ニリンソウ（二輪草）

＜キンポウゲ科イチリンソウ属＞
山麓の林の縁や林内、竹林、土手などに生える多年草。



1本の茎に2輪の花が咲くのが名前の由来なのだが、
1～4輪咲くものがある。
花の直径は、１,5～２,5センチ。
一つの株の複数の花の開花には時間差があり、
同時に咲くことは少ない。

 

 

白い花びら状のものは花弁では無く萼片で、
5枚のものが多いが7枚のものもある。

 

花の裏側は薄紅紫色になることがある。

根から生える葉には葉柄があるが、
茎から生える葉には葉柄が無い。

葉の表面には白斑が入ることが多い。
草丈は15～25センチ。

 

＜よく似た花にイチリンソウがある。＞

イチリンソウ（一輪草）
1本の茎に1輪咲くのでこの名がある。
葉は細かく深く切れ込んで3枚輪生する。

花裏などに淡い紅紫のものがある。

 

他にアズマイチゲ（東一毛）

 

以前、群馬に行った時、

早春の陽だまりの土手に見つけた青い色の花のキクザキイチゲ

 

その後、
私はこんなきれいなキクザキイチゲの花色に出会ったことがありません。