディたちの「ゼロ」の方の話を並行して進めるみたい。

でも、だったらきっと3期があるな。

大迷宮攻略はまだ複数あるし、最後はエヒトとの決戦もあるから、

3期で、最終決戦前までやって、

4期で、対エヒトの大決戦をやる感じかな。

3期からはできれば分割でもいいから2クールにして、巻きを入れてほしいかなぁw

実は物語的には、エヒト戦終了後の「アフター」のほうが面白いので、そちらにまで手を付けてほしいのだけどw

アフターに慣れてしまうと、今回の最終回の場面でもミュウがいないのにすごく違和感を覚えるので。

ホント、先まで進めてほしい。

でもまぁ、とりあえずは3期で。

そこからは、雫とリリィも活躍するからね。

で、あとは、ユエ、シア、ティオ、香織の4人が、それぞれキャラを立てて活躍するようになるから、キャラ小説としても面白くなるし。

まぁ、だんだん、香織が残念な方の人であることも判明するしw

意外とティアが一番の常識人であることも判明していくしw


ということで、3期は是非ともよろしく!

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ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン 第11話 『裏切り』 感想

2022-03-25 00:58:34 | ありふれ
いやー、ようやくここまで来たかぁ。

香織が檜山に殺されたときはどうなるかと思ったけど、その前に、ティオと愛ちゃん先生が魂魄魔法を極めていてマジでよかった。

で、香織がどういう感じで助かるか、については、次回のお楽しみで!ってことでw

最初にそれ聞いたときはびっくりしたけどw

映像で実際に動かしたらどんな感じになるのか、楽しみではあるw

絵面がどうなるか。

ハジメ・パーティのイメージもちょっと変わるかもw

とはいえ、アニメだと各キャラの内面描写がごっそりなくなるので、ちょっと心情を想像するのが難しいのも確かで。

多分、この2期については、実は、香織と愛子が成長するヒロインだったはずなのだけど、わかりにくいよねー。

あと、今回の最後のところで、ハジメが雫に活を入れていたのも、後々効いてくるところのはずなのだけど、それもわかりにくい。

難しいなぁ。

あ、でも、今回、わりと園部が動いていたのはよかった。

あと遠藤も。

彼ら視点で見たとき、ハジメの降臨はどう映っていたのか、結構気になるんだけどな。

それも内面描写がないから、淡白になっちゃうよなぁ。

ともあれ、ようやく檜山が消えてくれてホッとした。

てか、あんだけヒュペリオンで魔物を一掃してたら、ついでに檜山も焼き消されてるよなw ザマァw

そのヒュペリオンでびびってすごすごと退散するフリードに対しては、確かにシアやユエのようにバカにしてやりたくもなる。

ということで、ちょっと盛り上がりに欠けたけど、わりと重要なターニングポイントイベントは消化した感じw

しかし、あの描写だとリリィは、ヒュペリオンの猛攻を目にしてないと思うのだけどどうなのだろう???

さすがにあの轟音に意識は戻っていたのかな?

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ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン 第10話 『神の使徒』 感想

2022-03-18 10:49:39 | ありふれ
もりあがってきたねー。

でも、まさか、モブの恵里が裏で糸を引いていたなんて思わないよねぇw

原作を読んだとき、ここは驚くというよりも笑ったところw

お前誰だよ、って。

まぁ、清水の闇落ちの例もあるから、クラスメイトの中から造反組がでてきてもおかしくはないし。

まぁ、進撃で言えば、ライナーやアニの裏切りに直面したエレンたちのようなものだしw

それにしても恵里の中ボス化の理由が、光輝の独占だからねぇw

ハジメの厨二趣味も大概だけど、結局、恵里にしても檜山にしても、青少年の恋の悩みで闇落ちするのだから、このクラス、問題ありすぎなんだよなぁw

そりゃあ、愛ちゃん先生がこの先、あれこれ葛藤してもしかたない。

まぁ、その愛ちゃんも、すでに魔王wの毒牙にかかっているわけだけどw

ともあれ、ノイントも登場したし、ようやく本編がスタートしたって感じ。

やっぱりここまで第1期でやらないとまったく面白みにかける。

というか、ハジメたちの行動原理が不鮮明なままだと、ただの異世界サバイバル日記や異世界ハーレム日誌にしかならないしw

これで、ようやく本番開始w

ということで3期、やらないかなぁ。

せっかくリリィも出てきたのだから、首狩族w化したハウリアを含めて、帝国編もやってほしいのだけどw

雫も、数少ないハジメのツッコミ役として始動するしw

しかし、今回のを見て思ったのは、あー、まだ遠藤は卿wになっていないから、この段階では簡単にやられちゃうんだなぁ、とか、園部もこの時点では準モブ扱いなんだなぁ、と。

