れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヨゴレネコノメ(汚猫目)

2021-03-30 05:07:40 | 野の花日記


ヨゴレネコノメ(汚猫目)
<ユキノシタ科ネコノメソウ属>
ハナネコノメは、人気があるけれどヨゴレネコノメは、殆ど気にされていない。
名前も汚れだなんて!考えて名前を付けて欲しかった。
蕾の先に可愛い葯の暗紅色をつける。


低山の沢沿いのやや暗い水湿地に生える多年草。
地味だけれど、会えると嬉しい花です。



茎は高さ10~20センチで、紫色を帯びる。



葉は対生し、卵形または広卵形、表面に汚白色の斑紋がある。
茎の先に小さな花が咲く。

萼片は閉開せず、花弁が無い。雄しべは4個で、葯が暗紅色。


小さな、葯が可愛い。




      おまけヤマネコノメソウ(山猫草)


ヤマネコノメソウ(山猫目草)
<ユキノシタ科ネコノメソウ属>


根生葉は腎円形で長い柄があり、花茎には、1~2枚の茎葉を輪生し、
緑色の花弁のない花を開く。

  おまけのよく似たトウダイグサ(燈台草)
    こちらは野川公園にて。

トウダイグサ(燈台草)
<トウダイグサ科トウダイグサ属>
切ると乳白色の汁が出るが有毒。
茎の先にやや大きめの葉を5枚輪生する。

     俳句は燈台草(燈台草)の季語はあるが、
 (例句がカラー図説の日本大歳時記にも掲載されてないので、
      春炬燵で)春火鉢、春暖炉、炬燵塞ぐ・などとも使う。

     新聞をひろげっぱなし春炬燵  川崎 展宏

        

 

コメント
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