▲オオアマナ(大甘菜)
<キジカクシ科オオアマナ属>
帰化植物で、小さな球根をたくさん作り、増えてゆく。
本当は、あまり好きな花ではなかった。
別名の「ベツレヘムの星」と言う名前が気に入ってから、
好きになってしまった花です。
花は、直径2,5センチ程度で、花弁状の花被片は6枚。
雄しべの根元は扁平で、6個合わせるとまるで王冠のよう形になる。
高さ20センチほどの花茎から枝分かれした長い花茎は、地面に水平に伸びる。
種子はできないことが多い。
▲ヒメフウロ(姫風露)
<フウロソウ科フウロソウ属>
実は今、我が家のあちこちで咲いている。
図鑑などでは、限定された地域に咲くようなことが書かれているが、
わが家では、どこにでも生えてきています。
茎は直立し、草丈は20~40センチ。
茎や葉には細かい毛が見られる。
葉は質が薄く3~5裂する。
茎の頂に、径1,5センチ程度で、桃色の花を咲かせる。
▲アメリカフウロ(亜米利加風露)
<フウロソウ科フウロソウ属>
昭和の初期に渡来。
現在では道端などによく見られる。
茎はよく枝分かれし、基部ははつて、先端が斜めに立つたり、
他のものに寄りかかりながら高さ10~60センチになる。
▲ホウチャクソウ(宝鐸草)
<イヌサフラン科ホウチャクソウ属>
宝鐸(ほうちゃく)とは、寺の軒に吊り下げて飾る大型の風鈴のこと。
下を向いて咲く花を宝鐸(ほうちゃく)に見立てたのが花の名の由来。
筒状の花が下を向いて花被片が解れ、枝先に咲く。
枝先に咲く花数は1~3個。
▲キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)
▲ヤマシャクヤク(山芍薬)
<キンポウゲ科ボタン属>
この日は雨が降っていて花が咲かなかったので、
また次回に取り上げるつもりです。
▲ムシトリナデシコ(虫捕撫子)
<ナデシコ科マンテマ属>
茎に粘液があり、それで虫を捕ると思われたのが名前の由来。
枝から分泌する粘液に、小さな虫がついていることがある。
江戸時代に観賞用として渡来した帰化植物。
葉の基部は茎を抱く、卵形の葉は対生する。
▲スミレ(菫)
<スミレ科スミレ属>
花は濃紫色が多い。
葉は濃緑色で披針形。葉柄に翼がある。
※昆虫コーナー
わが家の庭に遊びに来た美しいヤマトシジミ
《俳句鑑賞は夏の季語揚羽蝶(あげはちょう)》
夏蝶(なつちょう)・梅雨の蝶(つゆのちょう)・黒揚羽などと使う。
画像は関係ないけれど藤(藤)の花
ゆふぐれは鱗凝らしてゐる揚羽 柿本 多映