物語が進むと、キャラ立ちした準レギュラーも増えていくので、ホント、ここから先が面白くなるところなのだから、続きをやってほしいよなぁ。

ユエ、シア、ティオ、の初期メンバーに、ここから先、香織が本格参戦して、それに、愛子、雫、リリィがついていく感じになるからw

彼女たちの攻略も含めて、でも、物語はちゃんと神との戦いに向かっていくからw

あと、さっき、遠藤と園部のことに触れたけど、この先、光輝も今まで以上にやらかしてくれて、ちゃんとヘイトを集めていくことになるから。

そのあたりの人間模様も、普通によくできているのでw

ということで、次回、どこまでやるのかな?

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ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン 第9話 『王都侵攻』 感想

2022-03-11 17:40:41 | ありふれ
ようやく物語が動き始めた、って感じ。

しかし、ハジメのことでキレたユエ様wとシアが、ひたすら悪役ズラで無双するのって、この頃からだったんだなw

まぁ、ようやく魔神族とか天使とか、敵らしい敵が現れたからなんだけど。

にしても、そういうガチな対決シーンが始まると、どうにもこの作品、画面がしょぼくなるなぁ。

魔獣とか、何だよ、アレ?って思うくらい、恐ろしくないしw

しかも、CGで適当に作ったものばかりだしw

普通に手書きで魔獣も描いていたら、もう少しは見れるものになっていたのだろうけど。

なんていうか、緊迫感がゼロなんだよぁ、あのCG魔獣w

「ありふれ」が「盾の勇者」の画力でやっていたら、もっと盛り上がっていたと思うのだけどなぁ。

ハジメのノイント戦とか、今回のユエをシアの空中戦とか。

ありふれ、って、確かに理不尽なまでにハジメ無双でハジメハーレムの話だから、それでバカにしたくなるのはわかるのだけど、でも、思っていた以上にハジメたちって苦戦を強いられるので、お兄様とか五条先生みたいに、圧倒的無双、というわけでもないんだよね。

物語の進め方じたいは、意外とコテコテの昭和テイストなんだよね。

なんかそういう隠れた良さが、このペラペラな感じの画風だと、なんかちょっと伝わってこないんだよなぁ。

あと、背景の音楽もチープw

もうちょっとなんとかならないものだろうか。

トータルで言うと、むしろ1期のときよりもクオリティが下がっているように思うのだけど。

いやまぁ、動けばいいんだよ、というレベルはさすがに超えていることは認めるけどさ。

なんかねー、もったいないんだよねー。

ともあれ、これ以降は、多分、最終回までずっと戦闘になるだろうから、普通なら盛り上がってはずなのでw

一応、期待したい。

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ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン 第8話 『不穏な影』 感想

2022-03-04 12:17:42 | ありふれ
おお、ようやくノイントが表に出てきたかー。

ここからようやく神との戦い、という本番が始まるわけで。

てか、そういう意味では、やっぱり第1期で、リゼロとか転スラみたいに2クールの尺をとって、この神との戦いまでスタートしたところまでやっておいてほしかったよなぁ。

なにしろ、ようやく今回、ハジメがリリィの存在に気づいたくらいだからねw

愛子もそうだけどリリィやレミナにしても、結局、ハジメの嫁になる、一応ヒロインなわけだからw、そこまでキャラを全部、登場させてからいったん、幕引きしてほしかったと思うし。

なんか、残念だよなぁ。

ありふれ、の場合は、終盤のエヒトとの最終総力戦が圧倒的に盛り上がるし、そこで、遠藤が深淵卿(笑)にも転じるわけでw

できれば、というよりも、早くそここそ見たいのだけど、しかし、まだまだ攻略すべき「試練」が残っていて、道程は遠いんだよなぁ。

そういう意味では、制作会社ガチャでもちょっとイマイチだったのも惜しい。

印象だけでいえば、盾の勇者よりも、ありふれのほうがギャグもシリアスもほどよくあって面白いと思うのだけど、画力の違いもあって、現実以上に差がついてしまった気がする。

