ジュズダマ
<イネ科ジュズダマ属>
水辺に生える多年草。
幅の広い葉を多くつけ、
上部の葉のわきから多数の花穂を立てる。
堅くて艶のある苞鞘(ほうしょう)の中に、
小穂(雌性)があり、その先に2~3個の小穂(雄性)が垂れ下がる。
雄性小穂は早く脱落する。
<俳句歳時記>秋
数珠玉(じゅずだま)
<すずこ・ずず玉・とうむぎ>
じゅず玉は今も星色農馬絶ゆ 北原 志満子
言えば淋しき川ありここにも草数珠の 鮫島 康子
数珠玉や歩いて行けば日暮れあり 森 澄雄
数珠玉の数珠つなぎつつ子が眠し 上野さち子
数珠玉やちいさく乾く母のもの 古賀まり子