ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)
<バラ科キイチゴ属>
山地といっても、低山に生える。この色のない季節に、
常緑の葉裏に赤いつぶ粒の実を見つけるのは愉しいことだ。
茎は蔓状に地を這い、小さな棘がある。常緑小低木。
葉は長さ5~8センチの卵状で先が尖る。
ふちは3~5浅裂し、細かい歯牙状の鋸歯がある。
春に白い花を数個開く。花弁は5個で萼片の縁と内側に
白い毛が密生する。
果実は球形で赤く熟し、食べられる。
ミヤマフユイチゴのつぶつぶが落ちた痕。
休憩
キジョラン(鬼女蘭)の葉に空いた丸い穴は、
アサギマダラが食べた痕(食痕)なので、
幼虫を探しながら、何度葉裏を返して調べた事か!
そうしてやつと出会えた、下はアサギマダラの幼虫です。
★昆虫コーナー
アサギマダラの幼虫
1センチほどの小さな幼虫なので、1齢ぐらいかな。
☆彡まるで恋人に出会えた心境でした。
食べた穴が沢山ある方がいる確率が高いのかもしれません。
これは、2年前の4センチほどになったアサギマダラの幼虫。
これが最後で、その後出かけて行ってみたが、もう見つからなかった。
もしかしたら?アサギマダラの脱皮痕かな?
帰りの長い道のりも気にならないほどの嬉しい愉しい
高尾山でした。
俳句は季語霜柱
ゆくゆくは凭れてみたし霜柱 柿本 多映
<勝手に感想> ゆくゆくと言うのだから・・
いつかは?死んだなら?凭れてみたい・・な霜柱にかな?。