もったいない。

欲を言えば、はやくエヒトを倒して、地球帰還後の世界こそ描いてほしいのだけどねぇw

帰還後の世界は、ベースが「うる星やつら」風でありながら、深淵卿による別ルートも描かれつつ、闇鍋的に面白くなるのに。。。


ともあれ、ノイントも登場したし、ここで造反組のクラスメートが明らかになって、いくつかの決着もつく。

愛子やリリィだけでなく、香織や雫にも転機が訪れるから、それも含めて、大きな世界の物語と、ハジメを真ん中においた人間関係の物語が動き始めるので、面白みが増すんだよね。

ターニングポイントは近い。

ひとつ指摘すべきは、人間関係の物語といったように、単にハジメのハーレムものとして色恋沙汰ばかりが前面にでるわけじゃないんだよね。

意外と、他人との縁、の広がりを大事にしていく展開になるので。

それも含めて、エヒトとの最終決戦まで進めてほしいのだけど。

でも、多分、そのためには、あと最低でも2クール、理想的には3クール必要な気がするから、やっぱり難しいかなぁ。。。

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ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン  第2話 『灼熱の光』 感想

2022-01-21 17:53:31 | ありふれ
サクサクとお話は進んで、最後には、多分ノイントによる光線攻撃にハジメが撃ち抜かれたところで終わった。

しかし、このあたりは、1期が終わった後に読んでいたはずなのだけど、多分、背景描写のイメージがぜんぜん違うからなのだろうけど、すっかり展開を忘れていたw

なので、なんだかんだいって普通に楽しめているw

あ、でも、香織がこの先、ヤンデレのネタキャラになっていくのは知っているし、そのとおり。

あと、今回は香織がダンジョン攻略についていかなかった理由が明確だったからよかかったけど、普通のハジメ一行の一人としてあのマグマの中での龍との戦いに香織も参加していたら、完全に足手まといになってしまって辛かっただろうな。

まぁ、だからこの後、香織には結構過酷な状況が待っているわけけどw


しかし、なんだろうなぁ、なんか、1期のときと比べて全体的に真面目に作りすぎている気がするのだけど。

1期って、なんだかんだいいながら、ハジメをイキったオタクとして突き放す感じの描写がされていて、その分、ハジメの中の人の、下手な演技でも納得がいったのだけど、

つまり、全体的にネタ感のある演出だったのだけど、

2期は作画も含めて、真面目に戦闘シーンとか描いてしまっていて、なんていうか、ハジメのイタさが脱色されてしまっていて、その分、CVの人の下手さが目立ってしまうのが、だんだんツラくなってきたw

周りの、ユエをはじめとした女性キャラたちがみな、1期から2期までのあいだに着実にキャリアを積んで巧くなっているのに対して、ハジメのCVだけが昔のままでちょっとつらい。

なんていうか、彼、芝居の種類が少なすぎだよね。

抑揚や間の取り方も含めて完全にワンパタンで。

新人でももう少しましな人を1期に選んでいたら、よかっただろうに。

完全にハジメのCVが足を引っ張ってるのだが、これ、この先、どうするんだろう。。。

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ありふれた職業で世界最強 2ndシーズン 第1話 『イレギュラー』 感想

2022-01-14 16:45:08 | ありふれ
気がついたら2期が始まっていた。

で、そうか、まだこのシリーズでは香織が合流した直後の話で、これからアンカジ公国のオアシスの話とかから始めなくちゃいけないんだ、・・・、って思ってしまった。

ようやく魔神族のフリードが登場してきたし、

冒頭、ハジメと戦ってたのって、そうか、ノイントかぁ・・・、ってw

これは、本編が終章である「神との戦い」まで、まだ先は長いなぁ、と。

これ、2期ではどこまでやるのだろう?

いきなりリリィのセリフがたくさんあって、はい、この人、リリアーナ姫ですよ!ってアピールがあったから、そうなるとリリィの帝国への政略結婚のところまでやるのかな?

