BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法科高校の劣等生 第26巻 インベージョン編 感想

2018-08-15 12:36:36 | さすおに
ようやくリーナが達也たちに合流したところで終わった前巻。
続く本巻では、待ちに待ったリーナとの共闘が始まるのか・・・

ということで、とりあえず、スペース空けときます。
















































いやー、リーナとの共闘、マジで始まるものとばかり思っていたのだけど、
完全なまでの「表紙サギ」に萎えた。
なんだよ、あの表紙はよー!
って感じだよなぁ。

まぁ、この作者、もとから、思い切り「盛り上げる」のが下手な人だから、
別に、今に始まったものではないのだけれど、
それにしてもなぁ。

ということで、26巻は、マジで、つまらなかった。
ここまで来ると、もはや「禁書目録」と大差ないんじゃない?
それくらい、ひどいねぇ。

だいたいさ、
いきなり冒頭から、聞いたこともないスターズの兵士どうしの戦闘とかに、
数十頁も使ってんじゃねーよ。

こいつら、誰なんだか、全然わかんないし、
まぁ、それぞれ固有の魔法技能があるのはわかるけど、
でも、突き詰めれば、モブ、だろ?
そんな奴らの話を、いつまでもくどくどと書くなよなぁ。

そんなどうでもいいディテールの書き込みばかりしているから、
同じ密度で戦闘中の魔法技能を逐一説明している七草三姉妹や十文字まで、
モブのように見えてきてしまうんだろうが。
ちゃんと、濃淡、使い分けろよ―、と思うぞ。

ホント、この作者、文章、下手だよな。

ついでにいえば、構成もお粗末。

新ソ連や大亜連合の動きまで状況として記すなら、そちらの方の描写なりを、
短くても、断章的でもいいから、途中で適宜挟み込むべきじゃない?
そんなとこまで、全部、地の文で説明することないだろ?
中ソ国境?の戦場の描写だけでいいんだから。

それで、なんか「不穏」な雰囲気だけ、伝えればいいじゃん。
そこでは、特に魔法の動作原理なんかすっとばして、
たとえば、ただ、「閃光があって・・・云々」くらいでいいじゃん。

こうした、複数の場面描写を介した物語の並行的進行、という点だけなら、
禁書目録の作者のほうがよっぽど上手いぞ。
(まぁ、あっちはあっちで、話自体がお粗末だけどw)

というわけで、26巻は、取り立てて盛り上がるところもなく、ホント、つまらなかった。

てかさ、いくら達也の対抗戦力を造るため、とはいえ、光宣をバケモノにしすぎ。
なんか、もう今までの悪役の怨念、全部突っ込みました!みたいな展開には苦笑w
そのうえ、九島閣下まで一蹴してしまうのだから。

さすがに、いろいろと怨念が吹き溜まりそうな、祖父と孫の対決は、きちんと描写しろよな。
あんな、冒頭のスターズのどうでもいい戦闘をくどくど説明して紙幅を費やすくらいなら。
そのかわりに、閣下との魔法戦をちゃんと記せよ。
まったく。
ホント、盛り上げ方が下手にもほどかある。

あとは、いくらスピンオフをやるからといって、黒羽の双子にあんなにページを割く必要もないよね。
それくらいなら、リーナのページ数を増やすところでしょ。

なんだかなー。

達也の2年生編というのが、マジで期待外れの退屈なものだったので、集大成としての3年生編に期待したのだけど、逆に全体のバランスを欠いた変なものになりつつあってがっかり。

多分、一旦、それまでの事件とかキャラに決着をつけずにダラダラと続けてきてるからなんだろうな。
そのくせ、3年生編って、結局のところ、来訪者編のパラサイト頼みになってるし。
本来なら、四葉本家がもっと絡んでくるべきところなんだろうけど、そういうところに全然ページをさかないからなぁ。
ガーディアンとしての水波が、仮に完治しても、もはやガーディアンの役割なんか果たせるはずないのに、何の決定もせずに放置したまんまだもんな。
それだけでなく、むしろ病院に、大切な姫よろしくかくまってるんだから。
あれ、この物語のヒロインって、一応、深雪じゃなかったんだっけ?と思ってしまうよ。

