ネコヤナギ(猫柳)の冬芽
<ヤナギ科ヤナギ属>
冬芽は灰白色の軟毛が密生し、
帽子状の赤褐色の鱗片に覆われる。
真っ先に出る銀白色の花芽があたたかそうだ。
<俳句歳時記>春
猫柳(ねこやなぎ)
さみしさの一鞭鋭しや猫柳 小林 康治
ぎんねずに朱ケのさばしる猫柳 飯田 蛇笏
とめどなき水のお喋り猫柳 笙鼓 七波
陽を貰ひ風を貰ひて猫柳 長田 真一
ドウダンツツジ(灯台躑躅)の冬芽
<ツツジ科ドウダンツツジ属>
落葉低木。
葉は枝先に輪生状に互生。
紅葉が綺麗だ。
マツチ棒みたいな冬芽が可愛い。
春、若葉の下に壺状の白い花を散形状に吊り下げる。
頂芽は卵形でややとがる。
ハナノキ(花の木)
<カエデ科カエデ属>
落葉高木。
葉は対生し浅く3裂し、
ふちには不揃いな鋸歯がある。
4月頃、
葉が出る前に深紅色の雄花が多数集まる花を咲かせる。
雌雄異株。
紅葉のきれいな樹。
新宿御苑には大きなハナノキがある。