それにしたって、まだまだ先は長いw


いや、なんでそんなことを言っているかというと、だって、1期が終わってから、なろうで本編は読んでしまったし、

いま、なろうの方の連載だと、ハジメ一行は地球に戻ってきて、魔王一家として、世界に恐れられる存在wになっているからw

で、そっちのほうが、シリアスとギャグとパロディのバランスが絶妙にいいんだよねw

なので、早く本編終了後の地球編を見てみたいと思ったのだけど、そう思うと、2期が始まってもまだ、本編の序盤でしかないなぁ、と思ってw

先はガチで長いw

だって、本編がちゃんと始動するのって、雫が合流してからだからね。。。

13話で1シーズンだとすれば、本編終了にはあと最低でも2シーズンは必要だろうから。

転スラやリゼロのように、2クール分で1シーズンだったら良かったんだけどねぇw

ということで、2期が始まったのは良い知らせなのだけど、いかんせん、やってるところがまだここ?って感じで、ちょっと驚いてしまった。


で、どうも2期は制作会社が変わったみたいなのだけど、ちょっとどうかなぁ。

そのせいかもしれないけれど、1期のときのようなしょっぱい作りだけど、でもお話は面白い、という感じがなくなってしまって少し残念。

少なくともOPとEDは、1期のときのほうがよかったかな。

なんか、その1期の雰囲気に寄せようとして、逆に外していると言うか。

あと、ハジメのCVの人、1期のときと変わらないくらい「下手」で、ちょっとどうかと思った。

あのときは新人?だから許せたけど、2年?経って、これってどうよ?と思ってしまった。

これじゃ、フリード役の小西アニキ!に、完全に食われてしまうぞw


ということで、とりあえず次回を待とう。

なにぶんにも、今回はずっと車の中の会話で、しかも説明口調のセリフばかりで、そうとう退屈だったので、次回はもう少しマシになると思うので。

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ありふれた職業で世界最強 ウェブ版全部 感想 ネギま!好きは是非読むべしw

2019-11-05 12:40:02 | ありふれ
結局、「ありふれ」、アフターストーリーまで含めて一通り読んだw
まさか、最後(といってもまだ連載中なんだけど)まで読むとは思わなかったけどw
長かったー。
でも、変なそこらへんの物語よりも面白かったかな。

で、いろいろと感想はあるのだけれど、まずは言わなくちゃいけないのは、
この作者、『ネギま!』が大好きだったんだろうなぁ!、ってことw

ある意味で

私家版『ネギま!』、

ないしは、

『ネギま!』アナザーストーリー

といっていい感じ。
本家の続編であるUQHがとても続編とはいえないグダグダなものになりさがってしまっているだけに一層、『ありふれ』のネギま!スピリット(?)が際立ってしまう。

だって、アフターになると、もうネギま!ネタばっかりだもの。
特に、シアね。
彼女のバグキャラ化のネタは、ネギくんの師匠たるジャック・ラカン。
あったよねー、気合い防御w
身体強化マックス!ってそういう方向かよ!、と思わずツッコみたくなるw
ラカンインパクトやエターナル・ラカン・フィーバーwのオマージュもあるしw

で、シアがラカンなんだって目で見ると、キャラだけでなくプロットまで含めてネギま!っぽく見えてくるから不思議w

ハジメこそ、右目の邪眼がぁ。。。、俺の左腕がぁあ。。。(笑)の、完全な厨二設定なわけだけど、天職は錬成師ってところから、ネタ元はハガレンになるわけだけど、全編に亘る彼の「開発力」や「アイデア力」という点では、それこそ、ラカン戦のときに魔法の「開発力」でラカンの身体能力に挑んで勝利したネギくんとダブって見えてくるわけで。

そう思うと、吸血姫のユエって明らかにネギま!のエヴァ、だよね。
明日奈ではなくエヴァがメインヒロインだった『ネギま!』

そういえば、『ネギま!』も終盤、明日奈が囚われの姫になってしまったし。
それに、物語の終盤が、主人公が囚われの姫の吸収に向かう一方で、世界を賭けた総力戦が行われる、という構図も一緒。

