ヨゴレネコノメ(汚猫目)
<ユキノシタ科ネコノメソウ属>
ハナネコノメは、人気があるけれどヨゴレネコノメは、殆ど気にされていない。
名前も汚れだなんて!考えて名前を付けて欲しかった。
蕾の先に可愛い葯の暗紅色をつける。
低山の沢沿いのやや暗い水湿地に生える多年草。
地味だけれど、会えると嬉しい花です。
茎は高さ10~20センチで、紫色を帯びる。
葉は対生し、卵形または広卵形、表面に汚白色の斑紋がある。
茎の先に小さな花が咲く。
萼片は閉開せず、花弁が無い。雄しべは4個で、葯が暗紅色。
小さな、葯が可愛い。
おまけのヤマネコノメソウ(山猫草)
ヤマネコノメソウ(山猫目草)
<ユキノシタ科ネコノメソウ属>
根生葉は腎円形で長い柄があり、花茎には、1~2枚の茎葉を輪生し、
緑色の花弁のない花を開く。
おまけのよく似たトウダイグサ(燈台草)
こちらは野川公園にて。
トウダイグサ(燈台草)
<トウダイグサ科トウダイグサ属>
切ると乳白色の汁が出るが有毒。
茎の先にやや大きめの葉を5枚輪生する。
俳句は燈台草(燈台草)の季語はあるが、
(例句がカラー図説の日本大歳時記にも掲載されてないので、
春炬燵で)春火鉢、春暖炉、炬燵塞ぐ・などとも使う。
新聞をひろげっぱなし春炬燵 川崎 展宏