れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カラスムギ(烏麦)

2021-03-14 06:47:12 | 野の花日記

カラスムギ(烏麦)
<イネ科カラスムギ属>
人間の食用にはならず、カラスが食べるからカラスムギだけど、
古い時代に渡来した帰化植物だそうだ。


畑や道端、荒れ地などでよく見られる。
葉は細長く、茎から出た枝に、3個の花の集まりである小穂が、
多数ぶらさがる。


小穂にはノギという長い毛のようなものがある。
ノギはよじれているが、湿ると伸び、乾くとまた元に戻る。


この運動の繰り返しで地中に潜っていく。

      俳句は烏麦の句では無いのだが私の好きな句のひとつ。

      「かぁ」とそれきり千年声を喪う鷹 豊口 陽子

      星空は抱卵の魚のさびしさ     豊口 陽子

コメント
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