ティオは竜人族って設定からしてネギま!の魔族キャラだし。
香織は、夕映&本屋ちゃんかなぁ。
雫は大河内?
リリィや愛子先生もネタ元探せそうだしw

そうそう、アフターを読むと、優花が千雨にしか見えなくなってくるしw
どちらも、主人公の心根をよく知る愛人気質。
主人公に本命があると知りながら、なんだかんだいいながら、そのバックアップを影で行ってしまう子。
UQHで、実はネギくんが選んだ本命が千雨だった、という結末が示されたりすると、あれもしかして優花も・・・?とか、思いたくなってしまうw
ハウリアではないけど、未来に絶対はない!ので。

ってな具合で、『ありふれ』のネギくんオマージュは結構多い。

異世界を亘るゲートの利用なんて、まんま、超鈴音の渡界機だしね。

そもそも、主人公だけでなくクラス全員を異世界に転移させた、という構図からして、ネギま!っぽい。

というのも、アフターになると、このクラス全体の転移、というのが、サブキャラやモブキャラの格上げしたりするためにも実は役立っていたりして。

遠藤=深淵卿の準主人公への格上げや、
本編では、タダのクズキャラだった勇者(笑)=光輝の更生とか、
ネタに困らなくなるし。

というか、この転移されたクラスが「帰還者」というカテゴリーで呼ばれる、というのが、本編とは全く異なる物語のイメージを喚起させるところも上手い。

「帰還者」が一種のコードネームとして、東洋の異能力集団みたいになり、そこからイギリスのなんちゃってMI6や、バチカンのエクソシストが絡んでくる、という展開になるのだからw

とはいえ、帰還後の地球では、もはやハジメ一行は、文字通りの「魔神」一味として君臨することになるので、下々の等身大の事件になんか関わることができない。だって、関わった瞬間、神のような圧倒的力で解決が図られてしまうから。

そこで、魔王の片腕たるコースケ・E・アビスゲート(笑)のように、さりげなく人類最強、のレベルでまずは細かいお話が進んでいき、いざ大団円!というところで、必要ならハジメ・パーティが参戦して圧勝!ということになる。

で、このコースケの地球での役割を異世界トータスで引き受けているのが、いまだに彼の地に残って勇者(笑)の光輝ということになるわけで。

このあたりのキャスティングは上手いよね、ほんとに。

結果として、神をも圧倒する「魔神」たるハジメたちは、要所要所の異世界物語で登場すれば、忘れていた「無双」を示すことができる。

で、どうやら、異世界については、北欧神話の「世界樹」設定が導入されるようで、多分、あるタイミングで、今度は、地球やトータス、あるいは、アフターになってから登場したトータス以外の異世界も含めて、巨大な話になるのかもしれない。

てか、普通に考えて、ラグナロクwなんだろうな、きっとw
総力戦のレベルが更に膨れ上がるということでw
盛大な祭りになるのだろうw


にしても、前にも書いたように、このお話はもう、ホント、「全部盛り」の超・盛り盛り!

前にも書いたように、本編では、宮﨑駿のジブリ風のボーイ・ミーツ・ガールを愚直にやりながら、アフターストーリーでは、押井守の手になる『うる星やつら』のようなドタバタだが、ちょっとほっこりさせられる日常世界を描いていく。

その日常世界のトリックスターがミュウなわけでw
てか、ミュウは下手すると、物語全体のラスボス的なトリックスターになる可能性もあるけれど。
なんたって、彼女の方が、ハジメとシアを引き寄せたという、超「魅了」の力の持ち主であることがほぼ確定してきているからw

だいたい、アフターストーリーは、本編に対する、著者自らの手による、それぞれのキャラ中心の二次創作なので、そういう意味では、キャラをいじるという点では、もう死角なし!って感じの、モリモリの転がし方。

本編がいわゆる「大戦もの」のカテゴリーの「有事の物語」だとすると、アフターストーリーは、戦争後の「日常」を描く「平時の物語」であり、当然、有事と平時では各キャラクターの個性の評価も変わってしまう。

有事においては、最強かつ最凶の吸血姫であるユエも、平時においてはポンコツになってしまう、という感じw

キャラクター一人ひとりについて書いていったら、正直、キリがないのだけど、平時では、ユエと香織がただのケンカ友だちとなって、どちらもダメさや残念さを競うキャラになったり、シアは家事全般が得意なウサミミ殴殺魔として、むしろユエに代わる大黒柱的キャラになったりする。
忍術・八重樫流による雫の微妙なネタキャラ化なんて、本編のときには想像もつかなかったしw
もちろんダークホースは完全にミュウで、むしろラスボス的貫禄すら漂わせてしまうw