まぁ、深雪が拉致されるなんてシチュが事実上ありえないことだから、もう少し「か弱い」娘を用意するしかなかったんだろうけど。
しかし、それにしても、この状況を四葉本家が放ったらかしなのが意味不明。

加えて、もはや魔装大隊よりも幹比古やレオ、あるいはエリカのほうが頼りになるだけでなく、実際に強いとか、どうよ?
さすがに、軍人や警官の実力が下がり過ぎじゃない?

ということで、次回以降は、当然、スターズには魔装大隊がぶつかるんだよね?
それも、表向きは外交上、できないから達也たちに任せるのかね?
このあたり、ここまでこれだけ作者の右翼的な思想の下で物語展開をさせてきたのだから、きちんと軍人どうしの争いで決着つけてほしいけどね。
頼むから、達也たちを、便利な御庭番衆みたいにはしてほしくないなぁ。

まぁ、その場合のジョーカーは、やっぱりリーナなんだと期待したいけどねー。
しかし、血筋からいって、リーナと九島閣下が語り合う場面も見たかったんだけどね。

ホント、キャラの使い方が雑、というか、下手な作者だよなぁ。
だから、他の作品とか、全然注目されないんだよな、きっと。


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UQ HOLDER! 第151話 『告白します。』

2018-08-09 20:14:40 | UQH/ネギま!
前回で、刀太が造られたこの世界におけるネギの顛末を語る回想回が終わってしまって、さて、これから何やるのかなぁ、と思ってたのだけど、
案の定、
九郎丸の告白回・・・以上!
うん、マジで、それだけ。

中身、なさすぎー
いまさら、ラブコメはどうでもいいかなぁ。

あとは、まぁ、カモくんが再登場していたので、いつかはやるかなぁ、と思っていた、パクティオw

しかし、これも、マジで、いまさら感が強くて。。。

なんか、もう少し、真面目にUQHを回すこと、考えろよー。

ということで、これ以上は、特に書くことないかなぁ。

何ていうか、週刊誌の連載なら、こういう最初から最後まで、単なるツナギ回があってもいいけど、さすがに月刊誌のページ数で、これはきついかなぁ。。。

同じ号の『進撃の巨人』のネームの多さと比べたら、雲泥の差で、違う意味で笑ったw

しかし、パクティオかぁ。。。
なんか、ここまで、ネギま!の設定におんぶにだっこだとなぁ。。。

むしろ、ダーナの修行の方を期待したのだけど。。。

ちなみに、いま、エヴァはどうしちゃってるんだろうね。
あんなハズカシイ回想を皆にバラされて。。。

前回の引きで明らかにされた初期UQHメンバーの活躍のほうが気になって、そちらの方の話までやってくれるのかなぁ、と期待したのだけど。

なんか、刀太の仲間たちの話になると、途端に話のレベルが「お子ちゃま」レベルになってしまって、前回までのネギの苦闘のレベルと全くそぐわない。

まぁ、だから、今回、ネギのことをいろいろ調べよう、ということになったのだろうけど。

でも、それって、ナギを追いかけていたときのネギのプロセスをもう一度やるってことでしょ?
もちろん、刀太なりのアレンジはあるだろうけど。

でも、すでに、雷天大壮とかも発動できちゃうので、その能力と知能のアンバランスが半端無いよなぁ。

ホント、バランス悪いなぁ。
なんか、そろそろ、ラカン的キャラと刀太だけで、超パワーアップとかしないと全然、話のスケールが追いつかないんだけど。。。

そう思うと、マンガにおける学園が舞台、という設定は、便利なんだなぁ、と再認したw

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