こんな具合に、とにかく、何でもありの世界になってしまう。
だけど、面白いのは、その何でもありが、一応、あー、あり得るかも・・・、と思わせてしまうところね。これも、作者の上手いところ。

しかし、ホント、美味しいところの全部盛りの物語ですごいw
多分、ゼロ年代の漫画やアニメの要素はほとんど盛り込まれている。

ということで、とりあえずは本編を畳むアニメ二期の放送がいつになるかは気になるところ。

でも、それ以上に、作者自身「広げた風呂敷を畳む」と宣言しているウェブ連載がどういう形で決着がつくのか、気になるところ。

といっても、アフターの構成をみると、この物語はいつ終わっても、もはや容易にリブートできるから、文字通りの「終わらないコンテント」になりそうだけど。

その意味で「渡界機」設定は万能だよね。

ということで、ネギま!好きは、ありふれ、楽しめるんじゃないかな。

とりあえずは、ウェブ連載の更新を待つことにする。

だって、この間始まった、魔王&勇者編、なんて、どうやらファンタジーではなくSFを地で行く異世界攻略に挑むみたいだしw

ホント、渡界機設定、万能だよなぁ。

しかし、そう思うと、ネギま!って、全部盛りのモリモリものだったんだね。
今更ながら実感w

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ありふれた職業で世界最強 ウェブ版本編 感想 「これはもう全方位型闇鍋の魅力!」

2019-10-14 18:53:17 | ありふれ
なんか13話があまりにいいところで終わってしまい、結局、気になってしまったので、ウェブ版に手を出してしまった。どうやら書籍版とウェブ版とで基本的なプロットは変わっていないという評判のようなので、まずはこちらでいいかなー、と。

で、なんとなく7章の初めの方を読んでいたら面白くなってしまって、そのまま最終章まで読んでしまったw

なにしろ、最後のエヒト戦のところの、二転三転する展開は、結構前のめりになった。マジで読み応えあったから。

だから、途中、まだ読んでいないところもあるにはあるのだけど、終盤の部分を読みきった印象で、あぁ、これは人気出るの、わかるなー、という感じだった。

だって、これ、基本プロットは、宮﨑アニメ、なんだよ。
特に、最終章は、完全にそれ。
ノリはラピュタw

だって、最終章って、囚われの姫ユエを、一敗地に塗れたハジメが、断固たる意志で奪還に向かう、って展開なのだから。
しかも、最後に、異世界の悪の総帥である「自称・神」のエヒトを倒すところは、ハジメとユエの合わせ技なんだから。
もう、「バルス!」って叫んでるようなものでw

で、しかも、そのユエの救出に向かうところに、それまで出会った縁のある人物たちが、一致団結していく、という展開。
つまり、基本的には、悪人がいない世界ね。

いや、まぁ、もちろん、本気で醜悪な敵もいるのだけど。
でも、大半はハジメ側につく。

で、そうして最後まで読んで、あー、なるほど、と思ったのは、最初のオルクス大迷宮で、ハジメが幽閉されたユエを見つけたところは、あれ、王道中の王道である「ボーイ・ミーツ・ガール」だったんだな、ってこと。
だから、ラピュタであり、ナディアである。
あまりにも冒頭のハジメに対する試練が陰惨すぎたので、気が付きにくかったのだけど。

宮﨑アニメとちがうのは、ハジメという存在が全く健全ではなく、むしろ逆方向の「魔王」の方に振れてしまっていたことで。

つまり、ハジメのキャラ造形は、ルルーシュ的な中二病全開設定だったんだよね。

ただ、ルルーシュには身体的な負荷はあまりかかっていなかったけど、ハジメの場合は、マジで生死の境を歩んだわけで。。。

その意味では、神水を飲みながら魔獣の肉を食らったことで物理的に肉体に変化が生じた、というのが、物語のギミックとしてはうまかった、ってことになる。
メチャクチャな設定なんだけど、でも、その変貌ゆえに、性格の大変化に説得力があった。もっとも性格の変化といっても、実のところ、中二病を「地で行く」ことにしただけともいえるので、普通に見ればただのイタイ奴にすぎないのだけどね。

ということで、このハジメの物語は、とにかく「全方位型闇鍋」なんだよ。
過去の人気作品のいいところをパクりまくり。
でも、あまりにパクリの範囲が全方位すぎて、そこで変な魅力を帯びてしまったってことなのだと思う。

基本プロットは、宮﨑アニメ。
加えて、最後のエヒト戦の部分は、あれ、『ジョジョ3部』のディオと承太郎の決戦のところのオマージュにも見えた。互いに慎重に裏を書こうとするところがね。
ハジメの、ブラフをかませつつも、冷静に手札をきっていくあたりは承太郎そっくりw

主人公のキャラ造形は、コードギアスとハガレン

特に、「錬成」の部分は、ハガレン的痛みを含んでいて。
あと、あまりいうとネタバレになるけど、エヒト戦で切り札になるのが、ハジメの天職である「錬成士」というのは、上手いなぁと思った。
もっとも、彼の強さの秘密が、敵対者の技能や癖を読み込んだ上での適切なアーティファクトの開発力にあった、というところには、思わず、ネギま!のネギ先生を思い出したけどw
だから、ハジメも、ギークに注目が集まったギーク世代の主人公の一人。
その点で非力なオタクキャラが豹変できたのも、知恵が勝敗を決するゲームの時代だから、ってことになる。

で、ハジメを取り巻くクラスメイトたちの配置は、多分、うる星やつらw
特に、本編終了後の「アフター」の話になると、雰囲気は、ホント、うる星やつら、だと思った。勇者(笑)の光輝とか面堂終太郎だなー、とか。

今回、ウェブ版の本編を読んでみて、あれ?と思ったのは、実はクラスメイトたちが、最後まで出張ってきてたところで、それもあって、これ、うる星やつら、だと思ったw

アニメ13話の終わり方だと、てっきりこの先、ハジメたちはクラスメイトとは別ルートの冒険をするのだとばかり思っていたのだけど、意外とそこに香織だけでなく他のクラスメイトも絡んでくる。

まさか勇者(笑)が最後まで絡んでくるとは思わなかったからね。
あんなウザキャラ、早く退場してほしいじゃない。
けれども奴が最後まで天然のウザキャラの地位を維持したことで、最終決戦にハジメと同行するチームに、龍太郎と鈴まで加わることになるのだから。かわりに香織が留守番組になるのだからw

だから、そこまで読んできて、あーこれ、クラスメイトの物語でもあったんだな、と思った次第。

で、その我が道を行くはずのハジメを、結局、神殺しに向かわせるのがユエだった、という展開は、まんま王道の「セカイ系」w
でもそれが、あまり鼻につかないのは、唐突にそれが起こったわけでもなかったから。

その意味では、7つの大迷宮の攻略が物語を転がすためのよいギミックだった。
挑戦者に対する表向きのインセンティブと、攻略後に気付かされる真実のセットの点で。

だって、この攻略過程を通じて、かつて神に反逆した解放者たちの物語、特にミレディたちの物語も語られるのだから。ミレディの無念が最後に晴らされるカタルシスとかね。

ということで、よくできた物語だよ。
というか、既存のよくできた物語のよいところだけこれだけパクって一つの完結した物語にしたところは、割と真剣にすごいと思うな。

まだ、全部読んでないのに書くのもなにかなー、と思ったものの、でも終盤の展開には、素朴に感心したので、先に書いてしまったw

ちなみに、アフター編は、そのよくできた本編を作者自身が個別キャラ小説化していくわけで、これはこれで、容赦がないなぁを思ったw いやいい意味でw

ともあれ、雫がラスボス、というのはなるほど納得だったw

残念なのは、盾くらいのクオリティで映像化されていたらぁな、というところかなぁ。
盾よりも圧倒的に面白いのに。

ということで、また書くだろうな、多分。
とにかく、何でもありな、全方位型の闇鍋としてのウマさかなw

そうそう、終盤になればなるほど、他のヒロインたちのバイプレイヤーとしての魅力が増すわけだけど、なかでもシアの上昇っぷりはすごいw

ていうか、途中から、これシアが影の主人公なんじゃない?と思ったものね。
稀代のトリックスターw
まぁ、ティオもいい味だしてくるんだけどw

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